Netflix韓国ドラマ 「キング・ザ・ランド」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「キング・ザ・ランド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第5話

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<ウォンの記憶>
幼い頃、母親が突然いなくなった。
家政婦たちは皆、まるで何事もなかったかのように作り笑顔を向ける。
「笑うな、笑わないで!」
幼いウォンは困惑し、母からもらった懐中時計を握りしめる。
それから、作り笑顔はウォンのトラウマとなった。

ウォンは、考え事をする時に行く高台がある。
雨の中、そこへ行くと、先にサランが来ており、しかも泣いていた。
ウォンは傘をさし出す。
驚くサランに「ここは僕の場所だ」と言い、転びそうになったサランを抱きかかえ、「しばらくそのまま泣くことを許可する」と言った。
そして車に乗せると、サランは眠ってしまった。
ウォンは音量を下げ車内を暖かくして毛布をかけてあげる。
鏡ごしにサランの寝顔に見入るウォン。

ウォンはレストランに車を止め、「食事を。誕生日だろ。」と言って紙袋を渡した。
中には服と靴。
サランがそれに着替えて出て来ると、ウォンも着替えており、なんとペアルックだった。
カップルだと思われてしまうと躊躇するサランに「誰もカップルだなんて思わない。なぜ僕が君と…」と言うが、店員に記念写真を撮ってもらい乗り気なウォン。
服や靴に関しては「適当に選んでもらった。真剣に選ぶ仲でもないだろ。」と言うが、本当は、あれやこれやと真剣に選んだものだった。
料理に関しては「何が好物かわからない。」とたくさんの料理がを注文していた。
サランは、「私がご馳走します」と言うが、いざ会計の時、あまりの値段にお目目がまんまるに。
ウォンがスッと横からカードを出して会計。
「今日くらいは遠慮ぜず楽しめばいい」とその場を去る。
しかしカッコつけたつもりだったが、うっかりサインを忘れて呼び止められるウォン。
サランを家まで送り届け、密かに注文していたケーキを渡す。
「惨めな日でも最後くらいは幸せに」と。
キングホテルの料理長に特別に作らせたと言うと、サランは「私のために残業させるなんて…本部長の依頼なら拒めるはずもないし…」と料理長のことを思い気を揉む。
ウォンは「気が回らなかった、これからは気を付ける」と素直に受け止める。
学ぶウォン。

サランがお礼を伝えて家に入ろうとすると、ユナムが待っていて、「後悔してるんだろ?戻って来いよ。」としつこく絡んできた。
うんざりするサランは「今度現れたらこの手でぶっ殺すからね!わかった!?」と怒鳴りつけ家に入って行った。
ウォンは、食ってかかるユナムの腕をギュッと捻り、「しつこく追い回すのも暴力だ。会いたければ本人の許可を取ってこい。いいな?」と追い払う。
ユナムは逃げて行く。

家に入りケーキを開けたところで、「誕生日おめでとう」とメールが。
サランが返事を打つ間も待てず、ウォンは電話をかける。
「今度またあんなことがあったら僕を呼べ。誕生日おめでとう。」
ウォンは自然に笑顔が溢れた。

ピョンファのチームは売上単独最下位に。
チーフは「私に恥をかかせたいの?!」とピョンファを含む部下たちに辛く当たる。
チーフはピョンファの同期だった。
ピョンファ以外、同期はみんなチーフに昇進しているため、グループトークで仲間外れにされているようだった。
「チーフに昇進しないとね!機内販売で1位になったら上司の私が口添えして上げる。」と労われる。

部屋に置いておいた、ウォンからもらった服と靴をピョンファに見つかる。
サランはピョンファとダウルから「誰からもらったのか」と問い詰められるが答えなかった。
「気持ちを受け取って置いて、これだけの好意を無視するのはが悪女だ。何かお返しをするべきだ。」と言って、ダウルとピョンファはそれぞれの自分の売上を上げるために押し売りする。

キングホテル に食材を卸す各地の業者を訪ねて挨拶する行事「スーパーファーマー」が行われることに。
ファランは、嫌がらせのように、人員をキング・ザ・ランドから出すようにウォンに命令するが、「挨拶回りにうちの大事な部下を?他でやってくれ。」と反発。
サンシクは「反発するのにも力が要る。今回は受け入れて。負けるが勝ちです。」と助言。
ウォンが大切に持っていたサランとの記念写真を、サンシクが、ふと、見つけてしまう。
「誕生日だったから福利厚生だ!」と無理のある言い訳をするウォンに、サンシクは「僕にもペアルックくださ〜い」と、2人のわちゃわちゃが始まる。
そして部屋から投げ出されるサンシク。
その時、サランから「今夜忙しいですか?」とメールが。
嬉しくて飛びつき、すぐに「いや、全然」と返信しようとしたが、カッコつけて「当然だ」と返してしまう。
すると「はい、わかりました」とサラン。
せっかくのチャンスをウォンは壊してしまった。
慌ててサランの職場へ行き、嬉しさを押し殺しながら「貴重な時間を空けてやろう」と、なんとか約束に漕ぎ着けた。

