ドラマ「Eye Love You」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「Eye Love You」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:TBS

第1話:僕の事は好きですか?私の心に舞い込んだ年下の純情韓国人

本来なら廃棄されるカカオハスクを使って、チョコレートやカカオ風味のコーヒー、日用雑貨を販売しているドルチェ&チョコラ。
代表を勤める本宮侑里には秘密があった。
目を見た相手の心が聞こえてしまう能力があるのだ。
12年前父と訪れたきりたっぷ岬で海に落ち、それ以来、備わったという。
戸惑い傷つきながらも、その能力とうまく付き合って生きていた。
しかし、この能力を持ちながら恋愛することはとても難しいため、諦めていた。

食いしん坊で、お腹が空くと不機嫌になる侑里は、デリバリーでビビンバを注文。
届いた袋を見ると、「オンドル食堂の方が美味しいです」というメモが入っていた。
メモにはラッコの絵が。

侑里と一緒に起業した花岡は、効率重視の完璧な仕事人間。
侑里のことを何でも把握していて、冷たい感じもするが、会社の経営は花岡のおかげで成り立っている。

ある日帰宅した侑里。
「おなかすいた〜」と叫び、メモに書かれていたオンドル食堂のビビンバを注文。
配達するのは韓国人留学生のユン・テオ。
メモを書いたのは彼だった。
侑里からの注文を受け、ビビンバを侑里の家に届けた。
届いたビビンバ頬張る侑里。
確かに美味しい!

袋を見るとまたメモが入っている。
エナジーチャージどうぞ。チヂミも美味しいです。」と書いてある。
ラッコの絵も。
侑里はさっそくチヂミも追加注文した。
玄関外のテーブルに「人生で一番美味しいビビンバでした。エナジーチャージできました。ありがとうございました。」と書いたメモを置いておいた。
下手くそなラッコの絵も描いて。
チヂミを届けに来たテオは、侑里のメモを見て「かわいい」とつぶやいた。
侑里が取りに出ると、チヂミと共に、またもメモが。
「豚大門市場のラッポッキも絶品です。」とラッコの絵も。


ラッポッキが気になる侑里、早速、翌日のランチでチョコラティエの真尋と一緒に行ってみた。
確かに美味しい!
真尋の話もそっちのけでラッポッキを頬張る侑里。
「あの人は私を美味しい料理へと導いてくれる神様のような人」と称した。


ある雨の日、デリバリーがキャンセルされ、他の料理もかなり時間がかかることに。
お腹が空いて不機嫌になった侑里は買い物に出かける。
カリカリして部屋を出た侑里、配達に来たテオとぶつかり、転びそうになった。
テオは危機一髪のところで侑里を抱き抱える。
目と目が合い、テオの心の声が聞こえる侑里。
だが、韓国語のため、意味がわからない。
しばし見つめ合い、ハッと我に返ったテオ、「すいません!」と頭を下げるとフードに溜まっていた雨水が侑里にかかってしまった。
その手には、見慣れたラッコの絵が描かれたメモが。
侑里「あなたが神様!?」
テオ「かみさま?」
テオは、雨の中、自転車で滑り、商品をダメにしてしまったので謝りたくてメモを置きに来たという。
ただ空腹で機嫌が悪いだけの侑里を、怒っていると感じたテオは、「スンドゥブを持ってきます!5分待ってて!」と言って雨の中走り去った。
テオは近くに住んでおり、家からお手製のスンドゥブを持って、侑里の部屋まで届けた。
怪しむ侑里に、自らスンドゥブを食べて見せ、「韓国から日本に来て2年目の26歳、ユン・テオです!」と自己紹介して学生証を見せた。
そして「美味しいので、エナジーチャージ!どうぞ!」とスンドゥブを差し出し、「本当にすいませんでした!」と頭を下げて立ち去った。

侑里はスンドゥブを一口食べる。

温かくて美味しい。
侑里は過去を思い出す。
母が亡くなって、悲しみに暮れる侑里のために、父が出してくれたコーヒとチョコレート。
父「このコーヒーにはチョコレートと同じカカオが入ってるんだよ。使い方次第で、苦くも甘くもなるんだ。人生も侑里次第で苦くも甘くもできるんだよ。」

テオは、創智大学 大学院獣医科学研究科 野生動物保全学専攻でラッコの研究をしている。
研究室の飯山教授と小野田先輩に、侑里からお返事の手紙をもらって嬉しかったことを報告。
テオはその日、「恐縮」という言葉を覚えた。

侑里はスンドゥブのお礼に自社のチョコレートを贈ることに。
恋愛の達人である真尋に相談するが、この時期にチョコレート贈るなんて、韓国にもバレンタインの習慣はあるし、特別な意味を持ってしまうとアタフタし。
悩みに悩んで、チョコではなく石鹸を贈ることにした。

