Netflix韓国ドラマ 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
各話のあらすじ ネタバレあり

第2話:脱げたウエディングドレス

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盛大な結婚披露宴。
ふと客席に気を取られた新婦が躓き、オフショルダーのウェディングドレスが脱げてしまった。
胸があらわに、おまけに背中には大きなタトゥー。

いつものように朝食に父グァンホの海苔巻きを食べているヨンウ。
ハムを変えたことに苦言呈すると、グァンホに「大人になっても料理もしないのに文句を言うな」と言われてしまう。
これで結婚できるのかと心配するグァンホは、結婚式で娘と腕を組んで歩くのが夢だと言う。
クジラの話を聞いてくれる人ができたというヨンウに焦るグァンホ。

ウェディングドレスが脱げてしまった新婦の父キム会長が、挙式をあげたホテルに対して「大金払って大恥をかいた!損害賠償を請求したい!」と怒ってやって来る。
ホテル側は費用全額返済と1000万相当のクーポンを贈ると提案しており、対応したソニョン代表とミョンシクも妥当な帰着点で合理的だというが、キム会長の怒りは収まらず、「「法律事務所テサン」と同じ言い分だ、ハンバダに期待したのに!」と言う。
すると「テサン」に反応したソニョン代表が最低でも10億とってみせると言い切ってしまった。

無茶を言う依頼人、何か方法はないかと、ミョンシク、ミヌ、スヨン、ヨンウでさっそく会議を始める。
挙式をあげたデヒョンホテルは、ウェディング事業を一本化しており、式場もドレスもホテルが手配しているため責任の所在が明確だ。
ドレスを準備する過程で過失があったかどうか探るため、スヨンとジュノは新郎新婦になりすまし、潜入捜査を行うことに。
ミノとヨンウは新郎新婦に話を聞きに行くことに。

まずは新婦ファヨン。
・教会の聖歌隊の伴奏者であるファヨンは、指揮者をやっている新郎の祖父に気に入られ、新郎を紹介され結婚することに。
・新郎の祖父は、ファヨンの背中にある観音菩薩のタトゥーを見て失望し、結婚を白紙に戻すと言っている。
・結婚式当日、痩せたわけでもないのにドレスが緩くなっており、スタッフがピンで詰めてくれていた。
・結婚指をはめていない。
・新郎との写真は全て箱の中に乱雑に押し込まれている。
・ヨンウからの「新郎を愛してますか?」の問いに口籠る。

次に新郎ジヌク。
・ジヌクはデヒョン建設の子息で、挙式をあげたのは同じデヒョングループのホテル。
・ジヌク自身は背中のタトゥーを気にしてないが、祖父は保守的で敬虔なクリスチャンなので裏切られたととても失望して怒っている。
・この結婚は、当の新郎新婦よりも親たちの意思によって動いている。
・ファヨンはあれからショックで精神科に通院している。

聞き取りを終えたミヌは新郎新婦ともに親に頼りっぱなしで精神的に未熟だと言う。
「食事の支度すらしたことないはず」と。
ヨンウも食事の支度をしたことがなかった。

スヨンとジュノは新郎新婦になりすまし、式場のホテルへ。
ジュノのことが好きなスヨンは、ジュノとのカップごっこが嬉しくて内心ウキウキ。
車で式場へ向かう途中、ジュノの携帯にヨンウから連絡が。
「大人は自分で食事の支度をして親から独立すべきですか?」と聞くヨンウ。
「その方がいいですね」と答えるジュノ。
「でもシャチは一生お母さんと過ごします。」と言うヨンウ。
すると助手席で聞いていたスヨンが、「勤務時間中に電話したら迷惑でしょ」と叱る。
実は、ヨンウは頻繁にジュノに電話をかけたり、隙を狙ってはクジラの話をしていた。
「僕だけは話を聞いてあげたい」と言うジュノに、スヨンは「一生それを聞いてあげられる?できないなら線を引くべき、それがヨンウのためだ」と忠告する。
その時、スヨンはお腹がグルグルと異変が。
ホテルに到着するや否や急いでトイレに駆け込むスヨン
しかし、間に合わなかった。。。
ヨンウに着替えを持って来てもらい着替えるも、なんとパジャマのズボンだった。
さらに便意は収まらず、大好きなジュノとのカップごっこを諦めるスヨン
ヨンウに新婦の座を任す。

