Netflix韓国ドラマ 「キング・ザ・ランド」第12話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「キング・ザ・ランド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第12話

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ピョンファ、ダウル、サンシク、ロウンはサランとウォンも誘って、“バンコク会”をしようと声を掛け合い、サランとピョンファの家へ向かっていた。
しかし、サランとウォンは2人だけのラブラブな時を過ごしており、彼らからの連絡を無視していた。
そこへピョンファたち帰宅。
サランとウォンの熱いキスシーンを目の当たりにしてしまう!
ピョンファたちによる厳しい尋問が始まる。

「私たちはなんでも話して来たのに騙すなんて!」
「他に隠し事はない!?」
この際だから、ウォンは自分の正体を正直に話した。
「僕は会長の息子ク・ウォンです。彼はユ本部長ではなくノ課長です。」
驚くピョンファ、ダウル、ロウン、態度を一変。
ウォンへ敬語、座布団、飲み物、正座、急に気を遣い出し、タイ旅行での無礼を詫びた。
そしてずっと騙し続けていたサンシクを外に連れ出したダウル、ブチ切れ睨みつけ説教。

ウォンは気を遣うみんなに、「僕は兄弟も親しい後輩もいないから良い先輩になれるか分からないけど頑張るから仲良くしてほしい、気楽に接してほしい」と言う。
ウォンは外でないてるサンシクを迎えに行く。
サンシクは「僕よりモテない人が付き合ってるなんて!なんで言わないんですか!僕に隠すなんて!」とウォンに泣いて抱きついた。
サランはピョンファとダウルに「ウォンは理想の人、必要な時に隣にいてくれる人」と言うと、2人は「おめでとう、思いきり愛されて幸せになってね」と飲み明かした。

キングホテルは国内で初のベストホテルを受賞した。
これはウォンが仕切った「100周年記念行事」の大成功によるものだ。
ネットでも話題になり、役員たちも喜んでいた。
しかし、ファランはおもしろくない。
「お涙ちょうだいで、会社の危機を救えるの?」と嫌味炸裂。
会議では、会長もご機嫌でウォンを称えた。
しかし、役員たちは不機嫌なファランにゴマを擦り、「祝ってる場合じゃない、グループ全体は売上・利潤・株価の全てが停滞していて状況は悪い」と報告。
ファランは「緊急経済体制を宣言しグループ革新をすべき」と提言、ウォンの成功を打ち消した。
しかしウォンは「今はその時期ではない」と否定。
「会社が非常事態だから社員は目を覚ませと公的な脅迫を?短期収益を上げるため社員の血を搾り取ることが高級ブランドに見合う歴史ですか?」と。
会長は、ウォンとファランに、次回の会議までに「どんな会社にするつもりなのか企画書を出せ」と命じた。

キングエア。
チーム長は本社への転属が決まった。
ピョンファの努力で勝ち取った機内販売1位の成績によって昇進したのだ。
売上げを上げ、自分が昇進するために、ピョンファに昇進話を持ちかけ利用したのだ。
ピョンファは自分を利用したことに対して「ごめんねぐらい言うべき」と詰め寄るが、チーム長は「離婚経験があるからチーフは無理だとわかってるでしょ?身の程はわきまえて。」と返す。

ピョンファはかつて、付き合っていた彼氏が、ピョンファと別れたくなくて勝手に婚姻届を提出。
サランとダウルも一緒に役所で婚姻の取り消しを懇願するが、他に方法がなく、離婚経験が付いてしまっていた。

100周年記念行事で祝辞の挨拶ができず怒っているパク議員を、キング・ザ・ランドでファランがおもてなし。
サランが料理をサーブしていたが、機嫌の悪いパク議員はサランに八つ当たりし、ナプキンを投げつけ「クビにしろ!」と怒鳴りつけた。
ファランはパク議員に言われた通り、支配人に「社員教育を徹底し、彼女を切って」と指示。
そこに現れたウォン。
「パク議員、格式ある食事作法はヴィクトリア女王の時代に完成し、今はマナーといいます。マナーは法ではないので自由ですが、その人の価値は測れます。パク議員の地位に見合うマナーをお願いします。」と丁重にお願いした。
パク議員は怒り心頭、その場を立ち去る。
ファランは「一社員のために私をこんな目に?パク議員は大事な人よ!」とウォンに怒鳴るが、ウォンは「大事な社員だろ!僕が責任者でいる以上、ここの社員は僕が守る!」と声を荒げて言い返す。
ファランは、ウォンにとってサランが社員以上の存在だと見抜き、「あの母親の子だもの。ヘリまで飛ばしたし。」と言い捨てた。

