Disney+韓国ドラマ「ムービング」第12話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ムービング」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:ディズニープラス

第12話:パートナー

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1992年
ドゥシクとジュウォンはロシアで特殊工作員としての任務に当たっていた。
ジュウォンはドゥシクに抱えられてそのまま飛行。
あまりの高さと恐怖で絶叫するジュウォン。
そして、「ドゥシクは上から、ジュウォンは下から、いつも通りに。」と、ジュウォンはある建物内に上空から落っことされ、ドゥシクと連携し、拉致され殺されそうになっていたカン博士を救出する。
息ピッタリのいいコンビである。

1993年
香港にて、任務が終わり、餃子で腹ごしらえ。
ジュウォンは腕に残った銃弾を取り出すのにてこずっていた。
早く抜かないと痕になってしまうと、ドゥシクは父の形見である大切なナイフを貸す。
信頼の表れである。
そのナイフを使って無事に銃弾を取り出せたジュウォン。


1994年
ミヒョンは新たな任務を命じられる。
極秘任務後に姿を消したドゥシクを生け捕りにすることだ。
ミヒョンが裏切らないように、病気の父親を人質にしたミン次長。

ドゥシクは雷雨の夜、ミヒョンに会いに家まで来たが、あっという間に包囲されてしまう。
ドゥシクとミヒョンは抱き合っていたが引き離され、ミヒョンはミン次長から与えられた任務のため、ドゥシクに銃を向ける。
ドゥシクは持っていたナイフを手離して降伏し、国家安全企画部に連行される。
ドゥシクが手放したナイフを拾うミヒョン。

連行されるドゥシク、駆け寄って来たジュウォンに「コーヒーでも飲め。いつも通りに。」と声をかける。
ジュウォンは言われた通りコーヒーの自販機に来る。
するとミヒョンがやって来る。
ミヒョンはジュウォンにドゥシクのナイフを渡す。

連行されたドゥシクは、ミン次長から、組織を裏切り任務後に姿を消したこと、北朝鮮で何があったのか詰問されるが、「裏切ったイ・ミヒョンは始末する。俺は俺なりに生きる。」と言って、ミン次長を人質に取り窓から逃走、いや飛行。
どうやらこの極秘任務は大統領府からのものではなかったようだ。

ドゥシクはそのまま逃げることもできたはずなのに、危険を承知で戻って来た。
それは、愛するミヒョンのためだった。
ミヒョンとの関係を大勢の前で、あえて否定するためだった。

飛ぶドゥシクは「イ・ミヒョン!!!」と叫び、ミヒョンに発砲。
するとジュウォンが寸でのところでミヒョンを庇い、銃弾はジュウォンの左腕に。
それを確認したドゥシクは、ミン次長を抱えたまま何処かへ飛んで行ってしまった。

実は、ドゥシクはミヒョンと抱き合っている時、ミヒョンの超聴力を利用し、小さな声でメッセージを伝えていた。
「全部承知です。この銃で僕を脅して。そしてナイフをクリョンポに渡して。あなたを助けてくれる。」と。

さらに北朝鮮での極秘任務につく直前、ドゥシクはジュウォンに「頼みがある。いつも通りに。」と伝えていた。

「いつも通りに」
これは、ドゥシクとジュウォンの任務における合言葉だった。
対象物を守るため、ジュウォンが体を張って庇い、その隙にドゥシクが敵を撃つ。
もはやツーカーの仲となった2人の、そのやりとりこそが「いつも通りに」。
ミヒョンを守るため、事前にジュウォンと合言葉を交わしていたのだ。

翌朝、ミン次長は大統領府の近くに木の上に捨てられていた。
ドゥシクは再び姿を消した。

大統領府に釈明できないこの事件で、国家安全企画部の権限は縮小され、ミン次長は左遷。

ミヒョンは、ミン次長に人質に取られていた病気の父が亡くなったことで、ようやく組織から解放され、国家政策研究所に異動、穏やかに日常を取り戻した。
そして空を見てはドゥシクを恋しく思っていた。

国家安全企画部は国家情報院となる。

かつて国家安全企画部で守衛として働いていた男が、仲間たちに「空飛ぶ男を見た」と話すが信じてもらえない。

ある雪の夜、帰宅するミヒョンの後ろを歩く聞き慣れた足音。
ドゥシクが戻って来た。
「雪で白くなった世界を見せたい」と約束した通り、ドゥシクはミヒョンを抱えて飛行。
美しい景色を見ながら2人は再会を喜ぶ。

それから2人は結婚し、ボンソクが生まれ、人里離れた田舎でりんご農家をして仲睦まじく暮らす。
ある日、ご機嫌の赤ちゃんボンソクの体が浮いた。
ドゥシクの飛行能力が遺伝していたのだ。
息子の将来を懸念して(国家情報院にバレてブラックとして連れ去られるのでは)険しい顔になる2人。
部屋中にネットを張り、浮いたボンソクが怪我をしないよう工夫して子育てする。
大きな家への引っ越しも考えるが、いまだ身を隠して暮らしている状況で、まだ能力を制御できない幼い息子がいる。
しばらくは田舎で静かに暮らすことに。
将来はソウル近郊に引っ越してとんかつ食堂をやろうと、夢を語り合う2人。
父と母の仲良しっぷりを見て、嬉しくなって浮いてしまう幼きボンソク。

国家情報院にミン次長が戻って来る。
そしてかつての部下ウンギュに「もう一度始める」と告げ、能力者を全員呼び戻せと告げる。

ある日、大好きな蝶々を追いかけていなくなってしまったボンソク。
いつも冷静なミヒョンがパニックに。
日頃から、いつか息子が連れ去られるのではないかと不安を抱えているのだ。
ドゥシクは高く高く空を飛び、ボンソクを探す。
すると泣きながら雲の上を彷徨うボンソクを発見。
無事に捕まえることができた。

ある日、りんごを買いたいと男がやって来る。
男はチョ・レヒョク、後のチョンウォン高校の校長だった。
国家情報院に戻ったミン次長はドゥシクを探していて、いよいよ見つけ出した。
その夜、2人の家は包囲されてしまう。
その先頭にはチンチョン、ポンピョン、ナジュがいる。
ドゥシクは隠していた銃を出し、自分がきつけてる間にボンソクを連れて裏から逃げろとミヒョンに指示。
「ボンソクを、自分と同じ目に合わせるわけにはいかない。何としてもボンソクの能力を知られてはならない。必ず捜し出して追いつくから。」
と言って外に行ってしまうドゥシク。
ドゥシクはチンチョン、ポンピョン、ナジュらと格闘。
陣頭指揮をとっていたのは「カモメ作戦」のマ・サング。
ドゥシクは拘束され連れて行かれる。

その隙に、ミヒョンはドゥシクを連れて車で逃走。
ドゥシクは来なかった。

ボンソクをおんぶして、荷物を抱えて逃げるミヒョン。
入った食堂にはチョ・レヒョクがいて、ミヒョンとボンソクを監視していた…

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