Netflix韓国ドラマ「無人島のディーバ」第8話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

無人島のディーバ」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第8話:ファン1号VSファン1号

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mokumokuw.hatenablog.com

ウハクとボゴルは車でハムチャン駅に向かう道中、ウハクの抜けている記憶について話していた。

<過去>
ギホ(ボゴル)が、父ボンワンから殴られるのをかばって大怪我をしたチェホ(ウハク)。
しばらく意識が戻らなかった。
そんな中、ボンワンのチュンサム島への転勤が決まった。
島には大病院もなく、チェホの意識が戻らないため母も離れることができず、とりあえずギホだけがついて行くことになった。
母はギホに「当分はお父さんには逆らわないで。春になったら会いに来て。」と密かにお金を渡した。
母はチェホの意識が戻ったらどこかに隠れるつもりだと言う。
「今度は絶対に見つからない。気づかれないように来て。待ち合わせ場所をあそこのポストの裏に書いておく。絶対に来るのよ!」と約束してギホと別れた。
しかし、春に会う約束はうまくいかず、モクハとの脱出失敗もあり、夏になってようやく島を出られた。
ポストの裏に書かれた“青いチキン屋”へとたどり着いたギホは、母と再会することができた。
母は名前も住所も電話番号もすべて変え、やっと父ボンワンから逃れられた。
そばには、全てを助けてくれた“天使”(イ・ウク)が笑顔で見守っていた。
その後、記憶をなくしたチェホのために、楽しくて美しい記憶を作ってあげようと話し合い、改めてウハクとボゴルとして出会い直したのだった。
記憶を失くしたウハクは、以前とは別人のように明るく、よく笑い、おしゃべりになった。
父サンドゥ(イ・ウク)
母ハジョン(ヤン・ジェギョン)
ウハク(チェホ)
ボゴル(ギホ)
新しい4人家族として、とにかく幸せすぎる暮らしを手に入れた。
ボゴルは、こんな幸せをモクハに見せてあげたかったと、申し訳なく思い、その後15年間、生死不明のモクハを捜し続けたのだった。

ハムチャン駅に着いたウハク&ボゴル。
モクハを見つけたら…
ボゴルは「家に帰ろう。」
ウハクは「隠れてろ。悪いけど歌手は諦めろ。うちの家族を思うなら目立たないでと頼む。」
と言うつもりだと、意見が分かれる2人。
2人は別々にモクハ捜索に動いた。
そして、先にモクハを見つけたのはボゴル。
ウハクは2人が抱き合うのを見てしまった。

モクハは、ボンワンが2人を見つけるまで捜す気だから、自分は歌手を諦めて隠れると言う。
これはウハクの希望通りだったが、モクハの自己犠牲の態度を見て考えが変わり、「そうじゃないだろ!「これはあんたらの問題だ、私は自分の道を行く」って言わないと!」と言った。
「家族を守りたい」という気持ちと、「モクハの夢を叶えたい」という気持ちのせめぎあいで、居た堪れなくなり、ウハクはその場を立ち去った。
ボゴルは「これはうちの家族の問題だ。俺らは君を邪魔したくない。俺らを助けたいなら隠れずに、超有名な歌手になって。サインが高額で売れたり、歌で世界を変えたりする、そんな歌手になれ。有名になれば手出しできないから。」と言った。
モクハは中学生の頃、船でギホと別れる時に言われた「頑張って。必ず歌手になってね。ただの歌手じゃなくて、ありとあらゆる場所で歌が流れる歌手。」という言葉を思い出す。
モクハはボゴルに初めてのサインを書いた。

