Netflix韓国ドラマ 「生まれ変わってもよろしく」第9話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「生まれ変わってもよろしく」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第9話:去った者は必ず戻る

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6回目の人生では静かで美しい風景の中、「前世を覚えている人に出会えるかな」「私を信じてくれる人に出会えるかな」と夜空を見上げては考える少女として生きていた。

ソハとジュウォンの思い出の曲をピアノで弾いたジウム。
不思議がるソハに「私はジュウォンだったから」と明かした。
なかなか信じることのできないソハに、ジウムは、ジュウォンが好きだった本の話をして、誕生日にあげた箱の鍵は、その本の中にあると教える。
そして箱の中身を確認したら読んでほしいと、手紙を渡して、ソハの家を去った。

ジウムはチョウォンに、ソハに打ち明けたことを報告。
そして、受け止めてほしいけど、離れていく覚悟はしていると言う。
多くの人生を生きて来た分、別れも多く、毎日が大切だった誰かの誕生日で命日。
そのつらさも、何度も経験したことで慣れてしまい、ある時から惰性的に生きるようになってしまった。
何より寂しいのは、皆死んで、誰も自分を知らないので、思い出を分かち合える人がいないことだと言う。
「でも今日は妹のおかげで心が満たされた」と、ジウムはチョウォンは手を握り合った。

チャン代表は、死人が出た現場にソハがいたことを問題視し、「ソハが嗅ぎ回ってることでサンヒョクが不安がっており、罪悪感からソハに打ち明けてしまうかも。そうすれば会長は危機に陥り、私はチャンスを手にする。今まで通りに私がなんとかします。会長と私は持ちつ持たれつだもの。。」とほくそ笑んだ。

ジウムが帰宅すると、部屋に、ミンギが持っているはずの巫鈴があった。
驚いたジウム。
ミンギは、ジウムが巫鈴を触らざるを得ない状況を作ったのだ。
ジウムは触らないようにカゴに入れ、ミンギに返した。
「1回目の人生はもうどうでも良いんです。もっと大切なことに集中します。」とジウム。
「そうか…」と納得いかず悲しそうなミンギ。

ソハは、実家の本棚で、ジウムの言う通りに、ジュウォンの好きだった本の中から鍵を見つけた。
そして箱をあけようとした時、サンヒョクが来たので慌てて箱を隠した。
カセットテープの音声を聞いていたソハは、サンヒョクに対して今まで通りに接することはできない。
父も来て、ソハは「僕に言うことは?」と聞くが何も言わないので、その場を去った。

ドユンは店で酔い潰れた弟ドジンを迎えに行く。
「アイスを買って〜!食べたいよ〜!」とドジンに絡まれるドユン。
偶然それ見かけたチョウォンは、ドユンが酔っ払いに絡まれてると勘違いし、「離しなさい!離れなさい!」とドジンをバックで叩きまくる。
弟だと知ったチョウォンは平謝り。
ドユンはラブラブ光線を出すチョウォンに「好きだと言ったが付き合いません。」と念を押した。
「乗り越えられます」と言うチョウォンに、「ソハといると人々の話の種になるのは僕、自分たちと僕を比べて見下し、バカにする。慣れたが平気ではない。乗り越えることを考える心の余裕すらない。お互い傷つくだけだから言いたくなかった。もうやめましょう。」とドユン。
泣きながらその場を去るチョウォン。

ジウムは遊園地に来ていた。
メリーゴーラウンドやお化け屋敷を見て回る。
かつて、ソハとジュウォンは「誕生日には遊園地に行こう」と話していた。
ジウムはソハを待っていた。
しかし閉園の時間となってしまった。
「今日はここまで、おやすみソハ」

