もくもくぅと韓ドラ

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Netflix韓国ドラマ「ヒーローではないけれど」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ヒーローではないけれど」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第6話

前話はこちら↓

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体育倉庫から助け出されたダヘは、ギジュが目を離した隙に逃げ出し、“宮殿サウナ”に戻った。
詐欺一家のヒョンテに、超能力一家の話が本当だと力説するが信じてくれない。
ヒョンテ「超能力なんて分からないが、ヤツを騙して“救う”と言わせたなら成功だろ?それともヤツに本気だからやめようとしてる?」
ダヘ「これ以上あの家にいても意味がない。私がやるから母さんは何もしないで。」
ヒョンテ「それはつまり、戦略的撤退?」
ダヘ「そう」
イロン「そうか。。。」

ギジュは担任からイナの様子を聞く。
ヘリムに親切にしてもらっていて、一緒にダンスクラブに入った。
あげた腕時計は誕生日プレゼントのようなので、心配することはないと。
しかし、もっとイナと話をするべきだと担任に言われた。
帰りの車内でギジュはイナに話しかけるが、イナはスマホに夢中。
ヘリムからメッセージ。
ヘリム「先生が奪ったのか?って。友情は偽物?」
イナ「ごめん、おとうさんのせい」
ヘリム「びっくりした!誤解だよね?」
イナ「うん、もちろんだよ」
イナはギジュに「今さら何を話すの?考えもなしに作った子供だもんね。おばさんは?学校に来てた。おばさんと話す。」と言い放った。
何も言えないギジュ。

ギジュはダヘが部屋にいないので、“宮殿サウナ”やって来た。
イロンに「私の過去をダヘの重荷にしたくなかったのに、泥棒扱い?ほっといて、ダヘのことも。」と言われてしまう。
ダヘを捜しているとヒョンテに呼び出され、殴られるのかと身構えると、ダヘの居場所を教えてくれた。

ギジュとダヘはカフェで話す。
ギジュ「腕時計泥棒はイナだった。誕生日の友達に贈ったようだが、なぜそこまでしたのか引っかかる。イナと話してほしい。」
ダヘ「自分の娘でしょ?自分でどうぞ。ここまでに。私の未来を他人が先に見るなんて嫌なの。今のあなたじゃなくて別のあなたが急に現れるのも、忘れたい過去までのぞかれそうなのも不安。正直、お宅で起こる出来事についていけない。私は普通、いや、普通以下の人間なので家族になれない。」
ギジュ「戸惑うのは分かるけど、君が超能力を復活させた。その超能力で俺が君を救うわけだし。」
ダヘ「こうして私は生きてるのに、救うだなんて変だ。勘違いだった。私を救ったのはあなたじゃない。イナが生まれた時間に戻れない、それが証拠。」
ダヘは別れを告げ、ポク家から手を引いた。

ギジュはジムへ行き、運動をし始めた。
あまりにも珍しいことなので、驚いたドンヒはマヌムに電話で報告した。

ギジュは自室のカーテンを開け、酒瓶で散らかる部屋を片付け始めた。
あまりにも珍しいことなので、スングンは喜んで片付けを手伝った。

ギジュは早く起きて、イナの朝食を作り始めた。
あまりにも珍しいことなので、イナはドン引きした。

ギジュは“宮殿サウナ”へ行き、ダヘやイロンの仕事を勝手に手伝おうとしたり、手首を痛がるイロンに湿布を渡したり、掃除をしたり、まとわりつく。
困惑するダヘはギジュを追い払うが、「頼むから帰って!」と言ってもおかまいなし。
呆れたダヘが「どうすれば帰る?」と聞くと、「一緒なら帰る」とギジュ。

ダヘはイナを迎えに行きカフェで話す。
イナ「お父さんに余計なこと言ったでしょ!?詐欺師だってバラすよ!」
ダヘ「何も言ってないよ。超能力者じゃなくても分かる。娘が心配だったからよ。」
ダヘ「コ・ヘリムだけど、合わせようと無理してない?」
イナ「…違います…」
ダヘ「心が読めるのはいつから?」
イナ「結構前から。」
ダヘ「なぜ隠すの?」
イナ「…」
イナ「家にはいつ戻るんですか?」
ダヘ「心を読まれたら詐欺は働けない。」
イナ「計画を変更するんです。後見人になれる可能性は低いから超能力で稼げば?見せ物にするとか。」
ダヘ「ありがとう、家族を差し出してくれて。」
イナ「秘密は守って。」
ダヘ「いつまで隠すの?人の心が読めるなんて怖いよね。嫌なことも聞こえちゃう。でも1人で抱えてると自分がつらくなる。」
イナ「私の心がわかるの?」
イナはメガネをずらして、いたずら顔でダヘの顔を覗き込む。
手で目を隠したダヘ「ごめんごめん、わかったようなことを言ってごめん!」
イナ「じゃあ、家でね〜」
イナは立ち去ってしまった。

