Netflix韓国ドラマ「ヒーローではないけれど」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ヒーローではないけれど」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第4話

前話はこちら↓

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ダヘが言っていた通り、過去に戻ってダヘを抱きしめ(バイクから守った)花束を渡してしまったギジュ。
ギジュは現在に戻り、「俺が過去で誰かを救うなんて。。」とその感触を噛み締めていた。
すると、偶然通りかかった父スングンは、目の前に突然ギジュが現れたので、能力が戻ったと確信した。
スングンはギジュを連れて、たくさんの本や壺屋や仏像などが保管されている部屋へ。
レバーを引くと本棚が開き、隠し部屋が現れる。
そこには、ポク家にとって大切な物が保管されていた。
「最近は、時代に応じてデジタル化を進めている」と言いながら、箱からタブレットを取り出し、古い文献を開くスングン。
ギジュのように、能力において「不可能が可能になった前例がご先祖様にもあったかもしれない」と調べ始める。
“朝鮮時代仁祖の治世 念力を使うおばあ様は、小石を動かすのに精一杯だったが、村を襲った外的に巨岩をぶつけた。”とある。
切実さが能力を増幅させたのだ。
“高祖父は火を吹く能力があったが、初めから完全ではなかった。幼い頃から鼻に熱を持ち触れられないほど赤く火照っていたため、隠れ住んでいた。そのうち、戦に駆り出され、生死を共にした戦友が手を握ると鼻から火が噴き出した。その威力は絶大だった。”とある。
運命の相手の出会って、能力が完成したのだ。
ギジュの場合、完成したというには程遠く、能力のコントロールもできない。
スングンは「愛とは自制できないものだ」とニッコリ。
“片思いの相手の前で無意識に別人に変わってしまい、ついには己の姿に戻るすべを忘れてしまった。何百人もの女性に変身したが、相手の心は得られなかった。相手の心には以前から別の女性がいた。ある日急に消えたその女性を想いながら自ら肖像画を描いた。その女性こそが失った本来の女性の姿だった。そうして恋が実り、本来の姿を取り戻した。”とある。
スングンは「お前にとって、ト・ダヘがそんな存在だ。」とニッコリ。
はっきりするまではマヌムに報告せず、様子を見ることに。
スングンは「おめでとう。お前の望み通り、能力を有意義に使えた。」と声をかけた。

自室に戻ろうと歩いていたギジュは、フラフラになりながら慌てて階段をのぼるダヘを見かける。
追いかけると、階上で悲鳴が聞こえ、今度は慌てて階下へおりてきた。
ギジュと鉢合わせしたダヘは、気を失ってギジュの胸に倒れ込んだ。
何事かと家族が集まる。
ダヘが「幽霊を見た」と驚き気絶したと説明するギジュ。
その理由は、「少し浮いた所を見られた」とドンヒが自白した。
マヌムに叱られるドンヒ。
ドンヒは、ダヘがマヌムのお茶に睡眠薬を入れていたことをバラすのだが、まったく信じようとしないマヌム。
ダヘが気絶した理由は、ドンヒが浮いたことだけでなく、階上にいた、なぜか水浸しのギジュが鏡に映っておらず、逃げるように慌てて階下におりたら、またギジュと鉢合わせしてパニックになったからだ。

その夜、マヌムは予知夢を見た。
“宮殿サウナ”の看板。
そこから担架で運び出され、救急車に乗せられるダヘ。
宝くじでも、株でもなく、「不吉な夢だった。。」と顔をしかめるマヌム。

翌朝、目覚めたダヘは「昨夜のあれは何だったんだ。。」と戸惑いつつ、恐る恐る部屋からです。
するとドンヒが現れ、「まるで薬を飲んだみたいにぐっすり眠ったわね。見た?驚いたようね?初めて見る?よく見て…ペディキュアを!」とダヘをビビらせる。
すると今度はギジュが現れ、ビビりながら鏡を見るが、今度はちゃんと映っている。
ギジュは「なにがあったか教えて」と聞くが、そのタイミングでイナが部屋から出て来た。
ダヘはイナに朝食を作らなきゃいけないので、キッチンに行ってしまった。

キッチンでイナのために半熟の目玉焼きを作っていると、マヌムも起きて来た。
マヌムはダヘに「よくサウナに行く?ダヘさんが“宮殿サウナ”から救急車に担ぎ込まれたのよ。心配性の年寄りの夢だから気にしなくていいけど、当分、サウナを避けたらどう?」と話す。
ダヘは思いっきり動揺して、目玉焼きが作れない。
その様子をギジュが見ていた。
イナは目玉焼きの完成を待っていると遅刻してしまうので、登校することに。
ダヘはバナナを持たせて玄関まで見送る。
イナは「超能力一家だって、最初から言ったのに。逃げるなら今のうちです。」と言い残し行ってしまった。

ダヘは一目散にポク家から脱出。
その様子をギジュが見ていた。

ダヘは周りを警戒しながら“宮殿サウナ”に帰宅。
その様子をギジュが見ていた。

ダヘは、詐欺一家の母に、「超能力一家は本当かもしれない」と報告し、この計画をストップするよう訴えるが、母は聞き入れず、「幽霊屋敷が怖い?カネはカネだろ!いつ完済する気?」と言った。

<過去>
ダヘは亡くなった父の葬儀。
そこへ詐欺一家の母とヒョンテが現れる。
母は「これからは、あんたが父親の借金を返しな!」と怒鳴って、ダヘに保険の契約書にサインをさせた。

母は「ここ数年ポク家は投資に失敗続きで、残ってるのは自宅と、ジムのあるビルだけ。このままじゃポク家は落ちぶれる。のんびりしてられない。早くせしめなきゃ。うちの主演女優は本作で華麗に身を引く。私も引退。」と言った。
ダヘは大きなため息をつく。

後をつけてきたギジュは“宮殿サウナ”に入り、ダヘを探す。
そして見つけた。
さらに、家族もいないはずのダヘが、隣にいる女性を「お母さん」と呼んでいた。
どういうことかとギジュが問い詰めると、母は「私が説明します。実は…」とギジュに近寄る。
すると、母からサインを受けたヒョンテが火災報知器を鳴らし、「火事だ!避難してください!」と叫び、母はこの窮地から逃げ遂せた。
ダヘは火災報知器のサイレンで過去がフラッシュバックし、パニック状態に陥る。
ギジュはダヘを抱きかかえて支え、一緒に避難する。
ところが、途中、2人揃って滑って転んでしまい、ダヘは頭を強く打って気を失う。
母は呆れ、救急車を呼ぶ。
ダヘは、マヌムの夢の通りに、救急車に担ぎ込まれた。
母とギジュが付き添い、病院に到着。
母「私は実母じゃありません。父親との縁から始まって今に至ります。あの人は酔って、真冬に道端で凍え死んだ。葬儀に来た弔問客といえば、香典を奪いに押しかけた借金取りだけ。面倒を見てくれる人もなく、ダヘは天涯孤独になりました。しかもその後、大変な目に遭ったんです。」

<過去>
ダヘは通っていた高校で火災に巻き込まれ、病院に運ばれる。
しかし、保護者もなく、治療費も払えないため、フラフラの状態で病院を出ようとする。
すると、詐欺一家の母が現れた。
「残念でしたね、保険金が入らなくて。」とダヘ。
母は「生きて返す手もある。」と言ってダヘを養子に取った。

母は、“ポク家の財産を狙う詐欺師であるという正体”をうまく伏せたまま、ダヘの、孤独で辛く悲しい生い立ちをギジュに語る。
「ト・ダヘと言う名前は“したいことは全部する”という意味。その名前が呪いになって、生き残るために1人で何でもしてきた。一緒にいる人ができたらいいのに。。」と母。

母は、ギジュのいない隙を狙い、目を覚ましたばかりのイナに、「婚姻届けを持ってくれば逃げられる。あの家からも、私からも。」と言い放ち、サウナに戻って行った。

ギジュは診察用紙の保護者欄にサインし、ダヘを連れて帰る。
車内での会話。
ギジュ「母の夢が現実になるかと心配で後をつけた。」
ダヘ「まさか予知夢って本当なんですか?現代人特有の病気で能力を失ったんじゃ?」
ギジュ「能力が戻ったんです。少し違う形で。過去に戻る理由が変わった。ト・ダヘ。」
ダヘ「私?」
ギジュ「うん。デパートで手を握ったのも噴水前で花を渡したのも未来の俺です。覚えてないんじゃなくて、君に起きたことが、俺には起きていなかった。よく考えてみて。手を握り、花を渡したら、俺は消えたはず。」
ダヘ「だったら、昨夜、鏡に映らなかったのも…」
ギジュ「鏡だけじゃない。君しか俺を見られない。俺は君にだけ触れられる。過去は白黒なのに、君にだけ色がある。」
ダヘ「どうして。。私なんですか!?どういうこと???」
ギジュ「よくわからない。確かなのは、君の過去が俺の未来だということ。君との時間が俺を引き寄せる。」
困惑するダヘ。

ギジュは一家の秘密をダヘにバラしたことを、マヌムから責められる。

<過去>
妻セヨンを亡くし、悲しみのどん底から立ち直れないでいたギジュは、取り憑かれたように、過去に戻って事故を阻止しなければと、そればかり考えていた。
ギジュは、後悔や焦りや恐れから精神状態が悪化し、幸せが分からず、過去に戻ることができなくなってしまった。
そんな中、セヨンのバックから胎児のエコー写真が見つかった。
妻の妊娠を知らなかったギジュは、マヌムに尋ねる。
マヌムは、セヨンが「他の男と不倫し、子供を身ごもっていて、一緒に済む家も用意していた」と告げた。
ギジュは怒った。
マヌムが、今までも、そして亡くなった今もなおセヨンを家族として認めないからだ。
マヌムとしては、セヨンの予知夢を見たことがないため、不安だったと。
ギジュは、宝くじや株の夢しか見ないマヌムを痛烈に批判。
「最後ぐらい彼女の夢を見ろよ!事故を食い止められたのに!」と。
実はマヌム、過去に自分の父親が死ぬ予知夢を見たのだが、助けることができなかった。
夢を見るだけで、何もできない無力感や恐怖を経験していたのだ。
ギジュは、ポク家に受け継がれる能力が、誰も救えず何の役にも立たない無駄な能力だと嘆く。
マヌムは「過去を見れるだけでも感謝しなさい!それ以上望むのは欲張りよ!私はむしろ、宝くじや株の夢を見られてありがたいと思う!英雄を気取って八つ裂きにされ焼け死んだご先祖様方が大勢いる!自分の幸せだけでいい!人の不幸は振り返らないこと!誰かを救おうなんて考えないで!」と言った。
「全部消えちまえ!」と荒れるギジュ。
2人の関係は、そこからすれ違うようになってしまった。

マヌムは、7年ぶりに見た予知夢はダヘのおかげであり、ダヘが能力を取り戻してくれたのだとギジュに言う。
ギジュは、「自分の懐ばかり肥やさずに、人に尽くすいい機会だ。」と嫌味を言う。
マヌムは「まだヒーローに憧れてるの!?夢を見てもダヘのケガは防げなかった!」と言うが、ギジュは「どうかな、救えるかも」と言い残し立ち去った。

ポク家にもどったダヘは、一家の能力と現状を紙に書いて分析を始める。

イナはダンスクラブに参加。
こっそり聴いていた音楽をジュヌに褒められ、ドキドキ。
ジュヌがイナと仲良くするのが気になるヘリンは、コンビニに行くイナについて行き、一緒にラーメンを食べる。
ヘリンは、ラーメンの湯気で曇ったイナのメガネを外し、じっとイナの目を見る。
イナの目が青く光る。
ヘリンの心の声『私が先だよ。好きにならないで。友達やめたい?』
ヘリン「ジュヌのことどう思う?」
イナ「…あの人は…感じ悪い」
ヘリンの心の声を聞いたイナはウソをついてしまう。
するとイナの後ろにジュヌが。。聞かれてしまった。
イナの心の声『やっぱり人の心なんか知らない方がマシ』
ほくそ笑むヘリン。

痩せて本来の自分を取り戻し、全部元通りにするため、ジムでトレーニングするドンヒ。
グレースは、ドンヒに恋人であるチョ・ジハンとの関係を考え直すよう忠告した。
「人生相談をしたら無理やり部屋に連れていかれた。黙ってないで髪でもムシってやればよかったのに!」と。
ドンヒは「彼との危機は、自分を大事にしなかった私のせい。原因を自分に求めてこそ自己肯定感が高まる。私の人生を導くのは私。」とかっこよく返し、グレースも納得する。

ポク家の秘密を知り、部屋から出てこないダヘが気になり、様子をうかがうマヌム。
「我が家の能力を知ったら2つに1つ。逃げるか、利用するか、よね。。」
マヌムの独り言を聞いたダヘは、部屋にこもって、パソコンで婚姻届を書いていた。

ギジュは部屋にある酒を捨て、決意を新たにする。
サウナでのケガからダヘを救うのだ。
「何もできなかった俺にやることができた。過去で救える唯一の人間、ト・ダヘ。」と。
そして目を閉じて「サウナ」とつぶやき、過去に戻った!
“宮殿サウナ”でイナの姿を追うギジュ。
女子更衣室に来てしまい、慌てて現在に戻る。
火照ってしまい、服のままシャワーをあびて頭を冷やし、「ダヘを救うんだ!ト・ダヘ!」とつぶやき、再チャレンジ。
今度はサウナではなく自宅だ。
階下に、フラフラになりながら歩いているダヘを見つけた。
(マヌムのお茶に睡眠薬を入れていることがドンヒにバレそうになり、ダヘ自らそのお茶を飲み干すことで無実を証明。その後、眠くてフラフラになりながらも、金庫室でドンヒが浮くのを目撃したあの時だ。)
ダヘ「幽霊だ…霊がとりついてる」とつぶやきながら、慌てて階段をのぼってくる。
慌ててるのとフラフラなのが相まって倒れそうになった所を、ギジュが抱きかかえて支えた。
ギジュはシャワーをあびたばかりなので、頭から水が滴り落ちる。
そして鏡に映っていないギジュ。
ダヘは恐れおののき、悲鳴をあげて階下へおりて行った。

現在に戻ってきたギジュ。
部屋にダヘが入ってきた。
ダヘは、びしょ濡れのギジュを見て、あの時のことが理解できた。
そして、「過去から戻って来ました?実は少し前にも未来のギジュさんが来て、これを持ってきました。」と婚姻届を出した。
戸惑うギジュ。
ダヘは詐欺一家の母から、ギジュが女子校の火事で親しい先輩を亡くし、ショックで消防官を辞めたという情報を仕入れていた。
ダヘは、はその情報を利用し、自身が、その女子校火災の被害者であり、ギジュに救われたと打ち明ける。
しかし、ギジュは、たとえ自分がダヘを助け出していたとしても、順序が間違っているとし、「君の言う未来に至るには、愛するのが先だ」と婚姻届をグシャグシャにした。
そして、ギジュは「本当に恋に落ちるのか見てみよう。」と言ってキスをした…

Netflix韓国ドラマ「ヒーローではないけれど」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ヒーローではないけれど」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話

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ギジュは過去に戻ることができた。
さらに、過去にいる人々はみなモノクロなのに、ダヘには色がついており、触れることまでできた。
次は、亡き妻セヨンとの幸せな過去に戻るべく、再び目をつぶってみるが、戻れない。
落ち着いて、集中してセヨンとの幸せな過去を思い出し、もう一度チャレンジ。
戻った!
しかし、そこは、セヨンとの幸せな過去ではなく、海でダヘに救出され人工呼吸されている時だった。
「あの時間が幸せだったと!?」あわてて戻ってきたギジュ。
その後何度か試してみるが、戻った過去は、なぜかどれもダヘがいる過去だった。
「どうなってるんだ!?ト・ダヘ、一体、何者なんだ…」と困惑するギジュ。

ギジュはダヘの職場のスパへやって来て、ダヘに問い詰める。
ギジュ「何者だ!?なぜ君には色が?灰色の世界で君だけが鮮明に見え、目を閉じれば君がいる。なぜ俺は君の元に?なぜ君には触れられるんだ?」
ダヘ「これって。。告白?」
ギジュ「いくら考えてもおかしい!俺たちと同じ能力が?催眠術?俺の頭に何を埋めた!?まさか母も騙したのか!?早く吐けよ!一体俺に何をした!」
そこへ、マッサージに来ていた母マウム登場。
マウム「それは愛というものよ。」
マウムはダヘに、スパの仕事を辞めて、ポク家で暮らし、イナの面倒を見てくれと頼んだ。
「ギジュと一緒に暮らしながら気長に見守ってくれないかしら?」と。
さらに「ダヘは失ったものを取り戻してくれる人。ギジュにも変化が起きるはず。」とギジュに言った。

ギジュは、ダヘが何かに関係していることは確信しているが、自分が戻りたいのは幸せだった過去ではなく、辛かった過去だから、たとえ能力が戻ったとしても無意味だと考える。

<過去>
消防官だったギジュ。
イナが生まれたこと同僚に報告し祝福され、セヨンのいる病院に駆けつける。
生まれたばかりの可愛い可愛いイナを抱いて、最高に幸せな時間を過ごす。
その頃、ソンジェ女子校で火災が発生。
ギジュの同僚たちは、火災現場で消火や救出に孤軍奮闘していた。
何十人もの学生が亡くなり、ギジュの代わりにシフトに入ってくれた先輩のチョン隊長も亡くなってしまった。
ギジュは、隊長を助けるため過去に戻った。
生まれたばかりのイナを抱っこして幸せな時間を過ごした、あの病室に戻ってきたギジュ。
見渡すと、モノクロの世界の中、病室の扉に色がついており、触れることもできた。
ギジュはその扉から病室を出て、火災現場の女子校へ走る。
現場は悲惨な惨状だった。
ギジュはどうすることもできず、一旦戻ってくるが、その後も、チョン隊長を助けるべく、何度もイナの生まれた時間へ戻った。
しかし、過去を変えることはできず、ギジュはチョン隊長を救えなかった。
ギジュは立ち直ることができず、仕事に支障をきたし、休職を余儀なくされる。
数年が経ってもギジュはその時間に囚われ続け、家庭を顧みない。
セヨンはそんなギジュを見兼ねて、家族3人で動物園におでかけする時、「約束よ、消えないで。今日も消えたらイナと出て行く。」と釘を刺した。
しかし、ギジュは消えた。
そしてまた、過去で何もできず、セヨンとイナの乗る車に戻った時、車は事故で悲惨な状態にあった。
イナはケガをしているものの無事だったが、セヨンは亡くなってしまった。

ダヘの詐欺一家。
母「手を握ったことも覚えてないなんてイカれてる。」
グレース「予知夢を信じる母親もどうかしてる。」
母「ポク家の人々は精神疾患により判断能力が著しく低下しているため、財産上の損害をこうむりかねない。」
グレース「よって、ポク・ギジュの妻であり、ポク家の嫁であるト・ダヘが成年後見人としてポク家の資産を管理する。」
母「500億のビルだけじゃ物足りないね!根こそぎいただくよ!後見人になるのはそう簡単じゃない。証拠を押さえな。」
複雑な表情のダヘ。

翌朝、ダヘはスーツケースを持ってポク家にやって来た。
マヌムとスングンの歓迎を受けるが、怒っているギジュ。
ダヘはきれいな花束を持っていた。
それはギジュに貰ったと言う。
「ウソをつくな!」とさらに怒ったギジュが、ダヘの腕を掴み外へ連れ出す。
ダヘ「花束は噴水のところであなたに貰った。覚えてないの?」
ギジュ「何の話だ!俺は君の近くにも行っていない!」
ダヘ「私を抱きしめましたよね?」
ギジュ「俺が!?」
ダヘ「あんなに力いっぱいギュッと抱きしめたくせに。手を握った時みたいに覚えてないフリを?何なんですか?なぜ、自分の行動を否定するの?これじゃ私が嘘つきみたい。」
ギジュは戸惑い、立ち去った。

ダヘはダイニングルームでマヌムとスングンと食事。
マヌムは「ギジュは恥ずかしがってるだけだから気にしないで」とダヘを励ました。
イナが下りてきたが、スマホから目を離さず、イヤホンをしているためマヌムやスングンの声がけを無視。
マヌムは呆れ「イナは成長が遅い。人より優れた能力もない。ポク家の人間なら何か一つは秀でてるはずなのに。。」と嘆く。
ダヘは「まだ13歳。力を引き出す大人が必要なのかと。」と言った。
するとイナが「超能力なら持ってるよ。透明人間なの。学校では誰とも話さない。」と言い残し、登校してしまった。

イナには好きな男の子がいた。
ダンスクラブで踊っていたクラスメイトのジュヌだ。
イナの心の声
『透明人間は悪いことばかりじゃない。誰にもバレずに好きなだけジュヌを見ていられる。誰も私の存在に気づかない…』
ジュヌをスマホで盗撮している時、イナはクラスメイトの女子に声をかけられる。
ダンスクラブでジュヌと一緒に踊っていたヘリンだ。
「ダンスクラブに入りたい?大会に出るのに人が足りないの。やろうよ!」とヘリン。
イナはヘリンの顔を見ることができず、返事をすることもできない。
さらに、メガネに触られそうになり、パニックになり逃げ出してしまった。
ずっとイナを見張っている詐欺一家のヒョンテもその様子を見ていた。

ファッションショー。
スポットライトを浴び、ランウェイを颯爽と歩く、スーパーモデルのドンヒ。
デビューにも関わらず、“空を飛ぶようなウォーキング”だと褒められ、喜ぶドンヒ。
ご褒美にプレゼントされたすてきなパンプスを履いて、自由自在に空を飛び、喜びを爆発させるが、みるみるうちに体が太っていき、地面に落下。。
夢だった。
ベッドから落ちて、目を覚ましたドンヒ。
インターホンが鳴って出ると、不動産屋だった。
部屋を内覧したいという女性を連れて、ドンヒの部屋に入ってきた。
ドンヒはポク家に行き、家が売りに出されたことをマヌムに猛抗議。
「そんなにうちの家計は火の車なの!?」と。
さらに、ダヘが同居を始めたことに対しても猛抗議した。
しかし、マヌムは「ダヘさんの手が触れると眠くなるの。また予知夢を見るから心配無用。じきにお金が溢れ返る。」と言いながら眠ってしまった。
ダヘは部屋の外からその会話を録音していた。
ダヘはそそくさと外へ行き、“マヌムが財産を溶かしたという証言を録音した。問題は損害額が予想より大きいこと。超能力一家のケアが急務。”とメールした。

ダヘは夕飯を作ったのだが、ギジュは無視、ドンヒはダイエット中、スングンは外出、イナはスマホから目を離さず部屋に。。
ダヘはギジュにイナの好物を聞いてみた。
「イナは一緒に食事などするわけない。エゴマの葉を剥がし合い、チゲを分け合いながら1日の出来事を聞き合うような家じゃない。」と答えるギジュ。
イナは「イナの好物を知らないのね」と返す。
何も言えないギジュ。
結局、夕飯は誰も食べなかった。

イナはキッチンで1人でカップ麺を頬張る。
メガネは湯気で曇るので外した。
すると、ダヘが近づき、イナの顔を見て「すごくきれいな目。どうして隠すの?目からレーザー出るとか?」と声をかけメガネを手に取った。
イナは手で目を隠し「返して!」と怒る。
ダヘは「イナは透明人間じゃない。むしろ、あなたが周りを透明人間扱いしてる。30秒だけ私を見て。」と言って、イナの眉毛剃ってきれいにしてあげた。
鏡を覗き込むイナ。
ダヘ「何が透明人間よ。こんなに目を引くのに。目を隠さないで。目を見てこそ心が見える。」
イナ「心が見えるから隠すんです。」
ダヘ「確かにね。人の心ほど怖いものはない。でも避けると余計に怖くなるんだよ。なんてことないのに。相手の目を見るのも意外と悪くないものよ。」
そんな2人の様子を、ギジュが微笑んで見つめていた。
イナはダヘの目を見た。
するとイナの目が青く光り、『やっぱりあなたが鍵ね』というダヘの心の声が聞こえた。
イナ「500億のビルを手にする鍵?」
幻滅したようなイナの顔。
驚くダヘ。
イナはメガネをかけてそそくさと自室へ戻って行った。
イナはすでに能力が覚醒していた。
“目を見た相手の心の声が聞こえる能力”が。

翌日、学校でヘリンに「眉毛を整えたのね!自分でやったの?超うまい!」と声をかけられるイナ。
「見せて!」と、無理やりメガネを外そうとするヘリン。
とっさに避けたイナの手に当たって、メガネが飛んでいってしまった。
イナの心の声『透明人間でいるほうがよかった。目立つと危険だ。』
視力が悪く、裸眼ではメガネの落ちた場所が分からないイナ。
すると、ジュヌが拾って持ってきてくれた。
目が合う2人。
イナの目が青く光る。
ジュヌの心の声『かわいい』
戸惑うイナ。
ジュヌ「ポク・イナだよな?君もダンスクラブに?だからメガネに敏感なのか。メガネと取ると固まる。」と言って、イナの顔にメガネをかけさせてくれた。
イナは流れでダンスクラブに入ることになった。

ドンヒは恋人で美容外科チョ・ジハン院長をデートに誘うも、「手術」だと断られてしまう。
ホテルのフレンチを予約済なので、仕方なく、別の人たちと食事へ。
すると、ホテルでジハンの姿を見かける。
隣にはグレースが。
ドンヒは、エレベーターで12階に上がった2人を階段で追いかけ、部屋の前でキスをしている2人を見てしまった。
グレースは、わざとドンヒにキスシーンを見せたのだ。
傷付いたドンヒはその場を立ち去り、帰宅して、泣きながら吐いていた。

翌朝、朝帰りしたジハンに、「少し距離を置かないか?僕は軽い君が恋しい。体重のことじゃない。君の気持ち、魂。僕は君のファンだったろ?モデル時代、君は何にも縛られていなかった。あの時の君には翼が生えていた。僕が今の君を作ったようでつらいんだ。僕のせいで自分を失っていく君がかわいそうで!自分を見つめ直してほしくて!」と言われた。
部屋は売りに出されたため、ジハンは自分の荷物を持って部屋を出た。
ドンヒは実家に戻ることに。

ダヘは夕飯を作ったんだが、やはり誰も部屋から出てこない。
目を離した隙に、鍋の火がキッチンペーパで燃え移ってしまった。
火が強くて戸惑っていると、ギジュが横からサッと水をかけ消火してくれた。
ギジュ「火が怖いなら、火を使うな。どうせ誰も食べない。」
ダヘ「家族なら1日1食ぐらい一緒に食べませんか?家族がいたのは大昔なので…」
ギジュ「…」
ギジュは食卓についた。
チゲを温め直すかと聞いたダヘに「張り切るな。うちはチゲを分け合うような家族じゃないと言ったはずだ。」と言った。
するとイナも食卓につき、「チゲは私のリクエスト。」と言った。
イナとギジュはエゴマの葉を剥がし合い、ぎこちなくはあるが、ダヘ、ギジュ、イナの3人での食事が実現した。

後片付けをしているダヘは、キッチンにやって来たギジュに、「満開の花を贈られて、“今”を贈られたようで嬉しかった。奥様は私がギジュさんの命の恩人だとお考えですが、私もあなたに救われた。家族として受け入れてくれた。」と話す。
そしてギジュに近づき、手に触れ、「家族はお互いに助け合うものです。」と言って目を見つめた。
ドキマギするギジュ。
するとギジュの手に生ゴミを持たせたダヘ。
ゴミ出しを頼まれたギジュだったw

外のゴミ箱へ生ゴミを捨てに行き、道に花屋の車が止まっているのを見る。
そこには、ダヘがギジュから貰ったという花束が売っていた。
ギジュはその花束を手に取り、目をつぶった。
公園に戻った。
ギジュの心の声『彼女は本当に俺とイナを救ってくれるかもしれない。だが、俺が彼女を救う方法は1つ。俺から遠ざけること。』
そして噴水の前を通るダヘに近づいた。
ダヘはやはり、過去に戻ったギジュのことが見えている。
ギジュの心の声『花束は渡さない。何が会っても抱きしめない。』
その時、バイクが通り、ダヘにぶつかりそうになる。
とっさにダヘを抱き寄せたギジュだった。

スングンはクラブに出かけ、踊っていた。
その様子を詐欺一家ヒョンテが盗撮している。

マヌムはスマホで株の変動を見てため息をつく。
ダヘはマヌムにお茶を入れた。
こっそり白い粉(睡眠薬)を流し入れて。。
そこへドンヒが帰宅し、「まさか睡眠薬を入れて母を眠らせていたの?母が知ったら大事になる。」と見抜かれてしまった。
ダヘはお茶に何も入っていないことを証明するため、自らそのお茶を飲み干してみせた。
その後、睡眠薬の効果で眠気が凄まじいダヘだったが、ドンヒの手前、気合で乗り切るしかなかった。
ドンヒが席を外した隙に、こっそり部屋に戻って一眠りしようとしたダヘだったが、席を外したドンヒが、実家中の金目の物を漁っているところを目撃。
眠気に耐えながらも、しっかり盗撮に成功。
その中で、高い棚を物色するドンヒの足が宙に浮いたのを見たダヘ。
ダヘは恐れおののき、「霊が取り憑いてる!」と慌てて部屋から逃げ出す。
慌ててるのと体がフラフラなのが相まって倒れそうになった所、ギジュが現れて抱きかかえて支えてくれた。
ギジュはなぜが頭からビショビショに濡れており、水が滴っている。
ふと、横にある鏡を見たダヘ。
すると、鏡にギジュの姿が映っていない!
ダヘは恐れおののき、悲鳴を上げる…

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Netflix韓国ドラマ「ヒーローではないけれど」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ヒーローではないけれど」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第2話

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ギジュが、“幸せだった過去に戻れる能力”に気がついたのは9歳の頃だった。
「ついに覚醒した!」と母マヌムは大いに喜んだ。
ギジュはそれからも、幸せを繰り返し味わうために、能力を使った。
戻った過去にいる人々からはギジュの姿は見えておらず、ギジュは触れることもできなかった。
ある時、戻った過去で、愛犬を車に轢かれて悲しむ少女を見かけた。
自分にとっては幸せな時間でも、他の誰かには不幸な時間なのだ。
そこでギジュは、この能力を使って、人の不幸を防げないかと、いろいろと試し始める。
しかし、どんなに頑張っても過去は変えられなかった。
特別だと感じた幸せな時間も、繰り返せば感動が薄れ、ギジュは“不幸な人の手前、自分だけ幸せになれない”と罪悪感を抱いてしまう。
そしてギジュは過去に戻れなくなった。

<現在>
ギジュがタバコを吸いに外に出ると、誕生日プレゼントにイナにあげたぬいぐるみが、ゴミ捨て場に捨ててあるのを見た。
「生まれるべきではなかったのに誕生日プレゼントなんて!」と苛立ったイナは、これまでギジュからもらったすべてのぬいぐるみを捨てた。

ギジュはデパートへ行き、改めて“中学生の娘”にふさわしいプレゼントを選ぶ。
しかし、ギジュは何を選んでいいのか分からない。
ギジュの動向を見張っている詐欺師一家の叔父ヒョンテがダヘに連絡する。
そして、偶然を装って現れたダヘ。
プレゼント選びを手伝うと申し出るが、ギジュはそっけない態度で断り、行ってしまった。
ダヘはイナへのプレゼント(ゴールドのスニーカー)を買い、ギジュに持たせた。
ギジュが帰ろうとした時、デパートの火災報知器が鳴った。
従業員の誘導により、お客たちはパニック状態でで避難する。
ダヘはカフェにいたのだが、過去がフラッシュバックして動けなくなってしまった。
そこへギジュが戻ってきて、ダヘの手を握る。
火災報知器の誤作動だったとアナウンスが流れる。
ふと気づくと、ギジュは消えていた。

イナが帰宅すると、ドアにプレゼントの紙袋がかかっていた。
イナは嬉しそうに鏡の前で履いてみた。
ドアの隙間からこっそり覗くギジュは、ニッコリ。

ダヘはマヌムに呼び出され、ポクズジムにやって来た。
ジムを紹介しながらマヌムが話す。
消防官をしていたギジュが無事に健康でいてほしいという願いから、このビルを買い、ジムを作った。
すると次第にその価値が上がった。
ギジュが結婚したらオーナーを譲るつもりだと。
マヌムは、ギジュとダヘの結婚話をグイグイ進める。
ダヘは「身に余る光栄ですが、あまりにもお気が早いかと…私はともかくイナが…」と控えめな態度を示しながらも、「なによりも、一緒に暮らしてみないと…」と答える。

