もくもくぅと韓ドラ

ドラマや映画のあらすじを詳細に、ネタバレありです。

Netflix韓国ドラマ「エージェント・キム:リアクティベーティッド」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「エージェント・キム:リアクティベーティッド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:SBS

第4話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

1997年
北朝鮮のクムガン育児院にて、ウンリョン少佐は、最も運動能力に優れた生徒が集まるクラス内で生徒たちを戦わせ、最後まで勝ち残ったパク・ヨングァンを連れて帰ろうとする。
すると、息も絶え絶えになっていたもう一人の生徒が、ヨングァンの足にしがみつき、凄まじい執念を見せた。
この生徒が後のキム部長だ。
ウンリョンはヨングァンとキム部長を軍へ連れて帰り、特殊工作員隊の隊員とした。
特殊工作員の任務とは、南朝鮮に潜入し、高位官僚の首を取ること。
ヨングァンは66番、キム部長は73番として、厳しい訓練を受けることとなる。
ヨングァンとは強く、早くも最強戦士に育った。
キム部長はいつも2番で、ヨングァンには敵わず。
そのためライバル心バチバチで突っかかり、ケンカが絶えなかった。
ある夜、キム部長は寝てる時に銃を突きつけられ、咄嗟に飛び起きて相手を倒した。
どうやらウンリョンは、能力が振るわない子供を寝てる間に始末していたようだ。
キム部長は、生き残るため、ヨングァンに肩を並べるため、必死に訓練に挑んで成長した。
そして大人になった2人は、特級工作員として大きな任務を任される。
とある高官の邸宅に忍び込み、暗殺成功したかに見えたが、それはマネキンだった。
さらにマネキンの手には爆弾が。
次に瞬間大爆発が起こり、66番ヨングァンは死んでしまった。
キム部長は何とか意識を取り戻し、倒れるヨングァンを見つめる。
ウンリョンに連れられてクムガン育児院を出る時、「兄さん!置いて行かないで!」と泣きじゃくる少年がいた。
ヨングァンの弟ガンソンだ。
ヨングァンは「成功してくるから待ってろ!」とガンソンに言った。

<現在>
ガンソンに銃を突きつけられたキム部長。
ハンスとアイコンタクトしてガンソンを突き飛ばし、物陰に身を隠した。
ガンソンは銃を乱射し、2人は身動きが取れない。
そこへ、サンア&イムさんが現れ、ガンソンに銃を向け投降させた。
キム部長は、同僚とお隣さんが勇ましく登場したことで、監視役だったと分かり驚いた。
サンア&イムさんは、キム部長にも「国家との契約違反」を理由に投降を促す。
キム部長は、ミンジが誘拐されたことを2人に打ち明け、見つけたら出頭することを約束し見逃してほしいと頼む。
イムさんは、毎朝ミンジが登校するのを見守ってるし、サンアは、先日誕生日プレゼントを選んであげた。
誘拐されたと聞き、少なからずショックを隠しきれない2人は、キム部長とハンスが立ち去るのを止められなかった。
そのやり取りの隙に、ガンソンは奪われた銃を取り戻し、イムさんに発砲。
サンアが格闘するも、ガンソンは逃げおおせてしまった。
イムさんは、念のため防弾ベストを来ていたおかげで助かった。

キム部長とハンスは車に乗り込み、チンピラたちから得た情報を元に、ミンジの携帯を拾ったという場所へ。
キム部長は腹に銃弾を受けており、道中、車内で止血キッドを使って自分で処置。
そうこうしているうちに、タクシーで駆けつけたジンチョルも合流し、3人一緒に目的地へ。
ミンジの携帯を拾ったのはホームレスだった。
3人は、ホームレスから話を聞く。
ある男が、ゴミ箱に食べ物を捨てるのを見て、ホームレスはすぐにそれを拾いに行った。
すると食べ物の袋の中にミンジの携帯が入っていたのだ。
ホームレスが携帯を手に持っていると、チンピラたちに声をかけられた。
詐欺に使うための携帯を集めていたチンピラは、酒との交換を持ちかけ、アル中のホームレスはそれに応じてミンジの携帯を渡した、というわけだ。
ホームレスは記憶をたどり、「白のBMW、夜、男は髪を結っていた」という情報をくれた。
3人は車に戻り、ホームレスからの情報を元にさっそく捜査開始。
ハンスは、周辺の防犯カメラをハッキングして白のBMWを捜し、髪を結った男がゴミを捨てるところを見つけ出した。
そしてその男を照合すると、金歯の子分であるサンマンだということが分かった。
ハンスは、サンマンが乗っていた白のBMWのリアルタイムの位置情報を調べ始める。

その頃、ミンジをトランクに乗せた金歯たちは、ミョンポ港に到着して腹ごしらえ。
金歯は、これでチュ会長に借りを返せると高笑いするが、子分にチュ会長との過去を聞かれてブチギレる。

<9年前>
当時、チュハク建設の下請け企業に勤めていたジュンデ(金歯)。
チュハク建設が進める再開発計画の地域に、再建築許可が下りずに手を出せないアパートがあった。
ジュンデが兄貴と慕う下請け企業のヤン社長は、「再建築許可さえ下りれば俺たちは大儲けできるのにな!」と部下であるジュンデ(金歯)に話した。
そして、ヤン社長はふいに、ジュンデをこのアパートの屋上から突き落として大怪我を負わせた。
後日、「アパートから清掃員が転落し、低すぎる手すりが原因である」とニュースで報じられ、このアパートの再建築許可が下りた。
これによって、チュハク建設による再開発計画が可決さた。
ジュンデは、このために自分は突き落とされたんだと分かり、退院後すぐにヤン社長を殺し、会社を引き継いで新社長となった。
ジュンデはどんどん会社を大きくし、チュ会長の目に止まるまでに。
そしてようやくチュ会長と対峙。
ジュンデ「俺を殺せとヤン社長に命じたのはお前だろ?」
チュ会長「俺は一人死ねばいいと、独り言を言っただけだ。確かにヤン社長は仕事ができなかった。お前が生きてるからな。」
ジュンデは子分を引き連れて襲いかかるも返り討ちに遭い、「主人に噛みつけないように」とすべての歯を抜かれてしまった。
それからジュンデは”金歯”となり、チュ会長の犬として仕えながら復讐の時を待っていたのだった。

現在
金歯たちは袋に入れたミンジを、ミョンポ港の冷凍倉庫に運びこむ。

キム部長たちは白のBMWのリアルタイムの位置情報を検索しつつ車を走らせていた。
しかし、途中で、グクチョル局長が道路に仕掛けた罠にハマり、車ごとすっ飛ばされて大横転してしまう。
その中でも、キム部長は白のBMWのリアルタイムの位置情報の捜索画面を凝視。
80%、90%と捜索の進行状況が進み、ついに100%、居場所の特定に成功した。

冷凍倉庫に閉じ込められたミンジだったが、なんとか生きていた。

ハンスは、キム部長を先に行かせるため、グクチョル局長の注意を逸らすべく、テコンドーの大技を出して襲いかかった。
キム部長は、その隙に、グクチョル局長の車を奪ってミンジの元へと急ぐ。
そこへ、サンア&イムさんが、たくさんの特任局の要員を引き連れて到着。
ハンスは、橋の上からグクチョルを川へ突き落とし、自分も飛び込んで逃げた。
そしてジンチョルが横転した車から出てきてサンア&イムさんと格闘する…かと思いきや、両手を上げて降参した。

一方、ミョンポ港にいる金歯は、チュ会長への復讐の時を迎えて着々と事を進める。
ナム秘書に電話をかけ、ヘリが殺人を犯した事実を知っていること、その死体を預かっていることを告げた。

ナム秘書から話を聞いたチュ会長は、ヘリに事情を聞いていた。
ヘリは口からでまかせでウソばかりついていたが、堪忍して「殺したと思う」と白状した。
チュ会長はビンタし。
娘が殺人を犯したことを怒るのかと思いきや、殺したい相手がいるのに自分を頼らなかったということに怒り、「寂しいよ」と涙を流した。
チュ会長は、「ミンジは金歯が殺したことにしろ」とナム秘書に命じた。

ミンジは、−30度の冷凍倉庫の中で必死に助けを求めていた。
「寒いよ…お父さん…」
ミンジはそうつぶやいて、座り込んでしまった。

キム部長がミンジのいるミョンポ港に到着。
広い港を捜していると、白いBMWを見つた。
そして、すぐそばのコンテナに押し入り、休憩していたサンマンと子分を倒した。

金歯は、チュ会長を脅迫する材料としてミンジの証拠写真を撮ろうと冷凍倉庫へやって来た。
ミンジは慌てて物陰に身を隠すが、今にも見つかりそうに。
するとその時、金歯の携帯が鳴った。
チュ会長からで、金歯はいそいそと冷凍倉庫を出ていった。
金歯は、「現金20億ウォンを1人で持って来い。ナム秘書の歯をすべて抜いて持って来い。」と告げた。
それを受けたチュ会長は、1人どころか大勢の部下を引き連れて車で向かった。

ガンソンは、ミンジの同級生から教えてもらった位置情報共有アプリを使ってミョンポ港に到着した。

半開きになっている冷凍倉庫の扉。
ミンジは扉のところまで来て、身を隠しながら逃げるタイミングを狙っている。

Netflix韓国ドラマ「エージェント・キム:リアクティベーティッド」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「エージェント・キム:リアクティベーティッド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:SBS

第3話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

5ヶ月前
ミンジは新しい携帯の機種変したくてキム部長にごますりおねだりするのだが、キム部長はガラケーを使っており「壊れるまで使え」と言われてしまい、おねだり失敗。
しかし、夜、ミンジが不貞腐りながら帰宅すると、机の上にダサいハートのキーホルダーと共に新機種が置いてある。
大喜びのミンジ、「お父さん、愛してる」の言葉に、「父さんの方が愛してる」とつぶやき、ビールを飲みながら微笑むキム部長。

現在
警察署で取り調べを受けていたキム部長は、ミンジからの着信に出るべく警察官の制止を振り切り電話に出た。
しかし、何も言葉を発することなく電話は切れてしまった。
キム部長はそのまま携帯を持って警察署を立ち去った。

北朝鮮よりも先にキム部長を確保すべく動いている特任局(韓国特殊任務局)は、警察署でキム部長が取り調べを受けた事実を掴む。
さっそく出動し、監視チームに追跡させることに。
実は、キム部長の同僚サンアと、お隣のクリーニング店のイムさんは、特任局の監視チーム要員だった。
特任局から連絡を受けた2人は、監視任務から追跡任務へと移行し、仮初めの仕事を投げ出し、本来の職務へ。

いまだに部屋に閉じこもっているヘリを心配するチュ会長。
ヘリがミンジの父親のことを気にしているのを受け、チュ会長は、ナム秘書に、ヘリに起きた出来事を詳しく調べるように命じた。
ナム秘書はチュハク建設のサイバーチームを使い、ミンジのSNSアカウントを調査。
そして、ヘリはチンピラのミンホと付き合っており、メッセージのやり取りから、ヘリが、気に食わないミンジを痛めつけようとミンホを頼っていることを掴んだ。

キム部長の行方を捜しているガンソンは、キム部長の家にやって来て侵入。
留置場を抜け出したジンチョルもやって来て、2人はキム家で激しい格闘となるが、隙を見てガンソンは逃亡、ジンチョルは追いかけていった。
めちゃくちゃになったキム家。
そこにイムさんが隠れており、格闘の一部始終を見ていた。
イムさんは、韓国特殊任務局グクチョル局長にその旨を報告した。
キム部長の携帯からその一が判明。
キム部長はハンスのテコンドー道場にいた。

<ハンス>
オリンピックで金メダル、世界選手権3連覇の元最強テコンドー選手。
その武道家としての強さから、引退後は国にスカウトされ、キム部長&ジンチョルと共に対北工作員として活躍。

キム部長は、ハンスに、ミンジのことを打ち明け、助けを求める。
警察署で指紋照会をしてことで、すでに韓国特殊任務局に追跡されているであろうことも。
ハンスはため息をつくが、すぐに協力することを決め、さっそくミンジの居場所を特定するべく、携帯を追跡することに。
しかし、そこへ韓国特殊任務局グクチョル局長が現れた。
キム部長は身を隠し、ハンスが対応。
グクチョルは、ここにキム部長が隠れていることを見抜いており、銃をチラ見させしながらハンスにキム部長を引き渡すように「中にいるのか?北朝鮮出身の66番は、契約を破って北に露見したんだ。」と言う。
しかしハンスはこれに応じず。
キム部長とハンスはアイコンタクトし、隙を見てグクチョルや部下たちに襲いかかり、あっという間に銃を奪って制圧し、道場から立ち去った。
2人は倉庫に保管していた車に乗り込む。
この車は一見普通の大型車だが、その車内には、モニターやコンピューターや通信機器などが完備されているサーベイランスバンだった。
長いこと使われていないようだったが、何とか作動。
ハンスは勘が鈍っておらず、それらの機器を駆使してミンジの居場所を特定することに成功した。
さらにジンチョルから電話があり、北朝鮮の工作員に狙われていることも把握。
情報を共有し、ジンチョルとも合流することになった。

ナム秘書はチンピラミンホの家へやって来た。
ミンホはキム部長にやられてボロボロだった。
ナム秘書は大金を渡して事情を聞き出し、ヘリがミンジの行方不明に関わっていることを知る。
チュ会長に報告すると、「痕跡を消せ」と命じられたため、ナム秘書はミンホを殺した。

キム部長を捜している北朝鮮工作員のガンソン、
特任局の任務でキム部長を追跡しているサンア&イムさんは、
それぞれ、キム部長の居場所を特定するべく、ミンジの学校へ来ていた。
ガンソンは、偶然、いじめにあっているミンジのクラスメイトを助け、彼からミンジの位置情報を追跡する方法を知る。
サンアは学校の先生から話を聞き、数日前に騒動があってミンジが停学になっていると知り、現在のキム部長の暴走にはミンジが関係していると読む。
ガンソンとサンア&イムさんは、学校内で何度かすれ違っていた。

チュ会長は、裏で繋がっているシム議員と食事をしていた。
シム議員は、間もなく開かれる南北高官級会談の最重要議題である”南北共同の自由貿易地区建設”について話をふる。
当然ながら、この建設をチュハク建設に依頼するのだが、他の議員を説得するためのお金が必要だと言う。
チュ会長は資金はいくらでも出すと言い、それでも説得できない人物がいれば教えろと言った。

チュ会長はナム秘書から、ヘリが関与していると思われるミンジ行方不明に関して、父親であるキム部長が捜し回っており、そのキム部長は身元照会アクセス不可の人物であると報告を受ける。

キム部長とハンスは、ミンジの携帯の位置情報を元に、廃墟のホテルにやって来た。
そこはチンピラたちのアジトとなっており、たくさんのチンピラがたむろっていた。
急いでいるキム部長は、さっさとリーダー的な男を取り押さえ、ドレッドヘアを引っこ抜き、ミンジの居場所を聞いた。
チンピラたちは、ここから先へ誰も通すなと言われているにも関わらず、キム部長に対してあまりの恐怖に道を譲ってしまう。
キム部長は上階にあるチンピラのボスの部屋へ。
ボスの胸ポケットには、キム部長が買ってあげたばかりのダサいハートのキーホルダーがついたミンジの携帯が入っている。
キム部長は後から後からわいてくるチンピラを全員倒し、ボスと対峙。
ボスは、ヘラヘラしながらミンジの携帯を取り出し、「昨夜かわいがってあげた子だ」と言い、ミンジの画像を舐めた。
キム部長は眉をひそめてブチギレ、ボスを半殺しに。
今にも殺してしまいそうな勢いなので、ハンスが止めた。
キム部長は我に返り、ミンジの携帯をどこで手に入れたのかボスに聞いた。
チンピラたちは、詐欺に利用するため、落とし物やカツアゲした携帯を集めていた。
ミンジの携帯もその中にあった。
警察署にいたキム部長の携帯にミンジから着信があったのは、この時の誤操作によるものだった。
ミンジの携帯をチェックしたボスによると、通話履歴は父親だけ、ヘリョンとやり取りがあるが、およそ友達といえる内容ではなかったと言う。
体操服を貸して、お金を貸して、携帯を貸して、化粧品を買って
ミンジは、ヘリョンに都合よく利用されていることが分かる。
キム部長は、ヘリョンをミンジの親友だと認識していたためにショックを受ける。
ミンジには友達がいない。
いじめられている。
ヘリとのケンカ騒動の時、キム部長は、事を荒立てないようにする一心で、ミンジの話をまともに聞かずに土下座し、転校を受け入れてしまった。
キム部長は、ミンジの苦しみに気づけなかった自分を責め、涙を流す。
ハンスは「ミンジに謝るためにも、まずは見つけよう」と励ました。
そこへ、音もなくガンソンが現れ銃を突きつける。
「ここにいたのか。偽物の66番。」

<エピローグ>
2006年
韓国特殊部隊のチャン所長から話を聞かれるキム部長。
チャン所長「名前は?年齢は?家族は?こんなこと聞いても無駄か。全部秘密だろ?」
キム部長「なぜ生かしておくんですか?」
チャン所長「お前を殺した所で統一が早まるわけじゃないし、場合によっては双方メリットのある…どういうわけか、お前にはそういうものがありそうな気がした。」
キム部長「祖国を裏切れと?」
チャン所長「名前も年齢も家族もないのに祖国はあるのか、ハハハ。」
そこへ、軍人のジンチョルが入ってくる。
チャン所長「友になるか赤になるか、実力を見てから話そう。ジンチョル、まだ殺すな。」
チャン所長は、キム部長とジンチョルを戦わせる。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「エージェント・キム:リアクティベーティッド」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「エージェント・キム:リアクティベーティッド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:SBS

第2話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

2008年
江原道チョンサン部隊
最近、シンガポール、香港、日本で、南北平和会談を準備していた要員や外交官が相次いで死亡している。
黒幕は北朝鮮の対南謀報総局の強硬派キム・ジョンソン副局長だと発覚。
特殊工作員のキム部長は、この人物の暗殺を命じられ、たった1人で任務を遂行。
キム部長はその足で産婦人科へ急ぐ。
愛娘ミンジの誕生だ。
しかし、妻ユジンは、ミンジを出産したことによって亡くなってしまった。
亡くなる直前、妻ユジンは
「娘の名前はミンジがいいわ。過去なんてすべて忘れてミンジのパパとして生きて。私達の娘が愛される子になれるように、人を愛せる子になれるように。娘のためなら何でもできる世の中のお父さんたちみたいに。あなたと私の娘ミンジの父親として生きてほしい。」
と遺言を残した。
妻ユジンの遺言を守るため、キム部長は除隊を決意。
しかし、軍としては、決してキム部長という偉大な戦力が他国に渡ることがあってはならないため、除隊を許さなかった。
キム部長は怒り、上司に銃を突きつけて除隊を求める。
あまりの気迫に恐怖を感じた上司達は、仕方なく除隊を許可した。
そして、除隊したキム部長は、愛娘ミンジの育児に奮闘する日々を送る。
妻ユジンの遺言を守り、ミンジに全身全霊で愛を注ぎ、一生懸命に育てた。
可愛く、愛おししいミンジは、キム部長の愛のもとでスクスクと育っていった。

昨夜
塾が終わったナムフンは、チンピラに捕まり暴行され、携帯を奪われる。
チンピラはナムフンの携帯から「話があるんだ。学校の裏門に来て。」ミンジにメッセージを送った。
これはヘリの策略だった。
ナムフンに呼ばれたと思って裏門に来てしまったミンジ。
そこに現れたヘリと仲間やチンピラたち。
ヘリはミンジに土下座を強要するが、ミンジは決して従わない。
怒ったヘリはミンジの頭を小突き始め、2人は取っ組み合いのケンカになってしまった。
ミンジがヘリを突き飛ばすと、今度は、チンピラの男が入ってきてミンジを殴り始める。
その隙に、ヘリはレンガでミンジの頭を殴りつけた。
ミンジは倒れ、その際に、さらに頭を強打してしまった。
頭から血を流して倒れるミンジ。
仲間たちは面白がって撮影していたが、その流血の多さに引いてしまう。
いたぶるつもりが、殺してしまったのではないかと頭を抱えるチンピラ。
その対処に困ったチンピラは兄貴分であるミンチョルに連絡し、そこから更に上のヤクザのボス”金歯”に話が伝わる。
金歯は、チュハク建設会長の娘と聞くやいなや、自ら介入することに。
金歯と子分たちはさっそく現場へかけつけ、頭から血を流して倒れているミンジを車のトランクに乗せた。
金歯は動揺しているヘリに「チュ会長には借りがあって特別に手を貸した。」と言う。
「うるさい!きっちり後始末して!死体を処理できるんでしょうね!?」と横柄な態度を取るヘリ。
金歯は、ヘリに死体処理の生々しい話を聞かせてビビらせ、「このことはお父さんには内緒だぞ」と言って家まで送り届けた。

