Disney+韓国ドラマ「ムービング」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ムービング」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:ディズニープラス

第6話:イナズママン

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電気能力者のチョン・ゲドは、チョンウォン高校時代、チョ校長の勧めで体育学部を志望していたが、いざその能力を見てみると成績が振るわず、放送芸能科に行くように担任のイルファンに言われる。
「等級B 」「不適格」
能力者だと思ってスカウトしたが、ゲドは運動能力者ではなく電気能力者だったことがチョ校長の誤算だったのだろうか。。

ゲドは、“イナズママン”のヒーローショーのオーディションを受ける。
演技もアクションもできず、審査員の目にも触れずに終わりそうなところを、電気能力を披露し、見事合格。
ゲドは子供たちに大人気“イナズママン”となった。
ある日のショーで、ゴム手袋に穴が開いていたため、絶縁できずにパワーが漏れ、電気事故を起こしてしまう。
真っ暗になるステージ、泣き叫ぶ子供たち。。
“イナズママン”をクビになってしまった。
そんなゲドの姿を、父であるポンピョンが見ていた。

そんな折、大好きな母が亡くなってしまう。
母の葬儀。
父ポンピョンとは離れて暮らしており、高校の卒業式ぶりの再会だが、父ポンピョンはゲドの大学の授業料や生活費など常に面倒を見ていた。
ゲドは感謝を伝え、これからは自立すると言う。
父ポンピョンは、公務員を辞めて古書店を始めることを報告する。

自分の電気能力を受け継いだせいで、人生がうまくいかない息子に心を痛めるポンピョン。

電気能力者は、電池の中に記憶を留めることができるので、ゲドは母の記憶を収めた電池を父ポンピョンにあげる。

ゲドは就活をするが、ことごとくうまくいかない。
自分が不要な人間なのではと落ち込み焼け酒。
ふと、道の真ん中でエンストして止まってしまったバスに気付く。
ゲドは能力を使い、壊れたバッテリーを直してしまった。
運転手に感謝され、ゲドはそのままバス会社に就職が決まった。

バスの運転手という職業はゲドに向いていて順調だった。
毎朝乗って来る律儀な高校生ボンソクや、新顔のヒス。
チョンウォン高校の2人の後輩たちのやりとりを微笑ましく眺める日々。

そしてある日、父ポンピョンの訃報。
ゲドは、父ポンピョンが残した電池を握りしめ、宿った記憶を見る。
そこにはFの男に殺される父ポンピョンの記憶が。
悲しみと怒りと悔しさで能力が暴走、目が青く光る。

ボンソクとヒスは、転校して来たへウォンと、いつもカメラを回してるハンビョルと一緒に食堂で昼食。
ボンソクは、いつも1人の学級委員ガンフンを気にしていた。
すると不良のパン・ギスがガンフンに絡んで来る。
ガンフンを「殴れよ、強いだろ」と挑発し、ご飯の中にガンフンのメガネをぶち込む唾を吐く。
「お前らが何を企んでるか、絶対の暴いてやる。選ばれたクソ野郎が。」と耳元で囁いて去っていった。
必死に怒りを抑えるガンフン。
ボンソクは母ミヒョンから受け継いだ超感覚能力により、その囁きが聞こえていた。
ボンソクとヒスはガンフンのメガネを拾って綺麗に拭いてあげる。

副担任のソンウクは「脱落者(ギス)が1等級(ガンフン)にケンカを売って赤っ恥をかかせた。パン・ギスを管理すべき。」と担任のイルファンに意見する。
チョ校長の元、担任イルファンと副担任ソンウクは、生徒である能力者たちを育成し管理しているが、ソンウクはイルファンのポジションを狙っているのか、いちいち口を出し、意見する。
イルファンの管理する生徒名簿には「等級」と「適格」・「不適格」が書かれたいた。
ガンフンは「等級Sプラス」「適格」とある。
ギスは「等級C」「不適格」とある。

ヒスは綺麗に拭いたメガネをガンフンに返してあげる。
そしてみんなの前で恥をかいても怒りを抑えて我慢したガンフンを「偉い!」と褒める。
経験上、自分が損するだけだと身をもって知っているからだ。
「暴力は一番愚かで楽な方法」だと。
メガネを拭いたのがヒスだと思い、ありがとうと笑顔を見せるガンフンだが、拭いたのがボンソクだと知り、少し落ち込む。
そして「うちも自営業だ」と告げて小走りで去る。

ゲドは父ポンピョンの記憶を見て怒りに震えたが、何をしていいのか分からず、ただただバスを運転していた。
Fの男は次の指令を待っていた。

国家情報院ミン次長は、部下のウンギュから、Fの男の正体を聞く。
韓国人の母と米軍の父の間に生まれ、幼い頃、強制的にアメリカに養子に出される。
そしてCIAに連れていかれ、今回韓国での任務のために選ばれたと。
コードネームはフランク(ABCDEFのFで6番目という意味)
ミン次長は駐韓アメリカ参事官を呼ぶように指示する。

ボンソクは「ヒス応援歌」のプレイリストを作り、聴かせる。
喜んだヒスと顔が近づき、ボンソク、浮き上がる寸前。
慌てて重い荷物を持つ。
講堂でトレーニングするヒスに応援歌をかけたスマホを残し、ボンソクは夜間自習へ。

Fの男に次なる指令が。
「次は17」
ボンソクの母ミヒョンだった。
Fの男は、南山とんかつへ向かった。

ボンソクは夜間自習を終えた後、ヒスを迎えに行くが、スマホの充電がなくなってしまっていた。
母から連絡があったら大変だと、慌てて帰ってしまうボンソク。
置いていかれれるヒス。

バスに乗ると、いつもの顔なじみの運転手(ゲド)。
いつものように笑顔で挨拶するボンソク。
ゲドは両親の葬儀が続いたため、しばらく仕事を休んでいた。
父の記憶を見て悔しさが募るも、なす術がない自分が不甲斐なく気落ちしていたが、「姿が見えなくて心配でした。」というボンソクの言葉に涙目になる。

帰宅するガンフンを待つ、父ジェマン。
父は怪力能力者で、空き缶を素手で簡単に潰している。

フレッシュチキンに、偽方言を使うチンピラが来ている。
ジュウォンはチンピラに、最新のスマホを持って来させる。
ヒスにプレゼントするのだ。
チンピラはすっかりジュウォンの子分のようで、その料金は「チキン10羽」。
ジュウォンは娘の身の危険を感じているようだ。

国家情報院にアメリカ参事官が呼ばれてやって来る。
参事官は実はCIAの工作員だった。

南山とんかつにFの男が来る。
母ミヒョンは客として対応するが、危険を感じ、ボンソクに「帰って来ちゃダメ」とメッセージする。
しかし、ボンソクの携帯は充電が切れており、そのメッセージは届かず、帰って来てしまう。

ミン次長は参事官(CIA)に、アメリカが韓国にFの男を送り込んだことに対し、外交問題になるほどの深刻な事態だと怒りをあらわにする。
そして、引退した工作員の暗殺を今すぐにやめろと言うが、はっきりしない態度の参事官。
そこでミン次長は、参事官(CIA)の前で、MSS(中国国家安全部)に連絡する。

母ミヒョンは、ボンソクが息子だとバレないように「いらっしゃいませ!」と客として対応するが…

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