Netflix韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」第9話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第9話:私はうつ病のナースです

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ダウンは目が覚めると、ハヤン病院精神科に保護入院していた。
ダウンは自分が鬱病であるという自覚がなく、「私は精神科の看護師だから自分が病気かどうか分かっている」というプライドがあった。
薬を飲んだら鬱病を認めることになると考えたダウンは、与えられた薬を飲まずにトイレに流していた。
病室では、落ち着きのない躁病の女性患者ジソンがしつこく話しかけてくる。
ダウンはいつここを出られるのかと気を伏せていた。

ミョンシン大学病院精神科では、消灯時間なのに寝ずに暗闇で一人立っている女性患者エシンに対して他の患者からクレームが出た。
ずっと帽子を被っていて髪を洗っていないため臭うという。
エシンは薬を飲まずに症状が悪化して再入院していた。

ダウンは「なぜ保護入院させたの?重症でもない私がなぜ患者扱いされるの!?」と苛立ち、面会に来た母を責めた。
さらに、母が看護師長に頼んで休暇を延長したと聞くと「まさか精神病院に入院したと言ったの!?ひどいわ!やりすぎよ!」と涙を流して怒った。
「早くここから出して!」と泣き叫ぶダウンに、母は困り果てる。
その様子を車の中から見ていたユチャンは、何もできずに歯痒かった。

ドゥルレの母は、娘の彼氏ファン先生がお金持ちだと目を付け、ミョンシン大学病院精神科病棟にやって来てファン先生を呼び出す。
そしてニコニコ愛想よく挨拶し、「1000万ウォン援助して、もっといい家に住まわせてあげたら?」と言う。
偶然通りかかったドゥルレ、呆れ果てて母を連れ出し、「どこまで惨めにする気?母親の資格なんかない。私は人に好かれたら不安になる。当然よね、愛されたことがないんだもの。会いに飢えてるのに満たす方法を知らない!なぜ自分の子なのに不出来な面を探そうとするの?」と涙を流した。
母は「お金をくれたら褒めてあげる〜」と言う母に、「もう彼と会わないで。別れるから!」と言い捨ててその場を立ち去るドゥルレ。

ダウンの主治医ジアンはゴユンの大学の同期だった。
ゴユンはホ先生を訪ね、ダウンの状況を聞く。
ジアンは、ゴユンがダウンに好意を持っていると見破りニヤニヤ。
治療に役立つなら面会したいというゴユンに、ジアンは「直系の家族以外は面会不可。患者は病んでる姿を見られたくない。」と説明。
ゴユンは仕方なく帰るが、ジアンにくれぐれもダウンをよろしくと念を押す。
ゴユンは病院を出た所で、外を散歩していたダウンと偶然会ってしまう。
ゴユンはすぐに目をそらしたが、ダウンは気まずそうに足早に行ってしまった。

ダウンはジアンとの面談。
ダウンは「黙っていましたが、実はミョンシン大学病院精神科の看護師です。なので症状も治療法も分かっています。入院は不要です。母に話して退院させてください。」と訴える。
しかし、ジアンは看護師であることも承知していた。
「看護師だと知りながら私を患者扱いしていた。私が患者に見えてたなんて…」と落ち込んだ。
ダウンは苛立ちが限界に達し、しつこく話かけるジソンにブチギレ暴れる。
隔離され、絶望したダウンは泣き崩れる。

ダウンの母はゴユンとカフェで話す。
母は「あの日は、先生がいて助かりました。娘は周りにいい人が大勢いる。娘は私に苦労一つかけませんでした。なのに、本当はつらかったんでしょうかね…なぜ鬱病に…」と泣いた。
ゴユンは「あまりにもいい看護師だからです。自分よりも他人の苦しみに胸を痛める人だからです。いつも笑顔で、つらい気持ちを押し殺し、理解できないことが起きた時には自分を責めて納得しようとする人だからです。特別なことは必要なく、相槌を打てばいいんです。決して責めず、治ると信じて応援してください。」と母を慰めた。

ダウンはジアンと面談。
そこで、入院直前の事故の記憶を思い出す。
赤信号の横断歩道をふらっと歩き出し、トラックに轢かれる寸でのところで母によって助けられた。
「母が驚いただけ。死のうとなんかしていない。」と言い張るダウン。
しかし、本当は続きがあった。

母に助けられたダウンは、その後、すっと立ち上がり、迫りくる車に自ら突進し、自殺未遂を図っていたのだ。
その現場を目撃したゴユンは慌てて、走り交う車の中からダウンを救出。
ダウンは「放してよ!放してってば!!」と暴れだす。
そしてそのまま救急車で搬送され、安定剤を投与され、家族の同意の元、保護入院となった。

すべてを思い出したダウンは涙を流す。
「私は自殺未遂を図った鬱病患者だ」
確実に自分の現状を認識できるようになった。
ダウンはジソンの隣に座り、ブチギレたことを謝った。
ジソンは「不思議ね。人間て自分の傷より他人の傷の方がよく見える。自分の傷はよく見えないから病院に頼るの。内蔵が悪い時は内科、鼻や喉の場合は耳鼻咽喉科、心の場合は精神科。」と言った。
ダウンは当たり前のことを思い出し、笑顔になった。

ドゥルレの母は、いまだにファン先生に付き纏い、金をせびっていたた。
ファン先生は「彼女は素敵なのに、なぜ自分を卑下するのか不思議だったが、お母さんに会ってみて分かりました。気をつけてお帰りください。」とキッパリ断った。
そこにドゥレルも居合わせて、ファン先生を裏に連れていき、母の無礼を詫びる。
そして別れを切り出した。
「あの母親を一緒に養いたくない…」と。
ファン先生は「養う気もないし別れる気もない。その病名は“母親”です。子供から搾取し続けるなんて!母親を捨てなさい。ドゥルレさんはもっと大切にされる資格のある人だ。私が気づかせます。毎日そばで、あなたたがどれほど素晴らしい人なのかを。」
ドゥルレに「母親を捨てろ」と言ってくれた人は初めてだった。

ダウン母と面会。
母が作って持ってきた惣菜をやっと食べ始めた。
そして、ダウンの体を心配する母に、「死のうとしてごめんね…」と謝った。
母は「助かったからいいの。これからも生きてるだけでいい。」と励ました。
ダウンは「早く治すね」と言って涙を流して惣菜を食べた。
ユチャンも面会に来るようになり、最近のドラマの話を一生懸命にダウンに教える。
これは「ドラマの続きが気になって自殺を思いとどまるかも」というユチャンの気遣いだった。
ダウンもそれを分かっていたので、これまでの気遣いに感謝を伝えた。

ダウンは積極的に治療に努めるようになった。

ミョンシン大学病院精神科では、ずっと帽子を被っている統合失調症患者のエシンが脳波を測ることに。
しかし帽子を脱げないので大騒ぎになってしまった。
そこへ看護師長がやって来て、「エシン、やめなさい!」と叱る。
すると落ち着くエシン…

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