Netflix韓国ドラマ 「生まれ変わってもよろしく」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「生まれ変わってもよろしく」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話:喜びと悲しみ

18回も生まれ変わり、その18の前世のすべての記憶がある人物。
19回目の人生は、パン・ジウムと言う名前の女性として生きている。
9歳の時に、一番愛おしく切ないハン・ソハとの記憶が蘇る。

酒とギャンブルに溺れ暴れる父を見限り、母はジウムを置いて家を出て行った。
ジウムは、前世の経験を生かし、ダンスや語学や知識を披露し、テレビ番組に出て喝采を浴び、“万能少女”として有名な子供となった。
ジウムは愛おしきソハを探して会いに行くため、お金が必要だったのだ。
しかし、“万能少女”の稼ぎはすべて父が奪い、すべてギャンブルに使ってしまっていた。
ジウムはソハが生きているのか知りたくて“エギョンの軽食店”まで走る。
ジウムは軽食店を営むエギョンという女性にあるメモを見せる。
「エギョン、ジュンホだ。この子に金を貸してくれ。」と書いてある。
テレビで有名な“万能少女”が突然やって来たため、驚き、ポカンとするエギョン。

<17回目の人生>
トンベク演芸団で活躍するキム・ジュンホという男性として生きていた。
病に冒され余命幾ばくもないと感じたジュンホは、可愛がっていた姪のエギョンに「生まれ変わってお前を守る」と約束して亡くなった。

そして生まれ変わったのが目の前にいる少女ジウム。

エギョンは、叔父ジュンホと交わした約束ややりとりを、ジウムが知っていることに驚いた。しかし「生まれ変わり」だと言われても、なかなか信じられない。
ジウムは「そう簡単には信じられないよな。まあ、今日は気の毒な子を助けると思って10万ウォン貸してくれ。」とジュンホのような口調で言った。
「今回の人生で必ず会わなきゃいけない人、ソハに会いに行く」と。

<18回目の人生>
ユン・ジュウォンという女性として生きていた。
中学生の頃、ジュウォンは母と一緒に、あるお屋敷に遊びに行く。
ソハの家だ。
ソハの母とジュウォンの母は友人関係であり、お茶を飲んでお互いの子供の話をしたりする。
ジュウォンは広大な庭を散策している時、プールで泳ぐソハを見かける。
「底に何かあるの?」とジュウォン声をかけると、ソハのイタズラでジュウォンもプールに落っこちる。
繰り返される転生に飽き飽きしていたジュウォンは、ソハに興味をそそられた。
ジュウォンは年下のソハをからかいながらも、何度も生まれ変わっている秘密を打ち明けた。
ジュウォンはそれから何度もソハの家を訪れ、妹も一緒に3人で遊び楽しい時間を過ごした。
ソハの母は病に冒されており、余命幾ばくもないと感じ、ジュウォンに「ソハをお願いできる?」と涙を流した。

ある日、ソハは「前世は亀だった。前にママのホテルで…」と説明しようとしたが、ジュウォンは「前世はそういうんじゃないの、それはただの過去の記憶でしょ。子供ね〜」と軽くあしらった。
「子供」だと言われることに敏感に腹を立てるソハは「僕が子供だからママは具合が悪くても無理をするんだ」と落ち込んだ。
ジュウォンは「今度、寂しくなったら私に電話して、ギュッとしてあげる。ただそばにいてあげたいの。」と励ました。
「僕のこと好きなの?」と聞くソハ。
「ソハの誕生日に教えるね」とジュウォン。
ジュウォンは、純粋なソハといると17回の転生を忘れられ、子供でいられた。
しかし別れは突然訪れた。
ジュウォンは生まれ変わってしまったのだ…

エギョンに18回目の人生を一部始終を話したジウム。
「貧乏だから生きているか確認のため会いに行く交通費すらない」と嘆く。
「エギョンは優しいからわかってくれるかと思ってここに来た。」と打ち明けた。
ジウムは「しかしパッとしない店だな〜。いっそのこと、メニューを絞って、この熟成キムチで煮込み専門店にしたら?」とアドバイスした。
エギョンは笑って、ジウムにお金を貸してくれた。
ジウムの話を信じるか信じないかは置いといて、今、目の前にいる少女を助けるために。
ジウムは「エギョン、1人で頑張ったな。これからはおじさんがいる。」と言い残し、走って行った。
涙を流すエギョン。

ジウムはバスやタクシーを乗り継ぎ、ソハのお屋敷に到着。

<18回目の人生>
遊園地に向かう車の中でソハに誕生日プレゼントをあげるジュウォン。
鍵がかかっている綺麗な箱。
「今日一日、言うことを聞いたら鍵のありかを教えてあげる。」
「ヒント1つ目は私が一番好きな場所、2つ目はいい香りがする所、3つ目は…」
そこへトラックが激突。
彼らの乗る車は横転し、粉々に割れる窓ガラス。
身を挺してソハを衝撃から守り、何かを言い残して亡くなったジュウォン。
ソハは耳を怪我してジュウォンの最後の言葉を聞き取れなかった。

