Netflix韓国ドラマ 「キング・ザ・ランド」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「キング・ザ・ランド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話

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済州島のキングホテル。
綺麗な夕焼けをバックに、PR生放送が始まる。
キングホテルではスタッフみんなで生放送を見ていた。
もちろんファランも、会長も。

サランによるウォンへのインタビュー。
「このホテルのオープンにはお母様が関わられたとか、感慨深いのでは?お母様に一番似ている所は?」と質問。
ウォンの目つきが鋭くなる。
ほくそ笑むファラン
ウォンは突然立ち上がり、ステージを去ってしまった。
生放送中、なんとか場をつなぐサラン。

母親の話をされ、動揺が隠せないウォン。
少し1人になり、心を落ち着かせる。

サランはその間、子供の頃に母と泊まったキングホテルでの幸せな一日を語り、「その頃からの憧れの場所が、今は幸運なことに職場になりました。お客様には私が感じた幸せな一日をお届けしたいです。」場をつないでいた。
堂々とした仕事ぶりに、同僚たちは「アナウンサーみたいだ」と感心した。

落ち着いたウォンが戻り、サランの持っていた質問用紙を見ると、全て母親に関するものだった。
ウォンはそれらの質問用紙を投げ捨て、「バカげた質問ではなく他に聞きたいことは?」と言う。
台本がなくなったサランは、バックにある綺麗な夕焼けを見て、「夕焼けはお好きですか?」と質問する。
ウォンは「ここは絶景ポイントです。見ましょう。」と立ち上がる。
2人の後ろ姿の向こうに綺麗な夕焼けが映し出され、なんとか放送は終わった。

放送後、ウォンの態度に対してサランは文句を言い、2人は口論となり険悪な状況。
「何気ないことで解雇されることもあるんです。趣味で働く御曹司に社員の気持ちはわかりません!」とサラン。
それとは裏腹に、綺麗な夕焼けをバックにした2人の映像はたくさんの「いいね」が集まり注目の観光地として急浮上していた。

ウォンがいつも肌身はなざず持ち歩いている壊れた懐中時計は、母からもらったものだった。

キングエアのピョンファ。
チーフによる体重チェックで、少しオーバーしていることを咎められる。
「体重1㎏増でいくら燃料代が上がると?会社の経費に直結するの。愛社精神がないから昇進できないのよ〜」と同僚の前で理不尽なパワハラを受ける。
見かねたロウンはチーフに向かって「チーフは体重測定しないんですか?」と詰める。
逃げるチーフ。
ピョンファをいじめたチーフに仕返しをしてやった。
ロウンは「十分美しいのでダイエットはしないで」とピョンファに声をかける。
ピョンファは「この前のお礼、お母様に渡して親孝行して。」とダウルの免税店で買ったプレゼントを渡す。

サランとウォン、この日は写真撮影。
コンセプトは「笑顔」。
しかし、ウォンは笑うことができず、終始しかめっ面。
「あ〜なんでもできるのに笑顔だけできないんですね〜」とサランにからかわれ、負けず嫌いなウォンは「できないんじゃなくて、しないんだ!」と言って、無理やり笑顔を作るが、顔が引きつり不自然になり、サランに笑われる始末。
撮影スタッフによると、後で笑顔に加工するということだ。

次は漁船に乗って撮影。
ウォンが魚を持って、サランが驚くというシーン。
死んでいる小さな鯛を持たされ、まるで生きているかのように揺すれと無理のある指示を受け、嫌々ながらもなんとか要求に応えるウォン。
撮影スタッフによると、後で大きな鯛に加工するということだ。

撮影が終わり、陸に戻る途中に漁船が故障してしまう。
天候も悪いため、近くの加波島までしか行けないと言われ、渋々従う2人。

キング免税店のダウル。
新人におやつを用意させる制度を廃止したにもかからず、新人が両手いっぱいに袋を持っていた。
先輩から「適度にやれと言う意味だ。うのみにするな。」と言われたらしい。
ダウルは部下たちを窘め、居心地の良い職場にしたいとコーヒーをご馳走する。

