Netflix韓国ドラマ 「キング・ザ・ランド」第15話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「キング・ザ・ランド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第15話

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ウォンの母はキング・ザ・ランドにやって来た。
通りかかった会長は、彼女の後ろ姿で気が付く。
2人はキング・ザ・ランドで話をする。
「元気だったか」と聞く会長に、「息子を取り上げられ消息をたった女が元気だったと思う?」と返すウォンの母。
ウォンの母は、かつて、社長夫人でありながらも、ホテル側ではなく従業員の側に立ち、労働組合を作り会社に反旗を翻した。
それが原因で当時の会長の怒りを買い、追放されたのだ。
会長はウォンの母と一緒に描いた夢を捨て、約束を破り裏切った。
妻とグループを天秤にかけ、グループを選んだのだ。
当時の会長がウォンを人質にとり、「自ら消息をたてばウォンは守る」と脅したため、ウォンの母は、この世に存在しないかのように息を殺して生きてきた。
全てはウォンを守るために。
今回ウォンの母が姿を現したのは、「これ以上ウォンを苦しめないで、ウォンから人生を取りあげないで」と警告することが目的だった。

ウォンの母はホテルの廊下でウォンに声をかけた。
2人は話をする。
母は「ここを去ることであなたを守れると思ったけど間違ってたようね。。」と謝罪した。
ウォンは、「今となっては母の行動が理解できるから罪悪感を持つ必要はない。今後は自分のために生きてください。恨んだことは一度もない。僕を愛してくれていたと感じることができるから。お元気で。」と淡々と話し、その場を去った。
扉の外で、ウォンは人知れず泣き崩れた。
そしてウォンは部屋に戻り、母を抱きしめた。
かつて、母にしてもらったように、ウォンは母の肩をポンポンした。

キング観光ホテル
流刑地だからと求人も出さず、常に人手不足だと、先輩はクタクタだった。
客が減り売上も落ち、閉館すると言われ続けて5年。
「ここが潰れたら私たち罪人は行く当てもない。ここを守ろうとみんな頑張ってる。」と言う先輩。
「頑張りましょう!ファイティン!!」と元気付けるサラン。

従業員を集めた食事&ミーティング。
なんとも胡散臭い代表が現れ、「有給を取れ。上半期のうちに消化するように。」と指示。
人手不足の現状では、使いたくても使えないのだ。
代表は「無駄な努力はせず、転職先を探せ。もうすぐ売却するから。」と言う。
驚き唖然とする従業員たち。
サランは「ホテル存続の方法を模索してみてはどうか」と意見する。
代表は「キングホテルから追放されたんだろ?男を頼りにしてるようだが目を覚ませ。もう終わったんだ。息を殺して生きろ。偉そうに代表に意見するな!判断するのは代表の俺だ!わかったな!」とサランを侮辱し、高圧的な態度。

サランは代表の態度に苛立ち、屋上で頭を冷やす。
すると庭のベンチに黄色い風車があるのを見つける。
加波島でウォンと過ごした時間を思い出し、センチメンタルな気分になる。

サランが外のスピーカーを確信していると、背後からウォンがやって来た。
ウォンは、こんな地方に左遷されたサランを見て、胸が苦しくなった。
「迎えにきた。待たせてごめん。」と言って連れて帰ろうとするが、サランは「ここで働いてるの。一緒に来る?」と言って宴会場のテーブルセッティングをウォンに任せ、別の仕事へと向かった。

ウォンが1人でテーブルセッティングしてると、先輩がやって来る。
「ちょっと、あんた!横断幕を直して!」と、ウォンをコキ使い始める。
先輩は本部長であるウォンの顔を知らないのだ。
「どっかで見たことある顔だけど…」
ウォンは先輩の指示に素直に応じ、業者がやるような仕事も従業員がやっている現状を知る。
先輩はいよいよ思い出す。
「もしかしてキングホテルの…サランのお相手ではないですよね…」
ウォンは「サランの相手です」とニッコリ。
先輩は平謝り。
「すいませんでした!!!日雇いバイトかと…」と頭を下げる。
ウォンは「一つだけお願いが。日雇いバイトでも同僚に変わりはありません。敬意を払って敬語で接してください。」とお願いした。

