Netflix韓国ドラマ 「生まれ変わってもよろしく」第11話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「生まれ変わってもよろしく」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第11話:立ち向かう覚悟

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<1回目の人生>
1000年前、染め物を生業としていた姉ソル(チョウォン)と妹ス(ジウム)。
神物の巫鈴に結ぶための大事な布の染色を手掛けていた。
「天の祭祀に使うため、抜かりなきように」とチョヌン(ミンギ)とその家来(ドユン)に念を押される。
姉ソルは病気を患っており、余命幾ばくもない病状だった。
ある日、医師から、ソラボルの王宮に入る王族の薬なら、姉ソルを治せるかもしれないと知らさせるス。
スは何としてもその薬を手に入れたいと考える。

スは、神堂に3色の染め布を献上。
神堂には最上位チョヌンと2人の家来(ソハ・ドユン)がいた。
スはそこに巫鈴があることを確認する。

ソラボルでは日照りに苦しんでおり、王宮では祈雨祭に使う神物を集めていた。
巫鈴があれば、その見返りに貴重な薬を手に入れられるのだ。
しかし、勝手に神堂の物に触れて神の怒りを買えば、どんな悪いことが身に降りかかるか計り知れない。
しかし、スは、姉ソルのため、危険を承知で、夜中に神堂に忍び込み、巫鈴を盗んだ。
翌朝、スは姉ソルの手を引き、巫鈴を持って、走って王宮へ向かう。
しかし、巫鈴を盗んだことがバレ、追いかけてきたハニャ(ソハ)と家来たちに捕まり、チョヌンと家来(ドユン)にも囲まれる姉妹。
スは「お許しください!このままでは姉は死んでしまいます!巫鈴をソラボルに持っていけば救えます!どうかお目こぼしのほどを!死ぬまで天に尽くします!!」と土下座した。
チョヌンは「人の命は長くて100年。数百、数千年永らえる天に、どう報いると!?」と怒った。
スは「巫鈴はまた作れるではありませんか!しかし姉は時を逃せば息絶えます!お願いです!罰は受けます!!!今消えゆく命があるのに祭祀や天など無意味でございます!一体天に何の力が!?たった一人の命も救えないのですか!?天も祈る人がいてこその天です!!!」と涙を流して必死に訴えた。
しかし無情にも、姉ソルはハニャに斬り殺されてしまう。

<現在>
1回目の人生の記憶から現在に意識が戻ったジウムは、パニックになり号泣。
そんなジウムを心配し「大丈夫、大丈夫」と肩をさするソハ。
ジウムは物凄い形相で「殺す…殺してやる!」と叫んで、目の前にいるソハの首を締めた。

<1回目の人生>
復讐を誓ったスは、花火舞い散る橋の上で、ハニャの胸に小刀を突き刺した。

<現在>
ジウムは意識を取り戻し、ソハの首から手を離し、見てきた1回目の人生の記憶を話す。
そしてソハがハニャだと分かり、「あんたが姉を殺した…」と怒りに震えた。
目の前いるのが、姉を殺したハニャだけど、ジウムにとって大切なソハ…
パニック状態のジウムを抱きしめて落ち着かせるソハ。
しかし、「今は一人でいた方がいい」とソハを突き放すジウム。
ソハは「連絡をくれ」とその場を去った。

ソハはミンギに呼び出される。
ミンギは、自分も前世が見えること、1回目の人生に自分もソハもいることを伝えた。
苦しむジウムの力になりたいソハだったが、「あなたは僕らの苦しみを知らないから何もできません。」と言われてしまう。
しかし、ジウムを救う方法が一つあり、協力してほしいと言うミンギ。
「彼女を動かせるのはあなただけです。」と。

ジウムは落ち着き、「問題が起こるのは相手の方」というミンギの言葉を思い出していた。

チョウォンの元にドユンの弟ドジンが訪ねてくる。
「お互い好きなのに、兄も家庭環境を気にして拒んでるんですよね。」と言うドジン。
そしてこう続けた。
「兄は父の死後、僕を育てるために睡眠を削ってまで必死に働いてくれた。あなたを突き放した後、兄は泣いていた。大好きなんだと分かった。」と。
チョウォンはドユンの気持ちを知って「辛いのは自分だけだと思ってた…私はどうしたいいの」と泣いた。

翌日、ミンギは姿を消した。

ソハの叔父サンヒョクが送検された。
ソハはMI本社に詰めかけたたくさんの報道陣を掻い潜り、会長(父)の部屋へ。
会長(父)に「気は晴れたのか」と聞かれたが、ソハは「いいえ、重いです。おねえさんとドユンの父が犠牲になったのだから謝罪して済む問題ではないので。」と返した。

