Netflix韓国ドラマ「無人島のディーバ」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

無人島のディーバ」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第6話:秘密VS嘘

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mokumokuw.hatenablog.com

ボゴルは、夜遅くに“DV犯の2つの顔”の張り込みだと出かけていったウハクを不審に思い、後をつけた。
ギホの父ボンワンの家の前にウハクの車が止まっていることを確認し、ボゴルも家に入っていった。

「チョン・ギホを知ってますか?」とモクハに聞かれた母は、「知らない」と答えた。
ギホの母と同じ言葉を言っていたことに関しては、「母親が子供を励ます時のよくある言葉だ」と答えた。

ウハクはボンワンの家の中をいろいろ物色し、壁に掛かる家族写真を見つける。
そこには、ボンワンと母と中学時代のギホ(ボゴル)と兄チェホ(ウハク)が写っていた。
「なぜ自分が写っているのか」、過去の記憶がないウハクは驚く。
そこへボゴルがやって来る。
ウハクは、ボゴルを問い詰めた。

少年時代のチェホ(ウハク)&ギホ(ボゴル)は、父ボンワンから暴力を受けていた。
バイトをして逃亡資金を貯めていたことがバレたギホは、父から怒鳴られ暴力を受ける。
母やチェホはギホを守ろうとするが、ぶたれ、突き飛ばされる。
「俺は警察官だ!逃げても地の果てまで追いかけるぞ!」と凄むボンワン。
しかし、ギホは歯向かい、抗い、ボンワンに食って掛かる。
怒ったボンワンは椅子でギホを殴ろうとした。
ところが、チェホがギホをかばい、代わりに殴られてしまった。
チェホは頭にケガをして長い間、意識不明。
目を覚ましたチェホは記憶を失くしていた。
母はチェホへの罪滅ぼしのため、辛い記憶を戻すのではなく、過去を消し、いい思い出を作ろうとした。

すべてを知ったウハクは「ヤツを刑務所に送り、元の名前を取り戻そう!そしてギホを見つけたとモクハに報告しよう!」と言う。
「そんなことをしたら家族が壊れる」と反対するボゴル。
名前も記憶も父親も捏造し、別の家族に成り済まし、新しい暮らしを手に入れたのだが、それは当時、違法な手段だったのだ。

翌朝、ウハク&ボゴルの母は「モクハにチョン・ギホのことを聞かれた。私のせいでバレたかも。どうしよう、モクハに私達の正体が知れたら…」とボゴルに打ち明けた。
ボゴルは、「ボンワンがモクハに近づいているから、俺たちで守らないと」と母に言った。
ショックを受ける母は、モクハが歌手になって有名になったらボンワンにバレてしまうのではないかと不安になった。

ランジュの過去のアルバムは、ファン代表のシュガー企画によって再販され、先行予約も好調の様子。
来週には店頭に並ぶということだ。
大喜びのランジュ。

ウハクはモクハに「ギホに会った。は結婚していた。遠くから応援するってさ。」と嘘の報告をして、中学時代にギホが編集したモクハのMVのUSBメモリを渡した。
モクハは、ウハク&ボゴルの母とギホの母が同じ言葉を言っていたことが引っかかっており、さらに無人島から自分を見つけ出したのがウハク&ボゴル、すべてが偶然だとは思えず、ウハクの報告を信じられなかった。

ウハクは記者として、ある交通事故を取材。
それは保険の営業をするデウン(モクハとギホの同級生)の事故だった。
ウハクが病院に行くと、いまだ意識不明で集中治療室のデウン。
デウンの妻であるヨンジュ(モクハとギホの同級生)は、ソウルの大都会で突然車内に蜂が入ってきたこと、ドラレコのカードがなくなっていることに疑問を抱き、「この事故は仕組まれたものだ」と涙ながらに警察に訴えていた。

デウンのドラレコのカードは、ボンワンが持っていた。

ランジュは、リバイバルが好調で、目標のアルバム売上通算2000万枚まであと4万枚と迫っていた。
そしてラジオ番組に出演。
そこで“N回目の全盛期”4回目の挑戦相手が、現在大人気のウン・モレだと知る。
「過去の自分に勝ち、そして再び全盛期を迎える」という番組の企画意図を変更してきたのだ。

これはソジュンの企みだった。
モレは自分の登板理由を「ランジュのリバイバルを阻止し、持ち株を守って経営権を死守するためでしょ」と把握。
さらにソジュンはモレに、モクハの存在を持ち出し動揺させた。
モレはオーディションの頃から今でもずっと“モクハの代打”という引け目を感じていたのだ。

モクハは番組制作陣に異議を申し立てたが聞き入れられず。
さらに、モレのマネージャーのヨングァンは、生放送でモレは口パクでいきたいと申し出た。
モレは口パク、ランジュは生歌(モクハ)。
制作陣も、世界的スターのモレの要望とあれば聞き入れないわけにいかないと承諾。
ボゴルまでもが承諾してしまった。
納得がいかず抗議するモクハだったが、ヨングァンに、ランジュ口パクの証拠動画をちらつかされ、黙らざるを得なくなる。
ランジュとモレは犬猿の仲、番組で火花が散って盛り上がると制作陣は大いに喜んだ。

