Disney+韓国ドラマ「ムービング」第16話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ムービング」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:ディズニープラス

第16話:境界の人間

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ボンソクとヒスの跡を付けてきた男に危険を察知したゲドは、バスを猛スピードで暴走させ、警察署の前で停車。
乗客を降ろし、男だけを車内に残したが、次の瞬間、男は消えてしまった。

チョンウォン高校に来て、担任イルファンと話していたミヒョン。
「先生はいつから教壇に立っているのですか?」と質問する。


2004年 国家情報院
チェ・イルファンはブラック(工作員)に志願する。
8年前、江陵での北朝鮮スパイ捜索時、イルファンも兵として参加しており、そこでブラックに命を救われたという。
イルファンはミン次長から、能力者の発掘と育成を任される。
主観的で私的な感情は捨て、徹底的に客観的見極めることを求められた。

「チョンウォン高校3年3組担任、体育教師」という名のブラック生活が始まる。
校長のチョ・レヒョクから“N.T.D.P”のファイルを預かる。
ファイルにはチョン・ゲドの身上明細書が。
最初の生徒だった。

ゲドは触れると電気がビリビリするのでクラスメイトから嫌がられていた。
能力者であるのはずなのに運動神経も良くない。
卒業が近づくも未だ能力が覚醒しないゲド、レヒョク校長は覚醒を急ぎ手を下す。
不良たちにゲドを襲わせ、危機に瀕すればゲドが能力を発揮するだろうというのだ。
イルファンは胸を痛めながら、ボコボコにやられるゲドを見ていた。
ゲドはそれでも能力が出ず、「等級B 不適格」と認定される。
イルファンは、ゲドを能力者だと見込み体育学部を志望させ、ずっとトレーニングをしてきたが、認定を受け放送芸能科へと変更させる。
戸惑うゲド。

2008年
1人の女生徒に驚異の運動能力があることが分かる。
その女生徒は、元ブラックで透視能力者ナジュの娘セウンだった。
セウンは運動能力に加え、母同様やはり透視能力もあった。

ある日、生徒たちがサプライズで“先生の日”のお祝いをしてくれた。
「先生最高!いつもありがとう!」
セウンが胸に花を付けてくれた。
生徒たちへの情が深まるイルファン

将来有望かと期待し始めたある日のトレーニング中、セウンが倒れる。
救急車で病院に運ばれ、そのまま亡くなってしまった。
セウンはガンだった。
イルファンは教師であるにもかかわらず生徒がガンだと気付かなかったことを、母ナジュに詫びて頭を下げた。
悲しみに暮れるイルファンは己を責めた。
イルファンはセウンの存在を胸に刻み、ブラックである前に子供たちの教師であることを自覚し、能力者であろうとなかろうと、全生徒に誠意を持って接するようになる。

それからも、能力者らしき生徒は何人かいたが、なかなか優秀な能力者は出なかった。
その中で、指パッチンすると時を止められる能力を持つキム・ヨンタクという生徒は、他校に転校してしまった。
収穫のないまま時は経ち、レヒョクは非常勤教師としてユン・ソンウクを連れて来る。
そして3年3組の副担任となる。

2016年
ボンソクが入学。
レヒョク校長はイルファンにボンソクのことを特に注視しろと命じる。
ガンフン、ボンソク、ヒスが集まった。

現在
チョンウォン高校の講堂を見て回ったジュウォンは、監視カメラに目線をやりながら、進路指導室を目指す。
校長室でモニター監視していたソンウクは恐れ慄く。

進路指導室のドアを開けるとミヒョンとイルファンがいる。
しばらく見つめ合うジュウォンとミヒョン。
ミヒョンは自分のスマホを録音状態にしてゴミ箱にそっと置いて、部屋を去る。
すれ違いざまにジュウォンに「監視カメラ」と呟く。

掃除のおばちゃんが「掃除します」と言って校長室のドアをノックする。
ソンウクは隠し扉を閉めて、「朝鮮族のおばさんが…」と渋々ドアを開ける。
ドアが開くや否や、掃除のおばちゃんはソンウクの首にナイフを突き刺す。
息絶えるソンウク。
掃除のおばちゃんは北朝鮮工作員だった。

ゲドはバスを暴走させた原因を警察に追及され、「バッテリーの故障」と説明。
乗客たちも警察から事情を聞かれている。
ボンソクとヒスは親に「帰る」とウソをついていたため、警察沙汰に巻き込まれると困ると考え、逃げ出す。
バスの中にボンソクのバッテリーを落としてしまったようだ。

校長室のモニターの前で、今度は掃除のおばちゃんが監視をしている。

ジュウォンはイルファンに、「先程の女性は昔の知り合い。娘を助けた男子生徒の動きに覚えがあり親が誰なのか見当がつく。親同士が知り合いの子供たち3人が同じクラス。偶然でしょうか。」とたずねる。
そして「天井にも監視カメラがあり自分が監視されていることを知らなかったのか?あなたは何者だ?」とたずねる。

モニター監視していた掃除のおばちゃんは「来てください」と電話をかけ、校内にいる人物の人数と居場所を伝える。
超感覚能力で、その声を聞き取ったミヒョン。

1996年
潜伏している北朝鮮スパイの捜索隊に参加していたイルファン
あわや撃たれそうなところを、ジュウォンが腕で庇っていた。
イルファンがブラックに志願した理由、命を救ってくれたブラックとは、ジュウォンのことだったのだ。

校長室にやってきたミヒョン。
北朝鮮工作員は掃除のおばちゃんとして普通に清掃をしている。
超感覚能力によって全てを察知しているミヒョンは校長室のドアを閉める。

カメラを没収されたハンビョルはメモリーカードだけでも取り返すべく学校に忍び込もうとして、守衛のおじさんに追い払われる。

北朝鮮の男たちは裏門から校内に入る。
車のトランクには、どうやらもう1人いるようだ…

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