Netflix韓国ドラマ「殺人者のパラドックス」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「殺人者のパラドックス
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話

一般家庭に育つ大学生のイ・タンは、除隊後、大学も適当に、コンビニバイトをするだけの冴えない暮らしをしていた。
実家では、ゴロゴロするタンをダメ長男扱い。
結婚を控えた姉に、招待状の封入をやらされる。
タンはワーキングホリデーでカナダに行きたいと家族に話すが、まともに聞いてもくれない。
「なんだか淡々と人生を送ってる気がしてさ。もっと面白い人生がいいのに…スペクタクルな要素が足りない気がする。」と友人ギョンファンにぼやく。

カナダに憧れ、ずっと動画を見ているタン。
広大な雪山の絵画を購入し部屋に飾ろうとするが、釘を打つためのハンマーがなくて飾れず。

ある日のバイト中、タンは、酔って態度の悪い中年男性イ・グァンフンと揉める。
一緒ににいたもう一人の中年男性キム・ミョンジンがグァンフンを諌め、タンに謝罪してくれて事なきを得た。

バイト終わり、タンは店長に「ハンマーを貸してください」と言うが、店長はイヤホンをしていて聞いていなかったが、そのまま借りて家路につく。

夜道を歩いていると、先程の迷惑客グァンフンが路地裏で倒れていた。
タンは親切心で声をかけたが、めんどくさくなってやめた。
また少し歩くと、揉め事を諌めてくれたミョンジンが歩いていたので、「お友達がそこで寝ちゃってますよ」と教えた。
するとミョンジンは「大丈夫だよ。帰れ。うせろ。」とタンを追い払い、人が変わったかのように、タンを殴りまくり暴行を加える
殴られる中、タンは、ギョンファンと共に虐められていた高校時代を思い出す。
タンはこれまで、一方的にやられるばかりで「反撃」という選択肢はなかったが、なぜが妙な勇気が湧いて、借りたハンマーを手に取り、ミョンジンを殴りつけた。
ミョンジンは倒れ、死んだ。
そこへ盲導犬を連れた女性が通りかかる。
タンは見られたのかと焦るが、どうやら完全に目が見えていないようで、ホッとする。
タンは、急いでその場から立ち去り帰宅。
パニックや罪悪感からミョンジンの幻覚が見え、困惑して泣くタン。
酔って「泊めてくれ」とやって来たギョンファンを見て、高校時代、彼のタブレットを盗んだが、未だにバレていないことを思い出す。
大学時代、恋人がいながらも先輩と浮気したこともバレなかった。
考えてみると、これまでの人生、常に状況に救われ、問題事から助けられてきた。
一服していると、ハンマーを置いてきてしまったこと気付き焦りだすタン。

翌朝、グァンフンとミョンジンの遺体が発見された。
刑事チャン・ナンガムが、先輩刑事チュンジンと後輩刑事ヨンジェと共に捜査を始める。
ミョンジンの遺体の側には彼のリュックと共に、タンが働く“OSコンビニ”の袋があった。
ナンガムはコンビニに話を聞きに行く。

動揺して眠れなかったタンは、店長から朝のシフトに入るように連絡を受け、出勤する。

ナンガムはコンビニの監視カメラ映像から、グァンフンとミョンジンのレジ対応をしたタンに話を聞くことにする。
対峙するタンとナンガム。
ナンガムはグァンフンとミョンジンが何を話していたか聞く。
「生活が苦しい」「老いた認知症の母親がいる」「子供が3人いる」と話していたと答えるタン。
「それから…」と言いかけると後輩刑事ヨンジェがやって来て、「2人がお互いに殺し合ったという証拠が出ました!」と告げた。
ナンガムは、「参考人の前で報告するな」と注意した。

その後、グァンフンの妻がミョンジンと不倫していたことが分かり、それが動機だと考える警察。
ナンガムは再びコンビニのタンの元へ。
「怖がらせて申し訳なかった。もう来ないから安心して。」と言われホッとするタン。
ところが、ギョンファンから「大学に刑事が来てタンのアリバイをしつこく聞かれた」と聞き、再び動揺する。

そして警察では新事実が発覚。
ミョンジンが、2009年に連続殺人事件の容疑者ヨ・ブイルだということが判明した。
今回も、保険金目当てにグァンフンの家庭に入り込んだと。
罪悪感に苛まれていたタンだったが、このことで、悪者退治をしたように強気になり、ミョンジンの幻覚を消すことができた。

タンが置いてきてしまったハンマーは、あの時通りかかった盲導犬を連れた女性の家にあった…

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