Netflix韓国ドラマ「ドクタースランプ」第14話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ドクタースランプ
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第14話

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世間を騒がせたマカオカジノ相続人死亡事故に韓国人医師が関与していたとニュースで報じられる。
「麻酔医かつ某製薬会社役員のA氏(ギョンミン)は株の譲渡を交換条件としてマカオの集団Bにヘパリンを提供。また某大学病院(テハン大学病院)への巨額の賄賂も発覚し衝撃が走っています。しかしA氏は交通事故で死亡し不起訴となりました。」

バダは、「ハヌルの交通事故はヘソン製薬の仕業で、警察にバレないための口封じだ」と母にこぼす。
ハヌルは無事退院となった。

テハン大学病院の麻酔科長がハヌルを呼び出し、当時ハヌルが論文も居場所も奪われ退職に追いやられたことを心から謝罪し、病院が正しく進むために大きく貢献したハヌルに助教授としての現場復帰をオファーした。
しかしハヌルは、人を追い出してその地位を奪う罪悪感と、うつ病の再発への不安感を、ホンランに打ち明ける。

ジョンウは、医療事故に加担して収監されている看護師に面会に行き話を聞く。
医療事故当時、ギョンミンは患者に投与するヘパリンの減量を提案し、ジョンウの病院で死亡事故だけは避けようと働きかけていたようだった。
悪事は悪事だが、ギョンミンの善意に戸惑うジョンウ。
そこへ母から電話が。
ニュースを見て家庭教師だったギョンミンの関与を知った母は、ギョンミンを偲ぶ時間が無駄だと罵った。
ジョンウは、入試前にギョンミンが1日休んだのが、彼の父の葬儀だったのを知っていたのか母に聞くと、「知ってた。あなたに言わなかったけど、入試前で困惑してたのよ。万が一落ちてたら、私は黙ってなかったわ。」と言い放つ。
唖然とするジョンウ。
母は帰国する旨を伝えるが、ジョンウは電話を切った。

ハヌルもジョンウも今日の出来事をお互いに報告しなかった。
「この悲しみは自分で解決する」と、示し合わせたようにお互いに平気なフリをした。

土曜日に釜山へ墓参りに行くというハヌルと家族に、一緒に行きたいと申し出たジョンウ。
帰国する両親と会いたくないため、ソウルを離れたかったのだ。

土曜日
帰国した父から連絡があるが、学会があるとウソをつくジョンウ。
それを聞いてしまったハヌル。

釜山へ向かう道中、ハヌルの母は、蒸しパンだのトウモロコシだの、あれやこれやとジョンウに食べ物をすすめ、マッコリを注いで、ジョンウの服にこぼして、車内は大騒ぎw
ジョンウは服が汚れてしまったので、なぜかバダの剣道着を着せられるw
ギュウギュウの後部座席で、音楽ノリノリの母と叔父テソンに苦しめられるジョンウw
今度は車がエンストしてしまい、田舎道で立ち往生する御一行。

デヨンはホンランと息子ジヌと一緒にチムジルバン(温浴施設)で遊ぶ。
2人の仲睦まじき様子を見て、ジヌは「付き合ってるの?」と直球w
全否定するホンラン。
悲しそうなデヨン。

業者が来て、車が直ったハヌルたち御一行は再び釜山へと急ぐ。

お墓に到着。
ジョンウは遠慮して少し離れた所で待機した。
ハヌルたち家族は悲しむことなく、ワイワイワチャワチャと楽しく過ごした。

父の行きつけだった屋台で夕飯。
家族を亡くした経験のないジョンウは、ハヌル家族の故人の偲び方が予想外だった。
母は「偲び方にも色々ある。時間が経ったから今はいい思い出しかない。だから偲ぶのも案外幸せよ。」と笑顔を見せた。

デヨンは、遊び疲れて眠ってしまったジヌを連れて、ホンランの家へ帰宅。
遊びとお風呂でチャンスカードを使い切ってしまたホンランは残念がる。
帰ろうとするデヨンを「お茶でも…」と引き止めるホンラン。

ジョンウは席を外し、携帯を見ると母からメールが来ていた。
どうやら韓国を出国したようだ。
酔ってフラフラ歩いてきたハヌルの母は、アイスでも食べない?とジョンウを誘い出す。
母には、よく、こうして夫と楽しくアイスを食べた思い出があるのだ。
ジョンウは付き合ってあげた。
そして、ジョンウと母はベンチに座り話をする。
亡くなったギョンミンという存在を、どう受け止めるべきなのか苦しんでいるジョンウは、母に相談。
悪事を働きハヌルを危険な目に遭わせたギョンミンだから、当然恨むべきなのに、死後、思い出すことはいいことばかり。
誰も来てくれなかった卒業式に来てくれた。
黒いかっこいいスーツも買ってくれた。
トッポッキを奢ってくれた。
父親が亡くなったばかりだったのに…
ジョンウは「つらいんです。昨日は許す気になっても今日は許したくない。恨めないけど、理解もできない。つらすぎます…どうしたらいいんでしょう…」と肩を震わせて号泣した。
母はジョンウの手を握ってこう言った。
「誰かを許すのは、その人のためでなく自分のためよ。誰かを恨み続けるのはすごくつらい。胸が苦しいし、腹も立つ。そんな感情を抱いたら、あんたが苦しむだけ。でも相手を許せとは到底言えない。ずっと苦しんできたでしょう?だから、そのままの状態で過ごしてみよう。忘れようとせず、そのままでいなさい。そうすれば、苦しいことも徐々に消えていくはずよ。そうやって過ごそう。大丈夫、泣いてもいいのよ。ずっとしんどかったね…」と。