しばらく前、ソハはジュウォン・チョウォンの母を訪れ、跪いて謝罪していた。
実は、母は、ソハの父から事故の真相を聞いていたため、知っていたのだ。
「以前、お父さんも同じことをした。さすが親子ね。娘は守れなかったけど、生きてるあなたは守りたかった。あなたは大事な友人の息子だから。」と言って、ソハを抱きしめた。

父(会長)はソハを守るため、なんとしても事実を伏せようとしていたのだ。
ソハはそんな父(会長)に「僕を守ろうとしたのは分かるけど、間違いでした。僕も父さんも傷ついただけでした。」と言った。

<過去>
サンヒョクから事故の真相を聞いたチャン代表は、「この真相を誰に話そうかしら〜」と会長(父)を脅していたのだ。
会長(父)はサンヒョクを責め立て「隠し通せ!特にソハには絶対に知られるな!死ぬまでだ!!」と警告した。
そしてジュウォン・チョウォンの母を訪れ、跪いて謝罪した。

会長(父)は、息子ソハのためだったとはいえ、自分の間違った判断を悔やんだ。

ジウムは、エギョンの入院する病院で偶然ミンギと会った。
ジウムは「チョヌン」と呼びかけ、初めから知っていたのに、なぜ前世からの縁だと黙っていたのか聞いた。
ミンギは「1回目の人生に関しては巫鈴を頼りに自力で思い出さないといけない。エギョンさんを救いたければ最後まで思い出すんです。そこに前世の記憶を持つきっかけとなった人物がいる。それが誰なのか思い出して。」と言って巫鈴を渡した。
「そして、全部思い出したら来てください」と言い残し去って行った。
ジウムは「問題が起こるのは相手の方」という事実に対して、1000年の覚悟をもってエギョンを守ると誓った。

ジウムはチョウォンと美術館へ。
「心から愛したり、強く恨んだり、深い縁のある人はいずれまた繋がる。」と話すジウム。
チョウォンは「どうしても結ばれないのは縁がないってことね。もう諦めないと。。」とドユンを思った。
ジウムは隙を見てドユンに電話をかけ、「チョウォンがあなたを諦めた時、あなたはチョウォンを離せなくなるはず。今の言葉が、あなたの胸に刺さりますように。それから、私がいなくても専務を支えてくださいね。待つように伝えてください。」と伝えた。
ドユンの隣でソハも聞いていた。
ドユンは「誰かに必要とされることは一生に何度もありません。」というジウムの言葉を思い出しチョウォンを想っていた。

エギョンの世話のため病院にいるジウムに会いに来たソハ。
ソハはジウムの許可を取り、ジウムを抱きしめた。
そして、「前世に俺がいて大きな傷を負わせたんだろ?ごめん。」と謝った。
「1000年も前のことで揺らいだりしない。でも、専務の首を絞めて危ない目に合わせたことで合わせる顔がなくて。。」とジウム。
「俺は生きてるし、ただ君が心配。」とソハ。
ジウムは「平凡になります。前世の記憶がなくなれば楽になる。」と言った。

ジウムはもう一度、巫鈴を持って1回目の人生を見てみることに。
今回はソハも付き添う。
また攻撃してしまうかもしれないと不安がるジウムに、「ここまで来たんだ。一つ残らずすべて、じっくり見ておいで。俺がついてる。」と励ますソハ。

<1回目の人生>
花火舞い散る橋の上で、巫鈴を運ぶチョヌン。
その後ろにはハニャを含む家来たちが続く行列。
正面からは、手に小刀を持ち、悲嘆に暮れた形相のスが向かってくる。
そして、スはチョヌンめがけて小刀を振り上げる。
そこへ家来のハニャが間に入り、チョヌンを庇って刺されてしまった。
ハニャは「殺したところでお姉さんは喜ばぬ。やめるのだ。血で血を洗うでない。どうか己を大切に。。」とスを諌めた。

ジウムが見落としていた真実は…
巫鈴を盗み、姉ソルの手を取り走って逃げるも、追手に囲まれてしまう。
土下座をして許しを請うスに、ハニャは「このままでは死ぬぞ。巫鈴を渡すのだ!」と説得。
しかし、その間に、チョヌンは「もう手遅れだ。悪あがきはよせ。天命にはさからえぬものだ。」と言って姉ソルを斬り殺したのだ。
「望みがかなったな。安らぎに至るのに死ほどいいものはない。」と冷徹に吐き捨て、さらにスを斬り殺そうとした。
しかし、寸でのところでハニャが止め、スは命を救われた。
怒った表情のハニャは、チョヌンから、血の滴る刀を取り上げ、巫鈴を持ってその場を去らせたのだった。

花火舞い散る橋の上でハニャを刺してしまったスは、背後から家来によって弓を射られた。
ハニャの胸に倒れ込むス、「ただ命を救いたかっただけなのに…」と呟く。
そして、チョヌンに「今日という日を忘れぬ!1000年経とうと転生しようと、我が心に刻み続け、必ずこの恨みを晴らす!」と巫鈴を握りしめた…

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