そして現在
愛娘ミンジの危険を知ったキム部長はブチギレ。
チンピラの首を締め上げ、ミンジの居場所を吐かせる。
チンピラは「ミンチョル兄貴に連絡して逃げたから、その後は分からない」と答える。

キム部長は帰宅し、黒いジャケットに着替え、クローゼットの奥底に隠してあったアタッシュケースを持ち、再び家を出た。
そして、借金の取り立てをしているミンチョルのアジトへ。
ミンチョルたちは借金を返済できない男の娘から臓器を摘出しようよしていた。
キム部長はアジトに押し入り、子分たちをあっという間に倒し、臓器を摘出されそうになっていた娘を救った。
娘がミンジと同じくらいの年齢であることがわかると、キム部長はブチギレ。
メスを持っていた男を半殺しにした。
ミンチョルは窓から逃げようとしたが、キム部長が事前に仕掛けておいたトラップに引掛狩り逃げ切れず。
キム部長はミンチョルをぶん殴った。

焼肉屋での騒動によって、警察署の留置場にいるハンスとジンチョル。
客によって撮影されたジンチョルの大立ち回りがSNSでバズっていた。
キム部長のお隣のクリーニング店のイムさんは、この動画を見て驚いていた。

北朝鮮の対南謀報総局の放送監視室
韓国のテレビで放送されているものや、ネットで出回っている動画を、すべてチェックしているようだ。
その中にはジンチョルの大立ち回り動画も。
ここに映り込んでいたキム部長にチェックが入り、「1級手配犯を発見!」と報告が上がる。
キム部長は、元々、韓国へ寝返った北朝鮮の工作員であり、裏入り者として扱われている。
首脳陣は会議を開く。
ウンリョン総局長はキム部長に対して怒りをあらわにし、武装した要員を今すぐに潜入させて捕らえろと命じる。
しかし党としては、間もなく開かれる南北会談前にことを荒立てたら不利になるだけであるため、会談に要員を同行させて逮捕するという決定を下す。
「生け捕り不可能な人間を逮捕などできるはずがない!パク・ヨングァン級の戦士がいないと!」と納得いかないウンリョン総局長。
パク・ヨングァンとは。
部隊創設以来最強の戦士と呼ばれ、韓国特殊部隊を1人で破壊させたことがある男なのだが、キム部長の裏切りに不意をつかれ、すでに戦士している。
ウンリョン総局長は、このパク・ヨングァンの弟ガンソンに目をつける。
兄ヨングァンに匹敵する特級戦士なのだ。

韓国特殊任務局
キム部長は保護観察1号として、その同行を常に監視されていた。

<ジンチョル>
コードネーム69
前チョンサン部隊大佐
その大きな体と怪力とタフさによって、暴動やテロの鎮圧など、数々の現場で活躍。
キム部長とは対北工作隊として共に活動していた。

そのジンチョルが焼肉店で起こした騒動映像が、北の諜報総局に捕捉され、その際にキム部長も露見してしまったことが発覚。
国家特殊任務局グクチョル局長(コードネームはオケラ)は、北朝鮮よりも先にキム部長を確保すべく動き出す。

その頃、キム部長はミンチョルからミンジの居場所を吐かせるべく拷問中。
ミンチョルは、自分は未成年であり、少年法で守られているため、何をしても捕まることはないと強気の態度を見せる。
しかし、キム部長がアタッシュケースから銃を取り出すと、ミンチョルはビビり倒し、「ウソをつきました!20歳を過ぎてます!」と焦り始める。
キム部長は”無法の中年”として容赦なく足を撃ち抜く。
ミンチョルは下っ端に過ぎず、匿名チャットで用がある時にメッセージが届き、こちらからは連絡できないという。
すると、ミンチョルの携帯に”管理者”なり人物からメッセージが届いた。
「ガキどもに口止めしておけよ。あの女の死体は処理した。」
キム部長はそれを読んで目の色を変え、電話をかける。

ミンチョルにメッセージを出したのは、金歯派ボスの命令を受けた子分。
メッセージに対して電話をかけてくるなんて珍しいことであるため、金歯派ボスは異変を察知し、電話には出ず、トークルームを削除して、念のため携帯を捨てろと命じた。

キム部長は涙を流し、ミンチョルに”管理者”に連絡をしてくれと頼み、銃を突きつける。

ヘリは、キム部長がチンピラを締め上げる様子を目の当たりにし、完全に動揺しきって部屋に閉じこもっていた。
心配した父のチュ会長は、ヘリの部屋へ行き、優しく話し始める。
「やられっぱなしじゃなく、何倍にもして返せ。なめられたら終わりだ。目も合わせられないほど、足がすくむほどの恐怖を植え付ければ二度と逆らわない。心配するな、抱えきれないことがあれば、お父さんが守ってやる。」と。

2016年
チュ会長は、用心棒から這い上がり、建設会社の会長にまで上り詰める。
警護員という名の特殊部隊出身の傭兵集団を抱え、暴力と金でその地位を固めてきた。
金歯派ボスは、まだ下っ端の時代にチュ会長の恐ろしさを目の当たりにしてきた。
金歯派ボスは、そのチュ会長に借りがあると言う。

ミンチョルを拷問していたキム部長は、通報を受けて駆けつけた警察によって連行されてしまった。

その頃、北朝鮮の対南謀報総局ウンリョン総局長は、最強戦士だったパク・ヨングァンの弟ガンソンを呼び、キム部長の裏切りと兄の敵であることを話して聞かせた。
そして、名誉の番号である66番を与えると約束し、キム部長の首を取って来いと命じた。

ガンソンは、夜中の海から韓国へやって来た。
そして、同志から情報を受け取り、ジンチョルがいる警察署へ。
ようやく釈放され、ブツブツ言いながら帰ろうとしていたハンスは、警察署内でガンソンとすれ違い、何かピンとくるのだが「気のせいか」と思い直す。
ジンチョルはまだ留置場の中。

ガンソンはトイレで警察官を襲い、制服を拝借。
食事係に扮し、留置場にいるジンチョルの元へ行き、キム部長の居場所を聞き出す。
ジンチョルが「北からお越しですか。ようこそ。それは俺です。」とすっとぼけると、ガンソンはチラリと銃を見せつけてきた。
ジンチョルはキム部長の住所を伝え、「死ぬのはお前だ」と言うと、ガンソンはそのまま立ち去った。
ジンチョルはキム部長に危機が迫っていると察した。
こんな所でグズグズしてる場合じゃない。
同じ留置場にいた男の腹をこっそり殴り、「急に苦しみだした!」と茶番を演じて看守を騙し、その隙に留置場から逃亡した。

警察署に連行されたキム部長だったが、一言も話さないために警察官は頭を抱えていた。
指紋を照合するも、警察官は認証コードがないとアクセスできない人物であることが分かる。
持ち物は全て押収されて別の部屋に置いてあるのだが、携帯が鳴る音が聞こえる。
警察官が確認すると表示は”娘”。
キム部長は光の速さで警察官を倒して手錠を外し、電話に出た。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「エージェント・キム:リアクティベーティッド」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「エージェント・キム:リアクティベーティッド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:SBS

第1話

平凡な中年サラリーマンのキム部長は、夜、帰宅途中に飲酒運転で迷惑行為をするチンピラに絡まれてしまった。
キム部長は、まったく非がないのに謝罪し、それなのに思いっきり殴られる始末。
チンピラは立ち去り、キム部長は吹っ飛んだメガネを拾ってかけ直し、ムクッと立ち上がってまた背中を丸めて家へと歩いて行く。

翌朝
キム部長は最愛の娘ミンジと2人暮らし。
朝は6時半の起床し、手慣れた手付きで朝食を作り、ミンジの制服にアイロンをかける。
手際よく支度を整えたら、高校生で思春期で扱いが難しいミンジを起こす。
ミンジはバタバタと身支度を整えて学校へ。
それを見送ったら、キム部長は出勤する。

お隣のクリーニング店のイムさんは、昨夜キム部長がチンピラに殴られたのを目撃しており、助けられなかったことを謝ってくれた。
「アイロンだけでもかけていって!」というイムさんの営業を上手く交わし、キム部長はバスに乗る。
ミンジもまた別のバスで登校中。
どうやら好きな男子がいるようで、彼のことをチラチラ見ている。
彼もまたミンジに興味があるようで時々目があったり…。

キム部長の勤務先はサンセン貯蓄銀行経理部。
いつも一番に出社し、生真面目で細かい性格が仕事に生かされているが、副支店長は「もっと融通を利かせろ」と言う。

昼休み
キム部長は昨夜の事を思い出し、護身グッズをネット検索。
部下のサンアに見つかってしまい、根掘り葉掘り聞かれる。
実はもうすぐミンジの誕生日。
キム部長は誕生日プレゼントに護身グッズをプレゼントしようと思っていたのだ。
サンアは、女子高生の誕生日プレゼントに護身グッズなんてありえないと思い、帰りにデパートへ寄って一緒に選ぶと申し出てくれた。

ミンジは一人親であることを理由に、「一人親臭い」「かわいそうな子」とクラスメイトのヘリと仲間たちからいじめられていた。
バスで会う、ミンジが好きな男子ナムフンは隣のクラスで、このヘリと付き合っているようだ。

退勤後、キム部長はサンアと一緒にデパートへ。
サンアがデパートに来た本当の目的は、話題のスイーツの行列に並ぶためだった。
サンアはキム部長を行列に並ばせて、その間にミンジのプレゼントを買いに行った。
キム部長は何も分からず、サンアに言われるがまま行列に並ばされた。
サンアが買ってきたプレゼントは50万ウォンもする洋服だった。
キム部長は、高校生へのプレゼントとしてはあまりに高額で分不相応だと思い返品しようとする。
しかし、サンアから、思春期克服のためにはこれぐらいしないといけないと説得され、結局お買い上げ。
ミンジが喜んでくれるかと期待を胸に帰宅したキム部長。
ミンジは、学校で「臭う」といじめられたことを気にして、キム部長の洗濯物と分けて洗濯していた。
お金持ちで派手な暮らしをしているヘリの家と違い、家庭染みていて、いかにもオヤジなキム部長にうんざりするミンジ。

翌日
ミンジは体操服をヘリたちによってグチャグチャに汚されてゴミ箱に捨てられてしまった。
ミンジは仕方なく制服のまま体育の授業へ。
すると、すれ違ったナムフンが体操服の上着を貸してくれた。
それを見たヘリはおもしろくない。

所変わってテコンドー道場。
館長のハンスは元金メダリストであり、今は道場で子供たちにテコンドーを教えている。

所変わって登下校の子供たちで賑わう道路。
リズミカルに交通誘導をする軍服を着たジンチョルは、元軍人であり、海兵戦友連合会ボランティア団員だ。

ハンスとジンチョルはキム部長の友人だ。
今日は年に一度の集まりの日。
スーツのキム部長、道着のハンス、軍服のジンチョルは、焼肉を食べながら酒を飲む。
おじさんが3人、仲がいいんだか悪いんだかワチャワチャとやり合い、互いに子供に関する愚痴や悩みをこぼす。
ジンチョルは愛娘ダビンをプリントしたTシャツを着るほど溺愛しており、将来お嫁に行くことを考えて悲しくなる。
ハンスは、問題を起こしてばかりいる息子テフンに頭を抱えていた。
ふと見ると、店には先日キム部長が絡まれたチンピラたちがおり、迷惑行為をはたらき、店員にイチャモンを付けている。
3人は「俺たちには関係ない。俺たちは理不尽を我慢できるメガネをかけた、ただのおじさんだ。」と、関わることを避けて退店しようとするが、チンピラが絡んで来てしまった。
ジンチョルは、チンピラに愛娘ダビンのTシャツをいじられてブチギレてしまう。
強烈な頭突きとパンチをお見舞いし、ものすごい強さで、あっという間にチンピラたちを倒してしまった。
「あ〜あ」という表情のハンス。
キム部長はシレっと退店し帰ってしまった。
ハンスは、制御不能で大暴れしているジンチョルを羽交い締めにし、通報を受けて駆けつけた警察官に「銃で制圧してください!」と訴えた。
警察官によってテーザー銃が撃ち込まれ、ジンチョルは感電、羽交い締めにしていたハンスも共に感電し、倒れてしまった。

翌日
ミンジは貸してくれた体操服を洗濯してナムフンに返却。
お礼にいちご牛乳をあげたり、SNSをフォローし合ったり、DMを送ったり、お喋りをして2人の距離が少し縮まり、ミンジは楽しく嬉しい時間を過ごした。
この様子を目撃したヘリは怒り心頭。
ミンジへのいじめがエスカレートしてしまう。
叩かれ、蹴られ、父をバカにするようなひどい侮辱の言葉を並べられる。
そしてヘリが「母親がいない臭いがする」と高笑いした瞬間、ミンジはブチギレ、ヘリを蹴り倒した。

勤務中のキム部長の元に、ミンジが暴行事件を起こしたと連絡が入り、急いで学校へ駆けつける。
ヘリの父親は誰もが知るチュハク建設のチュ会長。
その体には「過去の入れ墨を消すためにバーナーで焼いた」という凄まじい火傷の痕があり、恐ろしいオーラを放っている。
ヘリの母親は、ヘリは完全な被害者であると主張し、すべては不良で素行の悪いミンジが悪いと捲し立て、委員会を開いてミンジの内申書に記録するように言った。
学校側は、権力者であるチュ会長を怒らせたらひとたまりもないため、何とか穏便に済ませようと、ミンジとキム部長に謝罪させようとする。
ミンジは、手を出したのはヘリが先であり、ヘリから日常的にいじめられていることを訴えるのだが、キム部長は土下座して謝罪、ミンジを転校させると約束した。
惨めで、悔しくて、情けなくて、涙を流すミンジ。
チュ会長は謝罪を受け入れ、転校で手を打つことにした。

帰り道、ミンジは、信じてくれずに土下座したキム部長に涙ながらに訴えた。
「どうして土下座したのよ。ヘリの父親が偉い人だから?すごく惨めだった。頭に来るし、自分が気の毒。今まで何してたの?ヘリの父親は大企業の会長なのに、なんでお父さんはただの会社員なの?生まれたくなかった。お父さんは、私にとって大事な人なの。お母さんが死んで、たった一人の親でしょ?唯一の家族なんだから私の味方するべきよ。お父さんにだけは信じてほしかった。一緒にいたくない。連絡しないで。」と。
明日はミンジの誕生日なので、キム部長はなんとか引き止める。
しかしミンジは「誕生が大嫌い。」と言って、キム部長の前から立ち去ってしまった。
ミンジの誕生日=母の命日なのだ。

キム部長は、妻であり、ミンジの母であるユジンのお墓へ。
ユジンが大好きだったスイカズラ(花言葉は愛と献身)の花を手向け、「ごめんな…」とつぶやいた。

繁華街をトボトボ歩いていたミンジの携帯が鳴る。
ナムフンから「話があるから学校へ来て」とメッセージが届いた。

翌朝
キム部長は、結局帰ってこなかったミンジを心配し、電話をかけるが繋がらない。
さらに、親友とも一緒にいない事がわかる。
キム部長は急いで学校に来てみるが、ミンジは来ていない。
そこにいたナムフンに聞いてみると、ナムフンの顔はアザだらけで、怯えながら
「DMを送ったのは僕じゃありません…チンピラみたいな人が…裏門と言ってました。ごめんなさい…携帯を取られて抵抗できませんでした…」
と答えた。
キム部長は慌てて学校の周辺を捜して回る。
すると工事現場の中に血溜まりがあるのを見つけた。
さらに近くにはヘリが付けていたヘアゴムが落ちていることから、ヘリの仕業だと確信する。
雨が降ってきた。
しばらくするとチンピラの1人とヘリが現場にやって来た。
雨で流れた血溜まりに安堵し、「天気も俺たちの味方だ。父親はただの会社員だろ?いまだにサツも来てないし絶対バレない。」と話している。
そこへキム部長はヌッと登場。
「君のヘアゴムだろ?」と言ってヘリに差し出した。
チンピラが殴りかかってきたのだが、キム部長はそれをスッと避ける。
怒ったチンピラが掴みかかり、キム部長のシャツを引きちぎる。
すると、キム部長の胸には無数の傷や銃痕が。

<キム部長>
コードネーム66
韓国に寝返った北朝鮮の最強の特殊工作員。
二重スパイ任務が5回、北への潜入は17回、最高指導者の暗殺作戦を手動するなど、非常に危険な任務を遂行。
その危険性から、韓国は、キム部長の存在を秘密にし、他国に渡らぬようひた隠しにしてきたのだ。
キム部長はその正体を隠し、しがないメガネのサラリーマンとして暮らしてきた。
しかし、愛娘ミンジの危険を前に、蓋をしてきた闘争本能が蘇る。
いつもの冴えない表情が一変し、チンピラを半殺しに。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第10話(最終話)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第10話(最終話)

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

「教権保護局の対応によって追い詰められたチホが屋上から飛び降りた」
という報道によって、教権保護局はその対応に迫られていた。
チホの転落した屋上に監視カメラはなく、近隣の防犯カメラ映像はあるのだが、とても不鮮明で、何とかチホらしき人物がいることが分かるぐらい。
ファジンは、建物の影に別の人物がいる可能性を考慮し、真相を探るべくジンウォン高校へ。

ギュチョルは「教権保護局の廃止」を訴えて1人デモの最中だった。
そこへファジンがやて来る。
ギュチョル「教権保護局は騒がしいだろうに、なぜここへ?」
ファジン「君はなぜこの学校に戻り、いじめを報告したのか。そして今、なぜデモを?」
ギュチョル「どこまでご存知で?フフフwwwすみません。露骨でしたね。何か掴んでるならお話しできます。」
ファジン「教権保護局を潰したいんだろ?これのせいだ。」
ファジンはハート薬を取り出した。
ファジン「最近までハート、その前はチョウチョ、この後は?」
ギュチョル「ダイヤ。証拠はないんですね。警察に通報せずに僕と話してるんだから。ガユン先生と監督官は本当に相性抜群ですね。おせっかいなところがそっくり。結末も同じかな。」
ギュチョルはガユンを刺殺した経緯を語り出した。

<過去>ーーー
ガユンは、学校を休みがちで、悪いヤツらとつるんでいて、よくケガをしているギュチョルのことを心配していた。
ガユンは家の近くでギュチョルの帰宅を待ち、学校にだけは来るようにと根気強く説得していた。
ギュチョルは、ガユンの説得を嫌がり、拒絶していたが、学校内で薬物の売買をすることを思いつく。
警察の目を盗みながら、かつ、毎年毎年、数百人の新入生という”新しい客”が生まれる。
こんなに都合のいい場所はないと。
それからギュチョルは、真面目に登校することにした。
何も知らないガユンは、心を入れ替えた様子のギュチョルに安堵し喜んだ。
そんなある日、ガユンはギュチョルのリュックの中に、大量のリボン型の薬が入っているのを見つけてしまった。
ガユンはリュックの中からそれを抜き取り、「先生は信じてるよ」というメモを残した。
リュックの中から薬がなくなっていることに気づいたギュチョルは怒り、ガユンを刺殺したのだった。
ーーーーーーー

ギュチョル「見ないふりをしておけば、お二人は結婚できただろうに。」
ファジンは拳を握りしめる。
ギュチョル「殴るんですか?ただでさえやりすぎだと叩かれてるのに、今僕を殴ったら本当に復讐になりますよ。やめましょう、何もしなければ何も起こらない。」
しかし、ファジンは拳で思いっきり殴った。
ギュチョルは「ごめんなさい!僕が間違ってました!許して下さい!」とファジンに泣いてすがるパフォーマンス。
他の生徒たちがたくさん見ており、撮影までされてしまっている状況だった。

ファジンがギュチョルを殴る動画はあっという間に拡散され、世間では教権保護局の廃止を望む声が50%を超えた。
未来大韓党代表国会議員ファン・ギテは、待ってましたとばかりに教権保護局を責め、その責任を問い、「私怨に満ちた教権保護局を必ずや廃止させます!」と記者会見で宣言した。
ジンウォン高校でもギュチョルに賛同する生徒が増えて、教権保護局の廃止を訴えるデモが敢行されている。
これによって、教権保護局は職務停止となってしまった。