テオの部屋まで、スンドゥブの入っていたスープジャーとお礼を持って来た侑里。
そっとドアにかけて帰ろうとするが、帰宅したテオと鉢合わせ。
以前(空腹で不機嫌だった)とはまったく別人のように穏やかな侑里を見て、驚くテオ。
侑里があげた石鹸は環境に優しい物で、テオも同じ物を使っていた。
テオは侑里を屋上に連れていき、その石鹸を使ってシャボン玉をした。
「環境の事を気にせずに思う存分気持ち良く使えるので、人間にも優しい。そういう物がもっともっと増えるといいですよね。」という侑里に共感を覚えたテオ。
その後、テオの部屋に上がってテオお手製のチャプチェをご馳走になる侑里。
美味しい!
次々に頬張る侑里を見て、テオは亡くなった母の「美味しいものを食べてエナジーチャージ!」という言葉を思い出す。
誰かと家でご飯を食べることが久しぶりで嬉しくて笑顔のテオ。
テオは満腹になってご機嫌の侑里を見て「かわいい」とつぶやき、空腹になると不機嫌になる侑里の性格を把握した。
テオの部屋には侑里の描いた下手くそなラッコの絵も貼ってあり、至るとこにラッコグッズが置かれていた。
大学院でラッコを始め、絶滅危惧動物の研究をしているというテオ。
ラッコをかわいいと言うテオを見て「無邪気」とつぶやく侑里。
テオは「無邪気」という言葉を覚えた。
侑里は改めて自己紹介した。

それから、侑里はデリバリーの設定を“置き配”から“対面”に変更し、度々テオに配達してもらうようになった。

テオは侑里を好きになり始め、飯山教授や小野田先輩に「恋になったら教えます」とニッコリ。
親代わりの飯山教授も喜んだ。

侑里は空腹になると不機嫌になるという性格を自覚していなかった。
花岡に確認し、恥ずかしさで落ち込む侑里。
人の心の声が聞こえるため、人のことには敏感だが、自分のことには疎いのだ。
花岡は、「人の心を察知してそれに合わせて冷静な判断がくだせる侑里に、会社は助けられている。それは経営者としての強みだよ。」と言ってくれた。

侑里の父は寝たきりで施設に入院している。
意識はあるが、動くことも話すこともできない。
侑里は、そんな父と、能力を使って会話ができるのだ。

12年前、父と訪れたきりたっぷ岬で、船に乗りラッコを見ていた侑里。
海難事故により、海に漏れ出た石油の中にラッコを見つけた侑里は、海に飛び込んだ。
しかし、足に網が絡まって溺れてしまう。
父は慌てて海に飛び込み侑里を救うが、脳に障害が残り、動くことも話すこともできなくなり意思疎通が不可能に。
その代わりに、侑里は人の心の声が聞こえるようになった。

侑里は父と生きていくため、高額な入院費のため、お金が必要だ。
だから、この能力を使って会社を守ると決めているのだ。
気持ちを強く持っている侑里だったが、介護士の「大金払っても治療のしようもないのに…気の毒…」という心の声を聞いてしまい、落ち込みながら帰宅する侑里。
すると「侑里さん!侑里さーん!」と声が聞こえる。
見上げると、屋上て手を振る笑顔のテオが。
テオは急いで降りてきて、「今日でバイトが最後だったから会いたかったんです!」と言う。
テオは元気のない侑里を、屋上に連れて行く。
そして、ブロワーを使って一緒に落ち葉の掃除をする。
もうこれ以上人の心の声を聞きたくなくて、テオと目を合わせられず、しゃがみこんでしまう侑里。
「どうしたんですか?」と顔を見ようとするテオ、バランスを崩して侑里に覆いかぶさってしまう。
ブロワーによって舞い上がる落ち葉の中、「きれい」と微笑みあう2人。
さっきまで掃除すべき葉っぱだったのに、今はきれいな葉っぱに。
「苦いよりも、甘いほうに」
侑里は、テオからまた元気をもらった。
会う度に別人のような侑里に<だからもっと知りたくなる>と考えるテオ。
甘いムードにハッとした侑里は慌てて走り去る。
テオは大声で侑里を呼び止める。
テオ「明日ご飯一緒に食べませんか?僕が作ります。」
侑里「た…食べません!」
テオ「お米が好きですか?麺が好きですか?」
侑里「お米かな…」
テオ「カレーは好きですか?」
侑里「好きです」
テオ「チャーハンは好きですか?」
侑里「好きです」
テオ「オムライスは好きですか?」
侑里「好きです」
テオ「じゃ、僕は」
侑里「僕も好…」

侑里は慌て走り去る。

高校時代、彼氏に心の声が聞こえると打ち明けた時、彼は「怖い」と考え目をそむけた。
侑里はその恐怖があり、恋愛を避けている。

テオ「僕は好きです」

翌日出社する侑里。
今日から侑里の会社にやって来たインターンの男性。
それはなんと…

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