改めてジュノとヨンウの新郎新婦なりすまし潜入捜査がスタート。
ファヨンが着たものと同じドレスを試着することになり、スタッフのジヘを呼ぶチーム長。
しかし、そのジヘはチーム長のパシリでパンを買いに行かされており不在だった。
ジヘはトイレで誰かに電話で愚痴っていた。
「完全にパシリよ!ジュヒさんがいればビシッと言ってくれるのに〜。クビになったのよ、あのドレスがずり落ちた時に…」
いまだトイレに篭っており、それを聞いていたスヨンは、すぐにジュノに連絡する。
ジュノはそれを受けて、ジヘに話を聞こうとするもチーム長に見つかり失敗。
そうこうしてる間にヨンウがドレスを着て登場。
あまりの美しさに言葉を失い見惚れてしまうジュノ。

ヨンウとジュノは、パシリでパンを買いに来るであろうジヘをカフェで待つ。
ジュノは「クジラの話はお昼休みに、それ以外の時間はクジラ以外の話をする」と提案する。
ヨンウも応じる。
ジヘがやって来た。
ヨンウとジュノは「真実を知りたいのでジュヒさんの連絡先を教えてください」と頼む。

<法廷>
証人としてやって来たのはジヘだった。
<ジヘの証言>
結婚式当日の朝、ジュヒのミスによってドレスが破れてしまった。
修繕する時間もなく仕方ないので別のドレスに差し替えた。
ジュヒは解雇され、その後、チーム長から「口外すればクビだ」と言われた。
辞める覚悟でここに来た。
新婦が苦しんでいると知り申し訳ない思いだ。

ホテル側の過失を証明し有利になるかと思われたが、ホテル側の弁護士が、ファヨンがSNSに「よく知らない男と偽りの結婚をしなくて済む。むしろ白紙になってよかった。」と書き込んでいることを暴く。
すると事態は一気に劣勢に。

ファヨンの父は、デヒョングループと親族になり道谷洞の土地も貰えると、この結婚を喜び、誰よりはしゃいでいた。
しかし当の本人たちはお互いに無関心。
こんな結婚はありなのかと涙を流すファヨン。

その時、ヨンウの世界にクジラが現れヒントが生まれる。
「この結婚には土地の贈与を条件としている」という争点を見出す。
ホテルの過失で得られなかった土地の価格を特別損害として主張すれば多額の賠償を請求できると。
ソニョン代表は、そこから示談に持っていき、適切な金額で合意すればいいとファヨンの父に伝えると、鮮やかな仕事ぶりだと大喜び。
しかし、こんなのは嫌だと納得しないファヨン。

<法廷>
裁判も狙い通りに進み勝訴が見えて来たとの時、1人の女性が傍聴席へやってくる。
それを見たファヨンは力一杯挙手し、「訴えを取り下げたい!」と申し出た。

実は、ファヨンは事前に、訴えを取り下げる方法をウヨンに聞いていた。
ファヨンはヨンウに「ファヨンさんは精神的に親から独立していません」と言われハッとしていた。

訴えが取り下げられたことで全てが終了となり、カンカンのファヨンの父。
ファヨンは先ほど傍聴席に来た女性と付き合っており、さらに仏教徒であると告白する。
結婚式、客席に彼女の姿を見たファヨンは動揺してつまづき、ドレスが脱げてしまったのだ。
ファヨンは、「愛する人を結婚する」と言って、彼女と手を繋いで父の元を離れた。

チームのみんなで食事会。
高級店なのに、ヨンウは海苔巻き、スヨンは下痢のためお粥を食べる。
ソニョン代表は、無茶な案件もきちんと解決してくれたと労い、さらに、ファヨンの父はハンバダ法律事務所を高く評価し、新しい案件を任せてくれた。

店の外でヨンウを待っていたジュノだが、ヨンウはぺこりとして1人でトコトコ帰ってしまった。父グァンホへのお土産に海苔巻きを持って。
ヨンウはグァンホに「私は自閉だから結婚できないかもしれません。でももし結婚することになったら、その人と入場します。私が大人として自分で結婚するからです。お父さんにはブーケをあげます。お父さんは1人よりも結婚した方がいいと思います。」
ヨンウの成長に嬉しいような寂しいようなグァンホ。
しかし、それだけではない、何か複雑な事情を感じさせる表情。

ヨンウの勤めるハンバダのライバル社のテサン。
代表のテ・スミは、ファヨンの父キム会長が、テサンに任せていた全ての案件を取り消して、ハンバダに依頼したと報告を受け、書類を読み、「新人弁護士ウ・ヨンウ」に興味を持つ。