ウハク&ボゴルはモクハを連れて帰ることに。
途中、ウハクは「いい天気だし、景色もいいし、遠足日和だ。」と言って、昔家族でキャンプした場所へ向かった。
到着して準備をしていると、父と母もキャンプ場へ到着。
ウハクが2人を呼んだようだ。
5人は、たくさん笑い、幸せすぎる時間を過ごした。
ウハク、ボゴル、モクハで洗い物をしている時、モクハがボゴルのことを自然に「ギホ」と呼んでいた。
ウハクは「タイム!状況整理が必要だ!」と集合をかけた。
「この人はボゴルで俺はウハク、ギホとチェホはこの世にいない。俺とモクハは同い年でボゴルは1つ下。外では年下が敬語を使うこと。わかった?」とウハク。
そして「最後に。2人は昔思い合ってたんだよな?今もその思いは変わらないのか?」と2人に聞いた。
「とんでもない!」とモクハは否定するが、ボゴルは「うん。俺は今も変わらない。でなければ15年も捜し続けてないよ。」と答えた。
ボゴルの想いを知り、驚くモクハ。
「了解した。さ、皿洗いの続きをしよう。」とウハク。
夜には焚き火を囲んでモクハがギターの弾き語り。
その歌声にうっとりの家族。

帰宅したモクハは、ランジュが部屋からいなくなっていることに驚く。
ランジュがモクハのために綺麗に用意したプレゼントが残されていたが、その箱は潰れ、メッセージカードは破られていた。
つなぎ合わせたカードには“始まりを祝して ファン1号ランジュより”と書いてあった。

ボゴルはモクハからもらったサインを見てニッコリ。
“私のファン1号へ ありがとう ソ・モクハ”と書いてあった。

ボゴルは夢を見た。
両親の美容室にボンワンが来て、飾ってある家族写真をみて「俺の家族だ、お前のじゃなく!」と言って、父に向かってハサミを振り上げる、という恐ろしい夢。
夢を見たことを父に話すと、父は、美容室内に飾ってある家族写真を片付けた。
「心配するな、家族とモクハは父さんが守ってやる!」とボゴルを元気づけた。

父と母はなにやら気まずそうにウハクに声をかける。
父「実は聞きたいことがあるんだが…あの…その…」
母「ウハク!あなたモクハに親切にしてるけど、モクハをどう思う?男女の恋愛感情?ボゴルとは…?」
ウハク「単なる親切心だ!誤解しないで!自分がギホだと思いこんでた時は惹かれた。でも今はモクハは弟の友達にすぎない。以上!」
ウハク「呆れるな!兄弟で1人の女を取り合うとでも!?まったく…おかしなことを言うな!」
きっぱり否定したウハクだが…。

モクハはランジュを捜しに出かける。
ボゴルが不在のためウハクが車で付き合う。
ドライブスルーで昼食を食べながら。
一人飯を免れ、交通費も浮く。出来立てで美味いから、一挙三得だ。」と言うウハクにお礼を言うモクハ。
「今日は忙しいからって、ボゴルに頼まれてたんだ」と取り繕うウハク。

ボゴルはその日、船に乗ってチュンサム島へと出かけていた。

ランジュは音信不通だった。
モクハはシュガー企画のファン代表に会う。
ファン代表も、これまでのアルバムの販売資料を渡したいのに連絡がつかないと言う。
その資料を見ると、通算2000万枚まで、あと約2万枚だと分かる。
さらにファン代表は、モクハに興味を持っているというたくさんの業界人の名刺を渡した。
その中にはファン代表の名刺も。

ランジュは高齢者施設にいる母のところにいた。
認知症の母は自分のことをユン・ランジュだと思い込み、目の前にいる娘のことは誰だか分からなかった。
娘と自分を同一視する症状がひどくなりつつあり、毎日数十回、ネットでランジュのことを検索し、その結果が体調に影響する。
いい記事の時は快調に、悪い記事の時は不調に。
介護士によると、最近は、ランジュのリバイバルの記事を見て、正気を取り戻したそうだ。
「娘に渡すものがある…」と。