それを盗み聞きしていたドンヒは、ダヘに対して警戒心があるので、結婚話が進展することに危機を感じマヌムを連れ出した。

ジムでは詐欺一家のグレースがトレーナーとして働き始めていた。
顔を合わせたダヘとグレースは、なにやら鼻を触ってサインを送り合う。

ドンヒは、ギジュを救ったダヘが、今度はマヌムの前に現れたことが、本当に偶然なのか懐疑的だった。
マヌムは「偶然じゃなくて運命!夢を見られた!」と言い張る。
「見たって何も当たらない!」とドンヒ。
その会話をグレースが盗み聞きし、ダヘになにやらサインを送った。

ギジュがジムやって来た。
出勤しただけで気力を使い果たしたと、すぐに帰ろうとするギジュに、ダヘはデパートで火災報知器が鳴って動けなくなった時、手を握ってくれたことにお礼を伝えた。
ところがギジュは覚えてない様子。
その会話を聞きつけたマヌムが飛んできて、「手を繋いだ?いつのまにそこまで進展したの?」と喜び、「あとは私に任せて!」と張り切った。
ダヘはマヌムにお茶を入れた。

帰宅したマヌムは熟睡した。
スングンは、ダヘに会った後、マヌムがグッスリ眠れることを不思議に思った。
ギジュに「彼女はいいと思う。マヌムを眠らせてくれる。ファイト!」と声をかけた。

詐欺師一家。
グレース「焦らし過ぎでは?」
母「いくら詐欺でも結婚には誠実さが大事。ドンヒを阻むのがグレースの役目。男を落とすには太っちゃダメ。」
グレース「手を握るのもやっとで、いつになったら寝るわけ?」
ダヘ「あの握り方は、溺れる者がワラをも掴むような感じだった。。」
母はダヘの顔を見つめる。

マヌムは、ギジュの部屋にカーテンを開け、「棺桶みたいな部屋ね!早く誰かと一緒に住まなきゃ!死んだ人間を長年引きずりすぎた。しかも、他の男の子供を身ごもった女を。再出発しなさい!子供ができれば生きがいを取り戻せる!」と叱った。
ギジュ「俺にはイナがいる。イナは母さんの孫じゃないわけか…」
マヌム「イナを愛してる!でもいまだに覚醒しないでしょ!ポク家の子供じゃ…」
ギジュ「俺の娘だ。二度と言うな。」
マヌム「そんなに娘が大事なら、死んだように横になってないで、ビシっと起きて父親の務めを果たしなさい!」

口数が少なく内向的なイナは、学校で一人だけ、どのクラブにも入れずにいた。
廊下をウロウロして、ダンスクラブの教室を覗いた。
クラスメイトの男子ジュヌが踊っているのを見て、目を奪われるイナ。

ギジュのもとにイナの担任から電話。
「イナがどのクラブにも入れない。友達付き合いが苦手で、まるで“透明人間”のよう。ご多忙でも学校生活に関心をお持ち下さい。連絡アプリも未登録、プリントにも保護者の署名がない。どうかご確認を。」と。
ギジュは慌ててイナの部屋へ行き、引き出しを開けると、溜まりに溜まったプリントが。
保護者署名欄にサインしようとするが、手が止まってしまう。
キッチンに行き、酒を探すが、父スングンがすべて処分した。
スングンは「酒は誰かと一緒に飲むものだ。行こう。」と言って、ギジュを外へ誘った。
店に着き、個室に案内されると、そこにはマヌムとダヘがいた。
「騙された…」と立ち去ろうとするギジュだが、スングンにむりやり個室に入れられる。
ダヘとギジュを2人きりにすべく、マヌムとスングンは席を外した。
ギジュは不貞腐れた態度でただひたすら酒を飲む。
ダヘもそれに付き合い、グビグビと酒お飲む。

ドンヒは勤め先の美容外科にやって来て、チョン・ジハン院長に会うため、診察が終わるのを待った。
すると診察室から女性の喘ぎ声のようなものが。
苛つき、チョコレートをむさぼり食うドンヒ。
扉を開けると、そこにいたのはグレースで、普通に診察を受けている様子だった。
グレースはチョン院長に「連絡下さい」とささやいて、立ち去った。

ドンヒとチョン院長はバーで酒を飲む。
ドンヒが何をしていたのかと尋ねると、チョン院長は「インフルエンサーである彼女に病院を宣伝してもらうため」だと言った。
ドンヒとチョン院長は結婚を約束した仲だった。
ドンヒは婚姻届を出し、結婚を早めたいと申し出た。
チョン院長は「子供を産まなきゃビルはもらえない。結婚は堂々としたい。君に借りた開業資金を返すまでは絶対に結婚しない。」と遠回しに拒否した。
ドンヒは、チョン院長を再び振り向かせ、ギジュより早く結婚して、マヌムからビルを相続するべく、ジムへ行き、痩せるためのトレーニングをスタートした。

イナの動向を見張っているのは詐欺一家の叔父ヒョンテ。
イナは尾行されることに気づき、誕生日にもらった新しいスニーカーで走った。
公衆トイレに隠れ、家族全員に電話をかけるも、タイミング悪く誰も出ない。
仕方なくギジュにかけるのだが、出たのはダヘ。
ギジュは店で酔い潰れていた。
ダヘがそこへ行くと言うが、イナは「なんでもない」と答え、電話を切った。
ダヘは眠っているギジュに「イナから電話!誰かに追われているようだった。」と伝えると慌てて飛び出していくギジュ。
残されたダヘは仕方なく会計を済ます。

酔っていてまともに走れないギジュ。
「イナが俺に電話をかけてきた。俺が行かなきゃ!」とフラフラになりながらも、追いかけてきたダヘに支えられながら歩みを進めるギジュ。
なんとかイナの隠れている公衆トイレに着いた。
トイレの前で見張るヒョンテに気づいたギジュは、この野郎!と向かっていく。
しかし、フラフラだわ、コケるわ、パンチは当たらないわ。。
ダヘはヒョンテに合図。
ヒョンテはあえてパンチを食らい、やられたフリをして倒れた。
トイレから顔を出したイナに「お父さん」と呼ばれて駆けつけるギジュ。
その隙に、ダヘはヒョンテに「お疲れ様、行って」とささやく。
ギジュは「お父さんが懲らしめたぞ!」と得意げに伝えるが、イナは、もじもじしてなんだか気まずそう。
察したダヘがは、コンビニに行って生理用品を買ってきた。
イナに初潮が来たのだ。
スカートを汚したことを気にしているイナに気づき、ダヘは自分のカーディガンをイナの腰に巻いてあげた。
そして「おめでとう」と笑顔で言った。
イナも嬉しいような恥ずかしいような。。
何もしてあげられない男親ギジュ。
イナを家まで送り届けた後、ギジュはダヘを飲みに誘った。
ダヘはデパートで火災報知器が鳴って動けなくなった時、戻ってきて手を繋いでくれた話をする。
ギジュはまったく覚えていないようだ。
ダヘは「過去に戻れるんですよね?それなら、未来から来たあなたが繋いでくれたのかしら?」と冗談を言った。
ギジュは「ありえない。戻れても手は握れない。過去では何も触れることができない。」と答えた。

ドンヒは、ずっとトレーニングを続けていた。
痩せて、前みたいに空を飛びたい!と、意地になってムチャクチャに走っていた。
すると一瞬、体が宙に浮いた。
その時、見かねたグレースがマシーンをオフにして、ドンヒは転がってしまった。
呼吸困難な状態になり、グレースがドンヒを落ち着かせる。
呼吸が落ち着いたドンヒは今度は泣き始た。

お酒を人でいるギジュとダヘ。
話をしていくうちに、2人は少し距離を縮めた。
ギジュは「こんな俺の代わりにイナを守ってくれる人が必要だが、君の人生を台無しにしてしまうかも。だから近づかないで。引き止めたくなるから。」と言った。
ダヘは「もう引き止めたくせに。手を握ったでしょ?」とギジュの手を握る。

帰宅後、ギジュは、溜まりに溜まったイナのプリントの保護者署名欄にサインをした。
ふと、ダヘの言っていたことが気になって、試しに目を閉じてみると。。
戻った!
ギジュは、デパートで火災報知器が鳴る直前に戻った。
信じられないと驚くギジュ。
火災報知器が鳴り、人々が避難する中、ギジュは人の流れに逆走するように、ダヘのいるカフェへ向かう。
そこには、動けなくなり、うずくまるダヘがいた。
戻った過去にいる人や物には触れることができないはずなのに、ダヘの手には触れることができた。
戻った過去にいる人には、ギジュの姿が見えないはずなのに、ダヘはギジュを認識した。
なぜ?…

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Netflix韓国ドラマ「ヒーローではないけれど」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ヒーローではないけれど」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話

ポク一家は全員が何かしらの超能力者。
しかし。。
空を飛べる能力を持つ長女ドンヒは、太りすぎて飛べない。
幸せだった過去に戻れる能力を持つ長男ギジュは、うつ病で幸せが分からず戻れない。
ギジュの娘で中学生のイナに至っては、いまだ能力が現れない。
予知夢として未来が見える能力を持つ母マヌムは、不眠症で予知夢を見れない。
この状況に悲観したマヌムは、崖の上に家族を集め、「失ったものを取り戻さなければポク一家は終わり」と海へ身投げする覚悟だった。
慌てる父スングン(能力はないが、家族を完全にケアする)だったが、いざ、崖っぺりに立つと、マヌムは怯んでしまい身を投げることができなかった。
マヌムは「死ぬことばかり考えず、決死の覚悟で戻るのよ!本来の私たちの姿に!」と家族を奮い立たせる。
ふと見ると、ギジュの姿がない。
「能力が戻ったのか…?」
みながそう思った矢先、ギジュは崖の下の海で溺れていた。
海水浴を楽しんでいた人々が「人が溺れてるぞ!」と騒ぎ出す。
すると、一人の女性がためらいもなく海へ飛び込んだ。
女性はギジュを海から救出し、人工呼吸で蘇生した。
意識を取り戻したギジュは、その女性を誰かと間違えて、「セヨン…」とつぶやき抱きしめた。
ギジュは病院に運ばれたが、幸い大事に至らなかった。
マヌムはその女性が気になり、「連絡先を聞いておけばよかった」とつぶやく。

予知夢の能力を取り戻すため、なんとかして眠りたいマヌムは、スパに通いマッサージを受けていた。
何をしても眠れないため、不機嫌で堅物で口うるさいマヌムに、スタッフたちは「偏見の塊、昔の人」とうんざり。
みな担当を拒否するなか、新人のト・ダヘというスタッフが担当を申し出た。
「いいオイルはたくさんあれど、手に勝るものなし。海や山に行き、いいエネルギーを蓄え、手を通してお客様にそのエネルギーを吹き込む。」というダヘの施術は、今までのものとは大きく違い、マヌムは眠ることができた。
マヌムは上機嫌で、ダヘに感謝を込めてお金を渡そうとした。
ダヘの顔をちゃんと見たマヌムは、ダヘが、先日ギジュを助けた女性だと気づく。
再会を喜ぶマヌムは、さらに多くのお金をダヘに渡そうとする。
しかし、ダヘは受け取らなかった。
マヌムはそのお金をダヘの上司に渡し、ダヘを家まで出張させることに。

後日、ポク家にやってきたダヘ。
ポク家は、どこか怪しげな雰囲気の漂う大豪邸だった。
恐る恐る足を踏み入れるダヘ。
マヌムに案内され、素敵な庭付きの部屋に通された。

真っ暗で、そこら中に酒瓶が転がる別の部屋。
酒浸りのギジュが目を覚ますと、ドアに“部屋から出るべからず”という、マヌムからのメモが貼ってあるが、それを無視して部屋を出るギジュ。
ギジュはキッチンへ行き、ワインを開けるため、ハサミでコルク栓をこじ開けていた。
そこへ、お茶を入れに来たダヘと鉢合わせ。
なかなか開かないため、ギジュは苛立って、コルク栓にハサミをぶっ刺したままの状態で、オープナーを探し始める。
ハサミをぶっ刺したままでは危ないと警告するダヘ。
しかし、聞く耳を持たないギジュ。
ダヘはギジュとすれ違う瞬間、ハサミがぶっ刺さったままのワインボトルを指で押し、ワインボトルは床に落ちて割れてしまった。
「だから危ないって言いましたよね?動かないで!酔ってるようですし、危ないです。」と言って床を拭くダヘ。
そこへマヌムがやって来た。
何事かと驚くマヌム。
割れた破片でギジュがケガをしないよう、きれいに床を拭いてくれたダヘに、「2度もギジュを救ってくれた」と感謝感激のマヌム。
マヌムの紹介によって、ダヘとギジュは挨拶を交わす。
ダヘ「ご無事のようで安心しました。」
ギジュ「あ〜謝礼金目当てか。それなら母から貰ってください。」
命の恩人に失礼な態度を取るギジュを叱るマヌムだが、ギジュは部屋へ戻ってしまった。

ダヘは改めてマヌムのためにお茶を入れるのだが、なにやらこっそりと白い粉を流し入れた。
ダヘは背後になにか気配を感じるが、確認してもなにもない。
マヌムへマッサージをしながらの会話で、ダヘには両親や家族がおらず、2度の離婚経験があると分かる。
1度目は浮気男、2度目は酒乱DV男。
家族がほしいあまり、焦って結婚し、失敗したと。
身の上を話すダヘに、マヌムも息子ギジュの話をする。
ギジュは、20代になったばかりの頃に結婚した妻を事故で亡くした。
結婚生活は順風満帆ではなかったものの、いまだに妻を忘れられないのは、「ギジュが愛に誠実な男なんだ」と言うマヌム。

マヌムはダヘを夕食に招こうと思っていたのだが、次の予約が入っているからと、ダヘは急いでポク家を後にする。
買い物から帰ってきた夫スングンに「ダヘはギジュのように心に傷を負った人、インスタントではなく手料理のような人。過去から抜け出せずにいるギジュとは違う。辛い経験をしたのに今でも家族を欲しているように見えた。」と伝えた。
スングンは「身寄りがないから気に入ったのでは?うちに嫁いでも騒がれないように。私のようにね。」と言う。
マヌムはすっかり寝入ってしまった。

ダヘは帰宅。
家は“宮殿サウナ”という庶民的なサウナ店。
両親がいないと言ていたダヘだったが、“お母さん”がいて、客にマッサージを施していた。
ダヘはインスタントラーメンを作るのだが、火が怖いのか、ガスが点けられない。
結局、ラーメンを茹でずに、そのままかじった。

目を覚ましたマヌムは、久しぶりに予知夢を見たと言う。
スングンが喜んで、その内容をメモる。
ぼやけていてはっきりしないが、ポク家に代々伝わる指輪をダヘがつけていたというのだ。
マヌムは「私たちが失った能力を取り戻してくれる救世主」だと確信した。
マヌムは、土曜日に、改めてダヘを招待することにした。

ギジュは、娘イナの部屋の前でドア越しに、「土曜日に何か欲しい物はないか?」と聞いた。
イナは部屋の中にはおらず、外から歩いてきた。
ギジュは「この前は死のうとしたんじゃない」と言うも、イナは「はい」とそっけない態度。

ジムにいるも、無気力で、ただただ横になっているだけのギジュ。
ギジュは、ここ“ポクズジム”のオーナーだった。
求人募集を見て履歴書を持ってきた美人の女性を、きちんと面接するでもなく適当に採用したギジュ。
しかし、後からドンヒがきちんと面接をした。
女性は有名なフィットネス系動画配信者だった。
女性は太っているドンヒのことを“モッパンさん”とバカにした。

ポクスジムの入るビルのオーナーは現時点ではマヌム。
ドンヒは次期オーナーを狙っていた。
ギジュはジムの賃料をまともに払っておらず、ドンヒに嫌味を言われる。
ギジュはドンヒにお金の入った封筒を渡し、イナに誕生日プレゼントを買ってくれと頼んだ。

ドンヒは医療コーディネーターとして美容外科に勤めていたが、自身が太っているため信頼や説得力がなく患者が来ない。
チョン・ジハン院長からしばらく休んでくれと言われてしまう。
かつてドンヒは、ナイスバディのスーパーモデルだったのに。

ドンヒはパン屋でたくさん買い込んで会計をするが、カードが使えなくなってしまった。
しかなく、ギジュから預かった現金を使ってしまう。

イナの誕生日会。
庭園には豪華な料理が並ぶ。
マヌムはダヘも招待していた。
何年も亡くなった妻を忘れられずに心を閉ざすギジュに、他人の力を使ってでも忘れてほしいと考え、ダヘと結婚させたいと考えていた。(予知夢も後押し)
ところが、ギジュはまったくの無気力&無関心で、まったくその気はない、むしろ怒っている。
ドンヒもダヘを受け入れまいと警戒する。
そして、肝心のイナはなかなか部屋から出てこない。
戸惑うダヘ。

あまり喋らず、引きこもりがちなイナ。
スングンがイナの様子を見に部屋へ行くと、ずっとスマホゲームをしていて、用意したドレスに着替えてもいない。
何を言っても返事をしないので、諦めて部屋を出ようとすると、「おじいちゃん特製のわかめスープがいい」と答えた。
スングンはキッチンへ行き、喜んでわかめスープを作った。
そこへ、ドンヒに頼まれて水を取りに来たダヘと鉢合わせ。
スングンがケーキにつけるロウソクの火をみつめるダヘ。

ギジュは「よりによってこの日に他人を呼ぶとはな」と怒って、庭から引き上げ、部屋に戻ろうとする。
必死に止めるマヌム。
「故人のことばかり考えて、家族と向き合おうともぜず、妻を追いかけて親も子供も捨ててようとしたでしょ!今回は従って!結婚しなければセヨンは生きてたはず。未来の見えない結婚だと私は反対した。未来は自分で作るとか言って、先に子供を作ったわね。その結果は?最初からボタンを掛け違えたの!」
ようやく部屋から出てきたイナがその言葉を聞いてしまい、黙ってキッチンに置いてあったケーキのロウソクを吹き消して、また部屋に戻ってしまった。
ギジュもフードを被ってどこかへ行ってしまった。
雨が降ってきて、庭園の料理も水浸し。

部屋に戻ったイナの心の声
「私の存在が不幸の始まり?知ってる」

目眩を起こし、倒れそうになったマヌムを、スングンとドンヒは急いで病院へ連れて行く。
ダヘは「わかめスープを火にかけて煮込んでいるので、火を止めてくれ」とスングンに頼まれ、鍋の前に行くが、火が怖くて近づけず、なかなか止めることができない。
するとイナが火を止めてくれた。
ダヘがお礼を言って自己紹介しようとすると、「今度は何を盛る気?」とイナ。
実は、マヌムのマッサージに来た時、ダヘがお茶に白い粉を入れるのを、イナは目撃していた。
ダヘが感じた気配はイナだったのだ。
ダヘは「あ〜あれは甘みを足したくて甘草エキスよ」と答えた。
イナは「さようなら」と言って立ち去ろうとしたが、何かを言いたげに立ち止まる。
しかし、何も言わず、そのままトコトコと部屋に戻ってしまった。

ギジュは亡き妻セヨンのお墓に来ていた。
この日は、イナの誕生日だが、セヨンの命日でもあった。
来ていたセヨンの両親に「情けない姿で来ないでくれ。セヨンがその姿を見たら悲しむ。」と言われてしまう。
ギジュもセヨンと一緒に事故に遭ったのだが、ギジュだけが助かったようだ。
「助かったのは罪じゃない。だから生きて。」と声をかけるセヨンの母。

ダヘは、わかめスープを電子レンジで温めて、イナに出してあげた。
「毒が入ってるかも」と警戒するイナは手を付けない。
ダヘ自身が毒味をして食べてみせることで、イナも食べ始めた。
ダヘはイナに話しかける。
ダへ「お父さんは死のうとしたんじゃない。私もそこにいて、この目で見たの。なぜ海に入ったのかと言うと…」
イナ「この家に関わらずに逃げて。うちの家族変だと思いません?スープが美味しいから教えてあげます。うちは超能力一家です。でも病気のせいで能力を失ってしまった。現在人特有の。祖母が睡眠にこだわるのは予知夢を見るため。伯母は太って体が重くなって飛べなくなった。私にはありません。父は目を閉じれば幸せだった過去に戻れました。うつ病でどの過去も幸せだと感じないから今は戻れない。」
イナの作り話だと信じず、からかって受け流すダヘ。

ギジュが帰宅すると、ダヘが後片付けをしていた。
イナが食事をしたと聞き、少し驚くギジュ。
ギジュは、イナの誕生日プレゼントにぬいぐるみを買って来た。
中学生へのプレゼントにしては幼いチョイス。
ダヘ「過去に戻れないというより、過去に住んでるみたい。イナから話を聞いた。想像力が豊かな子ですね。イナのためにギジュさんの時間がまた動き出してほしい。」
ギジュ「俺はうつ病です。結婚は家族を守ると約束することですが、俺は誰も守れない。」
ダヘ「見ましたよ。」

<ギジュが海で溺れた時>
海水浴を楽しむ少女の、大事なうさぎのぬいぐるみが海に流されてしまった。
ギジュはそれを取るため海に入り、溺れてしまった。
ギジュが担架で運ばれた後にはうさぎのぬいぐるみが落ちていた。
それを見つけて「ヒーローが助けてくれた!」と大喜びの少女。
ギジュを救出したダヘは、その一部始終を見ていたのだ。

ダヘ「私も昔ある人に助けてもらいました。死を覚悟した時に奇跡的に助かったんです。でも生き残ったことが罪のように感じました。他の人が助かるべきなのに私なんかがって。生き残ったところで私は一人ぼっち。命がけで私を助けてくれた人を思うとこんな人生でも幸せに生きなきゃと思ったんです。ギジュさんはその人に似てる。あなたもそうでしょ?誰かを助け、生きる理由をくれる人。」
ギジュ「俺は誰も助けられない。見当違いです。俺を助けたからと見返りを期待してるなら空諦めた方がいい。」
ダヘはフフっと笑ってエプロンを外した。
そしてエプロンをギジュに渡し、「皿洗いくらいは期待しても?」とニッコリ笑って、ポク家を後にした。

ダヘの家族は詐欺師一家だった。
・ダヘ
・ポクズジムに履歴書を持ってきた女性グレース
・お母さんのイロン
・叔父のヒョンテ
そして今回の獲物が、ポク家の財産。
ダヘが結婚して一家に潜り込み、財産を相続する作戦だ。
ダヘがイナから聞いた「超能力一家」の話を報告をすると、みな大爆笑で信じない。
母「やっかいなのは小姑ね。先に結婚した方にビルを相続させるとか。」
グレース「母親を落とせば成功でしょ。」
ダヘ「結婚の鍵は他にあるみたい。」

ポク家。
ギジュがイナの部屋に来て、誕生日を祝った。
イナは「ありがとう」と言ってうさぎのぬいぐるみを受け取った。
ギジュが出ていったあと、イナが机の引き出しを開けると、そこにはぬいぐるみがたくさん入っていた。

<過去>
車の後部座席に座る幼きイナは「また誰かを助けに行くの?私のことは?」とギジュに尋ねる。
助手席のギジュは、うさぎのぬいぐるみをイナに渡して「パパの代わりにうさぎが守ってくれるよ。」と微笑む。
運転席には妻セヨンが。
イナがふと見ると、ギジュの姿が消えていた。
能力を使って過去に行ったのだろう。
ギジュのいなくなった助手席を見つめ、複雑な表情をするセヨン。
バックミラーでイナの顔を見る。
青く光るイナの目。
次の瞬間、車はガードレールに突っ込み、落下、建物に追突した。
助手席にはギジュが戻っていた。
事故の瞬間は不在だったギジュは無傷。
セヨンとイナは血だらけで意識を失っていた。
パニックになるギジュ…

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第16話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第16話(最終回)

前話はこちら↓

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ヘインとの待ち合わせ場所に着き、ヘインの姿を確認し、横断歩道で信号待ちするヒョヌ。
バスが通り過ぎた後、そこにいたはずのヘインがいなくなっていた。
信号が変わり慌てて横断歩道を渡るヒョヌ。
次の瞬間、車が突進、ヒョヌは轢かれて意識を失ってしまい、救急車で病院へ運ばれる。

その頃ヘインは、見覚えのない部屋で目が覚める。

ヒョヌの両親が病院に駆けつける。
しかし、ヒョヌは自ら点滴を外し、ベッドからいなくなっていた。

ヒョヌは体の痛みを堪らえ、タクシーに乗った。

ヘインは部屋から出ようとするが鍵がかかっていて出られない。
すると男が入ってきた。
ヘインは男をスタンドで殴り、その隙に外へ出た。
すると、そこにはウンソンがいて、猟銃を触っていた。
GPSアプリからヘインを追い、その相手がヒョヌだったため、怒ったウンソンがヘインを車で連れ去ったのだ。
「なぜヒョヌに会いに行ったんだ?」と猟銃を持ち、迫ってくるウンソン。
ヘインは怯えながら「ドイツから届いた自筆の手帳を読み、あなたの話と違うから確かめたくてヒョヌに会いに。字はマネできるから私が書いたかどうかも怪しい。軽率だった。あなたに聞くべきよね。誤解して怒らせてごめん。二度としない。」と取り繕った。
ウンソンは「俺の話を信じるなら一緒に国外へ。そして結婚するんだ。ヘリコプターが来るから君はついてくればいい。いいな?」とさらに迫る。
危険な状態のウンソンを刺激しないよう、ヘインはうなずくしかできなかった。

ヤンギとコナンは事務所で、ヘインを連れ去った車を調べていた。
そこへフラフラのヒョヌがやって来た。
ヒョヌの体を心配するヤンギ。

グレイスはモ・スリの元へ行き、「ヒョヌから“ヘインが消えた”と連絡があった。スリ様には言うなと言われたが、伝えたほうがいいと思って。ウンソンが関わっているようだ。」と言った。
実はこれはヒョヌの指示だった。
スリがこのことを知れば、ヘインの居場所を捜し始めるだろうと考えたのだ。

スリは裏金を隠している保管金庫の頭取に連絡して、お金をどこかへ移動させようとするが、すでにウンソンによって持ち出されていた。
その後、スリは車数台を引き連れて邸宅を出た。
グレイスから連絡を受けたヒョヌとヤンギはその後を追った。

助手席で眠るヒョヌを、死んだのかと勘違いするヤンギ。
自らの危険を顧みず、命など惜しくないかのように無茶をするヒョヌを、心の底から心配しているヤンギだった。

スリの車は、ホン家の猟場と別荘がある敷地に入って行った。
「僕が連絡したら通報を」とヤンギに言い残し、ヒョヌは車を降りて、一人で中に入って行った。
雪が降り積もる中、ヒョヌは体の痛みを堪らえながらフラフラと歩みを進める。
警備から身を隠していると、そこに犬がいた。
猟場の管理人夫婦の犬だ。
ヒョヌは管理人夫婦の家へ行き、通用門の鍵を借りた。
管理人によると、数日前から車の出入りが多いらしい。

ウンソンとヘインがいるのは、ホン家の別荘だった。
スリが別荘に到着。
ウンソンの顔を見るやいなや「外国に行くのはいいけど、お金と映像を渡して」と言うスリ。
ウンソンは「映像?あ〜会長を殺した証拠?俺がバラすかと心配?俺は言わないと知ってるくせに。」

<過去>
ヘイン一家が海で休暇を取っていた。
子供たちは海で遊び、大人たちは砂浜でくつろぐ。
スリは会長を連れて、人気ない場所に行き、家族から離れた。
木の陰に、ウンソン少年が隠れていた。
ウンソンの姿を見つけたスリは焦り、会長に「忘れ物をしたから先に行って」と言って会長をその場から離した。
スリはウンソンと落ち合い、「なぜ来たの!?人に見られるから行って!」とお金を渡して、さっさと立ち去ろうとする。
ウンソンは「お母さん、バレないで」と声をかけた。
すると次の瞬間、海の方から悲鳴が。
ボートが転覆し、ヘインと兄スワンが海に落ちた。
ヘインはヒョヌ少年によって救出されたが、兄スワンはそのまま亡くなってしまった。
これはスリがボートを壊し、転覆するように細工をしたからだった。
ウンソンはそのことを知っていたが、「子供が死ねば早く一緒に暮らせる」という母スリの言葉を信じ、黙っていたのだ。

<現在>
ウンソン「そうすれば早く迎えに来ると思って待っていた。分かる?来ない人を待つのは地獄だ。」
スリ「あの時ヘインも死んでいれば、あなたに邪魔されることもなかった。それが惜しい。」
母を心底軽蔑するウンソン。
ウンソンは、映像データは引き出しにあると伝え、暗証番号は母親の誕生日だと教えた。
さらにお金の在り処を問い詰めるスリに、ウンソンは「なぜだ?そのカネが俺を守るんじゃなかったのか!?それが母さんの愛し方だろ!!」とキレた。
ヘインは、その様子を壁の向こうで聞いており、すべてを知ってしまった。
ガラスに映ったヘインの姿に気づいたスリ。
スリがヘインに近付こうとした次の瞬間、すべての電気が消えた。
その隙にヘインは逃げ出し、隠れて危機を脱した。
そして、ドアを開けて外へ出ようとしたら、ヒョヌが現れた。
ヒョヌはヘインの手を取り外へ脱出。
2人が逃げる姿を目撃したウンソンは、怒りに震える猟銃を持って追いかけた。

ヒョヌとヘインは雪が降り積もる森の中を歩く。
体の痛みに苦しむヒョヌを見て、ヘインはヒョヌのケガに気づき、心配する。
ヒョヌは「大丈夫。それより、この道を進めば正門が見える。そこに僕の友人がいるから。先に行って。」と言った。
ヘインは「見損なわないで!私はそこまで自分本位だった!?私、知ったの。あなたがどんな存在か。誤解したことを後悔してる!正式な謝罪は後よ。」と手をつなぎ、助け合いながら一緒に歩みを進めた。

ヤンギの通報により、敷地内に警察が到着。

怒りに狂い目を血走らせたウンソンは車で先回りしており、ヒョヌとヘインの前に立ちはだかる。
ウンソン「なぜそこに!?こっちに来い!そうすればすべて目をつむる!一緒に行く約束だ!」
ヘイン「あり得ない。覚えてなくてもあなたを嫌う訳が分かった。」
ウンソン「俺が嫌いだと?なぜだ?君のせいで俺の人生はめちゃくちゃに!!」
ヒョヌ「ユン・ウンソン!やめろ!終わった!」
ウンソン「黙れ!終わってない!大丈夫。。まだ終わってない。。俺と行こう。。」
ヘイン「目を覚まして!死んでも行かない!」
ウンソン「そうか。。。死んでも。。。?」
ウンソンは銃を構えた。
警察がウンソンを包囲する。
「銃を下ろせ!さもなくば発砲する!」
警察による赤いレーザーライトの照準がウンソンの体に集まる。
ウンソン「ヘイン、置いては行けない。君を連れていく、殺してでも。」
涙を流しながら、ウンソンはヘインに向かって発砲。
しかし、瞬時にヒョヌが庇い、ヒョヌが撃たれてしまった。
そして、次の瞬間、警察によってウンソンは射殺された。
ヒョヌは雪の上に倒れ込み、雪が真っ赤に染まる。
泣き叫ぶヘイン、必死に助けを呼ぶ。
ヘインが付き添い、ヒョヌは救急車で運ばれた。
救急車の中、薄れゆく意識の中、ヒョヌはヘインの手を握り、「大丈夫…泣かないで…」とつぶやき、一筋の涙をこぼし、意識を失った。
病院に到着し、緊急手術に入るヒョヌ。
ヤンギも病院にかけつけ、茫然自失状態。
ヘインは、自分が手術室に入る時のことを思い出した。
「それなのに記憶が消えて分からなかった。私はなんてひどいことを。。」ヘインは座り込んで号泣した。

スリは別荘内を探し回り、お金を見つけ車に運ばせる。
そこに警察が来て、ウンソンの死亡を告げた。
スリは車のバックミラーにウンソン少年の幻覚を見た。
施設に置き去りにした息子が、泣きながら母の車を追いかける姿を、バックミラー越しに見て見ぬふりをした過去。
「母さん!行かないで!」
スリは涙を流す。

その頃、まだ事件を知らないヘインの両親は、昔のアルバムを見ていた。
海で撮った1枚の写真に、見覚えのある少年が。
以前、ヘイン母がヒョヌ母と一緒に幼いヒョヌの写真を見た時のことだ。
“子供海兵隊に参加していたヒョヌが溺れる少女を助けたことがある”と。。
ヘイン母はやっと分かった。
あの時ヘインを助けのがヒョヌであると。
そこへ、慌てたボムジャがやって来て、事件のことを告げた。

