Netflix韓国ドラマ「京城クリーチャー」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

京城クリーチャー」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第5話:忌避と直視の境界 死闘

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<少し前>
独立運動の愛国団の集会
半月後に開かれる日本軍による資金調達パーティーで、ジュンテク率いる愛国団は、ダイナマイトを使って爆破テロを起こそうと計画していた。
そのダイナマイトは、同士であるイニョクが隠し持っているということで、ジュンテクは決行まで誰にもバレないように保管するよう釘を差した。

ジュンテクはプガン商事代表である父から、京城の要人が集まる重要なそのパーティー(ビジネスの観点から)に必ず出席するように言われていた。

ところが、ダイナマイトを隠し持っていたイニョクが、独立運動のビラを配った罪で囚われてしまった。
拘束されている場所は刑務所ではなく甕城病院だということだ。
ジュンテクはイニョクを救出しダイナマイトを手に入れて計画を実行すべく、テサンに付いて甕城病院に侵入したのだった。

<現在>
ジュンテクはたくさんの朝鮮人が閉じ込められている地下牢を捜し、イニョクを見つけた。
「ここから出してください!」と懇願するイニョクだったが、ジュンテクは「今、その余裕はない。決行まで10日足らず。諦めるわけにはいかない!ダイナマイトの隠し場所を教えて!」と迫った。
しかしイニョクは「救出が先だ!ここから出してくれなければ教えない!」とダイナマイトの隠し場所を教えなかった。
すると、ジュンテクの背後に銃を構えた兵士が。
ジュンテクは捕らえられてしまった。

テサンは目の前に現れた化け物の恐れ慄き、伸びる触手から逃げるので精一杯だった。
そこへチェオクが現れ、化け物に銃を撃つ。
一瞬怯んだ隙を見て、テサンはチェオクの手を取り逃げるしかなかった。
化け物は、撃ち込まれた銃弾やナイフを体から弾き出す。
テサンとチェオクは、鉄扉の向こうに、なんとかかんとか逃げ込んだ。
テサン「今のは一体何なんだ」
チェオク「この施設で作られたのだと思う」
銃声を聞いたジュンウォンが急いで駆けつけると、化け物が鉄扉を叩いていた。
ジュンウォンは、化け物の背後から銃を撃ってこちらに引き付け、一帯に油を撒いて火をつけた。
火に囲まれた化け物は成すすべなく怯んだ。

テサンとチェオクは、逃げ込んた鉄扉の部屋で、たくさんの兵士たちに取り囲まれてしまった。
チェオクは抗ったが、「無駄死には敗北と同じ」とテサンに言われ、仕方なくナイフを捨てて降伏した。
兵士の中にはヨングァンもおり、チェオクが捨てたナイフを拾い隠した。

逃げ出した化け物を捕獲できないでいる日本兵の相馬管理官たちに苛立ちをぶつける一路院長。
捕らえられたジュンテクを見て「驚いたな、プガン商事お坊ちゃんか。テサンと一緒か?」と聞くが「彼らとは関係ない、父には秘密に。」と答えるジュンテク。
一路院長は「どこの御曹司だろうと同じだ」と、ジュンテクをビンタした。
ジュンテクは実験室の牢屋に連れて行かれ、手を縛られてしまった。
一路院長は、甕城病院の資金調達のため、御曹司であるジュンテクを利用しようと考える。

テサンとチェオクは捕えられ、相馬管理官の元へ連れてこられる。
相馬管理官はテサンだけを連れて行き、チェオクは羽田上士に連れて行かれ、2人は離れてしまった。

ジュンウォンは化け物にやられた傷を負いながらも、換気口に隠れていた。

テサンを別室に連れてきた相馬管理官は、テサンの拘束を解いた。
相馬管理官は大空襲を受けて灰と化した東京には戻らず、家族と京城で暮らし続けたいため、逃してやるから「生活資金と家と店舗を用意しろ」と話しを持ちかけた。
相馬管理官は、テサンたちが子供を逃がそうとしている時、実は見逃してくれていた。
テサンは明子とチェオクの居場所を言わないと取引はしないと答え、牢屋に入れられた。

