Netflix韓国ドラマ 「生まれ変わってもよろしく」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「生まれ変わってもよろしく」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第4話:惹かれ合う心

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3回目の人生は賎民の子として生きていた。
9歳の時、初めて前世の記憶が蘇った。
夢か現か困惑したが、涙が溢れ、心の底から会いたいと感じた。
そして思いのままに母が住むお屋敷に走り、塀を登って母に駆け寄る。
しかし母は見ず知らずの汚い子供が駆け寄って来たため、拒絶した。
母に理解してもらえなかった悲しみは、転生を繰り返した今もなお、深く残っている。

18回目の人生、ジュウォンは母に転生を繰り返し、その記憶があることを打ち明けた。
理解してもらえず拒絶されることを恐れたが、母は涙を流し「あなたをとっても愛してる」と抱きしめてくれた。
ジュウォンは「生まれ変わって会いに行く。だから悲しまないで。」と母に約束した。

19回目の人生の現在
チョウォンの家の前で母の姿を見たジウムは、母と涙の再会を果たす幻想に浸っていた。
それを目撃したソハは「お姉ちゃん…?」と心の中で呟く。
ジウムは涙を拭い、「専務、パン・ジウムはムン・ソハが好きです!」と再び告白した。
玄関から母が出て来たので、ソハはジウムの手を取り、慌てて逃げた。

ソハが泣いていた事情を聞くと、ジウムは「チョウォンの母を見て、逃げた母を思い出した。」と誤魔化した。
「逃げた母」と聞き、申し訳ない気持ちになるソハ。
「前世の悪縁が血縁になる場合もあるけど、そういう時は縁を切ればいい。生きるのって重いんです。」と語るジウム。
「パンさんとの会話は古文書を読んでるようだ」と言うソハ。
法要のための果物を届けようとチョウォンの家に来たソハに、「チョウォンさんは園芸家種から芽が出て花が咲くまで見守る辛抱強い人なんです。あなたが気負わなくて大丈夫。」と言った。
2人はそのままコンビニでラーメンを食べた。
会話の中で、「あなたの笑顔を見るために転生したの」と言うジウムに、ソハは「何度も生まれ変わったの」と囁いた、かつてのジュウォンを重ねた。
ジウムの印象が「変な人」から「楽しい人」に変わったソハ。
ジウムは「私をふと思い出したら、それは“沼落ち”です。専務は私に惚れ始めています。」と断定、ソハの胸に耳をつけ、心音を聞く。
否定するもドキドキするソハ、2人の顔が近づき、いいムードになるも「はっ」と我に返って慌てて離れる。
すっかりジウムの調子に乗せられ、洗脳されつつあるソハだった。

ジウムは帰り道、ある男性とすれ違う。
お互いに何やら感じるものがあり、振り返る。

ソハはドユンの家に行く。
ドユンの弟ドジンはソハのことを憧れだと言って慕う。
ドジンは何かスポーツ選手のようで、明日の試合に勝てば国家代表、負ければ入隊だと言う。
ソハはドユン家にお泊まりすることに。
ソハは、チョウォンにホテルの造園業者になってもらうとドユンに報告。
今までは、ジュウォンのことで感情的になりすぎてチョウォンを遠ざけていたが、本当は家族の方が辛いのだと気がついたと。
ドユンは「帰国するたびに憂鬱そうにしていたが、今回はそうじゃない。パンさんは変だけどお前となら悪くない。」と言う。
ソハは「一緒にいると不思議な感じがする。もし俺が変な方向に行きかけたら、全力で止めてくれ、沼落ちだ。」と打ち明けた。
ドユンは「沼落ちか」とソハをからかった。
ソハの頭の中では、ジウムとジュウォンが重なりつつあった。
「生まれ変わり…」「転生…」

ジウムは帰宅し、母に会ったことをエギョンに報告。
母に気付いてもらえなかったことに落ち込んでいると察したエギョンは、お酒を付き合ってあげることに。
ジウムは、ソハからジュウォンを忘れさせないといけないと考え、ジウムとしてソハの元に行くというが、内心は、もしソハが真実を知ったらどうなるのか、怖さもあった。

ジウムとすれ違った謎の男性。
とても古い家の物置から、汚れた古い木箱を出してくる。
中から巫鈴(ムリョン)を取り出した。

ソハとドユンは造園業者の件でチョウォンの農園を訪れた。
そこへジウムも来ていた。
チョウォンは3人を大歓迎し花茶を振る舞おうとするも、昨晩の深酒で二日酔いの頭痛。
昨晩、酔った自分を介抱してくれたり、今も手伝ってくれるジウムを見て、チョウォンは「ずっと昔から知ってたような気がする。どこかで会いました?」と言う。
ジウムは動揺し、立ち上がろうとして、カップを落として割ってしまった。
何事かと駆けつけたソハとドユン。
ジウムが割れたカップを片付けるのを見て、ソハが代わってホウキを持つ。
「あらま、お優しいのね〜」とジウム。
ソハは正式にMIグランドホテルの造園業者としてチョウォンを採用。
喜ぶチョウォンは、意中のドユンだけにお茶を入れる。
「ハ秘書、恋人は?私はいかが?」と猛アピール。
しかし、ドユンは拳をギュッと握り「結構です。自分と会う人を見つけます。」と断った。

