Netflix韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」第11話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第11話:そして旅は続く

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ダウンはバスに乗って久々の出勤。
“褒め言葉日記”を続けていた。
「仕事を続ける決心をした私は偉いと思う。」
同僚たちは歓迎し、さっそく業務開始。
今は忙しいので、後で改めて、みんなに病気のことを話そうと決めていた。

担当するのはパク・ビョンヒ(18歳女性)。
学校に馴染めなかったという。

ダウンは転院してきたソンシクの病室へ。
お互いに笑顔で挨拶を交わし、血圧を測る。
そこへソンシクの兄がやって来て、ダウンが担当することを拒否した。

ダウンは、院内カフェで、事情を知ってるファン先生にも挨拶をし、同僚のみんなにちゃんと報告するつもりだと話した。
ファン先生は「不安が大敵な次期だから、自分が楽でいられる決断をしろ」とアドバイスした。

みんなの分のドリンクを買って病棟に戻ると、ビョンヒの母が担当看護師を変えろと騒いでいた。
「精神病院に入院していたチョン・ダウン看護師は嫌です!」
驚く同僚たち。
ダウンは後で自分の口で打ち明けようと思っていたのに、先に同僚たちにバレてしまった。
ダウンは改めて同僚たちにハヤン病院に入院していたことを報告。
「薬を飲めば日常生活は問題ない」と伝えると、主任もジョンランもドゥルレも問題ないと判断し、普通に接し、励ましてくれた。
みんなの心ある態度に涙を流すダウンを、ジョンランは「お疲れ!」と抱きしめてくれた。
看護師長は「精神疾患がある人に注がれる、周りの冷たい視線を味わったことがあるから守りたかった。」と言い、入院しているエシンが妹であるとダウンに告げた。
そして「妹と重なって見えて、すごく胸が痛んだ。あなたは悪くない。自分を犯罪者みたいに思わないで。」と励ました。
さらに、うじうじベソかいて謝ってばかりいるダウンを「小さくならずに胸を張って仕事をするの!何も悪くないんだから!」と勇気づけた。

ところが、ビョンヒの母が騒ぎ立て、他の患者たちにも言いふらしたため、病棟内で広く知れ渡ってしまった。
バレた原因はソンシクの兄だった。

ユチャンは外来でチャ先生に、「再就職を考えているがまた発作が起こりそうで怖い。自分が未熟者に思えるので、もっと自信を持ちたい。」と言うユチャン。
チャ先生は「未熟者とは誰からの評価ですか?」と聞いた。
ユチャン自信の評価だった。
チャ先生「そんな悪口を自分に言い続けてたんですね」
ハッとするユチャンだった。

精神病棟の患者の保護者達は露骨にダウンを無視し始める。

ダウンは退勤後、外来終わりのユチャンと一緒にご飯。
ユチャンは数日後に就職面接を受けることを報告。
ダウンは「いつもの自分を出して堂々と受けるの!ビビるな!」と励ます。
「ビビりはお前だ!」とユチャン。
いつもの2人のワチャワチャだ。

看護師長は新居に帰宅するも、いまだに荷ほどきできずにいた。
住人から「入居するんですか!?」と嫌味を言われ、いいかげん腹が立つ看護師長。

出勤のバス停でゴユンと鉢合わせのダウン。
「会うのは今日が最後です」と啖呵を切った手前、気まずいダウン。
ゴユンは「あれ?辞めないで出勤してるんですか?」と、ちょっと嫌味。
さらに「会うのは今日が最後という言葉も撤回?」と、また少しからかう。
そしてニンマリのゴユンだった。
ゴユンは「明日も同じ時間のバスに乗るように」とダウンに言った。

ミョンシン大学病院の掲示板ではダウンのことが叩かれていた。
「保護病棟に入院してたなんて」
「チョン・ダウン看護師は直ちに辞めなさい」
ひどい言葉が並ぶ。
それによって、精神科だけでなく、病院全体に知れ渡ってしまった。
患者や保護者たちは、ダウンの顔を見るとヒソヒソ噂話を始める。

ソンシクは自分の兄によって話が広まってしまったことを申し訳なく思い、ダウンに謝罪した。
「ハヤン病院でダウン看護師に会えたことが嬉しくて兄に報告したのに。」と。
ダウンは「いいんですよ!他人のミスまで抱え込まないでって前にも言いましたよね。」と答えた。

イム教授の元に広報チーム長から電話が。
ダウンのせいで掲示板が大荒れ、病院のイメージも悪くなるのでなんとかしてくれとのことだった。
精神科看護師チームと医師チームは、断固としてダウンの味方、ダウンが看護師として仕事をすることに問題はないと貫き通した。
ビョンヒの母はダウンを拒否し続け、このまま担当看護師を変えてもらえないなら他の病院に行くと言い出すが、主任は「ご不安でしたら、どうぞ退院してください。」と毅然とした対応をした。

ダウンは傷つきながらも勤務を続け、“褒め言葉日記”も続ける。
「今日もへこたれずに頑張った自分は偉いと思った」

ドゥルレはファン先生の家で暮らしてた。
「家が決まったら出ていきます。」というドゥルレに、ファン先生は引き止めたくて「家に帰るとドゥルレさんがいると思うと、退勤時間はワクワクする」と言ってみた。
あまり響いていないようだ…
しかし、「私は出勤の時からここに帰れるからワクワクします。迷惑でないならここにいます。」とドゥルレ。
喜びを噛みしめるファン先生。
「ワクワクする毎日であってほしい」と言った。

