Netflix韓国ドラマ「涙の女王」第14話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「涙の女王」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第14話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

<3年前の新婚旅行ドイツ>
ヒョヌとヘインは公園の中にある墓地を散歩していた。
埋葬されるのが山や海ではなく、街の近くなら死ぬのも怖くないと言うヘイン。
ある高齢の男性が、お墓に花を供えていた。
「映画に出てくるみたいな、毎日妻のお墓に花を供える人」だった。
しかし、ヘインが一瞬目を離した間に、その男性は消えていた。
ヒョヌは「言っとくけど、僕は花など供えに行かない。君が先に死んだら僕は1日だけ長く生きて後を追うからさ。君なしの人生なんて意味がないだろ。」と言った。

<現在>
手術の副作用で記憶を失くしてしまうと聞かされたヘイン。
「手術をして記憶を失うか、それとも死ぬか選択しろというの!?」と動揺し、検査を受けることを止め、ヒョヌの説得も虚しく病院から立ち去ってしまう。

ウンソンはヘインを追ってドイツへ行こうとする。
モ・スリに止められるも、逆らって出発した。

ヒョヌは早朝に教会へ行き、祈りを捧げていた。
するとヘインがやって来て隣りに座った。
ヒョヌは「“手術を受けさせて。たとえ記憶を失うことになっても生かしてほしい。”と祈っていた。」と言うが、ヘインは「無駄な祈りね。行こう。」と立ち上がる。
一晩経ってもヘインの心は変わらなかった。
病院ではなく、行きたいところがあると言う。
新婚旅行で来たラベンダー畑だった。
ヘインは「きれいな満月が浮かんでた。あの夜の匂いも、月も風も鮮明に覚えてる。それが記憶よ。人はその記憶を原動力にして生きてる。つまり私自身であり、人生そのものなの。それが消えるのよ。あなたも見知らぬ人になる。そんなのが私?だから手術を受けたくないの。私自身として死にたい。」と言った。
ヒョヌは力なくうつむいた。

ボムジャヨンソンのことが頭から離れず、気づくとヨンドゥリに来てしまっていた。
スチョルに見つかり、スチョルのために“くるみ饅頭”を持ってきたとウソをついた。
家から出てきたヨンソンは、自家製の梅茶とマドレーヌでおもてなし。
“食っていける分だけ働く。生きているだけで十分さ。”というヨンソンの人生観に感銘を受けたスチョル。
「ここでなら働きながら幸せに暮らせそう」と言うスチョルを、“物質主義者”のボムジャはバカにして笑った。
帰り際、ヨンソンに「待ってます!またマドレーヌを焼きます。」と言われてニッコニコのボムジャ。

ヒョヌはヘインを病院に連れてきた。
病室でビデオ通話をするヘイン。
相手は家族。
家族は、ヘインが副作用のことを知り、手術を拒否したと聞き、ヨンドゥリに集まり、ビデオ通話で説得した。
ヘイン父「お前の病気を知って、国内外の病院に連絡したら、同じことを言われた。“ペク・ヒョヌと連絡を取っている”と。彼は数百通のメールを既に送っていた。外国の時差に合わせて電話で話し、治療できる研究所や病院を探していたんだ。そうやって見つけた病院だぞ。だからヘイン、もっとよく考えろ。」
ヘイン母「考えなくていい。生きるべきよ。もし死んだら記憶に何の意味が?」
ヘイン「少なくとも“お母さんと笑って話せた娘”でいられる。でも、手術を受けたら私は別人になってしまうかも。分かって。ごめんなさい。」
家族は一旦、カメラを閉じた。
しかし音声は生きており、ヘインには家族の声が聞こえた。
家族みんなの泣き声だ。
ヘインは涙を流した。

ゴヌを連れてヨンドゥリを散歩中のダヘの前に、モ・スリが現れた。
スリは「ダヘ、今まで通り生きて。あなたは今後も詐欺師でいないと“家族”が危ないわよ。情もあるから一応警告に来たの。ジュノのUSBを私に渡したら、子供を連れて去ることね。」と脅迫した
ダヘは「USBを警察に渡して刑務所に行きます!」と歯向かうが、「息子はどうするの?他人の子をホン家で育ててくれる?」とスリ。
何も言えなくなるダヘ。
そこにヘイン母が通りかかり、会話を聞いてしまった。
そして、ダヘに「ちょっと!寒いのになぜ外にいるの!ゴヌが風邪を引く!」と言って、自分のストールをゴヌに巻き、抱きかかえて立ち去った。
そしてスリに「ダヘがどんな女であろうが、スチョルがベタボレなの!」と言い放った。