計画通りに教権保護局を片付けたギュチョルは、仲間たちと共に、いよいよ薬の売買の準備に取り掛かる。
学校の生徒たちを売人として利用しするべく、まずはソングに声をかけた。
「小遣い稼ぎで靴を売っているのだが、詐欺が多いから直接受け取って確かめたいらしい。これを買い手に届けて欲しいんだ。」と言って、ソングに靴を渡した。
この靴のソールに薬が仕込まれているのだ。
ソングは何も知らずに、他校の生徒に靴を”配達”し、お金を受け取り、それをギュチョルに渡す。
ギュチョルはそこからいくらかをソングに渡す。
軽いバイト感覚でお小遣いが稼げるため、ソングも気分がいい。
こうしてギュチョルは、ソングのように何も知らないたくさんの生徒を売人として利用し、みるみるうちに薬を広めていった。
”配達”によってお金を手に入れた生徒たちは、早退や欠席が増え、授業中も落ち着きがなくなるなど、生活態度に悪い変化が出てくる。
先生たちはそんな生徒を恐れるようになり、「教権保護局がいた時の方が守られているようで安心だった」とこぼしていた。
ソングは、偶然に先生たちのそんな会話を聞いてしまう。
さらに教室では、明らかに生徒たちの様子がおかしいことに気づき、その原因がギュチョルによる”配達”であることを確信した。
ソングはファジンに連絡して会うことにしたのだが、ギュチョルに見つかって阻まれてしまった。

薬はたくさんの学校へと広まり、やがてはソヨン女子校へ。
かつて教権保護局に救われたチョン先生は、学校の棚から薬を発見して驚いた。

実は、ここまでのことは、すべてファジンたち教権保護局の秘密裏に進めていた作戦だった。
人前でわざとギュチョルを殴り、騒動にし、ギュチョルの思惑通りに教権保護局を職務停止にする。
そして、教権保護局という足かせがなくなったギュチョルを自由に泳がせ、悪事の証拠を掴むと。
チェ長官は、ソウル市内の学校に勤める先生たちに向けて、協力を求める配信を行った。
配信を見たソヨン女子校のチョン先生は要請に応じ、校内で見つけた薬を持って、ファジンたちのアジトへ合流。
チョン先生だけではなかった。
生徒たちの未来を憂い、たくさんの学校の先生たちが集まってくれた。
ハンリムとグンデは、クウン・ハイテク高校の元不良達に手伝ってもらったりして、これ以上薬が広まらないように生徒たちから薬を回収。
荒っぽい作戦ではあるが、流通の妨害に成功した。

チェ長官は記者会見を開く。
各学校の先生たちの協力のもと、薬の流通経路を調査した結果、容疑者はジンウォン高校のギュチョルであることが判明したと発表。
教権保護局は職務を再開を宣言した。

監督官として正式に現場復帰したファジンたちは、堂々とジンウォン高校へとやって来た。
ギュチョルのアジトはもぬけの殻。
唯一施錠されていたロッカーを開けようとすると、それには罠が仕掛けられており、グンデとファンリムの頭上から、大量の粉薬が降ってきた。
ファジンはすぐに窓を開けると、外を逃亡するギュチョルと仲間たちが見える。
グンデを守ったために薬を吸ってしまったファンリムはハイテンションになっており、窓から飛び降りてギュチョルの仲間の真上にドスン!
無事ではあるがラリっていて様子がおかしいハンリム。
ファジンはハンリムをグンデに託し、逃げるギュチョルを追いかける。
ラリっているハンリムはヘロヘロで、ギュチョルの仲間たちから暴行を受けてしまう。
グンデは、ノートPCやiPadなどの高額な電子機器つなぎ合わせた鎧を身に付けて戦い、ハンリムを守った。
ラリっているハンリムはグンデがイケメンに見え、つい抱きついてしまったw

校舎内でギュチョルを捜しているファジンは、薬の売買で稼いでいる生徒たちによって襲撃を受けるが、さっさと片付けてギュチョルのもとへ。
奇しくもガユンが刺殺された場所で、ファジンとギュチョルは対峙する。

<過去>ーーー
誰もいない夜の学校。
ギガユンは学校にやって来てギュチョルに自首をすすめた。
ギュチョルは涙を流し、自首することを受け入れたように見えてガユンは安堵した。
しかし、ギュチョルはそのままガユンの腹にナイフを突き刺した。
ギュチョル
「自首なんかするか。未成年はすぐ釈放される。過失致死が認められたらせいぜい2年。家庭環境が困難で殺す動機はない。そして何より、僕は先生を愛してた。これ(薬)は2年後に売る。学校は最高の市場だと、先生のおかげで分かった。残念ですね、結婚できなくて。」
ーーーーーーー

ファジンに追い詰められたギュチョルは観念したかのように見えたが、仲間を使ってソングを人質にとっていた。
ファジンがソングに目をやった隙に、ギュチョルはファジンの腹にナイフを突き刺す。
「ガユン先生に会ったら、悪かったと伝えて下さい」と言い、滅多刺しに。
さすがのファジンもふらついてしまう。

校舎の外にいたハンリムとグンデは、その様子が窓から見えて愕然とする。
ラリっていて体に力が入らいないハンリムは、ファジンを助けられない自分に絶叫する。

突然、校舎のスピーカーから音楽が鳴り響き、電気が消えた。
次の瞬間、電気がつくと、ファジンの元にハンリム惨状!
ハンリムはギュチョルの仲間を倒し、それに呼応するかのように、満身創痍のファジンはギュチョルを突き飛ばして強烈なビンタ。
何度も何度もビンタ。
ファジン「選択を間違えたな。またチャンスを逃した。よく聞け。全ての国民は平等に教育を受ける権利を有し、それを通して幸せになる権利を有する。つまり、幸せになるために学校へ来るんだ。だが、それを邪魔するヤツは…誰だろうと真の教育を受けさせる。」
ギュチョル「ごめんなさい…許してください…僕にチャンスをください…」
ファジン「許さない。チャンスは与えられるものじゃない。望んだときに訪れるものだ。」
これは、ガユンがギュチョルに言った言葉でもある。
ギュチョル「わ…本当に相性抜群だ…ガユン先生の最期の言葉を?”ギュチョル、そんな事しちゃダメ”。何がダメだって言うんだ。ふざけんな!いい人ぶるなよ!チャンスはいらない!殺せ!ほら殺せよ!」
ファジンは目に涙を浮かべ、怒りで震える拳を振り上げるが、精一杯耐えた。
ファジン「ギュチョル、そんな事しちゃダメだ。大丈夫、もう一度頑張ろう。ガユン先生がくれた最後のチャンスだ。」
ギュチョル「チクショウ!!!お前ら何なんだ!イエスか?仏かよ!」
泣き叫ぶギュチョル。
ファジン「大人だよ。」
ファジンは腹から血を流し、座り込んでしまう。
ファジンの目の前にガユンが現れ、とても温かく微笑みかける。

駆けつけた警察によってギュチョルは連行され、チェ長官の前に連れてこられる。
チェ長官は「君は教権保護局設置法、麻薬類管理法、殺人未遂、そして暴力行為に関する法律違反で罰せられるだろう。今を持って当校を退学処分となり、戻ってくることは二度とない。」と教育部長官として、毅然とした態度で告げた。
しかし、ファジンが刺されたと知るやいなや、義父として取り乱し、ギュチョルに向かっていこうとするので、ファンリムやグンデが取り押さえるw

教権保護局はみんなで並んで記者会見。
チェ長官
「”教育”の辞書的な意味は知識と技術を教え、人格を育むこと。いい大学や会社も大切ですが、より大切なのは、人としての品格と在り方を養うことです。これこそ教育の真の意味を実践することです。ですが、現在の韓国の教育制度は、その理念から逸脱し、崩壊してしまいました。ですが、このような状況でも多くの教師が自身の使命を果たし、子供たちを正しい道へ導く努力をしています。私達はいつまで、学校から二度と戻ってこない子供たちや教師に直面するのでしょうか。学校が恐怖や不安のない安全な場所になるまで、教権保護局は、教育の価値と被害者を守り、韓国の教育制度が本来の姿を取り戻すまで存在し続けます。」

ガユンのお墓の木には、生徒たちからのメッセージがたくさん飾られていた。
ファジンたちは、みんなでお墓参りをして、仲良くワチャワチャ。
ファンリムとグンデはお互いに好きなのに、お互いに気づいていない。
ファンリムがラリってしまい、ファジンを助けに行けないと絶叫した時、実は、グンデはキスをして、ファンリムの正気を取り戻させていた。
2人は手を繋ぐ繋がないでワチャワチャ。
ファジンはふざけてチェ長官に「手を繋ぐ?」と聞く。
「何だと?」と怒るチェ長官。
ワチャワチャ仲良しの4人は、仕事が山積みなので、職務を果たしに戻っていった。

そして次なる問題を抱えた学校へ。
運動部にて、金メダルを取った生徒が大きな顔をし、他の部員たちを支配し、暴力をはたらいていた。
そこへ現れたのは、ファジン…ではなく、ファジンのような出で立ちのグンデ。
「これより、教権保護局が真の教育を行う!」
しかし、怒った長身の生徒に首根っこを掴まれてしまったグンデ。
そこへ現れたのは、ファジン…ではなく、ファジンのような出で立ちのファンリム。
「力でしか通じない者には力で教える!」
向かっていくが、グンデが邪魔で2人そろって共倒れ。
そして本当のファジンが登場。
「まったく何してんだか…。生徒はいかなる権力も有しない。国を代表するやつでもな。生まれ変わった教権保護局の教育方針は変わらず…制限がない。よって今から君に、鉄槌を下す。」
暴力をはたらいていた生徒に向かってファジンのビンタが飛んだ。

未来大韓党代表国会議員ファン・ギテは、ギュチョルの犯罪行為を知っていながら、自身の権力のためにそれを利用した。
すべてが明るみになり、ギテは逮捕される。
ギテ「必ず戻ってきてお前を引きずり降ろしてやるからな!」
チェ長官「お前のような大人が子供を怪物にするんだ。立派になれなくても悪い大人になるな。」
ギテ「お前は立派なのか!?清廉潔白だとでも言うのか!?」
チェ長官「私も立派な大人とは言えないな。」
チェ長官は肩を回し、ギテを思いっきりぶん殴った。

<終>

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第9話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第9話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

ギュチョルは、模範囚であり、初犯かつ未成年であり、再犯の危険性はないと判断され、仮釈放となった。
再入学したことで、ジンウォン高校の前には抗議する保護者の団体でごった返していた。
(すべては、支持率をのために教権保護局を解体させたい未来大韓党代表国会議員ファン・ギテの仕業。 )

教権保護局では、ハンリムがギュチョルの仮釈放について問題視していた。
最短の刑期を満たした瞬間に仮釈放となり、委員会が承認するやいなや再入学が許可された。
まるで計画していたかのように不自然に感じると。
グンデも調べる必要があると意見するが、チェ長官は、
「権限は校長にある。我々に生徒の学ぶ機会を阻む権利はない。もし阻めば”復讐”になる。」と取り上げなかった。

ギュチョルの教室の前にはファジンが待ち構えていた。
ファジン「監督官として来た。君はモデルケースだ。学校生活に適応できるか、更生の可能性があるか。そして今後、機会を与えるべきか。」
ギュチョル「一生懸命、頑張ります…」
ファジン「いや、何もするな。ただ静かに息してろ。普通に、生徒らしく。分かるよな?」
ファジンはそう警告し、立ち去った。

ギュチョルのクラスメイトのチホは、興味本位でギュチョルのことをからかい始めた。
ちょっかいを出し、「俺のことも殺す?」などと半笑いで聞いたり。
ギュチョルは怒ることもなく、穏やかな態度で接する。

その後、ギュチョルは、校舎の中の立ち入り禁止エリアへ。
机の中に隠してあったリボン型の薬を回収。
窓からチホたちが騒いでいるのを見て、不敵に微笑む。

授業中に注意された生徒が教師に暴行する事件が起こった。
”夜叉ルール”という、階級や規則のない素手の殴り合いを行ったという。
ファジンたちはその件について、みんなで話し合っていたのだが、そこへギュチョルが訪ねてきた。
一瞬凍りつく教権保護局。
ファンリムは「よく顔を出せたな!」と怒りをあらわにするが、チェ長官とファジンは冷静な対応。
ギュチョルは、ジンウォン高校におけるいじめを告発、被害者はクラスメイトのソングだということだ。
ファジンたちは、この件も例外扱いせずに対応することにした。

ファジンはさっそくジンウォン高校へ。
先生はソングがいじめらていと認識していなかったが、実際にソングがチホたちと一緒にいる所を見て、ファジンは見抜いた。
暴力はないものの、ソングは”人間Wi-Fi”として使われているのだ。
ソングが持っているポケットWi-Fiをデザリングして、チホたちに無料で提供。
Wi-Fiが切れないように大きなモバイルバッテリーも持ち歩いている。
ソングにそのことを直接聞いても、いじめられていることを認めなかった。
グンデのパソコン技術で調べを進めると、Wi-Fiだけでなく、Netflix、出前、有料ゲーム、キックボードなど、ソングのアカウントで利用し、その料金をすべてソングに負担させていることが分かった。
また、チホたちはソングのアカウントでフリマアプリを利用し、お金だけ受け取って商品は渡さないという詐欺行為まではたらいていた。

その頃ソングは、詐欺行為に怒ったフリマアプリの取引相手から暴行を受けていた。
翌日、ソングは勇気を出してチホにお金を払ってほしいと伝えるも、のらりくらりとかわすチホ。
ソングは母親に打ち明け、親同士の話し合いの場が設けられた。
しかしチホは、ソングを貶めるため、ソングのアカウントから自分の妹に卑猥な動画を送り付け、それをソングの仕業に仕立て上げた。
ソングは「僕じゃない!」と必死に否定するが、母親は信じてくれず、すべてソングが悪いということになってしまった。
チホは「今度はクラスの女子全員に送るからな。チクろうなんて思うなよ。」とソングの耳元でささやいた。

途方に暮れ、1人泣いているソング。
そこへギュチョルが近づき、ファジンに相談することを勧めた。

翌日、ソングはギュチョルと一緒にファジンの元へ行き、チホにされたことをすべて報告。
それに対してチホは、ソングを虚偽のいじめで告発してやり返す。

被害者チホ、加害者ソングという立ち位置で委員会が開かれる。
ソングは「チホが加害者であるかのようなデマを広めて教権保護局を呼ぶなど、精神的ショックを受けた」という、ありもしない罪を被せられる。
チホ側は、精神科の診断書まで提出する徹底ぶりだ。
ソングはチホにされたことを全て打ち明けて対抗するが証拠がなく、さらに、チホはアカウント利用料をソングの口座に振込済み。
不正利用の事実をないことにしていた。
ソングは逆に虚偽と名誉毀損、社会的殺人などと指摘され、一方的な悪者扱い。
自分の母親がチホの母親に頭を下げて謝罪しているのを見て、悔しくて目に涙をためるソング。
ファジンは黙って委員会を傍聴していた。

委員会が終わり、学校の地下階段で1人シクシク泣いているソング。
そこへファジンがやって来て隣に座り、肩をトントン。
「声を押し殺したら誰も気づいてくれない。声を上げないと悔しさは伝わらない。縮こまってたら、あいつらは過ちに気づけない。それでいいのか?」と問う。
ソングは「悔しいです!死ぬほど悔しい!警察にも親にも先生にも相談したのに誰も信じてくれない!利用されてるのは分かってるけど、あいつらしかいないんだ!」と泣き叫んだ。
ファジンは「俺は君を信じてる。だから教権保護局を信じろ。」と励ました。

翌日、ファンリムは、メガネにおさげスタイルにほくろをつけて、転校生としてジンウォン高校に潜入。
ファンリム本来の性格はグッと隠し、正反対のビクビクオドオドの内向的な女子生徒を演じる。
チホたちは次なる”人間Wi-Fi”を捜しているところに、ファンリムと出会う。
チホは、さっそくNetflixのアカウントを求めてきた。
ファンリムは、「前の学校では”ホットスポット”と呼ばれてた!」と自己紹介し、”人間Wi-Fi”と同じ役割だったことを告げ、Netflixだけでなく、有料ゲームのアカウントとパスワードをチホ達に渡した。
大喜びでウハウハのチホ達。
ファンリムが「充電してあげるね!」と言うと、チホたちは喜んでファンリムに携帯を預けた。
そして反撃開始。
ここからはグンデの出番。
別の場所で待機してたグンデは、ファンリムが預かったチホたちの携帯をハッキングして複製、デバイスのクローン作成に成功した。
そこから、チホたちのアカウントを不正利用してやりたい放題。
ハンリムの口の悪さを有効活用し、あちこちで迷惑行為を繰り返す。

チホたちは、見に覚えのない決済通知や、ゲームの利用停止に焦りだす。
さらに、チホのお気入りのバイクがフリマアプリで無料で出品され、奪われてしまった。

翌日、チホは、ハンリムに携帯を渡してから問題が怒り始めたことから、ハンリムの仕業だと分かり、ハンリムの胸ぐらを掴んで怒った。
ハンリムはその手を振り払い、殴りかかってきたチホを一本背負い。
さらに怒ったチホが椅子で殴りかかろうとすると、ハンリムは「誰か助けてー!」と悲鳴を上げた。
悲鳴を聞きつけた生徒たちが集まり、チホは手を出せず。
ハンリムはチホの耳元で「これで委員会を開ける」とささやいた。

後日、委員会が開かれ、今度はチホは加害者側。
被害者のハンリムは車椅子に乗って登場、ファジンが付き添っている。
チホの弁護士は、教権保護局の介入は越権行為だと主張するが、この委員会事態も教権保護局の監視下に置かれている。
ファジンはチェ長官(弁護士資格を保有)の代理としてファンリムの弁護を始める。
転校してきた途端にチホから標的にされたファンリムは、学校生活が地獄となり、トラウマを負って精神を病んでしまった。
ファンリムは廃人のように虚ろでヨダレを垂らす演技をしているw
チホは「ハメられた!これは茶番だ!芝居だ!」と大騒ぎし、車椅子のハンリムに掴みかかる。
ハンリムはその手をひねり上げて倒し、「気分はどう?”ひどいことをした”とやられて分かった?」と言った。
ここでネタバラシ。
ファジンは、委員会に出席している全員に、ハンリムが教権保護局の監督官でいじめ問題の調査の一貫であったことを明かし、「ソング君の名誉のために我々は来ました。」と告げた。

ソングは母親と共に、別室でこの様子をモニタリングしている。

「こんなの理不尽だ!ソングに手を出していない!」と言い張るチホ。
ファジン
「体に傷がなければ暴力ではないのか?触れなくても、ソングは怯え、悔しくて苦しくて、信じてくれる人もいなかった。殴られた方がマシだったはずだ。傷でもできれば親が信じてくれるから。最悪なのは、この状況を抜け出そうと、自分を苦しめる相手を頼るしかなかったことだ。被害者が加害者にすがるしかなかったんだ。君がしたことだ。指1本触れずに。」

別室でこの様子を見ているソングは涙をポロポロこぼし、母親はソングを抱きしめ、信じてあげられなかったことを謝った。

ファジンは、委員会長に、ソングを保護措置することを宣言し、教権保護局の権限により、前回の委員会の裁定を完全無効化すると告げた。
委員会が終わったファジンたちのもとにギュチョル駆け寄る。
「何もするなと言われのにすみません…でも、動いたことで良い結果になったからよかったです。」と言うが、ファジンは何も返事せずに立ち去った。
ソングはギュチョルのおかげで救われた。
この事実は、ファジンだけではなくチェ長官にとっても複雑で皮肉な出来事だ。
チェ長官はガユンを思い、店で1人酒を飲み酔い潰れる。
ファジンが抱えて家に連れ帰り、ベッドに寝かせる。
チェ長官は「別の女と会え!」と言うが、ファジンは「ガユンに怒られますよ〜」と答える。
ファジンは、部屋のソファの裏にタバコを隠してある。
「見つけちゃった」と書かれたガユンのメモと共に、タバコは今もその場所にあった。

<過去>
飲食店にて、ガユン、ファジン、チェ長官が同じテーブルにつくが、頑固な父、頑固な婚約者は互いに顔を見ようともしない。
呆れたガユンは、
「もう結婚しない!一生結婚しないから!このまま1人で年を取って死ぬつもり!それが嫌なら乾杯して!」と言って2人を困らせた。
ガユンは笑いながら「ラブショットで〜!」と言って写真を撮る。
ガユンに敵わない2人、言われるがままにラブショットで酒を飲む。
ガユンは満足そうに笑い、3ショットで写真を撮った。
楽しくて、穏やかで、幸福な時間だった。

この時の写真が、チェ長官の携帯の壁紙になっている。
酔い潰れたチェ長官は、ガユンを思い涙を流す。

その夜、ジンウォン高校の屋上で、ギュチョルとチホが会っていた。
実は、ギュチョルは、教権保護局にいじめを告発し、ソングにファジンを頼るように助言する一方で、チホに「ソングより先に被害者として訴えろ」と助言し、弁護士を紹介していた。
ギュチョルの言う通りにやったのに負けてしまったチホは、怒りをぶつける。
「教権保護局に人生を壊された!俺のせいで家族までも!俺がしななきゃ解決できない!どうするんだ!」と。
しかしギュチョルは「計画通りだ」と飄々と答え、なんと、屋上からチホを突き落としてしまった。

