Netflix韓国ドラマ 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」第11話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
各話のあらすじ ネタバレあり

第11話:お塩君、胡椒ちゃん、しょうゆ弁護士

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ヨンウは、出勤がいつもより遅いジュノが気になりロビーで待っていた。
キスをして恋心が深まったようだ。

ヨンウは、エレベーターでソニョン代表と2人になり「悩みはない?なんでも言って。」と言われて、「キスをしながら息をする方法はないか、それが悩みです。」と答え、言葉を失うソニョン代表。

ヒールが壊れた妻をおんぶしてハンバダにやって来た依頼人のシン・イルス。

<依頼内容>
イルスは、違法賭博場で知り合った仲間ソンナムとジョンナムと3人で宝くじを買い、誰か1人でも当選したら山分けしようと約束していた。
するとジョンナムが1等に当選。
しかしジョンナムは「分ける気はない」と約束を反故にした。
約束は書面や録音はなく口約束。
なんとか分前を手に入れたい。

しかし、そもそもが違法賭博で得たお金で買った宝くじであり、「公序良俗に反した法律行為は無効とする」という法律的に、事件自体が成立しない。
イルスは「違法賭博で得たお金で買ったわけではないと嘘をつけばいい」と言うと、「法廷で嘘をつくのはダメだ!」と叱り付けるヨンウ。
「イルスはもともとギャンブルとは無縁の真面目な性格だったが、結婚後、店を始めた時に共同経営者に騙され一文無しになってしまい挽回するためにギャンブル始めた。子供思いの優しい夫だ。」と妻ウンジは言う。
経済的に困窮している妻ウンジはミョンソクに助けてくださいと懇願する。

ヨンウはグラミの働く店で夕飯。
スヨンにフラれた原因のミンシク得意のオヤジギャグを聞いて、感心して気に入ったヨンウ。

スヨンは遅くまで残業していた。
クラブで知り合った男ジョングォンから、会社の前まで来ていると連絡がきて会いに行く。
すると「健康カクテル」というドリンクと花束をプレゼントされる。
気遣いに喜び、うっとりするスヨン

証拠や録音がないため証人を探さなければいけないと、ヨンウは、開店前の違法賭博場へやって来る。
そこで雑用係に話を聞くと「イルス・ソンナム・ジョンナムで3等分すると話しているのを聞いた。」と言うが、法廷での証言は躊躇する。
「金をやるから!」「奢るから!」と懇願するイルスだが、ことごとく「公序良俗に反する」と怒るヨンウ。
「柔軟性がない」と言うイルス。

仕事中のジュノをブラインドの隙間から見つめるヨンウ。
ヨンウのことが可愛くて仕方ないジュノは、ガラス越しに手と手を合わせる。

<法廷>
検察側は、口約束は軽い冗談で有効な法律行為ではないと主張。
問題は共同分配の約定の有無。
これに関する証人である雑用係を呼ぼうとしたその時、証人として来るはずだった雑用係と連絡がつかなくなり、来ないと発覚。
実は雑用係は、在留資格のない朝鮮族で、送還を恐れたようだ。
他に証人はいないかと頭を悩ますヨンウたち。
金を払ってでも証人を偽証すればいいと言うソンナムに怒るヨンウ。
「柔軟性がない!」と言うソンナム。
違法賭博の掛け金で買った宝くじの当選金分配約定が法的に有効かどうか、様々な資料を集めて確認することにする。

ヨンウは残業中にジュノに会いたくなりテレビ電話する。
ヨンウは、ミンシクに教わったオヤジギャグを披露し、ジュノが面白いと笑ってくれて大満足。
今まではクジラのことしか頭に浮かばなかったが今はジュノが浮かび、こんなに会いたくなる人は初めてで不思議な気分だと話すヨンウ。

<法廷>
検察側は、そもそも犯罪行為である賭博の掛け金で買った宝くじなので法的に無効だと主張する。
ヨンウたちは、賭博場で「珈琲屋」として働く女性ダヘを証人として呼んでいた。
ダヘは3人が当選金を3等分するという話を、確かに聞いたと証言するが、被告ジョンナムが、「その女とイルスは愛人関係だから嘘をついている!」と怒り出す。
イルスは否定して怒るが、ヨンウは、イルスがダヘに向かって密かに指ハートをするところを見てしまう。
怪しむヨンウ。

ミヌはテ・スミとヨンウの関係を探り、2人が親子であることに確信を得たようだ。

グァンホはスミの提案通り「自閉症の認識が進んでいて専門家やカウンセラーが豊富なアメリカ」に行かせるべきか悩んでいた。
ヨンウに専門家やカウンセラーが必要かと聞くと、「必要だと感じた時もあった」と答える。