翌朝、ダウンが通勤のバスに乗ると、すでにゴユンが乗って座っていた。
満員のバス、ゴユンはダウンのために、前の停留所から乗り、席を取っていたのだ。
ゴユンの優しさにほっこりするダウン。

病院の前では患者の家族たちによるデモが行われていた。
「チョン・ダウン看護師を解雇せよ」
ダウンは保護者たちに頭を下げて病院に入って行った。
同僚たちはみんなダウンを心配するが、ダウンは「一生懸命仕事する姿で安心してもらうしかない」と頑張っていた。

ダウンはビョンヒの採血。
途中でビョンヒの母が来て、ダウンが採血するのを拒否し、ダウンの腕を払う。
すると、ダウンの手元がぶれて、ビョンヒの腕から流血。
ドゥルレ立会いの元、ダウンは冷静に対処した。

ドゥルレは、ダウンに、「頑張って克服しても、こんな酷い仕打ちしか受けない。なぜ看護師を辞めないのか。」と聞いてみた。
ダウンは「私には看護師があワクワクする仕事なの。知れば知るほど興味深いし、自分を高めたくなるのよね。経験のすべてが自分を成長させると思ってる。だから耐えてるの。」と笑顔で答えた。

ダウンが食堂に行くと、そこにいる医師や看護師達からの視線が集まる。
そんな中で、ダウンとジョンランと主任は食事をする。
内科時代の看護師長がダウンに近づいてきた。
看護師長はダウンを見つめ、しばしの沈黙の末、「何も悪くない。堂々としていなさい。」とジュースをくれた。
内科看護師長の優しさにほっこりするダウン。
食堂でファン先生&ゴユンと遭遇。
ゴユンはダウンの顔を見て慌てて自分の目を隠す。
ダウンを解雇しろとデモをする患者の家族に抗議をして、殴られて青タンができたのだ。
ダウンは「アザが消えますように」と卵を差し入れした。
ニッコリのゴユン。

患者の家族達による、病院への抗議のための会が開かれた。
広報チーム長が仕切り、ダウンと看護師長も呼ばれた。
ダウンは鬱病で保護病棟にいたことを認め、現在も服薬を続けていると正直に答えた。
呆れ果て、不満タラタラの家族達。
ビョンヒの母は「精神疾患があるのに社会生活をするなんて!」と怒る。
看護師長は、言葉に詰まってしまったダウンの手を握り、立ち上がり語る。
「心を病んでる者は社会生活をするなと?では、娘さんも社会には出られませんね。ソンシクさんもです。他の患者さん達も一生家から出ちゃダメですね。自分の家族が言われるとつらいですか?でも、皆さんが言った言葉を、患者は退院後に浴びせられるんです。“病人を雇うな”“ミスしそうで不安だ”“通常学級には入れるな”患者の家族なんだから理解してあげましょうよ。経験者でしょ?“なぜこの子が”“なぜ私の家族が”“なぜ私が”精神疾患というのは誰もが経験しうる予想不可能なものなんです。無関係だと思わないでください。」
横で涙を流すダウンの肩を撫でる看護師長。
会の後、ビョンヒの母とソンシクの兄は抗議をするのを辞めた。

ドゥルレは昔の友人達と会った。
ナラという友人はクルーズ船の乗務員で、歌とダンスで乗客をもてなす仕事をしていた。
その動画を見て、ドゥルレは心惹かれた。
そして、ナラの同僚達との飲み会に参加し、国も性別もバラバラのメンバーが、自由に踊り、自由に歌う、その明るい雰囲気に、一気に魅了された。

ダウンは面接を控えるユチャンにネクタイをプレゼントした。

ダウンの件は、病院側も「問題なし」と判断し雇用を継続すると正式に決まった。
決定に不服のある家族には転院の便宜を図るようにとのことだ。
実は裏で、ゴユンが病院長に直談判していた。
なぜそこまでするのかと院長に聞かれ「いい看護師を失いたくなくて…実は彼女が好きなんです」と答えるゴユン。
おかげですべてが解決した。

ゴユンの帰りをバス停で待っていたダウン。
ダウン「会いたくて待ってました。」
ニッコリのゴユン。

看護師長は退院したエシンを連れて帰宅。
荷ほどきされていない部屋を見て、エシンは何かを察した。
2人は住人に挨拶回りに行く。
エシンは、落ち着いてきちんと挨拶をして、「家から出ません。遊び場にも保育園の近くにも行きません。家の中だけで過ごします。ですから、姉と私をここに住まわせてください。お願いします。」と言った。
看護師長とエシンは、ようやく荷ほどきができた。

ユチャンは面接で、緊張してパニックになりかけたが、なんとか乗り越えられた。
パニック障害であることも堂々と打ち明けた。

ドゥルレは看護師を辞めることを決意し、ファン先生に報告。

全部きれいに洗い流してしまおう。
乾いて、ふんわりとする明日を、そして、いつかやってくるきれいな朝を待ちながら…

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