「マンションのお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

第8話
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チュンウォンから金庫番を任されてヘガン。
100億ウォンを車で運ぶ途中、警察庁ソン部長から電話がかかってきて、ヨンマン兄貴が膵臓がんで余命幾ばくもないと聞かされる。
「塀の中で死なせたくなければ100億を急げ!」と言うソン部長。
動揺するヘガンは、ヨンマンを助けるため、今車に積んでいる100億ウォンを持って、ソン部長の元へと車を走らせた。
しかし、途中で家族のことを思い出し、葛藤の末に思い止まった。
100億を持ってこなかったヘガンに、ソン部長は激怒し殴りつける。
ヘガンは「お望みの100億が欲しかったら、兄貴を保釈しろ!」と掴みかかった。
その後ヘガンはヨンマンの病室へ行き、「もう少しだから…辛抱して…」と手を握った。
チュンウォンは、ヘガンが仕事をまっとうしたという報告を受ける。
「兄貴のために100億必要だか、俺の100億を奪わなかった。金庫番になる資格がある。」と言った。
ヘガンは仕事を終え、チュンウォンを訪ねる。
そして、「いい人材を雇えたなら、会長も私に対価を払うべきだ。100億です。」と交渉。
チュンウォンは乗った。
今日はヘガンの誕生日だった。
部屋に帰ったヘガンを、家族はサプライズでお祝い。
ヘガンは家族の顔を見て目を潤ませる。
トゥルーバリューの温泉施設を、他所の人が勝手に使用していることが発覚。
ルイ君ママはさっそく匿名掲示板に投稿。
チュンウォンは、ヘガンとチェ管理事務所長とハジョンを家に招いた。
チュンウォンは3人に
「私達は仲間です。一緒に甘い汁を吸いましょう!冗談です、ハハハハ!」と言って札束を渡した。
帰り際、ハジョンはヘガンに「このために偽家族を!?すぐにやめて!」と、そっと告げた。
ヘガンは、ハジョンがハリの姉だと知らないので、なぜ知っているのかと驚く。
経理課長のハジョンは、帳簿を改ざんする裏で、真実の帳簿も残しており、家のキッチンに隠していた。
ハジョンは改めてそれを見返し、「どうしてこんなことになってしまったのか…」と後悔する。
改ざんの報酬として貰ったお金は、ハリの学費。
弁護士を目指すハリにために、お金はどうしても必要だったのだ。
管理事務所では、匿名掲示板に上がった、温泉施設の不正利用について話し合い。
掲示板では、顔認証システムを導入すべしという声が多く上がっていた。
ヘガンは、金庫番として積立金に触れたくないので、それを却下。
ヘガンとスクジンは、防犯カメラをくまなくチェックし、犯人を特定。
賃貸世帯に住む高齢者であることが分かった。
匿名掲示板には、賃貸世帯を攻撃するような誹謗中傷の言葉が並ぶ。
その結果、その高齢世帯は引っ越しを余儀なくされてしまった。
「いいマンションに住んでいることを、友人に少し自慢したかった」
ただそれだけのことだった。
退去するある高齢者は、謝罪にと、不正利用した入浴料金を払って立ち去った。
なんだか胸が痛むヘガン。
マンションの壁に子供たちが落書きをしていた。
ママたちも一緒にいるのに、叱るどころか一緒になって落書きをしている。
スクジンはそれを注意、公共物であるため、すぐに消すように言った。
しかし、ママたちは「雨が降れば消えるから」と反論。
スクジンはこれに怒り、またしてもママたちとケンカになってしまった。
スクジンに怒ったママたちは、スクジンが賃貸世帯ではないかと調べ始める。
翌日の管理組合会議。
施設の不正利用の防止策について話し合いが行われる。
今回の温泉施設の不正利用に関して、108件の不正利用のうち、4件が賃貸世帯、104件が分譲世帯であることが分かったとスクジンが発表。
賃貸世帯への嫌がらせは不当なもので、今すぐにやめるべきだと話した。
すると、ルイ君ママが発言。
スクジンが賃貸世帯であることを暴露したのだ。
賃貸世帯はこの会議に参加できないことになっている。
「賃貸なのに偉そうに!」
「賃貸なのに何様のつもり?」
「資格もないのに口を出して!」
「賃貸は出ていけ!」
会議に参加している分譲世帯の人々は、スクジンへの攻撃を始めた。
それに対してスクジンは反論する。
賃貸とは言え、家賃を払っていることに間違いはない。
誰よりも真面目にマンションの秩序を守り、隅々まで掃除してきた。
誰よりも、電気の無駄遣いや施設の故障や住人の危険の有無に気を配ってきた。
いいマンションにしたいという気持ちに資格が必要なのか。
みんなより少し貧乏なだけで黙ってろと言うのか。
しかし、規約違反には違いないと聞く耳持たずの分譲世帯だった。
会議の後、ヘガンはルイ君ママを残し、皆の前でスクジンに恥をかかせる必要はなかったと注意した。
