Netflix韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」第10話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第10話:旅で一番つらい場所

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ダウンはジアンとの面談。
幼い時から、自分のことよりも母や友人を優先してきたダウン。
友達の好きなものはよく知っているのに、自分の好きなものは知ろうともしなかった。
自分を大切にしてこなかった。
救うべき人は、他人ではなく自分自身だったのに。
そんなダウンに、ジアンは「他人の気分などは考えずに自分勝手になってみては?」とアドバイスした。
ダウンは好きな事を好きな時にやり、自分の願望を優先するようになった。
それによってダウンはスッキリとした気分になり、いい兆候だと言うジアン。
次に、ジアンは“褒め言葉日記”を書くように言う。
「小さなことでもいいので自分を褒めるんです。思いつくままに書いてください。」と。
「靴をきちんと揃えた」
「服を汚さずに食事ができた」
「自分を褒めることができて偉いと思った」
ダウンは、自分からの褒め言葉が何より嬉しく感じ、朝が来るのが楽しくなり始めた。

ミョンシン大学病院精神科では、暴れる統合失調症患者のエシンを看護師長が叱りつける。
「やめなさい!エシン!」
エシンは看護師長の妹だったのだ。
主任、ジョンラン、ユンさんは驚く。
看護師長は仲間の看護師たちに、妹の病気がきっかけで看護師になったと語りだす。
「最初は神経質なだけだと思ってたけど看護大で学んで統合失調症だと知り、精神科を選んだ。私に知識があれば、もっと早く病院に行けたのに…遅すぎた。最近、引っ越しの準備が重なり、エシンが薬を飲んでいないことに気づけなかった。」と言う看護師長をみんなで慰める。

「薬局から届いた薬の用量が、また間違っていた」とドゥルレがため息。
急ぎで交換を頼んでも、手順だ段取りだとなかなか対応してくれないという。
怒った看護師長は自ら薬局へ出向き、怠けてる薬剤師に向かってすごい剣幕で、「なにより患者を優先すべきでしょう!服用が遅れたらどうするんですか!ちゃんと仕事をしましょうよ!違う!!!?」と怒鳴りつけた。
精神科のナースステーションにはすぐに謝罪の電話が入った。
看護師長の雷が効いたとガッツポーズのジョンランたち。
「さすが看護師の母!母は子供を守るためなら何でもするのよ!」と主任もニッコリ。
その言葉にひっかかるドゥルレ。

ドゥルレの母は、いまだにドゥルレの家に入り浸っていた。
そこへ不動産屋がお客を連れてやって来る。
ドゥルレが家を売ったのだ。
母は「契約はキャンセルよ!」と追い払うが、ドゥルレの決意は固かった。
しかし母は「今度はお湯が出る家にしてね〜」と言う。

ダウンの表情はみるみるうちに明るくなった。
薬も合ってるし経過も良好ではあるが、完治ではない。
精神疾患は劇的に回復するもではないからだ。
しかしジアンは「朝が来たら起きて、3食食べて、夜になったら寝る。そんな生活が遅れるだけでも回復した証拠ですよ。」と、いよいよ退院を勧めた。

ダウンは、勇気を出して看護師長に電話をかけ、もうすぐ退院できると告げた。
喜んでくれる看護師長、「すぐに出勤するわよね?ダウンさんは大事な戦力なの。みんな待ってるわ。入院のこともみんなに言う必要はない。」と言ってくれた。

母もユチャンも退院と仕事復帰を喜んでくれた。
ユチャンは、退院祝いに、ダウンが大好きなヤンニョムチキンを作ると約束してくれた。
ダウンの仕事復帰を母が喜んでいたのを見て、ユチャンは自分の母も自分の再就職を望んでいるのではないかと考える。
ユチャン自身も再就職したいが、また発作が起きそうで怖いとダウンにこぼす。
ダウンは「もっと良くなってから考えれば?もしこのままでも、それも人生よ。大丈夫、きっと良くなる。私がいるもの!」と励ます。
ダウンとユチャンは親友同士として、今まで通りのワチャワチャに戻った。

病棟に戻ると、見たことある男性が。
かつてダウンの担当した患者ソンシクだ。

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ソンシクは、ミョンシン大学病院から転院を繰り返し、今はここハヤン病院に入院していたのだ。
さらに腎臓を悪くしてしまったため、再びミョンシン大学病院へ転院するという。
顔を合わせ、驚く2人。

ダウンはミョンシン大学病院に転院したソンシクが、「ハヤン病院保護病棟にダウン看護師が入院していた」と言いふらすのではないか、みんなにバレてしまうのではないかと不安に苛まれた。

いよいよダウンは退院の日。
担当してくれた看護師は「服薬を忘れずに。もう来ないで。」とダウンを見送る。
かつてダウンが患者にしていたように。

数週間ぶりの我が家に帰宅。
ジョンランと電話で話し、ソンシクが入院してくるのではないかと聞くが、ジョンランは知らなかった。
「会いたいから早く出勤して〜」とジョンラン。
ユチャンが退院祝いのヤンニョムチキンを持って来てくれた。
ゴユンに言うかどうか聞くと、ダウンは「まだ会いたくない」と答える。