ランジュの喉の術後の状態は、腫れもなく経過は良好だった。
それなのに高音が出ないのは、心理的な問題だという医師。

<過去>
モレの登場によって、会社のドル箱はランジュからモレに変わった。
赤字覚悟でランジュがシングルを出せるのは、モレの人気のおかげだという事実を突きつけられ、ショックを受けるランジュ。
モレが、ランジュのヒット曲“open your eyes”をリメイクすることになった時、ランジュもソジュンも反対した。
モレは、「ランジュ先輩は憧れの存在だから追いかけたくて…」と猫をかぶっていたが、反対されたことで態度を一変。
「私を嫌う理由は?私はしょせんソ・モクハの代打なんでしょ?言葉で言わなくとも目では数千回言ってた。この曲も、私はダメでモクハなら似合うってことでしょ!」と怒鳴った。
ランジュもそれを認めた。
それ以来、2人は犬猿の中となってしまった。

ウハク&ボゴルの母はモクハに美容師になることを勧めた。
その年で歌手を目指すよりも確実だと。
母は、モクハが歌手になり有名になることで、ボンワンにバレることを懸念していたのだ。
この間まで歌手になることを応援してくれていたのにと、困惑するモクハ。
ボゴルは「聞き流して」と声をかけた。
モクハは、最近までボゴルがギホなのではないかと考えていたが、「一貫して揺るがず力強くて頼りになるギホの目とあんたの目はぜんぜん違う!あんたはどっちつかずで混乱させるし、弱々しくて情けない!味方かと思ったら急に冷たくなるし、優しい言葉をかける時もあれば、都合が悪いと黙る、腹の底が全くわからない!」と食ってかかった。
「致し方ない理由があるんだ!」と答えるボゴル。

ボンワンはデウンの車のドラレコのカードから、デウンと妻が「ギホの父親と会ったよ。モクハにまで会いに行きそうだ。ギホに伝えるべきか?幸せに暮らしてる息子をなぜ捜すんだ。」と電話で話している音声を聞いた。

モクハは夜、イノシシに追いかけられる夢を見て目が覚めて、気分転換に外に出るとウハクがいた。
ウハクは、モクハとランジュの歌声の違いを指摘。
今のモクハには年輪が足りないが、わずかな技術の違いだから、同じ様に歌えるようになると励ます。
歌手の夢を諦めるべきか悩んでいたモクハは元気づけられた。

モレとの対決“N回目の全盛期”生放送の日。
ホンPDが虫垂炎で病院に運ばれてしまったため、陣頭指揮はボゴルがとることになった。

会場に到着したランジュは、モレのファンが集まるレッドカーペットに降り立ち、モレに負けるまいと強い心を持って笑顔を作り、愛想を振りまく。
そこへモレも到着、ファンは皆、モレに歓声を上げる。
2人揃ってレッドカーペットに並び、ファンへ手を振る。
ランジュはそこにモクハを呼び寄せ、モレに紹介。
困惑するモレに、ランジュは「お礼を言うべきよ、この子の登場が遅すぎたことを。」と言った。
顔が引きつるモレ。

モレの口パク用の音源は完璧な歌声に修正されていた。
これじゃ生歌のランジュか勝てっこないとスタッフは話す。

モレはモクハに声をかける。
「15年前のコンテスト、もしあなたが参加していたら、私みたいなスターになれたと思ってる?この座を甘く見てる?」と。
モクハは「あなたはかなり不安に見える。自信があれば生歌で勝負するはずです。もし生歌でランジュさんに勝ったら、あなたを認めます。」と返した。

ウハクは記憶が戻ったことを父に打ち明けた。
正直に事実を話して欲しいと言った。
困惑する父。

ボゴルはホンPDの代役として、出演者たちと生放送直前の打ち合わせ。
そこで「公平な勝負をするため、生歌でいく」と宣言。
モレは怒って部屋を出て行ってしまう。
ヨングァンは話が違うと抗議するが、「番組に穴を開けるとなると、外にいる記者に説明しないと。生歌に自信がないと話しても?」と返すボゴル。
言い返せないヨングァンは抗議のためにランジュの口パク(モクハ)をボゴルに明かすが、ボゴルはすでに把握していた。
そして、ボゴルは、ランジュ&モクハについても「ウソはやめましょう。ウソをつき続けると弱みが増えていき、収拾がつかなくなります。」と言い、別の家族に成り済ましている自分たち家族のことを思い浮かべた。
ボゴルはランジュに「今回もしランジュさんが勝ったら、モクハを舞台へ上げ、今まで誰の歌声だったのか伝えるべきです。」と言った。
困惑するランジュ、驚くモクハ…

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