ボゴルはチュンサム島のモクハの実家が合った場所、ヨングおじさんの店に来た。
「ギホです。」と挨拶をすると「ギホか!生きてたんだなー!」と喜んでくれて、再会を果たす。
ボゴルが帰った後、ヨングおじさんはすぐにボンワンに電話をかけ、ギホが来たことを報告した。
ボゴルは「写真家になって全国を巡ってる」とウソをついていた。

また後日、ボゴルは再びチュンサム島に出かけようと支度をしていると、ウハクが「モクハは有名人になったんだぞ!行く先々で写真を撮られる。送ってやれ!またアイツが現れたらどうする!?」と怒る。
ボゴルは「大丈夫。心配するな。」と言って出かけてしまった。

モクハはソジュンに呼ばれ、RJエンタへやって来る。
ソジュンはアーティストとしてモクハと契約したいと申し出る。
来月、投資家向けにライブを開催するので、そこに出て欲しいと。
モクハは「私にとって一番重要なことは、ランジュさんの通算売上2000万枚突破の件。私がアルバムを出すのは、ランジュさんがRJの株を半分受け取った後です!」と言い切った。
部屋を出るとモレがいた。
損切りされたでしょ?近いうちにされるわ。何の予兆もなく手のひらを返すのがランジュさんの特技。」と言う。
モクハは怒ってその場を立ち去る。

ボゴルは再び、チュンサム島のヨングおじさんの店にやって来た。
ヨングおじさんは「秘密だ」と言われたのにボンワンに話してしまったことを白状した。
そして、「島に来る必要はない。ただ待ってればいい。近いうちにお父さんがそっちに行くから。」とボンワンからの伝言を預かったと言うヨングおじさん。
固まるボゴル。

ボゴルは帰宅後、家庭内暴力の公訴時効について調べたが、とっくに切れていた。
そして、あろうことか、“尊属殺人 量刑”とネットで検索していた。

ラジオ番組では、15年前、中学生だったモクハとランジュとの生電話の音声が流される。
中学生のモクハは感動で号泣している。
車内で聞いていたモクハは、恥ずかしくて顔をしかめる。

ランジュの母もベッドでラジをを聞いており、モクハのことを「あらま〜かかわいらしい〜」とニコニコ。
そこへ、ランジュの携帯が鳴る。
ランジュが不在のため、母は勝手に電話に出てしまう。
相手はモクハだった。
「私がランジュです」という母の声に困惑するモクハ。
母に家の場所を聞かれ答えるモクハ。
母は身支度を整え、車椅子で出かけてしまった。
病室に戻ったランジュは母がいなくなっていることに気づき、驚く。
慌てて捜索に走る。
母はモクハの住む“兄弟美容室”へ到着。
モクハとウハク&ボゴルの両親に「私はユン・ランジュです」と挨拶をする母。
困惑する一同。
母は「あなたの願いを叶えにきたの。一緒に歌いましょう。」と言う。
そこへ、母の携帯にランジュから電話が。
急いでモクハが代わり、事情を説明。

ウハクの元にヨンジュから電話が。
「ソ・モクハという人物を捜して欲しい」言うヨンジュ。

ヨンジュは警察から、夫デウンが事故前に行った場所リストのメモを受け取っていた。
そこへ到着したウハク。
ウハクはそのリストにある“チョンサンビル”が引っかかった。
ボンワンの勤め先のビルだ。
そして、ヨンジュが、モクハと中学の同級生だと初めて知った。

ランジュの母はモクハの部屋で眠ってしまった。
そこへランジュが到着し、母の無事に安堵する。
モクハはランジュに、突然姿を消したこと、その期待を裏切ったことを謝罪した。
しかしランジュは「何かあったらまた逃げるんでしょ?そんな子に、私の人生を懸けたくない。」と言ってソジュンに電話をかけ、「2000万枚の件はもういい、明日で契約満了に。あんな子の面倒を見るのはもうたくさん。」と告げた。
モクハへの信頼を回復することはできなかった。

ボゴルは覚悟を持って、ボンワンの家にやって来た。
「ギホです」と言って家に入り込み、ボンワンと対峙する…

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