Netflix韓国ドラマ 「良くも、悪くも、だって母親 」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「良くも、悪くも、だって母親」
各話のあらすじ ネタバレあり

第3話

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ハヨンが、車の窓から飛んでいってしまったスカーフを拾いに外へ出ると、ガンホだけが乗る車にめがけてトラックが突っ込んできて激突。

重傷を負い意識不明の重体になってしまったガンホ。
駆けつけたヨンスンは、管に繋がれるガンホを見て泣き叫ぶ。
脳が腫れ、脊髄損傷し、意識が回復してもすぐには日常生活に戻れないだろうと言われてしまう。
ヨンスンは、ガンホに厳しく接し勉強漬けにしてきた日々を思い返し、「ガンホは死なない。私が死なせない。」と強く誓った。

ガンホの事故を聞いてショックなウビョク。
部下の調べで、加害者のトラックは他人名義で、おまけに全焼し指紋や手がかりは何も残っていないと分かる。
「すぐに加害者を見つけろ!」と命令するウビョク。

オ・テスの娘でガンホの婚約者ハヨンは無事だが、別の病院に入院していた。
テスが会いに行くと、ガンホはどうなったのかと泣いていた。
テスは娘を抱きしめ、耳元で「よくやった」とささやく。
実は、全ては父テスからの指示で、ハヨンが仕組んだ事故だったのだ。
ハヨンはガンホの水に睡眠薬を入れガンホを寝かせ、わざとスカーフを窓から落とし車を止め、車を降りてスカーフを拾いに行く。
そこへテスが手配したトラックやって来て激突。
まだ死んでないのならバレるのではないかと心配するハヨンに、「私が何とかするから心配するな、数日休め」と言う。

ヨンスンは「ガンホは骨折して治るのに時間がかかる」と里町に嘘をついて、養豚場のことを頼む。
村人たちは「母を地獄に落とした罰が下った」と言っていた。

ミジュのネイルサロンは予約がいっぱいで繁盛していたが、不審な男の影が迫っていた。

未だ意識はないが奇跡的に自発呼吸があるガンホは一般病棟に移る。
排泄の管理など身の回りの世話がヨンスンが行うことに。
ヨンスンはハヨンに電話をかけるも繋がらない。

ミジュは仕事からの帰り道、双子からテレビ電話がかかって来る。
急いで「アメリカっぽい」背景の場所に行き電話に出る。
双子は早く英語を覚えてママのいるアメリカに行くんだと言う。
その時、不審な男がミジュに近づき、逃げるミジュを追いかける。
ミジュは必死に抵抗して瓶で殴る。
サムシクだった。
今でもミジュが大好きなサムシクは、出所したあと家に帰らず、ミジュが過去に「『ネイル&ネイル』という店名のネイルサロンを開くのが夢だ」と話していたのを覚えており、探して来たと言う。
サムシクは「悪い奴らに利用されてバカをみた、力も金も後ろ盾もなく何もできないことが一番罪深い」と言う。
刑務所から盗んできた石鹸と歯ブラシをミジュにあげて、サムシクは遠洋漁船の仕事に行った。

<サムシクが刑務所に入った理由>
大きな宝石を母にプレゼントしたサムシク。
いっぱい稼いで親孝行すると約束する。
しかし、月給の代わりに貰ったという大きな宝石は、実は盗品で、すぐに警察に御用になってしまったのだ。
出所の日、父と母パクさんは刑務所の前で、豆腐を持ってサムシクが出てくるのを待つ。
しかし、サムシクは1週間前にすでに出所しており、母を騙して「補償金500万ウォン」を受け取り行方をくらました。
怒り狂う両親。

ヨンスンは意識のないガンホに付きっきりで、懸命に世話をする。
来る日も来る日も、世話をし続けた。
そしてついにガンホが目を覚ます。
ガンホは子供のように泣き出してしまう。
動かない体に関してはリハビリと治療を続けていくことに。
しかし、頭の中は、記憶をなくし、7歳の子供になってしまった。