ソハは再び実家の本棚へ。
隠しておいた箱を取り出し、鍵を開けた。
中には、ジュウォンが書いた1冊の絵本が入っていた。
『これはあなたに聞かせたい、ある人物の物語よ。ある人は前世の鮮明な記憶を持っているの。』と、繰り返す生まれ変わりの物語だった。
ソハはジュウォンの最後の言葉を思い出した。
「ソハ、来世でもあなたを覚えていたい。また会いに来るね。」と。
そして、ジウムから渡された手紙を読む。
絵本と同じ書体で『物語の主人公はジュウォン、今のジウムです。信じてくれるなら宝箱をあげた日に行くはずだった所に来て。そこで待ってます。』と書かれていた。
ソハは急いで遊園地に向かった。

ジウムはこの日も遊園地でソハを待っていた。
そしてメリーゴーラウンドの前で2人は会った。
ジウム「また会いたかった…」
ソハ「ごめん…僕のせいで」
ソハは涙を流してジウムを抱きしめた。

ミンギとハンナは、このままだとソハにも問題が起こるのではないかと危惧していた。
「僕たちは平凡でいなきゃいけない。各自で力を尽くそう。まだ間に合う。」と話す。

ドユンはクールに装っていたが、チョウォンを突き放したことでかなり動揺していた。
弟ドジンもそれに気づいたいた。

エギョンはソハと順調なジウムに白い素敵なコートをプレゼント。
「これを着ればなんでもうまくいくよ」と。

ジウムはバーで飲むチャン代表の隣に座り、「ヨノクさん老けたわね。私の家庭教師だった頃は若かった。私の夫とホテルは気に入った?兄が連れて来た時は輝いていて賢そうだったのに。奪ったならうまくやりなさいよ。このザマは何?結局、夫の隣も会社も何も手にできない。私の息子を使って脅すなんて!母親のくせに。」とハンナ(サンア)からの伝言を伝えた。
ジウムは「代表に腹が立つあまり、成仏し損ねたとか。今もずっと見ているはず。専務に謝罪してください。私がサンアさんを説得します。でないとこれからも代表から離れないって!」と言って、さらにチャン代表を怖がらせた。

ジウムとハンナはハイタッチ。
ハンナは「私たちのような人は前世の縁と繋がれたら幸せだけど、今世では今世の縁と生きなきゃ。賢明な判断をすると信じてる。」と言い残し去っていった。

ミンギからメールがきた。
1回目の人生で見た景色と花火の写真だった。
今もなお、実際に存在するものだった。

ソハは実家でサンヒョクに会い、自分を殺そうとした理由はなんなのか、ストレートに聞いた。
サンヒョクは「信じてくれないだろうが、殺す気はなかった」と言い、苦しみながらも説明を始めた。
「会長の乗った車に当て逃げさせようとした。サンアが死のうが、会社のことしか頭にない会長。そして、そんな会長に夢中で、近づこうとするヨノク(チャン代表)を見たくなかった。殺す気はなく、ソハが乗っていたのは想定外。あれは事故だった。」と。
ソハは涙を流し、サンヒョクに自首するように言った。
サンヒョクは自首し、過去の犯行が世間に知られることとなり、大企業MIグループのイメージ失墜は避けられない。

ジウムは1泊でソハとお出かけ。
1回目の人生で見た景色の場所“無尽亭・ハス池”へ、ソハを連れていく。
「舞い散る花火の中を歩いてくる男がいて、きっと縁の深い人です。千年の恋、素敵〜」とジウム。
1000年前の男にやきもちを焼くソハ。

ドユンは、ジウムのパソコンに開かれたままの花火の画像を見て、何か気になる。
ミンギは巫鈴を持ち、ジウムの部屋を見つめる。
チョウォンは、高いところから突然落ちて来て割れた植木鉢に驚く。

ジウムは1回目の人生の記憶で見た橋を歩く。
すると巫鈴の音が聞こえ、記憶が蘇る。
ジウムに似た女性は、花火舞い散る中、橋の向こうから来たソハに似た男の胸にナイフを突き刺す。
自分自身に矢の刺さる感触がして、ソハの胸に倒れ込むジウム…

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