ドラマ「Eye Love You」第10話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「Eye Love You」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:TBS

第10話(最終回):完結〜ありのままの心で見つめ合う愛の奇跡

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テオに別れを告げ、ぼんやりと道を歩いていた侑里に、猛スピードのバイクが向かってくる。
侑里を追いかけて来たテオが、侑里を抱きしめて庇い、2人共、道路に倒れてしまった。
幸い2人に怪我はなかった。
侑里は「私のせいだ…」と自分を責めるが、テオは「全然大丈夫です。侑里さんのせいじゃないです。」と侑里を慰め、家まで送り届ける。
そして、テオは、侑里の短所も含めて全てが好きだったと、最後に気持ちを伝えた。

翌朝、侑里が出社すると、テオの姿がない。
そこへ、テオからの退職願が郵便で届く。
驚く同僚たち。

テオは、会社を辞め、飯山教授からの研究室への誘いも断り、ソウルへ帰国。
もしまたテオの身に何かあった時に、絵本の結末を知ってしまった侑里が自分を責めてしまうから、身を引いたのだ。

寂しさを紛らわせるように仕事に打ち込む侑里を見て、真尋と花岡は胸を痛める。
「人の心の声が聞こえる力がある限り、侑里は誰のことも好きになっちゃいけないのではないか…」と。

ドルチェ&ショコラの創業9周年記念日。
創業者である侑里と花岡と真尋は3人でお祝いをする。
「侑里の幸せは私達が守る」と精一杯励ます真尋と花岡。

花岡はミン・ハナに電話をして、絵本にあった力を無くす方法(33秒間目を合わせる)について尋ねる。
それは、ハナの希望であった。
ハナは、以前、偶然読んだアイヌの古い言い伝えの本に、力を消す方法が書いてあったと言う。
実際に試したことはないが、希望を絵本に託したと。

真尋は研究室を訪れ、北海道の動物の研究をしていた飯山教授と小野田に、アイヌの言い伝えについて尋ねてみる。
飯山教授と小野田は強引な真尋に動かされ、古い文献やアイヌ語で書かれた資料を読み解き、「星空の下で愛する人と33秒間目を合わせると力を無くせる」と分かった。
真尋はその事をすぐに侑里に電話で伝えた。


読解をやり遂げた小野田は、真尋に「あなたは人間という種の中で、俺が最も引かれる遺伝子を持ってる。つまり、俺が引かれるのはこの地球上であなただけ…ということです。」と研究バカの小野田らしい遠回しな告白をする。
少し気を良くした真尋は、目を閉じてキスをせがむも、場を察することのできない小野田。
ガックリ肩を落とす真尋に、小野田はバックハグ。
そして「真尋さんが好きです」とようやくストレートな告白。
いい雰囲気になるも、飯山教授の邪魔が入るw

侑里は父・誠に会いに行き、力を無くす決断を伝える。
父は「自分にだけは自分の本音を隠さなくていいんだ。」と侑里の決断を応援してくれた。

花岡はソウルのテオに会いに行く。
「サインがないから受理できない」と言ってテオの退職願を突っ返す。
そして日本行きのチケットを渡し、「たまには職権乱用もいいだろ?」と言って立ち去った。

荷造りして部屋から飛び出した侑里、ブランコの公園の所で、日本に帰国したテオと再会。
侑里はテオに駆け寄って抱きつく。
そして、ようやく、自分の口から力のことを打ち明け、「テオ君が大好き!ずっと一緒にいたい!」と涙を流す。
テオも同じ気持ちだが、同時に侑里を苦しめたくないという気持ちもあり、複雑だった。
2人はテオのアパートの屋上に行き、力を無くす方法を試してみる。
星空の下、33秒間、2人は目を合わせる…
ところが、テオは途中で目を離し侑里を抱きしめた。
「無くさないでください。僕が好きになったのは、そのままの侑里さんです。そのままの侑里さんと、ずっと一緒にいたいんです。僕は聞こえないけど、侑里さんの気持ち分かります。全部は分からないかもしれないけど、侑里さんの気持ち、いっぱい分かりたいです。僕たちなら大丈夫です。」
2人はキスをして抱き合った。

1年後
花岡は、ハナの恋人の死因が虚血性心疾患であったと突き止める。
彼はハナと出会う前から心臓病を患っており、亡くなったのは、ハナの力のせいではなかったと伝える。
花岡とハナは公私共に良い関係を築けているようだ。

侑里とテオは韓国旅行。
侑里はだいぶ韓国語が上達した。
2人はラブラブデートを堪能。
テオはラッコ色をしたガラスの指輪を侑里にプレゼント。

さらに侑里とテオは、車椅子の父と一緒に温泉旅行を楽しんだ。

飯山教授も頻繁に侑里の父・誠の見舞いに来るようになった。
父のウインクで会話を楽しめるようになった。

小野田は、水槽の中からチタンのケース入りの指輪を真尋に見つけさせてプレゼント。
まったく噛み合わないようで、ばっちり惹かれ合っている2人もまたラブラブ。

侑里『人は人を好きになると相手の心を知りたいと願ってしまうものだ。でも、人の心の中は誰も覗くことはできないし、すべてを分かり合うことなんて不可能だ。だけど、それでいい。たとえほんの少しでも本当の心を分かりあえたなら、それは奇跡なんだと思うから。』

侑里とテオは、テオの生まれた街へ。
高台に立って、幸せいっぱいにお互いへの愛を叫びあった。
「愛してるー!」
「マニ サランヘー!」

<終>