ジウムは、農園の花を見て回るソハに近づき、「決めました!今日から3回「付き合って」と告白します。3回断られたら潔く諦めます。」と宣言。

ジウムは仕事の用事でテファングループへやって来た。
途中、見知らぬ番号からの着信。
「俺だ!ドンウだ!説明は後だ!先に金を送れ!説明は後で…」と一方的に話す。
ジウムはなぜこの番号を知っているのかと不思議に思い、話を聞かずに電話を切った。

MIグランドホテルのロビーには、また新しい花が生けられていた。
不思議に思うソハ。

出禁になったはずのチョン代表の息子がホテルに来ていた。
「兄さん!母さんが仲良くしろって。今度お酒でも〜」と馴れ馴れしく話しかけて来た。
ソハは警備に言って、息子をホテルから追い出した。
ソハはチャン代表の部屋に行き、息子を追い出したことを報告し、「僕が何も知らないとでも?」と警告。
チャン代表は「どこからどこまで知ってるのか気になるわ」と返し、2人の間には冷たく緊迫した空気が流れる。
ソハはドユンに、ここ3年間の会計書類の確認をするように指示する。
ドユンは帳簿倉庫にこっそり入り、書類を持ち出す。

ドユンは会長に呼ばれていた。
それはソハも把握済み。

ジウムとすれ違った謎の男性。
ストリートダンスを踊るハンナという女性を見つめる。
「最近、いつも見ている人たちがいる」と仲間に漏らすハンナ。

街で、ジウムが男に追いかけられてるのを見かけるソハ。
金を要求するクズの兄ドンウだった。
ジウムは「手切金はあげたよね、もう訪ねてこないで!」とキッパリと言うが、「家族だろ!無視するな!」とジウムの髪を引っ張って引き止めるドンウ。
そこへソハが現れる。
ジウムを助けるも、殴られてしまい口から血が出る。
ソハを傷つけられたことで怒ったジウム、すごい剣幕でドンウを蹴り飛ばす。
ドンウは「金をくれるまでつきまとうぞ!クソ!」と捨て台詞を残し逃げて行った。
「これじゃお金目当てで専務に近づいたと思われる…」と頭を抱えるジウム。
しかしソハは「それならゴマをするだろう。パンさんみたいに面倒くさくない。」と返す。

その後ソハは、ジウムを飲みに誘った。
ジウムは爆弾酒(韓国焼酎+ビール)を作り一気に飲み干す。
ソハは「今日は飲み友達です。洗いざらい話して。」と声をかけると、ジウムは「飲み恋人」と訂正し、2人は笑った。
ジウムは、4回目の人生(アラブで酒を作る男性)での経験を生かし、焼酎の起源について語り出す。
店を出て、ソハはすっかり酔っ払い、フラフラと千鳥足に。
ジウムはソハを水辺の階段に座らせとようと、自分の上着を敷く。
ソハは、かつて、ジュウォンがハンカチで同様のことをしてくれたことを思い出し、ジウムのやる事なす事すべてがジュウォンに見えてしまう。
ソハはその上着をジウムの肩に掛けて、隣に座った。
「少しも似てないのに」とジウムの顔を両手で挟みもみくちゃにした。
2人の顔が近付きキスしそうだったが、ジウムは我慢した。
ソハは、酔って朦朧としながらジウムの肩にもたれかかり、語り出す。
「子供の頃に交通事故に遭って、好きだったおねえさんが俺を庇って死にました。車から出るのに結構時間がかかりました。おねえさんが冷たくなっていくのを感じました。それから誰かに触れることができなくなったんです。」と。
ジウムは「いくらでも肩を貸しますよ」と声をかけた。

ドユンは会長に呼ばれる。
そして、ソハとチャン会長は険悪だが心配するほどではないと報告。
会長は「例の社員」として、複雑な家庭で育ったらしいジウムのことを気にしていた。
「もし過ちが起きたらどうするんだ」と。
そして「金で心変わりするのが人間だ、よくわかってるだろ。」と言って、ドユンの前にお金を置いた。
会長は「ハ運転手の命日か」と言い、ドユンの父のことに触れる。
ドユンは「祭祀を行いましたのでお気遣いなく。呼び戻したのは他に理由が?」と聞く。
すると会長は怒りだし「気分を害した時に答えづらい質問をする癖を直したまえ!もう行け。」とドユンを追い払う。
ドユンはお金を受け取らずにその場を去った。

16回目の人生(人力車夫の男性)の経験を生かし、ジウムは酔い潰れて寝てしまったソハをリアカーに乗せて運んだ。
しかし、途中でソハを落っことしてしまい、リアカーは諦める。
タクシーもつかまらず、仕方なくチョウォンに迎えを頼んだ。
ソハを車に乗せる時、後部座席にトラウマがあることをジウムが知っていて、驚くチョウォン。
チョウォンは知らなかったのだ。
ソハの家に着いて、2人とも玄関の暗証番号が分からず、ドユンに電話で聞くと、0423だった。
家の中に入り、ソハをベッドに運ぶ。
朦朧とするソハ、目の前にいるジウムがジュウォンに見えてくる。
そして事故の情景が脳裏に浮かぶ。
ソハはベッドを離れようとするジウムの手を握り、「行かないで、おねえちゃん…」と涙を流した。
言葉を失うジウムとチョウォン。

何回転生しても慣れることのないもの、それは愛する人の手を離さなければならない瞬間。
ソハは今もその瞬間を生きているのだ…

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