Netflix韓国ドラマ 「キング・ザ・ランド」第13話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「キング・ザ・ランド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第13話

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ドリームチームとしてやって来た会長の家。
会長たちがウォンとユリ(ファーストロイヤルホテルの末娘)の結婚話を始めた途端、それを聞いてしまったサランは動揺してお皿を落として割ってしまった。
涙目で頭を下げるサラン、ウォンは「怪我はないか」とサランを気遣う。
サランはチーム長から叱られ、2階担当に変えられてしまった。

会長たちはウォンとユリの結婚を進め、ユリもご満悦。
ウォンは「愛する人がいる。」と宣言するが、会長たちは意にも介さず。
ユリも「思う存分恋愛してからきっぱり別れてね。結婚は決まったことだから。」と。
ウォンは「ユリとの縁談には興味がない、失礼します。」と立ち去った。

ウォンは仕事中のサランを見つけ「さっきはごめん、怒った?」と聞くと「少し驚いただけ」と笑顔を見せるサラン。

サランは2階担当となり、ある部屋へ食事を運ぶ。
ノックしても返事がないので中に入ると、そこは子供部屋だった。
お面を被った少年が隠れており、突然サランの足を掴んだ。
驚いたサラン。
少年は、ファランの息子ジフだった。
ジフは「お前面白いな!!!」とゲラゲラ笑う。
怒ったサランは「あんたは誰!?」と尋ねる。
ジフは「お坊ちゃんと呼べ!」と大人に対して生意気な態度。
「謝りなさい!お仕置きが必要ね!」とサラン。
謝らないジフに、サランはコチョコチョ攻撃!
ゲラゲラ笑いながら「ソーリー!ごめん!お前覚えとけよ!後悔させてやる!」と強がるジフ。
その時、サランのイヤホンから「お坊ちゃんを連れて会長の部屋へ」と指令が入る。
サランはやっと、この少年がファラン常務の息子であると把握。
ジフは会長の前にでは、完璧な言葉遣いで完璧な挨拶をし笑顔を振りまいた。
さっきとはまるで別人のジフの態度に驚くサラン。

1日が終わり、日当を貰って帰宅するサラン。
その日当は現金で1ヶ月分の給料ほどの高額だった。
なんだか気が滅入るサラン。
ソファに横になってそのまま寝てしまった。

ウォンは父(会長)から「愛する人が?別れろ。」と言われてしまう。
「我々にとって結婚は愛より大きな価値がある。お前は愛する人を決して守ることができない。その人はお前から去るだろう。」と父。
ウォンは「絶対に去ることはないし、何があっても僕が守り抜く。心から愛する人だから。」と返す。
父は「今は理解できないだろうが、じきにわかる」と。

ウォンは何度かけても電話に出ないサランを心配して家の前までやって来る。
挙動不審のウォンに対し「不審者がいる」とご近所から通報があり、それを受けた警察官2人に声をかけられる。
ウォンは事情を説明し、座り込んで男女2人の警察官と話し込む。
どうやらこの2人は付き合っているらしく、ウォンを挟んで痴話喧嘩が始まった。
なんだかわからない状況になり、ウォンは2人を仲介し、頭を下げてその場を去る。

キングエア機内のピョンファ。
消灯時間になったので機内販売を切り上げて戻ると、後輩でチーフに昇進したミナが、「指示するまで続けて」と命令。
ピョンファ乗客の休息と乗務員の安全のために規定を守るべきだと、それを拒否。
ミナは「だから昇進できないのよ…」と呟き、責任者であるチーフの自分の命令に背くのかと苛立つ。

ウォンはサランの様子を見にキング・ザ・ランドへ。
いつもと変わらぬ笑顔だが、どこか元気のないサラン。
縁談のことを気にしているだろうと、ウォンは心配して仕事が終わったら話そうと持ちかける。
しかしその時、ユリが現れ会話に横入り。
ウォンはユリに「お前にも本当に愛する人を見つけて欲しい。そうすれば僕の言葉の意味がわかるから。」ときっぱり。
ユリは「私と結婚すればグループを手に入れられる」と食い下がるが、ウォンは鼻で笑ってその場を去る。

