Netflix韓国ドラマ「京城クリーチャー」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

京城クリーチャー」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話:執念と執着の境界 信号

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化け物は檻に入れられ、さらに地下にある牢屋に運ばれる。
その途中、壁にぶつかった衝撃で、注入し続けていないといけない窒素ガスのスイッチが切れてしまった。
そのため、化け物は目を覚まし、檻から触手を伸ばして、運んでいた兵士たちを次々に襲い、檻から逃げ出し、潜んでしまった。
命からがら逃げてきた遠藤少佐は「始末してください…あなたが作ったものは…災いです…手遅れになる前に、あの化け物を消し去ってくください…」と加藤中佐に震えながら訴える。

テサンは前田由紀子に会いに行き、「友人が甕城病院にいるのですが、連絡が取れないので院内の状況が知りたいんです。どなたか分かる方はいませんか?」と聞いてみる。
前田は「友人というのは明子かしら?捜さないほうが賢明かと。」とテサンを牽制した。
そして、たとえ院内にいたとしても帰されることはないので、他の方法を見つけるように“友人としての忠告”をした。

このことで、明子が甕城病院にいると確信をもったテサンは、甕城病院の図面を手に入れるようガッピョン所長に指示、今夜10時までに潜入すると告げた。
愛国団員である看護師から「10時に東窓に煙や花火など信号を送るのです。連れ出せる方法を見つけてください。」と言われたことを思い返すテサン。

テサンは見張りを撹乱しつつ、雑貨店の店主に花火を用意させ、洋服店の店主から、月光バーで幸本が描いていたチェ・ソンシムの似顔絵を受け取る。

テサンが受け取った“明子を見つけた”というメモは、チェオクからのものだった。
甕城病院にいるチェオクは、ヨングァンという朝鮮人の兵士を味方につける。
ヨングァンは、医学部在学中に徴兵され、中国での戦闘中に負傷し甕城病院に搬送され、今は防疫の任務についているという。
朝鮮人であるため、日本軍の兵士から酷い差別や暴力を受けており、いよいよ限界を迎えたヨングァンは自殺しようとした。
軍病棟を偵察していたチェオクは、それを目撃し、ヨングァンを助けた。
「早まるな。死ぬべき時に死ねばいい。」と。

地下には生体実験室があり、チェオクが見たたくさんの死体は炭疽菌が理由であることをヨングァンは教えた。
そして、地下には、まだまだたくさんの朝鮮人がいて、その中には明子もいるという。

金鈺堂に一人の女性がミシンを持ってやって来た。
ナウォル夫人が対応すると、「お金はいらない、息子を捜してほしい」という。
戦争で負傷し病院へ運ばれた後、連絡が途絶えたということだ。
その息子がヨングァンだ。

テサンは洋服店で受け取った似顔絵が誰なのか、月光バーのヨンチュンに聞くと、「似顔絵の人は知らないが、描いた人なら知ってる。幸本という日本人画家。」と答える。
驚くテサン。
ヨンチュンは、夜8時に幸本と食事をするというので、テサンも同席することに。

甕城病院の一路院長は、幸本の部屋にあった化け物の絵を見て、加藤中佐に会いに行く。
現在の日本の戦況を大きく覆す強力な武器として、地下にいる化け物を使えないと尋ねるが、加藤中佐は、まだ飼い慣らせるか未確認だと断る。
しかし、一路院長は「この世に生きる全てのものは結局は飼い慣らせるようにできている。我々が朝鮮を飼い慣らしたように。」と言ってほくそ笑んだ。

チェオクたちは、ヨングァンが書いた図面を元に、明子の救出作戦を立てる。

テサンは幸本を会うべく店に向かうが、途中、日本人に絡まれ暴行を受ける。
激しい格闘となり、テサンは傷を負いながらも日本人を倒し、店へと向かう。
しかし、すでにヨンチュンも幸本もいなかった。

チェオクは甕城病院の屋上の排気口から侵入し、地下施設へと向かう。

金鈺堂に戻ったテサン。
テサンは腹を刺され、大きなケガをしていた。
ナウォル夫人は手当しながら、「命よりも大事なものがあるか!まず病院に行け!」と叱るが、テサンは言うことを聞かず、甕城病院へ侵入することしか考えていなかった。
駆けつけていたジュンテクも心配そうな顔。
そこへ、ヨンチュンが幸本を連れて金鈺堂にやって来た。

換気口を通って地下施設へと侵入成功したチェオク。
不気味なホルマリン漬けの人体の数々に驚く。
そして、牢屋に閉じ込められた人々を見つけた。

幸本が、人力車に乗って甕城病院に戻ってくる。
門番の兵士に「新しい画材を買って来た帰り道です。荷物が多いので人力車のまま通してもらえませんか?」と言うが、関係者以外立ち入り禁止なので車夫の侵入を拒否される。
そこで幸本は「一路院長の指示で持ち込む物なので、拒否するなら、その旨を院長に伝えてください。」と言う。
院長の名前に怯んだ兵士は、そのまま幸本を人力車のまま通した。

チェオクは牢屋の朝鮮人たちに助けを求められ、換気口から逃がすことにした。
まだ幼い子供たちだった。
部屋に戻ってきた医師に見つかるが、チェオクが倒し、事なきを得る。

幸本を乗せた人力車の車夫は、テサンだった。
人力車にはジュンテクも乗っており、一緒に甕城病院に侵入成功した。

ガッピョン所長と雑貨店の店主がたくさんの荷物を持って、山奥へと車を走らせる。

屋上で身を潜めながら、排気口を見張っているジュンウォン。
チェオクが戻ってくるのを待っていると、そこへ兵士たちが屋上に集まってワイワイ酒を飲み始めてしまった。
そこへ、タイミング悪く、チェオクが子供たちを連れて戻ってきた。
ジュンウォンは仕方なく兵士たちの前に姿を現し、「撃たないでくれ!」と兵士たちの目を自分に引き寄せる。
するとその時、空に花火が上がった。
テサンの指示で、山奥に車を走らせていたガッピョン所長と雑貨店の店主の送った信号だ。
なんだ?なんだ?と戸惑う兵士たち。
兵士たちが空を見ている隙に、ジュンウォンは兵士たちに襲いかかり、排気口から出てきたチェオクも加勢し、兵士を次々に倒す。
しかし、チェオクが背後から狙われピンチに。
そこへテサン登場、チェオクを救った。
「すまない、遅くなって」とテサン。
明子救出作戦だったが、チェオクが救出したのが子供たちで、話が違うと戸惑うテサン。

一路院長は加藤中佐に「これからヤツに私の顔を覚えさせます。鐘を鳴らすたびに私が餌をやるということを覚えさせ、誰が飼い主で、誰の言うことに服従すべきか、飼い慣らすのです。」と言って、化け物に3人の朝鮮人を餌として与え、鐘を鳴らした…