Disney+韓国ドラマ「ムービング」第13話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ムービング」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:ディズニープラス

第13話:チャン・ジュウォン

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ドゥシクが去った後もジュウォンは組織に残った。
翌年、国家安全企画部は縮小され、ブラック(工作員)チーム廃止となり、ジュウォンは総務課へ転属。
ジュウォンはジヒと結婚し、公務員宿舎で暮らしていた。
体を使った仕事ししかしたことのないジュウォン、パソコンが使えず、慣れない事務仕事に勤しむ。
事務職は安全だが、全くの不向きでやり甲斐ゼロ。
しかし家庭を守るため、なんとか続けていた。
月に1回は焼肉の日、ジヒと2人仲良く肉を食べるのがお約束だ。
ジヒは、やり甲斐をなくしたジュウォンに「我慢しないで、思う通りに生きて」と励ます。
翌日、辞表を持って出社するジュウォン。
しかし、辞めてしまうと公務員宿舎にも住めなくなると知り、辞めるのをやめた。
「幸せだ、これでいいのだ、この生活を守るんだ」そう言い聞かせて踏ん張るジュウォン。

ある日、江陵で座礁した北朝鮮の潜水艦が発見される。
武装したスパイが上陸し潜伏している恐れがあるとニュースで報じられる。

いつものように、パソコン仕事が遅く残業していると、ジュウォンの前にミン次長が現れる。
左遷されたミン次長だったが、組織は、秘密を知るミン次長を邪険に扱うことができず、国家安全企画部の復活を許したのだ。
ミン次長は、不向きな事務職に苦労しているジュウォンに現場復帰を持ちかける。
「お前の価値を証明するチャンスだ」と。
ジュウォンは悩みに悩み、ジヒの後押しを受けて現場へ復帰。

1996年10月
ジュウォンは、潜伏している北朝鮮のスパイ捜索隊に特殊工作員として加わった。
山の中での捜索が3週間経つもスパイはなかなか見つからず、捜索隊は死傷者を出し、難航していてた。
そんな中、ミン次長に派遣されたチョ・レヒョク(後のチョンウォン高校の校長)が捜索隊に合流する。
レヒョクは戦闘能力は低いが、嗅覚が優れ、人を捜すことを得意としていた。

捜索49日目
レヒョクはスパイの居場所を突き止めるが、スパイの中に超人的な歩幅の人間がいるとジュウォンに耳打ちする。
つまり北朝鮮にも超能力者が存在するということだ。
実際に1994年7月以降、北朝鮮も超能力者を養成しているとの情報があった。

レヒョクは「タイミングを見て登場し、皆を助け、常人とは違うところを見せつけて危機を救うことで実績を積み、組織再建の足掛かりににしよう」と言うが、そんなことをしている間に犠牲者が出てしまうので、ジュウォンは納得いかず隊を助けに行く。

スパイたちと捜索隊は激しい銃撃戦となっていた。
銃弾が飛び交う中、ジュウォンは隊員を守りながらグングン先へ突き進んでいく。
多くの隊員が撃たれ、ジュウォンに親切にしてくれた中隊長も撃たれてしまった。
すると、崖崩れが起き、山の上から大きな岩が落ちてくる。
スパイの中の超能力者が山頂から大きな岩を落としていたのだ。
隊は全滅の恐れがあるため退却を強いられ、ジュウォンは山を駆け上がる。
そして北朝鮮スパイの超能力者と対峙、超高速&怪力能力者だった。
2人は激しい格闘となるが、ジュウォンは山の下へ投げ落とされてしまう。
スパイは「俺はまた来るぞ、共和国の恨みを晴らす」と言い残し去ってしまった。

ジュウォンは、中隊長や隊員たちを救えなかったこと、スパイを取り逃したことに肩を落とし打ちひしがれていた。
平気な顔して「実績を残せなくて残念でしたね〜今回は存在を確認できたので良しとしましょう」と言うレヒョクに腹を立て「俺に姿を見せるな、さもないと殺すぞ」と凄むジュウォン。

今回の捜索活動で多くの犠牲を出したとニュースを見て、不安で涙を流すジヒ。
そこへジュウォンが帰宅。
靴を脱ぐジュウォンの背中にしがみつくジヒ。
「おかえりなさい」「ラーメンを作って」

ミン次長は、新生ブラックチームを作り、北朝鮮に対抗することを決める。
メンバーは、リーダーのクリョンポ(ジュウォン)、ポンピョン、ナジュ、チンチョン。
じゅウォンは、再びブラックとしての生活が始まった。

ジヒは、軍靴を履いて出かけるジュウォンを笑顔で見送るが、度重なる出張に寂しさを募らせていた。
お約束だった月に1回の焼肉の日は、排卵日でもあった。
子供が欲しいジヒは、ジュウォン不在の日が続き、それが叶わぬことをずっと我慢してきた。
さらに、自分が水商売をしていたため不妊になったのではないか、そう考えて一人で不安と焦りを抱えていたのだ。
ジヒは、出かけようとしていたジュウォンに胸の内を打ち明ける。
ジヒの思いを初めて知ったジュウォンは涙を流し、軍靴を脱いで、ジヒをお姫様抱っこして寝室へ。

2人の間に待望の女の子が生まれた。
ヒスだ。
軍靴を履いて出かけるジュウォンの見送りは、1人増えた。
「パパ、行ってらっしゃい」

ある任務の日、いつものようにジヒとヒスに見送られ、軍靴を履いて出かけるジュウォン。
任務を終え船で帰国すると、ジヒとヒスが交通事故にあったと連絡を受ける。
急いで病院に駆けつけるジュウォン。
ヒスは無事だったが、ジヒは亡くなってしまった。
涙が止まらないジュウォンだったが、ジヒの遺影に、「ヒスは立派に育てる」と約束した…

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