Netflix韓国ドラマ 「医師チャ・ジョンスク」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「医師チャ・ジョンスク」
各話のあらすじ ネタバレあり

第1話

元医師で今は専業主婦のジョンスクは、バッチリお洒落をして、皮膚科医として成功し院長となった友人のペク・ミヒに会いにきた。
メイクも服もバッチリきめて来たはずなのに「肌はくすんでるし栄養が足りていない、白目も黄色いし、美容に対してあまりに無頓着で手の施しようがない」と言われてしまう。
さらに10年以上も夫と寝室が別であることをいじられる。
ミヒに施術をしてもらいながら、せっかく医師になったのに主婦をしているのはもったいないと言われるが、ジョンスクは、子供2人を産んで立派に育てた私のような生き方も国の発展に貢献してるということだから、それもありだと答える。
帰り道、ジョンスクがバスに乗っていると、乗客の1人の学生が倒れてしまう。
医者を探すバス内でジョンスクは「私は医師…」と呟くと、他の乗客に引っ張り出され処置をすることに。
しかしジョンスクはパニックになり何もできず、結局救急車を呼んだ。
駆けつけた救急隊に医師として同伴を求められ、仕方なく救急車に乗る。
偶然通りかかったソミョン大学病院医師のロイ・キムが、野次馬たちの「あの人、医師だというのに手が震えてた、変だ」という話を聞き、「私も同乗します」と救急車に乗り込んだ。
ロイの迅速で的確な処置により患者は息を吹き返した。
ジョンスクも喜び安心する。
ロイは医師であるはずなのに何もできないジョンスクに「無免許なのに医療行為は違法です。」というと、ジョンスクは「本当に医師ではあるが、辞めて20年以上経ってるので頭が真っ白になった」と答える。そして「ステキでした」と言ってその場を去るジョンスク。

ジョンスクの夫イノは大学病院外科医で教授。
息子ジョンミンは研修医として同じ大学病院で働いている。
イノは病院のエレベータで、家庭医学科教授のチェ・スンヒと2人きりになり手を繋ぐ

帰宅したジョンスクは、義母エシムに「いくら仕事で成功しても女は家庭を持たなきゃ。ペク・ミヒ院長は夫も子供もいなくて寂しいから海外旅行する。子供がいるあなたの方が100倍幸せに決まってる。」と言われ複雑な気持ちになる。

家族4人が食卓につく。
イノは家族に厳しく、息子ジョンミンには「医師は接客業だから服装に気を付けろ」、娘イランには「もっと勉強して医学部に入れ」、妻ジョンスクには「子供たちを甘やかすな」「物忘れがひどい老いたのか」と威圧的な態度。
ジョンスクは怒りを堪え、にっこり笑ってその場をやり過ごす。

家庭医学科教授のスンヒはこの年になっても不倫していることに悩み占いに来た。
「男に生まれていれば大成していた。愛人の定めを持っている。もう少し待てば1度は結婚のチャンスがやってくる。」と言われる。

ジョンスクはイノに「また一緒に寝ない?」と誘うが相手にされない。
「最近疲れてるの」と言っても「更年期だ」と優しい言葉一つかけてくれない。

ジョンスクはイノのサングラスの買い物中にめまいがして倒れてしまった。
病院に運ばれ意識が戻り、イノに連絡する。
イノが「学会を諦めてそっちに行った方がいいか」と聞くと、ジョンスクは気を使って「来なくていい」と断る。
イノは、学会と嘘をつき愛人で家庭医学科教授のスンヒと空港にいて、サングラスを買っていた。

ジョンスクは、検査の結果、肝臓の数値が以上に高く、急性肝炎で入院しなければならなくなった。
家族を呼ぶように医師に言われたが、夫は学会で来れない、義母は同窓会やエステで来れない、仕方なく実家の母ドンネに連絡した。

ジョンスクの担当医はロイであった。
ロイは、病状は深刻で、忙しくても家族に連絡を取るように言った。
さっそくドンネが来てくれた。
自分のことより家族の心配をするジョンスク。ドンネは大丈夫だと励ます。
以前ドンネがヒョンスクにあげた漢方が、飲み合わせによっては急性肝炎を引き起こすものだったようだ。
責任を感じ自分を責めるドンネに「数日休めば大丈夫、大したことない」と言うジョンスク。
しかし、30日が経っても病状は良くならなかった。
ジョンスクはやつれ、移植手術が必要となった。
家族全員の検査の結果、夫イノの肝臓だけが適合した。
しかし、義母エシムが息子をドナーにすることを拒んだ。
そして「脳死の提供者を待ちましょう」と言い放つ。
ドンネは「病気の嫁の前であんなことをい言うなんて!」とエシムに怒る。
するとエシムは「こうなったのもドンネさんが薬代をケチったのが原因」「ジョンミンが7歳の頃事故にあったのもそちらが原因」と言い出す。
ドンネは「せっかく医学部を出たのに、義父の介護や義母の世話に献身して来た。それなのにあんな仕打ちは裏切られた気分だ。」と失望する。
ドンネは、急性肝炎の原因になった漢方を買った店に行って暴れる。
そして甥のジョンスにドナーになってほしいと全財産を渡して頼む。

イノの大学病院でも「なぜ妻のドナーにならないのか、なぜ夫の病院に入院しないのか」と噂になっていた。
イノとスンヒは大学の同期だった。

ジョンスクはロイに「家族に負担を与えてしまって申し訳ない、私に何かあっても罪悪感を持たずに生きてほしい」と打ち明ける。
ロイは元気のないジョンスクを手術室に誘う。
手術着を着て今日だけ同僚として手術室を見学する。
記念写真を撮り笑顔になり、久々の手術現場に興味津々のジョンスク。

スンヒはイノに「自分は病気になったら1人だ、妻の立場が羨ましい」と言う。
イノは「絶対に1人にしない」と誓う。

ドンネは甥のジョンスを待つが来たのはジョンスの嫁。
嫁は、夫ジョンスがドナーになることを断る。

ジョンスクが倒れ集中治療室に入る。
娘イランが「お父さん…ドナーになってあげて」泣きながらイノに頼む。
息子ジョンミンも「他に方法がない」と言われる。
イノは母エシムに「ドナーになることを許して」と土下座する。
エシムは「スンヒと結婚すればよかったのに!ロクでもない女を妊娠させて家に連れて来た!」と泣き叫ぶ。
イノはようやくドナーになることを決意する。
しかし、なかなか同意書にサインできずにいると、エシムが「絶対に手術させないー!」と邪魔しにやって来る。

ジョンスクの手術が始まった。
ドンネや子供たちが祈るようにして待つ。

無事に手術が終わった。

手術の前、なかなか同意書にサインできずにいるイノと、それを邪魔して同意書をビリビリに破くエシムの様子を、ジョンスクは見てしまっていた。

皆が見守る中、目を覚ましたジョンスクは、夫イノに向かって「ク…ソ…野郎」と言い放つ!

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