Netflix韓国ドラマ「ドクタースランプ」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ドクタースランプ
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話

<2009年>
釜山
全国1位の秀才女子高生ナム・ハヌルは、1分1秒を惜しんで、毎日17時間の勉強をしていた。
韓国大学医学部を目指し、母も誇らしく、自慢の娘だ。

ソウル
同率1位の秀才男子高生ヨ・ジョンウは、好成績に鼻高々で得意げに振る舞っていた。

ハヌルの家
父の命日、集まった親戚のおばさん達と母は、潰れかけている“おでん工場”を今後どうするのかで揉めていた。
取っ組み合いのケンカになる大騒ぎの中、黙々と勉強をしていたハヌルが突然、「お母さん、工場を売ってソウルに引っ越そう。韓国大学がある、行こう!」と提案した。

そしてハヌルはソウルの高校に転校、ジョンウのクラスだった。
秀才の2人は、学年トップの座をかけて、バチバチのライバル関係となった。
これまでは余裕綽々だったジョンウ、とにかく時間を惜しんで常に勉強するハヌルに、なにかにつけては競争心を燃やした。

ハヌル『当時の私は頑張ればいいと思っていた。でも、この世は思い通りにならない。目指していた韓国大学医学部に入れたのも1人だけだった。』

<2023年>
韓国大学病院形成外科同門会のパーティー
ジョンウは、参加した海外医療ボランティアのドキュメンタリーで注目を集め、動画配信やテレビやCMに出演するなど、スター美容外科医となっていた。
さらに、動画配信の収益を全額寄付したり、学生時代から10年間のボランティア活動などを評価され保健福祉部長官賞を受賞。
先輩デヨンは、拍手喝采を浴びる完璧なジョンウをひがんだ。

パーティーの後、友人たちとバーで飲むジョンウ。
そこで、高校の同窓会の話になり、ハヌルの現状を聞かれる。
「韓国大学に落ちて他の医学部に行ったそうだが、その後は知らない。根性のあるヤツだからうまくやってるはず」とジョンウ。

ハヌルは、テハン大学病院の麻酔科医となっていた。
上司のキム・サングン教授からのパワハラや、過酷な労働時間に苦しんでした。
フラフラになり、ようやく帰宅できたのも束の間、すぐに病院に呼び出されてしまう。
ハヌルは腹痛を感じていた。
母は、いい年して無職のハヌルの弟バダには目もくれず、あれやこれやとハヌルの世話を焼く。
自宅の1階でミルミョン屋をやっている叔父テソンもハヌルの体を心配する。

ジョンウの人気はうなぎ登り。
提携クリニックが10ヶ所を突破し、なんの苦労もなく優雅に暮らしていた。
ある日、マカオから、通訳や取り巻きを従えた派手な女性がやって来る。
輪郭の施術を依頼してきた。
女性患者の妙な雰囲気が気になるジョンウ。

ハヌルは腹痛を感じながらも、親友で産婦人科麻酔科医のホンランとのランチのため、病院の外に出る。
しかし、あまりにひどい腹痛によって横断歩道の真ん中で座り込んでしまう。
そこへトラックが突進。
寸での所で急ブレーキし、ハヌルは轢かれずに済んだが、腹痛とショックと気を失うハヌル。
近くに来ていたホンランの対応により、ハヌルはテハン大学病院に搬送された。

ジョンウはマカオから来た女性患者の手術。
手術中に突然の大量出血を起こし、ジョンウは懸命の処置を施すが、甲斐なく死んでしまった。
その後、警察の事情聴取で「血管に触れていないし、患者に常用薬もなく、麻酔医もいた。手術に問題はなかった。」と証言するジョンウ。
スター美容外科医の医療事故、テレビのニュースで大々的に報じられ、世間の注目を集めることに。
亡くなった患者がマカオのカジノ事業者の相続人で、裁判には、マフィアのような男がやって来た。
なぜか事故当時のみ監視カメラが作動していなかったことや、遺体から抗凝固薬や検出されたことからジョンウは非常に不利な状況に陥る。
先輩デヨンはニュースを見て、「わざと怪しまれる行動を取るはずがない!美容外科に抗凝固薬があるわけない!」と怒って頭を抱えていた。
なんだかんだとジョンウに対して怒るデヨンだったが、実はツンデレで、本当はジョンウを心配しているのだ。
裁判でジョンウ側は、抗凝固薬の発注履歴がないこと、被害者は抗凝固薬を長期間服用していたことを主張。
しかし、被害者側は、ジョンウの病院のゴミ箱からヘパリン(抗凝固薬)の瓶が見つかり、さらにジョンウの指紋も検出されたとし、証拠品として提出。
ジョンウは惨敗した。
それでも、信じてくれる友人がいるから真実を求めて闘おうと前向きだったジョンウ。
ところが、その友人のムグンとチャンヨンは、大人気だったジョンウの動画チャンネルを運営していたため、10億の損害だと怒り、ジョンウを殴った。
唯一の味方は先輩の医師ミン・ギョンミン(ハヌルと同じテハン大学病院の麻酔科医)だけ。
ギョンミンは、医療専門弁護士の紹介や、抱えてしまった巨額の借金の整理を手伝い助言してくれた。

ハヌルは急性胆嚢炎だった。
胆嚢を摘出し、無事に回復。
叔父テソンは元気になったハヌルにホッとして食事を作ってやる。

病院では相変わらずキム教授からのパワハラは続き、一日中叱られて謝罪する日々。
先輩医師ギョンミンが助教授になったお祝い、白けた目で見るハヌル。
横断歩道を渡る時、トラックに轢かれそうになった恐怖が蘇る。
精神的に落ち込んでしまったハヌルは、迷いながらもサンシャイン心療内科を訪れた。
ハヌルは医師に「車に轢かれそうになった時、“よし、死のう。その方がマシだ”と考えてしまった。なぜそう思ったのか、自分で理解できない。」と打ち明けた。
診察の結果、燃え尽き症候群によるうつ状態にあると診断され薬を処方された。
ハヌルはなかなか受け止められず、「私のどこが病気なの!?私は平気!!」と薬をゴミ箱に捨ててしまう。
帰宅したハヌルは、ビールでも飲んで憂さ晴らししようと屋上に上がる。
すると、屋根部屋に1人の男が引っ越してきていた。
その男の顔を見てびっくり!
ジョンウだった!
ジョンウもハヌルの顔を見てびっくり!

高校時代の2人には、学年トップの座をかけたライバル心だけでなく、甘酸っぱい思い出もあるようだ。
人生最大のスランプに、
崖っぷちに立たされてしまった時に、
2人は再会した…

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