ウォンは、以前サランと来た鉄板焼き屋でサランを待っていた。
あまりにもウォンが元気がないので、シェフがビールを出してくれた。
「ケンカしたのか」「フラれたのか」「ファイティン!」と。
しかし、ちゃんとサランは来てくれた。
なんとなく言葉に詰まるウォンが「大丈夫か?」と聞くと、「大丈夫と言い聞かせてるけど気持ちが追いつかない」と吐露するサラン。
ウォンは「思い悩むな。僕を信じて欲しい。別れる選択肢は捨てろ。」と返す。
驚くサラン。
サランは別れるなんて選択肢は毛頭なく、反対されることくらい想定内だし、気持ちは揺るがないと言う。
では、何を悩んでいるのかというと、ウォンとユリの縁談の件ではななく、仕事のことだった。
ホテリエが夢見る“ドリームチーム”は経験してみたら、富裕層のメイドに過ぎなかった。
自分が夢見た世界ではなかったと。
しかし、報酬を貰って喜ぶ人もいる。
廃止することが正しいのか疑問が消えなかったのだ。
やっと笑顔になった2人は、パフォーマンス鉄板焼きを楽しんだ。

休日のダウル。
今日は結婚記念日なので、みんなで外食の予定だった。
しかし夫は会議だと言って約束を破った。
ダウルは仕方なく買い物に行き、両手いっぱいに荷物を持って帰る。
袋が破れて果物や野菜が転がる。。。

会議だと言って出かけた夫は仲間たちと室内ゴルフで遊んでいた。
そこへ、長ネギを持ったダウルが登場。
ゴルフを楽しむ夫をネギでぶん殴る!
髪を掴んで振り回す!
実は、転がった玉ねぎを拾っていたダウル、偶然ゴルフバックを持って仲間たちといる夫を目撃したのだ。
問い詰めると、なんと、夫は1年前に会社を辞めていた。
出社するフリをして、退職金を使い、ずっと遊んでいたのだ。
ブチギレるダウル。

ウォンは会長から与えられた「今後のキングホテル」についての企画書を考案していた。
サランは何日も夜を徹して頑張るウォンに差し入れを持って行ったり。

そしていよいよ会長へのプレゼン。
ファランは固定費と変動費を全体的に削減、まずは人件費を削減するという。
正社員を大幅に削減し非正規に置き換え、繁忙期は実習生やバイトで補う。
スマートシステムを導入し、チェックイン・アウト時は無人化。
シャトルバス廃止、社員食堂の縮小、休憩室の間食やウォーターサーバーの廃止など、従業員を締め付け、年間100億ウォン以上節減できるとプレゼンした。

それに対してウォンは「世界170カ国のホテルにコンサルティングを提案し、そのうち30のホテルと委託経営契約を結びました。年間予測収益は350億ウォン以上です。」と始めた。
キングホテルは、全社員の支えによる創業100年という素晴らしい歴史があり、そのおかげでワールドベストホテルを受賞でき、そのおかげで海外に進出することが可能になった。
「キングホテルには創業100年という強みがある。100周年記念行事の成功で、そのイメージを確立できた。」とプレゼン。
そして「企業は社員を育て、社員は企業を作る。非正規やバイトは使い捨てるには便利だが、企業も同じように切り捨てられるため同意できない。」とファランのプレゼンを否定した。

会長はウォンのプレゼンを聞いて、ウォンを社長に就任させ、「キングホテルを世界一にして欲しい!長年の夢をお前が叶えてくれた。。」と目を潤ませた。
ウォンの大勝利である。

敗北に苛立つファラン、グラスを壁に叩きつける。

ウォンの社長就任の噂はあっという間に広まった。
サランの耳にも入り、ホッとする。

サランは支配人に呼ばれ、会長からの指示だという特別な業務を任される。
それはジフのお世話だった。
サランご指名はジフの希望だといい、会長は「孫の願いを叶えてやりたい」ということだ。
サランは「弟のように接する」と条件をつけて承諾した。