ヒョヌが手術を受けている病院。
ヒョヌ両親が駆けつける。
憔悴しきったヘインを見つけ声をかけるが、ヘインには両親の記憶がない。
改めて挨拶をして、ヒョヌの両親だと分かると、ヘインは「ごめんなさい。。彼が私を庇って撃たれました。。」と泣き崩れた。
ヒョヌ母はヘインを抱きしめた。
ヘイン両親とボムジャも駆けつけた。
ヘイン母は、ヒョヌ母に話しかける。
ヘイン母「私には息子がもう一人いましたが、早くに亡くした。ヘインを救って死んだと思っていた。ヘインは悪くないのに、ずっと憎らしかった。本当に愚かな母親。ヒョヌが子供海兵隊で溺れた少女を救った話、ヘインを救ったのはヒョヌだった。息子を失った悲しみで娘の痛みに気づけず、娘が救われたなんて思いもしなかった。命の恩人を婿に迎えたのに、つらく当たったんです。お恥ずかしい。。」
ヒョヌ母「過ぎたことです。もう水に流しましょう。今は、ヒョヌが無事に目を覚ますことだけ、ただ祈りましょう。そして、ヒョヌが目を覚ましたら感謝すればいいんです。」
ヘイン母「ええ、そうします。。」
2人は手を繋いで涙を流した。

ウンソンの遺体を確認したスリは、「息子の物はすべて私の物!」と言い張り、相続の手続きを済ませるように弁護士に指示。
そして、残りの裏金で株を買い集めるように指示した。
「問題を起こしたのはウンソンであって、私の会長就任には師匠はない!就任式は盛大に行う!」と言った。

ヒョヌの手術は成功に終わった。
意識が回復するまで経過を見守ることになった。
ヘインや家族たちは心から安堵し、喜びを分かち合った。

スリは、スリが会長を殺した証拠映像が残されているウンソンのタブレットを見つけ、川に投げ捨てた。

ヘインは、まだ意識の戻らないヒョヌの手を握り、食事も睡眠も取らず、24時間つきっききりで話しかけ続けた。
それでも意識の戻らないヒョヌに、ヘインは作戦変更。
「私はまだ治療中の身よ。無理をしたら倒れちゃうかも。泣きすぎたせいか、頭がクラクラする。。あ。。」と具合が悪いフリをしてみせた。
するとなんと、ヒョヌが目を覚ました!
ヒョヌは立ち上がったヘインの腕を掴み、「大丈夫?」とヘインを心配した。
ヘインは「死にかけたのに私の心配!?余計に申し訳なくなる!私は大丈夫よ。」とポロポロ涙をこぼす。
ヘイン「ごめんなさい。。あなたを忘れて、何も覚えてないから酷い言葉を。。」
ヒョヌ「僕も覚えてなかった…どれほど君を求めていたか。何があろうとも一緒にいると心に誓ったのに。全部忘れて君を苦しめた…ごめん…そして愛してる。ありがとう。」
ヒョヌはヘインの頬に触れて、「泣かないで…」と言った。
家族みんながヒョヌの元に集まり、みんな泣いて喜んだ。

ヤンギがヒョヌのお見舞いに駆けつけた。
顔を合わせたヘインに改めて自己紹介。
ヘインは、記憶がないので、ヒョヌとの離婚を考えた理由についてヤンギに聞いてみた。
ヤンギは「今さら理由をしる必要が?繰り返しても無意味です。愛する人のために撃たれたヤツを思うほうが有意義かと。危機に直面した時、真実が見えます。ヒョヌもあなたをどんなに愛していたか思い知ったようです。」と答えた。
ヘインは「彼は友人に恵まれた」と笑顔で納得した。

ヘインは、ヒョヌの病室で自分の手帳を開き、赤い文字でしっかりと書かれていた“ヘイン、後悔する前に何としてもヒョヌを捕まえて”という言葉に照れた。
「大手術前を控えてたのに、力を込めて書いてる。切実だったのね。でも分かる。気がかりよね。。」とつぶやいて寝ているヒョヌを見つめた。
そして、手帳をしまって、病室を出た。
戻って来ると、しまったはずの手帳が机の上に。
中を見ると、先ほどの赤い文字の下に、“もう捕まった”と返事が書いてある。
ヒョヌは寝たフリをしていて、ヘインの独り言を全部聞いており、自分で返事を書き足したのだw
ヘインは恥ずかしくて矢継ぎ早に言い訳。
「赤い文字は前世のヘインよ!それなのに今の私に返事を?笑ったわね?さっさと起きて!」
ヒョヌは笑いを堪えるのに必死ww
笑っちゃうけど、笑うと傷が痛む、けど笑っちゃう。
なんとも平和でラブラブな空気が流れる。
ヒョヌの家族はそれを察して、2人のお邪魔はせず、引き返してご飯を食べに行った。

ヘインはヒョヌの食事介護。
ヘイン「私が知らないからって騙してるでしょ?あなたの話をまとめると、ヒョヌさんはその顔と声でロースクールを首席卒業、ボクシングが得意でチャンピオン、海兵隊出身で中でも特別警護隊出身。つまりすべてを兼ね揃えた男だってこと?これじゃ完璧だわ。私の好みを狙い撃ちしてる。あなたが私の心を取り戻したい気持ちは分かる。でも正直になって。誇張せずに自己紹介を。やだ。。その笑い方も好み。記憶のない私は不利よ!」
ヘインはヒョヌにぞっこんラブw

ホン家の長男ボムソクも戻り、3兄妹で会長のお墓参り。
兄妹で力を合わせ、すべてを取り戻すと誓った。

ヒョヌの病室にホン一家全員+グレイスが集まり、クイーンズをモ・スリから取り戻す作戦会議。
スリは1週間で株を7%も追加購入し、合計45.1%になる。
こちらは凍結分込みで39.3%。
そのうち、裏金で買った株は13.3%。
裏金は違法な資金で国庫に入るため、“株式譲渡の無効訴訟”を行うことに決まった。

ダヘはグレイスに自首を提案した。
しかし、グレイスは「私もできる限り協力した!」と聞き入れない。
実は、ヤンギから受け取ったピンクの音楽プレイヤーを、ホン家のヒョヌの部屋にこっそり置いたのはグレイスだった。(結果、記憶をなくしたヘインが、その音楽がきっかけでヒョヌのことが気になりだした)
ドイツからの小包を、ウンソンではなくヘインの手元に届くように動いたのもグレイスだった。
愛のメッセンジャーをして罪滅ぼしは済んだと言うが、しかし、それはそれ。
ホン一家の株の凍結を解除するには、スリの詐欺を照明する必要がある。
ダヘ「私達が証人。私はウンソンみたいになりたくない。まともに生きたいの。隠し事も後ろめたさも罪悪感もなく心安らかにね。誰かを愛し、愛されて。」
グレイス「刑務所帰りをホン家が受け入れる?」
この会話をスチョルが聞いてしまった。

ダヘはスチョルを育った児童養護施設の跡地に連れてきた。
当時、親が迎えに来る可能性のなかったダヘは、時々スチョルが来るのが唯一の楽しみだった。
スチョルから、半ば強引にもらったうさぎのぬいぐるみを今でも大事にも持っている。
その後、来なくなったスチョルを、ずっと待ちわびていた。
ダヘ「あなたがいなくて、私がずっと待ったから、今度はあなたが待って。堂々と生きるために自首する。ゴヌを頼むね。戻ってきたら一生あなたに尽くす。夫に忠実ないい妻になる。」
スチョル「君を刑務所送りにはしない!国内最高の弁護士をつけてやる!全財産をはたいても助けるよ!離れたくない!」
2人は泣きながら強く抱き合った。

モ・スリを相手に、株式譲渡の無効訴訟の裁判が始まる。
元気になったヒョヌが、ホン家の弁護人だ。
スリの違法な持ち株13.3%に対して譲渡の無効確認を求めるヒョヌ。
スリ側弁護人「被告(スリ)は相続法に従って亡き息子の持ち株と現金を相続しただけ。息子を失ったばかりの被告に原告(ヒョヌ側)は訴訟を強行し、経営権を奪おうとしている。」
ヒョヌ「被告は経営権を得るために投資詐欺を働いた。瑕疵のある土地を購入させリゾートの利益を水増しした分析結果で投資契約を結ばせた。他にも二重契約書で原告を加害者に仕立て地主に原告を訴えさせた。軍施設移転に関する実務者会議の議事録と土地売買計画書など証拠を提出します。」
スリ側弁護人「すべて被告の息子ユン・ウンソン氏が行ったこと。被告が関与した証拠はない。」
そこでスリは泣き始め、猿芝居が始まる。
スリ「20年ぶりに会った息子の計画なんて私には分かりません。。今は息子を失った一人の母親です。。悲しみのあまり、言葉もでないくらいです。。。」
白々しくて呆気にとられるホン家や関係者。
ヒョヌ「被告のウソを立証する証人尋問を。」
ダヘが証人席へ。
ダヘ「私は被告の指示で身元を偽りホン・スチョルと結婚して内部資料を被告に渡した。ユンを夫に会わせ、投資を受けるよう説得した。被告は警戒心が強く接触を避けて指示は別の者だった。」
スリ側弁護人「証人(ダヘ)は詐欺事件の被疑者。情状酌量を狙って偽証する可能性もある。」
スリ「息子を失った私に欲はありません。会長は私に会社を託しました。“家族は信じられない”“正しく導いてほしい”と頼まれた会社を私は守りたいだけです。。。」
ヒョヌ「裁判長、最後に原告側ホン・ヘインに発言の機会を。」
ヘイン「3週間前、私は被告の息子に監禁されました。その時に聞いた会話です。そして25年前のボート事故と祖父の死に被告が関わっていたと知りました。」
スリ「ヘイン。。何を言ってるの。。出任せです!裁判長!」
スリ側弁護人「裁判長、脳を手術した者の発言です。証拠もなく…」
ヒョヌ「あります。発言を裏付ける証拠です。」
画面に映像が映し出される。
ウンソンが会長に贈ったナポレオンの絵画に仕掛けた隠しカメラが捉えた、スリが会長に薬を持った映像だ。
驚くスリ。
証拠映像が残されたウンソンのタブレットは川に投げ捨てたはずなのに。。
これは、ヒョヌの指示を受けたグレイスが、ホン家の使用人を使って、事前にタブレットを別のものと交換していたのだ。
スリが会長を苦しめる生々しい映像に、騒然とする法廷内。
頭を抱えるスリ側弁護人。
でっちあげだと、必死に騒ぎ立てるスリ。
ヒョヌ「被告は逃亡の恐れがあるため緊急逮捕を要請しました。」
法廷に警察が入ってきて、スリは殺人未遂容疑で逮捕された。
醜く抗うスリ。

事の顛末はニュースで大々的に報じられ、人々の注目を集めた。
ホン一家はクイーンズに返り咲き。
会長の部屋のナポレオンの絵画は取り外され、ホン一家の家族写真が飾られた。
ホン家は平穏な日常を取り戻した。

スチョルは、ゴヌの世話をしながら刑務所に入ったダヘの帰り待つ。

ボムジャは、ヨンソンに「話がある」と呼び出される。
恋愛経験のないヨンソンは、ボムジャのスピードについていけないと打ち明ける。
しかし、ボムジャのことは好き。
では、どうするのか。
ヨンソン「辛い時や退屈な時に俺の元に来るのはどう?」
ボムジャ「ええ、行きます。私が行けばいい。ヨンソンさんはゆっくり来て。」
2人のスローな交際が始まった。

ミソンはアメリカにいる研究職の夫が浮気していると落ち込んでいたが、それはミソンの勘違いだった。
両親はアメリカまでの航空券をプレゼント。
アメリカに行って“アイラブユー”“ミートゥー”と言ってこい!」と背中を押した。
一件落着w

クイーンズ百貨店の社長に復帰したヘイン。
隣にはナ秘書。
ヒョヌも法務部理事に復帰。
かつてとは全く違う温和な2人の影響で職場も和やかに。
社員たちは2人の再婚を期待していた。
気のない態度を装いつつ、ヘインはヒョヌからのプロポーズを期待していた。

“ヒョヌがプロポーズに最適なレストランを予約した”との情報が入ったヘイン。
いよいよかと期待するが、ヒョヌは会社の飲み会だったw
プンスカして帰宅したヘインは、ヒョヌの部屋に入ってみる。
天井に残された星のシールに気づく。
その時、ヘインは、「全部剥がして!何もかも捨てて!」という自分の声を思い出す。
生まれてくるはずだった子供のために用意した子供部屋を撤収していた時のものだ。
「流産」
このことがきっかけで、ヒョヌとヘインは溝が深まり、会話をすることがなくなった。
そんなことを思い出したヘインだった。

翌日、ヒョヌとヘインはヨンドゥリの桜並木をお散歩。
ヘイン「昨日、待ってたの。もしや私にプロポーズするのかと思って。どう断るか悩んじゃった。」
ヒョヌ「僕がプロポーズしたら断ろうと待ってた!?」
ヘイン「でも、プロポーズがなくて断れなかった!」
ヒョヌ「でもなぜ?断る理由が?」
ヘイン「今のいい関係が壊れそうで怖くて。手遅れよ。昨日なら断ってたけど気が変わった。ゆうべは最悪の記憶を思い出したの。悲しくて胸が痛んだけど、むしろ安心した。実像が掴めたというか。大きな理由で仲違いしたとは思わない。心にもないことを言って意地を張り合い愚かな誤解を招いた。ドアをノックするより、部屋に閉じこもってあなたを憎む方が簡単だから。でもね、もうそうしない。なら、うまくいくかも。」
ヒョヌ「僕も同じだった。君のためなら何度でも銃に撃たれる覚悟はある。でも、そういうことじゃなく毎日のささやかな日常の中で疲れてケンカしてお互いに失望するのが怖かった。また心がすれ違って憎むかもしれないと思って。でもこれは言える。そばにいる。どんな時でも壊れたら直して、穴は塞げばいい。完璧である必要もない。ありのままで。それでよければ絵結婚してくれる?」
ヘイン「もちろん。でも、時間がほしい。まだ交際初期よ。段階を踏んで。ハグは、最低でも5回は手を繋いだ後よ。」
ヒョヌ「5回も!?毎日朝食は一緒に食べたい。」
ヘイン「健康にもいいから悪くない。」
ヒョヌ「毎日散歩は?」
ヘイン「ビタミンDは重要だからいい考えね。」
ヒョヌ「季節ことに旅行は?」
ヘイン「良質な休息で仕事に励めるから見事な計画ね。」
ヒョヌ「今後は気を引き締めよう。人生は計画どおりに進まない。」
手を繋いでニッコニコで桜並木を歩く2人でした。

刑期を終えたダヘが出所。
グレイスも一緒。
迎えるスチョルとゴヌ。
親子3人、涙を流して抱き合う。
スチョルは一人ぼっちのグレイスに「母さんが食事に誘えって」と声をかけ、一緒に帰宅。

ヨンソンの家の庭でゆっく〜りとした時間を過ごすボムジャだが、あまりのスピードの遅さにしびれを切らした。
そこで、ヨンソンはボムジャを引き寄せ。。。ほっぺにキスwww
笑い合う2人。

クイーンズの会長の座は長男ボムソクが就いた。
ヘインの両親は穏やかな暮らし。
ヨンドゥリでキャンプをして、ラーメンを食べていた。
そこへトラクターに乗ったヒョヌの両親が、キムチを持ってやって来た。

そして時は経ち、ヒョヌとヘインの間には赤ちゃんが。
3人で、ドイツのサンスーシ宮殿の階段を登る。

そして、さらにさらに時は経ち、白髪頭の年老いたヒョヌがサンスーシ宮殿の階段を登る。
そして公園の中にあるお墓にジャスミンの花を供える。
墓石には
“ホン・ヘイン 1990ー2074”
“君と共にした時は我が人生の奇跡”
と刻まれている。

年老いたヒョヌはジャスミン畑にやって来た。
そこには真っ白のワンピースを着たヘインがいた。
笑顔のヘインは、ヒョヌに手を伸ばし、2人は手を繋いで歩いて行った。

いつの日かひとりだけ残されたら
もう一人が迎えに来ればいい、それなら怖くない

ーハッピーエンディングー

<終>





Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第15話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第15話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

ヒョヌが警察に連行された後には、四つ葉のクローバーのキーホールダーが付いたヘインの手帳が落ちていた。
手術の間、ヒョヌが大切に読んでいたのだ。
ウンソンはそれを拾い、中を見て、病院の焼却炉に捨てた。
ウンソンは病院に多額の寄付をして、ヘインの担当医療陣を変えさせ、自分がヘインの婚約者であるという設定を守らせた。
そして、ヘインには、ウソの刷り込みを繰り返した。
「元夫のヒョヌはドイツまで来て、手術前の君に、しつこく”遺言書を直せ”と要求していた。」
「俺たちはトラックとの衝突事故に遭ったんだが、事故の黒幕はヒョヌかも。ヒョヌは手段を選ばない非情な男で俺は何度も脅迫された。ちょうど車の外に出てる時だったから無事だった。君が中にいると思った俺は、窓ガラスでケガを。」
本当はケガなどしていないのに、ウンソンは右手に包帯を巻いていた。
「ヒョヌが不倫の末離婚しようとした時、君は自殺未遂を。当時の君は結婚してたから俺は何もできなかったが、これからは俺が守ってやる。」
と、嘘八百

ヒョヌは不動産詐欺の仲介業者ピョン殺害に関して事情聴取を受ける。
ピョンと会う約束をしていたが会えなかったと供述するヒョヌ。
しかし、ピョンの車にはヒョヌの毛髪が、凶器と思しき刃物にヒョヌの指紋が付いていた。
ヒョヌは「僕が犯人なら、指紋の付いた凶器を現場の近くに捨てない。手の傷は、ドイツで事故に遭い、車の窓を割った時の傷。刃物によってできた傷なら手のひらにあるはず。」と冷静に供述するが、警察は、「証拠が揃っている。自白すれば有利になる。」と聞き入れない。

1ヶ月が経ち、ヘインはウンソンと一緒に韓国へ帰国。
「ヘインの家族は、俺が会社を乗っ取ったと思ってる。骨肉の争いに嫌気が差した元会長は、俺に後を継がせ、母に財産管理を任せた。本当は君に譲る気だったが、両親と弟が黙ってない。余命僅かと知り喜んでた人たちだからな。」
「入院中に家族から来た連絡は“株主総会で議決権を使わせろ”だ。君の復帰を警戒している。君の望み通り、家族からの連絡は遮断した。」
「お互いいつも孤独だった。だから俺たちは通じ会えたんだ。家族を信じるな。」
ヒョヌ・家族=悪で敵
ウンソン=味方
という、ウンソンによる刷り込みが完成しており、ヘインは出迎えた家族を受け入れず、そっけない態度。
「記憶を失くしたから都合よく操れると思わないで」と言い放つ。

ヒョヌはいまだ拘置所にいた。

ウンソンは「手術後に結婚すると約束していたんだ」とヘインにまたウソをつく。
「結婚式の準備は俺に任せて」と笑顔のウンソン。
ヘインは、ウンソンの反対を押し切って邸宅に戻った。
何か思い出せるかも知れないからと。

帰宅したウンソンはモ・スリに「ドイツでのトラック衝突事故は母さんに仕業?」と聞いた。
「うん。死ななかったし、何が問題?警告下でしょ?ヘインといる限りまた同じことが起こると。これからもね。」と開き直るスリ。
ウンソンは、スリがヘインに手を出したことに怒り、スリが前会長に薬を盛った現場を捉えた映像があることをほのめかした。
(部屋に飾られているナポレオンの絵画に仕込まれたカメラによって)
そして、「ヘインにまた手を出したら、ヒョヌのように檻の中に入れてやる」と警告した。

自室で一息つくが、記憶の手がかりとなる私物は何も残っていない。(ウンソンが処分した)
ヒョヌの部屋に来てみると、机の上にピンクの音楽プレイヤーがあった。
聴いてみると、一瞬心地よく感じ、ヘインは「曲の好みが同じ」とつぶやいた。
そこから、ヘインはヒョヌという存在が、いったいどんな男なのか気になり始める。
ウンソンによって「ヒョヌ=敵」とインプットされているヘイン。
「敵を知るべきね…」と行動に出た。

翌日、ヘインは一人でヒョヌの面会に行き、2人は再会した。
ヒョヌは元気になったヘインに感極まり、目に涙をいっぱいためて愛おしそうに見つめる。
そして、なによりヘインの体調を気遣った。
ヒョヌ「すごく…心配してた…会いたかった」
ヘインはヒョヌの醸し出す優しさに揺らいではならぬと、ウンソンから刷り込まれた「ヒョヌは敵」のエピソードを矢継ぎ早に口にする。
ヒョヌ「ウンソンから何を聞いたか知らないが、それはウソだ。今は分からないだろうけど僕を信じて」
ヘイン「この目で見たの!あなたが書いた離婚届と殺人容疑者のあなた。紛れもない事実よ。」
ヒョヌ「なら、なぜ来た?信じられないから来たんだろ?」
ヘイン「ここに来たのは…二度とあなたに会わないと言うためよ。これで一生会うこともないわ。」
ヘインの小指の爪は、まだ微かに赤く染まっていた。
ヒョヌ「いや、また会うだろう。僕は懲りることなく君のそばに居続ける。君が目を覚ました時、そばにいると約束したんだ。本当にごめん。1人にしたばかりか、こんな所まで来させて。何としてでもここから出る。この約束は必ず守る。だから君は…」
面会時間は終了となり看守に引っ張られるも、それでもヒョヌは続ける。
ヒョヌは「食事を欠かさず、治療を続けてほしい。体にだけは気をつけて!健康にだけは気をつけてくれ!」と涙を流して連れて行かれた。
ヘインは冷静さを保とうとするが、感情が高揚し、涙が込み上げ、胸がドキドキした。
「ヒョヌ=敵」のはずなのに、なにかおかしい。。

ヘインは帰宅すると、待ち構えていたウンソンに怒鳴られる。
ウンソン「どこに行ってた!」
ヘイン「答えたくない。出て行って。勝手に家に入られるのは不快よ。」
ウンソン「君を狙った事故何度も起きてるんだ!」
ヘイン「ヒョヌの仕業だったんでしょ?拘置所にいるから安全なはず。」
ウンソンは、焦りのあまり、自分が刷り込んだウソの辻褄が合わなくなってしまった。

ヘインはウンソンと一緒に百貨店にやって来た。
ナ秘書やヒョヌやスチョルの元秘書たち社員は、ヒョヌとの関係をヘインに口外しないよう口止めされ念書を書かされていた。

かつてヘインに救われた社内販売の男(生まれたばかりの子が体が弱く保育器から出られないと聞き青汁を大量注文して経済的に救った)がヘインに駆け寄り、復帰を祝い、我が子の無事を伝え「ご恩は忘れません」と頭を下げた。

ヘインは、異動して今は他部署にいるナ秘書を呼び出す。
ナ秘書は、この服の支払いが終わる前に復帰するという約束を守ってくれたと、ヘインの無事の復帰を喜んだ。
ヘインは手術前の自分のことを知るために、“外付けHDD”みたいな存在であるナ秘書を、自分のそばに戻した。
かつてヘインに救われた社員キム・ミンジ(クレーム客から救い、母親の葬儀にお香典とお花を出し、自ら参列した)が駆け寄り、復帰を祝い、施してくれた母親への支援に感謝を伝えた。
「私はマザー・テレサのような慈悲深い人間なのね〜」とうっとりするヘインを前に、ナ秘書は口止めの念書を書かされているため、真実を話すことができない。
「社長は温かくて素敵で親切で。。」とウソをついたw

拘置所にいて身動きが取れないヒョヌは、ヤンギや弁護士仲間たちの協力を得て、真犯人を捕まえるために動いていた。
ヤンギ達が検察から入手した事件の証拠記録。
そこに、検察がもみ消した微細証拠があった。
現場に落ちていた緑色の繊維片だ。
これは明らかにヒョヌの物ではない。
これが誰の物なのか、ヤンギ達は捜査を始める。
さらにヒョヌは、ボムジャとコナンに、ヒョヌの家にあった包丁が、渡独の数日前に盗まれたことを伝え、防犯カメラやドラレコ映像を調べて、犯人を見つけてくれと頼んだ。

ヒョヌの裁判の日。
ヒョヌやヘインの家族が傍聴席で見守る。
ウンソンも傍聴席に座る。
ヒョヌの弁護人ヤンギは、まず、凶器の包丁に付いていた緑色の繊維片についての弁論。
ヒョヌのマンションの防犯カメラ映像に、緑色の服を着た男がヒョヌの部屋に侵入し、包丁を盗み出すところが映っていた。
ヒョヌのマンション近くの空き地で、服と軍手を燃やした痕跡も見つかった。
分析の結果、同一繊維だと確認も取れた。
また、犯人は犯罪請負人であるため、金を受け取るため、犯行の証拠を写真や動画に撮り携帯に残していた。
匿名の提供者(コナンのハッキング)により、その写真や動画が見つかり、裁判長も証拠として認定。
真犯人が逮捕され、ヒョヌは無罪となり釈放された。

ヒョヌの釈放の日。
ミソンとヒョンテが拘置所の前でヒョヌを待つ。
少し離れた所にある車には、ヘインとナ秘書がいて、コソコソ見ていた。
「ストーカーが釈放されると危ないでしょ!」とヘイン。
気になるのだw
ヒョヌが出てきた。
涙を流して抱き合う兄妹たち。
ヒョヌは兄妹が用意した豆腐を拒否した。
ヘインは手帳に“家族関係は良好”“豆腐は食べない”とメモ。
呆れるナ秘書w
ヘインはナ秘書に尾行するように指示。
さらに呆れるナ秘書ww

ヨンドゥリでは、“ヒョヌ釈放記念全品半額セール”の横断幕が貼られ、ヒョヌ父のスーパーは大賑わいとなっていた。
スチョルが以前“ズワイガニラーメン”で失敗した「お客からはカネでなく愛をもらう」という商売哲学を実践するヒョヌ父w
赤字など気にぜず、大盤振る舞いww
そこにヒョヌが帰ってきた。
父と固く握手を交わし、村人たちはヒョヌを労った。
その様子を覗き見ていたヘインとナ秘書。
弟のスチョルまで、ヒョヌと親しくしているのを見て不思議に思うヘイン。
「なぜ、離婚した姉の元夫の実家に?楽ってこと…?ほんと変な人たちだわ。」とつぶやくヘイン。

実家に戻ったヒョヌは、ぜんざいを作って待っていた母と抱き合って、釈放を喜ぶ。
父も姉も兄も、家族みんなで、泣きながら抱き合った。
その様子を覗き見ていたヘインとナ秘書。
「すてきな両親だわ。」とつぶやき、“ぜんざいは好き”とメモ。
そのオタクっぷりに、ナ秘書は、「BTSのファンだった昔の私みたい」と言ったw
ナ秘書は「なんで分かんないかな〜社長が本当に好きな人!」と、真実を言えずにもどかしく、「体のある所に心もある」とヒントを与えた。

ヘインが手術を受けたドイツの病院。
焼却炉の中から、雪によって燃えつきることのなかったヘインの手帳が出てきた。
中身が外国語だから持ち主が分からずにいたが、一人の看護師が「韓国人のペクさんがノートを探してるって」と話す。

ヨンドゥリにボムジャがやって来た。
ヨンソンに会うため、どうも頻繁に来ているようだ。
今日はヒョヌのお祝いのため、出張シェフやビンゴの景品をたくさん持ってきたのだ。
公民館で“ヒョヌ釈放記念パーティー”が開かれる。
高級料理や高級家電の景品に、おおいに盛り上がる村人たち。
1位の景品ドラム式洗濯機がヨンソンに当たるようにズルをするボムジャ。
しかし、物欲のないヨンソンは人にあげてしまうw
パーティーが終わり、帰ろうとするヨンソン。
ボムジャはヨンソンを追いかけ、「あなたが好きです。」と告白した!
驚くヨンソン。
そこへヒョンテが気まずい表情で駆け寄ってくる。
なんと、ボムジャはパーティで使っていたマイクを付けたままだった!
マイクは公民館のスピーカーと繋がっており、告白のすべてが、村人たちに筒抜けw
公民館から、村人全員がその様子を見守り、あーでもない、こーでもないと大騒ぎww
ボムジャは恥ずかしくて、走って逃げた。
「追いかけろ!」とみんなに急かされ、ヨンソンは慌てて追いかけた。

クイーンズの役員会議。
ヒョヌが復職の要請をしたことに対し、無罪判決が出たので拒めないと弁護士。
さらに、LP総会で会長(ウンソン)の解任案が採決される予定だと聞き、苛立ちを隠せないウンソン。
ウンソンが投資者向けの会計資料を改ざんしたという資料がLPに渡ってしまったのだ。
その資料をLPに渡したのは、モ・スリだった。
スリはウンソンを下ろして、自らが会長になる企みなのだ。
ウンソンは、解任されないよう、前回の2倍の裏金を放出し、持ち株を増やすことにした。

ヒョヌとボムジャとヘインの両親は、コナンの事務所で作戦会議。
裏金を放出して株を増やすだろうウンソンの動きは把握済みだった。
そして、ヒョヌはウンソン達が投資詐欺を企てていたことを立証するUSBデータを手に入れていた。
これはダヘがヒョヌに託したものだ。

その頃、ダヘはジュノに車に呼び出されお金を強請られていた。
ジュノ「USBはどうした!?」
ダヘ「あれは命綱だから隠した。」
ジュノ「命綱?バカだな。逆に命を落とす事になるぞ。モ・スリはお前を切った。あの方はきれいな女がお嫌いだからな〜」
車のドアがロックされてダヘは閉じ込められてしまった。
その時、窓ガラスが割れた。
スチョルだ!
「車を止めろ!ダヘを返せ!!」と叫び、自転車で猛スピードで追いかけてくるスチョル。
スチョルは自転車に乗れるようになった!
ジュノの車はスピードを出し、スチョルを撒いた…かと思いきや、踏切で止まった車の前に突如現れたスチョル!
ヨンドゥリ守護隊のスチョルは裏道を熟知している!
自転車を持ち上げ、フロントガラスにぶん投げる!
たくさんトレーニングを積んできた!
窓ガラスを割り、降りてきたチンピラたち相手に闘う!
しかし、パンチは当たらず、逆に殴られる、蹴られる。。
地面に倒れ、痛がるスチョル。
ダヘの「ゴヌのパパ!!!」という声が聞こえた。
大事な家族を守れず、何もできなかった自分にうんざりして、師匠ヒョンテに弟子入りし、ボクシングを教わってきた。
“殴られっ放しで油断させ、会心の一撃を食らわす”
スチョルは今、この師匠の教えを、実践しているのだ。
スチョルは、完全に油断したジュノの腹に強烈なパンチを食らわす!
そして立ち上がり、向かってくる相手を次々に殴る殴る殴る!
しかし、力尽きて倒れてしまった。
ダヘがスチョルに駆け寄る。
守護隊の見回りをしていたヒョンテ達が騒ぎに気づいてやって来た。
ヒョンテは、師匠として、残党に強烈パンチをお見舞いして片付ける。
ダヘは気を失って倒れるスチョルを抱き起こし、「ゴヌのパパ!愛してる!」と涙をこぼす。
スチョルは意識を取り戻し、「俺も…」と答えた。

ヘインは社内でヒョヌの姿を見かけ、なんか分かんないけど慌てて隠れる。
「なんで社長の私が逃げるのよ!」と独り言を言うヘイン。
ヒョヌはそんなヘインに気づき、待ち伏せ、少し話をしようと誘った。
ヘイン「なぜ復職したの?私?」
ヒョヌ「僕の職場だ」
ヘイン「転職しては?」
ヒョヌ「指図は受けたくない」
ヘイン「私がきまずいのよ。私本当に会いたくないの。」
ヘインと見つめるヒョヌ
ヘイン「何見てるの?私がどん底の時に手を離したくせに。記憶をなくしたバカだから簡単に騙せると?」
ヒョヌ「“松葉のようにひたむきだ”と豪語してたから、すぐ思い出すと信じてたのに。大丈夫だ。気にしてない。」
ヘイン「聞いた以上に厚かましい人ね。ホン家と手を組むことにしたの?」
ヒョヌ「ヘイン」
ヘイン「名前を呼ばないで!手術前の私と違ってその目に騙されない!会うのはやめましょ!」
クールに席を立つヘイン。
しかし、バックのベルトが椅子に引っかかったのを、ヒョヌに引き止められたと勘違いしたヘインw
恥ずかしくて頭を抱えるww

ヘイン宛てにドイツから小包が届いた。
手に取ろうとした時、ちょうどグレイスがやって来て、開けそびれた。
「グレイス姉さんよ!」とタメ口でグイグイくるグレイスに警戒態勢のヘイン。
記憶はないが、グレイスとそういう仲ではないと判断したヘイン。
「なんで分かったの?勘がいいくせになぜウンソンに騙されるの?」とつぶやくグレイス。

