Netflix韓国ドラマ 「キング・ザ・ランド」第16話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「キング・ザ・ランド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第16話(最終回)

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何か悩んでいる様子のサラン、おばあちゃんは全てお見通しだった。
サランは今の仕事が、自分の望んでいた仕事なのか疑問を抱き始めていた。
「やりたかったことと違うの…」とおばあちゃんにこぼす。
おばあちゃんは微笑んで「やっとうちの孫が不満や泣き言を言うようになった。一度きりの人生よ、心から望むことをしなさい。」と助言した。
サランは心が決まったようだ。

ウォンのプロポーズ大作戦
直前にサランから「離れたいの」との申し出上がり、プロポーズ大作戦はいったんキャンセル。
ショックを受けたウォン、冷静に事情を聞く。
「ホテルのお客様全員に幸せな1日を贈りたかったけど、今の仕事は違うと感じる。華やかさも高賃金も望んでない。小さくても私らしいホテルを自力で作りたい。」と打ち明けたサラン。
ウォンは「辛い決断ではなく、幸せな決心でよかった。本当の夢を見つけて実現しようと決めたんだ、祝福するよ。正直な心の内を見せてくれてありがとう。大変な時はためらわず僕を呼んで。」と笑顔。
プロポーズはまた今度に。
涙を流すサラン。
そして2人は記念写真を撮ってもらった。

サランは会長に退職を報告し、「ホテルを辞めて堂々と付き合います。彼なしでいられないほど、彼を愛しています。ご不満でしょうが、がっかりさせません!」と笑顔で宣言。
会長は「だから君が好きなんだ!」と笑った。
2人は笑顔で食事をした。

サランは、キング・ザ・ランドの先輩たちに餞別のプレゼントを貰い、みんなでハグをしてお別れの挨拶を済ます。

サンシクは「また集まって飲もうね!応援してる!」と涙目で握手。

制服から名札と最優秀社員バッジを外し、荷物をまとめ、晴れやかな気持ちで最後の出勤を終えた。

サランがバス停でバスを待っていると目の前に止まった高級リムジン。
中から花束を持ったウォンが降りて来た。
そして「いい靴はいい所に連れて行ってくれる」と素敵なパンプスをプレゼント。
「今まで、ホテルへの貢献に感謝します」と社長として最優秀社員へ感謝を伝えた。

ダウルの家。
勝手に仕事をやめた夫は家事の全てをやらされて、うんざりしていた。
文句ブーブーの夫に「今月中に職を見つけないと許さないわよ!」とダウル。
そこへチョロン登場。
「ママ安心して出かけて来て、私が監視するから」と頼りになる。

キングホテルの会議。
ウォンはスイートルームに置くコーヒーマシンを、スタンダードルームにも置くことを提案。
「グレードに合うサービスをすべきだ」「味は大して変わらないのに必要ないのでは」と言う役員に「キングホテルはグレードに関わらず、すべての宿泊客をVIPとしてもてなす、それが我がホテルの新しい原則です。」と言い切った。
そして従業員のため、休憩室や福利厚生を充実させる準備をしていた。

ウォンはサンシクを課長から部長に引き上げた。
大喜びのサンシク。
しかし「本部長じゃないんですか〜」と文句を言い始めるが、高級腕時計のプレゼントを受け取り再び大喜び。
「僕はノ部長で〜す」と言いながら去っていった。

その頃サランは、ホテルのための物件を探していた。
いくつかの綺麗で素敵な物件の内見に行くが、いまいち決めかねていた。
そんな中、海の近くにある、それほど綺麗ではなく新しくもない物件を気に入ったサラン。
「ついに見つけた!」と大喜びでウォンに電話報告。
ウォンもガッツポーズ!
契約を済ませ、いよいよサランのホテルが始まる。

ピョンファとダウルは「チョン社長、開業おめでとう!」とお祝いしてくれた。
「社長と言っても社員は自分だけだしローンは巨額で部屋も一つよ」と言うサランに「スイートルームね!」「全客室スイートよ!」「えり抜きの部屋ね!」と励ましてくれる。
サランはいつも味方でいてくれる2人に「最高だ!」と感謝を伝える。

