Netflix韓国ドラマ 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」第10話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
各話のあらすじ ネタバレあり

第10話:手をつなぐのはまた今度

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ヨンウは電車で遭遇した、障害者女性シン・ヘヨンへの準強制性交等で緊急逮捕された男ヤン・ジョンイルの弁護を担当することに。
ジョンイルの、罪の重さを理解していない軽薄な態度に、スヨンは呆れ叱り付ける。

<事件概要>
ボランティアで参加した障害者団体オウルリムでジョンイルはヘヨン出会って一目惚れ。
ジョンイル曰く2人は純粋に愛し合っていた。
性行為の際、暴力や脅迫はなかったとヘヨンも陳述している。
検察側はヘヨンの障害を利用したという見解。
ヘヨン名義でカードを作らせデート代を払わせていた。
ヘヨンは裕福なので年下彼氏とのデート代を払っていただけだというジョンイルの主張。

ミョンソクは、この案件に対して、障害を持つ被害者の陳述の信憑性を落とすことになるので、弁護士として気が進まないと言う。
スヨンも手を引いた方がいいと言うが、ヨンウは弁護したいと言う。
「2人が愛し合っているというのが真実であってほしい」と。
健常者と障害者のカップルに自分とジュノを投影させているようだ。
ミョンソクは承諾し、スヨンに、ヨンウが感情的になった場合の「どうどう役」に抜擢する。

ヨンウはグラミとミンシクにジュノに告白されたことを報告。
ヨンウはジュノの告白を受けた後、どうしていいのか分からず走って逃げていた。
グラミに、この後どうすればいいのかを相談する。
店長ミンシクは「デートをして楽しいことを一緒にするんだ」と教える。

<法廷>
障害者と健常者の対立を防ぐため、ヨンウが陳述を行うことに。
ヨンウは「自閉スペクトラム症であるため言動がぎこちなくてもご理解を」とことわりを入れる。
ジョンイルとヘヨンは恋人向けアプリを使ってラブラブなやりとりをしていた。
性的暴行があったとされる前日にもやりとりがあり、2人は加害者と被害者ではなく、愛し合う恋人同士と見るのが妥当だと主張。
すると被害者ヘヨンの母が「あの男は娘を弄んでる!弁護士はそんなことも分からないのか!」怒りだす。

ジョンイ日報のイ記者がヨンウの身辺を嗅ぎ回る。
ミヌは、イ記者からヨンウの関する質問を受け、ヨンウがテ・スミの娘かもしれないと聞き驚く。

ヨンウはジュノに、告白を受けた後、走って逃げたことを謝る。
そんなヨンウが可愛くてたまらないジュノ。
そして、グラミとミンシクのアドバイス通りデートを提案する。
「デートでやりたいことリスト」をジュノに渡し、ジュノから「手を繋いで家まで送る」と提案される。
ヨンウは人と手を繋ぐことが難しく57秒が限界だと言う。
チャレンジしてみるがやはり無理で手を離してしまう。
「手を繋ぐのはまた今度」と約束する。

<法廷>
精神科医が被害者ヘヨンは軽度の知的障害で小学校6年生ぐらいの精神年齢と診断。
そして、「知的障害者の場合、相手の不純な動機を純粋な愛情と勘違いしやすく、悪意から自分を守ることは難しい」と言う。

公判の後、ヘヨンはトイレから出て来るヨンウを待ち構え、「話がある、バ学では1人でいます」と伝える。
それを見たヘヨンの母はヘヨンを叱る。
「バ学とは…」疑問が残るヨンウ。

ジョンイルはこれが初めてではなかった。
昨年にも別の団体でも障害者と交際し聴取を受けていたことが発覚する。
ヨンウはジョンイルを問い詰める。
「2人が本当に愛し合っていないのなら弁護をやめる」と言い切るヨンウ。
「初恋ではなかったが本当に愛していた。信じてくれ!」と懇願するジョンイル。

ヨンウとジュノは一緒に帰る途中で、ジュノの友達と会う。
ジュノがボランティアをしていると勘違いする友達に、「デート中だ」とはっきり言ってヨンウを紹介するジュノ。
戸惑う友達。
その時、ヨンウの世界にクジラが現れヒントが生まれる。
友達の持っていたコーヒカップに「コーヒーはバリスタに」と書いてあるのを見つけ、ヘヨンが言っていた「バ学」とは「バリスタ学院」であると分かる。
ヘヨンは数ヶ月前からバリスタ学院に通っていた。
急いで駆けつけるヨンウ。
ジュノも追いかける。
バリスタ学院から出て来たハヨンに声をかけ、話を聞く。
へヨンは、遊び人だと分かっていながらもジョンイルのことを愛しており、暴行されたと言うように母から強要されたのだ。
「刑務所に入れないで!お願いします!」と懇願するヘヨンに、ヨンウは、「障害者にも悪い男に恋する自由はある。ヘヨンの経験が愛なのか性的暴行なのか決めるのは自分自身だ。お母さんと裁判所に決められてはダメ。」と言った。

スヨンはヨンウの仲介でミンシクと食事することに。
オヤジギャグを連発するミンシクに呆れ果て逃げ出すスヨン
ミンシクはフラれてしまった。
スヨンは出会いを求めて、その足でクラブへ。

<法廷>
ヘヨンは「ジョンイルを愛している、合意のもとでの性交渉であって性的暴行ではない。刑務所に入れないで!」と言った。
検察側は、ハヨンの手の甲の自傷行為の写真を見せ、「一方的な性行為へのストレスによるものではないのか」との問いに、ヘヨンはパニックになり、手をかきむしり、母の元へ逃げ出してしまう。

ヘヨンの母はヨンウに「自閉症だからって障害者の気持ちが分かるとでも言うのか!この酷い世の中から娘を守っている母親の身にもなれ!目障りだ!」と怒鳴りつける。
パニックになるヨンウ。

ジュノは友達と飲んでいた。
友達に「障害者と付き合うのは愛情じゃなくて同情だ」と言われ怒って掴みかかるジュノ。

ミヌはテ・スミと大学の同期であるという先輩と食事をして「隠し子疑惑」の真相に迫る。
司法試験に合格する前の留学だったため、あることないことみんなが噂した中の一つだと言う。
しかし、留学した年が26年前の1996年だと聞き、ミヌは疑念が深まる。
ヨンウの年齢と合致する。

<法廷>
陪審員は4対3で無罪。
しかし、判決は懲役2年。
ジョンイルは刑務所に入ることになってしまった。
泣き出すヘヨン。

ヨンウはこの判決を受けて、ジュノに、「障害者が愛だと言っても、他人が否定すればそれは愛ではなくなる。私との愛は難しい。それでも愛しますか?」と聞く。
ジュノは「はい」と答える。
するとヨンウはゆっくりとジュノに近づき、自分からキスをした。

グァンホの店にやって来たテ・スミは、自閉症への認識が進んでいるアメリカのオフィスへ行くように勧め、ヨンウにとってベストな環境を作るように言った。
ここにいるとヨンウは孤独だと。
スミが「ヨンウを使って復讐するともりか」と聞くと「今になって偉そうに口を出すな!」と怒ったグァンホ。
全て断ってスミを追い払う。

 

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