サランとウォンは加波島に着き、船長から、丘の上にある山荘に泊まるように言われる。
電波もなく街灯もなく不気味な島に、怖がりのウォンはビビり倒す。
全然平気なサランの手前、精一杯かっこつけるが、闇夜に現れた宿の女将に驚き、気を失ってしまう。
不気味な部屋で目を覚ましたウォンは、恐怖のあまりパニックになり、窓から飛び出す。
そこには夕飯の手伝いをしていたサランが。
女将に「ガタイは良いのに小心者ね〜道端で倒れたのを奥さんが1人でおぶってここまで連れて来たのよ〜」と呆れられる。
新婚に間違えられるが、2人は揃って即否定。
主人からとても強い酒を勧められ、負けず嫌いの2人は、お互い負けじと酒をおかわりし、ヘベレケに。
文句ばかり命令ばかりのウォンを、サランは引っ叩く。
ウォンが「僕は雑に扱っていい人間じゃないんだぞ!」と怒ると、「雑に扱っていい人間なんかどこにもいない!お金持ちだからって偉そうに!ク・バカ!ク・バカ!」と言い返してからかうサラン。
するとウォンは「君は上っ面のチョン・仮面だ!」と応戦。
「人目を気にせず好きに生きられて羨ましい。作り笑いを知なくていいのは特権。私には無理、辛くても悲しくても笑顔に…でも、誰かが私のせいで悲しめばもっと辛くなるから、その方がマシ。」と言うサランの言葉を関心を持って聞いているウォン。
幼い頃の経験から「自分に向けられる笑顔は、仮面を被った偽りの顔だ」と言うウォンだが、風で回る風車に心からの微笑みを向けるサランにうっとり…
いかんいかんと、自分の顔を自分で叩き我に返ったウォンは、「今後は勤務時間外でも僕の前で笑うな」と無茶を言う。
サランは「イヤです。断ります。これからも笑います!」と可愛らしい笑顔を向けた。
ウォンはジーーーっとサランを見つめ続ける。

2人はそれぞれの部屋へ入り布団に倒れ込んで熟睡。
朝になり、二日酔いで目覚めたサランが靴下を脱ごうとしてバランスを崩し、転びそうになって掴まったカーテンが外れてしまった。
実は、ドアは2つあり、あたかも2部屋あるように見えていたが、中は、1部屋をカーテンで仕切っているだけだった。
サランは、そのまま倒れて、そこで寝ていたウォンに覆いかぶさる格好に。
今にも唇が触れそうな距離。
「チョン・仮面さん、どいてください。」と言われて慌てるサラン。

2人は、主人に用意してもらった自転車に乗って島の美しさを体感し、爽やかで穏やかな時間を過ごす。
サランと過ごすことで、少しずつ口角が上がりつつあるウォン。

女将が、宿代や食費や自転車代など法外にぼったくろうとするが、サランが高額請求の内訳に対して正当な理論で論破し、消費者センターに通報すると言って半額に値切った。
実は、この宿の主人と女将は、2人をここまで連れて来た漁船の船長の両親。
漁船が故障したと嘘をついて親の経営する宿に誘導しぼったくる、という手法のようだ。

帰りの船で、「ぼったくりは悪いこと。自分自身に恥ずかしくないように、お金は誠実に稼がなきゃ。」というサラン話を傾聴するウォン。
そしてサランは、インタビューの時、母親の話をしたことを謝った。
「事情は知らないが、ウォンが傷ついた顔をしていた」と。

帰宅したサランは、親友と3人とお土産を食べながら、ウォンの印象を「バカ息子で、顔は期待するほどじゃない」と報告した。

帰宅したウォンは、会長(父)に、質問内容に動揺し撮影に穴を開けたことを怒られ、さらに「母親を捜すのはやめろ!愛も笑顔も気遣いも尊敬も全て偽り、信じられるのは金だけだ!私たちの人生に愛など不要だ!必要なのは親から引き継いだ物を守る義務だ!母親の話をするなら出ていけ!」と言われ、ウォンは「イヤだ、真実を突き止める。」と返した。
そしてファランに「幼稚な手段で僕を怒らせるな」と警告する。
ウォンは実家で孤独だった。

サランは同僚たちから生放送を褒められる。
ひがむ支配人スミ。

会長がサランに元にやって来て、生放送での仕事ぶりを称賛し、明日から、VIP専用ラウンジ「キング・ザ・ランド」への異動を命じる。
サラン、大出世である。

ウォンは本部長室で1人、済州島で撮影した写真をチェックしていた。
入ってきたサンシクに気づかないほど、サランの笑顔の写真に夢中。
そして自然と笑顔が溢れるウォン。
不意にPC画面に現れた「恋愛占い」をやってみる。
サランのことを頭に思い浮かべながら、一つ一つ質問に答えていく。
夜になってしまった。
「その人の笑顔を見ると自然と笑顔になる」
→→→YES
占いの結果は「今は片思い」だった。
「関係を発展させるには一歩踏み出す勇気を持って」とアドバイスが。
ウォンはロビーのショップでマカロンを買って、サランを捜す。
退勤するサランを見かけ追いかけるが、待っていた彼氏ユナムに抱きしめられるところを見てしまった。
ウキウキだったウォンの顔から、再び笑顔が消えてしまった。

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