忙しい1日、ウォンはサランの仕事を手伝った。
夜になりやっと一息。
2人でゆっくり話をする。
ウォンは「母親に会った。いい人で温かい人だった。もう忘れてると思ってたけど、忘れたことなどなかったんだと分かった。」と報告。
サランは「ここは忙しいけどやりがいがある。ホテリエになった初心を思い出す。」と報告。
サランは観光客に案内できるようにと、休日は近所を散策していた。
「神秘的な森があり、温かくいいお店がたくさんあり、住人もいい人ばかりで、星も綺麗。興味を持てばいい所がたくさん見えるのにもったいない。」とサランは言う。
「君がいるべき場所はキング・ザ・ランドだ。帰ろう。」と言うウォンだが、サランは「みんながホテルを守ろうと頑張ってるのに逃げ出したくない。ここはもうすぐ売却されるらしいの。」と言う。

キングエアのピョンファ。
「ついに離婚がバレたな〜俺が慰めてやろう」と絡んでくるセクハラ機長。
ピョンファはいよいよブチ切れて、みんなの前で機長の股間を蹴り上げる!
「婚姻届を出したのは誰よ!懺悔の気持ちで生きなさい!これ以上しつこく付き纏ったら妻に言いつけるから!」と怒鳴りつけ颯爽とその場を去った。
ピョンファの大勝利!
ピョンファと別れたくなくて勝手に婚姻届を出した元彼、それはこのセクハラ機長だったのだ。
そこへロウンが「機長、僕はピョンファ先輩が好きです。だから気をつけたほうがいいですよ。今度先輩にちょっかい出したら僕が許しません!」とトドメを刺す。
ロウンはピョンファを追いかけ、そのまま2人はドライブデート。
何も聞こうとしないロウン。
「好きなのは今の先輩だから過去に興味はない。程度は違えど誰の上にも雨は降ります。いつかは止みますよ。僕が傘になります。」と微笑むロウンに、ピョンファからキス。
海の見える綺麗な場所で2人は抱き合ってキスをした。

ウォンとサランはキング観光ホテルの周辺をお散歩デート。
その夜、ウォンはパソコンを前に何やら考えている様子。。

ウォンも一緒に従業員みんなで夕飯。
そこへ、釣りに行っていたであろう代表がやってくる。
「これはこれは本部長〜!」と。
代表は、ホテルを売り、ホテルの跡地に文化院を建てる相談と言う名目で、市庁の都市計画局長と釣りやゴルフやサウナや食事に行っていた。
俯く従業員たち。
ウォンは「ホテルを存続させようとは思わないのか」と聞くと、「こんな寂れた観光地に展望がありますか?少しでも高く売れる時に売却しないと。」と代表。
呆れたウォンは「あなたは代表です。ホテルだけでなく従業員に対する責任がある。」と叱る。
代表は「ここはキング流通の傘下で常務の下した指示に従うだけです。本部長に干渉される筋合いはない!」と反論。
するとウォンは「僕が買い取りましょう。希望の額でキング観光ホテルを買います。」と申し出る。
ウォンは、自ら出歩き検討した「モヤモヤした感情を吐き出しリフレッシュできるホテル」をプレゼン。
素晴らしく完璧!
契約成立。
「任務を全うされたので代表はお引き取りを。」代表退場。
「カッコいい〜〜〜!!!」と言わんばかりの笑顔のサラン。
従業員みんな希望がもてたと大喜びで感謝した。

先輩はウォンに近づき、「サランを連れ戻しませんよね〜?」と聞く。
「もちろん連れて帰ります」とウォンが答えると、「ダメですよ!彼女はうちのエースですから!」と2人でサランの取り合いが始まった。
サランが出した決断は。。。