その頃、ゴユンは大学の同期であるジアンに電話してダウンの様子を聞くが、「退院した」と言われ驚く。

看護師長と妹エシンは、新しいマンションに引っ越し。
しかし、統合失調症の妹がいるというと、マンションの住人たちは顔色を変え、2人の入居を拒否する。
契約も済み、引っ越しも済んだのに、住人たちによる総会後に住めるかどうか決まると言う。
「子供のいる家や女性の一人暮らしもいるから…」と婦人会長。

看護師長はすべての家を周り、事情を説明し理解を求めるが…
「静かにできるのか」
「報道されてるような危険なことはしないか」
「幼児がいるので不安です」

看護師長は荷ほどきできずにいた。
同僚たちは自分のことのように怒り出した。
「住人たちを訴えましょう!」と。
しかし看護師長は「法に訴えれば住めるけど、ただでさえ敬遠されてるのに、余計に住みづらくなる。窮屈な暮らしはしたくないわ。」と言った。

ダウンはユチャンの店に来た。
厨房からユチャンと母親の会話が聞こえた。
母「精神病院に入院した人を復帰させるなんて考えられない。仕事にも支障が出るし、同僚も嫌がるはず。」
ユチャン「俺も精神科の薬を飲んでるじゃないか!ダウンの前で言ったら許さないぞ!!」
ダウンは聞いてしまった。
鬱病の自分が看護師の仕事に復帰していいものか悩み込む。

ミョンシン大学病院にソンシクが転院してきた。
ダウンは仕事復帰の予定日を延長した。

ダウンは母に転職しようかなと言う。

ダウンの母は、ダウンが仕事復帰すると思ってよもぎ餅を作っておいた。
しかし、ダウンが出勤しないので、「よもぎ餅を取りに来て」とゴユンに電話をかけた。
ゴユンはすぐにやって来た。
ゴユンはダウンと会えなくなってから指ポキが再発していた。
母はゴユンによもぎ餅を渡して家に入ると、ダウンに「ゴミを出してきて」と頼み、きれいめのコートを着させて外に出す。
ダウンとゴユンは、母の企てにより、家の前で鉢合わせ。

2人は外のベンチで少し話をする。
ダウンは、正気を失い自殺未遂をしたところを見られ、精神病院への入院を知るゴユンとは、もう会いたくなかった。
さらに、看護師を辞めると決めており「会うのは今日が最後です。」と告げた。
するとゴユンは怒った。
「がっかりだ!ダウンさんらしくない!なぜ僕があなたを好きか分かりますか?その輝きにときめいたから。患者へのまなざしや、患者を思う心が素敵だったからです。今は全然輝いてない。また輝けます!自分を卑下するダウンさんが許せない!僕の好きな人を悪く言わないで!そんな理由なら諦めません!ダウンさんもご自由に!」
と言い捨てて去って行った。
涙を流すダウン。

ドゥルレは家を売った。
母の荷物をまとめ、家を売ったお金を母に渡し、「私の人生から出て行って!」と母を捨てた。
そしてファン先生の元に行き、母を捨てたと報告。
「借金を返して母を捨てた後は、何をすべきか分かりません…」と言うドゥルレ。
ファン先生は「まずは、一番やりたいことをして」と言ってドゥルレを抱きしめた。

ドゥルレが一番やりたいこと…
それは、自分のお金で、好きなものを好きなだけたくさん食卓に並べて食べるということだった。
ファン先生の家でデリバリーをたくさん頼み、食卓にご馳走を並べ、ドゥルレか口いっぱいに頬張る。
涙目で食べるドゥルレを、そばで見守るファン先生。

ユチャンはダウンをカフェに呼び出し、履歴書を書いたと報告。
「また会社に通ってみることにした。」と。
パニック障害を克服するために、勇気を出して一歩を踏み出したのだ。
「一生逃げるわけにもいかないから。だからお前も勇気を出せ。俺がついてる。」とダウンを励ました。
それでもダウンは仕事復帰を悩んでした。
トボトボ帰宅すると家の前に看護師長が待っていた。
鬱病なので、もう看護師は無理そうです。誰も歓迎しません。入院のことが知れたら問題が起きますし、みんなに迷惑がかかるし。人に迷惑をかける前に逃げることにします。」と、うつむいて言うダウンを見て、看護師長は、マンションで自分と妹の入居を拒否する住人を思い出した。
看護師長は「あなたは犯罪者!?精神疾患が何よ!?わざと病んだわけでもないのに!?何も悪いことをしてないのに、なぜ人の目を気にするの!小さくなっちゃダメ!周りが余計に威張るわ!もう患者に会いたくないの?あなたの自身の気持ちを言って!」と強く言った。
ダウンは「自分がかわいそうです…私は看護師の仕事が大好きです…看護師を続けます!やらせてください!」と号泣した。
看護師長は「他人にどう思われるかなんて考えなくていい。文句を言われたらその時に対処すればいいの。明日から堂々と出勤しなさい。」とダウンを抱きしめた…

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