Netflix韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第4話:希望の光をさがして

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ダウンは日頃からユチャンと共に卓球の練習に励んでいたが、患者にボロ負けだった。
勝ちたいなら保護士のユンさんに教えてもらえばいいと言う主任。
勤続30年「精神科のすべての道はユンさんに通じる」と言われるほど頼りになる存在なのだ。

そんな中、ある患者が暴れだす。
保護士のユンさんは臆することなく患者と対峙。
額に怪我を負いながらも、暴れる患者を抑え込み、落ち着いてきたら患者の手を握り見守る。
常に患者を思い、患者が怪我をしないように体を張るユンさんの仕事ぶりに、ダウンも感心する。

ダウンはそんなユンさんに卓球を教えてもらうことに。

偏った妄想症状のあるチョン・ハラムという患者が入院してくる。

ゲームの世界に入り込み自分を魔術師を思っているソワンが、ダウン(仲裁者様)に「一緒にドラゴンを捕まえに行きませんか」と誘う。
ダウンのことが一番信頼できるという。
ダウンはなんとか断るが、ソワンはダウンに心を開いているようだ。

患者が危険物や禁止物を持ち込んでいないか、持ち物検査が行われた。
ダウンがハラムのロッカーを見るが何も入っていいない。
検査を終えて退室しようとした時、ハラムはダウンに「お金を返して」と言い出した。
ハラムによると、ダウンが持ち物検査の時に3000万ウォンを盗んだと言う。
次第に興奮して大声でまくしたてるハラムに、ダウンもつい「盗んでない」と言い返してしまった。
泣き出したハラムをユンさんが落ち着かせ、いったん病室に戻した。
ダウンは主任に呼び出され「妄想患者に否定は禁物。ダウンさんは看護師として最悪の対応をした。」と叱られてしまった。
ハラムはその後もしつこくダウンに「お金を返して」とつきまとい怒りをぶつける。
ダウンは細心の注意を払いながら対応する。

ダウンは夜勤の最中、空腹に耐えかね、ジョンランにジャージャー麺が食べたいと話す。
同じく空腹のジョンランは、「出前は禁止だが、持ち込む方法はある」とほくそ笑む。
ユンさんも話に乗り、いざ作戦決行。

出前を頼み駐車場まで来てもらう。
ユンさんが駐車場まで取りに行き、背負っていったリュックに料理を入れて戻る。
匂いを消すため、正面玄関前で一服。
警備員に喫煙を注意されるも、リュックを背負ったまま院内に入る。
精神科受付にて、警備員に賄賂の餃子を渡し口止め。
ジャージャー麺持ち込み大成功!
しかしなぜか、ユンさんだけはカップ麺だった。

ダウンとジョンランはカーテンに隠れてジャージャー麺を食べようとするが、なんと主任の声が聞こえてきた。
2人は慌てて料理を隠して、何事もなかったかのような顔をする。
しかし主任は匂いに気がついてしまった。
ピンチ…
しかしそこへカップ麺を食べるユンさん登場。
「処置室は飲食禁止なのに〜」と主任に叱られるユンさん。
匂いの元を自分にすることで、主任の注意をそらしてくれたのだ。
先を見越したユンさんの作戦に舌を巻く2人。
2人は思いっきりジャージャー麺を頬張ることができた。
主任にバレなかったとホッとするのもつかの間、今度はハラムが現れ、「私のお金でジャージャー麺を食べたでしょ!」と言い出した。
なんとかごまかそうとするジョンランだったが、主任がゴミ箱を調べ、万事休す。。
2人とも主任叱られてしまった。。
そして朝が来て、大騒ぎの夜勤は終わった。。。

翌日、ファン先生は諦めきれないドゥレルを目で追っていた。
ドゥレルを好きになったきっかけ…
カーテンに隠れてラーメンを食べるファン先生を、実習生時代のドゥレルが匿ってくれたのだ。
ドゥレル「見張ってあげますので、そうぞ食べてください。」
その頃から、ドゥレルに好意を持ち始めたファン先生だった。

この日、リナが無事に退院となった。

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休憩室である女性患者がハサミを手首に当てて暴れ出した。
ドゥレルや保護士たちが必死に取り押さえ、制止することができたが、ドゥレルは手に怪我をしてしまった。
それでも仕事を続けるドゥレルを「働きすぎだ…」と心配するファン先生。

ドゥレルは妹から電話で生活費とお小遣いをせがまれた。
「銀行とかでお金を借りてくれない?」と妹。
これが初めてではないようだ。
悪びれもぜず当然のように金をせびる妹に怒り、呆れ果て、ため息しかでない。

