Netflix韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」第8話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第8話:悲しみの有効期限

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ダウンは、ソワンの死が辛すぎて、防御本能として“記憶の解離”が起き、ソワンの死という記憶自体を消してしまっていた。
はっと我に帰り、ソワンの死を思い出したダウン。
看護師長は、「追悼のためだけでなく、立ち直るにも悲しむ時間が必要。何日か休んだら?」と言ってくれるが、ダウンは「仕事で気を紛らせたい」と働くことを選んだ。
ゴユンはダウンのことが心配で手術後にすっ飛んでくるが、ダウンは「無理に忘れようとせず、思う存分悲しむことにします。そうすれば日常を取り戻せるかも。そしたらもう一度あの質問を私にしてくれますか?」と告白の返事を1ヶ月待って欲しいと申し出る。
ゴユンは「ダウンさんの為なら10年でも待つ。今は自分の体のことだけ考えて。」と言った。

ダウンは規則正しい日常を繰り返す。
ある日、ダウンは、境界性人格障害のジェヒという女性患者にハンドクリームを塗られる。
「おかげで病棟がいい香りです」とダウンが言うと、ジェヒはとても喜ぶ。
ジェヒはダウンに「いい香り」だと褒められたため、嬉しくなって、嫌がる他の患者たちにもむりやり塗って回った。
他の患者たちは迷惑しており、ダウンは「嫌がる人もいますから強要はダメ」と注意する。
するとジェヒは「味方してくれないの?看護師さんのために努力したのに!」と怒り出し、残ってるハンドクリームを顔や体に塗りつけ、そこらじゅうに撒き散らした。
ダウンは落ち込み、ジェヒの担当をジョンランに変わってもらった。

ファン先生とドゥルレは付き合い始めた。
ファン先生はドゥルレに何かプレゼントしたくて仕方がない。
おそろいの物を持ちたくて仕方がない。
しかし、欲のないドゥレルにことごとくかわされてしまい拗ねていた。

ゴユンはダウンと約束した1ヶ月後まで、とにかく早く時間が経たないかと、パズルをして時間を潰し、首を長くしていた。

1ヶ月が経ち、自殺サバイバーのジュンギが退院となった。
ダウンは「戻ってきちゃダメですからね」と笑顔で送り出した。

退院したハンドクリームのジェヒが再び入院してくる。
自傷行為を繰り返すジェヒに「他人の愛ではなくジェヒさん自身の愛を自分に与えたください。自分を愛して。二度と傷つけないで。」と言うダウン。

ドゥレルはファン先生におそろいの服をプレゼントした。
ファン先生は嬉しくて速攻で着た。
そして居酒屋で“カップルセット”を注文したドゥレルにご機嫌。

ダウンは息抜きにユチャンと遊んでカラオケへ。
元気に歌って踊っていた次の瞬間、突然泣き出すダウン。
ユチャンが驚いて「大丈夫か?」と聞くと「私はつらいのに、大丈夫?ってみんなが聞くの…大丈夫なんかじゃなかった…」
泣きじゃくるダウンをユチャンは抱きしめる。
翌日、ダウンは看護師長にしばらくの間の休暇を申し出た。

ドゥルレはファン先生に家の近くまで送ってもらった。
すると母と叔父が歩いているのが見え、慌てて車を降り、ファン先生を帰そうとする。
しかし、母に見つかってしまった。
医者で、高級車に乗り、お金持ちのファン先生を気に入った様子の母。
ドゥルレの家に上がり込み横柄な態度の母は、ここに住むと言い出す。
「育ててやったんだから恩を返せ」と。
ドゥルレは「お母さんがやったのは賭博と男遊びだけ!15歳のときからバイトして奨学金で大学に通い必死で勉強した!看護師になって一生懸命働いたのは借金返済のため!完済しても母親は消えない!」と怒った。
意にも介さない母。

ダウンは、1週間も飲まず食わずで眠り続けた。
母は栄養満点のご馳走を作って、ダウンをむりやり起こして食べさせようとするが、一口も食べずにまた眠ってしまった。
母はダウンのことが心配で、ユチャンに助けを求めた。
ユチャンは、眠るダウンを担いでむりやり外に連れ出し、バイクに乗せようとする。
「お前が心配なんだ!」というユチャンに、ダウンは怒って、「帰って、私は死んでもいい」と言って涙をこぼした。
ユチャンもお手上げ状態、「もう勝手にしろ。部屋で一生眠ってればいいさ」と言って帰ってしまった。

再びベッドに入ってしまったダウンだが、初めてあんなに怒ったユチャンを思い出し、起き上がってみる。
すると、みるみるうちに床が液状化し、足元から頭まで沈んでいく感覚に襲われる。

ユチャンはファン先生の部屋に行き、ダウンの状態を話した。
ファン先生は、鬱病かもしれないと言う。
そして「急に始まったから危険かもしれない」と。
鬱病の人は玄関に言って靴を履く元気がない。食事や入浴など、日常生活すら難しい。できないことを無理強いするのは暴力だろ。」とファン先生。
ユチャンは、ダウンに向けた自分の言動を後悔して涙を流した。
ダウンとの約束の1ヶ月が経ったため、おしゃれして花束を持ってダウンに会いに行こうとしていたゴユンは、ファン先生に香水を借りに部屋までやって来た。
そこには涙を流すユチャンが。
ゴユンは、ダウンが鬱病だと聞かされ、なにはともあれ自分の目で確認すると言って、ダウンの家を訪れる。
ダウンの母は、相変わらず眠っているダウンをむりやり起こし、帽子を被せて外に出す。
ゴユンの前にトボトボ歩いて現れたダウンは、真っ青な顔でまったく生気がない。
母は心配で跡をつけてきた。
ゴユンは改めて告白し、「ずっと笑顔をみていたい、だから病院へ。鬱病だからです。」と言った。
ダウンは否定し「そこまで重症じゃない。精神科の看護師だから分かる。」と聞かない。
ゴユンは「病院を紹介します。僕のためだと思って…どうか」と食い下がるが、そこへ母が現れて、「精神科へ行けだなんて!ほっといて!余計なお世話よ!」と怒ってダウンを連れて行ってしまった。
母はダウンの手を取り家に帰る。
途中、横断歩道の赤信号を待つ間、少しの間ダウンの手を離した。
するとダウンは、車がビュンビュン走る、赤信号の横断歩道をトボトボ歩き出した。
ラクションが鳴り響きトラックが走る中、ダウンはそこに立ち止まる。
轢かれる寸でのところで、母が駆け寄り安全地帯に押し倒し、なんとか助かった。
「どうしちゃったのダウン!!!」と母は泣き叫ぶが、ダウンは無表情だった…

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