ルイ君ママも自分の行動浅はかなものだったと反省、謝罪した。
ヘガンは「私ではなくスクジンさんに謝ってください」と告げた。
スクジンの件は、管理事務所でも話題になった。
どの住人よりも、このマンションを大事にしてきたスクジンの意見を、賃貸だからと蔑ろにするのは間違っているのではないかと。
塞ぎ込んでいるスクジン。
息子は「ここに引っ越してきてからすごく幸せだった。僕が幸せだったのは、母さんが幸せそうだったから。大事なのは家じゃなくて幸せかどうかだよ。」と言ってくれた。
涙を流すスクジン。
これは、ガンウォンの側近たちの仕業。
ヘガンの腰巾着をしていても、何の旨味もなく甘い汁を吸えないため、問題を起こしてヘガンを辞めさせようと企んでいるのだ。
ガンウォンの側近たちは、賃貸世帯への嫌がらせを行い、引っ越しへと追い込んでしまった。
チュンウォンはソン大統領首席秘書官から呼び出された。
政府の方針で、オマン地区に賃貸物件を増やすことになったとか。
「住宅を増やしつつ、社会的弱者への支援も行っている」
という世間体のためだ。
所有するマンションからも賃貸物件を増やしてほしいと言われ、チュンウォンは不快感をあらわにする。
おまけに、トゥルーバリューでは賃貸世帯と分譲世帯の対立が起こっている。
チュンウォンは、あっちでもこっちでも頭を悩ます賃貸に苛立ち、賃貸世帯を追い出すべく、ヘガンにトゥルーバリューの賃貸世帯を公開するように命じた。
100億ウォンはすぐに用意すると約束した。
その夜、帰宅したヘガンは、ハリに頼んで、賃貸住宅法について解説してもらう。
賃貸住宅法の改正で、賃借人が150世帯以上いれば代表会議を開くことができるようになったのだが、トゥルーバリューの規約は改正後の内容が改定されていなかった。
トゥルーバリューには1200世帯もいるため、その条件を十分に満たしている。
翌日、ヘガンはスクジンを訪ね、賃借人代表会議を開くため、その会長になるように打診。
賃借人の代表として、堂々と意見するように言った。
スクジンは涙を流して喜んだ。
そして賃借人代表の選挙が行われることに。
スクジンは立候補し
「賃貸世帯もこのマンションの一員として認めて下さい。私たちはこのマンションに寄生する恥ずかしい存在ではありません。私は賃貸世帯として堂々と暮らし、自由に生き、責任を果たしたいのです。あらゆる施設を自分の物のように大事に扱うと、ここにお約束します。私は、賃借人代表になり、美しい暮らしのために、分譲世帯と協力して努力いたします!」とスピーチ。
見事、会長に当選した。
揉めていたママたちとも和解し、賃貸世帯と分譲世帯の対立は一件落着。
スクジンは、ヘガンの過去や企みや偽家族のことなど、もうどうでもいいと言い、「あなたはこのマンションを良くするために天が与えし者よ!」とご機嫌だった。
もはや、トゥルーバリューでは賃貸世帯であることが恥ではなくなったため、皆、堂々と証明するようになった。
チュンウォンは、賃貸世帯を晒し、分譲世帯との対立を煽って追い払おうと企んでいたのだが、算段がはずれてしまい不愉快に。
ハリはハジョンと気まずくてずっとヘガンの家に泊まっていたが、久々に家に帰ってみたら、部屋は散らかり放題で酷い有様。
ハリは片付けと掃除を始めた。
すると、キッチンの下から、見知らぬ数冊のノートが出てきた。
それは、トゥルーバリューの修繕積立金の不正のすべてを記した帳簿だった。
ハリは、すぐに帳簿の改ざんだと分かり、帰宅したハジョンを問い詰める。
「汚いお金で養ってもらい、のうのうと暮らしてきた私が心底イヤになる!目を覚まして!」と怒りをぶつけ、ハジョンは泣き崩れた。
ハジョンは翌日、チェ所長に辞めたいと申し出るが、聞き入れてもらえず。
そこでハジョンは、不正のすべてを記した帳簿の存在をちらつかせた。
チェ所長は驚き、パニック。
すぐにチュンウォンにその旨を報告した。
チュンウォンは不快感と怒りをあらわにした。
翌日、チュンウォンはヘガンを呼び出し、仕事を依頼。
「私に従って車を運転して。終わったら100億渡します。」と。
その夜、ヘガンはキム室長から大型トラックとそのキーを渡され、
「エンジンをかけて電話を待ってください。」と指示された。
ヘガンがトラックに乗り込むと、チュンウォンから電話が。
「エンジンをかけて、アクセルを踏んで出発してください。左折して大通りへ。」
ヘガンは言われた通りにトラックを走らせる。
「では、この辺りでスピードを上げましょう。」
「300メートル先のバス停に。」
「そこにいる女性を轢き殺せ!」
そこにいたのはハジョンだった。
ヘガンは直前でハンドルを切り、指示を無視。
そのままテサン建設にいるチュンウォンの元へと向かった。
そして
「俺も悪人だが、お前はクズだ。クズはお断りだ。お前におもしろいものを見せてやる。」と宣戦布告した。
