Netflix韓国ドラマ 「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」第16話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」
各話のあらすじ ネタバレあり

第16話(最終回)

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ユン・ソヒの母のカルテにヨジョンの連絡先が書かれている訳…

ドンウンはかつて、ヨジョンと出会ったことで、チュ病院の息子である彼を復讐計画に利用しようと考えたが、無関係のヨジョンを巻き込めないと思い直し、彼の前から、一旦は姿を消したのだ。

ヨジョンは出会った頃からドンウンが復讐計画実行中であると気づいており、復讐心の苦しみを知るヨジョンは、自ら利用されることを選んだ。
そして前院長(ヨジョンの父)の意思を引き継ぎ、ヨジョンもまたユン・ソヒと母を守る理由を把握していた。
そのため、ソヒの母のカルテにはヨジョンの名前があったのだ。

そして今、全てを知ったドンウンは「復讐の果てまで手伝って」とお願いする。

ドンウンは、話すことができななくなったヘジョンを焚きつけ、ジェジュンの目薬に毒薬を注入させる。


シン署長は、不満を募らせた子分たちに殴り殺される。


名札を手に呆然とするヨンジンのもとに動画が届く。
見ると、シエスタの試着室に、消えたはずの凶器の酒瓶が置いてある。
慌てて駆けつけたヨンジンは、匿名の通報(ドンウン)によりすでに現場を捜査していた警察に逮捕される。
ヨンジンへの復讐完了。

チュ刑事はドンウンの証言が真実なのではないかと気づき始める。

 

ジェジュンは運転中にさした目薬(毒薬入り)によって目に激痛が走り、運転ができなくなったところへ大型トラックが激突。
そのまま車ごと押され、ビルの建設現場に連れてこられていた。
「赤いネクタイ」をした何者かが近づき、目の見えないジェジュンを工事現場の奈落の底につき落とし、ジェジュン生コンクリートの中に沈んでしまった。
ジェジュンへの復讐完了。


「赤いネクタイ」をしたドヨンとイェソルはイギリスへと旅立った。


ドンウンはチェ刑事による取り調べを受ける。
ヨンジンの母ヨンエは殺人罪で逮捕。
ずっとドンウンの話を聞いていたのに信じられなかったチェ刑事だが、全てはドンウンの計画だったとやっと気づき、「話を聞くのが18年遅れた」と申し訳なさそうに言い、この一連の事件への捜査は終了とした。


ヒョンナムはドンウンからの最後の任務として、世話になったソンヒと保健室の教師アン・ジョンミに、ドンウンからの伝言と贈り物を渡す。

全ての復讐が終わった雪の夜、ドンウンはヨジョンと海へ幸せなドライブ。
しかし、ヨジョンがコンビニで買い物をしている間に、ドンウンは一人でどこかへ消えてしまった。


実は、ヨンジンがミョンオを酒瓶で殴った時、ミョンオはまだ生きていた。
トドメをさしたのは、当時シエスタで寝泊りしており、ミョンオに対して昔年の恨みがあったギョンランだった。
ギョンランはシエスタから引越し、凶器の酒瓶を隠し、ドンウンに助けを求めていた。
凶器の酒瓶をドンウンに預け、高校時代、いじめられるドンウンを助けなかったことを謝罪した。
ドンウンは、彼らに囚われず自分の人生を歩むようギョンランを励ました。
(高校時代、ドンウンの退学後、同じようにいじめられていたギョンランだが、現在においても彼らから逃れられず、ミョンオから性的暴行を受けていたのだ。)

つまり、正確にはヨンジンは、ミョンオ殺害の犯人ではない。

ドンウンは刑務所のヨンジンに面会し、「一生何も知らないまま地獄で長生きして」と言い放つ。
ヨンジンは「何よ!私はいったい何を知らないの?!」と狂い、そのまま看守に連れて行かれる。

ドンウンはユン・ソヒが転落死した廃墟の屋上で、復讐に使った資料を全て燃やし、飛び降りて死のうとしていた。
そこへヨジョンの母がやって来て、泣きながら、息子を助けてと言う。
ヨジョンの母は、復讐の果てが自殺ではダメだと言う。
それは、恐らくこれから実行されるであろう、息子のカン・ヨンチョンへの復讐劇の果てが自殺であってはならないからだ。
復讐心に駆られている息子を地獄のような現状から救い、生きる道へと導いて欲しいと頼むのだった。


半年後

ヨンジンは刑務所内で母ヨンエを見つけ必死に呼びかけるも無視され、絶望と虚無感から抜け殻のようになっていた。
そして同房の受刑者たちに「お天気キャスター」をやらされ、からかわれ、涙を流す。


ドンウンはお寺で奉公に勤しんでいた。
以前、ヘジョンが玉の輿を狙い婚約したテウクの母(有力者)もそこにおり、ドンウンはヘジョンとミョンオの男漁りの過去を教え、母は仕返しをしてくれたドンウンに感謝していた。
そして、有力者である母は、見返りにドンウンの頼みを聞いてやることに。
ドンウンは、カン・ヨンチョンを、さらに厳しいジサン刑務所に移監させてくれと頼む。


ある日突然、ヨジョンの前に姿を現したドンウン。
ヨジョンは驚き、突然いなくなりどれほど辛かったか、復讐がうまくいかないと涙目で訴える。
ドンウンは「先生が必要ね、復讐を手伝いましょうか?今度は私が処刑人になる」と言いキスをする。

ドンウンはエデンヴィラの部屋を引き払った。
かつて、ドンウンは自殺しようと海に入った時、同じく海に入っていた女性がいた。
エデンヴィラの大家だった。
ドンウンは大家を必死に助け、お互いに抱きしめ励まし合ったのだった。
大家はその事を覚えていて、家賃を安くしたり、母を追い払ったり、火事の賠償金を請求しなかったり、ドンウンを命の恩人だと助けてくれていたのだ。
その全てを思い出したこと、救ってくれた感謝を綴り、大家に手紙を送った。

 

ドンウンは大学で建築の勉強をしていた。
火傷の痕にはタトゥーを入れた。


ヒョンナムはお惣菜屋を開店していた。
ある日、ドンウンから「お手伝いさんを求む」とメールが来て、嬉しそうに赤い口紅をつけて出かける。

ヨジョンはジサン刑務所の医務官となっていた。
ドンウンはジサン刑務所の「読書討論プログラム」の講師としてやって来た。

ジサン刑務所に移監されたカン・ヨンチョンは、目の前に現れた医務官ヨジョンを見て、呆然とする。


ドンウンとヨジョンは、お互いに「愛してる」と言いながら、共にジサン刑務所へと足を踏み入れる。
カン・ヨンチョンへの復讐劇が始まった。
そして、晴れていた空が急に曇りだす。。