Netflix韓国ドラマ 「マスクガール」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「マスクガール」
各話のあらすじ ネタバレあり

第5話:キム・ミモ

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連続殺人犯マスクガールが逮捕され、その容疑を認めたと、テレビで大きく報じられ、その美貌から、施された整形の解説、着ていた服が飛ぶように売れたりと、幅広く世間の注目を集めていた。
裁判の結果、マスクガール(キム・モミ)は無期懲役となる。

2010年
モミは女の子を出産し、その子と、チュネの飼い犬ピンピンを実家の母に預けた。
その子は母によってミモと名付けられる。

2017年
ミモはお化粧をするのが大好きだった。
「血は争えない」と呆れる祖母。
しかし母(モミ)については、何も教えてくれなかった。
祖母の料理は口に合わなくて、小学校の前にあるトッポッキが大好きだった。
ある日、仲良くしていた友人たちが離れていった。
ミモの母がマスクガールだという噂が広まったのだ。
そして自らマスクガールを検索し、母の正体を知ることとなる。
ミモは部屋で一人マスクガールになり切って真似をして踊ってみたり。。
それを見た祖母は「あんたみたいな子は育てられない!」とひどく怒った。
祖母は母(モミ)のことを「最初から救いようのない子だった」と漏らす。
仲良しの友達によって噂は広まり、モミは、その友達を殴る。
保護者からの苦情が殺到し、小学校にいられなくなり、転校どころか引っ越すことになる。
大好きなトッポッキ屋のおばあさんに引っ越すことを告げお別れをする。
しかし、どこへ転校して噂はついて回った。
その度に、ミモは、噂を広めたクラスメイトを殴った。
時には馬乗りになって何度も何度も。。

2023年
ミモは問題児だった。
今度こそ騒ぎを起こすなと祖母に念を押され、新しい中学校へ。
ミモは母(モミ)を憎むようになっていた。
隣の席になったイェチュンはおしゃべりでアイドル大好きで個性が強く、クラスではみ出しものだった。
イェチュンはミモに何かと声をかけるが、友達などいらないと孤高の存在のミモに、冷たくあしらわれる。

ある日、大好きなトッポッキ屋のおばあさんから「元気でやってるか?」とメールが来る。
嬉しくて、すぐに返信する。

イェチュンがクラスメイトからいじめられているの見たミモ。
ガラスの破片を手に持ち、いじめっ子たちを「ぶっ殺してやる」と脅す。
逃げ出すいじめっ子たち。
ミモの手はガラスで切れてしまい、血がにじんでいた。
イェチュンは慌ててその手を処置して、手首にリストカットの痕があるのを見つける。

その夜、イェチュンはどこか憧れを抱き、恐る恐るカッターを手首に当てる。
しかし怖くてできず、爪で痕をつけた。
翌朝、イェチュンは、「あんたと同じ」とその痕を自慢げに披露する。
イェチュンはミモにつきまとい、「秘密の話」を打ち明ける。
「怪我をしていた猫を拾ったが、母親が「捨ててこい」と言った。その猫はきっと死んだ。だから母親を殺したい。」
ミモは呆れて、その場から去ろうとする。
イェチュンは「生き地獄って知ってる?酒乱の父が母と私を殴る。何度も刺し殺そうと思った。リストカットしたからって悲劇のヒロインぶるんじゃないよ!」と怒った。
さらに、母親は継母だと付け加えた。
ミモは同じように不幸な境遇のイェチュンに心を許し、「誰にも言わないで」と指切りし、自分の身の上を打ち明ける。
「父は誰だか分からない。母は刑務所にいる。」と。
イェチュンはそんなミモの頬にチュっとキスする。

しかし、イェチュンの不幸話は全てウソだった。
3人の幼い弟や妹たち、父は甲斐甲斐しく肉を焼き、イェチュンにそっくりの母がいる。
裕福ではないが、家族で賑やかな夕飯だ。
イェチュンは「また父が酔って暴れてる」とミモにメールするのだった。

ミモとイェチュンはすっかり仲良しになった。
2人でクラスメイトの悪口を言い、2人で先生に怒られ、2人で廊下に立たされ、2人で「あんたブスだね」と笑い合う。
ミモの母が殺人罪で刑務所にいるとわかると、酒乱の父がまた暴れて物が壊れたとウソをつくイェチュン。
不幸には不幸で返す。。
2人は家出を企むも、お金がないとダメだと落ち込む。

イェチュンはその夜、ミモの母のことを検索する。
そして、マスクガールを知り、ミモに辿り着いてしまう。
ミモを守らなければと考えたイェチュンは、なんとかして資金を作ろうと、ベビーウォーカーを勝手に売ってしまう。
しかし、まだまだ足りない。
そこでイェチュンは、アイドルのサイン入り写真を小学生に売りつけお金を作ろうとするが、それをクラスのいじめっ子に見つかって、またいじめられてしまう。
しかしイェチュンは、「私をいじめると命が危ないよ、ミモが誰の娘か知ってる?」といじめっ子を脅す。
ミモはカフェで他人のノートパソコンを盗もうとして捕まる。
迎えにきた祖母に引っ叩かれ、その場から走り去る。
イェチュンに「今晩泊めて」と言うが、「父が暴れて家がめちゃくちゃだから無理」と断られ、仕方なく学校に忍び込み、夜を明かした。

翌朝、女生徒たちがミモの噂話をしていた。
「連続殺人犯マスクガールの娘らしい」「転校の理由は同級生を鉛筆で刺したかららしい」「追い出してほしいとママが教育委員会に訴える」と。
ミモはそのまま学校から姿を消した。
イェチュンは放課後ミモを捜し回るが見つからない。
途中で、買い物帰りの家族と会う。
母に呼ばれ、妹や弟が飛びつき、「チキンをたくさん買ったから帰って食べよう」と言う父。
「チキンパーティーだ!イェーイ!」と笑い賑やかに歩くイェチュンを、ミモは影から見ていた。
自分の身の上を知るのはイェチュンだけだったため、学校で噂を流したのはイェチュンだと考え、電話で呼び出し、押し倒して怒鳴りつけた。
家族の話も全てウソだったと知った今、イェチュンに裏切られたと絶望した。
そんな2人を、不敵な笑みを浮かべて眺める老婆が…