ドイツの病院
ヒョヌは医師から、ヘインの数値が良くないから、手術をするなら急いだほうがいいと言われる。
病室に戻るとヘインがおらず、慌てて捜しに走るヒョヌ。
教会へやって来るがヘインはいない。
しかし、皆が祈りを捧げる札に「愛した記憶と愛された記憶、それだけは失いたくない。記憶を持ったまた旅立たせてください」というヘインの字を見つけた。
そこには涙が滲んでいた。
ヘインは教会を出た所、柱に座り込んで泣いていた。
ヒョヌは「ごめんな!僕が悪かった!」とヘインを抱きしめた。
ヘインは「やめて!生きたいと思わせないで!あなたの記憶も消えてしまうわ。私は別の人間になるの。」とヒョヌを振り払う。
ヒョヌは「別人になってしまったら最初からやり直そう。君はまた僕を愛して、酔った僕のかわいさにときめいて、そうやって始めればいい。君が僕を好きにならず僕に目もくれず迷惑がったとしても僕は君のそばにいる。約束したはずだ、何があろうと一緒にいると。だから心配するな。ここにいてくれよ!旅立ちたいなんて祈るな!祈りが通じそうで不安でたまらないんだ!」と号泣した。
それでもヘインの心は変わらなかった。

そこでヒョヌは作戦を変えた。

ヒョヌとヘインはレストランで食事。
ヒョヌは腕まくりをして、コーヒーを飲みながら、クールに英字新聞を読む。
周りの女性達が、イケメンのヒョヌをみて色めき出す。
その様子に気づき、不機嫌になるヘイン。
ヘインは「何のマネ? 空腹にコーヒー、しかもエスプレッソ。英字新聞で知的に演出。さりげなく前腕筋で肉体美をさらす気?」とヒョヌを責め立てる。
「そのとおり。そのつもりだ。」と開き直るヒョヌ。
ヘインはヒョヌがくれた指輪を見せて「既婚者なら余計な魅力を発揮せずに袖のボタンをはめて卵にケチャップをかけて食べたら!?」と怒り出す。
ヒョヌは「いやだ。やきもきさせたい。僕を置いていくのが惜しいと思わせたい。」と言って果物を取りに立ち上がる。
周りの女性達の羨望の的となるヒョヌに、ヒョヌの思惑通りにやきもきするヘイン。
これがヒョヌの新たな作戦だったw
到着したウンソンがその様子を見て苛立つ。

クイーンズ社では、社員の福利厚生をカットする新体制に怒りを募らせる社員が続出。
ヒョヌやヘインの復帰に期待が高まる。

ヒョヌの元にヤンギから電話。
不動産詐欺の仲介業者のピョンが殺されたと報告を受け、驚く。
その頃、警察では、ピョン殺害の凶器から出た指紋の持ち主がドイツにいると突き止める。

モ・スリはグレイスを呼び出し、「ダヘに会った。意外とバカだった。ジュノを呼んだ。ほっといたら問題が生じたから“片付け”ないと。」と言った。
さらにスリは、ドイツに人を送り込んでおり、こちらも何かを“片付け”させようとしていた。
「彼らはもう戻らないから海外に送金して、隠れ家を探してあげて。」とグレイスに指示。
つまり、帰国できないほどの事件を起こすのだ。
グレイスは、ドイツにいるヘインの身に何かが起こると確信し胸を痛める。
しかし、通帳を見て思い直す。
スリを裏切れば、この大金がパーになるから。
「しっかりして、悪事は見ても見ないふり!」と自分に言い聞かせて。。
しかし、心配。。。

ヒョヌはヘインを車に待たせて買い物をしていた。
そこにグレイスから電話。
グレイスは、三度思い直して、ヒョヌに警告するため、ヒントを与えた。
「用はないわ。2人とも元気?元気ならよかった。これからも気をつけて。では失礼!」と。
ヒョヌは「?」と思ったが、すぐに何かに勘づき、ヘインの元へ走った。
ヘインの待つ車が見えてホッとした次の瞬間、大型トラックが激突!
呆然とするヒョヌ。
車の前方は大破し、火の手が上がる。
ヒョヌはヘインを救出すべく、素手で車の窓ガラスを割る。
しかし、ヘインは車に乗っていなかった。
何事かと驚くヘイン。
「ヒョヌ!」と呼ばれ振り向くと、そこにはヘイン。
パニック状態のヒョヌは、手は血だらけ、目に涙をいっぱい溜めて、ヘインに抱きつく。
「死んだと思った。。」と号泣して膝から崩れ落ちる。
ヘインは、号泣するヒョヌを見て胸がいっぱいになり、「もう大丈夫。泣かないで。」とヒョヌを抱きしめる。