ヘインの携帯に、水族館への招待状が届く。
さっそく水族館に行ってみると、ヒョヌがいた。
過去のヘインは、記憶を失くすであろう自分に、ヒョヌのことを思い出す手がかりになるよう、この場所へ行くように仕掛けをしたのだ。
そこは、かつてヒョヌがプロポーズした場所。
照明が落ち、水槽に映像が映し出される。
ヒョヌとヘインの結婚式の様子だ。
幸せそうな美しい映像。
映像の中のヒョヌ「10年後のヒョヌへ。子供はいなくてもいい。僕はヘインがいれば十分だ。泣かせるなよ。幸せに!」
映像の中のヘイン「10年後のヘインへ。変わらず美人で、一番イケてる。もちろんヒョヌとも一緒でしょ?」
そこへ、花束を持ったスタッフが現れ「貸し切りと花束の予約をホンさんが。1ヶ月前に。4年前もそうでしたよね!」と言う。
ヒョヌは4年前のプロポーズの時、水族館に誰も人がおらず、「2人きりになれるよう宇宙全体が助けてくれている」と感じたのは、ヘインによって貸し切りにされていたからだと分かった。
花束のカードには「ヒョヌ、私に記憶がないからって挙式しないのはダメ。せっかくだからまたドレスを着る。」と書いてある。
それを見たヘインは「私を裏切り不倫した男と復縁しようとした!?ウソでしょ!?」と驚いた。
ヒョヌは「僕がそんな男なら、君はそこまでするか?それなら少しは疑え。僕を疑うなら、ウンソンの言葉も疑えよ。何も信じず疑うべきだ。ウンソンは君を守ってきた人間じゃない。ヤツは君を孤立させようとしてる。」と言った。
困惑するヘイン。
花束を持つヒョヌの手に複数の傷があるのを見る。
「君が中にいると思った俺は、窓ガラスでケガを」というウンソンの言葉を思い出す。

帰宅したヘインはウンソンの部屋を訪れる。
ウンソンは酒に酔っていた。
ウンソンが酒のおかわりを取りに席を外している間に、テーブルに置かれたタブレットに“未確認の映像”という通知が来た。
気づいたヘインが見てみると、それは前会長の部屋を映し出した映像だった。
怪訝な顔をするヘインだが、ウンソンが戻ってきたので慌ててタブレットを元に戻す。
ウンソンは「家族に捨てられた者同士、一緒に渡米して幸せに暮らそうな。」と言った。
ヘインは「あなたがシラフの時に話すわ」と言って席を立った。
ウンソンはヘインの腕をつかんで引き止めた。
ウンソンのその手に傷はなかった。
「もういいわ」と言って立ち去るヘイン。

ヘインは、ナ秘書に頼んでヒョヌの電話番号を教えてもらい電話をかけ、「話したいことがあるから、そっちへ行くわ」と告げた。
そして、今朝開けそびれたドイツから届いた小包を開ける。
中身はヘインの手帳だった。
手帳を開き、中を見る。
1ページ目には、手術前のヘインが、ヒョヌと自身に向けた文章が書き綴られていた。
「ヒョヌへ 手術が成功したとしても、あなたを忘れるのは嫌よ。 よそよそしくしたり意地悪を言ったりするのかな。我慢しずぎてあなたは私に嫌気がさすかもしれないけど、それでも私を嫌いにならずに、懲りることなく私を愛し続けて。色が変わらない松葉のようにひたむきなの。少しだけ我慢して。私があなたを思い出したら、私と再婚して。」
“松葉のようにひたむき”、ヒョヌが言っていた言葉だ。
読んで涙が止まらないヘイン。
四葉のクローバーのキーホルダーが手帳から落ちる。
「ヘインへ 覚えてないなら、今から知ればいい。 彼がいるから、記憶を無くしたくなかったし、 記憶を無くしてでも生きようと思ったのよ。 最後までペク・ヒョヌは忘れたくない名前なの。 これまで彼と一緒で幸せだった。 第2の人生も彼と一緒にいられるよう、心から祈るね。」
真実を知り涙が止まらないヘインは、車に乗ってヒョヌの元へ急ぐ。

ウンソンは携帯を見て、ヘインの行方を追っていた。

雪が降る中、待ち合わせ場所に着いたヘイン。
横断歩道の向こうにヒョヌが現れ、「僕が行くから待ってて!」と叫ぶ。
信号を待つヒョヌ、目の前をバスが通り過ぎると、そこにいるはずのヘインがいなくなっていた。
信号が変わり、ヒョヌは慌ててヘインを捜しながら横断歩道を渡る。
そこへ車が突進、ヒョヌは轢かれて、意識を失ってしまう…

<エピローグ>
ヘイン父が雇った探偵によって、ドイツでのヘインの様子を伺わせたところ。。
ウンソンが献身的に看病しており、一見、お似合いのカップルだったが、ヘインはウンソンに心を開いておらず、ウンソンの行き過ぎた親切を断っていた。
女探偵「女性は気にある男性にあんな断り方はしない。厚意に甘えるはず。これだけ頑ななのはハートが“なにか違う”と知ってるから。よって、ウンソンは恋の中でも孤独の最高峰“横恋慕”別名“独り相撲”という結論に至りました。このタイプは現実を知ると暴走します。ご注意を。最悪な選択をする可能性があります。。」

ヒョヌとヘインの待ち合わせ場所に、ウンソンも駆けつけていた。
ヒョヌの姿を見つけ睨みつけ、車を猛スピードで走らせる。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第14話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第14話

前話はこちら↓

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<3年前の新婚旅行ドイツ>
ヒョヌとヘインは公園の中にある墓地を散歩していた。
埋葬されるのが山や海ではなく、街の近くなら死ぬのも怖くないと言うヘイン。
ある高齢の男性が、お墓に花を供えていた。
「映画に出てくるみたいな、毎日妻のお墓に花を供える人」だった。
しかし、ヘインが一瞬目を離した間に、その男性は消えていた。
ヒョヌは「言っとくけど、僕は花など供えに行かない。君が先に死んだら僕は1日だけ長く生きて後を追うからさ。君なしの人生なんて意味がないだろ。」と言った。

<現在>
手術の副作用で記憶を失くしてしまうと聞かされたヘイン。
「手術をして記憶を失うか、それとも死ぬか選択しろというの!?」と動揺し、検査を受けることを止め、ヒョヌの説得も虚しく病院から立ち去ってしまう。

ウンソンはヘインを追ってドイツへ行こうとする。
モ・スリに止められるも、逆らって出発した。

ヒョヌは早朝に教会へ行き、祈りを捧げていた。
するとヘインがやって来て隣りに座った。
ヒョヌは「“手術を受けさせて。たとえ記憶を失うことになっても生かしてほしい。”と祈っていた。」と言うが、ヘインは「無駄な祈りね。行こう。」と立ち上がる。
一晩経ってもヘインの心は変わらなかった。
病院ではなく、行きたいところがあると言う。
新婚旅行で来たラベンダー畑だった。
ヘインは「きれいな満月が浮かんでた。あの夜の匂いも、月も風も鮮明に覚えてる。それが記憶よ。人はその記憶を原動力にして生きてる。つまり私自身であり、人生そのものなの。それが消えるのよ。あなたも見知らぬ人になる。そんなのが私?だから手術を受けたくないの。私自身として死にたい。」と言った。
ヒョヌは力なくうつむいた。

ボムジャヨンソンのことが頭から離れず、気づくとヨンドゥリに来てしまっていた。
スチョルに見つかり、スチョルのために“くるみ饅頭”を持ってきたとウソをついた。
家から出てきたヨンソンは、自家製の梅茶とマドレーヌでおもてなし。
“食っていける分だけ働く。生きているだけで十分さ。”というヨンソンの人生観に感銘を受けたスチョル。
「ここでなら働きながら幸せに暮らせそう」と言うスチョルを、“物質主義者”のボムジャはバカにして笑った。
帰り際、ヨンソンに「待ってます!またマドレーヌを焼きます。」と言われてニッコニコのボムジャ。

ヒョヌはヘインを病院に連れてきた。
病室でビデオ通話をするヘイン。
相手は家族。
家族は、ヘインが副作用のことを知り、手術を拒否したと聞き、ヨンドゥリに集まり、ビデオ通話で説得した。
ヘイン父「お前の病気を知って、国内外の病院に連絡したら、同じことを言われた。“ペク・ヒョヌと連絡を取っている”と。彼は数百通のメールを既に送っていた。外国の時差に合わせて電話で話し、治療できる研究所や病院を探していたんだ。そうやって見つけた病院だぞ。だからヘイン、もっとよく考えろ。」
ヘイン母「考えなくていい。生きるべきよ。もし死んだら記憶に何の意味が?」
ヘイン「少なくとも“お母さんと笑って話せた娘”でいられる。でも、手術を受けたら私は別人になってしまうかも。分かって。ごめんなさい。」
家族は一旦、カメラを閉じた。
しかし音声は生きており、ヘインには家族の声が聞こえた。
家族みんなの泣き声だ。
ヘインは涙を流した。

ゴヌを連れてヨンドゥリを散歩中のダヘの前に、モ・スリが現れた。
スリは「ダヘ、今まで通り生きて。あなたは今後も詐欺師でいないと“家族”が危ないわよ。情もあるから一応警告に来たの。ジュノのUSBを私に渡したら、子供を連れて去ることね。」と脅迫した
ダヘは「USBを警察に渡して刑務所に行きます!」と歯向かうが、「息子はどうするの?他人の子をホン家で育ててくれる?」とスリ。
何も言えなくなるダヘ。
そこにヘイン母が通りかかり、会話を聞いてしまった。
そして、ダヘに「ちょっと!寒いのになぜ外にいるの!ゴヌが風邪を引く!」と言って、自分のストールをゴヌに巻き、抱きかかえて立ち去った。
そしてスリに「ダヘがどんな女であろうが、スチョルがベタボレなの!」と言い放った。

ドイツの病院
ヒョヌは医師から、ヘインの数値が良くないから、手術をするなら急いだほうがいいと言われる。
病室に戻るとヘインがおらず、慌てて捜しに走るヒョヌ。
教会へやって来るがヘインはいない。
しかし、皆が祈りを捧げる札に「愛した記憶と愛された記憶、それだけは失いたくない。記憶を持ったまた旅立たせてください」というヘインの字を見つけた。
そこには涙が滲んでいた。
ヘインは教会を出た所、柱に座り込んで泣いていた。
ヒョヌは「ごめんな!僕が悪かった!」とヘインを抱きしめた。
ヘインは「やめて!生きたいと思わせないで!あなたの記憶も消えてしまうわ。私は別の人間になるの。」とヒョヌを振り払う。
ヒョヌは「別人になってしまったら最初からやり直そう。君はまた僕を愛して、酔った僕のかわいさにときめいて、そうやって始めればいい。君が僕を好きにならず僕に目もくれず迷惑がったとしても僕は君のそばにいる。約束したはずだ、何があろうと一緒にいると。だから心配するな。ここにいてくれよ!旅立ちたいなんて祈るな!祈りが通じそうで不安でたまらないんだ!」と号泣した。
それでもヘインの心は変わらなかった。

そこでヒョヌは作戦を変えた。

ヒョヌとヘインはレストランで食事。
ヒョヌは腕まくりをして、コーヒーを飲みながら、クールに英字新聞を読む。
周りの女性達が、イケメンのヒョヌをみて色めき出す。
その様子に気づき、不機嫌になるヘイン。
ヘインは「何のマネ? 空腹にコーヒー、しかもエスプレッソ。英字新聞で知的に演出。さりげなく前腕筋で肉体美をさらす気?」とヒョヌを責め立てる。
「そのとおり。そのつもりだ。」と開き直るヒョヌ。
ヘインはヒョヌがくれた指輪を見せて「既婚者なら余計な魅力を発揮せずに袖のボタンをはめて卵にケチャップをかけて食べたら!?」と怒り出す。
ヒョヌは「いやだ。やきもきさせたい。僕を置いていくのが惜しいと思わせたい。」と言って果物を取りに立ち上がる。
周りの女性達の羨望の的となるヒョヌに、ヒョヌの思惑通りにやきもきするヘイン。
これがヒョヌの新たな作戦だったw
到着したウンソンがその様子を見て苛立つ。

クイーンズ社では、社員の福利厚生をカットする新体制に怒りを募らせる社員が続出。
ヒョヌやヘインの復帰に期待が高まる。

ヒョヌの元にヤンギから電話。
不動産詐欺の仲介業者のピョンが殺されたと報告を受け、驚く。
その頃、警察では、ピョン殺害の凶器から出た指紋の持ち主がドイツにいると突き止める。

モ・スリはグレイスを呼び出し、「ダヘに会った。意外とバカだった。ジュノを呼んだ。ほっといたら問題が生じたから“片付け”ないと。」と言った。
さらにスリは、ドイツに人を送り込んでおり、こちらも何かを“片付け”させようとしていた。
「彼らはもう戻らないから海外に送金して、隠れ家を探してあげて。」とグレイスに指示。
つまり、帰国できないほどの事件を起こすのだ。
グレイスは、ドイツにいるヘインの身に何かが起こると確信し胸を痛める。
しかし、通帳を見て思い直す。
スリを裏切れば、この大金がパーになるから。
「しっかりして、悪事は見ても見ないふり!」と自分に言い聞かせて。。
しかし、心配。。。

ヒョヌはヘインを車に待たせて買い物をしていた。
そこにグレイスから電話。
グレイスは、三度思い直して、ヒョヌに警告するため、ヒントを与えた。
「用はないわ。2人とも元気?元気ならよかった。これからも気をつけて。では失礼!」と。
ヒョヌは「?」と思ったが、すぐに何かに勘づき、ヘインの元へ走った。
ヘインの待つ車が見えてホッとした次の瞬間、大型トラックが激突!
呆然とするヒョヌ。
車の前方は大破し、火の手が上がる。
ヒョヌはヘインを救出すべく、素手で車の窓ガラスを割る。
しかし、ヘインは車に乗っていなかった。
何事かと驚くヘイン。
「ヒョヌ!」と呼ばれ振り向くと、そこにはヘイン。
パニック状態のヒョヌは、手は血だらけ、目に涙をいっぱい溜めて、ヘインに抱きつく。
「死んだと思った。。」と号泣して膝から崩れ落ちる。
ヘインは、号泣するヒョヌを見て胸がいっぱいになり、「もう大丈夫。泣かないで。」とヒョヌを抱きしめる。

ヒョヌは素手で窓ガラスを割ったことで手にケガを負ったため、救急病院で処置してもらう。
ヘイン「大丈夫?なぜ無謀なことをしたのよ」
ヒョヌ「頭が真っ白になった。目の前で車が大破したんだ。君が中にいると思った。いつ車から出た?」
ヘイン「幸運てあるのね」
ヘインは事故の直前、窓の外に、ある男を見かけ、車を降りた。
以前、ドイツでヘインが買った、四つ葉のクローバーのキーホルダーを売っていた男だ。
そこでヘインはまた一つ、キーホルダーを購入。
そのおかげで、事故を免れたのだ。
ヘイン「これはダメね。母性愛を刺激されて抱きしめたくなるわ。肉体美もあって、わかいくて、泣くと抱きしめたくなる。フフっ。女がほっとかない。見てられなくてお墓から出てくるかも。」
ヒョヌ「つまり?」
ヘイン「手術を受けるわ。自分がいなくなりそうで不安だけど、あなたを失いたくない。」
喜びで涙をこぼすヒョヌ。
ヘイン「もうあなたを泣かせたくない。あなたを泣かせないと大口を叩いて結婚した。その約束を守る。」
ヒョヌは「ありがとう。君が君自身を失うことはない。君自身でいられるように守ってみせる。」
2人は強く抱き合った。

ヨンドゥリのミソンは、アメリカにいる研究職の夫と離婚すると言い出した。
真夜中に電話したら女が出たため、浮気していると言うのだ。
英語も分からないし、アメリカに行くお金もない。
「1人で生きていかなけれならないから、助けて」と、ヒョンテに泣きつく。
ヒョンテは仕方なく「ビルをやるから好きにして」と言った。

スチョルは、ヒョヌ父のスーパーの店番。
やって来た客と話しているうちに、いいアイディアを思いつく。
高級食材ズワイガニとアワビをまるっと乗せたラーメンを、破格の3500ウォンで提供。
「商いの王である俺の著書には“お金ではなく愛をもらおう”とある。」と。
ちなみに著書はまだないw
口コミで噂は広まり、スーパーは大行列となり、ラーメンの棚もすっかり空っぽ。
驚いてやって来たヒョヌ父はスチョルに「分かってるかな?材料はカニとアワビとエビ。配送料も高い。売れば売るほど損だと。マイナスなんだ。」と嘆いた。
スチョルは「マイナスじゃなくてマーケティング!ラーメンで客を呼び、もっと高い料理を食わせましょう!」と自信満々な笑顔。
ヒョヌ父「この店で一番高いのがラーメンなんだ。」と事実を突きつけた。
その夜、スチョルは「大事な部分を見逃してた。。」と失敗に落ち込むが、「ここで消費者たちと向き合いながら農村と大型スーパーが共存できる道を探るよ」と前向きだった。

ダヘの元にジュノから電話が。
「スチョルを助けたければ全財産持って来い!でないと、そっちに押しかけるぞ!これが最後通告だ。」と脅された。
悩むダヘは、「明日、遊園地へ行こう」とスチョルを誘った。

翌日
スチョルは張り切ってキンパを作り、ダヘとゴヌと遊園地。
家族3人でたくさん笑って楽しく遊んだ。
ベンチに座って休憩すると、ダヘがコーヒーが飲みたいと言うので、スチョルが買いに走る。
その隙に、ダヘはゴヌを連れていなくなってしまった。
ダヘは目に涙をためて「ごめんね。。」とつぶやいた。
ジュノから守るための苦渋の選択だった。
コーヒーを買って戻ってきたスチョルは、大慌てで捜しに走り回る。
ダヘが遊園地を出ようとしたその時、園内に迷子のアナウンスが響く。
「31歳のホンさんが奥様を捜しています。奥様は迷子センターに…」と。
すると、アナウンサーのマイクを奪ったスチョルが「ダヘ!行くな!君をもっと大事にするよ!だから行くな!」と泣き出す声が響き渡る。
それを聞いた客たちが、「妻に捨てられたのかよ」「変なヤツだから捨てられたんだ」と笑う。
足を止めてアナウンスを聞いていたダヘは、笑う客に「うちの夫は世界で一番カッコいいの!」と言って、回れ右して、迷子センターへ走った。
迷子センターで泣いていたスチョルの元に戻ってきたダヘとゴヌ。
2人は涙を流して強く抱き合った。

手術を決意したヘインは、ドイツの街を一人で散歩していた。
噴水の前で、ヘインは兄の幻覚を見る。
兄は、振り向いて、笑顔で手を振り、走って行った。

手術の前夜、病室のベッドで、ヒョヌとヘインは横になって話していた。
ヘイン「どうせ忘れるから、不満やわだかまりなど、言えなかったこと全部言って」
ヒョヌ「正直に言うよ。君は言うことがコロコロ変わる。何か話したら怒らずに聞いてほしい。それから。。。」
ヘイン「不満だらけね。。」
ヒョヌ「愛してる。愛してるよ。決心してくれてありがとう。これからは病気もケガもせずに、ずっとそばにいて。一緒に旅行をしよう。散歩や運動もするし、ケンカと仲直りも繰り返し、小さなことを積み重ねて年を取っていこう。」
ヘイン「くやしい。全部忘れちゃう。」
ヒョヌ「また言うから大丈夫だ。毎日言うよ。」
ヘインは引き出しから手帳を出した。
そこには、ヘイン自身やヒョヌのこと、今までの人生のことなどが書き記されていた。
次の人生の羅針盤となるように。
しかし、手術を受けたら、この手帳の存在自体も忘れてしまうため、ヘインは手帳をヒョヌに託した。
「私が手術を受けて、目覚めるのを待つ間に読んでほしい。」とヘイン。
ヘインはヒョヌの胸の中で眠りについた。

翌日。
ヘインの手術は午前10時から。
夕方を迎える韓国では、家族たちがそれぞれの場所で手術の成功を祈る。
手術室に入るヘインは、「目覚めたときそばにいてね。“刷り込み”よ。孵化したての鳥みたいに、初めて見た人を信じるわ。」とヒョヌの手を握り、不安な言葉が溢れ出て、涙を流す。
ヒョヌは「そんなことは気にせず頑張って手術を受けろ。待ってる。無事に戻ってこい。」と励ました。
ヘインは「行ってくる。戻ってからもよろしくね。」と言って、手術室に入って行った。
ヘインを手術室へ見送ったヒョヌは、張り詰めていたものが途切れ、しゃがみこんで涙が止まらなくなってしまった。

そして、掲示板の表示が“回復中”に変わり、手術が無事に終わった。
ヒョヌは涙目で心の底から安堵の表情を浮かべる。
そこへ、警察がやって来た。
不動産詐欺の仲介業者ピョン・ソンウクの殺害容疑でヒョヌを逮捕するというのだ。
連行されるヒョヌ。
寝耳に水のヒョヌは驚いて「何かの間違いです!時間を下さい!妻が目覚めた時そばにいないと!30分だけでもいい!そばにいる約束なんです!!」と抵抗した。
そこに、ウンソンが姿を現す。
「心配無用だ。俺がそばにいる。」とヒョヌに言った。
ヒョヌはウンソンの仕業だと気づくも、警察にねじ伏せられ、手術室から出てきたヘインに近づくことができなかった。

ピョン・ソンウクの殺害容疑でヒョヌが逮捕されたというニュースは、韓国にいる家族にも知れ渡る。
では、現在、誰がヘインに付き添っているのかと心配する家族。
ヘイン父が病院に電話をすると、ウンソンに繋がる。
「俺が付いてます。手術は成功したのでご安心を。」というウンソン。
ヘインの家族は、検察による捜査があるために出国禁止となっていて、ヘインの元に駆けつけることができない。
もどかしさで苛立つヘインの家族。

目を覚ましたヘイン。
すべての記憶は失われ、まっさらな状態だ。
目の前にいるのはウンソン。
戸惑うヘインに、矢継ぎ早に説明し始める。
「手術前に“そばにいて”と頼まれた」とウソをつくウンソン。
しかし、ヘインの発した言葉は「ペク・ヒョヌ」だった。
この言葉だけが記憶にあると。
ウンソンは一瞬表情を曇らせたが、「俺はユン・ウンソン。大学時代から付き合っていて今も愛し合っている。ヒョヌは離婚した前夫で、ストーカーだの殺人容疑だので逮捕された。ヒョヌの名前が記憶にあるのは苦しめられたから。」とウソを並べ、ヘインに“刷り込み”を行った。

勾留されているヒョヌは、窓から雪が降るのを見る。
「冬を迎えることも初雪を見ることも諦めてた。爪の色(ホウセンカで赤く染めた)が消える前に雪が降れば初恋が叶う。」と嬉しそうに言っていたヘインを思い出す。
目覚めただろうに、そばにいられないことに悔しくて涙を流すヒョヌ。

ヘインも病室の窓から雪を見ていた。
ふと、赤く染まった自分の爪を見て、ヘインは一瞬、胸がドキドキして、涙が溢れる。
「なぜかしら、胸が痛い。。」とつぶやくヘイン…

<エピローグ>
手術前夜。
一緒に横になっている時、ヘインは秀才ヒョヌに暗記法を聞いた。
「大事なものを選んで繰り返しつぶやいていた。そうすると、試験の時に、その声を思い出す。無意識の記憶だ。」とヒョヌ。

いざ手術が始まる時。
ヘインは麻酔で眠りにつくまで、ずっと「ペク・ヒョヌ、ペク・ヒョヌ、ペク・ヒョヌ…」とつぶやき続けていた。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第13話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第13話

前話はこちら↓

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会長の遺影と共に、会長宅のエレベーターに乗り、秘密の部屋にやって来たヒョヌとヘインと家族。
空調や電気設備のないただの空間。
そこには何もなかった。
しかし、何かを動かしたような形跡があることをスチョルが見つける。
「お父様ったら。。知恵を絞って隠した財産を、あの女に取られたのね〜」と嘆くボムジャ。

会長の遺影と共に、スリの待つリビングに戻ったヘイン一家。
ボムジャは怒って、「あんあたがお父様を殺したのね!裏金をせしめたから殺したんでしょ!」と問い詰める。
スリは「何の話だか。。親の葬儀の日にお金の話?会長。。おいたわしい。。」と白々しい演技。
ボムジャが、権限を失ったスリを家から追い出そうとすると、「私を追い出すなら裁判所で明渡しの判決が必要よ。」と言い張り、家に戻るヘイン一家と、再び同居することに。

ヘインは隙を見て会長の部屋へ。
置いていった録音機能付きペンを回収し、録音を聞いてみる。
「ヘイン、直接お前に話せればよかったのだが、こんな形であっても伝えれれて嬉しい。ありがとう。時々日差しが入る半地下のように、少しだけ意識が戻る瞬間がある。何かを考えるにはあまりにも短い時間だ。何を思い出すこともなく、ただ後悔だけが募る。金を稼ぐことに執着し、金を守るために手段や方法を問わずあがいた人生だった。そんな風に人生の大半を浪費した。それで何が残ったか。私の生き方が間違っていたという告白を遺産として、お前たちに残したい。お前たちは、私と違う人生を歩んでほしい。だから、むなしい最期だけは迎えぬよう心から願う。みんな愛してる。そして、すまない。」と。

家族が悲しみに暮れる中、会長は埋葬された。
ヒョヌはずっとヘインに寄り添い、手を握っていた。
ヘインは「なんだか不思議な気持ち。本番前のリハーサルみたい。宣告を受けて3ヶ月が過ぎた。今夜死んでもおかしくない。でも、これで私まで死んだら、ホン家のイメージが悪くなる。生きたいと思った。キラキラした日差しにモクモクした雲と鳥の鳴き声。腹が立つくらい素敵だわ。私も生きたい。」と目を潤ませて気力なく笑った。
涙が頬を伝うヒョヌ。
2人は手を握った。

スリはウンソンを貸し金庫に連れて来た。
そこには、邸宅から移された巨額の裏金が積まれていた。
その量に驚くウンソン。
スリは、会長が残した家族との昔の思い出ビデオを見漁り、秘密の部屋を見つけていた。
「行ったでしょ?これが私の愛し方よ。このお金があなたを守る。」と言うスリ。

ヨンドゥリでは、ヘイン父がヒョヌ父に世話になったことに感謝を伝え、庭で一杯やっていた。
元気のないヘイン父。
ヒョヌ父は「これからはいいことが続くはず。渋柿を甘柿に変える“渋抜き”という方法があります。ただでさえ苦いのに、苦い焼酎に漬けられてつらい日々を送ります。人生も渋柿みたいに苦く渋い。でも耐え抜くと、ある瞬間甘くなり、それを糧に生きる。」と元気づける。

ヒョヌの元にドイツの研究所から電話が。
ヘインの治療法が見つかり、手術を受けられるという朗報だった。
完治は断言できないが、成功した事例もあり、希望が持てる手術だと。
しかし、この手術、実は、記憶を失う可能性があった。
ヘインが生きるためには手術が必要だが、その代償に、これまでの長期記憶が失くなってしまうのだ。
ヒョヌは庭で飲んでいたヘイン父とヒョヌ父に報告。
ヘイン父は、ヘインがこのことを知って手術を拒否することを懸念し、ここにいる3人だけの秘密にすることに。

手術が受けられると朗報を聞いて、大いに喜ぶ家族。
ヘインは縁側に座り、初めて号泣した。
「久しぶりに緊張が解けたから嬉しくて泣けてきたの。長い悪夢から目覚めたような気分よ。」と。
ヒョヌはヘインの肩を抱き寄せ、小さなベッドで一緒に眠った。
ヒョヌは、ヘインの寝顔を見て、一筋の涙をこぼす。

翌日、ヒョヌとヘインは1日デート。
たくさん遊び、たくさん写真を撮り、楽しい時間を過ごした。
2人はベンチに座って話す。
ヘイン「実は秘密にしてることが3つあるの。ドイツに行く前に1つずる教えてあげる。」と言って、ピンクの音楽プレイヤーが自分の物であると打ち明けた。
驚くヒョヌ。
ヘイン「これは私たちの歴史の証。私たちには映画のようなプロローグがある。あの時校庭で ”こんなイケメンいた?この子と離れるなんて恨めしいわ”って思ったの。」
ヒョヌ「黒い靴を履いてた。白い靴下で肌は抜けるように真っ白で、髪型はポニーテール。一目見て”千年に一度の理想の子”と思った。翌日から君を捜し回ったんだ。名札が見えなかったから。シンデレラじゃあるまいし、音楽プレイヤーを残して消えたんだ。そんな僕たちが再会して結婚もして、離婚もしたけどね。まさに史上最高の運命のプロローグだ!」
ヘイン「私は千年に一度の理想で運命の人でしょ。これからは。。”これから”って何ていい言葉なの。涙が出そう。」
ヘイン「私たちにも“これから”ができたってこと。だから離婚は取り消し。」
ヘインは、“告白スポット”でヒョヌが渡したが受け取らなかったあのダイヤの指輪をはめて、ジャーン!と見せた。
胸がいっぱいのヒョヌ。
ヘインを抱きしめ、「返品はダメだ、ある日目が覚めて僕を嫌いになったとしても、約束を破らないで。僕らがまた大ゲンカして互いに嫌気が差しても、もし君がこの約束を忘れたとしてもムダだぞ。僕は君の側にいる。」
ヘイン「分かったってば。だから黙って。」
ヒョヌはヘインを抱き寄せた。
ヘイン「私はこうやって、じっとあなたの鼓動を聞くのが好き。」
ヒョヌの頬に一筋の涙がこぼれた。

モ・スリはグレイスの口座に60億ウォンを振り込んだ。
あっちについたりこっちについたり節操のないグレイスだが、通帳を見てすっかりスリにすり寄った。
しかし、口座は利用停止にしてあり、引き出せないようになっていた。
「もういいと言うまで私に従うなら、利用停止を解く」と言うスリ。
ガックリするグレイス。

ヨンドゥリでは、ヒョヌ母が庭で大量のキムチを作っていた。
邸宅に戻るヘイン一家へのお土産用だ。
手伝いを嫌がるミソンとは反対に、ダヘが手際よく手伝ってくれた。
しかも、包丁使いがめちゃくちゃうまい!
そこへ、ヘイン母がやって来た。
ヘイン母「うちに戻れるとでも思ってるの!?」
ダヘ「ご心配なく、用が済んだら帰ります。お義母さん。」
ヘイン母「お義母さん!?冗談じゃないわ!」
ダヘ「呼びたいです。初めて“おかあさん”と呼んだ方ですから、そう呼ばせてください。」

ミソンと村人達が庭先でホウセンカで爪を染めていた。
そこへヘインがやって来る。
村人が「初雪まで爪が赤く染まったままなら初恋が実る」という言い伝えを教えてくれた。
興味津々のヘイン、小指の爪を赤く染めた。

気分が良くてスキップして辺りを散歩するヘイン。
ちょうどヒョヌが車で帰ってきた。
ヘインは小指を見せて、「冬を迎えることも初雪を見ることも諦めてた。でも、見られるかも。色が消える前に雪が降れば初恋が叶う。」と嬉しそうに報告した。
ヒョヌは、ヘインの初恋が別の男だと思ってるので(本当はヘインの初恋はヒョヌなのに)焦る。
「指輪を受け取ったんだから初恋が実っちゃダメだ!」と。
ヘインはニコニコでヒョヌをからかう。

ホン家の長男ボンソクが、クイーンズの株を買い集めており、アンカーLPにも接触していると知り、ボンソクに脅かされるのではと焦り、苛立つウンソン。
ウンソンは、スリのアドバイスで、裏金を使い、株を買い集め始めた。
これは、ヒョヌとヤンギの作戦だった。
ヒョヌの元秘書に協力してもらい、ボンソクの動向をわざとウンソンに漏らし、証拠を掴んで横領と背任で捕まえるのだ。

ヨンドゥリのグレイスがやって来た。
ヒョヌ母と一緒に干し柿を作っていたヘイン母。
グレイスは、田舎の生活ですっかり穏やかになったヘイン母に、「戦場への復帰を控えてるんですよ!使用人を味方につけるには武器が必要です。相手を圧倒させる武器とは。。お肌ですよ!今すぐハリとツヤを取り戻しましょう!」と言って、連れてきたエステティシャンの2人にマッサージをさせた。
ヒョヌ母も一緒にw