おばあちゃんは、今まで貯めて来た貯金をサランに渡す。
3つの通帳。
1つ目は今まで店を手伝ってくれた日当、2つ目はサランが山で採った山参を売ったお金、3つ目はサランのために貯めていた貯金
「お金の心配をせずになんでもやりなさい」と。
涙を流して感謝するサラン。

そしてサランは自らの手でDIYでホテルを作り始めた。
小さいけれど、海が見えるアットホームなホテルだ。

ジフはアメリカに帰ることに。
本当は韓国にいて母と一緒にいたいはずなのに、母の邪魔にならないようと我慢しているのだ。
ウォンはファランに「寂しく生きるな」と声をかける。
空港でジフを見送るファラン
ジフは振り返りファランに駆け寄り抱きつく。
「ママ、大好きだよ、また会おうね」と。
胸が締め付けられるファランは、そのままジフを家に連れて帰った。

ウォンは、多くの記者の集まる記者会見で「キングホテルは世界一のホテルになることよりも、誰もが心から笑える場になることが目標です。」と堂々と答えた。

サランの住居兼ホテルが完成した。
「愛の始まる場所ホテルアモール、今夜予約解禁です」とSNSに投稿。
準備は万端、あとはお客さんが来るだけとなった。
サランはウォンに「オープン準備も終えた、会いたいわ」とメール。
しかし返事は来なかった。

仮眠をとるサラン、外で怪しげな物音がして目が覚める。
「一人暮らしは危ないから」とピョンファとダウルがプレゼントしてくれたバットを握り、恐る恐る外に出てみる。
すると外にはウォンが。
笑顔で抱きつくサラン。
ウォンはサランのホテルの庭を花でいっぱいにするサプライズの贈り物。
大喜びのサラン。
2人は庭でロマンチックな時間を過ごす。
2人の縁が始まった加波島を思い、アモールを作ったと言うサラン。
そうこうしてる間に、アモールに予約第1号が入った。
サランは喜び、ウォンは祝福した。
その夜、サランはウォンを部屋に誘い、2人は一夜を共にした。

アモールは、早くも予約が取れない人気ホテルとなった。

ロウンとピョンファはドライブデート。
ロウンは「母に会いにいく」と言う。
手ぶらだし、心の準備ができてないと焦るピョンファ。
しかし着いた先はお墓だった。
ロウンの母は亡くなっていた。
ピョンファは墓前でしっかり挨拶をした。
ロウンの手をしっかり握り、「末長く幸せな日々を送ります。見守ってください。」と。

サランは食事もできないほど忙しくしていた。
そこへウォンが夜食を持って現れた。
喜ぶサラン。
翌日もウォンは現れた。
また翌日も、そのまた翌日も。
毎日わざわざ遠くまでやってくるウォンに呆れたサランは「バイトを雇うことにしたから心配しないで。毎日来ないで!」と指切りげんまんした。
ウォンは嫌々応じた。

サランは何人かバイト面接するが、なかなかいい人が来ない。
最後の人はウォンだった。
ウォンは「雇ってください」とニッコリ笑顔で愛嬌を振りまいた。
サランはウォンを週末バイトとして採用。
そしてウォンは「一番大事な最終面接を」と行って指輪を持って膝まづき、サランへプロポーズ。
「一生一緒にいたい、結婚しよう」と。
サランは目を潤ませてうなずき承諾、「愛してる」と抱きついた。

サランとウォンはおばあちゃんの誕生日パーティーをして、結婚することを報告した。
おばあちゃんは嬉し泣きで顔をくしゃくしゃにした。

キング・ザ・ランドにて、サランとウォンの結婚式。
ウォンの母も招待されており、ファランとジフと顔を合わせる。
ウォンの母はジフを抱きしめ、「いい子に育てたわね、頑張ったわ」とファランに声をかける。
ダウル一家、ピョンファ&ロウン、サンシク、サランのおばあちゃん、キングホテルの先輩たちなど、たくさんの仲間たちが集まる。
ウォンの父は、ウォンに「遅くなったが祝うよ」と握手をした。
そして「思い切り幸せに生きてみろ」と声をかけた。
ウォンは父を抱きしめた。

ウォンの父は、ウォンの母の隣に並んで座り「終わったらお茶でも飲もう」と誘う。

超絶かっこよくバシッと決めたウォン、純白のドレスに身を包んだ美しいサラン、2人は永遠の愛を誓った。
「行こうか」
「どこへでも」
【終】