キング・ザ・ランドの先輩たちは、パク議員の度重なる無礼な態度にストレスを溜めており、憂さ晴らしにみんなで飲みに行こうと言い、サランも誘ってくれた。
やっと仲間入りできたと、嬉しいサラン。
タイのお土産が効いたのか、みんなサランに優しくなった。
先輩は「私たちは努力してここまで上がって来たのに、会長の一言で突然キング・ザ・ランドに現れたサランを正直、気に入らなかった。でも、サランの仕事ぶりを見ればここに来るだけの実力のある人だった。」と胸の内をさらけ出し、キング・ザ・ランドのみんなは打ち解けた。
先輩たちは本部長には真心があると褒める。
100周年記念行事のボーナスとして一人100万ウォンが与えられていた。
これはウォンが「社員たちが一番欲しいもの」アンケートを取り、1位が現金だったことを受けた対応だった。
「上司が変わると世の中も変わる」とウォンの高評価と先輩たちが喜んでいるのを見てサランも嬉しくなる。

飲み会が終わり帰ろうとすると、外は土砂降り。
仕方なく、バス停まで、サランがバックを頭に走ろうとした時、傘をさしたウォンが現れる。
完璧な登場である。
「仲間との楽しい時間を潰したくない」と連絡もせずサプライズで待っていたのだ。
そしてそのままサランの家へ。
2人は何度も熱いキスをした。

ファランはウォンの秘書サンシクを部屋に呼ぶ。
「出世させてあげるから、今後、ウォンに関することは全て報告して」とスパイになるように言う。
サンシクは「どこまで出世させてくれますか?」と聞いた。

ダウルが買い物から帰ると、義理の妹が勝手に家に入り、ダウルのクローゼットを漁り、部屋を散らかし、同窓会に着ていく服を選んでいた。
怒り、呆れるダウル。
さらに、同窓会に行くから息子をよろしくと、置いて行ってしまった。
夫に報告するも、まともに取り合ってくれない。
ダウルの夫やその親や兄妹は、マナーを守らず図々しく、ダウルのことを家政婦のように扱う酷い人たちだった。
サランの家に避難したダウル。
「何にもしたくない。あんたは結婚なんかしないで。」と呟く。

キングホテル 。
宿泊客の子供が客室に人形を忘れて来てしまった。
スミが探しても見つからないと伝えると、母親がもう一度探してと言う。
その様子を見かけたサランは「私が探して来ます」と申し出た。
サランはリネン室に走り、汗だくになりながらもシーツを一枚一枚チェックした。
その姿を見た、ベテラン客室係のオクチャ。
「大量のシーツから探すのは大変だから、見つけたら連絡すると言って差し上げて。」と言うが、「大事な友達らしいのでもう一度探して見ます。」とサラン。
さらにサランは「伺いたいことがあるので、いつかお時間をください。」とお願いする。
オクチャも了承した。
時間はかかったものの、なんとか人形を見つけ出したサラン。
子供に感謝され一件落着。
しかし、オクチャから「顧客と気安く約束してはダメ。もし見つからなかったら責任を取れる?一生懸命な人がむしろ窮地に陥るのを見て来た。誰も認めてくれない。」と注意される。
サランは「それを恐れて探さない方がおかしいと思います。最善を尽くしたかどうかは自分が知っています。」と返す。
サランはウォンの母ハン・ミソについて聞いてみる。
「1番の親友だった。彼女は誰よりも勇敢で美しく性格も良い人。」
それを聞いて嬉しくなるサラン。

サランはウォンと海までドライブデート。
「母に会いたい時、おばあちゃんと海に来たの。水平線の果てに母がいそうで…」
引き潮で現れる道を指し、「これが母へと通じる道」と言って、2人は手を繋いでその道を歩いた。
サランはオクチャから貰ったハン・ミソの写真をウォンに渡す。
「勇敢で美しく性格も良い方だったって。一度話を聞くといいわ。」と。
写真を見て涙を流すウォン。

ファランは夫から離婚届を出される。
今はダメだと拒むファランだが、夫の意思は固く、押印するように求められる。
ファランにはまだ幼い息子ジフがいた。
海外で暮らしていたが、突然一人で帰国した。
「ママに会いたくて!」と。
しかしファランは「大事な時にあなたまで煩わせないで!」と遠ざける。

サランが“ドリームチーム”に選抜される。
これは、選抜された最高の社員が、会長の私用にも同行する最高位のチームだ。
先輩たちは、ドリームチームデビューのサランを称えてくれた。

さっそくドリームチームは会長の自宅へ。
道中、チーム長から、「ドリームチームは秘密保持厳守、好奇心を持つことも禁止、品位を保つように。」と忠告される。
控室にはいつもとは違うメイド服が用意されており、失敗は許されないという緊張感が漂う。
食事のサーブのため部屋に入ると、そこには会長とファーストロイヤルホテル会長、末娘ユリ、そしてウォンが座っていた。
動揺するサラン、驚くウォン。
会長たちはウォンとユリに今年中に結婚しろと話し始める。
サランは、驚いてお皿を落として割ってしまった…

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