翌日、未来大韓党代表国会議員ファン・ギテもとに、ギュチョルが訪ねてきた。
ギュチョルは、昨夜のチホと音声データを渡して聞かせた。
ギュチョルは「お望みのものです。好きなように使って下さい。」と飄々と言って立ち去ろうとする。
ギテは何の音声データなのか分からぬまま、タブレットに表示されているニュースに目をやる。
そこには男子高校生(チホ)が屋上から転落したという記事が。
ギテは「私が出してやったのに、何をしでかしたんだ!」と怒りをあらわにする。
ギュチョルは「”出してやった”じゃない。僕が計画したことだ。僕がおじさんを引き入れたんですよ。」と飄々と答える。
仮釈放からここまでの全ては、ギュチョルの計画であり、ギテは利用されたことに気がつき絶句。
「結局のところ、僕らは教権保護局を潰したいだけ。」ギュチョルはそう言って立ち去った。

ギュチョルの本性を知り絶句していたギテだったが、しばし考え、考えをまとめた。
そして、集中治療室のチホがいる病院にやって来て、チェ長官と対峙。
記者が集まる前でギュチョルから渡された音声データを再生した。
「教権保護局に人生を壊された!俺のせいで家族までも!俺がしななきゃ解決できない!」というチホの声が鳴り響く。
ギテは「教権保護局の対応のせいでチホは追い詰められて自殺した」というシナリオを作り上げたのだ。
この騒動は一気に拡散され、教権保護局の責任を問うような報道が加速する。
ギュチョルは学校の前で、教権保護局の廃止を訴え、1人デモを行っていた。
ファジンは、ジンウォン高校を訪れ、ギュチョルと対峙。
思いっきり顔を殴りつけた。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第8話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第8話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

スンヨン高校
カンナムで一番教育熱が高く、ソウル大学医学部への合格率は全国一。
その中の、成績トップクラスの医学部志望者だけで構成されたS組に、様子のおかしい男子生徒ヒョンミンがいた。
目は充血し、手は傷だらけで震えている。
テスト中に意識を失ったかと思えば、笑い出して鼻血を出した。
視察に来ていたファジンたちは、様子のおかしいヒョンミンを見つけ、保健室へ連れて行く。
ヒョンミンがそんな状態なのに、他の生徒たちはまったく気にもせずにテストを続けていた。
しばらくして、ヒョンミンの母親が学校に怒鳴り込んできた。
「息子がテストを受けていない!テストを中止して!」と無茶苦茶な要求。
寝込んでいるヒョンミンを心配するでもなく、薬を飲ませてテストを続行させようとする。
ヒョンミンが「体や頭が変なんだ」と訴えても、
「あと少しなのよ。これまでの努力を無駄にしちゃダメ。お母さんのために頑張って!」と言って聞かせた。
そして、ヒョンミンはテストに戻った。

教権保護局は、テストが終わったスンヨン高校の生徒たちに尿検査を実施する。
しかし、それを聞きつけて抗議にやって来た保護者たちによって、尿検査は妨害され、実施できず。
「塾の時間があるので、そんなことをしている暇はない。たった1点で大学ランクが上下する。銃や剣を持たずとも戦争中なんです。生まれた瞬間から今まで1秒も無駄にしなかった。」と激しく反発する保護者に、ファジンは毅然とした態度で応じ、明日の朝、尿検査をするよう指示した。

少年刑務所にいるギュチョルの面会に来た未来大韓党代表国会議員ファン・ギテ。
先日の騒動でケガをしているギュチョルを、外部の病院で治療させる高待遇を見せ、教権保護局が関与しているこの件をニュースで報じさせる。
これは教権保護局のイメージを下げようという目論見だった。

ヒョンミンは、テスト中に倒れてしまったことで成績が落ちてしまった。
母親は涙ながらに怒り、「メンタルが弱いんだから薬を飲まなきゃ!お母さんは惨めなのよ。あなたのせいで周りにへつらってる。感謝しなくていいから勉強して!」と言った。

中学時代、ヒョンミンは地方の学校でダントツの1位だった。
優秀なヒョンミンを医学部に入れるため、まずはいい高校に入れようと、母親は受験コーディネーターに話を聞いた。
しかし、ヒョンミンは地方で1位でもカンナムでは下位層に位置し、医学部は厳しいと言われてしまった。
カンナムの母親は、子供が生まれてすぐに医学部に入るまでの約20年の計画を立て、学校を選び、家庭教師をつける。
中学から医学部を目指す子より10年以上も進んでいる。
中1で大学入試の基礎を終えていないといけないらしい。
それに比べたら、ヒョンミンはだいぶ遅れをとっている。
しかし母親は諦めず、ヒョンミンをスンヨン高校に入れ、カンナムに引っ越し、ソウル大学医学合格を目指すことに。
母親がここまで医学部に固執する理由は夫にある。
夫の弟は医学部卒であり、大きな病院に勤めている。
夫は、その弟のおかげで、その病院で働くことができているのだ。
この事が、母親にとっては「親族から見下される理由」だと思っており、なんとしてでもヒョンミンを医学部に入れて見下されない人生を送らせたいと思うのだ。
母親は、ヒョンミンの部屋のドアを外し、勉強しているかどうか終始監視。
眠くならないように食事も少量、睡眠は1日3時間で残りはほぼ勉強という、とても過酷な1日のプランをヒョンミンに課した。
さらに、情報戦でもある受験に少しでも有利になるように、情報力やコネを持つママ友のボスに擦り寄り、貢物をし、パシリまでこなして媚びへつらう。
「子供の成績は親の努力次第」
しかし、ヒョンミンの成績は思うように伸びなかった。
母親はママ友のボスに相談し、”集中力を上げる薬”を分けてもらい、ヒョンミンに与えた。

スンヨン高校S組の生徒たちの尿検査の結果、多くの生徒から違法薬物の成分が検出された。
これは、薬事法と麻薬取締法に抵触する行為であり、刑事罰の対象である。
ファジンは生徒と保護者を集め、警察の事情聴を受けることになると告げた。
ざわつく保護者達。
その中に、ヒョンミンと母親の姿はなかった。

ヒョンミンの数値は、他の生徒よりも深刻なものだった。
実は母親は、S組に入るため、さらに強力な薬を求めてネットで調べ上げ、怪しげな売人からハート型の薬を購入した。
そしてヒョンミンに与え続け、そのおかげで成績が向上しS組に入ることができた。
歓喜する母親。

ヒョンミンの数値から、これ以上の服用は命に関わることが発覚したため、ファジンたちは急いで母親に電話をかけるが繋がらない。

帰宅していたヒョンミンと母親。
母親は、さらなる勉強を続けさせようと、薬を何錠も飲ませようとしていた。
ヒョンミンはすでに薬物中毒になっていた。
ファジンたちはヒョンミンの家にやって来たが、母親は居留守を使って出てこない。
そこでファンリムは、屋上からロープ一本で下降して窓から侵入。
今まさに飲もうと、ヒョンミンが手に持っていた薬を蹴り上げた。
ファンリムとグンデは、そのままヒョンミンを病院へ連れて行く。
ファジンは、必死に抵抗する母親を押さえ、飲ませていた薬がどんなに危険なものなのかを話して聞かせた。
薬を飲んだヒョンミンは、現に激しい皮膚の痒みや鼻血や希死念慮などの変化が出ていた。
母親は、薬がヒョンミンの壊していることに気づいていながら見て見ぬふりをしていたのだ。
「息子の命が危険なのに、医学部が重要ですか!?」
ファジンがここまで言っても、まだ懲りずにヒョンミンに勉強させようとする母親。
ファジンは、母親を児童虐待の加害者としてヒョンミンと隔離することを宣言した。

病院でヒョンミンに突きそうグンデは、とても他人事と思えなかった。
実は、グンデ自身も母親から医学部を強要され、スンヨン高校を目指してた。
ヒョンミンを見ると、昔の自分を見てるようだと言う。

ファジンは母親を自宅に監禁。
「医学部に行きたいならご自分でどうぞ。」と言って医学部の問題集を渡した。
そして、ヒョンミンが課せられていた過酷な勉強と食事のプランを、母親自身に課す。
模試の結果が合格ラインに達したら、ヒョンミンに会うことが許される。
ここから出られる方法はただひとつ、医学部合格。
母親は仕方なく従い、勉強を始めた。
ファジンは、母親がヒョンミンにしたのと同じように監視する。
しかし、やれどもやれども合格点を出すことができず、母親は精神的に滅入ってきた。

一方、入院しているヒョンミンは薬の禁断症状に苦しんでいた。
グンデが親身になって支え、励まし、寄り添い、ようやく冷静に自分を顧みることができるようになった。
ヒョンミンは、勉強するのが苦しくて死にたくなり、川に入ったことがあった。
でも死ねなくて、ビチョビチョのまま帰宅すると、母親は心配するでもなく塾をサボったことを叱った。
母親をの期待を裏切った、期待に応えられない。
ヒョンミンは、つらくなる度に薬を飲み、死にたい気持ちを消していた。
でも、またすぐに死にたくなる。
そして薬を求める。
矛盾しているようだが、ヒョンミンは死にたくないから薬を飲んでいたのだ。
ヒョンミンから話を聞いたグンデは、「薬がなくても平気だ。薬も死にたい気持ちも断ち切ろう。原因が勉強なら、勉強をやめよう。医学部なら、医学部を忘れて。お母さんなら、お母さんとも縁を切る。」と言った。
ヒョンミンは「できるわけない」と笑った。
「無理があったかな…ごめん」とグンデ。

限界に達した母親は、ファジンに「外に出して!つらすぎる!」と懇願。
「ヒョンミンを殺そうとしたわけじゃない!ヒョンミンのために自分を犠牲にしてきたのに!」と訴えるが、ファジンは
「あなたが自分を犠牲にしたんじゃない。ヒョンミンがお母さんのために犠牲になったんだ。」と教える。
愕然とする母親。

ヒョンミンは、グンデと話をする中で、自分の好きなことは何なのかと考える。
グンデは、ヒョンミンにたくさんの絵本を読ませ、いろんな職業や世界を教えた。
柔道選手、消防士、バレリーナ、YouTuber…
ヒョンミンが真剣に読む傍らで、ハンリムも絵本に夢中になってしまった。

そしてある日、ヒョンミンは母親を病室へ呼び出し、医学部には行かず、今年は試験も受けないことを宣言した。
母親は「そんなのダメ!勉強して医学部に行かなきゃ!」とすがるが、ヒョンミンは「僕のせいで苦しまないで。お母さんの人生を生きて。」と言って母親を抱きしめた。
親子であることには違いないが、その人生は互いのものである。
どちらかのために犠牲にするものではなく、尊重するもの。
ヒョンミンはそれに気づいたのだ。
母親は落胆し、涙を流す。

その後、全国の小中高校において尿検査を行った結果、多くの生徒から承認されていない薬物の成分が検出された。
勉強に役立つ薬として知られ、”ハート薬”と呼ばれる薬物から、合成麻薬成分が出た。
大学試験の前に検査を実施し、陽性が確認された場合は受験資格を剥奪することに決まった。

”ハート薬”は、以前から、その形を変えながらも存在し続けていた。
かつては満月型、かつては雪だるま型、かつてはリボン型など。
ファジンは、警察で過去に押収されたそれらの薬を見て、ピンとくる。

少年刑務所にいるギュチョルの元に、仲間が面会に来ていた。
仲間「もう終わりだ!どうするんだ!教権保護局のせいで全滅なんだ!」と嘆いている。
ギュチョル「どするって、教権保護局を潰すしかないだろ」

ファジンはガユンの日記を開く。
そこには「ギュチョルをどうすればいい…?」という文章と共に、さきほど警察で見たリボン型の薬の絵が描いてあった。

少し前
ギュチョルに面会に来た未来大韓党代表国会議員ファン・ギテは、
「もし、仮釈放審査が通って社会に戻れたら何をしたい?」と聞いた。
ギュチョルはしおらしい態度で「もしできるなら学校に戻りたい」と答えた。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第7話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第7話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

ガユンを殺したギュチョルは、刺された傷の手当が済んだ後、ファジンの顔を見るなり土下座した。
「ガユン先生は、僕にとって唯一のいい大人でした。そんな先生を僕が…一生後悔して、死ぬまで反省しながら生きていきます。穏やかに生きようなんて思ってません…ごめんさい!」と号泣する。
ファジンは何も言わずにそこから立ち去った。
ファジンが立ち去った後、泣いていたギュチョルはすっと真顔に戻り、平然と立ち上がった。

教権保護局に1人の男が押しかけて来た。
男は、非常に差し迫った様子で助けを求めてくるので、チェ長官は彼を中に招き入れ、話を聞くことにする。
ナクウォン高校に通う彼の息子ジェユンは、オンライン賭博のゲームにハマり、課金しまくって8500万ウォンもの大きな借金を抱えてしまった。
両親は、もう絶対にやらないようにとしっかりと言い聞かせ、その借金を完済。
しかし、ゲームへの誘惑メールは届き続け、ジェユンは再び手を伸ばしてしまった。
父親は、借金返済にあてる退職金を貰うために会社を辞めた。
依存症になってしまったジェユンを精神科に通わせ、衝動を抑える薬を飲ませたり、霊媒師にお祓いしてもらっても効果なく、警察にも相談したが何もできないと言われてしまった。
やれることは全てやった父親だったが、途方に暮れ、教権保護局に助けを求めたのだ。
現在、ジェユンは家出してしまい、その安否も分からない状況だと涙を流す父親。
チェ長官は父親の手を握った。

ナクウォン高校
ジェユンのクラスにグンデが転校生としてやって来た。
ジェユンは連絡もなく欠席が続いている。
グンデが学校を歩いていると、この学校の生徒のほとんど全員が、ジェユンと同じようにオンライン賭博のゲームにハマっていることが分かる。
オンライン賭博の利用者は子供や学生が多い。
利用者の周りには必ず高利貸しがいて、多額の借金を抱えさせ、ジェユンのように家出してしまう子も多いとか。
賭博に伴う二次犯罪も深刻で、検挙するには他部署の協力が必要なほど大規模になる。

グンデのクラスメイトのソンビンは、オンライン賭博ゲームの勧誘役である。
まずソンビンは、ゲームで100万ウォン勝ったと大騒ぎし、カモであるグンデの興味と関心を引く。
ソンビンは奢ってやると言って、グンデや仲間をレストランに連れて行く。
食事しながらも、ソンビンたちはずっとゲームに盛り上がっている。
孤立したグンデが「それ、何やってるの?」と聞くと、
ソンビンは待ってましたとばかりに
「ただの金を稼ぐゲームだよ。獲得したポイントで超高級パソコンを買ったんだ。お前にもできるよ、教えようか?」と誘ってくる。
グンデが「うん」と答えるやいなや、ソンビンは紹介コードを送り、携帯を取り上げてアカウントを作成。
グンデは、あっという間にオンライン賭博ゲームの会員となった。

グンデはこれらの情報をファジンとファンリムに共有。
オンライン賭博ゲームをやってみたグンデによると、中学レベルの数学と統計を応用できれば負けない仕組みになっているという。
ファジンが「それなら負けずに勝っていいぞ。勝ったお金は君のボーナスにしろ。」と言うので、グンデはさっそくオンライン賭博ゲームにハマってしまい、徹夜してしまった。
結果は100万の負け。
翌日、ボロボロで登校したグンデにソンビンが近づく。
「負け知らずの方法がある。負ける度に賭け金を倍にするんだ。それでいつか勝てる。1発でいい。1回勝てば取り戻せる。金がある限り負けない無敵の方法だぞ。俺は顔が広い。金貸しの兄貴を紹介してやる。」と言う。
トントンと話を進めるソンビン。
金貸しの兄貴に電話をかけ、あれよあれよという間にグンデは借金をすることになった。
その代わりに、担保として親の電話番号が必要だという。

負けない自信があったグンデだったが、すっかり沼にハマってしまった。
借金を負ってしまい、ベソかきながらファジンたちに報告。
ファジンは「よくやった、これで動きがあるな」とグンデの肩を叩いた。
すると、ファンリムの携帯が鳴った。
出るやいなや「グンデの母親だな!?息子の借金を返せ!」と凄まれる。
ハンリムは「そんな大金、払えません」と言って電話を切る。
これで、間違いなくグンデのもとに取り立てが来る。
そいつらを捕まえれば、組織のてっぺんに君臨するボスにたどり着くことができる。

翌日、闇金業者の取り立てにビビりながら登校するグンデ。
少し離れた所でハンリムが見守っているから安心…
と思っていたが、ハンリムがトッポギに夢中になっている間に、グンデは車で連れ去られてしまった。
連れ去られたのはグンデだけではなく、同じようにオンライン賭博ゲームで借金を抱えた数名の生徒がいた。
(グンデは車の窓から携帯を落とす。)
生徒たちは店舗のレジ強盗やオヤジ狩りをさせられ、そのお金を闇金業者が回収していく。

その頃、ファジンたちはグンデの捜索に力を入れる。
ファンリムは自分の失態に責任を感じ頭を抱える。
ファジンは「”ミス”は立て直せるが、諦めたら”失敗”だ。いいな?」と活を入れた。

オヤジ狩りを拒んだグンデは、アジトに連れて行かれ、パソコンの前に座らされる。
そして、リストにある電話番号にメール送信する仕事をあてがわれた。
何人もの若者が監禁され、この仕事をさせられており、その中にジェユンもいた。
劣悪な環境下でまともに飲み食いできず、寝ずにやらされているため、ジェユンは朦朧としていた。
それが見つかり、暴行されそうになるジェユン。
グンデはパソコンに詳しいという武器を使い、その場に割って入り事を収める。
さらにグンデは、サーバーの不調を直せと命じられ、ボスの部屋へと連れて行かれる。
見事やってのけたグンデは高待遇を受ける一方、ジェユンは倒れてしまい、どこかへ運び出されていく。

ファジンたちはグンデが落とした携帯を回収したが、壊れていて使えない状態だった。
ファンリムは、教権保護局にソンビンを連行して問い詰め、利用者を誘導するバナー広告を吐かせる。
それを見たファジンとファンリムは、バナーの点滅がモールス信号だと気づく。
実は、サーバーを直す過程で、グンデはファジンたちにヒントを仕込んでおいたのだ。
そのおかげで、ファジンたちはグンデの居場所であるアジトを特定できた。
2人はさっそくアジトに殴り込み。
怒りマックスのハンリムは、「ポン・グンデーーー!!!」と叫びながら大暴れし、チンピラどもをなぎ倒す。
「目は小さいけどキラキラでオタクっぽいけどよく見ると可愛くて背が高くて賢そうな人!ポン・グンデ!」
「ん?」と思うファジンw
ファンリムは髪を結い、グンデのために本気を出し、後から後からわいてくるチンピラを殲滅した。
そして愛しのグンデを見つけたファンリムは、恋する乙女のような眼差しで駆け寄り、グンデの無事を確かめた。
ファンリムは監禁されていた若者たちを保護し、ファジンは上階のボスの部屋へ。
しかしボスは逃走済み。
ファジンは逃走経路を見つけ、ボスを捕まえた。
そして、ボスの手を車のドアで挟んで潰し、パーしか出せない状態にしてジャンケンをさせる。
「勝てば生き残れて、負ければ殴られる。」と言い、ファジンはチョキを出し続け、殴り続ける。
「罪が多過ぎる。友達を失わせた罪。家族を失わせ罪。青春の喜びを奪った罪。親の心を深く傷つけた罪。」
ボスは力を振り絞ってグーを出すが、ファジンはパーを出しており、そのパーで思いっきりビンタした。

グンデとファンリムは、離れた小部屋に放置されていたジェユンを救出。
駆けつけた救急車に乗せて見送った。
怖い思いをしてベソかいて怒っているグンデ。
ファンリム「私が一生守るから!あ…仕事中は。」
グンデ「僕は目は大きくないが小さくもない!ほら見て!」
ファンリムはその目に吸い込ませそうになり、咄嗟に話を逸した。

ジェユンは元気になった。
父親は教権保護局にやってきて、チェ長官に感謝を伝える。
しかし、またジェユンが賭博をやってしまうのではないかと思うと、怖くてたまらないと打ち明ける。
「あなたは見放さなかった。これまで通り、次も諦めないでください。それで子供は変わります。1人じゃない。教権保護局がいます。」と励ました。

