Disney+韓国ドラマ「ムービング」第15話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ムービング」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:ディズニープラス

第15話:N.T.D.P

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2003年 国家情報院
ミン次長は、部下のウンギュからジュウォンが消えたと報告を受ける。
痕跡を全て消しているため消息不明。
娘ヒスに超能力が遺伝していることも、チョ・レヒョク(チョンウォン高校校長)の調べで発覚していた。
(ジヒが亡くなった交通事故はレヒョクによって引き起こされたようだ。)
そこでレヒョクは、ミン次長にある企画書を提出する。
N.T.D.P(国家才能育成計画)である。
未来のため、能力のある子供を国が育成するシステムだ。
すでにジェマンの4歳の息子ガンフンは確保済み。
ドゥシクの息子ボンソクも監視の上、その能力を確認済み。
ポンピョンとナジュにも子供がおり、ジュウォンの娘も必ず見つけ出すと言う。
さらに隠れた能力者がいる可能性もあると。
全国的に調査して多くの人材を発掘するためには、長期的な準備とシステムが必要だと提言。
そしてミン次長も承認し、チョンウォン高校ができたのだ。

そして現在(7話の続き)

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バスケットゴールの落下により、工事中となった講堂。
不良のパン・ギスは、かつて体育大学を志望していたが、足をケガして諦めたことを思い出す。
<ギスの記憶>
痛みに悶えるギスの横には副担任のユン・ソンウクが何の処置もせず平然と見ていた。

バスケットゴールのネジを緩めた犯人はギス。
ガンフンは見抜いており「やり方が卑劣だ」と責める。
しかしギスは「お前だって力で俺をねじ伏せたんだから同類だ」と言い捨てる。

ヒスは助けてくれたガンフンをコンビニご飯に誘う。
ヒスが「超能力者なの?」と聞くと困惑するガンフン。
「答えなくていい」と無理強いをしないヒス。
ガンフンは進学せずに公務員になると告げる。

3年前
中学生のガンフンの元にレヒョクが訪ねてくる。
前科2犯の父ジェマンは10年の刑期を終えた今でも保護観察の対象となっていた。
チョンウォン高校に入学し決められた進路に進むなら、ジェマンの前科を消してやると取引を持ちかけられ、それを受け入学したのだった。

いつもカメラを回していたハンビョルは、副担任のソンウクにカメラ(ガンフンのヒス救出動画が撮影されている)を没収され、動画配信サイトのアカウントまで削除されガックリ。
メモリーカードだけでも取り返すと意気込んでいた。

担任のイルファンはバスケットゴール落下事件を副担任ソンウクの仕業ではないかと疑うが、ソンウクは否定。
「もう学期末ですよ〜」と。

ボンソクは、自分だって能力者なのにヒスを助けられなかったとイラつき、母ミヒョンの教育方針に反発してしまったことを引きずっていた。

今日は夜間自習はなし、みんな早く帰るようにと担任のイルファンから通達。
しばらくの間、講堂は工事中となるため、ヒスは実技試験までスポーツセンターでトレーニングすることになった。
パン・ギスはヒスに「気を付けろ、誰も信じるな」と警告する。

ガンフンは1人、自習室に残っていた。

ヒスは元気のないボンソクを誘い、スポーツセンターへ。
何者かが2人の跡を付ける。

ミヒョンは店を臨時休業し、身支度を整え、銃を持ってどこかへ出かける。

ジュウォンは軍靴を履き、180度に熱せられたフライヤーに手を突っ込み、自身の能力を確認する。

ヒスとボンソクはスポーツセンターに向かうため、ゲドの運転するバスに乗る。
たわいない会話の中で、ゲドがチョンウォン高校の卒業生であることを知る。

ヒスとボンソクの跡を付けて来た男(頭に火傷の跡がある)がバスに乗ろうとするが、スマホでタッチ決済ができず、ゲドがスマホを手に取り確認する。
するとビリビリっと電気が走り何かが見えたゲドは不審に思い、注意を払いながらもバスを出発させる。

ボンソクはゲドが永遠のヒーロー“イナズママン”だと気がついていた。
興奮して話すボンソクを「はいはい」と落ち着かせるヒス。

2人の跡を付けて来た男は、スマホでヒスの存在を確認している。

教師たちもみんな退勤したチョンウォン高校に、ミヒョンがやって来る。
保護者面談に来たと守衛のおじさんに伝え学校の中に入る。

ボンソクは母ミヒョンから、ヒスは父ジュウォンから、それぞれ電話があり、「今どこ?」と聞かれ、2人ともスポーツセンターに行くのに「家に帰る」と嘘をついた。

ジュウォンもチョンウォン高校にやって来た。
守衛のおじさんは守衛室を真っ暗にして居留守状態にする。
守衛のおじさんはミン次長の部下でジュウォンに顔が知れているためだ。
守衛のおじさんは「イ・ミヒョンとクリョンポが学校に来た」と電話で報告。

ミヒョンは、ただの一保護者としてイルファンに会い、講堂での事故の説明を求める。
そして「助けた生徒は超能力者ですか?」とストレートに聞く。
すっとぼけるイルファン
ミヒョンの誘導尋問により、イルファンが、ミヒョンをボンソクの母だと認識していたことがバレてしまう。

トイレでタバコ吸っていたギス。

<ギスの記憶>
ケガをした時、平然と見ている副担任ソンウクとは反対に、駆け寄って来て「何やってる!早く救急車を呼べ!」と心配する担任イルファン

ジュウォンは校内に入り、偶然居合わせた副担任ソンウクに一保護者として校内見学を求める。
仕方なく許可するソンウク。

ジェマンは定時にガンフンが帰宅しないので、腕時計を見ながら心配していた。

ジュウォンを不審に思ったソンウクは、校長室に駆け込む。
隠し扉を開けると、そこにはモニター画面がずらりと並ぶ。
校内至る所に設置された監視カメラ映像をチェックして、ジュウォンの同行を監視していた。

ジュウォンは講堂のバスケットゴール落下事故現場へ。
キョロキョロと見て周り、設置された監視カメラを見る。
モニター越しにソンウクと目が合う。

イルファンは「ボンソクのSNSで顔を見た」「母子家庭なので失礼ながら他の生徒以上に気にかけていた」と何とか言い逃れた。
ミヒョンは超感覚能力によって天井に空いた小さな穴が監視カメラだと気付いた。
モニター越しにソンウクと目が合う。


「まさか…違うよな…」と焦り出すソンウク。

ジュウォンは一つのカメラに近づき「お前は誰だ」と言ってカメラを壊した。
恐れ慄くソンウク。

チョンウォン高校の裏に、北朝鮮の3人の男が車を止めて「超能力者ファイル」を盗み出そうとしていた。
男たちは育成計画に関与した者を皆殺しにすると企てている。

バスを運転するゲドは、ボンソクとヒスを跡を付けて来た男に危険を察知し、停留所で止まらずにスピードを上げ暴走させる。
激しく揺れるバスの中、ボンソクとヒスを含む乗客たちはパニックになり手摺りや座席にしがみつくが、男は宙に浮き平然とし、ゲドを睨み付ける…

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