ドラマ「Eye Love You」第8話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「Eye Love You」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:TBS

第8話:迫り来る究極の選択…運命の恋と父娘愛

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テオの部屋にあった「心が聞こえる少女」という絵本。
主人公の少女は、侑里と同じく“目を見ると相手の心の声が聞こえる力”を持つ。
少女は、テオのような“たくさんの愛を伝える少年”と出会い、幸せに暮らすのだが、やがて2人には様々な不幸が降りかかる。
「それは、少女に与えられた運命でした」とある。
この絵本の作者はミン・ハナ。
ビジネス交流会で、テオと名刺交換した女性だ。
ハナは、テオが幼き頃、この絵本を読み聞かせしてあげていた。

侑里は絵本のことが気になって仕方がない。
・自分と同じ能力について描かれた絵本
・それをテオが持っている事
・その内容が2人の恋の思い出とあまりにも似ている事
・書かれていた“不幸”(雷・亀・御札)
・テオが作者の名刺を持っている事

真尋は、侑里の能力をうまく利用し始めたw
離れた場所から目で訴え、業務を進め、心の声とジェスチャーで会話をする侑里と真尋。
花岡はそんな2人のやり取りを不思議に思う。

侑里は、絵本の事を真尋に相談した。
ただの偶然とは思えないこの状況に頭を抱えるが、真尋は「ただの絵本。きっと偶然で、侑里さんの気にし過ぎ。」と答えた。
ところが、その時、雷に驚いた部下の“亀さん”がぎっくり腰になるというハプニングが起こる。
亀…雷…
偶然なんかじゃないと思い直した真尋、「侑里さん、ここは私に任せて」と名探偵・ショコラティエ真尋となり解決を約束した。 


飯山教授も同じ絵本を手に入れ、読んでいた。

真尋は「みんなでご飯を食べよう」という事にして、侑里と一緒にテオの部屋に行き、こっそり絵本を見ようと試みるが、失敗。
テオが事前に呼んでいた小野田も合流し、4人でテオの料理を堪能する。
食事中、ワインを飲んだ真尋を見た小野田は、突然ノートを取り出し質問攻撃を始める。
「真尋の事をちゃんと知って、理解した上で検証したい。自分の人生で真尋の存在がどう作用していくのか、研究したい。」と小野田。
真尋の告白を受けて、生真面目で研究バカの小野田なりの返事をした。
真尋は目がキラキラ、小野田にときめき始めた。
テオは空気を読んで、真尋と小野田を2人きりにするために、侑里を連れてアイスクリームを買いに、席を外す。

ブランコのある公園で、侑里とテオはまったりタイム。
寒い中、2人でカニまんを食べてホクホク。
お互いにまだまだ知らないことがあり、テオは侑里のことをもっと知りたいと言うが、知ってても知らなくても侑里への気持ちは変わらず、今が幸せであると伝える。
2人は手を握り合って微笑み、気持ちを確かめ合いながら、部屋へ戻った。

食事会はお開きとなり、みんな解散。
小野田は真尋に「まだ聞きたいことがあるので、質問事項をリストアップして送ります!また連絡します!」と言った。
変わり者で不器用だが、真尋に好意を持っていることは間違いなさそうだ。

侑里とテオが出かけている間、真尋は絵本を2ページだけ読むことに成功していた。
『少女は神様に尋ねました。この力をなくす方法を教えて。』
『すると神様は教えてくれました。』
『それは愛する人と33秒間目を合わせること。』
『急ぎなさい。早くしないと、あなたの一番大切なものを失いますよ。』
侑里は、この力をなくすなんて、考えたこともなかった。
もし力がなくなったら、愛する人とずっと見つめ合っていられるが、父と話すことはできなくなる。
侑里は自分にとって“一番大切なもの”が何なのか、悩みこむ。

翌日、侑里の会社ドルチェ&ショコラに出資予定だったベンチャーキャピタルパートナーズという会社が経営破綻したというニュースが。
このままだと会社の資金繰りがショートしてしまうため、侑里たちは必死に解決策を探す。
さらに、侑里の父の容態が急変。
絵本にあった『不幸』が始まったのかと不安になる侑里。
しかし、幸い父は意識を取り戻し容態は回復、父の心の声も聞こえるように。
安堵する侑里。
花岡は「会社のことは気にせずにお父さんについててあげて。俺が何とかするから。」と言ってくれた。

侑里は絵本のことを父に話した。
父は、“愛する人と33秒間目を合わせる”をやってみようと提案した。
だが、力がなくなったら父と話せなくなるために躊躇する侑里。
父は「力がなくなっても侑里の声はお父さんに届くよ。手のぬくもりだって伝わってるんだよ。お父さんはずっと幸せだよ。」と侑里の背中を押す。
そして目を合わせて33秒…
しかし、力は消えず、侑里は心の声が聞こえるままだった。
やはり絵本はただの偶然なのかと、ほっとする侑里。

帰宅した侑里を待っていたのはデリバリー配達員のテオ。
侑里のためにオムライスを用意してくれた。
侑里は大好きな父のことを話す。
テオは、家族を大切にする侑里が大好きだと言ってくれた。

テオは飯山教授に呼び出される。
飯山教授は12年前にフィールドワークで北海道の霧多布岬を訪れた時のことを語る。
漁船の事故が起こり、漏れ出る石油からラッコを救おうと船から海に飛び込んだのが侑里。
溺れそうになった侑里を助けたのが父である誠だった。
飯山教授は、どうしても2人が気になり入院する誠を訪ねる。
ラッコが無事に保護されたことと、そのお礼を伝えるが、誠は会話ができない状態。
その後も度々お見舞いに通う中、娘である侑里の存在を知る。
とても勇敢で優しい心を持った素晴らしい女性だが、まだテオの知らない秘密がある。
飯山教授は「これは父としてのお願いです。本宮侑里さんと別れてください。」と頼んだ。
テオはずっと黙って話を聞いていた。

花岡は資金繰りの解決策に頭を抱えていた。
そこへ、ビジネス交流会で会ったミン・ハナ(絵本の作者)から電話が。
ドルチェ&ショコラには興味があるため出資してくれると言う。
喜ぶ花岡。

侑里が父の元へ行くと、飯山教授が病室から出て行く後ろ姿を見た。
飯山教授は以前お見舞いに来た時、侑里と父が会話する様子を見て、侑里に心の声が聞こえる能力があると気付いた。
飯山教授によると、実は侑里の能力を知る者がもう一人いるという。
その人は、彼女の恋人ユン・テオ…

ずっと黙って飯山教授の話を聞いていテオ。
テオはなぜか、すでに侑里の能力を知っていた。
絵本の結末も知っており、それでもテオは「ずっと愛し続けます」と飯山教授に宣言。
「僕は、ユン・テオですから」と…

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