さっそくジフとの時間が始まる。
生意気で威圧的な態度のジフに、サランは姉のように母のように接した。
時には真剣に遊び、時には一緒にアイスを食べ、時には人としての教育をし、、、
ジフは笑顔を取り戻し、会長も大満足、サランに感謝した。

サランは、ジフにおやつを持って行こうとして、偶然、家に居合わせたウォンと鉢合わせ。
「ジフの子守?やらなくていい」というウォンに、サランは「これは会長からの依頼ではなく祖父としての依頼だから引き受けたの。楽しんでるから安心して。」と笑顔。
ウォンの部屋に初めて入ったサランはあちこち見て回る。
サランとの写真や“大鯉”など思い出の品が飾られていた。
からかうサラン、2人のイチャイチャタイムが始まった。
しかし、サランを探したジフが突然入ってきて大慌てで2人は離れた。
かくれんぼを装い、なんとか誤魔化した。

サランはウォンの車で送ってもらう道中、「ジフはずっと一人ぼっちだったのね、寂しそうに見える。子供は子どもらしくなきゃ。無理してたね。」と言った。
帰宅したウォンは、ソファで寝ているジフに「部屋で寝なさい」と声をかけると「ママがまだなので。3日前から会ってなくて今日は会いたいからここで待ってもいいですか?」と言う。
帰ってきたファランに「ママー!」と駆け寄ると、「まだアメリカに帰ってないの?あなたまで煩わせないでって言ったはずよ!」と叱り付ける。
「ごめんなさい…」とトボトボ部屋に行くジフ。
ウォンはファランに「ジフは待ってたんだぞ」と言うと、「母親を探して泣いていた昔の自分と重ね合わせてるの?私はあの女と違う。生意気に的外れな忠告はやめて。」と言い捨てる。

ウォンがジフの部屋にやってくると、ジフは泣いていた。
ウォンは「久しぶりの帰国なんだから、何かやりたいことがあれば一緒にやろう。」と声をかけた。
ウォンが行こうとすると、ジフはウォンの袖を掴み、ウォンを見つめた。

ジフは、ウォンとサランと一緒に公園でお弁当を食べたり、遊んだり、駆け回ったり、お昼寝したり、楽しい時間を過ごした。
ジフは「叔父さんみたいになりたい。世界中で一番かっこいいから!」と言った。
ウォンは「似ない方がいい所もある。ママにもパパにも会いたい時には会いたいと言うこと。泣きたい時は泣く、笑い時は笑う、怒りたい時は怒ることも重要だ。正直なのは勇気があるってことだ。勇気ある人が一番かっこいいんだ。ジフには勇気ある人になって欲しい。」と伝えると、ジフは「もう少し韓国にいてママと遊びたい」と正直に打ち明けた。

ウォンはリネン室のオクチャを訪ね、母の話を聞いた。
ウォン宛に母の人事記録を送ったのはオクチャだった。
オクチャは「あなたが訪ねてくるのを待ってた」と言う。

ウォンは、肌身離さず持っていた母から貰った大事な懐中時計を箱にしまった。
そしてサランに「お腹すいた、食事にしよう」と電話をかけた。
その目は少し潤んでいた。

サランの家で2人はお揃いのルームウェアを着ておうちデート。
温かい時間を過ごした。
サランが「お母さんに会わないの?」と聞くと、「僕から去った理由を知りたかったが、それが分かった。愛してるなら何があっても一緒にいないと。理由がなんであれ、僕の元を去った。そこまでの存在だったんだ。」と返すウォン。
サランは「会えば理解できるかもしれないから会った方がいい。」と言うが、「もう母のことは考えたくない。やっと少し楽になったし。」とウォン。
サランはそんなウォンを抱きしめた。
ウォンは少し泣いていた。
サランの部屋、窓辺で抱き合いキスをする2人を、外から何者かが盗撮していた…

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