Netflix韓国ドラマ 「キング・ザ・ランド」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「キング・ザ・ランド」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話

2015年 キングホテル ホテリエの実習生採用面接。
短大卒のチョン・サランは、面接室に向かう途中、靴のヒールがもげてしまいピンチ。
しかし、なに事もなかったかのように「エアヒール」で歩き笑顔で面接を受ける。
面接官のク・ファラン常務に、「趣味のピアノを弾いて見せて」と言われ(そこにピアノはないにのに)、一本指で「エアピアノ」でやってのける。
そして「笑顔を見せて」と言われ、自慢の笑顔を披露。

同居してる親友の2人(キンググループの免税店勤務のダウルとキングエア乗務員のピョンファ)と居酒屋で飲み、四大卒が採用条件なのに短大卒の自分が受かるわけない、最高級ホテルの面接を体験してみたくて受けたんだと話す。
イケメンに「一緒に飲みませんか」とナンパされるが、連れがキモいので断るが、ダウルはそのイケメンの連絡先をちゃっかり聞いていた。
3人はクラブへ行ってはっちゃける。
翌朝、酔い潰れて寝ていたサランの携帯が鳴る。
寝ぼけまなこで電話に出るとキングホテル採用の連絡だった。
一気に目が覚めたサランは大喜びで2人を起こし、3人で歓喜

キングホテルの御曹司ク・ウォンは、小型飛行機からスカイダイビングでビルの屋上に着陸。
スーツをバシッと決め、完璧な登場かに思えたが、間違えてキングホテルの隣のビルに降りてしまった。

ウォンはインターンとしてキンググループの末端に配属され、今日は初出勤だった。
身分を隠してはいるが、高級スーツ、高級靴、高級時計で身を包み、おまけに遅刻して来るインターンに、上司は生意気だと突っかかる。
同期のサンシクは、そんな無愛想で世間知らずのウォンに、態度を改めろとあれこれ世話を焼いてくれる。
コピー機が使えないウォンを手伝って、トナーを撒き散らし失敗してしまったサンシクを、上司は理不尽に責め立てる。
ウォンは「彼は悪くない。指示した上司の責任だ。」と上司に盾付き、クビを宣告される。
しかし、撒き散らしたトナーの清掃と新しいコピー機の導入を会長室長のチェ理事に電話して伝えると、上司や皆にク・イルン会長の息子だとバレてしまう。
ウォンは、「来るか?俺と来れば正社員になれる。」と怒られ続けるサンシクを誘う。
サンシクは「お仕えします!坊ちゃん!」と従った。

末端で学べと配属したのに即日クビになったウォンを、父で会長のイルンは怒った。
会社は性に合わないからイギリスに帰ると言うウォンに、姉で常務のファランは、父の前では自分が言い聞かせると優しく言ったが、2人になると「ここはあなたの家じゃない。ホテルに泊まれ。できるだけ早く出国して。お金ならいくらでもあげるから。」とウォンを拒んだ。
ファランは、キンググループ後継者争いの邪魔になるウォンを疎ましく思っているのだ。
ウォンは実家にいることを許されず、キングホテルに宿泊する。

サラン初出勤。
憧れだった最高級キングホテル のロビーを見渡し、幼い頃に母と行ったホテルで感動したことを思い出す。
研修では、笑顔は最強の武器であり盾であると、高級スマイル「ヘルメース」を叩き込まれる。
サランはキングフィットネスに配属され、トレーニング器具に残った「尻汗」を拭く係に。
サランを指導する先輩は、正社員だが、もう5年間もここにいると言う。
「ここはホテルじゃない。ロビー係は遠い。たった1ヶ月の実習生なのにホテリエの真似事を?」と諦めの境地にいた。
次は床をピカピカに拭くようにと命じられる。

キングエア乗務員のピョンファは、とてつもなくめんどくさい先輩の対応に手を焼いていた。

キング免税店に勤めるダウルは、こちらもまた、とてつもなくめんどくさい先輩のパシリをさせられていた。

3人とも同じキンググループで、不条理にこき使われ、それでも笑顔で頑張って勤め上げていた。

ウォンの秘書として雇われたサンシク、初出勤。
ウォンはホテルの部屋で行商によって持ち込まれた服を選んでいた。
他人と服が被るのが大嫌いなウォンは、世界に3着しかないという、虎のTシャツを3着すべて買おうとするが、1着はすでに売れてしまったと言われ、2着買うことに。

サンシクは、1週間後にイギリスに帰るため準備しろと命じられる。
ウォンは、海外に一度も行ったことがなくパスポートを持っていないサンシクに驚くが、彼を正社員として雇い入れ、パスポート申請させる。