<法廷>
<判決>
被告は原告に当選金を分配し、裁判費用も負担すること。
イルスとソンナムは大喜び。
イルスは涙を流す妻に感謝を伝え抱きしめる。

イルスはヨンウに、妻の作った海苔巻きをお礼に渡す。
そして1つ聞きたいことがあると言う。
「もしも、離婚したら当選金は分けるべきか」と。
ヨンウは「宝くじの当選金は財産分与の対象外なので分けないことが多い」と答える。
怪しむヨンウ。

ヨンウはスヨンに尋ねる。
「ある男性が弁護士に離婚時の財産分与について聞いてきた、別の女性に指ハートしていた、これは離婚を考えているということなのか」と。
スヨンに宝くじ事件の依頼人かと聞かれ、守秘義務があるから答えられないと言うヨンウ。
すると、スヨンはテーブルにあった調味料を持ち出し、ある男(イルス)を「お塩くん」、妻(ウンジ)を「胡椒ちゃん、弁護士(ヨンウ)を「しょうゆ弁護士」と喩えて説明を始めた。
ヨンウは、子供を育てながら細々と軽食店を営み、経済的に困窮しているイルスの妻が、不当な扱いを受けるのではと心配し、ミョンソクに相談。
「職務上知り得た秘密を保持せねばならない。依頼人であるイルスの秘密を妻に口外するのは弁護士法違法になる。生真面目なほど法を守るウ・ヨンウ弁護者どこへ行った?」と窘められる。

悩んだヨンウは、「海苔巻きを買いに行くだけなら違法ではない!」と言って、ジュノと一緒にウンジの軽食店へ。
すると、店内から大きな物音が。
イルスが「俺の金だ!お前が口出しするな!」暴れていた。
ウンジは「これからお金のかかる2人の子供のことも考えて!」と泣いて訴えていた。
「うんざりだ!」と言って店を出たイルスは、現れたダヘとイチャイチャ肩を抱き歩いて行ってしまう。
グチャグチャになった店を1人で片付けていたウンジは「当選金を得た夫は、分不相応な高級車を買うとか言って、すっかり人が変わってしまった」とヨンウとジュノに嘆く。
するとその時、ヨンウの世界、いや、そこにあったテレビにクジラが現れ、ヒントが生まれる。
ヨンウは「人には柔軟性がないと!!!」と叫び、ウンジに海苔巻きを注文する。
テーブルについたヨンウは「イ・ジュノさん!」と口火を切り、ウンジに聞こえるようにわざと大きな声で「お塩くん」「胡椒ちゃん」「しょうゆ弁護士」に喩えて状況を説明し、「夫は当選金は全部私に渡すと約束した」と言うウンジに、ヨンウは「お塩君の言葉を聞いた証人を探すのです」と遠回しにアドバイスを送る。

スヨンはジョングォンとお食事。
ジョングォンがトイレに行った隙に、1人の女性がスヨンの前に現れる。
そして「医者、検事、弁護士、判事、会計士、鑑定士…あいつは専門職キラーで女心を利用して金を巻き上げる詐欺師だ。」と教える。
ショックを受け、泣きながら酒をラッパ飲みするスヨン

ウンジはハンバダに相談に来る。
イルスが露骨に離婚を要求するようになり、暴力をふるい、店で暴れ営業の邪魔をして、さらには子供に手を上げたと。
離婚して財産はきっちり分与してほしいと。
しかし、ミョンソクは、イルスの事件と密接に関わるので依頼を受けられないと断る。
代わりに有能は離婚弁護士を紹介すると言う。
ウンジを車で送って店まで来たヨンウとジュノは、そこに高級車で現れたイルスに追いかけられそうになるが、その瞬間、イルスの高級車がトラックと激突。
パニックになり泣き叫ぶヨンウを強く強く抱きしめるジュノ。

イルスは亡くなり、ウンジは11億の当選金を相続し、さらに死亡保険3億を受け取ることに。
皮肉にも、裁判でイルスが得た14億と同額をウンジは手に入れたのだ。
そしてヨンウは、事故の時、強く抱きしめてくれたことに感謝する。
自閉症の人は感覚過負荷の時、体を圧迫すると落ち着くんだと、ジュノは勉強していた。
ジュノは「フランスにはそう言う人のために「抱擁椅子」というものがあるらしい。僕がヨンウ専用の抱擁椅子になります。」と言って優しくキスをする。
それを偶然グァンホが見てしまった!
驚くグァンホ。

テ・スミのもとにミヌが会いにくる。
ヨンウとの関係を知っていると匂わせた上で、「政治的な手段を用い、勝負をかけて競争でき、他人の秘密が武器になるテサンで働きたい」と言うと、スミは「ウ・ヨンウを辞めさせられたらテサンの弁護士になれる」と返す。

 

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