退勤後、サランは、車で待っていたウォンにお礼の品を渡す。
「それでは。お忙しいんでしょ?早く行って。」と帰ろうとするサランを引き留め、食事に誘う。
サランも嬉しそうで「私がご馳走します」と車に乗った。
サランのお気に入りの店。
予約が受けない人気店のため、並んで順番を待つ。
食事をするために待ったことがないウォンにとっては初めての経験で、ぶつぶつと文句を言うが、なんだかんだ楽しそう。
そこはパフォーマンス鉄板焼き屋。
料理人が派手に炎をあげたりパフォーマンスしながら調理し、お客を楽しませる。
「静かに食事がしたい」だの「騒がしくて落ち着かない」だの文句を言っていたウォンだが、そのパフォーマンスにすっかり魅了され、ワクワクはしゃぎ、目を輝かせる。
キンキンに冷やしたグラスで飲む生ビールの初体験。その美味しさに驚くウォン。

最高に楽しい体験をしたウォンは、「次はどこに行く?」とサランに聞くが、「本部長と行くのは気まずいので、もう行きません。」と言われてしまう。
「気まずいのなら気楽に接していい、許してやる」と粘り、サランの「行きません」は無視して次の計画を立てる。
サランとふざけ合い、すっかり笑顔のウォン。

ファランは夫から離婚を切り出される。
愛する人ができたという夫は、財産分与も望まず、とにかく離婚したかった。
ファランは「ウォンが戻ってきたの。後継者が決まっていない今、邪魔をしないで。後を継いだら離婚してあげる。捨てるのは私よ。それまでは離さない。」と答える。

ダウルの免税店に「国民の母」女優モ・ソンエがやって来る。
あろうことか店内で犬を離し、犬がウンチをしてしまう。
ダウルが注意をすると、「私が誰だか知ってるでしょ?口答えするの?」と大声で騒ぎ、ダウルに片付けろと命令する。
断固として受け入れないダウルに「最近は貧乏人の方が偉い世の中なのね!」と騒ぎ立てる。
モ・ソンエのマネージャーが「ネットで拡散されたらまた炎上します!」と人目を気にして片付けて、去っていった。

サランは先輩からVIP顧客の名簿を渡され、しばらく来ていない客に営業電話をかける仕事を押し付けられる。
売上向上のためだという。
ウォンはその姿を見て、「いくら指示を受けたからって品位は保つべきだ。客に媚びて勧誘することが仕事なのか?」と怒った。
そんなに仕事がしたいのなら…と、ウォンはスパーファーマーに全員送れとサンシクに指示する。
キング・ザ・ランドのスタッフはガックリと肩を落とす。
キングホテルに、より良い食材を卸してもらうために、各地の農家へ出向き挨拶回りをするのだ。
下っ端のサランは、どうやら一番厄介な「参」担当となった。
山参採りの農家のようだ。
さっそくサランは、深夜バスに乗って、ソウルから遠く離れた智異山へ向かった。

ウォンはサランを心配し、あれやこれやとメールを打っては消してを繰り返す。
サンシクがそんなに心配なら電話すればいいと呆れるほど。

サランは荷物をたくさん抱えて、なんとか智異山の上にある農家の社長の家に着く。
どこのホテルもこの社長の採る山参を狙っているようで、たくさんの手土産が置いてあり、ファーストロイヤルホテルと独占契約を結んだということだ。
サランは、社長に直接会って挨拶し手土産を渡すため、山に登って社長に会いに行く。

ウォンはずっとサランの心配をしている。

険しい山道を一生懸命登るが、途中で雨が降ってくる。
心配で仕方ないウォンから電話があり、すぐに下山するように言われるが、「本部長の指示です。仕事が終えたら帰ります。」とだけ答える。
その時、崖の縁に、それっぽい山参らしきものを見つける。
ウォンからの電話はそっちのけで、丁寧に掘り起こし、ゲットした…と同時に、サランは足を滑らせて、崖の下に落ちてしまった。
気を失うサラン。
夜になり、崖の上に置いたままの携帯が鳴り続けるが、サランは崖の下で目を覚ます。
足を怪我していて動けず、助けも来ない。
途方に暮れて絶望し泣き出すサラン。
そこへ、ヘリコプターが近づいて来る。
崖の上を見上げると人影が…ウォンだった!
そして、なんと、サラン目掛けて崖を飛び降りた!

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