デスク担当マネージャーのスミは、御曹司ウォンとお近づきになりたくて狙っているが、サンシクのことをウォンだと勘違いして、名刺を渡し愛想を振りまく。

フィットネスに迷惑客が来る。
力を入れる時に大声を出し、器具を派手に使う。
他の客から苦情が入り、先輩が注意をするために声をかけると「俺に好意があるのかい?」と勘違いも甚だしい。
さらに「悪いが、君は俺のタイプじゃない。あの子がいい。」とサランを顎で指す。
虎のTシャツを着たその迷惑客は、サラン宛にチップと「燃え上がる夜を過ごそう」というセクハラ染みた手紙を渡す。
先輩から「虎の男から」だと渡され、怒ったサランは、トレーニング中の虎のTシャツの男に近づき食ってかかる。
しかしそれは、同じTシャツを着たウォンで、迷惑客とは人違いだった。
しかし、迷惑客の顔を知らないサランは、虎のTシャツというだけで、ウォンに「変態は相手に致しません!次はぶっ殺しますよ!」と怒りをぶつけ立ち去る。
身に覚えのないことで変態扱いされ、ポツンと置いていかれたウォンの元にファランがやって来て「私のホテルで騒がないでよ」と文句を言う。
ウォンは「スイートルームの宿泊客だぞ。客を丁寧に扱うべきでは?ク理事。出国するまでは客として扱ってくれ。」と言い捨てて立ち去る。

フィットネス視察中のファランは面接をしたサランを覚えており声をかける。
サランは採用に対してお礼を伝える。
ファランは、サランに、試すようにいくつかの質問をぶつけ、全て完璧に答えるサランを気に入り、ロビー係に昇進させ、1ヶ月だった実習期間も1年間に延長してもらえた。
ファランはサランの笑顔が気に入ったようだ。
この事態にひがみ、サランにきつく当たるデスク担当マネージャーのスミ。
しかし、サランはスミのぶつける意地悪な質問にも、難なく対応。
苦虫を噛み潰したような顔のスミ。

ファランは、疎ましいウォンを早く韓国から追い出したいため、部屋の退室時間にやって来て退出を催促し、「イギリスに定住すれば?」と、遠回しに、もう韓国に来るなと忠告する。

ホテルを出るウォンと、ロビー係のサランが、広いロビーですれ違う。

親友2人に「ほぼ正社員」とケーキで祝ってもらうサラン。
3人とも、今は下っ端で小姑のような意地悪な先輩ばかりで大変だけど、仕事を頑張って「いい先輩」になろうと意気込む。
そしてクラブへ行ってはっちゃける。

月日は流れ…
2016年・2017年 サランは2年連続「最優秀社員」に選ばれた。
2019年 ダウルが結婚。相手はあの日居酒屋でナンパして来たイケメンだ。
2021年 サランに彼氏ができる。
2022年 ウォンはイギリスの大学を主席で卒業。サランは「完全に正社員」に。

そして現在
お城のような大豪邸で暮らすウォンは、執事から配達物を受け取る。
宛名は韓国語でウォン宛だが、バイク便のため差出人不明だ。
中には「ハン・ミソ」という人物の人事記録が入っていた。
それを見たウォンは帰国を決め、秘書のサンシクに手配を指示。

サランは、新実習生の指導を任されていた。
スイートルームの元プリマドンナの外国人宿泊客から、対応の素晴らしさに感動したと抱きしめられ、サランは「最優秀社員」として立派なホテリエに成長していた。

ウォンはサンシクと共に7年ぶりに帰国。
会長である父イルンは、このまま就職しろと言うが、姉ファランは「休暇で戻っただけよ、このまま勉強を続ければいい」とウォンと遠ざける。
ウォンは「ホテルで働きたい」と申し出る。
顔が強張るファラン
父は喜び「ファランと競い合って切磋琢磨し成長しろ。能力を見極めて後継者を決める。」
実家には戻らずホテルで暮らすと言うウォンに、父は「母親の命日の前に戻ってこい」と言う。
ウォンは目つきが鋭くなり「母親?顔も知らないし、生死もわからないのに」と言うと、父は機嫌を損ね退席してしまう。
ファランは「母親にそっくりね、どうしようもないところが」と言い捨てて退席する。

ウォンは、怒りを胸に沈め、雨の中出て行く。
1人にしてくれと言うウォンだが、何かを察したサンシクは「一緒に濡れましょう」と、友達のように腕を組んで寄り添う。
サンシクは、毒舌で作り笑いもせず、ウォンにとってとても良い存在のようだ。

サランは親友と3人でビールを飲むが、彼氏へのストレスでお腹の調子が悪かった。
親友たちは「もう潮時だから別れろ」と言う。
そこは居酒屋ではなく子供の屋内遊技場だった。
ダウルには娘チョロンが生まれており、それはそれは口が達者な大人びた子供に成長していた。
7年が経ち、クラブではっちゃけることもなくなり、3人は「あの頃」を懐かしみ遠い目をする…
その時、遊技場の照明が暗くなりアゲアゲの音楽がかかりミラーボールが輝く。
3人は子供に混じってはっちゃける。
呆れるチョロン。

ウォン初出勤。
英国式のスーツでバシッときめ、壊れている懐中時計をポケットに収める。
役職は本部長。

サランは腹痛でお腹がギュルギュル。
トイレに行きたいと、支配人となったスミに申し出るが、客がスイートルームに忘れた携帯を届けてから行けと言われてしまう。
部屋に携帯を忘れたのはウォンだった。
サランはお腹をおさえながら、なんとかスイートルームに到着。
忘れられた携帯を見つけ部屋を出ようとするが、腹痛が限界で、スイートルームのトイレを拝借。
用を足してほっとして、改めてスイートルームのトイレの広さに感嘆し、全面ガラス張りのトイレを、リモコン一つで透明→不透明にできる仕組みに驚き、透明→不透明、透明→不透明、と遊んでいた。
透明→不透明、透明→不透明、透明…!!!
部屋に戻って来ていたウォンと鉢合わせしてしまった!

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