ヒョヌは素手で窓ガラスを割ったことで手にケガを負ったため、救急病院で処置してもらう。
ヘイン「大丈夫?なぜ無謀なことをしたのよ」
ヒョヌ「頭が真っ白になった。目の前で車が大破したんだ。君が中にいると思った。いつ車から出た?」
ヘイン「幸運てあるのね」
ヘインは事故の直前、窓の外に、ある男を見かけ、車を降りた。
以前、ドイツでヘインが買った、四つ葉のクローバーのキーホルダーを売っていた男だ。
そこでヘインはまた一つ、キーホルダーを購入。
そのおかげで、事故を免れたのだ。
ヘイン「これはダメね。母性愛を刺激されて抱きしめたくなるわ。肉体美もあって、わかいくて、泣くと抱きしめたくなる。フフっ。女がほっとかない。見てられなくてお墓から出てくるかも。」
ヒョヌ「つまり?」
ヘイン「手術を受けるわ。自分がいなくなりそうで不安だけど、あなたを失いたくない。」
喜びで涙をこぼすヒョヌ。
ヘイン「もうあなたを泣かせたくない。あなたを泣かせないと大口を叩いて結婚した。その約束を守る。」
ヒョヌは「ありがとう。君が君自身を失うことはない。君自身でいられるように守ってみせる。」
2人は強く抱き合った。

ヨンドゥリのミソンは、アメリカにいる研究職の夫と離婚すると言い出した。
真夜中に電話したら女が出たため、浮気していると言うのだ。
英語も分からないし、アメリカに行くお金もない。
「1人で生きていかなけれならないから、助けて」と、ヒョンテに泣きつく。
ヒョンテは仕方なく「ビルをやるから好きにして」と言った。

スチョルは、ヒョヌ父のスーパーの店番。
やって来た客と話しているうちに、いいアイディアを思いつく。
高級食材ズワイガニとアワビをまるっと乗せたラーメンを、破格の3500ウォンで提供。
「商いの王である俺の著書には“お金ではなく愛をもらおう”とある。」と。
ちなみに著書はまだないw
口コミで噂は広まり、スーパーは大行列となり、ラーメンの棚もすっかり空っぽ。
驚いてやって来たヒョヌ父はスチョルに「分かってるかな?材料はカニとアワビとエビ。配送料も高い。売れば売るほど損だと。マイナスなんだ。」と嘆いた。
スチョルは「マイナスじゃなくてマーケティング!ラーメンで客を呼び、もっと高い料理を食わせましょう!」と自信満々な笑顔。
ヒョヌ父「この店で一番高いのがラーメンなんだ。」と事実を突きつけた。
その夜、スチョルは「大事な部分を見逃してた。。」と失敗に落ち込むが、「ここで消費者たちと向き合いながら農村と大型スーパーが共存できる道を探るよ」と前向きだった。

ダヘの元にジュノから電話が。
「スチョルを助けたければ全財産持って来い!でないと、そっちに押しかけるぞ!これが最後通告だ。」と脅された。
悩むダヘは、「明日、遊園地へ行こう」とスチョルを誘った。

翌日
スチョルは張り切ってキンパを作り、ダヘとゴヌと遊園地。
家族3人でたくさん笑って楽しく遊んだ。
ベンチに座って休憩すると、ダヘがコーヒーが飲みたいと言うので、スチョルが買いに走る。
その隙に、ダヘはゴヌを連れていなくなってしまった。
ダヘは目に涙をためて「ごめんね。。」とつぶやいた。
ジュノから守るための苦渋の選択だった。
コーヒーを買って戻ってきたスチョルは、大慌てで捜しに走り回る。
ダヘが遊園地を出ようとしたその時、園内に迷子のアナウンスが響く。
「31歳のホンさんが奥様を捜しています。奥様は迷子センターに…」と。
すると、アナウンサーのマイクを奪ったスチョルが「ダヘ!行くな!君をもっと大事にするよ!だから行くな!」と泣き出す声が響き渡る。
それを聞いた客たちが、「妻に捨てられたのかよ」「変なヤツだから捨てられたんだ」と笑う。
足を止めてアナウンスを聞いていたダヘは、笑う客に「うちの夫は世界で一番カッコいいの!」と言って、回れ右して、迷子センターへ走った。
迷子センターで泣いていたスチョルの元に戻ってきたダヘとゴヌ。
2人は涙を流して強く抱き合った。

