Netflix韓国ドラマ 「生まれ変わってもよろしく」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「生まれ変わってもよろしく」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話:別れの苦しみ

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ジュウォンのお墓の帰り道、桜満開の木の下で、「恐ろしい記憶が蘇った時、元気が出ない時、この花を思い出して」とソハを励ますジウム。

ソハは、お礼に食事をご馳走するため「何が好き?」と聞くと「専務をどうこうできないので、専務が食べたいものが私の好みです。」と答えるジウム。
グイグイ猛アタック。
ソハが「パンさんは僕の好みじゃない」と抗うも動じないジウムだった。
帰り道、大型トラックがクラクションを鳴らしながら走り去るのを見て、パニック発作を起こし過呼吸になってしまったソハ。
ジウムは急いで袋を持ち出し対処する。
あの事故はソハにとってかなり大きなトラウマになってしまっているようだ。

チョウォンの家では母と兄と一緒に、ジュウォンのための法要が行われていた。
お墓の前で泣くソハや、法要をする家族。
自分の死が、残された人たちの足かせになっていることを知るジウム。

17回目の人生、トンベク演芸団で活躍するジュンホとしてい生きていた。
病に冒されていたジュンホは、可愛がっていた姪のエギョンの前では明るく振る舞った。
アコーディオンを弾き、それに合わせてエギョンは歌って踊る。
しかし、いよいよ起き上がれなくなると、「おじさんがいないと私は独りぼっちだよ。たくさん食べて長生きして!」と涙を流すエギョン。
ジュンホは「おじさんがいなくてもお前は一人じゃない。いつか必ずおじさんは生まれ変わるよ。そしてお前を守りにいくからな。たくましく待ってるんだぞ。」とエギョンを抱きしめた。

現在のエギョン。
幼くして独りぼっちになってしまい、がむしゃらに生きてきたエギョン。
ジウム(ジュンホ)は「生き抜いてくれてありがとう」と手を握った。
エギョンも「私の前に現れてくれてありがとう」と手を握り返す。
「このまま何事もなく、平穏に一緒に生きていきたい」と涙を流すエギョン。
2人は抱き合うが、「今日は何も食べてない」とお腹がなったジウムに、「誕生日なのに!」と言うエギョン。
そう!今日はジュウォンの命日であり、ソハの誕生日でもあるのだ。
忘れていたジウム、慌てて雨の中を出かけていく。

ソハとの記憶…
「誕生日は遊園地に行こうか!」
事故で亡くなる直前…
「また会おうね…」
約束を果たすため、ジウムはソハの家まで急いだ。

ソハは一人、ジュウォンとの思い出の曲をピアノで弾いていた。
これまで、ずっと、誕生日はジュウォンの死と共にあり、ソハにとっては悲しく寂しい日なのだ。
ジウムはソハの家まで駆けつけ、これからの誕生日は今日を思い出してほしいと思い、「誕生日に告白されたら忘れないでしょ?好きです!」と告白した。

「僕のこと好きなの?」
「ソハの誕生日に教えるね」
過去の記憶が蘇るソハ。

しかしその時、家の中からチョウォンが出てきた。
チョウォンがなぜ…呆然とするジウム。
ソハは「来客中なので」と家の中に入ってしまった。

チョウォンはケーキを持ってソハ誕生日を祝いに来たのだ。
しかし、ソハは冷たく、すぐに帰れと言う。
「誕生日は祝わないのも知ってる、違う時間を耐えてるのも知ってる、自分より苦しんでいるのも知ってる、でも、もう、うんざりなの!こんなのもうイヤ!」と言うチョウォン。

チョウォンが外に出ると、まだそこにジウムがいた。
チョウォンは、ソハに追い払われ、無駄になった手作りのケーキをジウムにあげる。
ジウムははっきり「専務のことが好きなんですか?私は好きです。」と言う。
「私が好きなら諦めるんですか?」とチョウォン。

帰宅して、エギョンに報告するジウム。
ソハのことを姉妹で奪い合うのは良くなから全て話してしまえと言うエギョン。
言っても混乱させるだけだと頭を抱えるジウムは、転生ターム(死んでから生まれ変わるまでの期間)が短いと厄介だと考え込む。
なぜ今回の転生タームが短いのか、恐らく、前回は天寿を全うできなかった、他殺だったのかもしれないと考える。

ジウムの父は、相変わらず酒とギャンブルに溺れていた。
ジウムの兄の家に来て、ジウムの連絡先を教えろと騒いだ。

ソハの家に桜の花びらが落ちていた。
ソハはそれを拾って、「君はどこにもいないが、いつでもいる」という本にはさんで微笑んだ。

翌朝、出勤するソハに挨拶をするジウム。
昨日の告白を思い出して戸惑うソハに、「昨日は前のめりでした。弱ってる時に卑怯でしたね、戸惑わせてすいませんでした!」と頭を下げた。