ボムジャはヨンドゥリを散歩中、ヨンソンにばったり。
ヨンソンは「渡すものがあるので、夜に改めて会いませんか?」と誘う。
ドキドキするボムジャ。
夜になり、おしゃれして、メイクしたボムジャは、ヨンソンから告白されると思い込んであれこれ考えていた。
そして「元夫が3人いて。。私っていろいろ複雑なんです。だからお気持ちに応えられません。」と言った。
ところが、ヨンソンは告白がしたかったのではなく、会長のお香典を渡したかったのだ。
恥ずかしくて気まずくて、受け取らずに立ち去ろうとしたボムジャだが、ヨンソンは「ボムジャさんじゃなくてお父様に差し上げるんです。お金持ちも、あの世へ行くと無一文だとか。ささやかですが、このお金でお父さんはお友達と酒を酌み交わすでしょう。」と言って、ボムジャの手に香典袋を持たせた。
「あの世でお父さんはお友達と楽しく過ごすはず。だから、悲しまないで。」とヨンソン。
ヨンソンの心のこもった優しさに、涙を流すボムジャ。
ヨンソンはハンカチを渡し、2人は別れた。

ヘインの両親は、ヨンドゥリから邸宅に戻るが、スチョルは戻らないと言い出した。
邸宅を出て、自立して、家族を養いたいのだ。
ヘインもついでに戻らないと言い出した。
ヒョヌの一人暮らしの部屋で一緒に暮らすのだ。
「2人が楽しいならそうしろ」と両親も認めてくれた。

グレイスはヨンドゥリ情報をスリに報告。
戻ってきたダヘに良心が戻り、スチョルのへの愛が芽生えていたこと。
ヘインが手術するために渡独し、余命が覆るかもしれないこと。
その会話をウンソンが影で聞いていた。
ウンソンは、グレイスにヘインの病院を調査するように命じた。

ヨンドゥリのヒョヌ部屋の窓から星を見ていたヘイン。
そこへヘイン母が入ってきた。
母は「あなたの妊娠中にほうき星の夢を見た。かわいい娘が欲しかったから、その夢を見て嬉しかった。」と涙ぐむ。
母は、ヘインに対して申し訳なく思い、後悔しているので仲良くしたいのだが、20年以上いがみ合っていたため、どう接していいか分からない。
ヘインはそんな母に「今、いい感じよ。十分に時間はあるから、ゆっくり仲良くしよう」と言い、母も「手術が終わったらゆっくり仲良くなりましょう」と言って、2人は微笑み合った。

翌朝、ヘインの両親とヒョヌ&ヘインはヨンドゥリを後にした。
ヒョヌの一人暮らしの部屋に帰ってきたヒョヌとヘイン。
エレベーターで会った同じマンションの住人に、「新婚です」と宣言。
渡独するまで、2人の幸せ絶頂ラブラブ新婚生活が始まった。

ヒョヌは出勤して、ウンソンとばったり。
2人は話をする。
ウンソンはヘインの手術のことを知っており、記憶を失くす可能性があることも知っていた。
最後まで秘密を守り、必ずヘインに手術を受けさせろと言うウンソン。

ウンソンは、邸宅に残るヒョヌとヘインの私物のすべてを、使用人に片付けさせた。

ヘインはナ秘書と一緒に、プライベートでお客として百貨店を訪れる。
客として買い物をすることで、百貨店の導線や構造を客観的に見ることができたヘインは、これまでの経営者目線ではなく、客目線で幸せな空間を作ることを誓った。
「これからはおまけの人生。少しだけいい人として生きたくなったの」と。

ヨンドゥリのヒョヌ母の元に、ヒョンテの嫁ヒョンスクがやって来た。
神妙な面持ちで改まるヒョンスク。
ヒョンテを返品するという。
理由は隠れて株取引きをして大損していた。
激怒の母。
母は返品を受け入れ、「廃棄処分にするわ!あなたは自分も道を歩んで。キムチを漬けたら連絡するわ。あなたみたいな妻は息子にもったいない。本当にごめんね。」と言って、ヒョンテをニンニクの束で殴る殴るw

ヒョンテのボクシングジムがあるビルのオーナーはヘイン。
ヘイン父はヘインと話し合って、世話になったお礼にと、ヒョヌ父にこのビルを譲ることにした。
ヒョヌ両親は、ビルのオーナーとなった。
ミソンは美容室を、ヒョンテはフィットネスクラブを、それぞれ持ちたいと提案するが、両親はオーナーとして、たとえ血縁関係でも家賃滞納は許さず、しっかり徴収すると宣言。
「あのビルは、お前たちに緊張感をもたらしてくれる。お前たちは親をナメ過ぎだ!あのビルをお前たちの忠誠心を試すバロメーターとする!」

百貨店では、まだ10月なのにクリスマスの飾り付けの準備が行われていた。
点灯リハが始まり、百貨店内にキラキラの照明が点いた。
すると、雪が降る演出も始まる。
百貨店に来ていたヘインとナ秘書は、リハーサルに雪まで降らせるのかと驚く。
ナ秘書がスタッフに聞きに行った。
一人になったヘインの前に現れたのはヒョヌ。
ホウセンカで染めた小指はまだ赤いままだし、初雪が初恋が実っちゃうかも」と喜ぶヘインに、ヒョヌは「一体どんな野郎だ!いまだに忘れられないとは!」とムキになって怒る。
ヘインは、2つ目の秘密を教えると言い、初恋の相手がヒョヌだと打ち明けた。
「372番のバスの最後尾の窓際。あなたの乗ったバスをつけて何度も川を渡ったわ。」
そこまで言っても気づかない鈍いヒョヌw
ヘインは呆れて立ち去るが、遅れて理解したヒョヌは「僕?僕?初恋の人は僕!?」と驚いてヘインを追いかける。
そのイチャイチャを、ナ秘書とヒョヌの元秘書が眺めて微笑んでいた。
実は、リハーサルで雪を降らせようと提案したのはヒョヌだった。
リハーサルでそこまでする必要はないと言うスタッフに、「法務部で検証が必要。お客様が滑ったら大変だから、僕が直接確認を。」と。
愛のサプライズだった。
事情を聞いたナ秘書は「復縁。。しそうね!」とつぶやく。

ヘインはヒョヌと一緒に渡独し、手術に挑む。
ヒョヌ父は、ヒョヌ母に、手術の副作用でヘインが記憶を失くす可能性があることを伝えた。
偶然スチョルも聞いてしまった。
ヘイン父も、ヘイン母に手術の副作用を伝えた。
みなショックを受けるが、何より、ヘインの命が助かることが最優先だと、思いは一つ。
とはいえ、ヘイン母は「ヘインが不憫すぎる、かわいそう」と号泣した。

少し遅れて、ウンソンも一人で渡独した。

その頃、不動産詐欺の仲介業者ピョンが、貯水池で変死体となって見つかった。

ドイツに到着し、タクシーで病院に向かう途中、やはり、ヘインは不安と緊張でいっぱいだった。
それを察したヒョヌはヘインの手を握り、気持ちを紛らわせるため「3つ目の秘密は何?」と聞いた。
ヘイン「3つ目はヨンスク!」
ヒョヌ「屋上のタヌキ!一度も現れなくて本当にみたことがないんだ〜」
ヘイン「ウソよwww」
ヒョヌ「わ〜4年もだまされてた〜!屋上に行く度に探したのに〜」
ヘイン「おバカwww」
2人はケラケラ笑った。

病院に着いて、主治医の部屋に入る直前、ヒョヌは手術の副作用について、ヘインに打ち明けた。
ヘインは「私に選択しろと?手術をして記憶を失うか、それとも死ぬか、どっちがマシか選べと?もういい、全部夢だったことにする。」と言って帰ろうとした。
ヒョヌは追いかけてヘインの手を取り、「君は生きろ。生きるんだ。どうか生きてくれ!」と訴えかけた…

<エピローグ>
ヒョヌは、こっそりビデオメッセージを残していた。
手術をして記憶を失くすであろうヘイン宛てだ。
「僕はペク・ヒョヌだ。僕は君の夫だ。動揺しているだろうし怖いだろう。記憶が消えて初対面の人が夫だなんて、動揺して当然だ。でも、これはいいことなんだ。君は重病にかかったけど、助かったんだ。以前の自分を知りたいよな?思い出せなくて悲しいだろうけど、心配しないで。僕が全部覚えてる。知ってることを全部話してあげる。泣いたらダメだよな。これは君が初めて見る僕の姿なのに。先に言っておく。もしも僕が君の好みじゃなくても、悪いが別れることはできない。君と僕は単なる心変わりでは返品不可だと約束した。君が嫌だと言っても受け付けない。君が僕とした約束を覚えてなくても、僕は君のそばにいる約束したんだ。初雪も一緒に見て毎日、何てことない日常を共にしながら君のガラス瓶に良い記憶をもう一度集めていく。きっとできる。史上最高の運命だから。愛してる。愛してるよヘイン。愛してたし、ずっと愛してる。」

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第12話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第12話

前話はこちら↓

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ヒョヌとヘインは、“トラストストレージ”の事務所に潜入し、パソコンを解析し、保存されている監視カメラ映像を見てみると、そこに“ユニット101”と書かれたトラックが映っていた。
そのトラックに見覚えがあるヘイン。
以前、会長が、家の換気システムを替える工事をするからと、家族全員が追い出されたことがあった。
その時、来ていたのが“ユニット101”だ。
2人は、その時に裏金が家に運ばれたのではないかと考える。
調査が終わり、外を歩いていると雨が降ってきた。
ヒョヌは、ヘインが寒くないように自分のコートを着せてあげて、「濡れるといけないから待ってて」と言って、車を取りに走った。
ヘインはめまいがしてしゃがみこんでヒョヌを待つ。

“トラストストレージ”にやって来たウンソン。
一人でしゃがみ込むヘインの姿を見つけ、車から降り、傘を差して駆け寄る。
声をかけられたヘインは、ウンソンを見て「ヒョヌさん、早かったわね」と笑顔を見せた。
戸惑うウンソンだったが、そのままヘインを車に乗せた。
車に乗って戻って来たヒョヌ、ヘインがウンソンの車に乗り込むのを見て、慌てて追いかける。
追いつ追われつの激しいカーチェイスの末、ヒョヌはウンソンの車の前にすごい勢いで飛び出した。
降りてきたヒョヌを見て、驚き戸惑うヘイン。
隣にいたはずのヒョヌはウンソンだったのだ。
大切なヒョヌとウンソンが認識できなかったヘイン。
急いで車を降りようとするが、ロックがかけられていて出られない。
ウンソンは、「俺とヒョヌを間違えたと知ったら、ヒョヌは驚くだろうな。」と言った。
ヘインはロックを開けさせ、外に出る。
症状が悪化したことでヒョヌをがっかりさせたくないヘインは、「ウンソンと偶然会って、家に招待された。お祖父様に会いたいわ。行ってくる。心配ないわ。あとで迎えに来て。」ウソをついた。
そしてヘインはウンソンの車に乗って行ってしまった。
次の瞬間、ヒョヌは何者かに殴られて倒れた。

アメリカにいるダヘの家にルームサービスと偽って男が入ってきた。
怯えるダヘ。
強引に部屋に入り込んだ男は、ダヘの元カレでゴヌの父親ジュノだった。
クイーンズ乗っ取り計画のため、ダヘのいとこと偽り、クイーンズマートの財務理事の座に就いた。
すべてのミスをスチョルのせいにして、出国の際に検察に密告したというジュノ。
スチョルが過誤納税をやらかして会長に怒鳴られ、パニック発作を起こしたあの件も、ジュノの仕業だったのだ。
スチョルは間もなく捕まると聞き、気が気じゃないダヘ。
ジュノは、ぐずるゴヌに怒鳴り散らす。

ヒョヌは車の中で目を覚ます。
手足を縛られ、額から血が出ている。
車内には練炭が置かれ、近くに、注射器を構える男が。
不動産詐欺の仲介業者ピョンだった。

ヘインを家(元ホン一家の邸宅)に連れ帰ったウンソンは、「着替えて、一緒に食事をしよう」と誘った。
ウンソンはヘインとの食事が嬉しくて、ルンルン気分でワインや食器を選び、花を飾る。
そこにピョンから電話で「処理した」と報告があった。
ウンソンは「逃亡資金は後で。今会ったら疑われてしまうから当分隠れていろ。」と指示した。

ウンソンとヘインはダイニングテーブルで食事を始めるが、ヘインは素っ気なく、ワインも飲まずステーキも食べない。
ウンソンは「誤解を解く時間をくれ」と言ってネックレスを見せた。
児童擁護施設時代、犬に襲われたヘインを助け、その時にヘインが落としたネックレスを拾ったと打ち明けた。
あの時の少年がウンソンだったのかと思い出すヘイン。
しかし、初めて会ったのはもっと前で、ヘインの兄が水難事故で亡くなった時だ。
ボートから落ちたヘインを救出したのは自分だと。
ウンソンは母であるモ・スリに会いに行って、事故を目撃したのだと言う。
なぜ黙ってたのかと問うヘインに「母は秘密を守るために俺を施設に捨てた。だから言えなかったんだ。」と言った。
「気の毒ね」と言うヘイン。
ウンソンは「だから一緒に食べよう。この食卓で君と食事がしたかった。ヒョヌにとって苦痛だったことを俺は心から望んでいた。そんな顔しないで一緒に食おう。」と言い、ヘインはステーキに手を付け始めた。

ヨンドゥリのヒョヌ母は、ヒョヌが幼い頃のアルバムを見ていた。
ヘイン母もやって来て一緒に見ることに。
ヘイン母は1枚の写真に目が留まる。
それは、ヒョヌが子供海兵隊に参加した時の海での写真だ。
当時ヒョヌは溺れていた女の子を助けたことがあると、自慢げに話すヒョヌ母。

食事を済ませたヘインは会長の部屋へ。
部屋の外で待つウンソンの元にモ・スリがやって来て、ヘインを部屋に入れたことを怒る。
部屋から出てきたヘインに「死ぬ前に何を探りに来たの!?信じられるものは家族より私だった!」と食って掛かる。
ヘインは「好きに言えばいい。ウソだと分かってます。お祖父様が死んだら委任契約も消えるし、手厚く看護してくれると信じています。あなたに苦労させられて家族が仲良くなりました。でも礼は言いません。また来ます。」と言って颯爽と立ち去る。
スリは、ヘインを追いかけようとするウンソンの腕を掴んで止めるが、ウンソンは振り払ってヘインを追った。

ヘインは正門が分からなくなり、庭を彷徨っていた。
そこへ、迎えに来たヒョヌが見えた。
安心して近付こうとするヘインだが、それがヒョヌなのかウンソン分からなくなってしまった。
ヘインは、本当にヒョヌなのか分からず戸惑いながら聞く。
「ヒョヌ?本物?誰かに殴られたの?」と。
ヒョヌはヘインの頬に優しく触れ「殴られたりしないと言っただろ?3対1でも勝てる。」と言った。
「偉そうに言うのはあなたね」と確信が持てたヘイン。
2人は車に乗った。

ウンソンは防犯カメラでその様子を見ていた。
ピョンに電話して、「ヒョヌを処理したはずでは!?」と問い詰めた。

先ほどピョンに襲われたヒョヌは「5分後に殺しても同じだろ。確認しろ。殺せと指示した人に電話して約束を守るか確かめてみろ。」と言った。
ピョンは言われた通りにウンソンに電話するが、約束の逃亡資金をくれなかった。
そこでヒョヌは、「もし殺して計画的殺人犯になったら最低20年の懲役になるが、今、思いとどまれば懲役3年の詐欺罪で済む。僕が示談を手伝えば執行猶予も付く。今やめればこのことは忘れよう。」とピョンと交渉。

ピョンは「俺がバカだった。カネを送れ!でないと警察にバラすぞ!」とウンソンに言った。

ヒョヌはヘインをつれて自宅に戻った。
離婚後、ヒョヌが一人暮らししてる部屋だ。
新築だし、家具も付いてるし、いい部屋だというヒョヌ。
ヘインなしでも快適に暮らしているヒョヌに、「離婚という夢が叶ってよく眠れてるのね。あなただけでも楽になればそれでいいわ!」と嫌味炸裂のヘインw
ヘインの地雷を踏んでしまったヒョヌは、「シックハウス症候群のせいで頭は痛いし、見ろよ、居間と台所が一緒だかた料理すると臭うんだ!何よりも君がいない。。」と必死にご機嫌を取る。
悪い気はしないヘイン。
ヒョヌはさらに続ける。
「ここで一緒に暮らしてたらどうだったかな。ケンカしても逃げ場のないここで、新婚生活を送りたかったな。そんなことを考えてると君に会いたくなって恋しかった。」と。
そして、空腹のヘインのために料理を作る。
台所に立つヒョヌの背中を見つめて、ご機嫌が直ったヘインだった。

その頃、ウンソンは、ヘインがほとんど食べなかった豪華な料理を皿ごと投げつけた。
孤独と怒りと悔しさで涙目になるウンソン。

ヒョヌはヘインのために、温かくて美味しそうな家庭料理を作った。
「料理が上手なのに隠してたのね」とご満悦のヘイン。
ヘイン「私が死んだら、他の女と付き合うの?ケンカしても逃げ場のないこの部屋でチゲを作ってあげて仲良く暮らすの?」
ヒョヌ「僕と付き合う女などいない。君は前夫を失った純情な女、僕はそんな君と離婚したバカな男だとみんな知ってる。」
ヘイン「みんな付き合いたがるわ。イケメンで優しくて、賢いのに威張らない。その上、美味しいチゲも作れる。最高の男性よ。何度生まれ変わってもあなたといたい。」
照れるヒョヌ「そういう言葉をまじろぎもせず。。そんなこと言われたらドキドキする。。」

めちゃくちゃになったダイニングで一人たたずむウンソン。
割れた皿でケガをして手から血がたれている。
モ・スリが現れ、「あなたはヘインに利用されてるだけよ。」と言い放った。
ウンソンは「知ってたさ。母さんに利用されてきたから慣れてしまった。」と答える。
スリは、大金を受け取りながらウンソンを虐待していた養父母を、飲酒運転に見せかけて殺し、ウンソンをいじめてた児童養護施設を焼き、院長もまた殺していた。
「放置してない!あなたをいじめて苦しめた人たちを野放しにしなかった!今もそうよ!会長の座だけでなくすべてを手に入れさせるわ。邪魔するものは容赦しない。たとえヘインでもね。これが私の愛し方よ!愛するヘインを痛い目に遭わせたくなければ利用されないで!そんな姿は見てられない!」と言うスリ。

ヘインはヒョヌの額のケガの手当をしながら、会長と会った話をする。
会長はヘインのことも覚えていなかった。
ヘインはショックを受けるが、録音機能付きのペンを棚に置き、「伝えたいことを録音して。すぐに来るわ。」と伝えていた。
そのペンはホン一家しか知らない特別製作のもの。
会長が正気に戻ったら必ず分かるというヘイン。

会長の部屋にモ・スリがやって来て「なんで裏金を隠したのよ!私の口座に入れておくべきでしょ!死なせない!あのお金のせいで生地獄は続くのよ!」と怒鳴った。
そして、ヘインの病気のこと、余命のことを会長に話し、「天下のホン・マンデが孫娘が死ぬと聞いても分からないなんて」と言い捨てた。

ヨンドゥリのスチョルは、ロッキーのごとくトレーニングを積んでいた。

ヒョヌの兄ヒョンテには、ここまで姿を現さないが、妻がいる。
結婚する時、ヒョヌ母は「あなたは娘じゃない、あくまでも嫁。娘なら言いたいことも言えるし叩けるが、嫁は人様の娘だからそうはいかない。言いたいことも言えないのが嫁と姑よ。だから、なるべく会わずに暮らそう。盆暮れ正月も誕生日も来なくていい。その代わり、ヒョンテの返品は受け付けない。」と嫁に言い放った。
嫁は最高の結婚をしたと喜んだという。
「母さんのおかげで、バカなことをしても妻は許してくれる」とウハウハのヒョンテ。
その話を聞いたスチョルは、家族を思い出しスネてしまった。

ダヘの部屋に来たジュノは、スーツケースにいっぱいの札束を数え、「本当はもっとあるはずだ、隠してるだろ!」とダヘを殴ろうとしたりクッションを投げたりして暴れる。
クッションがぶつかった照明スタンドが、ゴヌに倒れそうになり、ダヘが体を張って守る。
ダヘは「ゴヌにケガをさせたらぶっ殺す!金庫にあるから明日取りにいこう。」と言った。
ダヘはジュノのワインに睡眠薬を入れて眠らせ、荷物をまとめ、ジュノのバックからUSBを抜き取り、ゴヌを連れて部屋を出た。

ヒョヌの部屋で朝を迎えたヘイン。
ソファで眠るヒョヌに近寄り、愛おしそうに顔に触れる。
目を覚ましたヒョヌは、ヘインを抱きしめてもう一眠り。
幸せのひととき。。

昨夜、ヒョヌは元ホン一家の邸宅の前でグレイスと会い、クイーンズ通行パスを受け取り、それを使って邸宅に侵入し、ヘインを連れ帰っていた。
グレイスには「裏金が見つかりそう。5%渡す。」と微笑んだ。
その様子が監視カメラに映っており、スリとウンソンはグレイスを呼び出し、問い詰める。
グレイスは「情報を探っていただけ。裏金はこの家にある。」と教えた。

ヨンドゥリで盗撮する男たち。
黒い車で、あちこちを撮りまくってるという。
ヒョヌ姉ミソンは、ヘイン母からもらった高級パンプスを履いて、その男たちを追いかけ、強烈な飛び蹴りを食らわすも、逃げられてしまった。
村人たちは“守護隊”を結成し、スチョルも加わった。

ヒョヌはヨンドゥリへの帰り道、夕焼けのきれいな“告白スポット”にヘインを連れてきた。
夕焼けで肌がほんのり赤く染まって、いつもよりきれいに見えるため、告白が百発百中だという。
ヒョヌはそこで指輪を差し出し、「復縁は負担だろうから、離婚を取り消してほしい。」と頼んだ。
しかしヘインは指輪を受け取らず、ヒョヌの申し出を断った。
ヘインは、ヒョヌとウンソンが分からなくなったこと、記憶がごちゃごちゃになること、居場所が分からなくなること、症状が“次の段階”に来てしまったことを打ち明けた。
「現実なのか、漠然としてるから何も約束できない。ごめんなさい。」といって車に戻ってしまったヘイン。
車内にいるヘイン、外にいるヒョヌ、2人とも涙が止まらなかった。

ヨンドゥリのボムジャは、コナンのドローンで撮影した邸宅の様子を見ていた。
そこへ、慌てた様子のヨンソンがやって来た。
母がいなくなってしまったという。
ボムジャとコナンはドローンを使ってヨンソン母を捜し、山の峰に座る母を見つけることができた。
大喜びのヨンソンはボムジャを抱きしめる。
ときめくボムジャ。

無事に母を連れ帰ったヨンソンは、ボムジャにお礼を伝え、2人は庭先で話をする。
ボムジャは「近くで親の世話ができることが羨ましい。いくら楯突いても倒れそうになかった強い父だったが、自分の発言や行動を後悔している。」と涙を流す。
それを受けて、ヨンソンは自分の話をしだす。
ヨンソンの母は夫のDVに耐えかねて、ヨンソンが幼い頃に家を出た。
ヨンソンはそのまま母なしで育ったが、ずいぶん経って認知症になった母を施設から引き取った。
「正気の母とケンカしてみたい。」と言うヨンソン。
ヨンソンは「人生にはそれぞれ抱えている石ころがある。幸せそうな人のポケットにも重い石が入ってるんです。だから羨んだり自分を責めたりしないで。お父さんも分かってるはずです。」とボムジャを励ました。

会長は与えられた薬を密かに吐き出し、洗面所の棚にある入れ物に隠した。

ヒョヌとヘインと家族とコナンは、裏金の在り処について話し合う。
どうやら、裏金が邸宅にあることは間違いなさそうだが、設計図を見ても、大量のお金を隠せる空間などない。
いったいどこに。。
するとヘインが思い出す。
ヘインが会長に会いに行った時、会長はヘインのことを覚えておらず、“お嬢さん”と呼んだ。
そして「戦争が始まったらうちに来て。防空壕があるからそこに隠れるといい。」と。
するとヘイン父が、パニックルームの存在を思い出す。
設計図にはない、秘密の部屋があるようだ。

ウンソンとモ・スリも、裏金が邸宅内にあると確信してたが、在り処は分からないまま。
以前スチョルが自慢したパニックルームのことを思い出すウンソン。

ヨンドゥリではスチョルを含む守護隊が夜回り。
すると1台のタクシーが現れ、中からダヘが降りてきた。
ダヘはゴヌをおんぶし、スーツケースを引き、手には金の仏像を持っていた。
スチョルは駆け寄り、ダヘを抱きしめ、涙を流して再会を喜んだ。

ダヘは、スチョルの両親に頭を下げて謝罪した。
しかし、「その子(ゴヌ)も見たくない!出て行って!」と怒って謝罪を受けいれない母。
スチョルは、「ゴヌは俺の子!自分の家でもないんだから勝手に追い出さないで。」とダヘとゴヌを庇い、部屋に連れて行った。

部屋でゴヌを寝かせた後、話をするスチョルとダヘ。
ダヘ「戻ってきたわけじゃない。ジュノはあなたに罪を被せる気だと知らせに来た。私は財閥の息子と結婚して大金が欲しかっただけなのに、こんなに大事にされてるなんて予想もしてなかった。優しくされたことなんて一度もなかった。あなたの優しさを思い出して、何も喉を通らなかった。。」
スチョル「全部話したらまた消えるつもり!?」
ダヘ「厚かましくて一緒に暮らせないわ。。」
スチョル「いや!俺は君と暮らす!どこにも行かせない!逃げても、とことん追いかけるかならな!」
ダヘ「私は年上よ。。」
スチョル「うるさい。。」
2人は涙を流して抱き合った。

翌朝、電撃登場したダヘに、噂話が耐えない村人たち。
ダヘに対してウェルカムな態度で接するか、無視を決め込むかは、ミソンに従うと言う。
ミソンは「気の毒に思うが、まだ怪しい。様子を見ないと。」と睨みを利かせる。

ヘインはヒョヌの部屋にある指輪を手に取る。
先日、夕日の“告白スポット”で断った物だ。
サイズもピッタリ、形もトレンドをおさえたラウンドブリリアントカット
ヘインは部屋に誰もいないので、自分の指にはめて、ウットリ眺める。
すると急にヒョヌが戻ってきた。
ヘインは慌てて指を隠す。
ヒョヌは、ヘインに断られたため指輪を返品すると言って、指輪の箱を手に取る。
肝心のな中身の指輪は隠したヘインの指にあるため、それは空き箱だ。
ヘインは、ササっと指輪を外し箱に戻す。
驚くヒョヌ。
ヘインは「何よ?見てただけよ。流行に追いつけなくなるからトレンドを分析してたの。気に入ったわ。私は指輪が似合うでしょ?見る目があるのは認める。でも、ただ見ていただけよ。変な誤解はしないで。」と言い訳をして立ち去った。
微笑ましくて笑うヒョヌ、指輪は返品しないで、しばらくそこに置いておくことにした。
部屋に戻ったヘインは、恥ずかしくて枕に八つ当たりしたw

邸宅の建築士は亡くなっているが、息子が事務所を引き継いでいた。
ヒョヌは、“パニックルーム”のことを聞くために何度も電話したが、出なくなってしまっていた。
実はその息子と、親友ヤンギには繋がりがあった。
息子は、裁判でヤンギによって救われていた過去があるのだ。
ヒョヌは、ヤンギとそのツテを使って息子に接触することに成功、施工図を手に入れた。

ヒョヌは施工図を持ち帰り、ヘイン達と情報を共有。
会長宅のエレベーターは、後ろの壁も開く特別仕様になっており、壁の後ろに空間があるのではないかと考えるが、実際に見てみないと断定できないというヒョヌ。
どうにかして家に入る方法はないかと頭を抱える家族。
ヒョヌは、会長の主治医から話を聞いており、どうやら記憶障害のリハビリなどの治療を受けておらず、診療にも来ないということだ。
ヒョヌは「会長が監禁されていると通報すれば警察と中に入れるので、明日朝、みんなで一緒に行きましょう。」と提案した。

会長は、また薬を吐き出し、洗面所の棚にある入れ物に隠した。
しかし、それをモ・スリに見つかってしまった。
会長は、短時間ではあるが正気に戻る時があったが、まともに動けず、携帯もないために助けを呼べないでいたのだ。
会長「ここは生地獄だ。私は天罰を受けている。君はそれが目的でうちに入り込んだのか!?」
スリ「会長のことが好きだから長い間いたとでも?ハハハ!子供達のところに行きたいなら、裏金の在り処を教えて。話してくれれば楽になるわよ。言いなさい!」

その夜、会長は、ヘインの置いていった録音機能付きのペンに何かを話し、覚悟を決めたような笑みを浮かべ、車椅子に乗って、自ら階段から落下した。。

翌朝、ヒョヌたちが邸宅に行くと、救急車と警察が来ており、現場はパニック状態だった。
ヒョヌ達が何事かと駆けつけると、室内から担架に乗せられた会長が運び出される。
会長には白い布が掛けられていた。。
泣き叫ぶボムジャ、ショックで言葉にならないヘイン一家。

流通業界の大物である会長が亡くなったことは、世間でも大きな注目を集め、葬儀にはたくさんの参列者が集まった。
会長が亡くなったことにより、モ・スリに委任していたすべての権限が消失した。
ヘイン一家は会長の遺影を持って邸宅へ。
最後に、会長が大好きだった家を一回りする。
そして一家はエレベーターに乗った。
ヒョヌは、手すりの端のキャップを外し、隠しボタンを押す。
するとエレベーターは少し揺れ、しばらくして後ろの壁が開いた。
ヘイン一家がそこに見たものは…

<エピローグ>
幼い頃のヒョヌの写真を見ていた、ヒョヌ母とヘイン母。
子供海兵隊に参加していて、溺れてた子を助けたことがあると自慢するヒョヌ母。
その写真に写る海に、見覚えのあるヘイン母。

水難事故が起こり、海に飛び込んだヒョヌ少年。
沈みゆくヘイン少女の手を掴み、ヘインを救出した。
ヘイン兄のスワンが意識不明で見つかったことにより、母はヘインをそっちのけで泣き叫ぶ。
ヒョヌは、一人静かに泣くヘインを見つめていた。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第11話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第11話

前話はこちら↓

 

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衝撃の記者会見の様子がネット記事になり、ヘインの余命に関して、社内でも、そしてヨンドゥリでも大騒ぎになった。
何も知らなかったヘインの家族も、大きなショックを受ける。

記者会見を終えたヘインは、ステージを降りてヒョヌの元へ歩みを進めるが、途中で倒れてしまった。
ヒョヌの胸の中で意識を失い、病院へ救急搬送され集中治療室へ。
朦朧とする意識の中、ヘインは思いが溢れ出た。
「ダメよ、まだ言えてない。大丈夫、あなたを憎んだことは一度もない。心と裏腹なことを言う私のそばに、長い間一緒にいてくれてありがとう。愛してる。おかげで生きたくなった。まだ時間はあると思ってた。まだみんなに話してない。ごめんね。。」

家族たちもみんな病院に駆けつける。
ヒョヌが寄り添い、集中治療室のベッドで眠るヘイン。

会長の転院先を見つけたボムジャとグレイス。
さっそく駆けつけ、最上階のVIP病棟へ急ぐ。
しかし、そこに現れたのはモ・スリと部下たち。
2人は病室に行くのを妨害され、エレベーターから下ろされてしまう。
ボムジャは最上階まで階段で上がり、スリに今までの無礼を詫て、涙ながらに「一度でいいから父に会わせて!土下座しようか?」と懇願した。
スリは許可し、ボムジャは病室に入れた。
会長は意識を取り戻しており、ベッドに座っていた。
会長の意識が戻ったことで、スリへの委任状は無効になるため、ボムジャは喜んで会長に抱きつく。
ところが、会長は記憶を失くしていた。
検査の結果、外傷による血管性認知症により、記憶、認知などに問題が生じているという。
回復の可能性は微妙だ。
会長の意識回復によって形勢逆転かと思いきや、状況は依然としてスリの優勢である。

ヘインの家族達はヒョヌと医師からヘインの病状を聞く。
ヘイン母はパニックになり病気のことを黙っていたヒョヌを責め立てるが、ヘイン父がたしなめる。
「我々にそれを言う資格があるのか」と。
父は至って冷静に医師の話を聞く。
泣き崩れる母やスチョル、ヒョヌも必死に母を慰めるが、泣いて謝ることしかできない。
父は、ヘインに口止めされて一人で抱えていたヒョヌを労った。
ここまで父は毅然とした態度でいたのだが、エレベーターで一人になると膝から崩れ落ちて泣いた。
母は、これまでヘインの言葉に耳を貸さず、ヘインを気遣うことをしなかった自分を顧みて泣き崩れた。
駆けつけたボムジャが母を慰める。
ヒョヌは、意識のないヘインの手を、祈るように握り続けた。