手術を決意したヘインは、ドイツの街を一人で散歩していた。
噴水の前で、ヘインは兄の幻覚を見る。
兄は、振り向いて、笑顔で手を振り、走って行った。

手術の前夜、病室のベッドで、ヒョヌとヘインは横になって話していた。
ヘイン「どうせ忘れるから、不満やわだかまりなど、言えなかったこと全部言って」
ヒョヌ「正直に言うよ。君は言うことがコロコロ変わる。何か話したら怒らずに聞いてほしい。それから。。。」
ヘイン「不満だらけね。。」
ヒョヌ「愛してる。愛してるよ。決心してくれてありがとう。これからは病気もケガもせずに、ずっとそばにいて。一緒に旅行をしよう。散歩や運動もするし、ケンカと仲直りも繰り返し、小さなことを積み重ねて年を取っていこう。」
ヘイン「くやしい。全部忘れちゃう。」
ヒョヌ「また言うから大丈夫だ。毎日言うよ。」
ヘインは引き出しから手帳を出した。
そこには、ヘイン自身やヒョヌのこと、今までの人生のことなどが書き記されていた。
次の人生の羅針盤となるように。
しかし、手術を受けたら、この手帳の存在自体も忘れてしまうため、ヘインは手帳をヒョヌに託した。
「私が手術を受けて、目覚めるのを待つ間に読んでほしい。」とヘイン。
ヘインはヒョヌの胸の中で眠りについた。

翌日。
ヘインの手術は午前10時から。
夕方を迎える韓国では、家族たちがそれぞれの場所で手術の成功を祈る。
手術室に入るヘインは、「目覚めたときそばにいてね。“刷り込み”よ。孵化したての鳥みたいに、初めて見た人を信じるわ。」とヒョヌの手を握り、不安な言葉が溢れ出て、涙を流す。
ヒョヌは「そんなことは気にせず頑張って手術を受けろ。待ってる。無事に戻ってこい。」と励ました。
ヘインは「行ってくる。戻ってからもよろしくね。」と言って、手術室に入って行った。
ヘインを手術室へ見送ったヒョヌは、張り詰めていたものが途切れ、しゃがみこんで涙が止まらなくなってしまった。

そして、掲示板の表示が“回復中”に変わり、手術が無事に終わった。
ヒョヌは涙目で心の底から安堵の表情を浮かべる。
そこへ、警察がやって来た。
不動産詐欺の仲介業者ピョン・ソンウクの殺害容疑でヒョヌを逮捕するというのだ。
連行されるヒョヌ。
寝耳に水のヒョヌは驚いて「何かの間違いです!時間を下さい!妻が目覚めた時そばにいないと!30分だけでもいい!そばにいる約束なんです!!」と抵抗した。
そこに、ウンソンが姿を現す。
「心配無用だ。俺がそばにいる。」とヒョヌに言った。
ヒョヌはウンソンの仕業だと気づくも、警察にねじ伏せられ、手術室から出てきたヘインに近づくことができなかった。

ピョン・ソンウクの殺害容疑でヒョヌが逮捕されたというニュースは、韓国にいる家族にも知れ渡る。
では、現在、誰がヘインに付き添っているのかと心配する家族。
ヘイン父が病院に電話をすると、ウンソンに繋がる。
「俺が付いてます。手術は成功したのでご安心を。」というウンソン。
ヘインの家族は、検察による捜査があるために出国禁止となっていて、ヘインの元に駆けつけることができない。
もどかしさで苛立つヘインの家族。

目を覚ましたヘイン。
すべての記憶は失われ、まっさらな状態だ。
目の前にいるのはウンソン。
戸惑うヘインに、矢継ぎ早に説明し始める。
「手術前に“そばにいて”と頼まれた」とウソをつくウンソン。
しかし、ヘインの発した言葉は「ペク・ヒョヌ」だった。
この言葉だけが記憶にあると。
ウンソンは一瞬表情を曇らせたが、「俺はユン・ウンソン。大学時代から付き合っていて今も愛し合っている。ヒョヌは離婚した前夫で、ストーカーだの殺人容疑だので逮捕された。ヒョヌの名前が記憶にあるのは苦しめられたから。」とウソを並べ、ヘインに“刷り込み”を行った。

勾留されているヒョヌは、窓から雪が降るのを見る。
「冬を迎えることも初雪を見ることも諦めてた。爪の色(ホウセンカで赤く染めた)が消える前に雪が降れば初恋が叶う。」と嬉しそうに言っていたヘインを思い出す。
目覚めただろうに、そばにいられないことに悔しくて涙を流すヒョヌ。

ヘインも病室の窓から雪を見ていた。
ふと、赤く染まった自分の爪を見て、ヘインは一瞬、胸がドキドキして、涙が溢れる。
「なぜかしら、胸が痛い。。」とつぶやくヘイン…

<エピローグ>
手術前夜。
一緒に横になっている時、ヘインは秀才ヒョヌに暗記法を聞いた。
「大事なものを選んで繰り返しつぶやいていた。そうすると、試験の時に、その声を思い出す。無意識の記憶だ。」とヒョヌ。

いざ手術が始まる時。
ヘインは麻酔で眠りにつくまで、ずっと「ペク・ヒョヌ、ペク・ヒョヌ、ペク・ヒョヌ…」とつぶやき続けていた。

mokumokuw.hatenablog.com