Netflix韓国ドラマ 「クイーンメーカー 」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「クイーンメーカー」
各話のあらすじ ネタバレあり

第6話

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帰宅したドヒを会長が待っていた。
会長は、ドヒの住む場所を「前世で罪を犯したせいで貧困という罰を下された獣たちが集まる町」、地獄だと侮辱する。
ドヒは「『リア』はチェリョンが使っていた英語名、リアカンパニーはやはり会長の会社でしたね。10年仕えて来たのにリアカンパニーの存在を知らなかった。」と言う。
会長が落胆したかと問うと、ドヒは「会長が作った地獄に足を踏み入れずに済んでホッとしている。」と答える。
ウンソンを離れた今でも会長はドヒを大事に思っているため、ドヒがこれ以上に事を進めると会長も容赦無くドヒを潰さなくてはならない。できればそれはしたくないので、会長は「もうやめて」と言うがドヒはこれを拒否。
会長が「何が起きても耐えられる?」と聞くと「耐えられないことに耐えるのが革命」と答えるドヒ。
会長とドヒの決別は決定的となる。

ジェミンはリアカンパニーの件で自分の立場が不利になることに焦り、ユンに「ドヒを葬りましょう」と言う。

チェリョンは姉のソジンに、「夫が市長になれなかったら母さんに捨てられるよ、最初からあなたは私の身代わりだった」と馬鹿にされる。
父である前会長が亡くなった時、悲しみに暮れる現会長の母と幼いソジンとチェリョン。
母は、泣く2人の娘のうち、長女のソジンだけを抱きしめるのだった。

ユンは会長に、ジェミンを大統領にするつもりで、そのためにはドヒのような悪役が必要だと言う。
会長は、免税店は絶対に失敗できない案件だが、その重要性を誰より知っているドヒは危険だと言う。そして「ドヒを追い払って」とユンに言い放つ。

ギョンスク陣営では、ミンジョンの娘への高額な私教育の実態を掴んでいた。
ミンジョンは高額な美容整形治療を受けているが、その費用をKMマネージメントという芸能事務所が肩代わりしていた。
また、娘のバイオリン教室に高額な月謝を払っていて、その教室を紹介した人物の娘がKMマネージメント所属アイドルで薬物の仕入れをしていたと。
バイオリン教室の紹介者は娘の罪を隠蔽するためミンジョンに便宜を図ったということだ。
ギョンスク陣営スタッフはミンジョンを潰す絶好のチャンスだと思ったが、ドヒは、教育に関する話題だけをつくと言う。
世の母親達を怒らせて、ミンジョンを潰す作戦をたてた。
ドヒの作戦通り、世の母親達によって「高額な私教育反対!教育の不平等反対!」と炎上しミンジョン辞退を訴えるデモが起こった。
ミンジョンは怒りジュンソクやスタッフに大声で罵声を浴びせ辛く当たり散らす。
ジュンソクは、ミンジョンに娘を表に出すことを提案する。
ミンジョンは娘に「ジュリアードに通いニューヨークに住みたいならいうことを聞け」と嫌がる娘を強制的に会見の場へ出すことに。
反抗的な態度で言うことを聞かない娘にジュンソクは、「芸術高校に入れるために規則を変え、その月謝は政治資金から出ている。母の罪の8割は娘のためのものだ。共犯者だから義理を尽くせ。」と説き伏せる。

記者会見の日。
ミンジョンは反抗的な娘の髪をバッサリと切り、同情を引くようなビジュアルを作り会見に挑んだ。
たくさんの記者や支援者の前で、娘は「アメリカの中学校でいじめと差別と暴力を受け、うつ病になり毎日自殺を考えていた。母の勧めでバイオリンと出会い、バイオリンを弾くことで辛い経験を忘れられた。」とボロボロ泣きながら話し、そんな娘をミンジョンは抱きしめた。
ミンジョンは「心に傷を負った娘を救いたい一心で音楽療法を続けるしかなかった。バイオリンは命綱だった!」とこちらも泣いて訴える。
これはジュンソクの考えたシナリオで、2人の猿芝居だった。
会場は2人を称えるような歓声が沸き、ジュンソクは呆れたようにタバコを吸う。
ミンジョンの騒ぎは収まり支持率回復、固定票も戻って来た。
ギョンスク陣営は次の段階へ。

ミンジョンはユンに呼び出される。
ユンは「品格を備えたミンジョンとジェミンが正々堂々と戦ってこそ、この腐った政界に健全な緊張が生まれる。そのためには雑草であるギョンスクは取り除かねばならない。」と言う。そしてギョンスク後援口座に不備があると指摘する。
ミンジョンはギョンスクの後援口座を調べろと命令するが、ジュンソクは不備などなかったしユンの魂胆に乗るのは危険だと忠告するが、ミンジョンは聞く耳もたず。
さらに自分が市長になったら選挙区をジュンソクに譲ると言う。