ファジンはジェユンとソンビンを教権保護局に呼び出し、話をさせる。
2人は小学校からの親友だった。
ソンビンもオンライン賭博ゲームで借金を抱え、それを両親にバラすと脅され、泣く泣く勧誘役をやらされ、泣く泣くジェユンを賭博に道に誘い込んだのだ。
とはいえ、2人は相応の罰を受けることになる。
金儲けのために子供を利用したのは大人たちであって、自分たちは被害差だと主張する2人。
しかしファジンは本当の被害者ご両親だと言う。
息子の借金のせいで、生涯の貯金と家をすべて失い、会社を辞めた父親。
息子のせいで、人前で平手打ちをされても膝を突くしかなかった父親。
息子を見張る父親の代わりに、焼肉店の厨房で脂まみれの鉄板を洗う母親。
息子のせいで警察や教権保護局を渡り歩き、見下されて行商人扱いされても、息子を救ってほしいと涙ながらに懇願する父親。
立ち止まるチャンスは何度もあったのに、それを捨ててゲームに走ったのは自分たちだ。
ファジンは
「賭博をやめて、周囲の許しを得たいなら加害者として生きろ。絶えず反省を続けて、絶えず許しを請え。これが最後のチャンスだ。」と言って聞かせる。
2人は涙を流す。
ファジンは2人から携帯を取り上げ、ポケベルを渡した。
呼び出されたらすぐに駆けつけて働き、その賃金を借金返済にあてるのだ。

ファンリムは、グンデを守ってあげられなかった謝罪の意味で、壊れてしまったグンデの携帯を弁償。
最新携帯のサンプルをいじると、その画面にはオンライン賭博ゲームのバナーが。
グンデの目は、そのバナーに吸い込まれそうになる。
ファンリムはそれを見て、オンライン賭博ゲームができないガラケーを注文した。

次期大統領候補の支持率は、未来大韓党代表国会議員ファン・ギテを、チェ長官が17%上回っていた。
チェ長官が出馬するのか否か、注目が集まっていた。
これを受けて未来大韓党は、代表であるギテ抜きで緊急会議を開いていた。
ギテはこれに怒りをあらわにし、チェ長官の対して苛立ちを募らせる。
そんな中、ギテは、訪ねてきた少年刑務所の看守からUSBを渡される。
それを見たギテは、少年刑務所にいるギュチョルの面会にやって来た。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第6話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

ファジンは、暗い部屋で1人、ガユンの事件について見直していてた。
そこへチェ長官がやって来る。
生活感がなく味気なく暮らすファジンを心配し、浅漬けの差し入れを持って来てくれた。
チェ長官はファジンが事件を見直していたことに気づき、
「行為に感情が湧くと暴力になる。私に”娘を忘れろ”などと言わせるな。」と、ファジンが復讐心に駆られないよう警告した。

教権保護局は、世間からの指示を集め、次期大統領候補にチェ長官が急上昇。
ただ、一方で”報復集団”というレッテルも拭いきれていないのも事実。

ファジン、ハンリム、グンデは仕事の帰りに、車を盗んで、嫌がる女子学生を連れ込み、暴走する学生たちを発見。
ファジンたちが車で追いかけるが、学生たちはロケット花火を放って攻撃してくる。
学生たちは中指を立ててファジンたちをあおり、無関係の通行人にまでロケット花火を向けて放ち始める。
そして、人混みの中に車で突っ込み、非常に危険な運転を繰り返すため、ファジンはカーチェイスさながらに追い込み、ファンリムは学生たちの車の下に自転車を放り投げ、車を強制停止させた。
警察署に連行された学生たち4人組は14歳の中学生だった。
刑法上、何をしても逮捕されないのをいいことに、やりたい放題なのだ。
自分たちで”触法少年”だと言い、まったく反省せず、警察官をバカにしたような態度を取る。
連れ回されていた女子学生は酒を飲まされていたようで酩酊状態。
ハンリムは「しっかりして!」と叱るが、女子学生は「友達関係だからほっといて!」と言い張る。
警察としてもこれ以上できることはなく、”補導”で終了。
担任の先生が迎えに来たので、ヘラヘラと帰宅していった。
ファジンたちは、逆に学生たちから”児童虐待”で通報される始末。
呆れ果てて笑うしかない。
担任の先生も、大人を舐め腐っている生徒たちに、学校としてもお手上げ状態だと嘆く。
チェ長官の迎えが来たのでファジンたちも帰れることに。
警察署を出ると、学生たちは、ファジンの車にさっそく悪さをしていた。
頭にきたファジンたち教権保護局は、明日からヒョンジン中学校に出向き、鉄槌を下すことに決めた。

翌日、ヒョンジン中学校にで教権保護局の指導が始まる。
ファジンは、昨日の、ジウンを中心とした問題児4人組と話をするが、相変わらずヘラヘラと舐め腐った態度を取る。
ハンリムはクラスメイトたちに4人組について聞き取りをするが、全員、「知らない」「分からない」「悪さをしているところを見たことない」と口をつぐむ。
ハンリムは、次に、昨日の女子学生ユンを捜すがどこにもいない。
色々調べた結果、ユンジンは、施錠されたロッカーに閉じ込められていた。
ユンジンはあちこち怪我をしており、ボロボの状態で震えている。
ハンリムとグンデは、ユンジンを保健室で保護し、話をする。
昨夜、酒を飲んだと言っていた女子学生だったが、本当は飲んでいなかった。
それなのに酩酊状態だった理由は薬だった。

ユンジンは、ダンスが大好きな明るくて可愛らしい中学生だった。
ある時、もっと可愛くなりたいとダイエットを始める。
そこへジウンが近づき、ダイエットに効果があるというハート型の薬を勧めてきた。
薬のおかげでダイエットに成功、ジウンに可愛くなったと言われ嬉しくなる。
ユンジンは薬にハマってしまい、自ら求めるようになってしまった。
最初はタダであげていたが、ジウンは次第にお金を請求し、次第に値段を釣り上げていく。
お金がなくなってしまったユンジンだが、それでも薬が欲しい。
ジウンは、そんなユンジンに薬の売人のバイトさせるようになった。
ジウンがバイトさせていたのは、ユンジンだけではない。
多くのクラスメイトを加担させていたのだ。
(そのため、クラスメイトたちは、ハンリムの聞き取りに対して、罰せられること恐れて口をつぐんだのだ。)
薬を売り、お金を稼ぎ、薬を貰う。
ユンジンはだんだんと怖くなり辞めたいと申し出るも、ジウンは暴力や恐怖で押さえつけ、ユンジがやめられない状況へ追い込む。
身も心もボロボボロで限界に来たユンジンは、勇気を出してスクールポリス通報箱に匿名で通報した。
おかげで、ジウンたち4人組は警察に連れて行かれ、クラスメイト達も厄介者がいなくなり安堵した。
ところが、ジウンたちは”補導”だけで、すぐに戻ってきた。
通報したことがバレてしまい、怒ったジウンたちによってユンジンは暴行され、ロッカーに閉じ込められるようになってしまったのだ。

全てを聞いたハンリムは証言するように言うが、ユンジンは全てを諦めていた。
担任も学校も警察でさえ何もできなかった。
もう、死ぬまで終わらないんだと。
ハンリムはポロポロ涙をこぼすユンジンの手を握り、
「教権保護局は違います。被害を受けた生徒に真剣に向き合う。だから信じて。私が守る。」と言った。

クラスメイトを薬漬けにして売人に仕立て稼ぐ。
学校を地獄に落とし、悪びれもせずに悪事を繰り返すジウンたち4人組に、ファジンたちは我慢の限界。
町中を逃げる4人組を追いかけ回して捕まえ、人里離れた少年刑務所へぶち込んだ。
教育部長官であるチェ長官の働きかけで、4人組を刑務所送りにすることに成功したのだ。
4人組は、刑務所の手続きにおいても、相変わらずヘラヘラと舐め腐った態度。
すぐに帰れると思っていた。
しかし、「受刑者が暴れた時、制圧のための暴力は正当化される」ということで、本領発揮のハンリム。
すぐに帰れるわけもなく、ハンリムの超スパルタ教育に怯え始めた4人組。
以降、ビクビクの中で、勉学や運動や奉仕活動など、規則正しい生活を送ることとなる。

イライラが募っているジウンは、班長である先輩受刑者に八つ当たり。
殴ってケガをさえ、騒動を起こしてしまった。
しかし班長は、刑務官に「転んでケガをした。ジウンは助けてくれた。」とウソをついて場を収めた。
ファジンは、ジウンが殴ったと見抜いており、
「班長だけは手を出すなよ。まずいことになるぞ。キム・スギョムを知らないか?いじめの被害者だったんだが、加害者たちを殺したんだ、1人残らず滅多刺しにして。殴ってないよな?今後は近づくなよ。」と、ジウンに言った。
血の気が引いて、ビビり倒すジウン。
翌日、スギョムは洗い場からスプーンをこっそり盗み取り、先を尖らせて、ジウンに襲いかかった。
スギョム「俺は最高刑を受けてるから殺しても変わらない!ここは地獄になるぞ。必ず見つけるから、俺とかくれんぼしよう。俺みたいなのは大勢いる。ははは!」
あまりの恐怖に、お漏らしして泣き崩れるジウン。

4人組の保護者達が、教権保護局へ抗議にやってきた。
チェ長官は「明日、学校へ来て下さい。子供に会える最後の機会です。」と告げた。

翌日、体育館で待つ保護者たちの前に4人組は連れて来られた。
「皿洗いをさせた」だの「殺人犯と同じ場所にいる」だの「たった14歳の子供を刑務所にいれるなんて」だの「触法少年だぞ」だのと、息子の扱いが酷いとギャンギャン吠えまくる保護者達。
ファジンは、ジウンがクラスメイトに売らせていた薬を取り出した。
ジウンが「ただのダイエット薬だよ」とシラを切るので、ファジンはその薬をジウンの口の中に押し込んだ。
1つ飲みこんでしまったと、パニックになって吐こうとするジウン。
ダイエット薬にしては、あまりに過剰なリアクションであり、保護者も戸惑う。
ファジンは、そこで、ジウンたちが学校で行っていた悪事について話し、被害者たちの存在と生々しいその証拠写真を見せた。
すると保護者達は、示談金を用意して被害者へ補償を行うと言い出す。
チェ長官がキレた。
「”他人を傷つけるな””苦しめてはいけない”親が教えるべきことだ。親でなければ学校が。学校でなければ社会が教えるべきだ。誰もできないから我々が介入した。過ちを犯したら罰を受け、被害者より平然としていてはいけない。そうやって責任を取るんだ。」と。
一斉に「ごめんなさい!もうしません!」と土下座を始める4人組。
ファジンは「やっと反省したな…でも君たちを許すのは、我々じゃない。」と言って、ユンジンを招き入れた。
ユンジンは勇気を振り絞って
「4人とも絶対に許さない…みんなのせいで毎日つらかった。怖くてたまらなくて息もできないほどに。私にとって学校は地獄だった…なんで私が逃げるの?私も学校に通いたい!卒業したいの!」と言った。
それを聞いたジウンはキレて「俺は触法少年だ!殺してもいいんだ!」と叫びながらユンジンに襲いかかる。
寸での所でハンリムにブロックされてひっくり返るジウン。
ジウンのこの行為をもって、保護者達による釈放要請は棄却。
4人組は少年刑務所へ連れ戻されることに。
ユンジンは涙をポロポロこぼしてハンリムの手を握る。
ハンリムはユンジンを抱きしめて背中をトントン。

その後、触法少年法は、教権保護局が指導することとなった。
長年変わらない法律の中で少年犯罪は増え続け、善良な生徒が苦しんでいる現状を変えるべく、教権保護局が立ち上がる。

4人組は、スギョムが待つ怖い怖い刑務所へ戻り、”触法少年”でなくなるまでここで過ごす。
その後は、大人として法的に責任を問われることになる。

実は、スギョムは、ファジンの依頼で4人組を怖がらせていたのだ。
スギョムは、自分のような人間をこの世に生ませてはならないと強く願い、それを教権保護局に託したのだった。

ジウンは、受刑者の先輩に、薬の出処を漏らしてないかと問い詰められる。
もちろん漏らしていいないと答えるも、口封じのため先輩から刺されそうになる。
しかし、それを庇って刺された受刑者がいた。
ガユンを殺して服役しているギュチョルだった。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「素晴らしき新世界」第14話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「素晴らしき新世界」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第14話(最終回):素晴らしき新世界

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

<朝鮮時代>ーーー
流刑地で追いやられたチョンホン大君の元に、アンジョン王から手紙と滋養食が届く。
手紙には「罪人として死ぬなら、女を生かしてやる」と書かれている。
滋養食と見せかけて、中身は毒だ。
チョンホン大君はダンシムを助けるために、毒であることを承知の上で飲み干した。
そこへ、アンジョン王の家来がやって来て、刀を向ける。
アンジョン王は、毒を送り付けといて、本当は「山賊に襲われ、遺体もない」という惨状を望んだのだ。
チョンホン大君は家来に切られ、無念の死を遂げたのだった。
ーーーーーーーーー

占い師から、「朝鮮へ戻り、大君を救い、対価を払えばセゲは助かる」と聞いたソリの魂は朝鮮時代へ。
大妃殿の至密の宮女として仕えているため、どうやら過去が変わったようだ。
そして何より、チョンホン大君はまだ流刑先で生きている。
アンジョン王は、チョンホン大君の元へ送る使者団の中にソリを加え、流刑地まで手紙と滋養食を届けるように命じた。
ソリは、アンジョン王の命令を怪しみつつ、チョンホン大君を助けるべく、流刑地へ向かった。

そして、ソリはチョンホン大君と再会。
ソリは用意された滋養食には毒が入っていると察し、チョンホン大君に食べさせなかった。
そして、
「私は嬉しかった。野良犬に話しかける宮女を友と呼んでくださった。身寄りのない宮女の心まで思いやる方は初めてでした。私はもう、雨が好きになりました。あの清涼感に生きてると感じる。大君様のおかげで私は生きる意志に目覚めました。こんな生き方が嫌なら、違う世界に行けばいい。ここを脱出しましょう!」と言った。
しかし、そこへアンジョン王の家来が現れ、刀を振り上げる。
2人は手を取り合って崖っぷちまで逃げて来た。
チョンホン大君は追いかけてきた家来を切った。
ところが、つぎの瞬間、茂みから弓矢が放たれた。
ソリは、チョンホン大君をかばい、矢が刺さってしまった。
2人はそのまま抱き合って倒れるように、崖から海に落ちた。

ソリのおかげで、チョンホン大君はムンドに殺されずに済んだため、手術が終わったセゲの意識が戻った。
セゲは目を覚ますやいなや「シン・ソリはどこだ」とソン室長に聞いた。
ソリは行方不明になっていた。
セゲは絶対安静を言い渡されているにも関わらず、ソリを捜すために病院を抜け出した。

ムンドは警察で聴取を終えて出てきた。
そこへセゲが現れ、「シン・ソリはどこだ!?」と掴みかかる。
「なぜ俺に聞く?逃げたのかな?お前といるといつ刺されるか分からないもんな。俺が見つける前に早く捜せ。」と軽くいなすムンド。
セゲはムンドに殴りかかるが、フラフラ状態のため、すぐに周りの人に止められた。
セゲはダンシムについて警察に相談するが、失踪届は出せるが、直系家族からの依頼でないと捜査はできないとのこと。
ダンシムには家族ぎないため、警察では見つけ出す手立てがない。
途方に暮れたセゲはダルス会長の家に行き、涙を流して助けを求める。
ダルス会長はセゲの手を握った。

ソリの居場所が分かったのだが、病院だった。
外傷もないのに意識不明の昏睡状態で、まったく回復しないとのことだ。
ショックを受けるセゲ。

チョンホン大君を救い、運命の鎖を断ち切ることができたソリの魂は、痛みも苦しみもなければ喜びもない、過去でも現在でもない、虚無だが平安な場所にいた。
巫女は言う。
「罰は終わりました。苦しみともお別れです。悪縁も因縁も古いしがらみを全て断てば、これ以上大切なものを失うことも、涙を流すこともありません。苦しい思いはもう十分です。ここで残りの寿命を安らかに全うして下さい。これは天が下した褒美です。」と。

セゲは目覚めないソリを検査させる。
その結果、大きな衝撃による脳の防衛機能によって意識を遮断している状態だとわかる。
セゲにできることは話しかけることしかない。
セゲは会社と病院を行き来し、できる限りソリに寄り添った。

セゲの元に占い師がやって来た。
「最近霊が降りてきて、夢か現か分からないが、ソリが意識不明であるなら伝えないといけないと思った。」と告げる。
当然ながら素直に受け入れるわけもなく、セゲは詐欺師かなんかだと思う。
占い師は「代表は知っておくべきです。ソリは代表の命を救うためにすべてを捨てたんです!」と言うが、追い返されてしまった。
しかし、追い返したものの、セゲは占い師の言葉が気になっていた。

テヒは、仕事でセゲとミーティングをするが、憔悴しきっている様子のセゲが心配になる。
そこで、博物館で見かけた絵について教える。
「燃えかけの宮女の絵。シン・ソリさんにそっくりなの。」と。
さっそく博物館にやって来たセゲ。
ダンシムの絵と、ダンシムへの想いが込められたチョンホン大君の日記を読み、セゲはこれまで見てきた夢が、すべて事実だったのだと分かり、泣き崩れる。
そして「ここに戻ってきてくれ…」と強く願った。

外は5月だと言うのに雪が降ってきた。

セゲの切なる願いがソリに聞こえる。
ソリは、巫女から最後のチャンスをもらい、痛くて苦しくても、喜びがあるセゲのいる世界へ戻ることにする。

博物館から出て、舞う雪の中を歩くセゲ。
そこにソリが現れた。
セゲは「俺を残していくなんて!残された俺はどうなる!君が死んだと思って俺まで死にそうだった…告白もまだなのに…愛してると言ったこともないのに…」と目に涙をためる。
ソリは「2人ともこうして生きてる。戻ってきたでしょ。これから毎日言えばいい。愛してる、チャ・セゲ。」とセゲを見つめる。
2人は百年でも千年でも添い遂げることを約束して抱き合った。

<朝鮮時代>ーーー
ダンシムは、チョンホン大君と生きていくことを決めた。
チョンホン大君は傷を隠すために付けていた仮面を外し、2人は共に王宮や流刑地を抜け出し、新天地へと共に歩んでいく。
ーーーーーーーーー

ソリとセゲは、せっかく生きながらえたのだから、これからの生き方を変えていこうと話し合い、ダンシムは目を光らせる。

一方ムンドは、自身の疑惑を晴らすべく記者会見を開いていた。
集まった記者の中に、メガネをかけて記者に扮したソリが。
ソリは「私の男に手を出したわね?覚悟しな。」と宣戦布告。
するとそこへセゲとソン室長が登場。
集まった記者たちにある映像を送信した。
それは、セゲの処方薬に手を加えた看護師の死体を、ムンド自身が遺棄している驚きの映像だ。
これは、セゲのフェイク動画を制作した会社に依頼して作らせた、これまたフェイク動画だ。
セゲの時のように、本当かどうかは関係なく拡散され、その評判は地に落ちるのだ。
また、30分前には、チェイルの取締役会によってムンドはすでに臨時代表職を解任。
ムンドの秘書が自首しており、すべての悪事は警察の知る所に。
ムンドは駆けつけた警察によって逮捕。
これにて成敗完了。
しかし、自ら悪を成敗できない21世紀にもどかしさを感じるソリ。
ソリは、こうなったら自分でできることは思う存分やろうと決意。
そして、ソリを妬み、裏切って衣装倉庫に閉じ込めた役者仲間のウナに仕返し。
さらに「カン禧嬪」の真実としてアンジョン王の悪事をネットに暴露してやった。

ジヒョは、度重なる悪質な誹謗中傷コメントを告訴していた。
しかし、それを書いたのは元彼だった。
元彼はジヒョを待ち伏せし、「告訴を取り下げろ!」と殴ろうとする。
そこへグァンナムが登場、元彼を追い払った。
泣き出したジヒョ。
グァンナムは「悪質コメントなんか無視して、自分に集中しましょう。ジヒョ様は、本人が思う以上に素敵な人だ。僕は人を見る目がある。」と励ました。

刑務所のムンドへ面会に来たソリ。
まったく反省の色が見られないムンドに対し、「このまま冷たい監獄で一生を無駄にする。過ちを改める唯一の機会をさえ逃して。堕落した魂が救済される機会。魂に刻まれた強欲をすすぐ機会だ。お前がまともになれる唯一の機会。それを逃したんだ。」と言った。
ムンドにとって、それは息子ソジュンの存在であるということを思い知らせた。

ソリとセゲは祖母オクスンのお墓へ。
「これから、遅れた幸せに利子をつけて穏やかに暮らすから見守ってね」と話した。

ムンドの息子ソジュンは、ダルス会長が引き取り、可愛がり溺愛していた。

ビーオージェイの新入社員面接。
会場にはグァンナムの姿が。
そこへジヒョがやって来て、グァンナムが面接を受けるのを止め、
「一緒に仕事をしましょう!」と誘った。

セゲとテヒは良きビジネスパートナーへ。
セゲの幸せそうな顔に、「私も幸せを探すわ。そういう幸せを信じるようになったの。」とニッコリ。

セゲはソリの次の「初キスだけで99回目」というドラマにブチギレ。
明後日から撮影だというのに、イチャモンをつけてきた。
キスシーンは全部削除、アイコンタクトを99回に変えると言い出した。
あきれるソリ。

