「マスクガール」
各話のあらすじ ネタバレあり
Netflixシリーズ『マスクガール』キーアートも公開！
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) August 3, 2023
3つの名前
3つの人生
3つの殺人
8月18日より独占配信スタート！#マスクガール #MaskGirl pic.twitter.com/tvRO1jVCUd
第４話：キム・チュネ
前話はこちら↓
キョンジャが、マスクガールと同じネックレスをつけていることを突きつけると、突然笑い出し、「この女を知っている」と言うキム・チュネ。
１９９９年
転校生として自己紹介する地味なキム・チュネ。
ダサい名前だとクラスメイトに笑われる。
アイドルを目指しているという、爽やかイケメンのプヨンに一目惚れ、初恋だった。
高２の夏、コンビニでバイトしていると、プヨンと仲間たちが来店。
彼らはレジに酒とタバコを持ってくる。
未成年には売れないので断るが「売ってよ」と微笑まれ、レジを通してしまう。
その後も、酒やタバコを買うためプヨンに利用されたが、どんな形でも彼と話せることが嬉しかった。
ある日、退勤したチュネはプヨンの誕生日会に招待された。
そこではみんな飲酒喫煙、チュネは生まれて初めて酒を飲む。
プヨンは酒に酔うチュネを心配してくれたり、話があると腕を掴まれたり、浮かれてしまったがチュネは、「金を貸してほしい。すぐに返すから。」と言われ２０万ウォン貸してしまう。
「ありがとう、チュネは最高」と抱きしめられ有頂天。
しかし金は返って来ず、しかもこんなことが何回も続いたのだ。
２００１年
プヨンはアイドルになりテレビに出ていた。
メールを送るが返信はなく、出待ちをして声をかけ目が合うも無視。
アイドル寮の裏でプヨンと仲間がタバコを吸っており、「声をかけてきた女は高校の同級生だが、金が必要な時に使う“口座”だ。」と話しているのを聞いてしまう。
ショックを受けたチュネは、ネットに暴露投稿をした。
飲酒喫煙写真、暴行、恐喝、強請り…過去の悪事が大炎上、プヨンはアイドルグループを脱退するハメに。
２００８年
チュネは整形手術を受けた。
２００９年
美貌を武器にイベントコンパニオンとして働くようになり、プラスマートの店前でミニスカートを履いてセクシーに踊っていた。
そこで落ちぶれたプヨンを見かけ、声をかける。
チュネは、プヨンの自分を見る目が変わり、嬉しくなってしまった。
仕事のないプヨンと同棲を始め、彼の生活の面倒を見るようになる。
そして、プヨンを養うために稼ぎの良い仕事を探し、“クラブルビー”で働くことに。
セクシーに踊り、歌い、酒を作り、あっという間にナンバーワンになった。
プヨンは仕事を探すどころか、ヒモ状態だった。
▼▼▼
今から２ヶ月前
“クラブルビー”に新人として入ってきたキム・モミ。
整形手術を済ませ、完全に別人となっていた。
モミは得意のダンスと歌で、チュネのナンバーワンの座を奪い、客までも奪われてしまった。
２人はケンカになりビンタし合って髪の毛掴み合い。
歪みあったままチュネは店を辞め、モミが落としたネックレスを拾い、現在もつけているというわけだ。
＜現在＞
キョンジャに銃で脅されるチュネ。
モミの胸は本物だが、自分はシリコンなのが別人である証拠だと言う。
そして「私もあの女に恨みがある」ということで、モミ探しに協力することに。
チュネは“クラブルビー”へ行き、かつての同僚に話を聞くが、モミはすでに辞めていた。
「おばさんが動けば変な噂が立ってモミにバレて逃げてしまう。自分が聞いて回るから、調査費用をくれ。」と言ってキョンジャと別れる。
チュネは、あるアパートの一室へ。
そこにはモミがいた。
チュネがキョンジャに話した話（▼▼▼）は嘘だったのだ。
店で出会った２人は、美しくなりたかった過去、生まれ変わりたい気持ち、生きてきた道など共通点が多く双子のように意気投合し、コンビとして店でも大人気となった。
ネックレスはモミがチュネにあげたものだった。
ある日、無断欠勤したモミを心配して部屋まで来ると、熱を出して苦しんでいた。
モミは、人を殺したから病院に行けないと、過去を打ち明ける。
涙を流して話を聞くチュネ、モミを抱きしめる。
モミを守ることが自分を守ることのように思えた。
＜現在＞
チュネはモミに危険を知らせ、逃げるように言う。
しかしモミには行くところがない。
ひとまず、何か手立てを考えようと、チュネはモミの部屋を出る。
出たところを何者かに盗撮されてしまう。
相変わらずヒモ状態のプヨンに呆れ果て、「出て行って」と言うが、拒否。
プヨンは、チュネのパソコンをでゲームをして、アイドル時代の暴露投稿のがチュネによるものだと気がついてしまった。
「俺の人生を潰した」と暴力を振るい始める。
モミは体調が悪かった。
薬局で薬を買った帰り道、生配信サイトの運営者“クマさん”に見つかってしまう。
“クマさん”はなんと高校生だった。
「マスクガールさんですよね！」とつきまとう彼を追い払い、見つかってしまった危険を感じ、急いで帰宅して荷物をまとめ、逃げようとする。
ちょうどやって来たチュネも一緒に行くと言って、飼い犬と貴重品を取りに、いったん自宅に戻る。
プヨンが寝てる隙に済ませようと慎重に自宅に入るが、犬のおもちゃを踏んで「ピコ！」と音を立ててプヨンが起きてしまう。
プヨンはチュネの髪を掴んで引きずり倒し、殺されそうになる。
そこへモミが助けにやって来て、２人は協力して、プヨンを締め殺す。
プヨンをスーツケースに入れて、プヨンの車で逃げ出す。
チュネがモミの部屋から出るところを盗撮していたのは“クマさん”で、チュネだけでなくモミも盗撮されており、どちらかがマスクガールで、２人は知り合いであるという情報を受け取るキョンジャ。
チュネに裏切られたと分かり、怒り心頭。
逃げるチュネとモミを追いかける。
行く当てもなく車を走らせるチュネとモミ。
モミは妊娠していた。オナムとの子だ。
産むと決めており、「ブサイクかもしれないけど「かわいい」と言ってあげるつもり」と話す。
湖に着いて、プヨンの遺体が入ったスーツケースを出そうとした時、キョンジャがやって来る。
キョンジャvsチュネ＆モミ
チュネはモミを庇い、自分こそがキム・モミだと言う。
キョンジャは「２人とも殺す」と銃を取り出すが、発砲せず、てまどう間に、２人が襲い掛かる。
倒れるはずみで暴発。チュネが撃たれてしまった。
腹から血を流し倒れるチュネ。
キョンジャとモミは取っ組み合い、モミがピンチになると、血だらけでフラフラのチュネが助けてくれた。
キョンジャは頭から血を流し動かなくなる。
チュネは死んでしまった。
モミは、キョンジャとプヨンの入ったスーツケースを車に乗せ、そのまま車ごと湖に沈める。
２０１１年
モミは警察に自首。
警察署の前にはたくさんの報道陣。
ずっと夢みてきた観衆とカメラ、きらめくフラッシュとステージ、人々の視線と注目がこんな形で実現するとは…
