Netflix韓国ドラマ 「生まれ変わってもよろしく」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「生まれ変わってもよろしく」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第2話:地道な努力

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MIグランドホテル戦略企画部の採用面接で、ジウムは「判断に迷うなら私と付き合ってみます?」と告白し、ソハを驚かせた。
さらに「どこかで会ったことがあるのか、ご自分で思い出してみて」と言って困惑させた。

ソハは秘書で友人のドユンに「最近の若者は、礼儀がなってない。初対面だよな?」と困惑の報告。
ジウムは帰宅してエギョンに報告。
爆笑される。
「おじさんたら、思ってることをすぐに口にするからよ〜!」と。
ゆっくり距離を近づけるつもりだったが顔を見たら口が勝手に先走ってしまったと、少し後悔するジウム。
エギョンは「ここまで突き進んできたんだから悩まないで動くべきよ!」と励ます。

ソハは事故のことを思い出してしまうため、いまだに後部座席に座れないでいた。
専務でありながら助手席に座るのはおかしいとドユンに言われる。

ユン・チョウォンという人物からの着信を無視するソハとドユン。
チョウォンは造園業を営む女性。
やってきたテファングループ副社長イ・ジソクと砕けた会話をして仲が良さそうだ。

ある日、ソハは街で、車のクラクションやお祭りの大きな音に耐えられず補聴器を外す。
走り行くトラックを見て、事故がフラッシュバック。
耳をふさいで屈んでいると、そこへジウムが現れ、ソハの手を取り、走った。
なぜジウムがここにいるのか、なぜ走るのか、戸惑うソハだったが、静かな所で座り水を飲んで落ち着いた。
ジウムは、ソハの様子を見てパニック発作の前兆だと気づき、「私も発作が来る感覚がわかる。そんな時は必死に走ると呼吸に集中できる。」と話した。

10回目の人生では、任辰倭乱の時代を生きる女性として生きていた。
戦乱により、多くの死体が転がり、あちこちからうめき声と悲鳴が聞こえるまさに地獄絵図の惨状の中、1人生き残り、心臓がひどく痛み、息苦しく、パニックになりかけたが、気がついたら走り出していた。
走って走って広い草原に出ると、悲しい記憶が風と共に飛んでいって生きていこうと思えた。

…と、つい、前世での経験を話してしまった。
焦って「本で読みました〜」とごまかすが、「もしかして、虚言癖が?」とソハに言われてしまう。
「口は固い方なので正直にどうぞ」と耳を傾けるソハ。
ジウムは「結婚しよう」と耳打ちし、再びソハを困惑させる。
「私たちの出会いについてのヒントです!よく考えてみてください!」とジウム。

ジウムはその夜、かつて「僕と結婚しよう!嬉しい時も悲しい時も2人なら笑顔になれる!寂しくならないように僕がそばにいるから!約束するよ!」とプロポーズしてきた少年時代のソハを思い出してうっとり。
ジウム、いや、ジュウォンはその時、ソハのほっぺにチュっとしていた。

ジウムはMIグランドホテルで、以前スカウトしてきたテファングループ副社長イ・ジソクに会い、「なぜ一流の我が社のスカウトを断って、二流ホテルにいるんだ!」と腕を掴まれ絡まれる。
それをフラメンコの動きでかわすジウム。
そこへソハとドユンが通りかかる。
ソハ、ドユン、ジソクは知り合い関係。
ジソクは、帰国したのに連絡がないソハに文句を言い、「チョウォンには連絡しろ」と言う。
そしてドユンに「今もソハの世話係か」と高飛車に絡む。
ソハとドユンはジソクに対して嫌な感情を持っているようで、無視して行こうとする。
ジソクは「俺の話が途中だ!パンさんと仕事の話がある!」とソハの腕を掴むが、ジウムは「テファンと仕事をする気はありません。」ときっぱり。
「俺がスカウトしてると知って先手を打ったのか!?」
「ホテルで働くのは会社に見捨てられたからだろう!」
何かとイチャモンをつけて絡むジソクに、ジウムは再びフラメンコの動きで威嚇し、「専務の心を傷つけたら許しませんよ。」と警告した。
戸惑う3人。
ジウムは「行きましょう」と言ってソハとドユンと共に専務室へ。

ジウムは採用の結果報告がないのでアピールに来たのだ。
「待たずに勝ち取れ!」が座右の銘だと。
ソハとドユンは顔を見合わせる。
そこへチョウォンが入ってくる。
驚くジウム。
チョウォンは、18回目の人生におけるジュウォンの妹だった。
「近くで用があったので寄りました。少しお話でも。」と言うチョウォンだが、ソハはよそよそしく引き気味な態度。
ドユンは、ソハは会議が詰まっていて忙しいからと言い、チョウォンを連れて部屋から出ていく。

ソハは「すいませんが、採用結果は後日連絡します。」と言うが、「謝らないで私を選んでは?落ちたらベルボーイから始めます。」とグイグイアピールのジウム。
どうしてそこまでするのか不思議なソハに「そのうち理解できる瞬間が来るはずです。」と返すジウム。
頭を抱えるソハ。
ジウムは、ホテルを良くするための提案をまとめた書類と一枚のスケッチ画を渡す。
そのスケッチは、たくさんの人で賑わい活気があった頃の、ソハと母の幸せな思い出が詰まったラウンジの絵だった。
ジウムは“仮採用”を勝ち取った。
「忘れないでください。助けが必要な時に私はそばにいます。」とジウム。