ダヘはギジュにイナのことを「いじめじゃないから見守って。初めての友達に尽くしたかったみたい。誕生日をろくに祝われたことがなくて気負いすぎたのかも。」と報告。
立ち去ろうとしたダヘに、ギジュは「今回の件は君のおかげで知った。君といた時間(キスした時)にイナを見た。ともかく、君がイナの元に連れて行ってくれた。君の助けがあれば、生まれた時間にも行けそう。だから一緒に帰ろう。」と言った。
「イナをよく見て。腕時計は氷山の一角にすぎないかも。私じゃなくて父親が見守らなきゃ。」とダヘ。
ギジュ「父親ってどうするものなのか…」
ダヘ「私も知りません。父親に恵まれなかったから。」
ダヘは車を降りて立ち去った。
ギジュは立ち去るダヘの後ろ姿に「イナの生まれた時間を取り戻す!そして君を救ってみせる!」叫んだ。

翌日、ギジュは朝からジョギングにでかける。
ダヘのおかげ前向きになったと喜ぶスングンだったが、マヌムはしかめっ面で不機嫌。
ダヘがいなくなり、また眠れなくなってしまったのだ。
「魂胆がバレたと思って逃げたのよ!追い出す手間が省けてちょうどよかった!」と憎まれ口を叩きながらも、ダヘのことが気になるのか、「ドンヒにこっそり調べさせて」とスングンに指示した。

ドンヒは“宮殿サウナ”に客として忍び込む。
イロンの動向を見張っていると、グレースが現れた。
しかし、ドンヒからは肝心の顔が見えず、グレースと断定できない。
イロンはドンヒがいることに気づいており、グレースに「あっちへ行け」と合図を送る。
ドンヒはイロンを問い詰めるが、イロンに体をジロジロ見られ、「左利きを右利きに変えた」とか「左ふくらはぎが攣りやすい」とか「肩の高さが違う」とか「骨盤が歪んでる」とか「リンパに流れが悪い」とか、体の問題を見抜かれる。
ドンヒは「3キロ落としてあげる」と言われ、イロンのマッサージを受けることに。
ゴッドハンドのような極上のマッサージを施され、ドンヒは本当に体がすっきりして少し細くなり大喜び。
支払いにカードを差し出すドンヒに、「サウナは現金が基本だよ。お代は結構、帰ったらお母さんに伝えて。“正式に結婚させないならダヘは二度と行かせない”って。」と言った。
バレてることに驚くドンヒ。

ドンヒは帰宅して家族に報告。
「私にビルを渡すまいと、私の結婚を阻もうと、グレースが画策している。」と伝え、イロンとグレースが繋がっている可能性を示唆。
それを受けて、マヌムは、「ダヘのことを信用しすぎた」と、自身の夢をも否定し落ち込む。
しかし、ギジュは「母さんの夢は間違ってない」と言って、みんなの前で過去へ行ってみせ、能力が戻ったことを明かした。
驚く家族。
「ダヘといた時間にだけ戻れる。母さんがダヘの夢だけを見るように。」とギジュ。
スングンは「ダヘが現れたことで、家族全員に何かしらの変化が見られている。イナにも変化が起こり始めているのではないか。」と言った。

イナはダンスクラブのメンバーと遊園地。
1人でモジモジしていると、ジュヌがイナの手を取り一緒に写真を撮ってくれたり、綿あめを買ってきてくれたりする。
嬉しいイナ。
しかし、ヘリムから「ジュヌに告白するから、メリーゴーランドまで連れてきて」と頼まれてしまった。
イナは言われた通りジュヌを連れて行き、メリーゴーランドの前で、ジュヌと一緒にヘリムを待つ。
すると、ジュヌがイナに告白した。
どうしていいか分からないイナ。
その様子を、ヘリムは憎々しく見ていた。

ギジュは頻繁に“宮殿サウナ”に出向き、ダヘにつきまとっていた。

スングンは、まったく気は乗らないマヌムを連れて“宮殿サウナ”にやって来た。
スングン「家長として正式にご挨拶に参りました!」
イロン「大事なのは心です。奥様はその気もないのに来たのか、苦い顔をなさってますね。」
スングン「それは誤解です。近頃眠れていなくて。」
イロン「娘さんに言付けを頼んだのに。結婚させないならダヘは行かせないと。」
スングン「大事なのは心です。相思相愛なのに引き離すわけにはいきません。」
イロン「そうですね。引き離してもくっついて離れません。息子さんがね。中へどうぞ。」

厨房に入ってみると、ダヘを手伝って、大量のニンニクの皮をむいているギジュ。
まさかギジュの方からダヘにつきまとってるとは!
マヌムは驚いてフラついてしまった。
休憩室に案内されるが、そこで休むことを拒否するマヌム。
帰るならギジュを連れて帰ってと言われ、頭にきたマヌムは「婚姻届を出します。判は押してあります。」と言ってしまった。
イロンは、マヌムの体をジロジロ見た。