ヨンスンはガンホを連れて静かに帰宅。
それをウビョクの部下2人が確認していた。

ヨンスン不在の間、養豚場は里長と青年会長であるサムシクの父、そしてバイトで雇ったカナダ人のアンドレアが、農場はチョンさんとパクさんが管理してくれていた。
ヨンスンは、ガンホの状態を秘密にして、完治して自分の家に戻ったと嘘をつく。

手足が動かず寝たきりのガンホ。
何も話さず、食事を拒み続ける。

ヨンスンの家にお裾分けにきたチョンさんとパクさんが、2人分の食事があることを見つけ、寝たきりのガンホを見てしまう。
ヨンスンは「こんな状態なら死んだ方がマシだと思っていたが、間違っていると気づいた。生きているだけでありがたい。大事な我が子。」と泣いた。

ガンホのことは、おしゃべりな村民たちよって、すぐに村中に知れ渡る。
ミジュの双子も「ガンホはバカになった〜秘密だから〜誰にも言っちゃいけません〜♪」と歌って走り回った。

ヨンスンは夫ヘシクの写真に、「今は7歳、もう一度育てればいい。ガンホが自分の足で立って、ここであなたの顔を見られるようにしてみせる。」と誓った。

ヨンスンはバイトのアンドレアと一緒に養豚場に復帰し、ガンホの世話と、心機一転前向きに一歩を踏み出した。
ガンホが歩けるように、祈祷師、教会、お寺、すがれるもの全てにすがった。
しかし、頑なに食べようとしないガンホ。

村民たちの気遣いや優しさに、張り詰めていた糸が切れてしまい、涙を流すヨンスン。

ヨンスンは、ガンホが子供の頃よく遊んでいたロボットやおもちゃを持ってくるが、ガンホは興味を示すどころか意識を失ってしまう。
医師によると、全身麻痺の患者によくある症状で、急に体が動かなくなり、生きる意志を失ってしまうのだとか。
意識を取り戻したガンホ。
ヨンスンは、なんとかして食べさせようと、ガンホの口に無理やりご飯を詰め込み「なぜ食べないの!死にたいのか!」とキレてしまう。
するとガンホは口を開き、「満腹になると眠くなる。そしたら勉強できない。」と何度も繰り返した。
ヨンスンは泣いて崩れ落ちる。
そして「もう食べていいの、眠かったら寝て、勉強しなくていい、お願いだから食べて。ガンホ、許して…」とご飯を口に。
するとガンホは、ついにご飯を食べた。
泣きながら抱きしめるヨンスン。

ウビョクの部下が、ガンホの車に激突したトラックの運転手を見つけ出したが、すでに自殺していた。
その報告を聞いたウビョクは、これはテスの仕業だと考え、自分から逃げようとしているんだと悟る。

テスは、大統領選立候補に先立ち、完全にウビョクと手を切ろうとしていた。
ウビョクグループに関わるものは全て整理しろと部下に命じる。
ハヨンは、事故の時のスカーフを目にしてパニックを起こしていた。

ヨンスンは子供の頃よく遊んでいたロボットをガンホの目の前のテーブルに置く。
ヨンスンは食事の支度をするため、少しガンホから目を離す。
ロボットを触ろうと、必死に自分の手を動かそうとするガンホ。
ヨンスンが戻ると、ロボットがテーブルから落っこちていた。
ガンホがロボットを手で動かしたのだ。
もう一度動かそうとしても、手は動かない。

ミジュは、共同経営者のソニョン先輩と連絡がつかなくなっていた。
店に出勤すると、お客たちが店の前で怒っていた。
「店を閉める前に返金しろ」と。
ソニョン先輩が勝手に店を売って行方をくらませたのだ。
途方に暮れるミジュ。

ヨンスンは、ガンホの目の前に食事を置いて、食べさせることなく放置した。
手が動かず自分で食べられないガンホは、必死でヨンスンを呼ぶが、無視。
さっさと片付けてしまう。
ヨンスンは「ごめんねガンホ。もう一度だけ悪い母親になる。」と心を鬼にした。
来る日も来る日も食べられず。。。
しかし、空腹で「ご飯が食べたい」という意欲と必死の努力の甲斐あって、ガンホはついに…

 

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