ヘインの病気のニュース見たダヘは、パニック障害で精神的に弱いスチョルを心配し、ウンソンに電話をかけ「スチョルがショックを受けて倒れて死んじゃうかも!!」と矢継ぎ早に訴えた。
しかし、会見が失敗に終わり苛立っているウンソンは、「死なせておけ、俺が殺すか?今度同じ話をしたらヤツを殺す!」と怒鳴って電話を切った。

翌朝、涙目のスチョルがヘインの病室にやって来て、寄り添うヒョヌに話しかける。
完璧なヘインにコンプレックスを抱き、出来の悪いスチョルは、せめて1回だけでも勝ちたくて、ヘインの気を削ぐことができる呪符を持っていた。
そのせいで、ヘインが病気になったのではないかと、泣きながら呪符を破り捨てる。
ヒョヌはスチョルを抱きしめて慰めた。
すると、ヘインが目を覚ました。
「呪符がどうしたって…?」とヘイン。
呪符を破ったらヘインが目を覚ましたと大あわてのスチョルに、「今までごめんね」とつぶやくヘイン。
優しい言葉をかけられて「いつもの姉さんじゃない!」と泣きわめくスチョルw
スチョルは医師と家族を呼びに病室を出た。
病室に2人きりになったヒョヌとヘイン。
ヒョヌ「大丈夫?」
ヘイン「愛してる。初めて会った時からずっと好きだった。そっけない態度を取ったり、家のことで苦労をかけたり、ごめんね。離婚したがってたことも気付いてたかも。長い間、耐えてた。だから大丈夫、気にしないで。このまま死んだら気持ちが伝えられない。生きてるうちに言っておくの。」
ヒョヌ「昨夜、僕は、一生分以上のお祈りをした。“妻が死んだら僕はなにもできない。毎日泣いて潰れるまで酒を飲み、道端で寝るような自堕落な生活を送るって”」
ヘイン「神様を脅したのね」
ヒョヌ「どうでもいい。君が死んだら抜け殻だな。見てろ。戯言はやめろ。」
ヘイン「本心を隠したまま死ぬかもってビクビクしてた。」
ヒョヌ「大丈夫。死なない。絶対死なせない。」
ヒョヌは涙を流してヘインを抱きしめた。

家族がヘインの病室に集まり、今後の治療に向けて心を一つにした。
しかし、母は一人、病室に入れず非常階段で泣いていた。
母は、長男を水難事故で亡くし、それをヘインのせいにし続け、つらく当たってきた。
捜しに来たヒョヌに「私のもとに生まれたせいで、ストレスに晒されて病気になったんだわ。。」と涙を流して打ち明ける。
その後ろにはヘインがいて、話を聞いていた。
ヘインは母に「私の病気は原因不明で予防方法もないし、ストレスも無関係。自分を責めないで。」と言って立ち去ろうとすると、母がヘインの袖を掴んで止めた。
母は「あなたが死んだら、私はどうすればいいの?死んだらダメよ!ヘイン!死なないで!私が悪かったわ!」と涙を流して心から謝った。
ヘインは母を受け入れ、2人は涙を流して抱き合い、長年のわだかまりが溶けた。

退院した会長は、モ・スリに車椅子を押され、帰宅。
会長は、自宅も部下も分からず、怯える様子。
ホン一家側ではなく、スリ側が優勢とみなしたグレイスが再びすり寄る。
スリはさっそく役員たちを招集し、彼らの前で会長の食事介助をしてみせ、会長が唯一心を許す代弁者であることをアピール。
そして、車椅子の会長を退室させ、自らが会長の席に座り、役員たちに、この前の記者会見(ヘイン激白会見)の失態を責め立てる。
「今後は会長の前に私が書類を決済します。明朝、広報部をここへ寄越し、前経営陣に同情が集まり株価が下落しているこの状況を打開しないと。」と告げた。

「クイーンズの株価下落によってアンカーLPの反発、資金回収が遅れる懸念があり、GP設立も要求されてる。」と弁護士から報告を受けるウンソン。
会長の裏金さえあれば解決するのにと苛立つ。
会長の裏金は9000億ウォンもあると思われ、マレーシアにあるとか、またそこから移されたとか、未だ行方不明だった。

ヒョヌ父は、憔悴して食欲がないというヘイン父をうどん屋に連れて行き、「父親が元気を出せば子供も頑張れる。」と励ますが、会長の影で楽をしてきた自分を、ヘインが頼ってくれるか分からないと弱気。
ヒョヌ父は「子にとって親は特別。父を早くに亡くしたが、今も悩むと心の中の父に相談する。親は子にとって、できはどうあれ、灯台のようなもの。だからよく食べて力強く立ち、明かりを照らさないと!」と元気づけた。
ヘイン父はうどんを食べた。

ナ秘書がヘインのお見舞いに来た。
ナ秘書は、社長が復帰すると思って嬉しくて、高価な白いワンピースを買ったと報告。
「服の支払いが終わるまでに必ず復帰して!」と言って、目に涙をうかべてヘインとハグをした。

ヘインに対する世間のイメージが、野望の女→雲隠れの女→純情な女→元夫に未練タラタラのバツイチ女と変化した。
ヘインはネットでの評判を気にしており、ヒョヌに愚痴り、「そんなことを気にしてるのか」と笑うヒョヌ。
病院内でも2人は注目の的となり、みんなから視線やスマホを向けられていた。
そこでヘインは、“未練タラタラなのは自分ではなくヒョヌ”ということを見せびらかすため、「これみよがしに優しくしてみて。甘い瞳で私を見つめて。」と提案。
ヒョヌが言うとおりにすると、あまりにも甘いため、一瞬ウットリするヘイン。
「悪くない」と言って、さらに肩を抱かせてご機嫌にw

病院にウンソンがやって来た。
ヘインが呼び出したのだ。
ヘイン「アンカーLPの圧力もあるしGPを設立したら、その持ち株では立場が危うくなる。また何か仕組んだら代償を払ってもらう。」
ウンソン「君から連絡をもらうと俺はときめく。俺がいつから君を思ってるか知らないだろ?」
ヘイン「知りたくない。大学の時、困ってると助けてくれたけど、そう仕向けたのはあなただった。だから絶交した。」
ウンソン「君の気を引くためだった!振り向いてくれないからそうしたんだ!」
ヘイン「それが手口でしょ?今もそうだわ。わざと私を苦境に陥れた。好きになると思う?」
ウンソン「それならヒョヌは!?あいつは逃げようとしてた。」
ヘイン「今は私の隣りにいる。十分じゃない?」

帰り際、待ち構えていたヒョヌに「ヘインから離れたら金ならいくらでもやる」というウンソン。
ヒョヌはウンソンに殴りかかるが、「俺が我慢してるうちに失せろ」と言って逃がす。
しかし、それでも食って掛かるウンソンに強烈なパンチ。
「僕はずっとヘインから離れない!だからさっさと失せろ!」吐き捨てる。

ヘインに突き放され、ヒョヌに殴られて、悔しくて苛立って帰宅するウンソン。
モ・スリに傷を心配されるも、その手を払い除け、「昔から傷だらけだったし、もう痛みすら感じない。だから母親面するのはやめてほしい。」と母を遠ざけた。

ウンソンの元に、二重契約による不動産詐欺の仲介業者のピョンが訪ねてくる。
二重契約の件で責任を取るのが自分だけで、ウンソンはその地位に納まるのかと凄む。

病室で、ヘインは、ウンソンと話した内容をヒョヌに報告。
ヘインが「ウンソンが管理するLPの件で、“GPを設立したら立場が危うい”と鎌をかけたら、認めた。つまりまだ裏金を見つけてない。」と言うと、ヒョヌは裏金のことを知っていた。
それだけではなく、その動きまで把握していた。
ヘインが感心して、どうやって把握したのか聞く。
ウンソンに乗っ取られたクイーンズに対して、水面下で不満を募らせている社員がたくさんいた。
ヒョヌは、その一人ひとりに話を聞いて回っていた。
現役社員も、辞めてしまった元社員も、会社が崩壊していくのが嫌だと、生涯を捧げた会社のために情報を提供してくれたのだ。
ヒョヌ自身も「ヘインが愛している会社を守るため」精一杯動いたのだ。
ヘインは、ヒョヌや社員の思いに、胸がいっぱいになる。

ヒョヌは人事委員会にかけられ、“守秘義務違反”や“情報流出”などの罪に問われる。
そこへ、ヒョヌの友人弁護士達が集結し、まったくのでっち上げで濡れ衣であることを次々に証明した。
ウンソンは怒り、秘密の携帯でピョンに電話し、「ヒョヌを消してくれ。ヤツが目障りだろ?逃亡資金もやる。」と言った。
「今度こそ成功させる」と喜ぶピョン。

ヒョヌと友人たち弁護士アベンジャーズ(笑)は、ベンチでサンドイッチを食べながら勝利を祝う。
ヒョヌは、商法に強いアベンジャーズの一人に、裏金口座の流れを調べるように頼んだ。
ヒョヌとヘインは、かつてヘインが助けた社内販売の男とナ秘書の協力により、ウンソンのシュレッターゴミを手に入れ、ヨンドゥリの実家でそれを完全に修復していた。
その書類をアベンジャーズに渡し、ウンソンが血眼で捜している9000億ウォンの裏金を横取りすると宣言した。

記憶を失った会長は、自室にある将棋盤を見て、怯える様子を見せた。
スリは、何かを思い出したのかと会長に詰め寄り、裏金の在り処を問い詰めた。
その様子を、窓の外からドローンが撮影していた。
ボムジャと組んでいる名探偵コナンだ。
スリは急いでカーテンを閉める。
ボムジャはコナンに監視を続けるように指示した。

ボムジャは、通りかかったヨンソンの家を何気なく覗く。
すると、花や植物に囲まれた庭で、そよ風に吹かれ、タンクトップ姿で横になって読書するヨンソンがいた。
ドキッとして慌てて隠れるボムジャ。
ボムジャに気付いたヨンソンは、声をかけ、たくさんの桑の実をくれた。
そして、ヨンソンの「あなたのMBTIはナタリー・ポートマンと同じタイプか」との推測に、悪い気がしないボムジャw
自分のために桑の実をくれて、ナタリー・ポートマンと言われた。
自給自足で物欲もなく、資本主義とは程遠く、ゆったりとしたナチュラルな日々を送る自分とは正反対のヨンソンに惹かれるボムジャ。
実は、ヨンソンは、桑の実が取れずぎて、持て余していただけだったw

ヨンドゥリでは何者かがヒョヌの家族を盗撮しており、ヒョヌは運転中に尾行されていた。

ヒョヌ一家とヘイン一家は焼肉店でヘインの退院祝い。
いつもは人に肉を焼いてもらっているヘイン父やスチョルだが、今日は家族のために、自ら肉を焼いて切り分ける。
ヘイン母は、ヘインの白血球の数値を上げるために、体に良い献立を自ら考えると提案する。
ヘイン母とヒョヌ母は、あれこれと適切な食材を相談し合う。
今までバラバラで家族を思いやることをしなかったヘイン一家、ヘインを助けるために家族が一つになった。
両家族が、仲良く話し、笑い、和気藹々と焼肉を食べる光景に、ヘインは胸がいっぱいになる。
その夜、ヘインはヒョヌの壊れたドライヤーがうまく使えず、ヒョヌに髪を乾かしてもらう。
「新しいのに買い替えなくていい。毎回あなたが乾かして。」と甘えるヘイン。
ヒョヌが、「他にやってほしいことはないか」と聞くと「髪を乾かすだけでいい。そのために毎日私のそばにいて。それ以上は求めない、尽くさないで。」と答えるヘイン。
実はヘイン、最近、物忘れが酷くなっていた。
ヘインは「起こりうる記憶障害や感覚障害や言語障害は人ごとだと思ってたの。だけど今、その通りになった。だから次の段階を思うと恐ろしくなる。次の段階になった時、あなたといたくない。今は十分幸せだから、更に悪くなったらあなたは私から離れて。それが望みよ。」と告げた。
切なくて胸が張り裂けそうなヒョヌは、言葉にならない。

スチョルはヒョヌの兄ヒョンテを“師匠”と呼び、ボクシングを教えてほしいと頭を下げた。
「目の前にウンソンがいたのに、殴るどころかかすりもしなかった!家族を守るべき時に何もできないなんて!」と情けない自分を嘆いた。
ヒョンテは、短時間でマスターできる、強いヤツを1発殴る方法を伝授する。
奥義は2つ。
・過剰反応:大げさなリアクションをして相手に大したことないと油断させる。
・打たれ強さ:殴られても殴られてもへこたれない体力を養う。
「殴られっ放しで油断させた後、会心の一撃を食らわす。殴られるのは勝者になるための手段だ」とヒョンテ。
スチョルはさっそく練習を開始した。

ヒョヌはヨンドゥリにグレイスを呼び、ヘイン一家に会わせて、会長の9000億の裏金の件を話す。
その裏金が、今はマレーシアではなく香港経由で韓国にあると聞き、驚く一同。
「香港の幽霊会社が韓国の投資会社5社に投資し、香港の会社は廃業。廃業したからカネの返済義務はない。その会社の主はモ・スリ。」とヒョヌが説明。
全額がスリのものになるのかと怒り心頭のボムジャ。
だが、グレイスによると、裏金の在り処をスリも知らず、血眼になって探っているということだ。
さらに、グレイスの調べによって、クイーンズ画廊のチン社長が京畿道に持っている5000平米の倉庫に裏金があると分かった。

グレイスは、ヘイン一家を連れて“トラストストレージ”という倉庫にやって来た。
一家は倉庫を利用したい卸売り業者に成り済まし、スタッフに案内してもらう。
そこは空調が完備され、絵画が保管されているという。
中国人の卸売り業者に成り済ましたスチョルがデタラメな中国語を使い、絵画を見せてもらうことに。
その間に、ヘインから連絡を受けたヒョヌは“トラストストレージ”の事務所へ向かった。

その頃、ウンソンは前会長宛ての郵便物を見て、“トラストストレージ”の存在に気づく。

ヒョヌは、かつて裏切られたドラレコデータの復元業者の男を連れて事務所に潜入。
事務所のパソコンを解析させた。
そしてヘインと合流。
絵画を使った資金洗浄であることがわかった。
香港のカネで新人の絵を10〜20倍の高値で購入し、その9割以上の額を現金で払い戻してもらうという方法。
では、そのとんでもない量の現金はどこにあるのか。
さらにパソコンの解析を深める必要がある。。
ヒョヌとヘインを残し、一行は帰って行った。
事務所に戻ってきた“トラストストレージ”のスタッフはモニターが故障してることに気がつく。

夜になり、外は雨が降り出した。
ヒョヌはヘインが寒くないように自分のコートを着せてあげて、「濡れるといけないから待ってて」と言って、車を取りに走って行った。
ヘインはめまいがしたので、しゃがんで待っていた。
しばらくして、傘を差したヒョヌが戻ってきた。
なんだか様子が変。。?
「お腹すいた。2人で食事をしよう。」というヘインを、ヒョヌは車に乗せ走り始める。
すると後ろから、猛スピードで車が追いかけてくる。
追いつ追われつ、激しいカーチェイスとなり、なんとか撒いたかと思いきや、その車がすごい勢いで前方に現れた。
そして、その車から降りてきたのは、なんとヒョヌ!?
驚いたヘインが運転席を見ると、それはヒョヌではなくウンソンだった。
ヘインは、一時的に、人の顔を認識できなくなってしまったのだ。
大切なヒョヌの顔でさえも…

<エピローグ>
ヒョヌとヤンギは、ネットの書き込みを呼んでいた。
ウンソンが記事を出したせいで、ヒョヌは「横領した」だの「元妻の財産目当て」だのと、散々な言われようだった。
しかしヒョヌは、まったく意にも介さない。
ところが、ヘインへの誹謗中傷には黙ってられない!
「離婚したばかりなのに尻が軽い」だの「余命わずかもウソだろ」だの。
怒り心頭のヒョヌ。
「証拠を保存してまとめて告訴だ!ただじゃ置かない!」と画面を睨みつけるヒョヌだった。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第10話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第10話

前話はこちら↓

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ヘインの弟スチョルは、ヒョヌの兄ヒョンテのボクシングジムにやって来る。
そこには、たくさんのヒョヌが獲得したトロフィーや表彰状が並んでいた。
実は、ヒョヌは、ボクシングがめちゃくちゃ強い。
相手の攻撃を先読みする“頭脳派ボクサー”だったのだ。
攻撃を誘ってかわし、相手が疲れたところで素早くカウンターパンチ。
兄ヒョンテですらノックアウトされたことがあるほどだ。

ウンソンの不動産詐欺の仲介業者ピョン・ソンウクとその子分たちに襲われるヒョヌ。
多勢に無勢でピンチかと思いきや、ヒョヌは1人で次々に倒していく。
そして事前に通報しておいた警察も到着し、ピョンは現行犯逮捕された。
警察の取り調べを受ける、ピョンはウンソンに電話をかけるも出なかった。

ヨンドゥリにいるヘインの前に現れたウンソン。
「病気だと知ってる。君には時間がないから俺は手段を選ばない。病気のことを両親は知らないんだろう?守りたい人たちが傷つく姿を見たくなければ、早く戻って来い。期限は2日後の記者会見。」と脅迫。
そこへスチョルが現れ、怒ってウンソンに襲いかかるが難なくかわされてしまった。
「俺がウンソンに騙されたせいで家族がこのザマだ。ダヘやゴヌは元気でいるのか!?」と泣きつくが無視して立ち去る。
「バカね!騙す方が一枚うわてなの!だから泣き止んで!」とヘイン。
ヘインはスチョルに、ウンソンが来たことを内緒にさせた。

アメリカのマンションでスマホゲームばかりしてるダヘも、実はスチョルのことを心配していた。
ウンソンから電話が来て、「スチョルは、お前をただじゃおかないと激怒してる」ウソをつかれた。
肩を落とすダヘ。
その頃、ダヘとゴヌが心配で、会いたくて会いたくて枕を濡らすスチョルだった。

帰りが遅いヒョヌを心配するヘイン。
深夜にようやく帰ってきたヒョヌはケガをしていた。
「どうしんたんだ、誰にやられたんだ」と問い詰めるヘイン。
「大したことない」というヒョヌだが、ヘインは心底心配して、薬を塗って手当てをした。
ヒョヌは「相手は出国禁止にした例の仲介業者。不利な戦いだったが、僕はボクシング経験者で打たれ強いから、これくらい痛くない。僕が勝った。」と説明。
ヘインは「また同じ状況になったら逃げるのよ。約束して。」と警告。

翌朝、全員集合の朝食の食卓で、顔にケガをしているヒョヌとスチョルを見て、家族は2人がケンカしたのかと問い詰めるが、「義兄さんは強すぎて相手にならない」とスチョル。
ヒョヌ父は、ヒョヌが昔からスポーツも勉強もよくでき、文武両道であることを自慢した。
車で出勤するヒョヌを見送るヘインは、顔に近づき、傷に薬を塗り、絆創膏を貼り、なんだか新婚のようないい雰囲気に。
ヒョヌは出発を遅らせ、ヘインとの時間を過ごした。
「あの頃に別れていたら、傷を負うこともなく、結婚をせずにいい思い出だけを胸に暮らしていたはず。」とヘイン。
「違う。こうなると分かっていても同じ選択をした。そばにいる時、なぜもっと気遣えなかったのだろう。。」とヒョヌ。
2人は見つめ合った。

ウンソンは母スリに「ヘインと結婚する」と宣言した。

ヒョヌが出勤すると、“不正行為により待機命令”と人事告示されていた。
使われていない、散らかった狭い部屋に左遷させられるヒョヌ。
ウンソンが現れて「不正行為の証拠は人事委員会で明らかになる。ヨンドゥリに行ってヘインに会った。あれ?初耳?」とドヤった。
ヒョヌは、昨夜、ピョンを警察に引き渡したことを告げると顔色が変わるウンソン。
すっとぼけるウンソンに「ご心配なく。真相究明は僕の特技なので。」とヒョヌ。

意識不明の会長は、ウンソンの独断で転院させられたため、その行方が分からないまま。
モ・スリはグレイスを呼び出し、「百貨店の社長にするから、そのかわりに働いて。会長を捜して。」と告げた。

ボムジャは、ヨンソンにハンカチを返した。
(先日、ボムジャが泣いていた時にヨンソンの母が差し出してくれた)
ヨンソンは「つらい時泣くのは三流、我慢するのは二流、肉を食べるのが一流。次はたくましく肉を食べなさい。」と励ました。

ヒョヌ父は選挙に負け、里町の座を奪われてしまった。
新里町となったパクは、ヒョヌ父の積み上げてきた功績をことごとく消しにかかり、ヒョヌ父は傷つく。

ダヘと連絡がつかず落ち込むスチョル。
ふと見ると、スマホゲームをしているヒョンテの息子ホヨル。
スチョルは思い出す。
かつて、ダヘと一緒に夜な夜なゲームを楽しんでいたことを。
さっそくログインしてみると、“ゴヌのママ”が2時間前に接続していたことが分かった。
ホヨルを抱きしめるスチョル。

グレイスの前にヒョヌとヤンギが現れた。
グレイスは良家の子女の縁談を取りまとめていたが、謝礼に不満があると手段を選ばず離婚させていた。
さらに美容事業において脱税も発覚。
ヒョヌは、それらをネタに、こちらの味方になるように打診した。
この期に及んでもなお、報酬を求め、損得勘定であふれるグレイス。
すると背後にボムジャが現れ、グレイスの頭をバックでぶん殴る!
ボムジャは「刑務所に行きたい?私の経験から、あんあたは刑務所で嫌われる。」と告げると、グレイスは仕方なくこちらの仲間になった。

ヒョヌ、ヤンギ、ボムジャ、グレイスは、コナンの事務所で密談。
グレイスの調査報告を踏まえ、ソウルから車で1時間以内の位置する病院に絞って探すことに。
「あっちは殺伐としていたが、こっちは家族的で協力的でいいわ。みなさんお元気で?」とグレイス。

ヘイン母は、ヒョヌ姉ミソンのすすめで、噂好きの村人たちの謝罪を受け入れることになったが、プライドの高いヘイン母と、歯に衣着せぬ村人たち。。なかなかうまくいかない。
苛立つヘイン母はカフェインを求めてコーヒーショップへ。
ところが、カードが止められていてコーヒーを買うことができない。
そこへやってきたヒョヌ母が、まとめて買ってくれた。
ヒョヌ母は、「お礼は不要、働いて代金を払って」と農作業を手伝わせた。
ヘイン母は高級服を脱ぎ、作業着を来て、木に実っている梨に保護カバーを被せる作業。
上手にできず、年下の外国人労働者に教わりながらこなし、ヘトヘトになった。

ナ秘書はヘインに呼ばれ、車でヨンドゥリへ。
ダンボールを1箱、持ってきた。
ナ秘書は「元夫の実家にいるなんて。偽装結婚でしょ。愛を感じる。」と言い、ヘインは全否定。
しかし、「ヒョヌが会社でどんな扱いを受けているか、誰のために我慢してるのか」という話を聞き、怒ったヘインはウンソンに電話。
ヒョヌが告示された“不正行為”が何なのか問い詰める。
裏金?横領?顧客リストの流出?。。
ウンソンはヒョヌを貶めるため、何でもいいからでっちあげを仕組んでいるのだ。

ヘトヘトクタクタのヘイン母。
農作業の報酬は4900ウォン。
そこからコーヒー代を引いて1700ウォンを貰った。
ヘイン母は、体を動かしてたくさん働いたので、お腹が減り、夕飯をたくさん食べ、睡眠薬なしでグッスリ眠った。

里町の座を失って元気のないヒョヌ父は、ヘイン父と2人で酒を飲み、“財閥モノ”のドラマを一緒に見た。
ヘイン父は本物の財閥の実情を教えてくれたw

ヒョヌはヘインを外に呼び出し、ウンソンが何しに来たのか問い詰める。
ヘイン「百貨店に戻れ、家に戻れと言われた。」
ヒョヌ「家に!?一緒に暮らすと!?赤の他人なのに!?」
ヘイン「私達も同じでしょ?」
ヒョヌ「ぜんぜん違う!夫婦だった!」
ヘイン「今は違う。あなたは十分にやってくれた。待機命令の件、なぜ黙ってたの?不正行為が理由よ!横領や収賄なんて簡単にでっちあげられる!私もあなたまで心配する余裕はないの!自分で解決するわ!無関係のあなたに被害が及ぶのは負担なの!」
ヒョヌ「なぜ線引きするんだ!僕は君のために…」
ヘイン「何もしないで!私なりに方法を探す。」
ヘインは部屋に戻ってしまい、1人取り残されたヒョヌ。

翌朝、ヒョヌ母は農作業から戻ると、外からヘインの部屋まで道標のようの葉っぱが落ちていた。(☆)
笑う母。
ふと、ヘインの部屋から声が聞こえる。
ヘインは医師と電話していた。
「薬は飲んでるが最近頭痛がひどい。自己注射は毎日。腫瘍は広がってないので他の問題ですか?」と。
聞いてしまったヒョヌ母、まだ寝ているヒョヌの部屋へ行き、問い詰める。
ヒョヌは病気と余命のことを打ち明ける。
ヒョヌと母は泣いた。
そして、離婚を考えていたヒョヌが、ヘインの余命を知って「もう少し辛抱すれば死別できる」と離婚をやめた事実に、ヒョヌ母は「あんたは最低だよ!」と泣きながら叱った。
ヒョヌは「ヘインはすべてを知りながらもここに付いてきた。だから、僕が留守の時、ヘインを面倒見てやって。。」と涙ながらに頼んだ。
ヒョヌ母は、朝からたくさんの料理を用意し、ヘインに精をつけさせるべく肉を勧めた。

スチョルはスマホゲームで“ゴヌのママ”(ダヘ)が接続するのを待っていた。
そしてついに来た!
スチョルはさっそくメッセージを送る。
驚くダヘ。
どうせ悪口だろうと無視しようとするが、“ゴヌの予防接種記録”が送られ、「どこにいても忘れるな。注射の時は“サメの家族”を歌って。」と。
ダヘはスチョルの思いに胸を打たれた。
ダヘは目に涙を浮かべながらも、黙ってログアウトした。
うなだれるスチョル。

ヘインが出かけようとすると、ヘイン母と鉢合わせ。
母は「こんな時にソウルへ?ウンソンと会ったそうだけど、自分だけ助かるつもり?まさか、すべてあなたが仕組んだの!?」といちゃもん。
呆れ果てたヘイン、「好きに考えて」と吐き捨てる。
そこへ、トラクターに乗ったヒョヌ母が現れて、タクシーが来る場所までヘインを乗せていく。
道中、ヘインは「お義母様、お世話になりました」と言った。
母は「遠くに行く人みたいに言うんだね〜」と言って隠れて泣いた。

ヘインはクイーンズ社にやって来た。
社内はざわつき、ヒョヌの耳にも入る。
ヘインはウンソンと一緒に「ウンソン会長就任会見」へ。
会場にはたくさんの記者が集まる。
ヒョヌも急いで会場に駆けつけ、ヘインに「どうしてここに?これが君のやり方か?」と聞くと「これが確実で近道よ」と言い残し、会見へ向かった。
ヘインがウンソンの方に付いたのかと、呆然とするヒョヌ。

その頃、ボムジャとグレイスは会長の転院先を見つけ、急いで向かった。

ウンソンは、会長就任と共に、ヘインとの結婚発表もするつもりだ。
会見が始まる。
ウンソンは新会長就任の挨拶。
そして、世に出回った無責任な憶測やデマに苦しめられたが、 真実は1つ、全ては前会長の意志であり、これを証明し払拭するため、友人で有能なヘインを百貨店の社長に復帰させると発表した。
ヘインの挨拶。
会場の片隅でヒョヌが見守る。
ヘイン「皆さん、ホン・ヘインです。ユン新会長大学時代から長年の友人です。そんなユン会長に…脅迫を受けました。」
ざわつく会場。
ヘイン「元夫のペク・ヒョヌさんに濡れ衣を着せ刑務所に送ると。証明できる音声もあります。私は社長に復帰できません。余命宣告を受けたからです。」
さらにざわつく会場。
驚き言葉を失うウンソン。
涙目でヘインを見つめるヒョヌ。
ヘインはヒョヌを見つけ、見つめる…

<エピローグ>
4年前
クイーンズ百貨店の社員の飲み会。
上司から無理やり飲まされそうになるインターンのヘイン。
ヒョヌはヘインを庇い、自分が酒を飲んだ。
飲み会終わり、ヘインは怒っていた。
ヘインを追いかけるヒョヌ。
ヘイン「かわいすぎる!酔うとかわいいの!他の女の前で酔ってかわいくなるのは許さない!」
ヒョヌ「二度としません。。」
ヘイン「肝に銘じて!ヒョヌさんが酔うと胸がときめく!あなたの必殺技よ!よそで使っちゃダメ!」
ヒョヌは「うん、使わない」と言って、ヘインの頬に触れた。
ヘインもニッコリ。

現在
兄ヒョンテと飲むヒョヌ。
ヒョンテ「飲み過ぎだ。帰ろう。」
ヒョヌ「今も同じかな?僕が酔ってかわいかったら、ときめくかな?」
ヒョンテ「だったら離婚してない。」
ヒョヌ「でも、僕はヘインを見ると胸がときめく〜ヘインを見ると嬉しくて胸がときめく。会えないと会いたいし、会っていても会えなくなりそうでたまらなく怖い。。それなのに僕に“何もしないで”って言うんだ。負担だって。。」
ヒョンテ「嫌いなんだよ。」
ヒョヌ「傷に絆創膏を貼って薬も塗ってくれた。」
ヒョンテ「愛情が残ってるって?本人に聞けよ〜。」

帰り道
「好き、嫌い、好き、嫌い。。。」
と葉っぱをむしりながら歩くヒョヌ。
それはヘインのいる部屋の前まで続く。
「好き、嫌い、好き、嫌い。。お!好き?ほんと?ははは!僕は違うのに〜。僕は愛してる。愛してるヘイン。」
部屋の中から、ヘインが聞いていた。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第9話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第9話

前話はこちら↓

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ホン一家の自宅前には“土地保証金を払え!”と抗議デモをする人々やマスコミが集まり、ヘインたち家族は家に帰れずに困り果てていた。
母の元にグレイスから電話があり、裏口には誰もいないと聞き行ってみる。
ところが、グレイスは見えない所に密かに記者を待機させていた。
グレイスは到着した一家を車から降ろさせる。
そして、会長がモ・スリに宛てた委任状に「本人不在の際、クイーンズタウンの管理をすべて委任する」と書いてあることを告げ、スリの命令により、社用車、運転手、携帯電話、法人カード、家と会社の鍵をすべて取り上げた。
怒るヘイン母に、隠れていた記者がカメラを構える。
ホン一家にあるのは、グレイスがまとめた簡単な荷物だけ。
そこへ1台の車が現れた。
ヒョヌだ!
一家を車に乗せ、記者のカメラから一家を守り、その場を脱出。
ヒョヌは「実は会長が転換社債の特約で家族を連帯保証人に。そのため不動産、株式、銀行口座が凍結。」と説明。
途方に暮れ、絶望する一家。
記者に追い回されないように安全な場所へ避難すると言って、ヒョヌはヨンドゥリに車を走らせた。

ヨンドゥリに到着し、ヒョヌが車から降りると「心配してたぞ!」と出迎えるヒョヌの家族と村人たち。
姉ミソン「クソ財閥家から逃げて正解よ!落ちぶれていい気味!因果応報ね!」
兄ヒョンテ「偉そうにしやがって!ザマァ見ろってんだ!」
姉ミソン「あのメギツネを忘れて気楽に生きればいい!」
そして、ホン一家が車から降りてくる。
ヘイン「メギツネも一緒にきました…」
気まずいヒョヌ一家w
ヒョヌはホン一家を実家にお連れしようとするが、ヘイン母は「1人で帰る!」と言い張って歩いて行ってしまう。
ところが、道端に落ちていた牛糞を踏んでしまいパニックw
転びそうになった所をヒョヌ母に助けられ、意気消沈w

ヒョヌ一家は戸惑いながらもヘイン一家を温かく迎え入れ、肉を焼き、短時間にたくさんの料理を用意してくれた。
ヘインはヒョヌにお礼を伝え、迷惑なので明日には出て行くと言った。
しかし、ヒョヌは「僕が一番安全で安心できる所はここだ。君が元気になったら口出ししない。でも今は君が折れて。ただそばにいてくれ。」と言った。
ヘインは「こんな時に一緒にいて幸せになれる?」と言うが、「不幸が薄まる。今日は他のことは考えず、少しだけ不幸を薄めよう。」と励ますヒョヌ。

庭のテーブルにたくさんの料理が並び、みんなで夕飯。
ため息が止まらず暗いヘイン一家。
特に落ち込んでいるのはスチョルだった。
財閥のお坊っちゃまスチョル、料理も食べず、ヤカンの水も飲まず、天然に失礼な態度を取るスチョルに、ヘインがキレてぶん殴ったw
「ヤカンの水を飲みな!!!」
ドン引きするヒョヌ一家w