しばらくして休憩室から出てきたイロン。
マヌムはイロンのマッサージを受け、熟睡してしまった。

ダヘとイロンとギジュとスングンはマヌムが眠ている間、一緒に食事をする。
親同士で結婚話をまとめたと報告され困惑するダヘ。

目覚めたマヌムがスングンを呼ぶ。
マヌムは、ダヘの夢を見たとだけ告げて、怒った表情で立ち去った。

帰宅したマヌムはギジュに、二度と“宮殿サウナ”に行かぬよう警告した。
ギジュは「見たいものがあるので、自分の目で確かめたい」と言って聞かなかった。

マヌムが見た夢は、ギジュとダヘの実に素敵な結婚式だった。

翌日、ギジュは正装して、花束を持ってダヘの元へ行き、そのことを伝えた。
驚くダヘ。
ギジュ「驚くこと?俺が婚姻届を持ってきた時から、こうなるのは分かってたよね?」
ダヘ「本当に奥様が見たんですか?結婚する夢を?」
ギジュ「未来は定まった。俺は楽しみです。ダヘさん、受け入れて。」
ダヘ「私が拒んだら?救う必要はないと言ったはず。あなたに救われなくてもこうして生きてる。」
ギジュ「君が生きてるから、俺も生きられる。君が生きてるのはいつか俺が君を救う証拠だ。君が生きてそばにいる。これ以上に、確かな希望はないと思う。その希望を糧に生きます。定まったとは言え、待ってるだけじゃ未来は来ない。だから今、できることをします。それが結婚でも恋愛でも。」
ギジュはダヘの手に花束を持たせた。

詐欺一家は、「500億ウォン!」とみんなで乾杯。
計画成功にお祝いムードの中、1人、浮かない表情のダヘ。
イロンは「気乗りしないなら、今回はやめてもいい。私と別れる日は遠ざかるけどね。実を言うと、私もあんたと別れがたい。長い年月を積み重ねてきた。あんたの生命保険料も毎月積み重なってる。」と声をかけた。

ポク家の庭園で結婚式が開かれる。
スングンはいまだ迷いの中にいるダヘに声をかける。
「妻の予知夢が現実になるのを見てきたが、自然となったわけじゃない。夢を実現する人が必要だった。妻には私が、ギジュにはあなたが必要です。ポク家の一員になるとはどういうことか聞いてほしい。」と。

支度をしていたギジュに、マヌムが声をかける。
「少し痛むはずよ。どこかに至るためには経なければならないこともある。絆創膏を剥がすのと同じ。すぐに終わる。」と。

イナはヘリムからゴールドのスニーカーと腕時計を返された。
「イナが分からない。私だけ見透かされてるみたい。何だかゾッとする。」と言われてしまった。
帰宅して金庫室に腕時計を戻していると、マヌムに見つかってしまう。
マヌム「お父さんが結婚するせい?父親が奪われそうで?とにかく安心して、奪われることはないから。」

ポクズジム。
ドンヒは「今日は弟の結婚式。結婚詐欺の証拠を掴んだから、ぶち壊さないと。女の部屋で見つけたの、麻薬。。」とグレースにカマをかける。
するとグレースは「麻薬?睡眠薬ならともかく」と口を滑らせてしまった。

ドンヒは自宅へ走り、ダヘの部屋から証拠を探す。

グレースも慌てて後を追いかけ、バレたことをイロンに伝えようとするが、
マヌムに見つかってしまい、なんとか誤魔化す。
マヌムは「あなたのことを夢で見た」と言う。

ウェディングドレスのダヘが登場。
その美しさに息を飲むギジュ。
手を差し出すギジュ。
ダヘはさきほどスングンから聞いた話を思い出す。
「ギジュの能力は、ある時を境に失われたんです。人生で最も幸せな時間でした。イナが生まれた時間。あの時間はギジュに希望を与えた。だが、希望はたちまち絶望へ。ギジュの幸せな時間は怪物と化し、ギジュを飲み込んだ。嫌でも引き戻されました。昼夜を問わずひっきりなしに。ギジュはどこにもいなかった。現在では絶えず過去に囚われ、過去では何にも触れら得れない幽霊のような存在だった。ついには、その時間の病室のドアはダヘさんと同じです。鮮やかに彩られた希望。今度希望を失ったら、立ち直れないでしょう。」

ドンヒはダヘの部屋のトランクから、指輪を見つけた。
マヌムに報告すべく急いで向かうと、追いかけてきたグレースと鉢合わせ。
グレースはドンヒの行く手を阻み、2人は揉み合いになる。
すると、ドンヒが勢い余って、階下へ落ちてしまった。
幸い、寸でのところで飛行能力が現れ、墜落を回避したドンヒ。
それを見たグレースは驚く。

罪悪感に苛まれたダヘは、ギジュの手を振り払い、
大きな声で「私は詐欺師です!ギジュさんは母が選んだ3番目のカモ!ギジュさんが海に入った時が絶好のチャンスだった!イナをつけてた怪しい男は私の仲間です!奥様のお茶に入れたのは睡眠薬でした!奥様は未来が見えるからご存知でしたよね?ごめんなさい。あなたは私を救えない。」と洗いざらい打ち明けて立ち去ってしまった…

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