嘆いてばかりの人生はもうやめる。
軽やかに羽ばたくのだ。
「初夏に降りる霜(ソリ)の花のように軽やかに。」
海へ来たソリとセゲは笑い合いながらキスをした。
ソリ「素晴らしき世界が目の前に広がる時が来る断言する。信じていい。」

<終>

Netflix韓国ドラマ「素晴らしき新世界」第13話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「素晴らしき新世界」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第13話:運命の鎖

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

祖母オクスンの店にショベルカーがやって来て、店を取り壊そうとするが、そこへセゲが、少し遅れてソン室長と警察がやって来て事なきを得た。
ダンシムは気を失い、夢を見た。

<入れ替わりの真実>
12歳のシン・ソリは、親による一家心中で車ごと水没。
苦しくて意識を失うが、パッと意識が戻り、ふと気がつくと、同じく水中に沈みゆく12歳のダンシムがいた。
12歳のカン・ダンシムは、貧しさ故にその身を売られ、逃げるために川に飛び込んだ。
川の中で、ソリとダンシムは時空を越えて出会い、目が合った瞬間、魂が入れ替わったのだ。
そしてソリは朝鮮時代へ、ダンシムは現代へ。
ソリもダンシムも、酷いトラウマによって、それまでの記憶を失いながら、それぞれの場所で生きることとなる。
ソリは、朝鮮時代の宮女として育ち、貧しい出自故にいじめられる。
そんな中で、チョンホン大君と出会い、別れ、色々あってアンジョン王の王妃となり、罪を被せられ毒を飲む。
そして、死にかけたのをきっかけに、その魂は現代に帰還。
ダンシムは、ソリがやっていたように子役を続けるが、当然ながら上手くいかず芸能界から姿を消す。
祖母オクスンを思いながら、いつか俳優として成功することを夢見て、無名俳優として貧しくて辛い生活をしていた。
そんな中で、帰還したソリと入れ替わるようにダンシムも朝鮮時代へと帰還した、というわけだ。

(以降、現代にいるのをソリ、朝鮮時代にいるのをダンシムと書きます。)
ソリは、セゲのベッドで目を覚ます。
セゲが心配そうに寄り添っている。
自身の過去やその経緯、すべてを把握したソリは、
「過去のことは帳消しにする。もらえなかった褒美をまとめてもらう、そう考えてみる。チャ・セゲ、ずっと一緒にいよう。」とニッコリ笑った。

ソリとセゲは祖母オクスンのお見舞いへ。
祖母オクスンは、もうソリのことが分からなくなっていた。
胸が張り裂ける思いで、涙が溢れてしまう。

ソリは占い師の元へ行き、自身の過去やその経緯のすべてを話した。
占い師は「シン・ソリ、本物の人生の再出発ですね。」と言った。

ソリは、時代劇ドラマの出番が終わって打上げへ。
みんなでワイワイやっていると、セゲがやって来た。
セゲは、共演者、スタッフのみんなに、豪華なプレゼントを贈った。
みんな大喜びで歓声が起こる。
セゲは満足げだが、ソリは、会社が大変なのに金の無駄遣いだと怒る。
セゲはソリが自分の心配をしてくれていることが嬉しくてクネクネ。
イチャイチャしてる2人を見て、ジヒョは不貞腐れる。

グァンナムは、ジヒョのマネージャーもやらされていたが、自分勝手で傲慢な態度にいいかげんに嫌気が差し、キレてしまい、
「マネージャーは人間以下か!?こんな業界滅びてしまえ!辞めてやる!」と吐き捨てて立ち去った。

ムンドは看護師死亡事件に関して、警察から任意同行を求められるが、応じなかった。

その頃、セゲとソン室長と秘書は、セゲの家でムンドを潰す作戦会議を行っていた。
まずは、ムンドお得意の印象操作で復讐。
ムンドの権力の原点、建設会社の基盤から揺るがし、リゾート建設を阻止する。
当然反撃してくることが予測されるが、セゲは受けて立つ覚悟を決めた。

翌日、ムンドの収賄疑惑とリゾートの敷地確保に反社勢力を動員されていたこと報じられ、波紋を呼ぶ。
さらに、リゾート建設予定地に、国際空港が誘致されることが発覚。
投資家たちは、「飛行機が飛び交うリゾート地なんか誰が泊まるか!」と激怒。
市長は国際空港よりもリゾート建設に前向きで、実際に承諾しているのだが…。
実は、これは、セゲとテヒが組んだ作戦だ。
テヒは市長を掌握し、リゾートではなく、国際空港誘致に舵を切らせたのだ。
もし空港がで暁には、モチャンの系列店がこぞって入り、テヒにとって大きな旨味が期待できるのだ。
テヒは、セゲと婚約者ではなく、ビジネスパートナーとして手を組むことを決めたのだ。
このおかげで、ムンドのリゾート建設は頓挫した。

作戦がうまくいっているセゲは、家にダンシムが突然やって来てさらにご機嫌。
イチャイチャしてキスしようとしたら、伯母さんたちがやって来てガックリ。
伯母さんたちは手のひらを返して、セゲに家族として団結しようと言ってきた。
これまで散々「泥棒」だの「クソ野郎」だのと蔑ろにしてきたのに。
セゲは冷ややかな目で「クソ野郎に泣きつきに来たんでしょ?」と言う。
見破られた伯母さんたちは逆ギレし、「かばってあげようと思ったのに!性根が腐りきってるわね!」と暴言をはいた。
そこへ、王妃の威厳そのままのソリ登場。
「腐ってるのは誰だ?チャ・セゲ、黙って聞いてないでさっさとつまみ出せ。飴をぶつけられてまだ懲りないとは…。懲りずに甥をいじめるとは困ったもんだ。」と言って、観葉植物から葉っぱを引っこ抜き、ムチのようにして振り回し、伯母さんたちを追い出した。
セゲは守ってもらえたことが嬉しくて、ソリにベッタリ。

その後、ソリとセゲはダルス会長の病室へ、正式にご挨拶に。
病室にはムンドが来ており、セゲに「健康を考えるなら余計なことは話すな。お年寄りはころっと逝くからな〜」とニヤつきながら忠告した。
ソリはムンドを連れ出し、
「お前みたいな人間が前にもいた。目的を果たし、血に染まった王座に就き1人寂しく死んだ。歴史には聖君として記録された。勝者の記録だから。人生の秘密を一つ教えてやろうか。善行も悪行も必ず返ってくる。因果応報は必然で、始まったばかりだ。私ももう黙っていない。耐え忍ぶのは一度で十分。今世では、私も、私の愛する人も必ず守り抜く。」と宣戦布告した。

ムンドも帰り、ソリは改めてダルス会長にご挨拶。
セゲを病室から追い出して2人きりで話をする。
ダルス会長「お嬢さんはイマイチだ。頼るところもない人をセゲの伴侶にはできない。その考えは今も変わらない。」
ソリ「私も少し前までそう思ってました。だけど、どうしようもない。新しい人生が与えられて、チャ・セゲがいない人生は想像できません。この手を絶対に離したくない。」
ダルス会長「すでに決まってるなら、なぜ私のところに来た?」
ソリ「宣言しに来ました。お孫さんを幸せにすると。二度と1人にはしません。信じていいです。」

看護師の死亡事件に関して、ムンドが癒着している警察署が管轄から離れた。
これによって、ムンドの思うように物事が進まなくなってしまう。
これは上層部の指示だということだ。
実はダルス会長は、事故によって失ったと言われていた事故前半月の記憶が戻っているようで、自ら警察庁長官に話をつけていたのだ。

ソリとセゲは宿所の屋上でキャンプデート。
火を見ながら話をする。
ソリは、セゲのことを考えて舞い上がっては、突然失うのが怖くなる。
1日に何十回も感情が上下する。
でも、そんなことも嫌じゃない。
これが恋なのかと問う。
セゲは「そういうことは男が言うもんだ!」と怒る。
ソリはそんなセゲのほっぺにキス!
こっちを向いたセゲの唇にキス!キス!キス!
耐えられなくなったセゲは、ソリの頭を抱えて本格的にキス。
しかし、大家さんに見つかってしまい、2人はいそいそと家の中に逃げた。
寒い寒いソリの部屋の中、2人は一緒に布団にくるまってキスの続き。

祖母のオクスンの容体が急変し、集中治療室へ運ばれてしまった。
急な発作だったが、幸い峠は越えて持ちこたえて眠っている。
ソリは寄り添い、ずっと手を握る。
少し前、祖母オクスンは意識がはっきりしていた時、セゲに話をした。
「生きていれば嵐の日のあれば、雷が鳴る日もある。そんな時は、傘を差してやろうとせず、隣で一緒に濡れるんだ。一緒に歩く人がいれば耐えられる。何があっても守ってやっておくれ。先に死んじゃダメだ!」と言ってニッコリ笑い、セゲの肩をさすった。
セゲは眠っている祖母オクスンに、必ず約束を守ると誓った。

しばらくして、祖母オクスンはかすかに意識を取り戻した。
「バス…停留所…私は…どこへ行くの…?」とうわ言のように繰り返す。
ソリ「私達は病院を抜け出して、待っていたバスに乗るの。運転手はおばあちゃん。町を走り、山道を走り、車を追い抜き、全速力で走って、風が通り過ぎる。バス停に止まる度に皆が私達を見て歓喜する。皆を乗せて、幸せそうに笑いながら、歌いながら、走って走って、世界の果てに到着する。そこには、涙も悲しみもない。皆笑顔で祝福する。よく頑張った、お疲れ様と、この人生は成功だって。」
祖母オクスン「そうとも…成功だ…この人生は大当たりだ」
ソリ「そうして戻るの、最初の場所へ。本来の姿で。笑いながら幸せに。」
ソリは話しながら涙をこぼし、祖母オクスンを見つめる。
祖母オクスンは、「来たね、可愛い子」とつぶやき、亡くなった。

ムンドの息子ソジュンがなかなか学校から帰って来ない。
秘書が学校に迎えに来たと聞き、怒り狂うムンド。
これはダルス会長の指示だった。
ムンドは急いでダルス会長の病室へ行くと、ソジュンはスヤスヤ眠っていた。
ムンド「なんのまねですか?脅迫ですか?なぜソジュンをさらったんですか?」
ダルス会長「お前が腹黒い人間だということは知っていた。だが、ここまでだったとは。獣のような男に背後を任せた私の失策だ。お前のような人でなしを人間扱いする必要はない。お前がソジュンを思うように、私もセゲは大切だ。なぜ親のいない子に手を出す!?もう我慢の限界だ!」
ムンド「それなら、会長が大切にすればよかった。幼い頃の記憶は消えない。なぜ僕ではなく息子に手を出すんですか?見事な脅迫ですね。一線を越えました。会長の責任です。覚悟してください。」
ムンドはソジュンを抱きかかえて立ち去った。

ソリは祖母オクスンの葬儀の後、部屋で、写真を見て偲んでいた。
食事も睡眠も取らないので、心配になるセゲ。

テヒは、海外からの客人を博物館に案内していた。
その中で、朝鮮時代にチョンホン大君が描いたダンシムの絵に出くわし、描かれている女性がソリにそっくりなことに驚いた。

今日はクリスマス・イブ。
空に浮かぶ”妖女の星”が見られる最後の夜だとラジオから流れてくる。
そんな中、占い師の体に朝鮮時代の巫女の魂が乗り移った。
占い師「王妃様、お戻り下さい」

セゲは、ソリのためにスーパーで果物を買って帰る途中、何者かに刺されてしまった。
苦しみ悶えるセゲの目には、空に浮かぶ”妖女の星”。

救急搬送され、手術を受けるセゲ。
病院にかけつけたソリは、手術室の前で泣き叫ぶ。
そこへ占い師がやって来て、ソリに語る。
「朝鮮へ戻り、大君をお救いください。運命の鎖を断ち切ることができれば助けられます。」と。
しかし、その対価は「二度とここへは戻れない」ということだ。
mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第5話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

ヒョンジュン小学校
若い女性教師チェ先生が首を吊ろうとしていた。
そこへハンリムが現れて声をかけたので、チェ先生は事を進めるのをやめた。
教権保護局は、チェ先生を含むヒョンジュン小学校の先生たちを対象に心理検査を行った。
その結果、チェ先生は休職の必要があるほど心を病んでいることが分かった。

少し前
教権保護局にチェ先生の母親がやって来た。
娘であるチェ先生の日記を読んだところ、「私が死ねば終わるのかな…」と書かれていた。
母親は心配になって教権保護局に相談し、調査を依頼したのだ。

ハンリムはチェ先生に休職を言い渡し、学校から連れ出し、治療に行くことに
チェ先生は自分が休職する間の代理の先生のことを心配していた。
代理の先生はファジン。
心配ご無用だと言うハンリム。

1年3組
ファジンはいつになく爽やかなスタイルで教壇に立つ。
笑顔で挨拶するが、生徒たちは教室中を走り回り、各々好きなことをしてやりたい放題で、全然言うことを聞かない。
ちょっと強く言うと泣いてしまうし、さすがのファジンも1年生の子供相手に手を焼いてしまいグッタリして帰宅。
「ガユン…教師って大変だな…」と弱音をもらす。

チェ先生が心を病んでしまった原因は、ウジンという生徒の母親だった。
ウジンは内気で言葉も少なく、みんなよりできないことが多く、友達となじむことも難しい。
希望と熱意にあふれていたチェ先生は、どんな生徒も見捨てない寄り添う姿勢を見せ、ウジンに対しても誠心誠意対応しようと心がける。
ウジンの母親から、「ウジンの自尊心を傷つけないように」と念押しのメッセージが届いた。
最初は熱心に聞き入れていたチェ先生だったが、その頻度が半端ない。
家で休んでいる時間でも、休日に友人とお茶している時間でも、「自尊心を傷つけないように」という内容のメッセージがひっきりなしに届くのだ。
次第にその要望が、チェ先生のプライベートを干渉するものになったため、チェ先生は校長先生に相談するが、聞き入れてもらえず。
チェ先生は落ち込むが、それでも「生徒たちのためだ」と自分に言い聞かせ、前向きにやっていくことにする。
そして、ウジンのために「心の家」という特別教室を作った。
可愛らしく、温かく、穏やかに過ごせる場所だ。
ウジンはこの教室のおかげで明るくなり、友達との関係もうまくいき始めた。
そんな矢先、体育の授業中に、クラスメイトのソジュンとぶつかって転んでしまったウジン。
ウジンは怒って、ソジュンを突き飛ばし物を投げつけた。
チェ先生は叱ろうと思ったが、母親から届いた大量のメッセージの中の「叱るな」「息子の味方をしろ」を思い出し、何もしなかった。
その後、学校にウジンとソジュンの母親がやって来て話し合いとなる。
ウジンとソジュンは互いに「ごめんなさい」をして仲直り済み。
ソジュンの母親も「男の子だしスポーツでケガをすることもあるだろう」と理解を示してくれたのだが、ウジンの母親は、ウジンに謝らせたということに対して怒り出す。
せっかく穏便に済ませようとしてくれていたのに、ソジュンの母親もキレてしまって大騒ぎ。
ウジンの母親は委員会を開くと騒ぎ、その責任のすべてをチェ先生に押し付け、電話番号を教えろと圧をかけてくる。
チェ先生は毅然とした態度で断ったのだが、どうやって調べたのか、翌日からひっきりなしに電話がかかってくるようになる。
出れば罵られ、出なければ永遠に続く着信。
チェ先生は激しいストレスから顔面麻痺が発症する。
あまりにつらく、電話を無視していると、今度は家にまで押しかけてきたり、夫が教室に来てチェ先生を叩こうとしたりと、嫌がらせがエスカレート。
さらにウジンの母親は、チェ先生を児童虐待で訴えることにした。
もし虐待の事実がなく、チェ先生が無実だった場合は、「謝るだけ。それが法律だから。」と軽く言った。

他の保護者たちにもこの噂が広まりチェ先生は「虐待教師」のレッテルを貼られてしまった。
そのため、は学校に苦情が入り、チェ先生の授業を受けさせたくないと、1年3組から生徒が減っていく。
チェ先生は追い詰められ、うつ状態になり、「心の家」で首を吊ろうとした。
そこへハンリムが現れて声をかけ、冒頭の心理検査へと繋がる。

ファジンたち教権保護局は、チェ先生が孤独の中で苦しみ続けていた日記を読み胸を痛める。
児童虐待は、通報と疑惑だけで受理されてしまうため、たとえでっち上げでも成り立ってしまうのだ。
近年、児童虐待で訴えられる先生の数はとても多く、しかし、実際に起訴されるのはごくわずか。
ほとんどの先生は正当な指導を行ったのに、通報で被害を受けている現実。
疑惑だけで通報できるため、最終的に無罪になっても告発者は罰せられない。
そのため、ひとまず訴えて「まあ、いっか」で済ませられてしまう。
チェ先生が訴えられた内容は「心理的虐待」。
目に見える傷があるわけではないので、保護者の話を信じるしかなく、先生は無実を照明できない。
判決が出るまで時間がかかり、疲弊し、クラスから外されてしまう。
つまり、現状では、児童虐待で訴えられたら、先生を守る盾はないのだ。
ハンリムはあまりの理不尽な状況に怒り、絶叫する。

そこで、先生たちの盾になるのは教権保護局だ。
ファジンは、法を味方に暴れるウジンの保護者の対応。
ハンリムとグンデは、チェ先生の治療へ。
チェ先生の診察中、待っているグンデとハンリム。
グンデは、すぐにカッとなるハンリムの手に平に「忍」の文字を書いて、その怒りを沈めるように言った。
ハンリムは、グンデに手を持たれてことに、少しドキッとする。

ファジンは1年3組の授業、黒板の問題をウジンに解かせた。
その日の連絡報告書を読んだウジンの母親は、翌日、いちゃもんを付けるため教室へやって来た。
そこでファジンは先制攻撃開始。
「ウジンはなんて賢い子なんでしょう!たくさん勉強させてますね!生まれつき賢いのかな?お母さんに似たのかな?優秀だったでしょう?そんなふうに見えますよ!」とヨイショした。
まんざらでもなさそうなウジンの母親だったが、チェ先生の時と同じ要望を出す。
「ウジンに問題を解かせないで。間違えたら自尊心が傷つくでしょう?」と。
ファジンは「あ〜私としたことが!勉強になりました!私は前任者のようにはなりません!」とニッコリ。
母親は満足そうに帰って行った。

ファジンはその後、ウジンの行動について母親に逐一電話連絡し、ほんの些細なことでもその対応方法や指示を仰ぐ。
ウジンの母親は、朝晩関係なくひっきりなしにかかってくるファジンからの電話にイライラが募り、グッタリ。
翌日、教室へ押しかけ、「ご自分で考えてください!学校に先生がいる意味は!?電話は私からかけます!」とファジンに怒りをぶつける。
そして、チェ先生の時と同じように「夫が怒ってる」とイカツい夫の存在を匂わせて脅した。

ファジンは、ウジンの父の勤め先の銀行へやって来て、「ウジンのお父さーん!」と呼び出す。
そして、上司や同僚や客のいる前で夫に土下座。
「お父さん、誠に申し訳ありません!お許しください!教師になるために努力してきだんです!私のせいで怒ってると聞きました!何が悪かったか教えてくださればもう繰り返しません!もしかして、私がウジンの不正解に斜線を引いたからお怒りに!?あるいは”やめさなさい”と否定的な言葉を使ったから?前回は学校に来て先生を殴りかけたでしょ?殴られて当然ですが、殴られたらクビです!どうか仕事を奪わないで〜!」と夫の足にすがりつく。
これを見ていた上司や同僚はザワザワ、客たちは撮影し始めた。
ファジンが足にすがりつくので、夫はズボンが脱げてしまいパンツがあらわに。
夫は「お前死にたいのか!?」と胸ぐらを掴んでくるので、ファジンは目の色を変えてその腕をひねり上げる。
そして、「”夫が怒ってる”なんてまた言わせたら、死ぬぞ」とささやいて立ち去った。

赤っ恥をかいた夫はすぐに帰宅し、妻に「教師に勝手をさせやがって!じき昇進なのに支店長に見られた!何とかしろ!校長室に乗り込むか、教育庁に苦情を入れろ!」と怒鳴る。
その様子を悲しそうに見ているウジン。

翌日、ウジンの母親はさっそく校長室に押しかけ、怒りをぶつける。
校長は「このような訪問は違法です。アプリを通して連絡を。苦情があれば手続きを踏んで下さい。気が済まないなら教権保護局の掲示板をご利用下さい。」と冷静に対処。
そして、「ウジンは大切な子ですが、先生たちも誰かの大切な子なんです。」と窘めた。
母親は「後悔するよ!覚悟して」と言い残し悔しそうに立ち去った。