ユンは、ギョンスクが非正規雇用労働者のために設立した女性連帯ブリースの名簿を手に入れ、「庶民の代弁人ギョンスクは後援金で高級牛肉を食べている」とシナリオを作り上げる。捏造である。
ミンジョン陣営もそのシナリオに乗っかりギョンスクを潰すと意気込むが、ジュンソクは反対する。
ユンは「ギョンスク、女性連帯後援金を使い豪華な食事」などとたくさんの記事を書かせ、さらなる情報操作でネットも炎上。
翌日、「ギョンスクの後援金横領の疑いが生じ、ブリースのメンバーの1人が事実を隠蔽したことが発覚」とニュースで大々的に報じられる。
ニュースを見たギョンスクは寝耳に水で驚く。
たくさんの報道陣がギョンスクの自宅に詰めかけた。
ドヒはドンジュに事実無根とだけ発信し、他には何も言うなと指示。
ギョンスクは潔白を証明したいと言い張るがスタッフからドヒが来るまで待てと言われる。
ドヒは急いで事務所に向かう途中、キム記者から「ミンジョンが告発状を出すから警察庁へ急げ」と連絡を受ける。
ドヒは警察庁に着くがミンジョンを止めることはできなかった。
ミンジョンは警察庁に告発状を出し「英雄の仮面を被ったギョンスクの偽善と虚栄心、その醜い本性を明らかにします!」と記者たちの前で宣言する。
ドヒは急いで事務所へ向かう。

ちょうどその頃、入院中のドヒの父が行方不明になり、急いで事務所に向かうドヒに、病院から連絡がくる。ドヒは急遽病院に向かうことに。
ドヒの父はユンの部下によって連れ去られ何もない野っ原に置き去りにされていた。
「ドヒは父を探していてギョンスクの対応ができない。その間に偽のニュースは広まり、疑惑は事実になる。」
これがユンの策略だった。夕方にはドヒの父は病院に戻す予定だと言う。
病院に到着したドヒは父を探す。
ドヒのいないギョンスク陣営は、慌ただしく記者会見の準備に追われていた。

ドヒの父は大きな道にふらっと出てトラックに轢かれてしまう。
ギョンスクが記者会見場に入ると記者が1人も来ていなかった。

一方でミンジョンも記者会見を開いていた。
ギョンスクと共に活動していた女性連帯ブリースで資金管理をしていたキム・ファスと壇上へ上がる。

ファスは失業中に息子の大学の高額な授業料を支払うため後援金から抜き取っていた。
ミンジョンは事前にそのことを突き止め、ファスを脅迫していた。

ファスは記者たちの前で「ギョンスクは皆さんから受け取った貴重な後援金の大部分を個人的に使った」と泣きながら原稿を読んだ。
ミンジョンは「正義のイメージで国民を操り、労働者を利用したギョンスク、国民のみなさんが判決を下してください。」と続けた。
記者会見をテレビで見ていたギョンスク陣営、みな唖然とする。
ギョンスクは大切な仲間のファスが脅されたのかもしれないと察し、会って確認すると言う。

ドヒの父は亡くなってしまった。
ショックで崩れ落ち泣き叫ぶドヒ。

ドヒの父が亡くなったことに関して、ユンは予想外の結果で残念だが、ドヒを本来の場所に戻すには避けられぬ道だと言う。
会長は、斎場に、ドヒが好きなヒヤシンスを詰めて花輪を送りなさいと指示する。

ミンジョンはファスを保護という名目で人質としてホテルに軟禁した。

ギョンスクの横領疑惑のせいで、ギョンスクの夫の元にも記者が押しかけ、車は落書きされ、息子もネットニュースを見て落ち込んでいた。

ギョンスク陣営に国民改革党の代表がやってくる。
ギョンスクのせいで党のイメージは最悪だ、辞退して党からも脱退をしろと言われるが、ギョンスクはきっぱりと断る。

ミンジョンはホテルの前に記者を呼んでギョンスクを誘き出す。
記者たちはギョンスクが強引にファスに面会しようとしていると、市民らはその姿に否定的で、支持者だった市民団体による抗議運動が起こり支持を撤回すると憤っている、と報じた。

そのニュースを斎場で見ていたドヒ。父の葬式の最中だった。
ユンが弔問に来た。
ユンの顔を知らないドヒは「お父様の古い友人です」という言葉を信じ、丁寧に対応する。
ユンを見送った後、ドヒは、ヒヤシンスのとても立派な花輪に気づく…

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