ジウムは、造園業を営むチョウォンを遠くから見つめて「すっかり大人になって…」と感慨深げにニッコリ。

MIグランドホテルに出勤するジウム。
ソハと挨拶を交わすと、ロビーで酒を飲んで騒ぐ客がいた。
チャン代表の息子チャニョクとその友人たちだ。
毅然とした態度で対応するソハ。
「お前、俺を誰だと思ってるんだ!」と絡む彼らを出禁にした。
そこへ現れたチャン代表。
「久しぶりね、お茶でもしましょう」とソハを誘う。
チャン代表は息子であるチャニョクに呆れたような眼差しを向け無視する。
一部始終を見ていたジウムは、チャン代表に見覚えがあった。
18回目の人生でジュウォンだった頃、ソハの家で、ソハの父と親密に触れあうところを目撃したことがあった。

ソハとチャン代表はお茶をする。
チャン代表は、ソハの母サンアがホテルの代表だった頃に手助けしていたという人物だ。
そして現在のホテルの代表。
ソハは息子チャニョクを出禁にすることを伝え、「今まで見過ごしてきた不祥事を正し、少しずつ学んで少しずつ変えていきます。」丁寧に、かつ毅然と宣言した。
ソハが立ち去るや否や表情が一変、「礼儀知らずが…」と不愉快そうに呟くチャン代表。

戦略企画部のメンバーが揃う。
ソハ頂点に、ドユン、ジウム、ホチーム長、コ代理。
ジウムは多才役割が決められないということで、他のメンバーの総合的な補助となる。
戦略企画部はロビーに飾る花を任せる造園業者を募集していた。
チョウォンは、自分だと知られると落とされるので偽名で応募すると言い、偶然会ったジウムに書類を託した。

ドユンはジウムに「ソハへの意図的な接近のようだ」と警戒心を露わに。
ジウムはそれを認めた上で、「確かなのは、私は専務に害を与えません。私のことを嗅ぎ回ったも無駄ですよ。」と返す。
ドユンはソハに「あんな変な女は初めて見た。本人も意図的な接近だと認めた。何か目的があるんだろう。」とこぼす。

ソハは、少年時代と同じように、プールで泳ぎ、目を閉じて底に体育座りをする習慣があった。
そして変な…不思議なジウムの存在が気になり始めた。
プールの底に座り目を閉じて考えを巡らす…
高校生のソハにつきまとっていた、少女のジウムを思い出した。
ジウムは「結婚しよう!いい女になる!」と言っていた。
ソハは慌ててプールから上がり、部屋の引き出しにしまい込んでいた緑色のハンカチを取り出す。
ハンカチには“トンベク演芸団”と書いてあった。
「見つけた!」と笑顔のソハ。

ジウムは、MIモビティの仲良しの元同僚に「主任研究員にしてあげる」と約束する。
何か思惑があるようだ。

ソハは「思い出したんです」とジウムを呼び出す。
ジウムは車を飛ばしてソハの家へ急ぐ。

ソハは緑色のハンカチを見せた。

<過去>
高校生のソハは、ある日、むしゃくしゃしていた。
跡をつけまわす少女のジウム。
ソハは工事現場を通りかかり、作業員がハンマーで壁を壊しているのを見た。
作業員が昼食でいなくなった隙に、ソハはハンマーを持ち、力一杯壁を壊した。
作業員に見つかり怒られそうになると、その様子を見ていた少女のジウムは、ソハの手を取り、一緒に走って逃げた。
公園まで逃げ切り、2人で水を飲んだ。
少女のジウムは嬉しくてずっとニコニコ笑っていた。
「君って変な子だな」とソハ。
ジウムは満面の笑みで「結婚しよう!いい女になる!」と言い出す。
そして、怪我をしているソハの手に自分のハンカチを巻いてあげた。
「辛い時は泣けばいいのに。余計なことをして怪我をするなんて…」と。

あの時の子がパンさんだったとは…と思い出したソハ。
「当時のままだ。変な大人に育った」と。
ジウムは「さ、結婚しましょう!専務は初恋の人。苦難の年月を耐え忍んだ真心です。」と迫る。
たったあれだけの思い出で、ここまでするジウムを理解できないが、悪い気はしないソハ、笑みが溢れる。

チャン代表は会長にソハを異動させるように促す。
会長は「本社で働かせる前の肩慣らしやりたいようにやらせておけ」と言う。
不満そうなチャン会長。
「母親が経営してたホテルが自分のものだなんて発想が変でしょう?私は自分の努力だけで、叩き上げでこの地位に上り詰めたのに!」と不満を漏らす。
会長はドユンを呼び出し、「ソハを職務の範囲内で助けてやってほしい。1年以内に本社に呼び戻すから。ドイツの時のように最善を尽くせ。」とお金を渡す。
ドユンは受け取らなかった。
「臨時収入だわ〜」と、そのお金を持っていくチャン会長。

2022年4月23日
ソハは喪服を着て花束を用意し、いざ出かけようとドユンに電話をかけるも出なかった。
困ったソハは、悩みながらもジウムに電話した。
「助けてくれると言ってたから…」と。
ジウムは車を飛ばして駆けつける。
ソハはジウムに、ある場所までの運転を頼んだ。
道中、チョウォンから何度も着信があったが、ソハは無視していた。
着いた場所は、18回目の人生、ジュウォンのお墓だった。
今日はジュウォンの命日だ。
「元気だった?すごく久しぶりだ…」と声をかけ涙を流すソハ。
ジウムには、「お姉ちゃん…」と涙を流す少年時代のソハに見えて、胸が痛む。
どの人生においても自分の痛みだけを感じてたが、今世は違う。
残された人たちの悲しみと向き合うことになったのだ。
19回目の人生は不思議だ…

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