ピョンファ、ダウル、サンシク、ロウンはサプライズでキング観光ホテルに遊びにきた。
しかし、サランはソウルに、キング・ザ・ランドに戻っており、入れ違いになってしまった。
せっかくサランに会いに来たのに…
サプライズ提案者のサンシクは総攻撃にあい、サンシクのおごりで牛カルビを食べに行くことになった。

キング・ザ・ランドに戻ったサラン。
社長に就任したウォン。

ウォンは会長にキング観光ホテルを買った理由を「キングホテルが世界的チェーンになる前に国内の基盤を整える必要がある」と説明。
そして「お父さんがどう思おうと僕には関係ない。お父さんに逆らっても僕は思いを貫く。」と言った。
会長は「この先どうなろうと自分で責任とれよ」と返した。
ホテル業務から追いやられたファランは「あなたには何一つ渡すつもりはない。これで終わったと思わないで」と宣戦布告。
ウォンは「対立したくなかった、家族だから。」と。
ファランは「私は一度も家族と思ったことはない。」と鼻で笑った。

ファランの元に怒った夫がやって来る。
ファランとは仮面夫婦
夫は心から好きな女性がいるからと離婚を申し出ていた。
しかしファランは拒絶し、その女性にお金を渡した。
「お金を渡したらすぐに去ってくれた。安っぽい愛ね。」と。
夫はファランをビンタ!
ファランも夫をビンタ!
夫「だから君は愛されない。高貴なフリをしているが会いに飢えてる哀れな人間だ。」
ファラン「あなたも同類よ。あなたが愛した女はみんな去った。全部偽りの愛だった。気の済むまで探せば、この世に愛があるのか!」
夫は「本当に君は可哀想な女だ」と吐き捨てて去っていった。
泣くファランに近寄るジフ。
「ママ泣かないで、僕がアメリカに戻るから、泣かないで、ごめなさい」と言ってファランに抱きつく。
ファランも泣きながらジフを抱きしめる。

ダウルの免税店。
ト・ラヒ課長は、ダウルにこっそり今月末で新人を切るように言ってきた。
ダウルは「では一番使えない人を私が選びます」と言って、ト・ラヒ課長を選んだ。
業務上横領罪、私文書偽証罪などと課長の悪行を並べ追い詰めたダウル。
しかし課長は「派遣の分際で本社の社員を脅す気!?本社に知り合いでもいるの!?できるものなら報告してみなさいよ!!」と開き直る。
そこへやって来たウォンとサンシク。
ウォンに対して平身低頭の課長。
すごくすごーーく親しげに話すウォンとダウルを見て呆然とする課長。
「家族より強い絆の6人兄妹なんです」とサンシク。
「何か問題があったらすぐに連絡してください」とウォン。
課長の開き直りの一部始終を、ウォンとサンシクは見ていたのだ。
態度を一変した課長、ダウルに詫びるが、許さないダウル。
「本社に報告するので決定通りに」と。
ダウルの大勝利!

おばあちゃんの家に来ているサラン。
なんとなく元気がないサランに「何かあったのかい?」と聞くおばあちゃん。
なんでもお見通しだ。

ウォンはサランへ贈る素敵な指輪を購入。
サランと最初に食事したレストランにやって来た2人、会話と食事を楽しむ。
しかし、スマホばかり見て何やら落ち着かない様子のウォン。
レストランは貸し切り、ドローンによるサプライズ演出も仕込んでおいた。
ウォンはプロポーズするのだ。
そして指輪を持ち「大事な話があるんだ」といよいよ切り出すウォン。
するとサランも「私も話したいことがあるの」と。
「離れようと思うの。このままじゃ私らしくいられないと思う。」とサラン。
窓の外には無数のドローンによる立体のハートが…
言葉を失うウォンであった…