ダウンは休日。
ユチャンの店に顔を出し、美容院に行く。
同じく休日だったゴユンも、偶然を装いダウン追い、同じ美容院へ。
そしてゴユンはダウンを食事に誘い色々話をした。
ゴユンが肛門科を選んだ理由、それは…
医学部時代、首席だったゴユンは酷い痔を患っていた。
勉強に忙しく放っておいたら悪化して爆発。
脳や心臓や肝臓だけでなく、肛門も人の命に関わると考え運命的に肛門科を選んだと。
ゴユンは「ダウンさんは共感能力が高く、何でも話せる」と言う。
指ポキ衝動はすっかり消え、ダウンを完全に好きになったゴユン。
ゴユンはその足でファン先生の部屋に行き「ついに恋をした」と報告。
相手が精神科の看護師を聞いて、まさかドゥレルではないかと焦るファン先生。
お互いに好きな人に写真をせーので出し合う2人。
ファン先生はドゥレル、ゴユンはダウンを…だが、まだ写真を持っていなかった。
しかしお互いに好きな人が被っていないことを確認し一安心。

翌日ダウンが出勤すると、「チョン・ダウン看護師にお金を盗まれました」「3000万ウォン返せ」「チョン看護師を許さない」と病棟の壁に書き殴られていた。
ダウンは完全にハラムによって標的にされてしまった。
ハラムはダウンに掴みかかり、「消すな!お金を返せ!」と大暴れ。
なんとか取り押さえられたハラム。

看護師長は「なぜか自分と相性の悪い疾患てあるわ。ダウンさんは妄想と合わないみたい。患者を刺激するのではなく避けてみましょう。」と言った。

落ち込むダウンに、ソワンは「仲裁者様、つらいでしょ。」と言って塾生カードの裏に“3000万G”と手書きで書いたカードを贈り、「ちょっと狩りをすれば稼げますから。仲裁者様が邪悪な魔法使いの束縛から解き放たれ私を救ってくれますように。」と優しく励ましてくれた。

事あるごとに攻撃してくるハラムを避けるべく、ユンさんに隠し部屋を教えてもらう。
看護師長も主任も、かつてはここで束の間の休息を取っていたようだ。
ダウンもここでゆっくりと休息を取ることができた。

ファン先生にハラムの症状のきっかけを聞くダウン。
その金は患者の全てだった。そして全てを失った者は絶望の底に突き落とされる。人間というのは状況を変えられない場合、憎む対象を作る。誰かを憎んで苦しめないと自分が生きていけないからだ。

ハラムは看護師の更衣室に忍び込み、ダウンの荷物を漁っていた。
「どこに隠したの!?」と、またも暴れるハラム。
しかし攻撃していたかと思えば、次の瞬間土下座をする。
そして「悪口を言って申し訳ありませんでした。その美容院代も靴も服も私がプレゼントしたことにします。だから残りのお金だけでも返して…私生きていけません…」と泣いた。
ハラムは隔離室に入れられた。

ダウンはユンさんに教えてもらった隠し部屋に行き、一人泣いた。
「患者を嫌っている自分が嫌でたまらない。患者を嫌うなんて看護師失格だ。」と。
そして、患者の話に対して、否定も肯定もダメならどうすればいいのか、分からなくなってしまった。
ユンさんは「患者の言葉ではなく、物語を聞くんです。中には治療より慰めが必要な患者もいます。」と答え励ました。

ダウンはカップラーメンを2つ作って、ハラムの元へ行き一緒に食べる。

入院前、ハラムは貧困に苦しんでいた。
就職が決まらず収入は少なく、1食は袋麺の半分、父親からは借金返済のため金をせびられていた。
そんなある日、ある企業から採用の連絡を受けた。
大喜びのハラム。
企業担当者は入館証作成のため、通帳のコピーとIDの提出を求めてきた。
ハラムはすぐに応じた。
母に喜びの報告をして、生活費を送るため銀行に行くと、残高がゼロになっていた。
ハラムは詐欺に遭ったのだ。
泣き寝入りするしかなく、絶望したハラムは、橋から飛び降りようとして保護され、そのまま入院となった。

ダウンは、ハラムの話を聞いて泣いた。
銀行のお金はハラムのすべてだったのだ。

ドゥレルは、しつこいファン先生を自宅に連れて行く。
無数の階段を登り、フラフラになってようやくたどりつたドゥレルの家は、お湯が出なかった。
ドゥレルは、裕福に育ったファン先生との生活水準の差を見せつけ、「今、諦めてください」と言った。
ファン先生は部屋の外に走り、バケツの水を被った。
びしょ濡れになりながら「お湯が出ない家の生活を味わってみました…」と。
そして「どう思われもいい。なんとしても気持ちを伝えたかったんです。あなたが大好きなんです!」と告白。
「これ以上困らせないでください…」と言うドゥレルに、ファン先生はキスをした。
ドゥレルもそれを受け入れた。

翌朝、ハラムはダウンを呼び止め、「またお金を貯めようと思う」と言った。
ダウンは銀行まで付き添った。

「すべての病気は喪失からくる。
大切なものを失ったり、自分を失ったり、幸せな瞬間を失ったり。
そんな時はありきたりすぎて口にするのも躊躇う言葉“希望”に頼るしかなくなる。
それを見つけるために、私達はここにいる。」

“残高30000ウォン”
ハラムは前向きな一歩を踏み出した。

ユチャンは、幼い頃から当たり前にそこにたダウンを思い、その存在の大きさに改めて気が付き、ゴユンに「ダウンに恋しないで」と宣戦布告した…

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