ハヌルはその姿を見かけたが、お邪魔をしないようにそのまま引き返し、テソンと話す。
(バダはトイレかどこかに行っているようだ)
テソンは、ハヌルの携帯に来たホンランからの「助教授の話を断るな」というメッセージを見た。
ハヌルが麻酔科医になった理由、それは。。
父の最後の手術の時、手術室の外で泣いていたら、医者に「心配しなくていい。いい夢を見ながら眠れるようにする。」と声をかけられ、それがきっかけで、ハヌルは麻酔科に進んだのだ。
テソンはその話を持ち出し、「お前にピッタリの専攻だと思ったよ。お前は自分の仕事に戻るべきだ。手遅れにならないうちにね。」とハヌルの背中を押した。
ジョンウと母
ハヌルとテソン
仲間はずれにされたバダは「楽しいことしようよ!」と言いながら戻ってきたw

水辺に花火が上がる。
ハヌルはジョンウと2人っきりで花火を見上げる。
ハヌルは、さっきジョンウが電話で父と話しているのを聞いたため、両親の帰国を知っていた。
ハヌルが「それが理由でソウルを離れたかったのね?」と聞く。
恨むべきは、ギョンミンを追い詰めた両親か、どんな事情であれ悪事を働いたギョンミンか…困惑していたため、両親に会う気にはなれないのだ。
しかし、ハヌルの母のおかげで気持ちの整理がついた。
「時には恨んだり、時には理解したり、そうやって過ごすよ。そうすればお前の家族みたいに気持ちが落ち着くかも」とジョンウ。
ハヌルは助教授のオファーを受けたことを打ち明ける。
驚きながらも喜んでくれるジョンウ。
罪悪感で素直に喜べなかったハヌルだったが、「お前が必死に生きてきた結果だ。罪悪感は捨てろ。おめでとう!そのオファーは必ず受けてほしい。すごいじゃないか!ハヌル最高!」とハヌルを抱きしめてくれたことで、笑顔でオファーを受けることにした。

数日後。
デヨンの病院ではハヌルの送別会が開かれる。
ワイワイ楽しく焼肉を食べていると、ホンランがケーキを持って来てくれた。
ホンランはケーキを渡して帰るつもりだったが、デヨンのプッシュもあり、ホンランも送別会に参加することになった。
ホンランに対する好意がダダ漏れのデヨン、ジョンウがニヤつく。
しかし、看護師たちは、デヨンと長い付き合いのド先生との関係性を勘ぐり始め、ド先生も否定しないためカップルだと持て囃されてしまう。
不機嫌になるホンラン。
きまずいデヨン。
お開き後、デヨンはホンランを追いかけ、必死に弁明する。
そして、自分の分のチャンスカードを渡し、「カードが無くなっても何でもやります!俺はあなたを…」と告白する寸前、酔っ払ったド先生が、デヨンの忘れ物を持ってフラフラと近づいてきた。
そして、つまずいて、デヨンに倒れ込み、勢いでほっぺにキスww
呆れるホンランw

帰宅後、ジョンウとハヌルはアイスを食べながら、明日から始まるハヌルの新生活について話していた。
「緊張も恐怖もあるが楽しみ」と言うハヌル。
「緊張と恐怖は俺に渡して、楽しみだけ持って行って!」と勇気づけるジョンウ。

ハヌルは助教授としての日々が始まった。
順調に仕事をこなし、自分の居場所を取り戻した。
ハヌルが毎日忙しく過ごす中、ジョンウは、なかなかハヌルと会えず、落ち込む。
テソンの店で、その怒りをマンドゥにぶつけ、日に日に、マンドゥ作りの腕前が上がっていく…恋煩いだw
そんな中、ジョンウは医療事故の賠償金が戻ってきた。
その額なんと20億ウォン!
驚くデヨン。

ジョンウはテハン大学病院のハヌルの助教授室へやって来る。
そして、ある少女の写真を見せた。
7歳で右耳が小耳症の少女。
ジョンウは現在もボランティア団体と連絡を取っており、助けが必要な子がいないか聞いてみた結果、彼女がいた。
彼女の再建手術は、設備の整った大きな病院でないと不可能なため、テハン大学病院に頼んで、ジョンウが執刀することになったという。
戻ってきた多額の賠償金を使って、手術費を負担して検査だけする気だったが、ハヌルと一緒に意義のある手術がしたくて執刀医を申し出たのだ。
ジョンウは「一緒に手術をしてほしい」と頼み、ハヌルは快く快諾した。
人は、善い行いをしたいと考えてはいても、そう簡単に行動に移せるもんじゃない。
パッと決心できるジョンウは素晴らしいと褒めちぎるハヌル。
実は、ジョンウ、戻ってきたお金で、ハヌルに指輪を買っていた。
カバンから指輪を取り出し、緊張を沈め、呼吸を整える…

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