Netflix韓国ドラマ 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」第14話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
各話のあらすじ ネタバレあり

第14話:済州島の青い夜Ⅱ

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法廷で倒れたミョンソクは、胃がんのステージ3だった。
病院に運ばれ、なんとか落ち着いた。
ミョンソクは、この案件が終わり次第、ソウルで手術を受ける手筈を整えていた。
心配する一同は、食欲がないミョンソクを元気付けるために、ミョンソクのお気にりの「幸福ククス」の社長を見つけて肉ククスを作ってもらおうと計画する。

ヨンウたちは二手に分かれて調査を行った。
<調査結果>
「幸福ククス」(以下「幸福」)は母と息子(社長)で店を切り盛りしていた。
母の作るスープが絶品で評判が良かった。
「幸運ククス」(以下「幸運」)は元々「プブ食堂」という定食屋だったが、評判の良い幸福から従業員を引き抜き、お客を横取りし、テレビ出演や有名人を集めてトレンドに乗り大繁盛。
トレンドに乗り遅れた幸福は淘汰され店を畳んだ。
幸福の社長の居場所は分からないが、「これからは山や水が綺麗なところでゆっくりする」と言っており、月一で山水療養院に入院中の母に会いに来る。
幸運は「うちが元祖」だと言い張るが、幸福の元従業員によると「間違いなく幸福が元祖」と言う。

<法廷>
ファンジ寺の住職は、そもそも、環境を壊し修行の妨げにもなり、何より多くの動物や人が命を落とすことになると、地方道3008号の建設に反対していた。
しかし、「たとえ道路ができたとしても観覧料を取れば人の往来を減らすことができると考えた。文化財の損傷を防ぎ、殺生を減らせる最善の方法であり、それが観覧料の役割だと考えている。」ということで道路建設に同意したのだ。
ヨンウは、「年間の観覧料が10億ウォンの利益を得ており、さらに文化財庁から120億ウォンの支援を受けている。二重徴収ではないか。」と主張。
住職は「何もやましいことはなく、正しく使っている。観覧料は寺と文化財と自然を守るために必要なこと。」と答える。
冷静に理路整然とした住職の主張を覆すことができないヨンウ。

ミョンソクの病室に元妻ジスがやって来る。
「こんな所にいないで、ソウルに戻ってすぐに手術を受けろ」と怒っている。
そこにヨンウが入って来て、ミョンソクとジスの会話に割り込み矢継ぎ早に裁判の報告をする。
唖然とするジスにいつもの自己紹介。
ミョンソクは「寺に正当性があり、我々の主張は弱い。何か法的正当性はないだろうか。」とヨンウと話し込む。
ジスは「5年ぶりの会う私より、同僚と話している方がイキイキしている。彼といると孤独だったし幸せじゃなかった。だから別れたんだ。」とヨンウに話す。
ヨンウはグァンホに電話で「ジュノは私を幸せにしてくれてお父さんのように世話をしてくる。だけど、私はジュノを幸せにできるのか?孤独にさせないか?」と涙目で聞く。

ヨンウはジュノと一緒にイルカ観察。
ヨンウはジュノに「私たちは付き合うべきではない」と伝える。
ショックで戸惑うジュノは、必死になってその理由をあれこれ聞くが、ジュノとの会話の最中にもかかわらず、ヨンウは突然、裁判の話を始めてしまう。
「道路は観光目的で作られた、お寺とその周辺は文化財であること、惑わされてはダメ!道路は誰もが通れるように提供される公有財産!公有財産が法的根拠となる!」と。
そしてミョンソクに相談しに行くと言ってさっさと行こうとする。
怒るジュノ。
「付き合えないとだけ言って去るなんて、僕はそんなちっぽけな存在か!酷すぎる!」と。
ジュノが怒っていることに驚き、戸惑い、どうしていいか分からず、頭を下げて謝ることしかできないヨンウ。
探していたイルカが姿を現すが、2人とも海を見ていなかった。

<法廷>
ヨンウは「原告はあくまでも行政機関が提供した公有財産を利用したにすぎず、それだけの理由で文化財を観覧したとは認められない」と主張した。
裁判長も納得の表情。

ヨンウは気まずくて、ジュノと一緒の車に乗ることがでなかった。

ジュノはミヌとスヨンと酒を飲み酔っ払って愚痴をこぼす。
「順調だったのにどうして急にあんなことを言い出すのか〜〜〜」と。
スヨンが「姉夫婦に会わせたのは、かなりストレスだったのでは」と言う。
「僕が無理をさせた〜〜」と泣くジュノ。
ちょこちょこ見せるミヌの優しさや男らしさにドキッとするスヨン

