Netflix韓国ドラマ 「良くも、悪くも、だって母親 」第9話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「良くも、悪くも、だって母親」
各話のあらすじ ネタバレあり

第9話

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父母ガンホの3人一緒の写真を額から外してみると、そこには一枚のSDカードが入っていた。
ヨンスンとガンホはパソコンを借りて、見つかったSDカードの中身を見てみる。
ファイルを開くにはパスワードが必要だった。
ガンホの閃きで、ヨンスンの誕生日「0312」だと導き出す。
そこには、2008年3月3日、ソウル大法学科に主席で合格したその日からのガンホの日記があった。
「なぜ母があそこまで頑なに自分を法学部に行かせたかったのか。
なぜ自分が法学部に来なきゃいけなかったのか。
そしてこれから何をすべきなのか。」
ガンホがその理由を見つけ、すべきことを行動に移す過程が、詳細に記録されていた。

ーーーーーーー
検察で父ヘシクの裁判記録の閲覧を申請するも、担当検事(テス)に決定権があるため見せてもらえなかった。
警察で父へシクの事件の捜査記録を見せてくださいと頼んでも、検事として逮捕状でも持ってこいとあしらわれる。
学生のガンホには何もできなかった。
「勉強して裁判官や検察官になれば誰もあなたを苦しめない。それが真の力よ。」という、ヨンスンの言葉が心に響いていた。
テスの著書を読み込む。

法学部を首席で卒業し、司法修習生となる。
その頃、ミジュと再会し、暗く冷たかった人生に一筋の温かい光を与えてくれた。
「オ・テスの熱烈ファンのチェ・ガンホ」としてテスに紹介され初対面を果たす。
テスは検事長になっていたが、辞任して来年には国会進出すると噂されていた。
修習生の仕事で記録保存室に行った時、念願だった父ヘシクの裁判記録を読みあさり、
まずは、父ヘシクと仲が良かった消防士のクァク・サンチョルを訪ねる。
裁判で証言を翻していたサンチョルは、ヘシクに申し訳ないことをしたと反省していた。
ウビョクに、自宅や母の入院する病院を燃やすと脅され仕方なく従ったと言う。
「ヘシクが自殺なんておかしい、絶対にウビョクの仕業だが、警察の捜査でなにも出て来ず、報復が怖いからみんな黙るしかなかった」と。

任官式のことをヨンスンに知らせず、ミジュが来ることを拒み、1人で出席する。
「何色にも染まらない黒い法服を、両親や友人に着せてもらう」という慣しがあるが、ガンホは1人で着た。

ヨンスンは妊娠中、子供を画家にさせるのが夢だった。
自分の夢を託したかったのだ。
生まれ来たガンホも本当は絵が好きで才能があったが、「検事や裁判官」にさせるため、心を鬼にして勉強漬けにしていた。

いよいよ念願の検事となる。
さっそく警察へ行き、かつて見せてもらえなかった父ヘシクの事件の捜査記録を、やっと見ることができた。
当時の担当刑事に、現場の写真と解剖時の写真の違いを問い詰めると、テスの指示で自殺に偽装したと白状した。

そしてガンホは愛するミジュの元を去る。
長く孤独な戦いが始まった。

テスの娘ハヨンに近づく。
精神科に通院していることを突き止め、クラブ遊びするハヨンを、麻薬所持容疑で取り調べる。
麻薬は出てこなかったが、バックからパニック障害の薬が見つかった。
ハヨンは「クラブ遊びもパニック障害も内緒にして!」とガンホに懇願した。

ウ・ミジョン事件が起こる。
ウビョクの孫ジェミンが、ウ・ミジョンという女性を殺害した事件なのだが、ガンホの上司はこれ以上の捜査にストップをかける。
上司はウビョクと繋がっており、忖度しているのを利用し、「自分が担当になり、うまく処理するので、僕にも後ろ盾を作ってほしい」と上司に申し出る。
そして、ウビョクの孫ジェミンの代わりに、チョン・ジョングという無実の男が逮捕される。
ガンホは、チョン・ジョングの面会に行き、「あなたが殺していないという確かな証拠を捜すから、それまでここで生き延びてください。僕を信じて従うように。必ずあなたを助けます。」と約束した。
刑務所の中にいた方が安全でチョン・ジョングを守れるのだ。
そしてチョン・ジョングに有罪判決がくだる。