少し前
ファジンは校長に「今、先生たちにとって必要なのは、教権保護局よりも校長先生のような先輩です。先生たちの先輩でいてあげてください。」と頼んでいた。
チェ先生の件で、親身に対応できなかった校長は、この機会に態度を改めたのだ。

ウジンの母親は、校長室を出た足で教室へ行き、絵を描いていたウジンを、腕を掴んで無理やり連れて行ってしまった。

翌日、母親は次なる手を打とうと他の保護者を集めた。
しかしファジンに先を越される。
ファジンは、集まっている保護者達に、ウジンの母親が教室で絵を描いていたウジンを、腕を掴んで強引に連れ出したこと、ウジンの体にはアザがあること(嘘)を、涙ながらに打ち明けた。
そして、やってきたウジンの母親に、児童虐待の告訴状を渡した。
「教師は職務を遂行する中で、児童虐待の事実や疑惑に直面した際、保護施設または捜査機関に通報すること。」そういう決まりだなんだと告げる。
ウジンの母親は怒りを滲ませ「虐待がなければ?」と問う。
「謝ります。それが法律です。」と答えるファジン。
これは、ウジンの母親がチェ先生に放った言葉そのものだ。

これをきっかけに、ウジンの母親がチェ先生にしてきた行為がネットに告発された。
保護者達はチェ先生に同情し、ウジンの母親の悪口を言い始める。
ウジンの母親はこれに激怒。
チェ先生の仕業だと考え、車で後を付け回し、学校へやって来た。
学校の入り口にはファジンが待ち構えており、通せんぼうする。
怒ったウジンの母親は「グルだったのね!あんたとあの女を教育庁やマスコミに告発する!私の親族が教権保護局に勤めてるの。教壇から追放してやる!」と鼻息を荒くする。
そこでファジンは改めて自己紹介、教権保護局の監督官であることを明かした。
ファジン「調査の結果、お母さんは、虚偽の苦情に教権侵害、業務妨害、人格の冒涜で刑事罰の対象です。」
母親「子供のためにたったのよ!何が悪いの!子供が傷ついてるのにただ見てろと!?チェ先生のせいでしょ!子供を産んでない人に親の気持ちは分からない!」
ファジン「では、先生の親の気持ちも分かりますね?苦しむ娘を見る母親の気持ちは?」
母親「あの女がどうなろうと知らない。自分の子が大切なのはどの親も同じよ。」

その頃、「心の家」ではチェ先生とウジンが楽しそうに一緒に絵を描いていた。
ウジンは母親の携帯でチェ先生に電話をかけ、助けを求めた。
チェ先生は急いで学校に駆けつけ、今、ウジンと絵を描いているのだ。
ウジンは
「心がつらくて先生に会いたかったの。先生、ごめんなさい…お母さんのせいで傷ついたでしょ?お母さんは僕が嫌いなの。ちっとも笑わないし、いつも怒った顔してる。」と目に涙をためる。
チェ先生はウジンを抱きしめ「今までずっとつらかったね。大丈夫だよ。」と背中をさすった。
この様子を、教室の外から母親が見ていた。
「子供を思ってるのは誰でしょう。」と問うファジン。
「ウジンにどう育ってほしいですか?間違ったことをしても謝らない大人?友達も仲間もいない孤独な大人?自分の利益のためなら他人を見下す大人?違いますよね?だからやめましょう。子供が嫌がってる。先生を好いてます。ウジンを…先生を信じてください。」

後の裁判で、ウジンの母親は、強要罪、ストーカー罪、脅迫罪、傷害罪が適用される。
検事は、「個人同士であれば犯罪となりうる行為が、教師と保護者の間では許されると?」と主張した。
教権保護局は、今後、児童虐待や悪質な苦情が入った際は監督官を現場に派遣し、事実関係を確認し、無実であった場合は教師と共に闘うと約束。
また、教師を対象とした健康診断を実施し、心理的困難を抱える教師が治療を受けられる制度を整えることとなる。
チェ長官は、記者会見のカメラの前で、教権侵害によって自ら命を絶った先生たち、今も苦しんでいる先生たちに対して心から謝罪、深々と頭を下げた。

こうして、教権保護局の指導は終わり、ファジンはヒョンジュン小学校を去った。
チェ先生は1年3組に復帰、ウジンもクラスメイトと楽しそうに過ごすようになった。

ファジンは部屋でガユン日記を読む。
結婚式目前の幸せに満ちたページと共に、ガユンを刺したギュチョルについて記された日記がたくさんあった。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第4話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

教権保護局の解体を目論む未来大韓党代表国会議員ファン・ギテの記者会見を見たハンリムは、尊敬するファジンの過去を知り、また、高い志から教権保護局を創設したと思っていたのに、その理由が私的な報復だという指摘にショックを受ける。
グンデもまた、記者会見の内容や、仕事のキツさから異動願を書いていたが、チェ長官に見つかってしまいタジタジ。
当のチェ長官やファジンは、記者会見の内容は真実だと認めるが意に介さず。
いつも通りに仕事をこなす。

チュンミョン外国語高校
ずっと知名度が低かったが、チョン・サンヨル先生が赴任してからというもの、進学率が格段と上がり、有名高校へとのし上がった。
成績が上がる、大学に合格できると、チョン先生の講義動画は大人気。
また、教師としての指導の実力だけでなく、生徒に寄り添うその素晴らしい人柄によってたくさんのファンがおり、”真の教師”と言われ、教師たちの間でも理想の存在だ。
教育監に推薦する声もあるほどだ。
そんなチョン先生が、学年1位の男子生徒ヒョヌンに殴られてしまった。
被害者であるチョン先生は、生徒のことを思い、この騒動をなかったことにしたい。
しかし、ヒョヌンが殴った時の動画が教権保護局に送られてきた以上、無視するわけにはいかないのだ。
ファジン、ハンリム、グンデは、さっそくチュンミョン外国語高校へやって来た。
何を隠そうファジンもチョン先生の大ファン。
チョン先生のテレビ講義を見て士官学校に合格できたんだ大喜びで握手を求める。
チョークを割って「可能性を信じます!」というチョン先生の決まり文句を見せてもらって歓喜。
なんだかミーハーなファジンを見て、ハンリムは特殊戦司令部の硬派な先輩として大尊敬していたのにガッカリ。

ハンリムはヒョヌンの聞き取りへ。
ハンリムが殴った理由を聞いても、「話せば許してくれる!?違うでしょ!?気遣うフリせず退学させるか通報すればいい!」と、虚栄心と怒りで話にならない。
ヒョヌンの成績なら一流大学に入れること間違いなし。
12年間、頑張って勉強して努力して。
暴力を振るったら長年の努力が水の泡になることぐらい、学年1位のヒョヌンが分からないわけがない。
何をそんなに怒ることがあるのか。
このことを両親は知っているのかとハンリムが聞くと、ヒョヌンは顔色を変え、怒りをあらわにした。

ファジンはチョン先生の聞き取りへ。
少し前に特別クラスを作り、ヒョヌンもその一員に。
しかし、ヒョヌンにとってはその内容が物足りず、授業中にも関わらず不満を漏らし、教室を出て行ってしまった。
特別クラスは、ヒョヌンのためだけのものではなく、他の生徒のレベルにも合わせなければいけない。
実はチョン先生、教師としてありえないミスをしたと打ち明ける。
年に一度の保護者面談で、地方で小さな飲食店を経営するヒョヌンの両親に会いに行った。
とても忙しそうだったので、チョン先生は客を装い、食事だけしたと言う。

ハンリムは、怒りをあらわにして暴れるヒョヌンを机に押さえつけ、
「助けてもらう一歩は求めることだよ。」と言った。
するとヒョヌンは語り始める。

ある日、授業料が滞納していると学校から言われてしまったので、ヒョヌンは実家へ帰ってみた。
すると、店は、違法建築の通報により営業停止となってしまっていた。
チョン先生が店に来た直後のタイミングだった。
それでも、苦しい経済状況の中でも、両親はヒョヌンに家庭教師をつけてくれた。
しかし、その家庭教師が急に辞めてしまった。
チョン先生に家庭教師のことを話した直後のタイミングだった。

ハンリムは、チョン先生にベッタリと媚びへつらい、事件に関心がなさそうなファジンに怒りをぶつける。
有名人のチョン先生に肩入れして、偏った見方で生徒が悪いと思っているのではないかと。
婚約者を殺された復讐に目がくらんでいるのではないかと。
ファジンは多くを語らず、「引っかかるなら辞めてもいいぞ。いつも通りに。」と言った。

グンデは調査を進める中で、成績上位者たちがみんなノアビス塾に通っていることに気づき、さっそくチュンミョン外国語高校の生徒として潜入。
ところが講師が疑い始め、追い出されて絶体絶命のピンチに。
そこへ「グンデ!」と呼ぶ声が。
見ると、クウンハイテク高校のヒョンジュだった。
ジョンジュはグンデとの再会を喜び、
「黙って転校するなよ〜今はどこに?」と聞いてくる。
グンデは「チュンミョン外国語高校だよ!髪を切ったんだね!」と会話を続ける。
講師はグンデが本当にチュンミョン外国語高校の生徒なのだと分かり、立ち去った。

グンデとヒョンジュはスンデを食べながら近況報告。
クウンハイテク高校は相変わらずケンカが絶えず序列も消えないが、いじめはなくなったとのこと。
途中でソンファンやインボムもやって来て、ヒョンジュとワチャワチャ楽しそうにやっている。
グンデにとっては信じられない光景だった。

ハンリムは尊敬していたファジンに失望し、雄叫びを上げて校庭を走り回り、過去を思い出す。
ハンリムは高校生の時、いじめを止めようとしたことをきっかけに、いじめグループから暴行を受けるようになった。
路地裏で殴られまくっていると、軍服の男が現れた。
ファジンだった。
ファジンはうずくまるハンリムに「助けようか?助けてと言え。助けてもらう一歩は求めることだ。」と声をかける。
ハンリムは「助けて下さい…」とつぶやいた。
その小さな声を受け取ったファジンは、不良たちを軽々とやっつけ、「よくやった」とハンリムに手を差し伸べた。

ファジンは改めてチョン先生の聞き取りへ。
学年1から11位までの全員がチョン先生のクラスの生徒で、さらに、ヒョヌン以外の全員がノアビス塾に通っていることに触れるファジン。
ファジンは「もしも、ヒョヌンが試験を受けられなかったら、最も得をするのは誰でしょう。」と問う。
顔色が変わるチョン先生。

少し前、ファジンは収監されたソヨン女子校のイェリの面会へ。
イェリは、中学時代、チョン先生の教え子だった。
成績優秀であり、チュンミョン外国語高校を目指していたのだが、なぜか最終試験を受けられなかったのだ。
ファジンはチョン先生と何があったのか聞き出す。
チョン先生は特別クラスを作って、わざとレベルの低い授業をしてイェリの勉強時間を奪う。
家庭教師を辞めさせ、コネを使ってイェリの親の店で騒動を起こす。
その結果、イェリは追い詰められてしまい、試験を受けれられなかった。
そのイェリの代わりにチュンミョン外国語高校に入学したのが、チョン先生のクラスのスジョンだ。

ファジンは、ヒョヌンは必ず試験を受けさせると宣戦布告。
チョン先生は、シラを切り、ヒョヌンが罰を受けずに試験を受けられることに感謝を述べて頭を下げた。

チョン先生はカフェで教え子スジョンのは母親と会う。
母親「どういうことです!?なぜヒョヌンが試験を!?スジョンが成績を挽回させるには、全科目で1等級に入らないといけないんです!これでは教育監の座を約束できない。なぜスジョンだけ1等級に入れないの!?他の人より何倍もお金を渡してるのに!」
チョン先生「娘がバカなんだよ!皆うまくやってるのに、お膳立てしても自分で食えない。教育監は助けがなくともなれます。私抜きでスジョンは大学に行けますか?だから私にまかせて大人しくしていてください。」

つまりチョン先生は、教育監への出世とお金と引き換えに、特定の生徒を優遇していたのだ。
そのために、邪魔だったイェリやヒョヌンをあらゆる方法で排除してきた。
ファジンは、はじめからそれを分かっていた。
媚びへつらうフリではあったが、本当にこういう素晴らしい先生がいたらいいなと願ってもいた。
すべてを知ったハンリムは
「私は後輩失格です!先輩を疑ってしまった!言ってくれればよかったのに!先輩が私を疑わせたんです!!!」と涙を滲ませる。
ファジンは「仲間だろ?いつもどおりに。」と言って微笑んだ。
チョン先生がこのまま大人しく黙っているわけがない。
ファジン、ハンリム、グンデは団結し、これから始まるチョン先生との勝負に備える。

するとそこへ突然警察がやってきて、無実の生徒への暴行容疑でファジンたちは逮捕されてしまった。
また検察は、報復行為が疑われる教権保護局を家宅捜査し、チェ長官に脱税の容疑をかけて出頭させた。
ニュースでは、報復が目的だと明かされた教権保護局が、論点をぼかすために知名度の高い人気教師を標的にしたと報じている。
これは、ファジンに不正を見抜かれたチョン先生の仕業だ。
検察、警察、マスコミ、税務署、各界の子供たちを優遇させてきたチョン先生は、あらゆるコネを持っているのだ。
コネをフル活用して教権保護局が動けないようにしたのだ。
したり顔のチョン先生。
邪魔者を排除したチョン先生は、さっそくスジョンの不正にとりかかる。
スジョンの母親に試験の回答を渡し、スジョンに丸暗記させろと指示した。
大喜びの母親「試験が終わったらすぐに教育監に〜」と高笑い。

一方、拘置場に拘束されているファジン、ハンリム、チェ長官。
事務官であるグンデは一足先に釈放された。
チェ長官は帰るグンデに「異動願を持って来い。望み通り承認するから持って来い。」と言った。
グンデは気まずいながらもオズオズと異動願を持ってきて、拘置場に中のチェ長官に渡した。
チェ長官は受け取ってサイン、上司であるファジンもサインして、グンデに返した。

チュンミョン外国語高校では試験が始まる。
ヒョヌンはクラスメイトから白い目で見られながらも、耐えながら試験を受ける。
スジョンは回答を知っているため、そんなヒョヌンをからかい、余裕の態度。
スジョンは丸暗記すらしておらず、事前に受け取った回答を手に書いてカンニングしていた。
もちろんチョン先生は見て見ぬふり。

翌日
釈放されたチェ長官、ファジン、ハンリム。
チェ長官は、聴聞会にかけられ、教権保護局の目的を問われる。
「娘の復讐?」
「亡き娘を政治利用?」
「チョン先生を標的にした理由は?」
「世間の批判から話をそらすため?」
などなど。

チュンミョン外国語高校では試験が終わり、先生たちによる採点が行われていた。
すると、スジョンが0点であることが発覚し、驚くチョン先生。
確認すると、チョン先生がスジョンの母親に渡した問題と、実際に配られた問題が違っていたのだ。
大慌てで中止させようとするが、そこへファジンが登場。
ファジンは笑顔で「教権局が差し替えました。警察署にいたのにどうやったんでしょうね〜?」と答えた。
実は、拘置場にグンデが持ってきた異動願。
チェ長官とファジンは、その異動願にサインするフリをして「問題用紙を差し替えろ」と書き、その方法について記していた。
それを読んだグンデは、1人で夜中に奮闘、学校に保管されている問題用紙を差し替えたのだった。
そして、学校中のテレビ画面が一斉につき、ハンリムによるスジョンの不正解説が始まった。
スジョンはバツが悪く、手に書いたカニングを必死に消そうとする。
しかし、ハンリムに捕まってしまい泣き出した。
チョン先生とスジョンの母親の会話の音声も流れはじめ、逃げ場がないチョン先生。
チョン先生を”真の教師”と信じていた生徒や先生たちは騒然とする。

聴聞会では、ガユンを殺した犯人を、ファジンが車で轢き殺そうとしたことに触れ、そんな危険な人物を監督官として採用した責任を問うていた。
チェ長官は「その前に、より重要な問題があるため、まずはそちらの話から。」と前置きし、チュンミョン外国語高校の話を始めた。
チョン先生と保護者とノアビス塾の間に、成績操作を目的とした結託が判明した。
チョン先生は塾を通して試験問題を流し、今回の試験では問題用紙を漏洩させた。
チョン先生と結託していたたくさんの保護者の中には、国会議員のイ・チョルミンの名前もあった。
イ・チョルミンは、スジョンの父であり、先ほどまでチェ長官をガンガン問い詰めていた人物だ。
チェ長官
「最も公正であるべき教師が、困難な境遇の生徒を圧迫し意図的に成績を下げ、可能性を潰した。教師といえますか?先生と呼ばれるから教師とは限らない。”教権保護局は生徒を標的にしている”ですと?”それが問題になり標的を教師に変えた”ですと?間違ってます。教権局は、生徒にも教師にも味方しない。被害者の味方です。生徒や教師が本分を果たさないせいで傷ついた人のために教権局は存在します。これが報復ならその通り。法律がなしえないなら誰かがやらねば。被害者はまともに生きていけません。不正な手段で入学した者、そして不正に関与した大人を1人残らず見つけ、公平とは何かを教えてやります。一部の不誠実な教師のせいで、良き教師が非難されないよう。どうか大人は大人らしく、先生は先生らしく振る舞って下さい。」

こうして、教権保護局の指導は終わり、ファジンたちはチュンミョン外国語高校を去った。
去り際、ヒョヌンが駆け寄ってきて、
「ありがとうございました!」と深々と頭を下げた。
特にハンリムに。
ハンリムは「いつもどおりで大丈夫」と言った。
グンデは涙ぐんでいた。

その後、ファジンは、収監されたチョン先生を、同じく収監されているイェリと面会させた。
「子供の人生をどう壊したか、その目で見るんだ」と。
イェリはチョン先生に思いっきり怒りをぶつけた。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

2年前
ファジンの婚約者ガユンは、町で見かけた不良たちにも、
「大人が子供を恐れたら終わり!」と言って、怯むことなく立ち向かう正義感あふれる勇敢な教師だった。
そんなガユンは、ギュチョルという男子生徒に刺されて亡くなった。
裁判において、ギュチョルは、未成年であること、家庭環境が不遇であることから、最高でも4年という短い懲役刑で済まされてしまった。
怒りが収まらないファジンは復讐心に駆られ、裁判所から出て来たギュチョル目掛けて車で突っ込むのだが、すんでの所でチェ長官に止められた。
ガユンの父であるチェ長官は、ファジンの無念に共感しつつ、
「自分を責めるな。後悔も反省もしなくていい。安易でなく正しい方法を見つけろ。”子供を恐れたら終わりだ”というガユンの言葉に恥じないように。」と言い聞かせた。
間もなくチェ長官は教育部の長官となることが決まっていた。
チェ長官は、そこで教権保護局を創設して無念をはらすことを決意した。

教権保護局の次なる鉄槌が下るのはソヨン女子校。
女子高生インフルエンサーであるイェリは、クラスメイトや学校生活をSNSに公開し、一日中ライブ配信を行っていた。
授業中であるにも関わらず行っていたため、数学教師のチョン先生が注意し、携帯を没収した。
これに腹を立てたイェリは、報復のため、ある動画を投稿した。
チョン先生が、イェリの親友ソヨンの髪を強引に引っ張って切っている様子が映っている。
本当は、ガムが髪に付いたから切ってくれと頼まれたから切っているだけなのだが、悪意ある編集が成されている。
以前にも、飲み会に参加しているだけの教師を撮り、あたかも男漁りしているような悪意ある編集をして投稿、その教師は求職に追いやられたことがある。
イェリの担任コ先生は、イェリとソヨンが、2人で悪意ある編集をしているところを偶然見かけたことがあるため、穏やかに指摘し、注意した。
これに腹を立てたイェリは、報復のため、ある動画を投稿した。
制服のボタンを外し、髪をボサボサにして、乱れた姿で泣きながらコ先生にセクハラされたと訴える動画だった。
この動画の反響は凄まじく、コ先生は、世間から酷い誹謗中傷や嫌がらせを受けるようになってしまった。
さらにネットでは住所も特定され、家族にまで危害が及んでしまう。
コ先生は追い込まれて自殺。
嫌がらせは、コ先生の葬儀にまで及んだ。
この惨状にチョン先生は怒り、イェリに真実を明かす動画を投稿しろと迫る。
イェリは反省するどころか、
「コ先生は…私に触れて手を入れてきた…なのに全部なかったことにしろと?はい…そうします…」と言って涙をポロポロこぼす演技をする。
イェリはこの状況ですらカメラを回して配信中だった。
チョン先生は顔が映ってしまい、「隠蔽を強要する悪徳教師」として拡散されてしまう。
何とか事態の収集を図りたい校長は、下手に出てイェリの要求を聞いてしまい、増長させてしまった。
イェリの要求は、受業中の配信を許可すること、チョン先生をコ先生の後任の担任とすること。
イェリは「悪徳教師がイェリをいじめるために担任になった」というシナリオを作り上げ、悲劇のヒロインを演じることでフォロワー数が急増。
ご満悦だった。

