Netflix韓国ドラマ「殺人者のパラドックス」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「殺人者のパラドックス
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第2話

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ナンガムは父ガプスが入院する病院へ。
父は何年も意識もなく寝たきりだった。
母に「手ぶらで見舞いに来るなんて何しに来たんだか」と嫌味を言われる。
ナンガムは長年にわたり、父ガプスを寝たきりに追いやった事件とその犯人の元警察官の行方を捜していた。

タンがコンビニバイト中、ミョンジンを殺した時に通りかかった、盲導犬レックスを連れた女性ソン・ヨオクがやって来た。
ヨオクがサングラスを外した顔は火傷でただれていたが、全盲ではなく少し見えると打ち明けた。
そして「人を殺すのってどんな気分?」とケラケラ笑う。
動揺するタンに、口止め料200万ウォンをよこせと脅し、ハンマーの存在を匂わせ、去っていった。

タンは、店長に給料の前借りを頼んだり、母が貯めてくれた積立預金を解約したりして、必死にお金を工面した。
翌日、コンビニのベンチにタバコが置いてあり、箱に「ヨンウン交差点 紺色の瓦の家」と書いてあり、さらにハンマーの絵も描いてあった。

「2004年 警察官 鈍器殴打事件」の調書を読み返すナンガム。
父ガプスの事件だ。
ガプスと親しかった課長は、そんなナンガムを心配した。

指定されたヨオクの家にやって来たタン。
200万ウォンを渡し、これでハンマーと交換できるとホッとするが、これから毎月200万払えと言われる。
「バカなの?たった200万で内緒にすると思う?」とヨオクの脅迫は続く。
ヨオクはタンの身上情報を調査済みで、家族にバラすとさらに脅す。
タンはヨオクからハンマーを取り上げ、ヨオクを殴りつけた。
ヨオクは倒れ、死んだ。
タンはハンマーとお金をもって、あわててその場から立ち去る。
ヨオクの家にはタンの痕跡がベタベタと残っていた。

数日後、牛乳配達員によって腐敗したヨオクの遺体が見つかり、ナンガムたち刑事による捜査が始まった。
やんちゃなレックスを捕まえるのに苦労する警察。
レックスは庭のある部分を掘っており、なんとそこから2体の白骨死体が見つかった。
警察の捜査では、ヨオクの家からは、なぜかタンの指紋もDNAも出てこなかった。
指紋が付きそうな部分は、すべてレックスがきれいに舐めてしまったというのだ。

タンは数日間何も食べずに、バイトにも大学にも行かず、家で呆然としていた。
首を吊って死のうとするも失敗。
連絡がつかないタンを心配してギョンファンが家に来てくれた。
しかし、お金を投げつけて偉そうに追い払うタン。
怒って帰ろうとするギョンファンに、「高校時代タブレットを盗んだのは俺だ」と打ち明ける。
ギョンファンは実は知っていたが、お互い友達がいないから丸く収めようと黙っていたのだ。
「友達でいてもいいものか分からなくて混乱した。めでたいヤツめ。一生そうやってろ!クズ野郎!」と呆れて行ってしまった。
タンは、給料の前借りをしたにも関わらずバイトの無断欠勤を続けていたため告訴された。

先輩刑事チュンジンは、夜、引き取り手のないレックスを安楽死させるために動物病院へ連れて行く。
その途中で、以前補導し説教をした不良のジェジュンとジンソンによって腹を刺されてしまう。
倒れるチュンジン。
その隙にレックスは逃げてしまった。

警察では新事実が発覚する。
ヨオクもまた2人を殺した殺人犯だったのだ。

チュンジンを刺した後、ジェジュンとジンソンは路地裏を歩いていたタンをカツアゲする。
2人に絡まれたタンは首筋に鳥肌がたつ。
これはミョンジンとヨオクと同じ感覚だった。

翌日、工事現場でジェジュンとジンソンの遺体が見つかった。
家で目を覚ましたタンは、顔や服が血だらけ。
部屋に血の付いた石とタバコの吸殻、そして手紙があることに気がつく。
手紙には「助けが必要ならご連絡を」と書いてある。
何者かが、意識のないタンを家まで連れて帰ってくれたようだ…

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