姉ミソンと兄ヒョンテは食後の皿洗いをしながら、ヘインにヒョヌとの復縁を聞いてみた。
「今は赤の他人以下。ですので誤解や期待、こじつけはおやめに。」ときっぱり
腹を立てたミソンは「復縁なんてこっちから願い下げ!メギツネめ!」と怒った。

ヘイン父母とスチョルは、離れの部屋を用意してもらった。
床も温めてくれた。
「ご迷惑おかけして…」と恐縮するヘイン父。
「短い間だったが親戚同士だった。困った時はお互い様。」とヒョヌ父。
財閥のお坊っちゃまスチョル、狭い浴室や使い古されたタオルに愕然とする。
しかし、何より辛いのは、ダヘとゴヌがいないこと。
「ウンソンにまんまと騙された!」と怒りをあらわにした。

クイーンズタウンを手に入れたウンソンとモ・スリ。
ウンソンは怒っていた。
スリに「ヘインの家族はどこに!?」と問い詰めるも、「知らない。ヘインは忘れなさい。これからは楽しく暮らしましょう。」とのんきに答える。
ウンソンは語る。
「俺が施設に入った日、母さんは“あなたに会いたくても愛ゆえに我慢する”と言った。だけど、あの言葉はウソだと分かったんだ。愛してるなら我慢できない。ヘインをこの家に呼び戻す。母さんと違って、彼女のことを考えるだけで胸が苦しい。俺は我慢できない。母さんと俺のゴールは違う。あなたが俺を捨てたように俺もあなたを捨てて別のものを選べる。」と。
ウンソンは部下にヘインを捜させた。

ヒョヌ家の離れ。
ヘイン母「ここは地獄ね…」
ヘイン父「地獄に絹の布団はない、床もこんなに温かくない。」
薄い布団にくるまって泣きじゃくるスチョル。

ボムジャは外に出て長男ボムソクに電話をかけ、「お兄様!お父様が大変なの!お父様がああなったのは私のせいだ…」と号泣した。
そこへ、ヒョヌ父の友人ヨンソクの母(認知症)が来て、ボムジャの隣に座った。
そして、泣いているボムジャにハンカチを差し出した。
ボムジャは「父が病気なんですーーー!」と大号泣。
ヨンソク母はボムジャの背中をトントンしながら、「泣きなさい。思いっきり泣くのが一番よ。きっと大丈夫。」と優しく慰めた。
そして母を捜しに来たヨンソクに連れられて帰って行った。

ヘインはヒョヌのピンクの音楽プレイヤーで音楽を聴いていた。
収められている曲がどれもこれもヘイン好みで不思議な感覚になる。
ヒョヌにメールで聞くと、その音楽プレイヤーはヒョヌの物ではなく、ハニル外国語学校へ転校した1日目に校庭で拾ったのだという。
思い当たる節があるヘイン、音楽プレイヤーをよく見ると、“H”の文字が。
ヘインは自分が落とした物だとようやく気付いた。
そして、同時に、あの時、校庭で転んで擦りむいたヘインの膝に絆創膏を貼ってくれた男子学生がヒョヌだったと分かった。
ヘインは「私を愛するために生まれてきた男なの?一瞬で恋に落ちてずっとこれを持っていた。一目惚れをしたのが私だと知ったら気絶するわね。。」と独り言を言って嬉しそう。
「その子が美少女だったから忘れられずに今もこれを持ってるのね」とメールすると、別の部屋にいたヒョヌが慌ててやって来た。
あの時の子が美少女だったと言わせたいヘインVSヘイン以外の女の影を知ったことで怒らせたくないヒョヌ。
「美少女でインパクトがあったから今も引き出しに大事にしまってるのね」とヘイン。
「全然おぼえてない!ただ拾ったから何となく引き出しにしまってるだけ!」とヒョヌ。
ヒョヌが美少女に一目惚れしたと認めないため不機嫌になりヒョヌを追い出すヘイン。

翌朝、早くに出勤するヒョヌは、そっとヘインの部屋に来て、太陽の光でヘインが目を覚ましてしまわぬようにカーテンを閉めてあげた。
朝食の準備をするヒョヌ母。
目覚めたヘインは手伝い申し出るが何もできず、ヒョヌ母の人参を切る手さばきや手際の良さに感動と同時に興味津々。

一日も早くヨンドゥリを出たいヘイン母だったが、実の姉から関わりたくないと言われ、別荘に行くことを断られてしまった。
ヒョヌ姉のミソンは、きれいになった高級パンプスをヘイン母に渡すが「あげるわ」と言われ大喜び。
お礼に美容室で髪をセットしてあげることに。
すると、噂話好きの村人たちが現れて、ヘイン一家が一文無しになり夜逃げして来たとギャーギャーと話し始め、ヘイン母が、牛糞を踏み、泣くわ喚くわ大騒ぎだったとバカにして笑う。
村人たちはヘイン母の存在には気がついていない。。
きまずいミソン。。
ヘイン母は立ち上がって「夜逃げしたわけじゃない!少しの間いるだけ!ペク家の世話にはなりません!人を何だと思ってるの!」と怒って立ち去ってしまった。
プライドを傷つけられ、身も心もズタズタのヘイン母、ヒョヌ母が用意した朝食をすすめるが、「朝は炭水化物を控えてます!」と空腹なのに意地を張って断る。

クイーンズ社。
最年少で会長となったウンソンが出社し、会社の前に多くのマスコミが待ち構え、注目度の高さがうかがえる。

ウンソンは、さっそく会議を開き、海外市場開拓の拠点として2025年を目標に海外法人を設立すると理事たちに宣言。
流通事業の基盤となる法人設立の費用は約1400億ウォンの予定だと言う。

前会長の裏金の在り処を探るウンソンだが、横領したソンチーム長ですら、その行方を知らないと弁護士から報告を受ける。
そこへヒョヌが現れる。
会社を乗っ取られてもいまだ法務理事んのヒョヌ、「状況が変わっただけで仕事は仕事」だと平静を装っていたが演技だと見破るウンソン。
ヒョヌは「転職準備中。弁護士の就活は現職中の方が有利なため、1ヶ月は働くことを了承してくれ。」と頼み了承を得た。
これもヒョヌの演技で嘘だ。
ウンソンはヘインの居場所を尋ねるが、「車を取られれ電話も繋がらないので分からない。居場所が分かったら教えてほしい。」とヒョヌはすっとぼけた。

クイーンズ乗っ取り計画の一員だったグレイスは、てっきり社長や理事にでもなれると思っていたのに、モ・スリにエステ店を続けたらいいと言われ、ウンソンからは渡米してチョ理事の所へ行けと笑われた。

ヒョヌは、ウンソンに復元したドラレコ映像のデータを渡した“チュソンテック24”の男を見つけ出し接触し、データを取り返した。
ヒョヌとヤンギはドラレコ映像を見て、そこにイノシシの餌を撒くダヘが映っていることを確認。

スチョルはダヘが残した置き手紙を泣きながら読んでいた。
「私はあなたより5つ年上。すべての経歴はウソ。ゴヌはあなたの子じゃない。お金持ちで頭の悪いお人好し。施設で何度も会ったのに、大人になって再会した時覚えてなかったよね。昔のように今回も私とゴヌを忘れて。簡単よ、あなたは頭が悪いもの。」
スチョル号泣。

ダヘはその頃、アメリカのマンションでスマホゲームに夢中。
するとゴヌが泣き出してしまった。
泣き止ませるために何かないかとおもちゃ箱を探し、施設時代にスチョルからもらったウサギのぬいぐるみをゴヌに持たせる。
すると、すっかり泣き止むゴヌ。

ヒョヌとヤンギは車内で密談。
「ウンソンは株を奪うために新規事業を餌に2兆ウォンの投資詐欺を働いた。それを立証し、仮差押えを解けば、ウンソンから経営権を奪える。奪われた株はウンソンのやり方で奪い返す。」とヒョヌ。
2人は土地補償金を求めて、クイーンズへ抗議デモを行っている人々を尋ねる。
ヘイン社長の夫である法務理事ヒョヌは、デモ隊によって生卵を投げつけられる。
それでもヒョヌが話を聞くと、「相場の5倍で契約したのに、リゾート施設の件が白紙に戻ったから2倍にしろと言われた」と怒っている人々。
二重契約による詐欺だった。

ヨンドゥリにいるヘイン父は、これまで仲間だと思っていた友人達に電話をかけるも、みんな電話に出ず繋がらない。
途方に暮れるヘイン父。
ヒョヌ父は、景色のいい場所にヘイン父を誘い、マッコリを飲む。
グビグビの飲み干し、酔い潰れてしまったヘイン父。
「家長だから家族に“全部問題ない。解決する。明日ソウルに帰るぞ。”と言ってやりたいが、そんな状況じゃない。だから家族の顔を見たくない。親友に電話して2000万貸してくれと生まれて初めて言った。検察の捜査もあるし記者に追われてる人に金を貸すと誤解されると断られた。」とこぼす。

家の外でナ秘書と電話していたヘイン。
そこへ自転車で現れた甥ホヨル。
「里のネットカフェは僕の縄張りなので、ここにいる情報が漏れないようにしてある。まかせて!」とホヨル。
ヘインは「よろしくねー!」と言ってホヨルと別れた後、また記憶が飛んだ。
しばらくして、ヒョヌの家の布団で目が覚めた。
ヘイン家族もヒョヌ家族も心配で、ヘインを囲んで見守っていた。
「大丈夫、寝不足で貧血なだけ。」と答えるヘイン。
みんなの心配する様子に「貧血なんかで大げさな〜」というヘイン母。
ヒョヌ母は、それでも倒れたことは心配なので、明日ヒョヌとソウルの病院へ行くように言った。
ボムジャはヘイン母を外に呼び出し、「娘が体調不良で倒れたというのにひどい言い草だ。ヘインがかわいそう!」とたしなめた。
病気のことを言いたくても言えないボムジャは、もどかしくて苛立つ。
「後悔のないようにヘインに優しくして!」とボムジャ。

ヘインが倒れたと聞き、急いで帰宅したヒョヌ。
しかし、逆にヘインに問い詰められることに。
それは最近のヒョヌの会社での行動について。
・シャツに卵の汚れが付いていた
・パソコンで土地売買契約書の書類を見ていた
・抗議デモ中の地主に会っている
ヘインはナ秘書から、会社でのヒョヌの行動を秘密裏に聞いていた。
「最近何をしてるの?私に秘密でどこまで調べたのよ?」とヒョヌを問い詰める。
ヒョヌはウンソンが行っている二重契約による不動産詐欺について説明する。
そして、仲介業者はもぬけの殻だったが、今週末に挙式を上げ、その後、海外へ高跳びする計画だとわかった。
しかし、ヒョヌが告訴したため出国禁止に。
まずは仲介業者を捕まえる算段だと話すヒョヌ。
ヘインには、この件に関わらず安全にしていてほしいヒョヌだったが、「黙っていられない。この最悪な状況を脱して、離婚した夫婦らしく別々に暮らして、あなたときちんと別れるのが目標なの。」と言うヘイン。
ヒョヌは、「ヘインの体調が許す限り一緒に行動し、1日も早く目標を達成できるよう、これからは情報を共有する。」と約束した。

広い邸宅で孤独なウンソン。
ヘインの部屋に残されたカードケースを探り、病院の診察券を抜き取った。

翌日、ウンソンは病院に行き、抜き取った診察券を使い、ヘインの診断書を再発行。
ヘインの病気と余命について知ってしまった。
ヘインの主治医を押しかけ、どうすれば助けられるのか問い詰める。
しかし、患者の家族ではないため、詳細を知ることはできなかった。

ヘインは検査のため、ヒョヌと一緒に病院へ。
主治医から、さきほどウンソンが来ていたと知らされ驚くヘイン。

意識不明の会長を世話をするモ・スリ。
ウンソンがやって来て、ヘインを百貨店の社長にすると言う。
自分が社長になるつもりだったスリは「会長が死なずに意識が戻らない今の状態を維持できれば、21%の持ち株を動かす力は私にある。」と告げた。

しばらくして、スリが用を済ませて会長の病室に戻ると、会長はいなくなっていた。
ウンソンがスリに内緒で転院させたのだ。
計画が崩れることを恐れ、「死んだらどうするのよ!」と怒るスリ。

ヒョヌはヘインに帰るコールをして車に乗った。
途中、ヒョヌの車を尾行している車に気づく。
ヒョヌは見事な運転さばきで撒いたかのように思ったが、その車が目の前に現れた。

ヘインは、家の外に出てヒョヌの帰りを待っていた。
1人の男が現れ、ヒョヌかと思って近づくが、それはウンソンだった…

ヒョヌの前に現れた男は、捜していたウンソンの不動産詐欺の仲介業者ピョン・ソンウクだった。
訴訟の取り下げをヒョヌが断ったことから、怒って、チンピラを引き連れて襲いにきたのだ。
殴り合いになるヒョヌ…

<エピローグ>
高校生のヒョヌは、ピンクの音楽プレイヤーを落とした子が、あまりにきれいだったので、忘れられず、学校内を捜し回った。
そして、大人になった今でも、その子のことを鮮明に覚えているとヤンギに話す。
「どこで何をしてるのかな」
その子がヘインだとも知らずに。。。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第8話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第8話

前話はこちら↓

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<4年前>
ヒョヌとヘインは水族館デート。
人気スポットなのに、お客さんが誰もいなくて2人きり。
不思議なことにBGMも好みの曲に切り替わる。
ヒョヌは「2人きりになれるように宇宙全体が助けてくれてるみたい。レストランも遊園地も僕たちだけだった。宇宙全体が僕たち2人を応援してる。だから結婚しよう。」と言って、ひざまずき、ヘインの指に指輪をはめ、プロポーズした。
実は、2人のデートは、ヘインによって、すべて“貸し切り”にされていた。

<現在>
ドイツに行った記憶をなくしてしまったヘイン。
ショックで涙が止まらないヒョヌ、胸を痛めながらも、ドイツに行ってから今日までのことを話して聞かせた。
ドイツで治療ができなかったこと、離婚届を書いたこと、それ以来、険悪な仲になっていること。
「僕が君に何をしたか、どれほど君が僕を憎んだか思い出せ!」とヒョヌ。
思いを巡らし、すべて思い出したヘイン、後ずさりし、ヒョヌから距離を置く。
ヘインは「あなただけじゃなく、私も不幸だった。あなたのそばで人生を終えたくない。離婚しよう。」と告げた。

ヒョヌはヘインと離婚の話し合いをすることに。
ヒョヌ側の弁護士はヤンギ、ヘイン側の弁護士は、なんとヴィンツェンツォ!www
ヴィンツェンツォの放つただならぬオーラにビビるヒョヌとヤンギ。
ヴィンツェンツォは、ヒョヌの出した離婚理由「性格の不一致」では、ヘインの性格に難ありととらえられてしまうため、「多忙により疎遠となり、今後は友人として互いの幸せを祈る」に変更を提案。
ヒョヌは「好きにしてください。どんな文言でも真の理由とは違うので。」と答えた。

帰宅時、ヘインは車の中から、線路を走る電車を見つめて思い出す。

まだヒョヌと結婚する前。
ヒョヌはヘインを地下鉄に誘った。
ヒョヌは「憂さ晴らしがしたい時は地下鉄に乗り、市内を何周もしながら乗客を眺めてると時間を忘れ、車窓から漢江に沈む最高の夕焼けを見るんだ。」と言って、実際にヘインに夕焼けを見せた。
ヒョヌとヘインは手をつなぎ体を寄せ合って夕焼けを見た。

ヘインは運転手に家じゃない場所へ行くように言った。

ヘインは、身辺調査で分かったヒョヌの行動を実際になぞってみる。
校庭でブランコに乗り、バッティングセンターでは意外な才能を見せ、定食屋に入り席につく。
すると、壁の向こうにヒョヌとヤンギがやって来た。
ヘインは見つからないように声を変え、身を潜めた。
2人の会話を盗み聞きし、ヒョヌの「僕はヘインのそばにいたかっただけ」という言葉が胸に残る。

誰もいない暗いオフィス。
ヒョヌの秘書は「調べるよう頼まれた薬ですが、悪性腫瘍の治療薬でした。抗がん剤と同様だと。」とウンソンに電話で報告していた。
驚くウンソン、首元のネックレスを触る。

<過去>
児童養護施設を訪問中のヘインは、犬に追いかけられて逃げていた。
ヘインは転んでしまい、犬に襲われそうになったところを、ウンソンが助けた。
その勢いでウンソンは転んでしまい、膝をケガしてしまった。
すぐに飼い主が走ってきて、「うちの犬にケガしたらどうするんだ!高価な犬なんだぞ!」と怒ってウンソンを叩いた。
もう一発叩かれそうになった時、ヘインは間に入り、「やめて!犬が噛もうとしたのを彼が助けてくれた!」とウンソンを庇った。
すると、騒ぎを聞きつけてやってきたヘインの家族。
中にはウンソンの母、モ・スリもいた。
スリはウンソンには目もくれず、ヘインだけを心配して部屋に連れていった。
ヘインはウンソンの元に駆け寄り、膝のケガにハンカチを巻き、「ありがとう」と言った。
1人取り残されたウンソン、足元に落ちていたヘインのネックレスを拾った。

ウンソンは、そのネックレスを今も付けているのだ。

ヒョヌの行動をなぞっていて帰りが遅くなったヘインはタクシーで帰宅。
ヘインの帰宅を待ち構えていたウンソンは、離婚したのにヒョヌを会社に残すことに反対した。
ヘイン「彼は会社に必要だから、本人が平気なら構わない。」
ウンソン「会社に必要なのも、君に必要なのも俺だ。」
ヘイン「ヘルキナの出店を諦める。あなたの尽力には感謝してる。あなたを利用するつもりだったけど…」
ウンソン「利用しろよ!そのために来た!俺の思いが分かるか?」
ヘイン「私が知るべき?」
ウンソン「他の人には無理でも俺なら叶えられると君に見せたかった。」
ヘイン「私が離婚したからそんな話をするのね。あなたのために離婚したわけじゃない。一緒にいることで彼を不幸にするから離婚したの。」
ウンソン「すべて失ってもそんなことが言えるのか?その時も俺は必要ない?」
そこへモ・スリが現れ、ヘインはペコッと挨拶して立ち去った。

グレイスもまた、ヒョヌを会社から追放させるべく、ヘインの母を焚き付ける。

ヒョヌ母は、ヘイン母を呼び出す。
ヒョヌ母はヒョヌが離婚届を用意していたことを謝罪した。
ヘイン母「ヒョヌが盗聴した。お金のためか離婚のためか知らないけど、今更どうでもいい。離婚したから。」
すでに離婚が済んでいるとは知らなかったヒョヌ母は驚いた。
ヘイン母「釣り合わぬは不縁の元と言うでしょ?結局うまくいかない。だから反対したんです!」
ヒョヌ母「反対を押し切ってまで結婚するほど愛し合った時間もあったはず。残念な結末ですが、2人の幸せだった時間まで傷として残らないいことを私は願ってます。」
ヘイン母「当人同士は合意したので、家族がでしゃばってお金を要求しないでください。会社も辞めるように説得を。未練がましいったらない!会うのもこれっきりに!」
ヘイン母はそう言って立ち去った。
涙が溢れるヒョヌ母。

ヨンドゥリでは、ヒョヌの家族が母の帰りを待っていた。
元気のない母を察して、今夜は出前をとることにした。

横領したソンチーム長と、それを決済をしたチョ理事のツーショット写真に写り込んでいた、もう一人の第三者がつけていた腕時計。
購入者リストを調べてもらった結果、そこにモ・スリの名前があった。
ヒョヌは、男性用の腕時計をいったい誰に。。?と考えを巡らす。

ウンソンは車でヘインを尾行していた。
すると、突然割り込んできた車が。
ヒョヌだった。
ヒョヌは、秘書がウンソンに薬のことを電話で報告した時、実は背後でそれを聞いており、秘書を問い詰め、ウンソンがヘインの病気を調べていると分かった。
ヒョヌは「今後もヘインを尾行したり何かしたら黙ってない。」と警告。
ウンソンは「最終的に俺が彼女のそばにいる。じきに分かる。」と言い返す。
そう話すウンソンの腕に、例の腕時計を見たヒョヌ。
モ・スリとウンソンの関係に気づく。

ウンソンはスチョルを訪ね、複合リゾート施設予定地の近くにある軍用施設が、移転予定を取り消したと報告。
軍用施設が移転してこそ完成する、スチョルの考える複合リゾート施設。
国交省にツテがあると余裕をかましていたのに、結局役に立たなかった。。
「おじいちゃん(会長)にまた怒られる」とビビり倒すスチョルは、ヒョヌに助けを求める。
「だから立地調査をしろとあれほど言ったのに」と呆れるヒョヌ。
ヒョヌは国防省に出向き、ある提案をする。
おかげで、問題は見事すっきり解決。
会長も「ヒョヌは頭がいい!」と笑顔で安堵した。
ところが、問題は解決したはずなのに、複合リゾート施設の投資家たちはこぞって資金を引き上げると告げた。
あわてるスチョル。
「会長の金庫番が検察調査を受けていると顧問弁護士から聞いた。これは重要な問題だ!」と投資家。
もうダメだと落ち込むスチョル。
ウンソンは自身の投資会社パイワン社が単独で投資すると申し出る。
大喜びの会長、副会長、スチョル。
会長がウハウハで契約書に押印しようとしたその時、ヒョヌが部屋に入ってきた。
ヒョヌ「会長、転換権条項をご再考ください。問題があれば会長の持ち株6.7%がパイワン社に渡るので慎重にご判断を。」
一理あると揺れる会長と副会長。
ウンソンはすかさず「今日、契約できないなら手を引きます。」と言う。
会長は少し前にモ・スリから言われた言葉を思い出す。
「決断の時が来るそうです。“大金を出すと言われたら迷わず受け取れ。それで会長と会社が助かる。反対する者がいたら、それは裏切り者なので排除するように。”と、狩りの時も命を助けてくれた祈祷師が言っていた。」と。
会長は「私は人に3回の機会をやる。だが、君はヘインを裏切り、盗聴器を仕掛け、今日は契約を妨害した。スリーアウトだ。出ていけ!」と、スリの言葉通りにヒョヌを裏切り者と考え、排除した。
出て行くしかないヒョヌ。
ほくそ笑むウンソン。

ヒョヌは、会社内で、カードキーもIDも抹消されて使えなくなり、保安部に、社員証と電子機器を置いて、直ちに退室するように言われてしまった。
そこにヘインが来て助けてくれた。
ヘインは「屈辱に耐えてまでなぜ居座るの?もう我慢しなくていい。」と言うが、ヒョヌは「僕は好きでここにいるんだ。」と答え、自分のことよりもヘインの体調を心配した。

ヒョヌが会社を出ると、目の前にボムジャの車が止まった。
「轢き殺される前に早く乗って!」とボムジャ。
ひと気のない屋上駐車場までやって来て、2人は話す。
離婚の理由は女かと問い詰めるボムジャだが、ヒョヌは否定。
何としてもヘインのそばにい続け、自分を陥れようとした人物を見つけると宣言した。
その人物に心当たりがあるというボムジャ。
モ・スリではないかと言うヒョヌに驚くボムジャ。
そこで、ボムジャは名探偵コナン・パクによって分かったモ・スリの正体をヒョヌに教えた。「数十年も他人に成り済ましてた。本名はオ・スニョン。息子が1人いて現在34歳。オ・スニョンは死亡届が出てる。」と。
そして、一緒にスリを探ろうと誘った。

翌日、ボムジャはヒョヌにコナン・パクを紹介。
一緒にコナンの調査報告を聞く。
調査報告によると。。
オ・スニョンが服役中に出産した男児は、ホン家別荘の猟場近くにある児童養護施設に預けられたことが分かった。
そこは10年前まで会長とモ・スリが支援していた施設だった。
そこで3人は、猟場の管理人夫婦に会いに行き話を聞く。
夫婦の話によると。。
10年前の火事で施設は閉鎖、園長も亡くなった。
当時施設にいたクイーンズ奨学生の少年が、犬の餌に毒を混ぜて警察に補導された。
その少年がウンソンに似ていた。
その少年はその後渡米、奇しくもウンソンは国際養子でアメリカで育っている。
ヒョヌは点と点が繋がり、モ・スリとウンソンが親子であると確信した。

すっかりモ・スリを信じ切っている会長は、「議決権の行使、生命維持治療の決定」に関して、いっさいの決定権をスリに委任する書類にサインした。

会長80歳の誕生会の準備。
ウンソンを家族席にするか否かで、スリとヘイン母が揉めていた。
そこへボムジャがやって来て、「ここの女主人はお義姉様(ヘイン母)よ!誰に指図してるの!」と睨みつける。
すると、スリの指に光る指を見つけるボムジャ。
それは母の形見の指輪だった。
ボムジャは激怒し、会長に猛抗議。
「仕事人間でも昔はこんなじゃなかった!分別がないの!?長男を追放し、次男はバカ扱い。今は誰が残ってる?お父様をしゃぶり尽くすこの女だけよ!この女は刑務所帰りだし、子供もいるのに他人に成り済まして生きてきた!」と。
スリはその言葉に傷ついた芝居をして「私は貧しい育ちだけど悪事には手を染めなかった…あんまりだわ…会長、もう無理です。私が家を出ます…」と泣いて指輪を外し、会長の肩にもたれる。
会長は怒って「いいかげんにしないと、精神科にぶち込むぞ!」とボムジャに怒鳴る。
ボムジャはキレて、スリの髪を掴んで振り回す。
会長はボムジャを叩き、「出ていけ!」と怒鳴った。
ボムジャは泣きながら、「お父様、どうか長生きしてね…」と言って部屋から出て行った。

ボムジャの手にはモ・スリの髪の毛が握られていた。
それをそままコナンの事務所へ持っていき、ビニール袋に入れる。
バックからウンソンのクシを取り出し、それもビニール袋へ。
DNA鑑定をするのだ。
ボムジャのお手柄だ。
父に殴られ心身ともにボロボロで号泣するボムジャをヒョヌが背中をトントンして慰める。

会長80歳の誕生会で、スチョルはあるサプライズを用意しているようだ。
会長に喜んでもらえると自信満々のスチョルは「今日が人生最高の日になる。」と笑顔でダヘに伝えた。
そして「先に行ってるね」とダヘの髪を撫で、タキシードを着て会場へ。
その後、ダヘは息子ゴヌを連れて空港へ行き、携帯をゴミ箱に捨てて飛行機に乗った。

スチョルの仕切りで会長の誕生会が始まった。
ホン一家やウンソン他、たくさんの人が集まり、会長の誕生日をお祝いする。
スチョルは、「我がクイーンズアミューズメントパークにも、ミッキーやトトロに匹敵するキャラクターをいる!私がデザインしました!」と自信満々に発表。
満を持して用意していたサプライズ企画だ。
会長がモデルだという“マンスンイ”の登場!
そのヘボさに凍りつく会場。。
下を向いて失笑する人々。。
会長も不機嫌に。。
会場の空気には気づかないスチョルだが、ダヘが来ていないことに気づく。

ヒョヌとボムジャはコナンの事務所でDNA鑑定の結果を待っていた。

スチョルはダヘに電話するが繋がらず。
家を捜すがどこにもいない。
テーブルの置き手紙を見つけ、慌てて家を出た。
そして、まだ上手に乗れない自転車で、何度も転びながら必死にダヘを捜す。
涙を流してダヘとゴヌの名前を呼ぶスチョル。
「ゴヌはパパがいないと眠れないのに…」と。
その頃、機内で眠れずに泣き叫ぶゴヌ。。

誕生会が終わり、会長はモ・スリと将棋を指していた。
そこへヒョヌから電話が。
スリが近くにいると察したヒョヌは「聞くだけで結構です。」と言って、DNA鑑定の結果、モ・スリとウンソンが親子関係だったこと、ウンソンが株を集めていて9.6%が渡ってしまったこと、すぐに転換権条項を外すべきだと告げた。
会長は「ひとまず分かった。あとでかけ直す。」と言って電話を切った。
「王手!私の勝ち!」と笑うスリ。
会長はみるみるうちに体調が悪くなり、呼吸が苦しそうで言葉が出てこない。
スリは、将棋の時、会長の鼻を触りながら考える癖を利用し、駒に毒をつけていた。
「呼吸器に達すると10分で麻痺症状が出る薬。ご心配なく、死にませんから。死んだら委任状が無意味になる。昏睡状態なら、私が会長の法定後見人と議決権代理人になれます。だから2〜3ヶ月ほど寝たきりで死を迎えて。私のために。」と告げた。
椅子から落ち、床に倒れる会長。
スリは「ヒョヌとボムジャは正しかったのに、どうして私を信じたの?」と、倒れる会長を見下ろした。

会長は救急搬送され、家族もみんな駆けつけるが、法定後見人(モ・スリ)の許可が下りないため会わせてもらえない。
「お父様に何をしたのよ!!!」とスリに食って掛かるボムジャ。
弁護士から「会長は心臓発作で意識不明の状態。その間は、法定後見人のモ・スリさんが全権を代行します。」と告げられる。
唖然とするヘインと家族たちとヒョヌ。
勝ち誇ったように振る舞うスリに、「息子のウンソンと会社を乗っ取る気ね!!」とブチキレるボムジャ。
それを聞いて驚くヘインと家族たち。
開き直るスリ。
手も足も出せず途方に暮れるホン一家。

ウンソンのパイワン社は、最終的に持ち株31%でクイーンズの第2株主となる。
臨時株主総会を招集し、ヘインたち一家はみんな解任されてしまう。
会長の全権を代行するモ・スリと、第2株主のウンソンによって、完全に乗っ取られてしまったクイーンズ。
創業一家が経営権を奪われた初のケースとして財界に衝撃を与えたと、テレビのニュースでも大々的に報じられた。
ホン一家は、家からも会社からも姿を消した。

ヨンドゥリでもニュースは広まり、村人達はヒョヌ一家を心配していた。
嵐の中に1人で立つヒョヌを思うと胸が張り裂けそうだと言うヒョヌ父。
すると、1台の車がヨンドゥリに到着する。
ヒョヌが降りてきた。
そして、なんと、ヘインとヘインの家族も降りてきた…
姿を消したホン一家は、ヒョヌの故郷ヨンドゥリに降り立った。

<エピローグ>
ヒョヌの行動をなぞっていたヘイン。
定食屋で焼酎を飲み、壁の向こうに座るヒョヌの話を盗み聞き。
ヒョヌは「僕はヘインのそばにいたかっただけ。」と言った。
ヘインは「それを聞いたら私もそばにいたくて…私だっていつまでも彼のそばにいたい…もっと生きていた…」とポロポロと涙を流す。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第7話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第7話

前話はこちら↓

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ヘインの携帯に送られてきた離婚届の画像。
見せられたヒョヌは否定ぜず、自分が書いたものだと認めた。
さらに、ヘインが余命3ヶ月だと話した日に書いたと知り、ショックと同時に怒りがこみ上げ涙ぐむ。
ヒョヌは「さっき僕たちの錠前を見つけたんだ。」と言って涙ぐむが、ヘインには響かなかった。
ホテルに戻り、起こる元気もないヘインは呆然と荷造りをする。
ヒョヌの話を聞く気にもなれず、スリッパのままホテルを出て行ってしまった。
「愛してる」と言ってくれたこと
イノシシから守ってくれたこと
ヨンドゥリで見つけ出して抱きしめてくれたこと
サンスーシ宮殿で思いを確かめ合ったこと
いろいろ思い出して涙がこぼれ落ちるヘイン。
気づくと道路の真ん中に立っていた。
トラックに轢かれそうになるも、危機一髪でヒョヌが助ける。
呆然とするヘイン「また同じことがあったら助けないで…」とつぶやいた。
ヘインは、唯一の救いだったヒョヌに、悲しみのどん底に突き落とされてしまったのだ。

ホン家
スチョルはダヘに打ち明ける。
ボムジャ(ヘインの叔母)がヒョヌと内緒話をしているのを見たと。
1人ドイツに行ったヘインを心配したボムジャが、ヒョヌに付き添うべきだと言った時だ。
何を内緒にしてたのか。。気になるダヘ。

検査の結果、ヘインは白血球やリンパ球の数値に改善はなく治療薬も効かなかった。
医師はヒョヌに「生きる意欲を失わないように手助けを。愛・欲望・憎悪などの執着が生の原動力になる。」と言われる。