チョウォンは「エミリー・ユン」という偽名で、MIグランドホテルと提携する造園業者に応募していた。
最終候補に残り、ドユンから連絡があった。
喜ぶチョウォン。

戦略企画部が申請する、ホテルの改装費用の承認がおりなかった。
チョン会長が邪魔をしているようだ。
「会長に頼めば解決するのに」というドユンに「それは最後の手段、頼むんじゃなくて交渉だ。」と答えるソハ。

ソハは叔父のサンヒョク(MIグループ理事で母の兄))に相談に行く。
サンヒョクは銀行と投資会社の人を紹介してくれた。
おかげで資金問題は解決しそうだ。

同じ店には、テファングループ副社長イ・ジソクが仲間たちと飲んでいた。
ドユンを見つけ、携帯を奪い、絡み始めるジソク。
ソハ、ドユン、ジソクは高校の同級生だった。
ジソクはドユンの家庭環境や、亡くなった父親のことをバカにして煽り、ドユンが拾おうとした携帯を踏みつけて壊した。
それを見ていたソハは、そこにあった酒をジソクの頭からぶっかける。
殴りかかってきたジソクのパンチを軽々避けて、殴ろうとしたソハの拳を、ドユンが制止した。
「人としてどうなんだ?親のことをむやみにほざくな。」と吐き捨ててその場を去るソハ。

MIグランドホテルのロビーにグラジオラスという入手が困難な花を生ける見知らぬ女性。
ソハも出勤して同じ花を生けようとしていた。
すでに生けられた花を見て驚くソハ。

造園業者エミリー・ユンとして現れたチョウォン。
ソハはドユンを呼び出し、「チョウォンに会うのは避けたいと言っただろ!あれほど頼んだのに!」と責め立てる。
その声が、チョウォンにも聞こえてしまった。
ショックを受け泣きながらその場を去るチョウォン。
ジウムは追いかけて声をかける。
「私もホテルを再生する力になりたかっただけです。」と言うチュウォンを、ジウムは食事に誘った。
ジウムには幼かった記憶しかないが、可愛くて愛おしくて大切な妹チュウォン。
心の底から会いたかった妹。
お酒を飲んで恋話で盛り上がる。
チョウォンは「彼」に一目惚れだったと言う。
ジウムはてっきりチョウォンの好きな「彼」とはソハのことだと思っていたのだが…
実はドユンのことだった!

ドユンは弟のドジンと2人暮らし。
父の法要のための料理を作っていた。

<過去>
ドユン&ドジンの父の葬儀とジュウォンの葬儀は、同じ日、同じ葬儀場で行われていた。
その後、偶然にもソハとドユンは同じ高校に進む。
親しいわけではなかったが、ソハは、たまたま校内ですれ違ったドユンに頼み事をする。
「放課後、校門前で待ってるヨンジュ中学のチョウォンという子に傘を渡してほしい。雨の中で待つのはイヤだろうから。」と。
事情がよく分からないが、ドユンは引き受けてくれた。
放課後、雨の中で濡れながらソハを待つチョウォン。
そこへスッと傘を差し出すドユン。
チョウォンはドユンに一目惚れしていた。

チョウォンはジウムに「姉です」と言って写真を見せ、「みんなに愛される人、なんでも知ってる人でした。」と涙ぐむ。
帰りのタクシー、寄って寝てしまったチョウォンを膝枕して手を握る。
愛おしそうに見つめるジウム。
しかし、チョウォンは寝ていなかった…

チョウォンを実家に送り届け、チャイムを鳴らすと母が出てくる。
慌てて木陰に姿を隠すジウム。
チョウォンと母の微笑ましいやりとりを木陰から見ていたら、母に気づかれてしまった。
母は、ジウムを見て涙を流し、ジュウォンの生まれ変わりだと見抜いた。
「母さん、ずっと待ってた…」
2人は涙を流して抱き合った。
しかし、これはジウムの幻想だった。
誕生日にチョウォンからもらったお惣菜のタッパーを返すため、手土産を持ってチョウォンの実家へやって来たソハ、家の前で、一人、母との幻想に浸るジウムを目撃。
ソハが声をかける。
驚いて「ソハ…」と呟く涙を流したジウムを見て、ソハは幼き頃のジュウォンとの思い出がよぎり、「おねえちゃん…?」と心の中で呟いた。

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