羽田上士はチェオクに、ここへ来た目的を尋問し、侮辱の言葉と暴行を加え、しまいには、シャツのボタンを刀で切り、前をはだけさせる。
そこへ加藤中佐がやって来て羽田上士を止め、チェオクを連れて行く。

一路院長はジュンテクの父を呼び出し、息子ジュンテクが甕城病院に無断侵入したこと、さらに“アカ”であることを盾に金を強請り、受け取る。
「ヘタすればプガン商事にも危険が及ぶでしょう」と。

実験室の牢屋に入れられているジュンテクは、注射を打たれ、1時間以内に一緒に侵入した者の名前と目的を書かなければ、解剖用ベッドに寝かせると脅される。
ジュンテクがふと目を上げると、ずらりと並ぶホルマリン漬けの中の一つに、耳の横に斑点のある男性の頭部があった。
それは、清掃員で愛国団員の男が捜していた弟オ・サンドクだった…。

テサンと相馬管理官と事前に交渉成立しており、
・ナウォル夫人に連絡し伝言を伝える
・看守を追い払い、牢屋の鍵をテサンに渡す
・チェオクの居場所を教える
を頼んでおいた。
相馬管理官はすべてこなし、テサンは牢屋を出た。
同じ牢屋にいたジュンテクの仲間たちが一緒に出してくれと懇願するも、テサンは「30分待て。私が戻るまで絶対に動かないで。」と言って牢屋の鍵を渡した。

チェオクを部屋に連れてきた加藤中佐は、着替えを渡し、話をする。
チェオクは生き別れた母を捜してさまよっているうちに、満州の満月島で日本軍防疫部隊がやってきた生体実験を知ったと言う。
加藤中佐は、そう話すチェオクの目を見て、どこか見覚えが会った。
そして捜している母親の名前を聞いた。
チェオクは「チェ・ソンシムです、惺沁」と答える。
加藤中佐は、あの化け物と化した人物の名前が、ソンシンだったことを思い出す。
俄然興味が湧いた加藤中佐は、チェオクの前に水の入った湯呑を置いた。
中にはうごめく微生物“ナジン”が入っていた。
チェオクは飲まなかった。

加藤中佐は、羽田上士に許可なくチェオクに手を出すことを禁じ、再びチェオクを牢屋に閉じ込めた。
ヨングァンはこっそりチェオクの手にナイフを渡す。

ジュンテクの父は一路院長に金を渡し息子の釈放を頼んだが、信用できないため、自分たちでも他の策も考える必要があった。
そこへ、ナウォル夫人とガッピョン所長が現れ、「ジュンテク様を救う策があるからお任せを。」と申し出た。

チェオクは閉じ込められた牢屋の壁に血で書かれた文字を見つけた。
「チェオク 会いたい 私の娘」
チェオクは母がここにいたと悟り、号泣した。

牢屋を出たテサンは兵士を倒し、チェオクの牢屋の鍵を奪い、助けに行く。
チェオクは母を捜すため、テサンに「各自の目的を優先しここからは別行動を。」と告げる。
チェオクは、危険だと必死に止めるテサンを抱きしめ、お礼を言って行こうとした。
テサンはそんなチェオクの腕を引っ張って抱きしめ、「どうか無事で」と言った。
チェオクは母を捜しに行ってしまった。

ジュンテクは親日派を売りにして事業を成功している父を恥じていたし、そんな父のおかげで贅沢をしている自分をも恥じていた。
そんなジュンテクの実直さや愛国心を認めてくれる唯一の友がテサンなのだ。
そのテサンを裏切るのか、ジュンテクは苦しんでいた。
自分が助かるために、一緒に侵入した仲間たち売るのか。
苦しみぬいた末、ジュンテクは泣きながらテサンやチェオクの名前を書いてしまった…

テサンが「30分待て」と告げた牢屋にいる人々の救出に行くと、すでに牢屋はもぬけの殻。

チェオクは倒した兵士の銃を持って加藤中佐の元へ。
銃を突きつけ「母の居場所を答えろ!」と叫んだ。

テサンは化け物と対峙し、銃を撃ち込んだ…

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