Netflix韓国ドラマ 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
各話のあらすじ ネタバレあり

第5話:ドタバタVS腹黒策士

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mokumokuw.hatenablog.com

 

ヨンウはスヨンからミヌが「腹黒策士」と呼ばれていたことを聞く。
ミヌはATM会社の事件をヨンウと共に担当することになったが、ヨンウのことを敵対視しているミノは情報を共有せず、問い詰めてもすっとぼける。
「腹黒策士」の策略だから気を付けろというスヨン

ATMの構造について把握しければいけないことがたくさんあるにも関わらず、依頼人と会う5分前になってようやく資料を渡すミヌ。
ヨンウは何も知らないまま依頼人と会うことになった。

イファATMのファン・ドゥヨン部長は、紙幣を入れるカセットの開発技術が、ライバル社であるクムガンATMに盗用されたと訴える。

ヨンウはミヌに事前に資料を共有してくれと頼むが、ミヌは「会社の契約更新を前に、お互いがライバルなので嫌です。」きっぱりと断る。
「腹黒策士」の策略にはまり、遅れをとってしまったヨンウ。

<法廷>
クムガン側は「問題になっているカセット技術は、毎年開かれる国際エンジニアリング展示会において、2019年にアメリカの会社が誰でも自由に使い修正できるよう無償公開したものを使っただけで、イファの技術を盗用したのではない。
イファは、その無償公開された技術をそっくりそのまま用いて、独占すべく、2020年に実用新案の出願をした。」と主張。
イファ側は「その展示会には行っていない」と主張。
そして、そもそも、製造年で言うならば、リーダーズという会社が一番早く、展示会直後2019年にすでに開発していた。
しかしリーダーズは、すでに倒産しているため証拠となる資料が手に入らないでいた。

依頼人に事実関係の確認をしたいと言うヨンウに、ミヌは別々に行動することを提案し「くれぐれも依頼人を問い詰めたりしないように、僕までクビになる」と忠告する。
さらにヨンウに「いつも事を荒立てるドタバタウ・ヨンウ」と言い放つ。
腹黒策士クォン・ミヌとドタバタウ・ヨンウがバチバチと火花を散らす。

どちらがウソをついているのか見破る方法を、グラミに相談するヨンウ。
グラミは「相手の眉間をよく見れば見破れる」とアドバイスする。

ミヌとジュノはバスケで汗を流す。
途中ミヌに電話がかかってきて「ハンディキャップのあるヨンウと一緒にやるのは大変ですがボランティアみたいなものです」と言っているのを聞いたジュノは、ムッとして、バスケで強めに当りに行きガチで戦う。

ジュノはヨンウに「一番ウソが現れるのは足でその次は手」だと教える。
グラミの教えてくれた眉間、ジュノの教えてくれた手足。
いったいどこを見ればいいのかと悩むヨンウ。

ヨンウはジュノに「自閉症の人は騙されやすくウソをつけない。他者は自分と考えが異なりうること、ウソをつく可能性があることを、頭でわかっていてもすぐに忘れる。騙されないためには常に意識しないといけない。」と話す。

ミヌは元リーダーズの社員に話を聞く。
問題のカセットは、小切手の認識にエラーがあり、渾身の新製品は全て廃棄され会社は倒産したと言う。
密かにガッツポーズのミヌ。

ヨンウとジュノはイファのファン部長に会いに来た。
なんとファン部長は交通事故で怪我をしたと、手足にギプス、眉間に絆創膏を貼っていた。
ヨンウがウソを見破るためのポイントがすべて封じられてしまった。焦るヨンウ。
開発に詳しいと紹介された、元舞台俳優だというペチーム長。
手汗がすごくて、太ももをスリスリ、鼻を触る。
怪しいと感じたヨンウは尋問のように聞き取りをする。
途中、ファン部長の携帯にミヌから電話があり、「リーダーズの製品はすべて廃棄されたので、クムガンが反論しようにも証拠がないのでご安心を」と報告を受ける。
なんだか様子がおかしいヨンウ。
「我々にも主張の裏付けが必要なのでぺチーム長が開発過程を話せば効果的だ」と言うヨンウ。
証言することに戸惑うぺチーム長。
「今回は仮処分事件なので用語が独特。原告でなく債権者、被告でなく債務者、証人でなく参考人参考人は宣誓をしないので偽証しても罪に問われない。」と言い出すヨンウ。
太ももスリスリや鼻を触るのは悪印象なのでやらないようにと忠告する。
ヨンウの様子がおかしいことに気が付くジュノ。

<法廷>
グラミも傍聴席に。
ぺチーム長の参考人尋問。
先日会ったぺチーム長とは別人のように堂々とした態度で、セリフのようにスラスラ話す。
それはまるで演劇のよう。
さらに泣いているようなオーバーアクションを見せるが、涙は出ていないことに気づくヨンウ。

後日、仮処分が認められたとニコニコ顔のファン部長がヨンウのもとへ。
お礼にと「金運アップのひまわりの絵画」をプレゼント。
ヨンウの部屋の壁に掛けられた「弁護士倫理綱領」を外して飾る。

ヨンウ宛にクムガンの社長から手紙が届く。
「真実はお分かりのはず。勝つだけの有能な弁護士になりたいですか?真実を求める立派な弁護士になりたいですか?」と悲痛な叫びが綴られていた。
ヨンウはこのままではいけないと考え直し、ミヌに仮処分執行取り消しを提案するが、「今さら決定を覆すなんて、ドタバタウ・ヨンウ」とまともに取り合わない。
そして「真実がなんであろうと、やると決めたら依頼人を信じるのが弁護士としての礼儀だ。」と言い切る。

社員食堂でヨンウはスヨンとランチを共にする。
ヨンウはもちろん海苔巻き。
スヨンが私にあだ名をつけてと言うと、「春の日差し」と答えるヨンウ。
スヨンは、いつも優しく教えてくれて、助けてくれて、明るくて、温かくて、思いやりにあふれた人なの」
感動して涙目になるスヨン

事態は一転する。
クムガンが仮処分に異議申し立てをした。
クムガン側がリーダーズの製の ATMを見つけてきたのだ。
それを使った現場検証が行われる。
検証の結果、リーダーズ製のカセットとイファ製のカセットは酷似しており、納品日はリーダーズの方が1年早かった。
仮処分は取り消しとなり実用新案登録も通らない見通しとなったが、クムガンのファン部長は笑っていた。「銀行との契約は済んだので、もう大丈夫」と言う。
結果、クムガンは裁判では勝ったものの倒産の危機にあるのは変わらない。

イファが契約を独占するためのウソを、結局、手伝った形になってしまったことに落ち込むヨンウ。
裁判に勝つために、真実を知りながらも目を背け自分を騙した。そんな自分が恥ずかしいと涙を流すヨンウ。
そんなヨンウを抱きしめることも触れることもできずもどかしいジュノ。

ヨンウはひまわりの絵を外し、そこにクムガンの社長からの手紙を貼った。
「真実を求める立派な弁護士になる」と心に誓った。

テサンのテ・スミ代表は法務部長官候補となる。
大統領補佐官に書き込んだ事前質問書を渡すと、「隠し子がいるという噂は本当か」と聞かれる。
テ・スミは「真実ではない、ありえないゴシップだ」と言い切る。