ウビョクはガンホを家に呼び、孫の恩人だと感謝する。
ウビョクは事前にガンホの正体を調査済みであり、「目的はお金か権力か」と聞く。
ガンホが「両方ください」と答えると、「今から私の家族になれ」と条件を突きつけられる。
ガンホは条件を受け入れ、何度も何度も頭を下げ感謝を伝える。
ウビョクの懐に入ることに成功。
ウビョクの家を出たガンホは、ウ・ミジョン事件現場近くにあった車を割り出し、車載カメラデータの入手を急ぐ。

ガンホはハヨンと付き合い、父テスに花婿として紹介される。
「妙な臭いがする。育ちのせいかな、なんだか泥臭い」
テスにそう侮辱されるも、計画のため、なんとか怒りを抑える。

30年もの間、テスとウビョクは手を組み、悪事を繰り返してきた。
テスはウビョクの裏切りを恐れ、監視のためにファン・スヒョンという女性秘書を送り込んだ。
テスはファン・スヒョンを気に入り、手をつけ、妊娠させた。
スヒョンは妊娠を隠し、身を隠していた。
スヒョン会いに行くと、「死んだことにしてほしい」と頼まれる。
「責任持って守る」と約束するが、そのかわりウビョクグループの機密資料を見せてくれと頼む。
生まれた赤ちゃんとテスが親子関係であるというDNA鑑定書をウビョクに見せる前日、ガンホの家にヨンスンがお惣菜を持ってやって来た。
ガンホは申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらも居留守を使った。
翌日、ウビョクに鑑定書を見せ、「僕を法的に息子にしてください」と申し出た。
「ウビョクの息子としてテスの娘と結婚し家族になればお互いに裏切れない」と。

不都合な真実」(スヒョンと赤ちゃん)を消せという指令を受けていた裏で、ガンホはスヒョンと赤ちゃんを船でフィリピンへ逃していた。
ガンホが学生時代にバイトしていた刺身店の店主が協力してくれた。
「僕の計画が終わったら韓国に戻れます。それまで身を潜めていてください。」と送り出した。
その後、誰も乗っていない車を海に沈め、その様子をウビョクとテスにテレビ電話で見せ、任務完了を伝えた。

その後、協力してくれた刺身店の店主と連絡がつかないことが気になっていたガンホだが、ハヨンと共に、ヨンスンのいる実家へ行く。
ガンホはヨンスンが席を外したのを見計らって、家族写真の額の中にSDカードを隠した。
そしてウビョクの養子になることを伝え、ヨンスンにハンコを押させ、実家を後にした。

2021年10月3日
「父の事件は控訴時効が過ぎたので彼らとは闘えません。僕にとって父の事件は重要じゃなかったかもしれません。僕が復讐を決めたのは彼らに人生を台無しにされた母のため。母は最愛の息子にとって一生悪い母親でいる苦痛を強いられた。ウビョクの息子とテスの婿になり彼らが積み上げた全てを壊すつもりです。険しく危険な道だと分かってます。だからこそ母子の縁を切る悪い息子を許してください。いつか全てが終わり母の隣に戻れる日が来たら子供の頃のように母の腕の中で緑豆チヂミを食べたいです。」
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涙を流して読むヨンスン。
「やめて!何もしないで!一人ぼっちで辛かったでしょう、かわいそうな子」と言って、何も覚えていない今のガンホを抱きしめて、倉庫にあるガンホの資料や荷物、日記の入っていたSDカードを燃やしてしまう。
「本当の復讐は復讐する理由すら忘れて幸せに生きること。これで全て忘れよう。」と。
ガンホは落ちていた検察官の証明書(名札)を拾ってポケットに隠す。

サムシクは家の台所の下に隠してあった、母がヨンスンからもらった高級バックを見つける。
何としてでもお金が必要なサムシクは、すぐにそのバックをネットで売りに出す。

その頃、海岸で釣り人によって死体が発見された…

 

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