高校生になったソハは、母のお葬式で、ジュウォンに「私がそばにいるね」と言って抱きしめられたを夢を見る。

ジウムはお屋敷の門を登り、侵入成功。
木に登り、ソハの部屋を覗き見ると、高校生になったソハを見つける。
「生きててくれたありがとう」と涙を流す。

ソハの母ではない女性が、ソハの母の服をあさり、屋敷の中にいた。
ソハは父との関係が険悪だった。

ソハの無事を確認するだけのつもりだったが、その後、何度も会いたくなり、登校するソハの跡をつけ回す日々が始まる。
ストレスを抱え、辛そうなソハを見ると胸が痛む。

ジウムはエギョンと一緒に暮らし始めた。
エギョンはジウムのことを、ジュンホ叔父さんの生まれ変わりだと確信したのだ。

そして、ある日、ソハが姿を消した。

8年後
ジウムは前世での経験を生かし、飛び級で“韓国科学技術院(KAIST)”に入学。
明るく優しいエギョンのおかげで辛い日々も乗り越えてこられた。

2016年
ソハの家は“MIグループ”という財閥家だった。
現在ソハはドイツ支社で専務をしていることが分かった。
ジウムは「ソハに続く道を見つけた!」と立ち上がる。

2020年
ジウムは“MIモビティ”に就職。
車の開発技術者として働くが、肝心のソハは韓国に戻る気配がなかった。
何とかしてドイツに赴任できないかと上司に相談するが、役員にならない限り無理だと言われる。
上司がタジタジになるほど優秀なジウムは、好条件で別の会社にスカウトされるが断り続けていた。
ジウムのすべての判断基準は「ソハに会えるか会えないか」なのだ。

ジウムは偶然、ソハが韓国に戻っていることを知る。
そしてMI本社でもなくMIモビティでもなく、MIグランドホテルにいることが分かった。
ジウムは急いでMIグランドホテルへと向かった。

ホテルのロビーには大きな水槽があり、亀が泳いでいた。
ソハがかつて「前世は亀だった」と言っていたことを思い出し、ジウムは水槽の亀を見つめる。
すると水槽の反対側にはソハが。
水槽越しに目が合う2人。
「ソハだ!ついにまた会えた!」とジウムの心の声。
一方ソハは、当然ながらジウムのことが分からず、目をそらしてその場を去ってしまった。
ジウムはソハの跡を追い、プールまでやって来た。
ここはソハと母の思い出が詰まった場所なのだ。
かつて母は泳ぐソハを見て「前世は亀だったのね〜」と笑っていた。
プールを見つめるソハ。
ジウムは「底に何か?」と、あの時と同じ質問をした。
近寄るソハだったが、「部外者は出入り禁止ですよ」と言って去ってしまった。

ソハはホテル内を見て回る。
休業中のレストラン、居眠りをする従業員、大声で部下を叱り付け、誠意のない料理人…
廊下には歴代の支配人の写真が飾られる。
ソハの母の写真もあり、その隣には別の女性の写真が。
ソハはその写真を指差し、「アウト」と呟く。

ソハは父である会長の部屋へ。
戦略企画部を任され、「耳のことを知られたくなければすぐ返事する癖をつけろ」と言われるが、その言葉は聞こえてなかった、いや、聞く気がなかった?
ジュウォンが亡くなったあの時の事故により、ソハには聴覚障害があるのだ。
ソハは補聴器をつけ、父に「母のホテルを再生します。」と宣言する。
怒って物を投げつける父。

ソハは、友人で秘書のドユンに手伝ってもらって、大きな一軒家へ引越し。
休憩の際、ドユンと仕事の話をして、戦略企画部への応募履歴書を見る。
その中にはジウムの履歴書も。
ジウムの、あまりにも高すぎるスペックに驚く2人。
英才学校卒でKAISTの工学博士、24歳という若さでMIモビリティの主任研究員、英語、中国語、日本語、アラビア語が堪能、“万能少女”で趣味はフラメンコ。
「ロビーの造花が残念。ホテルとは人を幸せにする場所です。安らげるホテルに変えたいです。」との志望動機。
「変わった人だ、やめておこう」と躊躇するソハだが、一応、面接だけはすることになった。

面接日。
ジウムはソハの部屋に通される。
ノックをして「専務」と声をかけるが、ソハには聞こえていない。
ジウムは事故を思い出し、少し近づいて「ソハ」と呟くと振り返るソハ。
聞こえたわけでなかったが、ソハは何かを感じたのだろうか、振り返ったのだ。
そして補聴器をつけ、面接を始める。
ジウムは「このホテルを昔に戻したいんです。専務もあの頃、97年に戻したいはず。」と言う。
97年はジウムが生まれる前だったため、「なぜ知ってるのか」とソハに突っ込まれる。
「知人のおばさんを通じて〜」とごまかす。
次にアラビア語について聞かれる。
4回目の人生ではアラビア人男性として生きていて、現在の焼酎の元になったアラックを作り出していた。
「向こうで働いていた時に学びました〜」とごまかす。
ソハは断る気でいるので「お望みの業種につけるとは限りません」と目を逸らす。
ジウムは「判断に迷うなら私と付き合ってみます?」と告白。
至って大真面目なジウム。
驚いてむせるソハ…

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