ヨンウはグラミとミンシクとカラオケ。
2人が歌う別れの歌に聞き入ってる様子のヨンウ。

スヨンとミヌは酔い潰れたジュノを寝かせて、2人きりに。
「腹黒策士のくせに急に親切にして混乱させないで!」と言うスヨンに「僕のことが好きなんでしょ〜?」とからかうミヌ。
しかし否定せず困った顔のスヨンを見て、気まずくなるミヌ。
カラオケから帰って来たヨンウ、グラミ、ミンシク。
愛おしそうにスヨンを見つめるミヌを見てしまい、グラミは失恋したと肩を落とし、再びカラオケへ。同時にミンシクも失恋、カラオケへ。
仕方なくヨンウも同行。

翌日
入院するミョンソクを迎えに行くジュノ。
ミョンソクはジュノに「好きな人がいるなら離しちゃダメだ。たとえ離したとしてもまた掴みに行くんだよ。」と話す。

気まずさ続くミヌとスヨン
グラミがミヌに絡む。

一行はファンジ寺へ。
券売所には誰もいない。「通行料 無料」と書いてある。
ヨンウたちは勝訴したのだ。
ミョンソクは、今回の裁判を通して、お寺の置かれている立場を理解し、問題点も把握できたので、観覧料を手放したお寺が自主運営できるようにハンバダが力になると住職に申し出る。
「ハンバダには政府関連チームがいます。法律事務所が担う従来の枠を越えて、政府と団体の橋渡しとなり、団体の要求を政府と行政機関に伝え、反映されるように説得します。」と。
勝訴したにもかかわらずお寺のことを気遣い、さらなる提案をしてくれたミョンソクたち一行を、住職は食事に招く。
住職は体調の悪いミョンソクに観音菩薩に祈ることを勧める。
「すべての苦しみから救われる」と。
ヨンウは素晴らしい提案をしたミョンソクに近づき「初めてすごいと思った!離婚して胃がんになるほど働いた甲斐がある!」と褒める。
「なんのために頑張ってきたのか…」と希望を失っていたミョンソクに、その頑張りは無駄ではなく価値のある時間だったと、少しの励みになった。
お寺の食事で出てきたのはククス。
調理師は麺料理が得意だという。
とても美味しくて「幸福ククス」の味に似てると言うミョンソク。
するとその時、ヨンウの世界にイルカが現れ、ヒントが生まれる。
ヨンウは「見逃していました!お寺は山にあり、湧水もある。調理師が幸福ククスの社長か確かめたい!」と言って調理場へ行ってしまう。
一行は調理場は行き、そこにいた男に尋ねると、ビンゴ!
ファン寺の調理師は「幸福ククス」の社長だったのだ!
ヨンウが肉ククスを作ってほしいと頼むと、社長は店を畳んだし、お寺では肉を使えないので作れないと断る。
するとヨンウは、私たち弁護士が力になるので営業を再開してはどうかと提案する。
ミヌは「幸運ククス」が店名を真似たのなら力になれると言い、
スヨンは従業員の引き抜き、レシピの流出も事実ならお手伝いできると言い、
ヨンウは「不正競争防止および営業秘密の保護に該当する。ハンバダがお手伝いします!」と目をキラキラさせてミョンソクの真似をする。
「幸福ククス」を救うための提案をバンバン出す、若き弁護士たち。
微笑むミョンソク。
母の調理法を守ることも継ぐこともできず、ただ泣き寝入りするしかないと思い込んでいた社長は、ヨンウたちの提案に心の底から感謝した。

ソウルに戻る前にと、社長は肉ククスを作ってくれた。
相変わらずヨンウは肉ククスではなく海苔巻きを食べるが、幸せそうなミョンソクを見て、ヨンウも嬉しそうな顔。

帰りの飛行機。
スヨンは気を使って、ジュノと席を変わりヨンウの隣へ。
仕事はうまく行ったが、プライベートでは各々様々な思いを抱いて帰路に着く。

その頃、法務長官候補の聴聞会が1ヶ月後に迫っていた。
テ・スミも本格的な準備に取り掛かる。

ジョンイ日報のイ記者がハンバダのハン・ソニョン代表のもとへ。
「状況から見てウ・ヨンウ弁護士がテ・スミの娘である可能性が高いが、証拠がなく記事を出せないでいる」と言う。
するとソニョンはヨンウはスミの娘であると認めた。
「知りたいことはすべて話してあげるが、その代わりに、記事を出すのは、反論できないように聴聞会の直前に」と言った。
イ記者はヨンウと直接話したがったが、ソニョンは「記事が出るまでは控えるように」と忠告した。

 

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