ヘインは治療を諦めて勝手に退院。
ヒョヌが止めるも「私が死ぬから内心喜んでるくせに」と言われてしまう。
ヒョヌは覚悟を決めた。。
医師の「憎悪が生の原動力になる」という言葉。。
ヒョヌは態度を一変し、「君との生活にウンザリした。正直、君が余命3ヶ月と聞き、“助かった”と思った。訴訟なしで離婚できるならありがたい。帰国したらあの家を出ていこうか?それとも、遺言書のために君のご機嫌を取ってあげようか?」と口早に言ってヘインを怒らせた。
そして、怒りで拳を握るヘインに向かって「とことんやれよ!好きにすればいい!!」と怒鳴った。

クイーンズ社では、金庫番ソンチーム長の横領事件で、会長にも捜査が及ぶことを懸念していた。
「代わりにボムジュンが捕まればいい」という会長。
「代わりにスチョルが捕まればいい」というボムジュン。
「嫌だ嫌だ」のスチョル。
醜い内輪揉めが始まる。
この悪い状況により、スチョルが進める複合リゾート事業への投資の件が反故にされる可能性や、ヨム会長(会長のライバル)に横取りさせることを危惧し、契約を急ぐことに。
そしてついに、リゾート契約締結式が開かれ、ウンソンとスチョルによって契約が成立してしまった。
ヒョヌとヘインは一緒に帰国するも、怒っているヘインはヒョヌを無視して1人でサッサカ歩いて行ってしまう。
契約締結はテレビのニュースでも大きく報じられ、帰国したヒョヌも空港で目にすることに。

契約締結にこぎ着けたウンソンたち、クイーンズ乗っ取り作戦会議。
工事開始後に、許認可の問題があると投資者に情報を流せば、投資会社と証券会社は早期償還条項を発動させる。
この時、ウンソンが投資撤回分の支援と転換社債の投資を持ちかける。
同時に検察の調査も本格化。
横領でホン一家が逮捕されたら、そのタイミングで社債を株に転換、既に株は4.9%確保済みだから、筆頭株主となる。
そして、このタイミングで離婚問題も出るため、目障りなヒョヌも片づくと。
「完璧なシナリオ!」と喜ぶグレイス。
しかし、1人浮かない表情のダヘ。

ヘインは、ヒョヌの離婚に関する調査を自らがやると申し出た。
「徹底的に調べさせる!少しでも不正が見つかったら民事と刑事の両方で訴えてやる!」と怒りがみなぎっていた。
それはもう、家族が引くぐらい。。

ヒョヌは友人ヤンギと会い、「泣いてるヘインを見て胸が苦しくなった。僕は何をやってるんだ。。」と弱音を漏らした。
「あんなに別れたがっていたのに。愛情が残ってるのか?」と不思議に思うヤンギ。
ヒョヌは、自分への怒りでも復讐心でもなんでもいいから、ヘインに何かに集中してほしかった。
「助けないと。。」とつぶやくヒョヌ。

帰宅したヒョヌ。
スチョルに、「工事は直ちに中止に。年間の売上予想は5000億ウォンだが、別の会社の試算は890億。変だろ?立地調査の前に契約したのは…」とアドバイスするが、聞く耳持たず。
ヒョヌは諦めて会長室に。
室内への携帯の持ち込みを禁じられた。
会長はボールペンをカチカチやりながら「君が離婚しようがしまいが興味ない。だが、盗聴し、ヨム会長(会長のライバル)と組み、検察に売ったのは許さん。横領の件も君の仕業か!?」と聞く。
ヒョヌは2枚の写真を出した。
横領したソンチーム長と、それを決済をしたチョ理事の、ゴルフ場でのツーショット写真。
もう1枚は、チョ理事と監査法人代表ファン・ビョンウのツーショット写真。
チョ理事とは、ウンソンと乗っ取り計画を企む仲間だ。
「チョ理事はソンチーム長の横領を見逃した上に、監査法人とグルになって会長を検察に売った。それには黒幕がいて、その人物が盗聴器を仕掛け、僕の部屋に受信機を置いたのでしょう。黒幕が誰かは分かりません。」とヒョヌ。
黒幕が分からないため、会長は「信じられない!」と怒った。
その様子を、ナポレオンの絵画に仕掛けたカメラから、ウンソンが見ていた。
ウンソンはチョ理事に電話をかけ、「ヒョヌが理事を調べています。急がないとマズい。」と言った。

ヒョヌの兄ヒョンテは、家族に内緒でクイーンズ百貨店の株を買っていた。
コソコソ携帯でチェックし、値上がりしてるとニマニマしているところを姉ミソンに見つかった。
ヒョンテは株を売った。

変な夢を見たというヒョヌの母は、ヒョヌに電話をかける。
ヒョヌは会長室に持ち込みを禁じられたため、部屋の外に携帯を置いていた。
部屋の外にいたヘインの母がヒョヌの電話に出た。
ヒョヌの母はヘインの母が電話に出たので驚いた。
ヘイン母「ヒョヌのせいで我が家は大変なことになっている。離婚の準備もしていた。」
ヒョヌ母「この前、離婚の話は聞きました。結婚生活にはいろいろとあるし、解決したものかと。当人たちの話を聞いてみては?」
ヘイン母「私は絶対に2人を離婚させます!邪魔はおやめに!」
電話が切られてしまった。

ヒョヌの父は、里町選のために、ヘインに梨を食べてもらおうと、仲間と話し合っていた。
その矢先、ヒョヌが本当に離婚すると聞き崩れ落ちる父。
「選挙活動してる場合じゃない…」とつぶやく。

ヘインの母は、ヒョヌの母が事前に離婚話を知っていたことに怒っていた。
「何も知らないヘインを利用したのよ!」とモ・スリに愚痴る。
スリは「母親が興奮しちゃダメ。当人の気持ちは?」と宥める。
そこへ、離婚話を聞きつけたボムジャ(ヘインの叔母)がやって来た。
ヘインの母はボムジャに「ヒョヌの味方をするなんて。人を見る目がなさすぎる。だからいつも裏切られるのよ。」と呆れた。
スリはヘインの母に「離婚は慎重にね。時代は変わっても離婚すれば女は傷物に。身近にもいるけど。」と言って、チラッとボムジャを見た。
スリの正体を知るボムジャ、問い詰めてやりたいところだが、探偵コナン・パクに止められてた。
「最高クラスの魔物。今、責め立てたら証拠を隠されてバカを見る。彼女の息子を捜し出すことが先決だ。それまでは感情を抑えて!」と。
ボムジャはグッと堪えた。

ヘインは離婚届にサインして、ヒョヌに見せた。
ヘインは「いつ、どんなふうに出すのか決めるのは私よ。有能な弁護士を使って追い出すときは悲惨な目に遭わせてやる。」とヒョヌを睨みつけた。
ヒョヌは「わかった。わかったけど、ウンソンと親しくするな。ずっと音沙汰なかったのに、巨額の投資話と提携話を手に現れるなんて下心があるはず。猟場の事故現場をとらえた動画の復元を業者に依頼したら、そこにウンソンが現れたんだ。」と言った。
ヘインは「彼が詐欺師でも、私は騙されない」と言い切ったが、ヒョヌは「僕には騙されただろ?2度は騙されるな。」と忠告した。

翌朝からヘインは、朝からステーキを食べ、ど派手な真っ赤なスーツに身を包み、完全な戦闘モードになった。
社員達は“クジャク注意報”だとため息を付いた。
クジャク注意報とは、ヘインは不機嫌なほどに服装が派手になるため、雄のクジャクのように派手な時は最悪なので要注意であるとのこと。

そしてヒョヌへの攻撃が始まる。
ヒョヌの法務部には監査が入り、書類もファイルも何もかも押収され仕事にならない。
すでに決済した大量の案件が、再度法務部に戻され、仕事が山積みに。

ヒョヌの部下たちはため息をつくが、ヒョヌは闘志満々のヘインにホッとした。

間に挟まれるヒョヌの秘書、ヘインの秘書は「最大の危機だ」と頭を抱え、2人の鉢合わせを避けるべく、スケジュールをシェア。
ところがヘインの気まぐれで予定が崩れ、2人はエレベーター前で鉢合わせ。
ヒョヌの部下たちもヘインの部下たちも、バチバチ険悪な雰囲気に下を向くしかない。。

ウンソンたちの口車に乗せられたクイーンズの理事たちは、投資先に不正が見つかり大ピンチ。
急いでチョ理事に電話するも、チョ理事は、その頃、すでに韓国を離れていた。

ウンソンはホン家の家政婦を手中に収めており、ヘインのゴミ箱から大学病院の明細を手に入れる。

横領したソンチーム長と、それを決済をしたチョ理事のツーショット写真に、もう一人、第三者の腕が写り込んでいた。
その腕にある腕時計。
ヒョヌは百貨店の顔なじみの女性店員に写真を見せて、腕時計のことを尋ねた。
それは10点のみの限定品で特別仕様だと分かる。
ヒョヌは購入者の名簿を見せてくれと頼んだ。
母親の医療過誤訴訟でヒョヌに恩がある女性店員は、特別に見せてくれた。

スチョルは、ダヘが見守る中、補助輪を付けて自転車の練習。
母は「危ないからやめて!」と過保護に騒ぐ。
スチョルはこれまで、自転車やスキーなど、滑り台でさえも、「転んだら危ないから」と母から止められてきたため経験がない。
「僕は転んだことがない!ゴヌには父親として自転車くらい教えたいんだ!」と母に口答えするスチョル。
ダヘはそれを見て胸が傷んだ。
その時、ダヘのか携帯が鳴る。
慌ててその場を離れて話す。
「アッパーウエストの部屋を大家が売るので話を進める。契約は今月末。」と言われ、「2週間以内に渡米します。」と答えるダヘ。

ヘインは秘書からヒョヌに関する報告を受ける。
ヒョヌは、よく屋上庭園で女性の名前を口にするという。
ヒョヌは庭園で何かを探すように「ヨンスク〜ヨンスク〜」と呼んでいる。
ヘインには思い当たる節があった。

ボムジュン(ヘインの父)は、ヒョヌの見張り2人から報告を受ける。
・退勤後1人でバッティングセンター
・1人で定食屋で夕飯
・自宅前の小学校で1人で歌を歌いながら持久走
・帰り道に野良猫に餌やり
愛人や権力者との接触の気配が皆無。
携帯には、離婚したいはずの妻ヘインの写真。
それも、とても美しく撮れており、100%愛を感じる。
ヒョヌのことが不可解でしかたないボムジュンでしたw

ヒョヌは、身辺調査も監査結果も完全にシロだった。
唯一あるとすれば、時々、数百万単位で下ろす時がある。
現金を下ろしたあとは必ず花を買っている。
秘書が調べると、今日もキム・ミンジ宛に花を買っていた。
「花束と現金を手に女に会いに行ってるのね!」と確信を持つヘイン。
花の届け先へ行ってみると葬儀場だった。

キム・ミンジとは。
余命宣告を受けてから他人に対して同情や共感を覚えたヘイン。
病気の母親が手術を拒んでいると悩み、トイレで泣いていた女性社員に同情し涙を流したことがあった。
その女性社員がクレーム客に絡まれると、ヘインは自ら助けたこともあった。
その女性社員がキム・ミンジ。
病気だった彼女の母親が亡くなったのだ。
葬儀場にはヘインの名前で花と香典が送られていた。
わけも分からず驚くヘイン。
ミンジは社長が直々に葬儀に来てくれたことに感激して涙を流した。
どうしていいか分からないヘインだったが、ミンジを抱きしめ、背中をトントンした。
ヒョヌは、社員やその家族の不幸の際、ヘインの知らぬところで、ヘインの名前で花や香典を送りフォローをしていたのだ。

ヘインと秘書は、葬儀場で食事をいただく。
ヘインはその葬儀場が気に入ったと話す。
秘書に「葬儀場を探しているのですか?」と聞かれてしまい、なんとかごまかした。
ミンジの母の葬儀では、故人の死を心から悲しみ、みんな泣いていた。
ヘインたちが参列するのは、弁護士や会計士はいるけれど、本心で泣いている遺族がいない葬儀ばかり。
「こんなお葬式は久しぶり」と言う秘書。

ヘインが葬儀場から出ると、弔問に来たヒョヌと鉢合わせ。
「なぜ花やお香典を?ムカつくから小細工はやめて。たとえ記憶をなくしても、されたことは忘れない。私が苦しんでる時に、あなたは私の手を離した。私に許しを請う時間はないの。今後あなたが何をしようとも、死ぬまで憎しみは消えない。だからあなたはじっとしてればいいの、私が失せろと言うまでは。」と吐き捨てるように言った。
ヘインは秘書から「社員を思うならケンカはおやめに」と諌められてしまった。

その夜、ヘインはウンソンと打ち合わせを兼ねた夕食を共にする。
ルキナ本社の提示する条件に腹を立てるヘイン。
ウンソン「契約をやめる?俺たちの条件を飲んだじゃないか。」
ヘイン「“俺たち”?」
ウンソン「…“君の”」
ヘイン「望みは何?」
ウンソン「離婚しろ。それが望みだ。」
ヘイン「ほっといて。あなたはいつも度が過ぎる。」
ウンソン「それぐらいで?君の隣が空いたら俺はどう?」
ヘイン「…」
ウンソン「度が過ぎるとはこういうことだ。」
ヘインは食事をせずに席を立った。
その時、目眩がして一瞬フラつくが、気力でふんばり、レストランの個室を出た。
急いで薬を飲もうとしたが、バックに入っていなかった。
薬はウンソンが持っていた。

ヤンギの調べによると、ウンソンは12歳の時に在米韓国人の養子になった。
ウンソンが養子に来た後、その家は豪邸に引っ越し、ウンソンは学費の高い私立に入学した。
養父母は酒が飲めないはずなのに、飲酒運転で事故死しているという。

ウンソンの部屋にモ・スリがやって来る。
親しげに接しようとするスリを、ウンソンは冷たくあしらう。
スリ「同じ敷地内に息子がいるなんて頼もしい。私達は壮絶な人生を歩んだ。でも後悔してないわ。私も息子と仲良く暮らしたかったけど、そしたら誕生日に肉も食べられず、制服を買うにも苦労したはず。いつか幸せが訪れると願っても、そんな日は来なかったでしょう。いい家でしょう?会長が細部にまでこだわり抜いたから。ついに私達がみんなを追い出して、この家の主なる。無念に思わないで。人生の順序を少し変えるだけ。これからは私達が裕福になって幸せになるの。」
ウンソンは「そんなに簡単か?会長には幸せだった頃の記憶がある。まだ奪えてない。のんきに過ごしてる場合かよ。」と警告した。

スリはウンソンからの警告を受け、さっそく行動に出る。
自身の印鑑やパスポートなどを会長に差し出して、「私が裏金を流用したことにして私が代わりに刑務所に行きます。」と申し出た。
「私には守るべき名誉ももないので気楽なもの。私一人が悪者になればいいのです。」と。
会長はスリの忠誠に感動し、信頼を深めた。

ヒョヌが車で帰宅すると、雨の中、ヘインが傘を差してしゃがみこんで猫に餌をあげていた。
ヒョヌは車を降りて駆け寄り、自分の上着を着せた。
ヒョヌ「何してるの?車は?運転手は?」
ヘイン「なぜ私はここに?最近よくあるの、時間が飛ぶし記憶も途切れる。」
最近は戦闘モードだったはずのヘインが、ヒョヌに優しい笑顔を見せて、楽しげに会話を始めた。
様子がおかしいと訝しむヒョヌ。。
「そんな目で見ないで。51%だって。ドイツで治療すればいいの。」と言うヘイン。
ヘインはドイツに行く前の記憶に戻ってしまった。
ショックで言葉にならないヒョヌは涙が溢れ、謝ることしかできない。。
ヘインは、泣いているヒョヌを抱きしめて、「心配しないで」と言って背中をトントンし、「愛してる」と笑顔で言った。
つらすぎて涙が止まらないヒョヌ。

<エピローグ>
4年前のある日、ヒョヌとヘインは、コーヒーを片手に屋上庭園を散歩していた。
ヘインは「この屋上庭園でタヌキを何度も見た。人がいない時に呼ぶと出てくるの。本当よ!名前はヨンスク!目がまん丸で可愛いの。きっと好きよ。」とウソを話す。
「こんな都会の真ん中にタヌキなんかいるわけない」と信じないヒョヌだった。
ところが、ヒョヌは今でも尚、ヘインの話を信じていた。
ヘインは「バカね。今も騙されてるなんて。私の言うことは信じるの。それで騙されて結婚したのね…」とつぶやく。
屋上庭園。
人目を忍んで「ヨンスク〜ヨンスク〜会いたい」と叫ぶヒョヌ。

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Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第6話

前話はこちら↓

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ドラレコのデータは復元に成功していた。
業者の男が再生してみると、そこにはスチョル(ヘインの弟)の妻ダヘの姿が映っていた。
ダヘは穴の空いたフェンスの外側に、イノシシの餌を撒いていた。

ダヘは家族だけが持つキーカードを使ってエレベーターに乗り、ヒョヌとヘインの住居階へ。
一緒にいるのはウンソン。
ヒョヌとヘインの留守を狙い、2人はヒョヌの部屋に忍び込み、携帯の懐中電灯を使って、様々なものを物色する。
ダヘもまた、ウンソンのクイーンズ乗っ取り作戦の仲間なのだ。
身分を偽り、年齢を詐称し、スチョルを利用するために結婚。
家族の前で見せるおしとやかな嫁の姿は偽物だった。

ウンソンは引き出しからアルバムを見つけ、見てみると、ヒョヌとヘインの仲良し写真が。
そして最後のページには胎児のエコー写真が収められていた。
ダヘは「仲悪そうに見えるけど、実は好き合ってるのに、互いに気付いてないだけ。だからすれ違うのよ。」と言った。
ウンソンはさらに引き出しを物色し、金庫を見つけた。

ヒョヌとヘインは、ドイツのサンスーシ(“心配がない”の意)宮殿の前で、お互いの思いを再確認し、抱き合ってキスをした。
宮殿の管理人に「愛し合ってるんですね〜。でも別の場所でやってもらえませんか?私も愛する妻の待つ家に帰らないといけないんです。」と、そこをどくように優しく促された。
2人は歩いて移動。
途中、ヘインは落としたスカーフを拾う時、走る少年の姿を見る。

ホテルに戻ったヒョヌとヘインは屋上でカップ麺を食べる。
ヘインが、一度は食べてみたいと言うからだ。
3分待つ間、ヘインが話し出す。
「私が死んでも祭祀はしないで。景色とワインを楽しみながら私を思い出して。」
「訃報記事にも気をつけて。美談を入れて。」
「お葬式では敵対してた人々が来るから気を引き締めて。悪口が出たら訴えて。」
「たぶん誰も泣かないから、あなたが適度に泣いて。私の死を惜しんでほしい。私のいない世の中を嘆いてほしい。」
「結婚前に書かされた遺言書(ヒョヌが譲り受ける財産はない)の内容を書き直す。」
ヒョヌは、死を覚悟したようなヘインの言葉に胸がつまる。
当初は、余命宣告されたヘインに優しくすることで、財産を受け取れるよう遺言書を書き直させるのが目的だったのに。。
「ありがとう。でも、君が完治を宣言された時に書き直して。」と答えるヒョヌ。
2人はラーメンを食べた。

ヒョヌの部屋を物色するウンソン。
今度は“チュソンテック24”という、ヒョヌがデータ復元を依頼した業者の名刺を見つけて写真を撮った。
ダヘはヘインの部屋から素敵なコートを持ち出し、勝手に着る。
ダヘ「金持ちの家に生まれてたらどうだったかな。人生は違ってたかな。」
ウンソン「羨ましい?」
ダヘ「スチョルよりは賢く生きてたと思う。バカなやつ。あんなに騙しやすいヤツはいない。お見合いの時、“姉にいじめられるから年上女性は嫌いだ”と言っていた。本当は私が5歳上だとも知ったらどうなるかなw」

ヘインの母は、パニック障害で虚弱体質なスチョルのために“死者すら生き返らせる”という貴重で高価な山参を用意していた。
そこへボムジャ(ヘインの叔母)がやって来て、「高く買うから私に売って!ヘインに食べさせるの!」と言う。
ヘインの病気のことを知らない母とスチョルは、「なぜヘインに!?」と驚き断るが、その理由を話せないボムジャはもどかしく苛立つ。
ボムジャはお酒をもって兄ボムジュン(ヘインの父)の部屋に行く。
間もなく娘を亡くすであろう兄を思うと、ボムジャは気の毒で居た堪れず、「気の毒なお兄様…」と涙を流す。
なんのこっちゃと意にも介さないボムジュン。

ヒョヌとヘインはドイツのホテルで2人きり。
ちょっと気まずい。。
別々の部屋で寝ようとするが、ヒョヌが「今日から一緒に寝てもいいか?」と聞くとヘインは「OK」と受け入れた。
2人はベッドに座り手を握りヒョヌが体を近づけると、ヘインが話しだしたため、ヒョヌはおあずけ状態。
「大学同期のイェナが、最近交通事故に遭い病院に搬送されると、夫が弁護士を伴って現れ、死ぬ前に遺言書の訂正をさせるべく、「今死なれては困る!」と騒いだと。妻よりもお金を心配をするなんて最低!クソッタレ!でもあなたは、病気のことを話した時「愛してる」と言ってくれた。その一言でどれだけ安心したことか。遺言書や名義や財産に興味のない夫。私が心配で遠くまで飛んできた。こんな男はいない。夫運だけは最高だわ。」と話すヘイン。
病気を知ってから遺言書を訂正させようと友人ヤンギと企み、ヘインに優しくしてきたヒョヌは動揺する。
その後、2人は一緒のベッドで眠り、ヒョヌはヘインの寝顔を愛おしそうに見つめて手に触れると、ヘインは握り返した。
そして、ヒョヌは教会へ行き祈りを捧げた。

翌朝、ヘインの元に研究所からメールが届く。
「フィルグラスチムという注射療法によって白血球を増やせる可能性があるため、可能性に懸けよう」という内容だ。

実は昨日、治療を断った研究所の医師に、ヒョヌは抗議をしていた。
「この研究所は世界中から支援を受けている。でも、予後が良好な患者を選び治療していたならデータは正確とは言えない。この100万ドルの支援は治療に対する感謝の対価。金銭的な利益を得ながらも何の治療もしないのなら、それは詐欺であるため、韓国で裁判をする。」と。
医師は、さらなる治療を約束した。

喜ぶヘイン。
ヒョヌは知っていたため「免疫ケアが大事だ。体温調節やタンパク質の摂取、ナマモノは敗血症の危険があるのでダメ」とサラサラと語る。
「詳しいのね」と驚くヘイン。

ウンソンはヒョヌの部屋で見つけた“チュソンテック24”に行き、ヒョヌが依頼したドラレコデータを回収。
グレイスは自身が運営する美容エステの施術室にダヘを呼び、ドラレコに映り込んでしまったことを怒った。
グレイスは「ウンソンに謝りなさい!あと少しだから気を引き締めて!あんたがタバコを吸う姿が防犯カメラに映る度に私が編集してるのよ!」と怒鳴りつけた。
ダヘがぷいっと施術室を出るとそこにはヘインの母がいた。
怒鳴り声に何事かと驚く母。
すっとぼけて誤魔化すグレイスとダヘ。
グレイスは母のマッサージをしながら、スチョルの進める“複合リゾート事業”がヒョヌのせいで白紙になりそうだと、またも焚き付ける。

早く“複合リゾート事業”を進めたいスチョルだが、「ヒョヌの言う通り慎重にやれ」と言う会長。
スチョルはヒョヌのせいで事業計画がうまく進まないと苛立つ。
そんなスチョルを笑顔で元気づけるダヘ。

<過去>
会長がモ・スリとヘインやスチョルを連れて訪問した児童養護施設
そこには、ウンソンだけでなく、ダヘもいた。
ウンソンは、ブランコに座るお坊っちゃまのスチョルにボールをぶつけた。
泣き出すスチョル。
そばにいたヘインは、ボールを投げたウンソンに食って掛かる。
ダヘは泣いてるスチョルに近付き、ハンカチで鼻をかませてやり、「将来結婚しよう」と頭を撫でた。
ヘインとウンソン、スチョルとダヘは、幼い頃すでに出会っていたのだ。

<現在>
幼い頃と同様に根性なしのスチョルを見て、「バカなやつ…」とつぶやくダヘ。

ホン一族の昼食会。
ダヘが抱く息子ゴヌを見て、ボムジャが「ゴヌはイケメンでスチョルに似ていない」と言う。
すかさずDNA鑑定は済んでいるというグレイス。
スチョルは「ダヘに失礼だ!親の悪口より許せないのは妻や子供の悪口だ!」と怒り、席を立った。
スチョルは妻ダヘも息子ゴヌも、とても大切に思い、愛していた。
「俺がダメなせいで、君まで軽く見られる…ごめん。尊敬してもらえるように頑張るよ!君のためにも事業を成功させるよ!」とスチョル。

ヨンドゥリでは、ヘインの動画によってバズり、観光客が増えていた。
“梨の産地ヨンドゥリ”を広めるために頑張ってきたヒョヌの父は「里町選挙はこれで優勢だ」と大喜び。
ところが、ヘインの動画をよく見ると、対立候補のパクがヘインにりんごを差し出し、ヘインもパクリと食べている。
梨ではなくりんごを食べている!
おかげで“りんごの産地ヨンドゥリ”となってしまったw
がっかりするヒョヌの父。

ホン家の邸宅に、防犯カメラの修理業者が訪れる。
業者は偽物で、グレイス立ち会いのもと、ヒョヌの金庫が開けられた。
ヒョヌが用意した離婚届が発見され、ニンマリのグレイス。

ヒョヌとヘインはドイツの街をデートを楽しむ。
新婚旅行時に訪れた“恋人たちが愛を誓う”橋へ。
そこには、愛を誓って、たくさんの南京錠が。
2人は自分たちの物を探すが、あまりにも量が多いので見つからなかった。
広場や噴水でゆっくりと休んでいる人々を見て、「時間のムダ。時間が有り余ってるから?贅沢ね。」と言うヘイン。
何も言えないヒョヌ。
ヘインは露店で“1年間幸せになれる”という、四つ葉のクローバーのキーホルダーを買った。

翌日、ヘインの検査にヒョヌも同行。
病気なのに体重が3キロも増えたと嘆くヘイン。
「残された時間もきれいでいたいの!死ぬまで美しいままでいる!」と、その場で変な運動を始めるヘインw
ヘインは看護師に呼ばれ、1人注射に向かった。
途中、走る少年を見るヘイン。
サンスーシ宮殿で見かけた少年だ。
ヘインは、なんだか気になって、そのまま病院を出て少年を追いかける。
ヘインが消えたと聞かされたヒョヌ、慌てて捜し回る。
街で人が倒れており、人だかりができていた。
ヘインかと思い駆け寄るが違った、よかった。。
すると、ヒョヌは服を引っ張られ、振り返るとヘインがいた。
「空腹なの」とヘイン。
ヒョヌはヘインを抱きしめた。
レストランに入りテラスで食事をしながら話を聞く。
ヘインが見かけた少年は、亡くなった兄だったという。

ヘイン9歳の夏休み。
家族で海に来たホン一家。
ボートに乗っていたら原因不明の事故が起こり、ヘインは海に落ちてしまった。
兄スワンは海に飛び込みヘインを救出。
しかし、スワンは助からなかった。
スワンを亡くした母は、ショックのあまりヘインを許すことができなかった。
それは今も尚。
ヘインは罪悪感が拭えず、スワンの代わりに生きていると感じている。
「人は死期が近くなると、その人を愛してた人が天使になって迎えに来る。だから私を助けて死んだお兄様が…時が来たから迎えに来たのかも。」とヘイン。
ヒョヌは「注射の副作用によるせん妄だ。天使じゃなくて幻覚だ。治療の過程にすぎない。病気に打ち勝つのは楽じゃないけど、乗り切るんだ。」とヘインを元気づける。
ヘインは「そうね。生き抜くわ。でも、あなたが死ぬ時は私が天使になって行く。」と言った。
ヒョヌは胸が詰まる。

ヒョヌはデータ復元を依頼している“チュソンテック24”に電話をかけるも繋がらない。
“チュソンテック24”は閉店していた。

会長の部屋には、ウンソンから贈られた大きなナポレオンの絵画が飾られる。
グレイスとウンソンを前に、大喜びの会長。
ウンソンは、スチョルの“複合リゾート事業”の話を振る。
会長は、ヒョヌの助言で外部のコンサルによって調査中であることを伝えると、ウンソンは「他社とも話を進めてるのでお気になさらず」と言う。
するとグレイスがすかさず「え!他社とも!?ヨム会長(会長のライバル)側も必死らしいですが、あちらとも?」と口をはさむ。
うなずくウンソン。
グレイスは「ヨム会長に奪われないか心配です〜」と芝居をして会長を焚き付けた。

クイーンズ社内では、金庫番であるソンチーム長の横領が発覚。
その額なんと130億ウォン。
ボムジュンは「額が大きいから捜査は広がりそう。父さんも召喚に備えておいて。もちろん検察に圧は掛けてみるよ。」と言うが、会長は「狙いは私だ!誰がやった!?」と怒りが収まらない。
会長は自室に戻り、モ・スリと将棋。
スリは落とした駒を拾う時、机に仕掛けられた盗聴器を見つけ、会長に報告。
一家が揃い、警備業者による説明を受けると、半径2キロ以内に受信機があるということだ。
業者により家中が調べられ、なんとヒョヌの部屋の引き出しから受信機が見つかった。
それと同時に金庫も見つかった。
一家が慌てふためく様子を、ウンソンが見てほくそ笑んでいた。
会長に贈ったナポレオンの絵画に仕掛けた監視カメラから。。

ヒョヌとヘインはドイツにいるため、一家に起こった昨晩の騒動を知らない。
母はヘインに電話をかけ、怒りながら一部始終を話す。
盗聴してた犯人はヒョヌだと。
ヘインはヒョヌの無実を信じ、母の話を鼻で笑った。

ヒョヌは友人ヤンギに電話をかけ、“チュソンテック24”に行ってもらった。
店は閉店、もぬけの殻。
ヒョヌは、念のため、事前に店の向かいの駐車場に車を止めていた。
その車のドラレコデータを送ってくれと頼み、いつ閉店したのか調べてほしいと頼んだ。
今は離婚専門弁護士だが、実は刑事事件も扱ってみたかったヤンギは、張り切って犯人探しに臨む。

ヘインはヒョヌに、家からの電話に出ないように言った。

ボムジャ(ヘインの叔母)は探偵コナン・パクから、モ・スリの調査結果を受け取る。
その内容は驚くものだった。
モ・スリは本名オ・スニョン。
しかし、オ・スニョンは30年前に死んでいる。
死亡の3年前には姦通罪で刑務所に入り、1990年8月、刑務所で男児を出産していた事がわかった。

ホン一家は、ヒョヌの部屋から見つかった金庫を業者に開けさせる。
中には離婚届が。

ヒョヌとヘインはドイツの夜の街を散歩。
明日検査結果が出るため、ヘインは「祈るべき?たくさんの幸運が必要だわ。」とつぶやいた。
ヘインは、一般人のように屋台の行列に並びたいと言い出した。
「普通がいい」と。
ヒョヌはヘインを行列に並ばせている間に、1人走り、昨日ヘインが買った四つ葉のクローバーのキーホルダーを、あるだけ全部買った。
幸運がたくさん必要だからだ。
そして、“恋人たちが愛を誓う”橋へ行き、新婚旅行時にかけた南京錠を探し出し、写真を撮った。

ホン家ではヒョヌのことを話し合っていた。
グレイスが「最近ヒョヌはキム・ヤンギという離婚弁護士とよく会っていて、そのヤンギは、ヨム会長(会長のライバル)の顧問法律事務所アポロンの所属。一家の盗聴ファイルが渡ってないか疑わしい状況です。」と焚き付けた。
すると会長は、「検察に告発したのもあいつなんだな!今すぐ呼び戻せ!!」と怒鳴る。

ヘインは無事に屋台でサンドイッチを2個ゲット。
横断歩道の向こうにヒョヌの姿。
お互いにニコニコで手をふる。
ヘインはヒョヌを待つ間、携帯の電源を入れる。
すると父からメールが。
添付画像を開くとヒョヌの書いた離婚届の写真。
驚きとともにショックを受けるヘイン。
ニコニコで駆け寄ってきたヒョヌ。
ヘインは、サンドイッチもヒョヌの買ってきた四つ葉のクローバーも、すべて叩き落し、画像を見せる。
ヘイン「否定して!違うと言いなさいよ!」
ヒョヌ「…僕が書いた物だ。黙っててごめん。」
地面に虚しく散らばる四葉のクローバー…

<エピローグ>
ヒョヌがヘインに告白した雨の日。
ヘインは車の中から、バス停でバスを待つヒョヌを見た。
自然と笑顔が溢れるヘイン、初恋だった。
運転手にバスを追うように指示し、ずっとずっとヒョヌを見続けた。

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