教権保護局はソヨン女子校に、若い女性の新人監督官ハンリムを派遣した。
ハンリムは教育実習の数学教師としてイェリのクラスにやって来た。
生徒たちは、イェリを中心に授業も聞かずにやりたい放題。
イェリとソヨンは、屈託なくおっとりとしたハンリムに「整形大成功ですね!」といじりだした。
ハンリムはニコニコとソヨンに近づき、
「はい!整形しました!胸を小さくしました!スポーツが趣味なので邪魔だったんです!」と言って腕をブンブン振り回して見せた。
そしてソヨンに向かって「胸を小さくする必要はなさそうですね!」と屈託なく答えた。
ハンリムは、続いて我が物顔で配信中のイェリに近づき「携帯を提出してくだいさい」と優しく促す。
当然ながら言う事を聞かないイェリ。
そこでハンリムはスイッチオン。
これまでのおっとりとした表情が消え、鮮やかに携帯を蹴り上げ、配信を強制終了させた。
「思ってたよりめちゃくちゃですね。教師より上だと勘違いする者、教師をいない者扱いする者、尊敬せず、晒し者にする者。今後、こうした行為は教権侵害とみなします。挑戦は受けて立ちますが、罰は覚悟するように。改めて自己紹介します。私は韓国教育部傘下、教権保護局監督官イム・ハンリムです!この瞬間より、ソヨン女子校における教育権侵害を徹底的に摘発し、その根源を潰します!まずは携帯を取り締まります!!!」とご挨拶した。
唖然とする生徒たち。
本日からソヨン女子高校は、韓国教権保護局によって鉄槌が下る。

一方ファジンは職員室へ。
先生たちに、冤罪をかけられ名誉を傷つけらたとか、それを指摘した結果生徒たちから報復を受けたとか、個人情報の流出、画像の合成や捏造、SNS上で被害を受けてる先生がいると知りながら生徒を恐れている、または仕方なく見て見ぬふりをしているなどなど、実態の報告を促した。
しかし先生たちは口をつぐむ。
ファジンは「大人が子供を恐れたら世界は滅びます。深く考えすぎず、思い出したことがあったら用紙に記入を。」と言った。

ハンリムは生徒たちを校庭に連れ出し、軍隊のような厳しい口調でトレーニングさせていた。
ハンリムは、ファジンと同じ特殊戦司令部の一等軍曹だった。
思いっきり体育会系であり、ファジンをもってすら”変人”と言わせる人物だ。
頭脳派の事務官グンデはもうタジタジ。
狡猾で常識の通用しない子供たちには、変人で制する。
これが今回のファジンの作戦だ。
ファジンはハンリムに1つだけ約束させた。
「人を殺さないこと」…。
グンデは、今回は売店の販売員としてハンリムを補佐する。
不安でたまらないグンデだった。

一日が終わり、生徒たちは終礼も掃除もしないで帰ろうとしていた。
イェリは、「先生がやるから、やらなくていい」とドヤ顔。
ハンリムはイェリの胸ぐらを掴み、
「監督官に歯向かうと死にます。掃除は使った人がするんです。」と言って、生徒たちに掃除させた。

イェリの親友ソヨンはこれに腹を立て、報復のため、ある動画を投稿した。
チョン先生とハンリムが話している映像に
「コ先生の件で私達を苦しめたうえに、教権局を呼んで私達を悪者にしようとしている。」と文章を添えて。

本部に戻ったハンリムは、ファジンから生徒たちのSNSをチェックするように命じられる。
ハンリムはめんどくさいので、グンデにその仕事を押し付けた。
ハンリムにビクビクで断れないグンデは、夜も遅いのに仕方なく取り掛かる。

翌日
ハンリムは教壇に立ち、生徒たちのSNS投稿を指摘する。
チョン先生を違法に撮影し、中傷目的で合成。
これは虚偽の情報を流出させた証拠であり、名誉毀損に該当する行為である。
今後は、このようなサイバー教権侵害も取り締まると宣言した。
ハンリムは投稿した生徒を校庭に連れ出して、軍隊のようなトレーニングをさせる。

生徒たちの間では、誰が教権局を呼んだのかと話題に。
ソヨンはチョン先生がたれこんだと言うが、とある生徒はコ先生の自殺が原因ではないかと言う。
この生徒は、コ先生はセクハラをするような先生じゃないし、目撃者もいないため、イェリがウソをついてコ先生を陥れたのではないかと疑いを持っていた。

チョン先生は、生徒たちのSNS投稿によって自宅が盗撮されていることを知る。
これ以上学校にいるのが怖くなり、塾への転職を考え始める。
塾講師の友人に相談するが、塾界隈にもチョン先生の噂が出回っており、転職は難しいと実感してしまった。

翌日
生徒たちの態度が一変する。
授業に対して積極的で、学ぶ姿勢が見える。
チョン先生に対して敬意を持って接し、聞き分けのいい優等生のようだ。
チョン先生は戸惑いつつも、どこかホッとしていたが、ハンリムは警戒心を深める。

チョン先生の帰宅途中、イェリが待っていた。
イェリは、チョン先生と親しくなりたいから一緒にライブ配信をしたいと言う。
そして、教権局が学校からいなくなるように協力してほしいと。

翌日
ファジンはチョン先生を呼び出し、話をする。
「生徒たちが怖い。スマホを持つイェリを見ると緊張する。」と言うチョン先生。
ファジンはガユンのことを打ち明けた上で、教え子たちのためにも教師であることを諦めないでほしいと頼んだ。
実は、ソヨン女子校に教権局を呼んだのは、チョン先生のクラスの生徒たちだった。
イェリに逆らえない多くの生徒たちは、チョン先生に関するデマや誹謗中傷が広まっていることに怒りと悔しさを感じ、チョン先生の名誉と権利を守って欲しいと教権局に嘆願書を出したのだ。
チョン先生は生徒たちの思いを知り、涙が止まらない。
本当の被害者は生徒たちであり、救えるのは先生しかいないのだ。
チョン先生は覚悟を決めた。

教団に立ったチョン先生は、イェリから誘われていたライブ配信への出演を断った。
これによって反抗的な態度を取るイェリ。
チョン先生は屈せず、強い態度でイェリを前に連れ出し、黒板の問題を解かせる。
そして、「できない」「嫌だ」と開き直るイェリの手のひらを、指し棒でピシャリと叩く。
何度も何度も叩く。
チョン先生は目に涙を浮かべて、生徒たちへ語る。
「ごめんね、あなた達に悪いことをした。これからはちゃんと正していく。返事をさせて、黒板を見させて、授業を聞かせる。過ちを犯したらその度に叱る。こうして叩いてでも。これはみんなのため。先生には、生徒を正しい方向へ導く義務がある。」と。
イェリは、チョークを持って問題を解き始めた。
授業が終わった。
ずっと授業を見ていたハンリムは、感動し、チョン先生に大きな拍手!
「フォーーーーー!!!チョン先生よくやった!!!かっこいい!!!」と大絶叫。

怒りに震えるイェリは、チョン先生への報復のため、また新たな悪質投稿をしようとする。
しかし、エラーで投稿できない。
それどころか、これまでの投稿の全てが消えてしまった。
そして1つの新たな投稿が。
コ先生からのセクハラを訴える動画の、撮影前後の様子だ。
芝居であったことがバレ、コメント欄は大荒れ。
発狂するイェリ。

これはグンデの仕業だった。
グンデはイェリにSNSアカウントをハッキングし、政府の要請によりアカウントを停止にした。

それからイェリは、ネットで”殺人犯”と言われ、誹謗中傷が絶えずに大炎上。
ヤケになったイェリはチョン先生の家に行き、「死んでやるから、あんたも死んで!」と叫んで包丁を振り回す。
2人はベランダで揉み合いとなってしまい、イェリが落ちそうになる。
これをチョン先生がすんでの所で引っ張り上げた。
しかし、イェリはそれでも包丁を振り回し、包丁を避けたチョン先生は勢い余って落ちてしまった。
そこへファジンがやって来た。
ファジンはベランダから飛び降り、空中でチョン先生を抱えて向きを変える。
そして、ファジンが下になった状態で車の上に墜した。
部屋にはハンリムとグンデが駆けつける。
ハンリムはイェリが振り回す包丁を素手て握りしめ、必死に殺意に耐えてイェリを制止した。
「殺さないよ。自分が何をしたか考えるのね。生きて悔い改めて。」と言った。

落ちたファジンもチョン先生も無事。
ファジンはケロっとしているが、頭から血が吹き出すw
ファジン「チョン先生、ホッチキスあります?」
それを見て失神するグンデだった。

その後、サイバー教権侵害によって教師の名誉が損なわれた場合、該当アカウントを永久停止し、その罪を徹底的に追求し、厳罰に処すことが決定した。
こうして、教権保護局の指導は終わり、ファジンたちはソヨン女子校を去った。

教権局の解体を目論む未来大韓党代表国会議員ファン・ギテは、記者を集め、チェ長官が教権局を創設した経緯、チェ長官とガユンやファジンとの関係、事件のこと、暴露した。
教権局を創設した本当の目的は、教権を守るためではなく、ただの私的な報復ではないかと主張した。

mokumokuw.hatenablog.com

Netflix韓国ドラマ「鉄槌教師」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「鉄槌教師」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第2話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

韓国教権保護局の存在はみるみるうちに拡散され、世間では、その存在意義について当然ながら反対の声が高まる。
教師による体罰禁止法においても矛盾が生じるため、教権保護局の創設者で教育部のチェ・ガンソク長官のもとにはたくさんの記者たちが押し寄せる。
チェ長官は
「韓国の教育は失敗した。子供たちは学校よりも塾に依存し、塾の先生を担任のように思っています。学校は内心評価や奉仕活動など、進学のための点数稼ぎの場と化しているのです。そして神聖とうたわれてきた学校に、今や、賭博、薬物、援助交際、反社組織まで入り込んでいる。子供たちはもはや教師を敬わず、教師は子供たちを恐れています。この状況で適切な授業ができますか?塾や家庭教師で学べる子は問題ないでしょうが、学校にしか頼れない子もいるのです。彼らが安心して学ぶための教育制度だったはずです。よって、教権保護局は体罰…いえ、さらなる強硬手段もいとわず、子供の学ぶ権利を守ります。」と語る。
そしてカメラ目線で
「学習権を妨害する者に警告する。神聖な教育を妨げるな。教権保護局は決して許さない。」と演説した。

このニュースを見ていた野党・未来大韓党代表国会議員ファン・ギテ。
教権保護局は、未来大韓党と合作で設立された機関であり、ニュースで大きく報道されていることに懸念を抱える。
「臭いものには蓋をせねば厄介になる」と、教権保護局やチェ長官に対して反対派の立場を取る。

クウンハイテク高校
ここは三大不良高校の一つ。
チンピラ排出1位であり、当然ながら教師にとっても不人気1位の学校だ。
そこへ転校してきたのは、鈍臭く、冴えない感じのポン・グンデ。
授業どころか、わけも分からず始まった喧嘩にビビり倒す。

この高校の頂点に君臨するボス・グォンヒョク。
学校に来るのも休むのも気まぐれ、カツアゲに喧嘩三昧な日々。
グォンヒョクを頂点に、その下に自動車科のソンファン、電気科のインボムと続き、まるで暴力団のような組織図が構成されている。
ボス・グォンヒョクに至っては、月に数千万ウォンも稼いでおり、高級バイク、ハイブランドの服、ウイスキー、入れ墨と、派手な生活をしている。
グンデがビビっていた喧嘩において、勝てばボス・グォンヒョクにスカウトされることもあり、みんな必死になっているのだ。
今日の喧嘩では、電気科のインボムがボス・グォンヒョクの面接へとこぎつけたと大喜び。

校長は、この惨状に嘆き、教権保護局に連絡。
さっそくファジンがやって来た。
本日からクウンハイテク高校は、韓国教権保護局によって鉄槌が下る。

負けてしまった自動車科のソンファンは、クラスメイトに八つ当たり。
純粋に自動車の勉強をしたいと入学したヒョンジュは、グンデのように大人しい性格であり、いじめの標的になっている。
ソンファンは、ヒョンジュとグンデを戦わせ、負けたほうが”戦闘力メーター”だと言った。
ヒョンジュは、グンデに「僕を殴れ、慣れてるから。」とささやくが、グンデは人を殴ることなどできず。
ヒョンジュはわざと負けて、自ら”戦闘力メーター”になった。
”戦闘力メーター”とは、クラスメイトのパンチを受けて、その威力に点数をつける係だ。
ヒョンジュは次々に殴られ、笑顔で点数を言う。
その様子に、グンデはショックを受け、胸を痛める。
学校が終わる頃には、ヒョンジュの体はボロボロに。
ヨロヨロしながら下校するのを、グンデが家まで付き添った。
ヒョンジュはお礼にと、グンデを家に招き入れて一緒にラーメンを食べる。
ヒョンジュの家は母子家庭でとても貧しい。
家庭の事情で転校や高卒認定試験は無理。
大好きな自動車の仕事に就いて稼ぐため、どんなに苦しくてもこの状況に耐えて卒業するしかないのだ。
仕事から帰宅した母親は、ヒョンジュが友達を連れてきたことに喜ぶ。
貧しいけれど、2人は互いを思いやり、仲睦まじく暮らしていた。

翌日
登校したヒョンジュに接触するファジン。
「君のことを調べた。飽きるくらい授業を受けさせてやるよ。」と声をかけた。

実はグンデは、教権保護局の事務官であり、潜入捜査をしている。
かけているメガネにはカメラが仕込まれており、昨日の様子は全て録画してファジンに送信されていた。
グンデは体を張ってソンファンやインボムたちを挑発し、体育館へと誘導する。
そこには、教室のように机と椅子が並べられていた。
全員が体育館へと集まったところで、ファジンは扉を施錠して生徒たちを閉じ込める。
ファジンは自己紹介の後、
「君たちにできることは3つ。
1つ、教育費を全額返してここを出ていく
2つ、俺を倒して堂々と出ていく
3つ、…」
と話していたが、生徒たちは聞き終わる前に襲いかかってきた。
ファジンは、生徒たちの襲撃を軽々と避け、次々に倒していった。
そして、ボスであるソンファンとインボムも制し、
「話はちゃんと聞かないと。3つ、最初の2つが無理なら感謝して学業を全うしろ。」
と言って再び話し始める。
朝6時から夕方までビッシリの時間割。
「サボってきた1分1秒を埋めていく。授業日数を満たして卒業させてやる。学校教育って素晴らしいよな。」と話し、各担当の教師を呼びに行く。
ブーたれて不満顔の生徒たちに中、ヒョンジュは嬉しそうに目を輝かせていた。

担当の教師による受業が始まると、生徒たちは教科書も筆記用具も持っていないから受けられないとドヤ顔を見せる。
同席しているファジンは、まずは教科書を持っているヒョンジュに教科書の内容を板書させ、他の生徒たちにそれを制限時間内に書き写させる。
ペンを持っていないのなら血で書けばいいと言い、生徒たちは恐怖のあまり、反発しながらも書き写し始めた。
制限時間を過ぎたため、ファジンは板書を消す。
書き終わらなかった生徒は、ファジンからの痛い痛いお仕置きが。
生徒たちはファジンが怖いので、静かに授業を受けるようになった。
ソンファンはこれに耐えられず、「こんな授業、必要ないだろ!開放しろ!」と叫ぶ。
ファジンは「分かった。人生に役立つ授業だけをしよう。」と言って、ブレーキが故障している車にソンファンとインボムを乗せる。
そして、カーアクションさながらの危険な運転で校庭を暴走し、2人は恐怖の絶叫マシーンに乗った後のように抜け殻状態になってしまった。
「授業が必要か決めるのは君らじゃない。無駄な授業はないぞ。」と言うファジンに、歓声が沸き起こり、自然と拍手をしてしまう生徒たち。

教権保護局やチェ長官に対して反対派の立場を取っている未来大韓党代表国会議員ファン・ギテたちは、監督官であるファジンについて調べてみるが、元々軍人で大尉であったこと以外は、すべての経歴が機密事項扱いになっており、詳細が分からなかった。

イライラが募ったソンファンとインボムは、体育館の隅でヒョンジュに八つ当たりをしていた。
それを見つけたファジンは2人にお仕置きをしようとするが、ヒョンジュがそれを止めた。
ヒョンジュにとっては授業を進めることが何よりの喜び。
揉めてる時間さえも惜しいのだ。

日が暮れても授業は続き、生徒たちは体育館に閉じ込められたまま。
インボムは、ボス・グォンヒョクとの面接に行かなくてはならないため、ソンファンと一緒にトイレの小窓から脱走、なぜがグンデも連れて行かれてしまった。
インボムとソンファンは、ボス・グォンヒョクに助けを求めた。
ボス・グォンヒョクはそれを受け、派手にバイクで体育館に登場。
盛り上がる生徒たちの中、ボス・グォンヒョクとファジンの格闘が始まった。
ボス・グォンヒョクは思いっきり背負投げしてファジンを倒した。
体育館の床に大の字になるファジン。
ボス・グォンヒョクは生徒たちに「お前たちよく聞け!他校にナメられるヤツは身内でも許さない!こんなオヤジにやられるのも絶対に許さない!俺の名前を出せ!それでも殴るヤツがいたら俺がぶっ殺してやる!」と鼓舞する。
「グォンヒョク!グォンヒョク!グォンヒョク!」と手拍子と歓声が起こり、大盛り上がりの生徒たち。
しかし、その背後で生徒たちと同じように手拍子をしているファジンがいた。
「これだから教育は必要だと言ったんだ。体がデカくても中身はガキだ。なぜ呼び出されたと?君は副教材なんだよ。」と言うファジン。

実はこれはファジンの作戦だ。
元凶であるボス・グォンヒョクを何とかしないことには、この学校の生徒たちの更生は不可能である。
そこで、ファジンはあえてソンファンとインボムをボコボコにした。
ファジンの予想通り、2人はがボス・グォンヒョクを頼り、助けを求めに行ったのだ。
つまり、ボス・グォンヒョクはファジンによって誘き出されたのだ。

その頃、未来大韓党代表国会議員ファン・ギテと、教権保護局の創設者で教育部のチェ・ガンソク長官はテレビ番組で討論会をしていた。
ファン議員は、元特殊部隊の軍人によって生徒を支配させるなど言語道断であり、教権保護局は解散すべきだと主張した。
対してチェ長官は、教権保護局が相手にしているのは怪物であり、怪物は怪物で制圧すべきだと主張した。

学校には、グォンヒョクを助けるため、兄貴分であるヤクザたちがやって来た。
ファジンは、この中に生徒がいないことを確認。
「学校は授業を聞く所だ。学ぶ生徒と教える教師以外は入れない。一歩でも足を踏み入れた瞬間、俺との全面戦争が始まる。」と警告した上で、手加減なし、圧倒的な強さでやっつけてしまった。
一部始終を見ていた生徒たちは圧倒され、ソンファンとインボムは膝から崩れ落ち、必死の命乞い。
ファジンは「違うだろ、誰に謝るべきかよく考えろ。」と言った。
ソンファンとインボムはヒョンジュに謝罪。
ヒョンジュは一気に涙がこみ上げる。
「授業に出ないのも勉強しないのも自分の人生だが、他人の邪魔はするな。自分と他人の1分は同じじゃない。今のこの1分は、いずれ何十年もの差になる。わかったか?」というファジンの言葉に、生徒たちは「はい!!!」と大きな声でいい返事。

その後、すべての学校で入れ墨が禁止となり、クウンハイテク高校の生徒たちも入れ墨除去の処置を受けることに。
校内へのバイクの乗り入れ禁止、校内禁煙など、乱れていた規律が整えられ、ヒョンジュが笑顔で授業を受けられる環境になった。
チェ長官は記者会見を開き、いじめサークルや暴力集団に加入したり、加入しようとした場合は、組織犯罪対策法に基づき成人と同様に罰することや、SNSで勧誘を行う若年層の構成員も厳しく摘発することを約束した。
こうして、教権保護局の指導は終わり、ファジンはクウンハイテ高校を去った。

グンデは今回の任務で発生した16万7700ウォンの経費の請求。
そのすべてはカツアゲだった。
チェ長官は承認してあげた。

未来大韓党代表国会議員ファン・ギテは、オフィスで写真を見ていた。
それは、葬儀の様子で、ファジンが女性の遺影を抱えており、その隣にはチェ長官がいる。

ファジンは部屋で1人、自身のウェディングフォトを見て呆然としている。
チェ長官の亡くなった娘ガユンは、ファジンの婚約者だった。

mokumokuw.hatenablog.com