Disney+韓国ドラマ「ムービング」第14話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ムービング」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:ディズニープラス

第14話:バカ

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ジヒが亡くなり、ジュウォンはヒスと2人の生活が始まった。
ジュウォンはミン次長に申し出て、しばらくの間は内勤で働くことに。
ただし「必要な時は呼び出すから必ず応じるように」という条件付きで。

2003年夏
清渓川復興工事のため、近隣住民や商店は強制退去を強いられていた。
イ・ジェマン(ガンフンの父)も同様、清渓川近辺で妻ユニョンと雑貨店を営み、保育園に通う息子ガンフンと慎ましくも仲良く暮らしていた。
ガンフンのお迎えの時間になると、たとえ食事中であっても突然走り出し、超高速で迎えに行く。
ジェマンは知的障害がある超高速&怪力能力者。
3年前には、妻ユニョンに絡んできた男を暴行し、警察に逮捕されていた。
普段は穏やかだが、愛する家族が傷つけられると理性を失って能力を見せてしまう。
その騒ぎの中、赤ちゃんだったガンフンが火傷を負ってしまった。
ガンフンの腕には火傷の痕が残る。

数年後、ジェマンは出所し、帰宅。
しかし、成長期の子供にとって父親不在の数年間は大きく、成長したガンフンは父に関心がなく心を閉ざす。

ジュウォンはシングルファーザーとしてヒスにご飯を作ったり服を着せたり奮闘中。

ジェマンに対して心を閉ざしていたガンフンだったが、一緒に過ごす時間が増えるほど、心を開き始める。

ヒスは、アイスを半分こする時に、大きい方を父ジュウォンにあげられるいい子に育っていた。

父ジェマンの愛情に応えるように、ガンフンは完全に心を開いた。
お揃いのTシャツを着て、手を繋いで出かける。

ジュウォンは仕事に行っている間、ヒスの世話をするシッターを雇う。

近隣住民や商店による清渓川復興工事反対デモが激化しており警察隊との睨み合いが続く。
ご近所さんたちにデモに誘われるジェマンだったが、妻ユニョンに止められる。
「あなたは加わっちゃダメ。前科があるからもし捕まったら大変。」だと。

ジュウォンは、予定より帰りが遅くなってしまい、シッターさんが帰ってしまい、ヒスを1人にしてしまった。
慌てて帰るとヒスは1人で眠っていた。

デモ隊と警察隊はいよいよ衝突。
ジェマンの代わりに妻ユニョンがデモに参加していた。
警察隊は、デモ隊を制圧するため、武器や暴力で押さえつけ、彼らの店を破壊する。

雨が降ってきたのになかなか帰らないユニョンを心配して、ジェマンはガンフンを家に置いて出かける。
「ガンフンが寝る10時までには必ず帰るから」と約束して。

ほとんどのデモ隊は逮捕され、ユニョンも警察のバスに乗せられていた。
それを見てしまったジェマンは怒り、理性を失い能力を使ってしまう。
警察隊をなぎ倒し、ユニョンを助けようとする。
しかし、ユニョンはジェマンを制止し、「逃げて!」と叫ぶ。
その必死の形相を見て、ジェマンは高速で逃げていった。

夕飯を作っていたジュウォンの携帯が鳴る。
ミン次長からで「怪物みたいなやつが現れた。負傷者が出ているのでお前が止めろ。職を失いたくなければ従え。」と。
仕方なく、ヒスを1人家に残して出動する。

お隣の熱帯魚屋の息子ソンウが、「お魚さん、家に連れて行ってあげる」と雨の中を出歩いてしまう。
ジェマンは警察から逃げて逃げて地下水路に隠れていた。

ユニョンは警察に必死に訴えかける。
「夫はバカなんです!私の話しか聞きません!夫の所に連れて行ってください!」と。
しかし聞き入れてもらえず。

ジュウォンが現場に到着し、ジェマンの捜索に当たる。
下半身が水に浸りながら探していると、マンホールを開けようとしているジェマンを発見。
ジェマンは掴もうとしたジュウォンを投げ飛ばす。
ジュウォンが一瞬気を失うほどの威力だった。
ガンフンを思い、理性を失ったジェマンは強く、2人は激しい格闘となる。
ジュウォンは、なんとかジェマンに手錠をかけ、確保。
その時、マンホールから地下水路に落ちてしまった熱帯魚屋の息子ソンウが助けを求める声が聞こえる。
雨により水量が増え、とても危険な状態だ。
ジュウウォンとジェマンは力を合わせ、ソンウを助ける。

ミン次長は、作戦中に子供の捜索をし始めた警察に怒る。
「警察ごときが国家情報院に逆らうのか!?」と。
国家情報院による「怪物捜索」に、警察による「子供捜索」が混じり、地下水路の中は大騒ぎ。
ソンウを抱っこしたジュウォンが現れる。
ソンウは無事救出。
ジュウォンは、子供に戻ると約束したジェマンを逃していた。
呆れるミン次長。

ビショビショで血だらけの顔で帰宅したジェマンを見て、ガンフンは泣き出す。
「1人にしてごめん、お父さんが悪かった…ごめんな」
涙を流して抱き合う2人。
そこへ、銃を構えた機動隊が家に入ってきて、後ろにはミン次長とジュウォンが。
ミン次長は「役に立たない。知能が低い人間に任務は任せられない。」とその場を去ろうとする。
すると機動隊が吹っ飛ばされた。
何事かと戻ると、息子のガンフンだった。
「お父さん、あの人たち嫌い!」と怒りを爆発したガンフンが機動隊を投げ飛ばしたのだ。
ジェマンの超能力はガンフンに遺伝していた。
ミン次長はジュウォンに不敵な笑みを見せて去っていく。

“超能力は子に遺伝する”
ジュウォンはその夜、自分の痕跡となり得る全てを捨てて、ヒスを連れて消え去った。

そして現在、高校3年生となったヒスは、生真面目だけど優しい友達ができたと父ジュウォンに話す。
その友達と話していて思い出した事故の記憶。
「お母さんは怪我をしていない私を笑顔で見ていた。」と。
それを聞いたジュウォンは、背中を丸めて涙を流す…

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